JP4259816B2 - 情報提供システム - Google Patents

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JP4259816B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報提供システムに関し、より詳細には、サーバーと端末から構成される情報提供システムであって、放送と通信との両方の機能を備えた情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のデジタル放送技術の発展とともに、衛星回線やCATV回線などによる新たなデジタル放送サービスが提供されるようになってきた。加えて、現在の地上アナログ放送に代わる新しい放送方式である地上デジタル放送に関する準備も進んできている。放送をデジタル化すると映像品質が向上し、多様な情報を提供することができるが、チャネル数と番組数との増加につれて、番組サービス提供側、すなわち映像制作提供側の負担も増大する。
【0003】
今後、放送される映像コンテンツを魅力的なものにするか、タイムリーな映像コンテンツを如何にして迅速に製作し提供するかが重要になってくる。
【0004】
一方において、情報化社会の急速な発展を背景にして、インターネット回線、電話公衆回線などの通信型ネットワークの整備が急速に行われ、これらの回線を介して多様な情報が流通し、非常に大きな情報提供システムを構築している。利用者はデスクトップ型パーソナルコンピュータなどの固定情報端末や、携帯電話又はPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯情報端末などを利用して、多種多様な情報をタイムリーに取得することができるようになってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記放送サービスによる情報提供システムは、大量のデータを多数のユーザに同時に提供できる利点を有している。一方、通信型ネットワークによる情報提供システムは、ユーザが所望する特定の情報に対してインタラクティブにアクセスできるという放送サービスとは異なる利点を有している。
【0006】
特開平9−162818号公報においては、TV番組と連携したネットワークサービスが提案されている。上記公報においては、TV映像信号にTV放送番組に関連したネットワークサービスのURL情報を含む信号を多重化して伝送する。受信機がこの多重化信号を受信し、URLにより特定されるサーバーにインターネット経由で接続し、サーバーのホームページを閲覧することができるサービスが開示されている。このサービスにより、使用者がTV放送番組を視聴しつつTV放送番組に関連した所望のネットワークサービスを取得することができる。
【0007】
ところで、タイムリーな映像コンテンツを作製するためには、素材データの入手という点で問題がある。例えば、災害などの緊急事態が発生した場合に、放送局などコンテンツ作製者が実際に現地に出向き、素材映像を撮影し編集する必要があり、その後でなければ、コンテンツを放送できなかった。すなわち、魅力ある映像コンテンツを迅速に提供しようとしても、必要な最新映像素材などの入手に時間を要してしまう。
【0008】
また、ユーザは多様なニーズを有しており、これらの多様なニーズに応えるコンテンツを提供していくためには、多種多様な素材データが必要となり、大量のデータを配信する必要が生じる。
【0009】
通信型ネットワークと放送(ブロードキャスト)とを連携させたサービスに関する新たな問題として、ネットワークトラフィック(輻輳)とサーバーの負荷に関する問題がある。TV番組にURLが付加されて提供されると、放送を視聴している多くの人がほぼ同時に指定された同じURLにアクセスする可能性が高い。その結果、URLサーバーが非常に混み合い、コンテンツを取得するのに非常に時間を要したり、場合によっては必要なコンテンツを取得することができなかったりするという場合もある。
【0010】
特開平11−316761号公報には、放送先行受信型サーバーシステムが開示されている。このシステムは、URLを付加したTV番組の放送に先行してプロキシ(Proxy)サーバーなどのキャッシュ機能を備えるキャッシュサーバーにコンテンツを格納する。このシステムにより、URLサーバーの付加を低減し放送番組のURLコンテンツを閲覧しやすいようにしている。
【0011】
しかしながら、上記システムは、キャッシュサーバーを利用するユーザのみが利用できるものである。加えて、ユーザの閲覧要求が少ないコンテンツに関してもキャッシュしてしまうため、通信コストが増大するなどの問題がある。
【0012】
本発明は、ユーザの多様な要求にタイムリーに応えるコンテンツ製作が可能な情報サービスシステムを提供することを目的とする。また、ネットワークやサーバーの負荷を軽減した新しい情報サービスシステムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、複数の情報提供端末と、表示部を有する複数の配信先端末と、前記情報携帯端末及び前記配信先端末とそれぞれ関連付けされたサーバーとを含む情報提供システムであって、前記サーバーは、複数の前記情報提供端末から送られた情報データに基づき、第1の情報データと、該第1の情報データとは異なる第2の情報データとを製作するデータ製作部と、前記第1の情報データをブロードキャストする放送部と、前記配信先端末を第1の基準によりグループ分けするグループ管理部と、前記第2の情報データを前記グループのいずれかに属する配信先端末に対してマルチキャストする配信部と、を備えていることを特徴とする情報提供システムが提供される。
【0014】
上記情報提供システムによれば、2種類の情報データのうちの一方をブロードキャストするとともに、他方を前記第1の基準によりグループ分けされた特定されたグループに属する配信先端末にのみ配信することができる。
【0015】
前記情報提供端末は、情報を取得するための情報取得部と、該情報取得部により取得されたメインデータと、該メインデータに関連する関連データと、のうち少なくとも一方を前記サーバーに送る送信部とを有するのが好ましい。メインデータは、例えば、映像撮影部により撮影された映像データであり、関連データは、例えば、上記映像データと関連するコメントなどのデータである。
【0016】
前記第1の基準は、前記第1の基準は、前記第2の情報データと関連する前記複数の配信先端末の特徴情報に基づいて決められる基準であるのが好ましい。
【0017】
特徴情報は、例えば、前記第2の情報データと関連する前記複数の配信先端末の現在位置情報と、或いは、前記配信先端末における既登録情報と、の少なくともいずれか一方を含むのが好ましい。現在位置情報に基づく第2の情報データは、例えば地域的な特徴情報(地域に密接に関連した情報)である。既登録情報に基づく第2の情報データは、例えば、予め、ある特徴に基づいた集団として登録されているグループに関連する情報(社会的又は組織的な情報)などである。
【0018】
本発明の他の観点によれば、複数の配信先端末に対して第1の情報をブロードキャストするブロードキャスト機能と、前記複数の配信先端末中から第1の基準により選択されたグループに属する配信先端末に対して前記第1の情報とは異なる第2の情報をマルチキャストするマルチキャスト機能と、を有するサーバーを備えた情報提供装置が提供される。
【0019】
本発明の別観点によれば、情報データを表示する情報表示部と、ブロードキャストされた第1の情報を受信するブロードキャスト情報受信機能と、マルチキャストされた前記第1の情報とは異なる第2の情報を受信するマルチキャスト情報受信機能と、前記第1の情報と前記第2の情報とを前記情報表示部に表示させるための制御を行う画面表示制御部とを有する配信先端末が提供される。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について説明する前に、発明者が行った考察についてまず説明する。
【0021】
発明者は、ブロードキャストする第1の情報データと通信型ネットワークを利用して提供する第2の情報データとのうち、第2の情報データに関しては、情報提供者側が予め情報提供対象者の範囲を予測してグループ分けし、特定のグループ内の情報提供対象者に対して第2の情報データをマルチキャストすることを思い付いた。
【0022】
第2の情報データの配信対象を、例えば第1の情報データとの関連において情報要求をされる可能性が高いと予測されたユーザに絞ることにより、ネットワークトラフィックとURLサーバーの負荷とを軽減することができる。情報要求をされる可能性が高いと予測されたユーザに対してのみ第1の情報データとともに第2の情報データをマルチキャストしておけば、情報提供効率をも向上させることができる。
【0023】
上記考察に基づき、以下に図面を参照して本発明の実施の形態による情報提供システムについて説明する。
【0024】
まず、本発明の第1の実施の形態による情報提供サービスについて図1を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態による情報提供システムの構成例を示す図である。
【0025】
図1に示すように、本実施の形態による情報提供システムは、例えば、放送サービスと通信サービスとを行う情報提供サーバー100と、サーバー100に対して情報を提供する多数の情報提供端末120と、サーバーからの情報を提供する放送サービスエリア130内に含まれる多数の情報配信先端末128とを含む。
【0026】
サーバー100と情報提供端末120及び情報配信先端末128とは、例えば、インターネットや電話回線などに代表される通信ネットワーク網127を介して関連付けされている。放送サービスエリア130内では、サーバー100から放送される、例えば地上波デジタル放送サービスを受信可能である。
【0027】
尚、図1においては、情報提供端末120と配信先端末128とが別の端末である例を示したが、情報提供端末120と配信先端末128とが同じ端末であっても良い。
【0028】
情報提供端末120は、例えばCMOSやCCD固体撮像素子を用いたデジタルカメラなどの撮像装置により構成される映像撮影部125と、映像撮影部125により撮影された映像データを格納する映像データ格納部124と、を有している。さらに、情報提供端末120は、撮影され格納された映像データに関連データを格納する関連データ格納部123を有している。
【0029】
映像提供端末120に設けられている操作部126であって各種の操作ボタンなどを有する操作部126から、映像データと関連データとの追加、削除又は編集などの処理が可能となっている。関連データ中には、映像データを撮影した日時、場所、撮影者、端末アドレスなどのデータであって、映像提供端末120が備える機能により自動的に生成することが可能なデータと、使用者が操作部126より入力することにより生成することが可能なコメントデータなどとが含まれる。
【0030】
これらの映像データと関連データとは、複合データ送信部122により合成されて複合データを形成し、ネットワークインタフェース121とネットワーク網127とを介してサーバー100に送信される。
【0031】
サーバー100は、情報提供端末120からネットワーク網127を介して送られてくる複合データを受信するためのネットワークインタフェース101と、受信した複合データに基づき映像データと関連データとを分離しデータをそれぞれ取得する映像データ取得部103及び関連データ取得部102と、映像データと関連データとをそれぞれ格納する映像データDB105及び関連データDB104とを備えている。
【0032】
メインデータ製作部107は、映像データDB105と関連データDB104とにそれぞれ格納されたデータをもとに放送用の番組を編集・製作し、メインデータ放送部108からアンテナを介して放送サービスエリア130に向けて放送(ブロードキャスト)する。
【0033】
サブデータ製作部106は、映像データDB105と関連データDB104とにそれぞれ格納されたデータを元にして、上記放送用の番組に対応した放送関連データを編集・製作し、マルチキャストネットワークインタフェース110からネットワーク網127を介して放送サービスエリア130にマルチキャストする。
【0034】
放送サービスエリア130内の多数の配信先端末128は、予めサーバー100内に設けられているマルチキャストグループ管理部109においてマルチキャストグループアドレス毎に管理されている。放送サービスエリア130内の配信先端末128は、マルチキャストグループアドレスを宛先アドレスとしてマルチキャストグループ129にグループ分けされている。上記放送関連データは、マルチキャストグループ129単位で配信先端末128に対して送信される。
【0035】
尚、マルチキャストグループ129のグループ分けの基準に関しては、必要に応じて変更可能である。例えば、ブロードキャストする放送用の番組内容によって、マルチキャストするグループ分けの基準を変更したい場合も生じる。かかる場合には、マルチキャストグループ管理部109により管理されているマルチキャストグループアドレスを、グループ登録部131により変更することで、グループ分けの更新・新規登録などの処理を行うことができる。もちろん、同じ番組でも時間帯などによってマルチキャストするグループを変更したり、グループ分けの基準を変更したりすることも可能である。
【0036】
尚、図1に示す構成例では、映像データと関連データとを、映像データDB105と関連データDB104とに分けて格納しているが、1つのデータベースDB内に両方のデータを格納することも可能である。
【0037】
また、本実施の形態による情報提供システムにおいては、多数のネットワークアドレスを必要とするため、通信プロトコルとして、ほぼ無数のアドレス(128ビット)を扱うことができる方式を採用するのが好ましい。このような方式としては、IPv6などが存在する。IPv6には、マルチキャストの転送対象範囲を場所、地域、グループなど特定の領域に限定する機能が組み込まれているため、より効率的なマルチキャストが可能となり、帯域使用率の低減を図ることも可能となる。
【0038】
次に、本実施の形態による情報提供システムの具体的な運用例について、図1に加えて、図2から図4までを参照して説明する。図2は各種の情報を収集し収集した情報を、サーバーを介して配信先端末に送る多数の情報提供端末120のそれぞれにおける処理内容を示す模式的な図である。
【0039】
図2に示すように、情報提供端末120に備えられた表示画面200に、映像撮影部125により撮影された撮影映像201と、撮影映像201の第1関連データ202と第2関連データ203とが表示されている。
【0040】
第1関連データ202は、撮影画像201の撮影日、時刻、撮影場所、撮影者等の情報が記載される。第1関連データ202は、情報提供端末120が備えるカレンダー機能、時刻機能、或いはGPS機能などの位置検出機能に基づいて自動的に生成可能である。ここでは、所定の日時に、幕張2丁目において幕張太郎が撮影した旨が、テキストデータにより表示されている。
【0041】
第2関連データ203は、情報提供者(情報提供端末の使用者)が、操作部126により入力したコメント情報である。撮影映像201は、映像データとして映像データ格納部124に格納される。関連データ202、203は、テキストデータ或いは静止画データとして関連データ格納部123に格納される。ここでは、コメントとして、千葉市幕張近辺における台風の状況が、テキストデータにより表示されている。
【0042】
複合データ送信部122において、映像データと関連データ(テキストデータ)とが複合されて形成される複合データに変換され、ネットワークインタフェース121からネットワーク網127に向けて送信される。
【0043】
尚、図2に記載されている関連データの情報内容は例示でありその他の情報を含ませることもできる。テキストデータ以外のデータを含んでいても良い。また、複合データ送信部122によるデータの複合化処理を行わずに映像データのみを送信することも可能であり、その他、種々のデータの組み合わせに関する変更が可能である。
【0044】
図3は、サーバー100における処理の流れを模式的に示す図である。図3に示すように、情報提供端末120からネットワーク網127を介して送信された複合データは、ネットワークインタフェース101において受信される。次いで、映像データ取得部103と関連データ取得部102により、複合データから映像データ201と第1及び第2の関連データ202、203とが取り出され、映像データDB105と関連データDB104とにそれぞれ格納される。
【0045】
次いで、メインデータ製作部107において、映像データ201を用いて放送番組300が製作され、サブデータ製作部106において第1及び第2の関連データ202、203を用いて、放送番組300に対応した放送関連データ301が製作される。
【0046】
尚、メインデータ製作部107が関連データDB104内に格納されている第1及び第2関連データ202、203の一部又は全部を利用し、或いは、サブデータ製作部106が映像データDB105内に格納された映像データ201の一部又は全部を利用することも可能である。放送番組300は、メインデータ放送部108によって放送、例えばブロードキャストされ、この放送サービスに合わせて放送関連データ301がネットワーク網127にマルチキャストされる。
【0047】
放送番組300と、放送関連データ301とは、タイミングを合わせて(同期を取って)送られるのが好ましい。もちろんタイミングを意図的にずらして送ることも可能である。例えば、サーバー100内にタイミング調整回路を設けることにより、放送番組300と放送関連データ301とを同期して送ることも、意図的にタイミングをずらして送ることも可能となる。
【0048】
図4は、配信先端末128であって第2の情報(放送関連情報301)の配信対象としても選択された配信先端末128における動作の流れを模式的に示した図である。適宜図1も参照して説明する。尚、一般的に、第1の情報はブロードに(不特定な範囲に)放送されるのに対して、第2の情報は、不特定な範囲中のある条件に基づいて選択されたマルチキャストグループ内の複数の配信先端末に対してのみ送られる。
【0049】
配信先端末128は、図4に示すように、サーバー100からの放送サービスを受ける放送受信部401と、通信ネットワーク網127にアクセスしマルチキャストされた関連データを受信するネットワークインタフェース402と、受信した放送番組と関連データとを配信先端末128に設けられた表示画面403に表示させるための制御処理を行う画面表示制御部404とを有する。
【0050】
放送受信部401で受信した放送番組300の内容とサーバー100からマルチキャストされた放送関連データ301との両方の情報が、表示画面403に表示される。
【0051】
配信先端末128を利用する複数のユーザ(マルチキャストグループに属する)は、表示画面403に表示された放送番組(第1の情報)300とこれに関連する放送関連データ(第2の情報)301とを同一表示画面上において見ることができる。
【0052】
一般的に、同一のマルチキャストグループに属するユーザは、例えば一定範囲内の地域の住民であったり、或いは同じ嗜好を有するグループであったりするため、同一の表示画面を同じ時期に見ると、お互いの情報を共有することができる。マルチキャストする範囲は放送範囲よりも狭いため、ネットワークにおける輻輳を防止することができる。同一のマルチキャストグループに属するユーザが共有化された情報を見ると、ユーザ同士が後にその件に関してお互いに連絡を取り合う場合にも便利である。
【0053】
以上、本実施の形態による情報提供システムによれば、多数の情報提供端末から情報を得ることができるため、最新の素材を迅速かつ大量に入手することができる。従って、タイムリーに、かつ、ユーザの多様な要求に応えるかたちでコンテンツの製作が可能となる。さらに、マルチキャストによりTV放送の関連情報を配信先端末に送るため、従来のURLアクセスによる一時的なサーバーの混み合いが緩和され、ネットワークトラフィック負荷の軽減と通信コストの低減が可能になる。魅力的なコンテンツに関連した多種多様な情報を提供することができる。
【0054】
図4に示す画面制御表示部404の動作に関して、図10を参照してより具体的に説明する。適宜図4を参照する。
【0055】
図10(A)から図10(C)までに示すように、配信先端末128中の画面表示制御部404は、放送番組300と放送関連データ301との表示位置を、ユーザが自由に変更できるレイアウト変更機能を有している。例えば、図10(A)と図10(B)とに示すように、放送番組300と放送関連データ301との表示位置(配置)を上下入れ替えることができる。また、図10(C)が示すように、一方の表示領域のサイズ、例えば放送関連データ301の表示領域のサイズを大きくすることも可能である。
【0056】
このようなレイアウト変更機能を備えることにより、配信先端末128のユーザは、ユーザ自身の好みに応じて、或いは見やすい位置に、放送番組300と放送関連データ301とを配置することができる。レイアウト変更機能は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)におけるマルチタスク時の表示画面の変更と同様の機能により実現することもできる。尚、この機能を用いれば、ユーザが注目するデータを大きく表示することが可能となる。
【0057】
本実施例によれば、使用者が自分の注目するデータをより大きく表示できるなど、配信先端末使用者がレイアウトを自由に変更(カスタマイズ)することができ、端末によるサービスにおける視認性、利便性を向上させることができる。
【0058】
次に、図4に示す画面制御表示部404が有する別の機能に関して、図11を参照して説明する。図11(A)及び図11(B)は、ユーザが使用している配信先端末128の表示画面403の形状に応じて、放送番組300と放送関連データ301との表示レイアウトを自動的に変更することができる機能を説明するための図である。
【0059】
配信先端末128は、その表示画面403を図11(A)に示す縦方向に複数の表示画面が配置される縦表示(A)と、横方向に複数の表示画面が配置される横表示(B)と、のそれぞれに設定を切り替えることができる表示切り替え機能を有している。
【0060】
図11(A)に示す縦表示設定に切り替えた場合は、放送番組300と放送関連データ301とを縦方向に連なるように並べて表示させ、図11(B)に示すように横表示設定に切り替えた場合には、放送番組300と放送関連データ301とを方向に連なるように並べて表示させると、ユーザにとって画面を見やすくすることができる。
【0061】
同じ配信先端末128を、表示画面が縦長又は横長の状態にしてなるように端末の表示部を回転させて見る場合にも、表示切替機能があると便利である。この場合に、単に表示部を90度回転させただけでは、表示画面内の放送番組(映像データ)300や放送関連データ(テキストデータ)301の表示も90度回転してしまうため、ユーザにとって見づらくなる。そこで、表示部403が回転しても表示の天地は変化しないように調整する。
【0062】
尚、この表示切替機能は、配信先端末128の表示画面が縦長の場合には縦表示に、横長の場合には横表示に自動的に切り替えられるように構成しても良いし、ユーザが配置を任意に切り替えることができるスイッチを設けても良い。
【0063】
以上説明したように、配信先端末128の表示画面403の形状に合わせて自由に表示レイアウトを変更する表示レイアウト自動変更機能により、表示画面403を有効に活用できる。
【0064】
さらに、表示レイアウト自動変更機能に関する別の機能例に関して図12を参照して説明する。図12に示す表示例と自動変更機能は、放送番組300と放送関連データ301とに関しての受信が有るか否かにより、表示レイアウトを自動的に変更する機能である。
【0065】
図12(A)は、放送番組300だけを受信した場合の表示例であり、表示画面403の全面に放送番組300が表示される。この状態は、例えばブロードキャストされる第1の情報を受信することができる範囲内に存在する端末であるが、第2の情報を受け取る範囲として予め指定されているマルチキャストグループ内に入っていない端末か、或いは、送られてくる第2の情報が存在しない場合に生じうる。
【0066】
いずれの場合であっても、マルチキャストグループ内の端末として指定されるか、或いはマルチキャストグループ内の端末であって新たに送るべき第2の情報が発生した場合には、放送関連データ(第2の情報)301を合わせて受信することによる。図12(B)に示すように、放送番組300の表示領域が縮小され、放送関連データ301も表示される。この機能を用いると、それぞれのデータ300、301に関する受信の有無に基づいて、それぞれのデータ表示を可能な限り広い範囲で表示できるようになる。
上記の機能を用いて2以上のデータを表示すると、どうしても1つのデータの表示領域は狭くならざるを得ない。そこで、以下に説明する機能を設けても良い。
【0067】
図13は、画面制御表示部404に設ける機能に関する別の例であって、放送番組300と放送関連データ301とを重ね合わせて表示した例を示す図である。図13に示す表示画面403には、放送番組が全面に表示されているが、そのうちの下の領域に余白があり、この余白部分に放送関連データ301を重ね合わせて表示させている。この重ね合わせ表示機能により、複数の表示データがある場合でも、放送映像を表示画面403の全面に表示することもできる。
【0068】
上記実施例によれば、配信先端末の表示画面を有効に活用したデータ表示が可能となる。
尚、以上に説明した画面制御表示部404のレイアウト変更機能に関しては、それぞれの機能のうちから任意に選択された機能を組み合わせて構成することも可能である。
【0069】
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態による情報提供システムにおいて、多数の映像提供端末120から、例えば最新の映像情報とその関連情報とを大量に入手することができるため、タイムリーに、かつ、ユーザの多様な要望に応えるように、映像コンテンツとその関連データとを取得し、これらのデータをユーザの要望に応える形で提供することができる。
【0070】
さらに、TV放送(映像情報)の関連情報は、マルチキャストによりある限定された範囲(グループ)内の端末に対してのみ提供されるため、全てのURLに関連情報を配信する場合と比較して、ネットワークの輻輳を緩和することが出来る。
【0071】
従って、TV放送に付加された従来のURLアクセスよる瞬間的なサーバーの輻輳状態が緩和され、ネットワークトラフィック負荷と通信コストとが軽減される。尚、マルチキャストアドレスを特定の領域に限定する機能が組み込まれているIPv6を適用することにより、帯域使用率のより一層の削除を図ることが可能となる。
【0072】
次に本発明の第2の実施の形態による情報提供システムについて図面を参照して説明する。
【0073】
サーバー100内のメインデータ放送部108(図1)と配信先端末128の放送受信部401(図4)の構成に関して、図5及び図6を参照して詳細に説明する。
【0074】
図5はメインデータ放送部108の構成例を示す図である。図5に示すメインデータ放送部108は、映像データを例えばMPEG形式にエンコードするMPEGエンコーダー501と、地上デジタル放送の技術規格ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)で適用される多数の搬送波(キャリア)を多重する変調方式である直交波周波数分割多重(OFDM)変調を行うOFDM変調部502と、OFDM変調された信号を放送電波として送信するRF部503とを有する。
【0075】
図6は配信先端末128中の放送受信部401(図4)の構成例を示す図である。図6に示すように、放送受信部401は、放送電波を受信しチューニングするRF部601と、OFDM復調を行うOFDM復調部602と、復調された信号をMPEGデーコードし映像データを取り出すMPEGデコーダ603とを有する。
【0076】
メインデータ放送部108と放送受信部401とにより、地上デジタル放送の送受信が可能となる。地上デジタル放送は、ビルによる反射など複数の伝播経路(マルチパス)によるゴースト妨害を抑制することが可能であり、移動体においても安定した受信が可能となる点を大きな特徴としている。本実施の形態による情報提供システムにおいて、配信先端末128も携帯端末化することができ、多数の視聴者がいつでもどこでも本実施の形態による情報提供システムが提供するサービスを享受することが可能となる。
【0077】
上記実施例によれば、地上デジタル放送など新しい情報パスの活用も可能となり、地上デジタル放送の特徴である移動体受信により、より多数のユーザが所望のタイミングでサービスの提供を受けることができる。
【0078】
次に、本発明の第1又は第2の実施の形態による情報提供システムによる具体的サービスの第1実施例について図7を参照して説明する。図7に示すように、本サービス例では、千葉幕張地区に台風が上陸した場合を想定している。
【0079】
この例においては、一定の地域内という基準でマルチキャストグループ129のグループ分けを行っている。地域毎のグループ分けを行うと、そのグループ内の配信先端末128に対して、地域に密着した関連データをマルチキャストすることができる。
【0080】
図7において、多数の情報提供端末120からサーバー100に対して映像データ701、703、705と関連データ702、704、706とが送信される。送信される映像データは、情報提供端末120がその付近の台風による影響を撮影した撮影映像701と、避難場所の状況を撮影した撮影映像703と、道路状況の撮影映像705とを含む。送信される関連データは、その日時や場所、コメントからなる関連データ702、704、706である。
【0081】
サーバー100中のメインデータ製作部107は、受信した映像データ701、703、705に基づき放送映像300を制作する。サブデータ製作部106は、受信した関連データに基づき地域別放送関連データ707、708、709を作成する。
【0082】
幕張地区放送関連データ707は、幕張地区の避難場所を案内するとともに、映像データ703からの画像の一部を取り出して避難場所の状況を表示する関連データである。千葉地区放送関連データ708は、千葉地区の避難場所を案内するとともに、関連データDBに別途格納されている地図データ714を用いて避難所の具体的場所を示すための関連データである。国道16号放送関連データ709は、国道16号の道路状況を、映像データ705から取り出した画像と共に伝える関連データである。
【0083】
放送映像300は、放送サービスエリア130内に放送され、図7に示す全ての配信先端末128が受信する。一方、地域別放送関連データ707、708及び709は、マルチキャストグループ管理部109において地域毎に管理され地域グループにマッピングされた地域別マルチキャストアドレスを宛先として、それぞれのマルチキャストグループ内の配信先端末128に対してマルチキャスト配信される。すなわち、幕張地区放送関連データ707は幕張地区をグループ分けの基準としたマルチキャストグループ内の配信先端末710に対して、千葉地区放送関連データ708は千葉区にある配信先端末712に、国道16号放送関連データ709は国道16号付近の配信先端末712に対してそれぞれマルチキャストされ、放送番組300とともに表示される。
【0084】
以上説明したように、地域別避難場所の情報や付近の道路状況など、情報端末の位置に密接に関連した地域限定関連情報を放送サービスの番組とともに提供するサービスが実現でき、一般的な情報と、よりきめ細かな情報と、をユーザに提供することができる。
本実施例による情報提供システムを用いると、情報端末の位置に密接に関連する地域志向の関連情報を提供することが可能である。
【0085】
本発明の情報提供システムの第2実施例による具体的サービス例について図8を参照して説明する。図8は、本発明の第2実施例によるサービス例を示す模式的な図である。
【0086】
第2実施例においては、台風上陸時などの災害時における安否情報提供サービスを具体的なサービス例として説明する。第2実施例は、上記第1実施例と異なり、マルチキャストグループ管理部109が、地域別グループ管理の代わりに登録グループ管理を行う。
【0087】
登録グループには、例えば会社、学校などのグループがあり、情報提供端末120と配信先端末128とが、登録部131に予めいずれかのグループに属する端末として登録されている。本実施例においては、情報提供端末801がグループAに、情報提供端末802がグループBに登録されているとする。情報提供端末801、802から、その使用者及びその家族などの状況が、映像データ801、802と、関連データ804、806で送信される。
【0088】
第1実施例におけるサービス例と同様に、メインデータ製作部107において放送映像300が製作され、放送される。また、サブデータ製作部106において、例えば端末の使用者又はその家族などの安否情報である放送関連データ807、808が製作され、マルチキャストグループ管理部109が管理する登録グループ毎にマルチキャストされる。
【0089】
その結果、グループAとして登録されている配信先端末810に対して放送関連データ807が、グループBとして登録されている配信先端末811に対して放送関連データ808が、番組放送300とともに表示される。
【0090】
以上に説明したように、本実施例によるサービスにより、例えば災害時の安否情報等、登録された情報端末に関して特別に限定された端末限定関連情報を提供するサービスが実現可能となる。さらに、本サービスによれば、サブデータ製作部106における関連データ807、808の編集・製作作業が、登録グループ別にデータを振り分ける処理に対応するため、サブデータ製作部106における作業の自動化が可能となる。
【0091】
本実施例による情報提供システムにおいては、登録に基づいてグループ分けされた配信側端末に限定してグループ分けの基準に関連する情報を提供することができる。
【0092】
次に、本発明の第3の実施の形態による情報提供システムについて、図9を参照して説明する。図9は、本発明の第3の実施の形態による情報提供システムの構成例を示す図である。図1に示す情報提供システムと異なる点は、本実施の形態による情報提供システムにおいては、第1サーバ100Aと第2サーバ100Bとの2台のサーバーが設けられている点である。第1サーバー(例えば放送局)100Aには、放送サービスを行うために必要な映像データ取得部103と、映像データDB105と、メインデータ製作部107と、メインデータ放送部108とが備わっている。
【0093】
サーバー(例えばサービスプロバイダ等)100Bは、関連データのマルチキャストを行うために必要な関連データ取得部102と、関連データDB104と、サブデータ製作部106と、マルチキャストグループ管理部109と、マルチキャストネットワークインタフェース110と、が設けられている。さらに、第1サーバー(放送局)100Aと第2サーバー(サービスプロバイダ)100Bとは、ネットワーク網127により関連付けされており、データの共有・連携などが可能である(破線で示す)。
【0094】
本実施の形態による情報提供システムによれば、サーバーの負担をより一層軽減することができる。
尚、本実施の形態による構成例では、放送サービスは第1サーバー(放送局)100Aが行い、関連データのマルチキャストは第2サーバー(サービスプロバイダ)100Bが行う。本実施の形態による情報提供システムにおいては、第1及び第2の2台のサーバーを配したが、3台以上のサーバーを設けることも可能である。
本実施の形態による情報提供システムによれば、負荷がそれぞれのサーバーに分散されるため、迅速な処理を行うことが可能になる。
【0095】
以上、実施の形態に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。その他、種々の変更、改良、組み合わせが可能なことは当業者に自明であろう。
【0096】
【発明の効果】
本発明の情報提供システムによれば、ユーザの多様な要求に応えるサービスを提供することができる。さらに、瞬間的なサーバーの混み合いが緩和され、ネットワークトラフィック負荷と通信コストが軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による情報提供システムの構成例を示す図である。
【図2】図1に示す情報提供端末の構成と処理の流れを示す図である。
【図3】図1に示すサーバーの構成と処理の流れを示す図である。
【図4】図1に示す配信先端末の構成と処理の流れを示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態による情報提供システムであって、デジタル放送対応システムにおけるメインデータ放送部の構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態による情報提供システムであって、デジタル放送対応のシステムにおける放送受信部の構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明の情報提供システムによる第1サービス例を示す図であり、地域密着型のサービス例を示す図である。
【図8】本発明の情報提供システムによる第2サービス例を示す図である。
【図9】本発明の第3実施の形態による情報提供システムの構成例を示す図である。
【図10】図10(A)から(C)までは、情報配信端末の表示画面におけるレイアウト変更例を示す図である。
【図11】図11(A)及び(B)は、情報配信端末の表示画面を90度回転させた際の表示画面のレイアウト変更例を示す図である。
【図12】画面制御表示部における表示制御の例を説明するための図であり、図12(A)は関連データが無い場合の表示例を、図12(B)は関連データがある場合の表示例を示す図である。
【図13】画面制御表示部における表示制御の例を説明するための図であり、映像データと関連データとが重ね合わせされた表示例を示す図である。
【符号の説明】
100…サーバー、101…ネットワークインタフェース、102…関連データ取得部、103…映像データ取得部、104…関連データDB、105…映像データDB、106…サブデータ製作部、107…メインデータ製作部、108…メインデータ放送部、109…マルチキャストグループ管理部、110…マルチキャストネットワークインタフェース、120…情報提供端末、121…ネットワークインタフェース、122…複合データ送信部、123…関連データ格納部、124…映像データ格納部、125…映像撮影部、126…操作部、127…ネットワーク網、128…配信先端末、129…マルチキャストグループ、130…放送サービスエリア、131…登録部、200…表示画面、201…撮影映像、202…自動生成関連データ、203…入力関連データ、300…放送番組、301…放送関連データ、401…放送受信部、402…ネットワークインタフェース、403…表示画面、404…画面制御表示部、501…MPEGエンコーダ、502…OFDM変調部、503…RF部、601…RF部、602…OFDM復調部、603…MPEGデコーダ。

Claims (12)

  1. 撮影部を有する複数の情報提供端末と、
    表示部を有する複数の配信先端末と、
    前記各情報提供端末及び前記各配信先端末とネットワーク網を介してそれぞれ接続され、前記各配信先端末に放送データをブロードキャストするサーバーと、
    を含む情報提供システムであって、
    前記サーバーは、
    複数の前記情報提供端末それぞれから複合データとして送信されてくる、前記撮影部による撮影データ及び当該撮影データの撮影状況を示す撮影日時、撮影場所、撮影者、撮影端末アドレスを含む関連データを収集蓄積するデータベース部と、
    該データベース部に蓄積された複数の撮影データ及び関連データをもとに放送用の番組を編集・製作して、当該製作した放送用の番組を前記複数の配信先端末にブロードキャストする放送部と、
    前記複数の配信先端末の中の予めグループ分けされている配信先端末のグループ毎に、前記データベース部に蓄積されている撮影データ又は関連データの中の、前記放送部が当該放送用の番組を編集・製作する際に編集材料にした撮影データ又は関連データの中から、当該グループに対応付けられている前記情報提供端末からの撮影データ又は関連データをもとに当該グループへの配信用の放送関連データを編集・製作して、当該製作した放送関連データを当該グループに含まれる前記配信先端末にマルチキャストする配信部と
    備えていることを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記各情報提供端末は、
    前記撮影部により撮影された映像データが格納される映像データ格納部と、
    前記撮影部により撮影された映像データの撮影状況を示す撮影日時、撮影場所、撮影者、撮影端末アドレスを含む関連データが格納される関連データ格納部と、
    前記映像データ格納部に格納された映像データと前記関連データ格納部に格納された当該撮影データの関連データとを合成した複合データを形成し、前記ネットワーク網を介して前記サーバーに送信する複合データ送信部と
    を有する請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記サーバーの前記配信部には、
    複数の前記配信先端末及び複数の前記情報提供端末を、予め登録されたマルチキャストグループ毎にグループ分けして管理するマルチキャストグループ管理部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  4. 前記サーバーの前記放送部は、
    前記編集・製作した放送用の番組を地上デジタル放送によってブロードキャストする
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  5. 前記サーバーは、
    前記各情報提供端末から複合データとして送信されてくる、前記撮影部による撮影データを収集蓄積する映像データベース部と、
    該映像データベース部に蓄積された複数の撮影データをもとに放送用の番組を編集・製作して、当該編集・製作した放送用の番組を前記複数の配信先端末にブロードキャストする放送部と
    を含む第1サーバーと、
    前記各情報提供端末から複合データとして送信されてくる、前記撮影部による撮影データの撮影状況を示す撮影日時、撮影場所、撮影者、撮影端末アドレスを含む関連データを収集蓄積する関連データベース部と、
    前記複数の配信先端末の中の予めグループ分けされている配信先端末のグループ毎に、前記データベース部に蓄積されている撮影データ又は関連データの中の、前記放送部が当該放送用の番組を編集・製作する際に編集材料にした撮影データ又は関連データの中から、当該グループに対応付けられている前記情報提供端末からの撮影データ又は関連データをもとに当該グループへの配信用の放送関連データを編集・製作して、当該製作した放送関連データを当該グループに含まれる前記配信先端末にマルチキャストする配信部と
    を含む第2サーバーとから構成され、
    当該第1サーバーと当該第2サーバーとは、前記ネットワーク網にそれぞれ接続され、前記ネットワーク網を介して両者間でデータの共有・連携を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  6. めグループ分けされている前記配信先端末のグループは、前記複数の配信先端末を予め登録されている地区毎に対応させてグループ分けした地区単位の配信先端末グループであり、
    前記配信部は、当該地区単位の配信先端末グループ毎に、前記データベース部に蓄積されている撮影データ又は関連データの中の、前記放送部が当該放送用の番組を編集・製作する際に編集材料にした撮影データ又は関連データの中から、当該グループに対応付けられている前記情報提供端末からの撮影データ又は関連データをもとに当該グループへの配信用の放送関連データを編集・製作して、当該製作した放送関連データを当該グループに含まれる前記配信先端末にマルチキャストする
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  7. めグループ分けされている前記配信先端末のグループは、前記複数の配信先端末を予め登録されている前記情報提供端末の端末情報毎に対応させてグループ分けした端末情報単位の配信先端末グループであり、
    前記配信部は、当該末情報単位の配信先端末グループ毎に、前記データベース部に蓄積されている撮影データ又は関連データの中の、前記放送部が当該放送用の番組を編集・製作する際に編集材料にした撮影データ又は関連データの中から、当該グループに対応付けられている前記情報提供端末からの撮影データ又は関連データをもとに当該グループへの配信用の放送関連データを編集・製作して、当該製作した放送関連データを当該グループに含まれる前記配信先端末にマルチキャストする
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  8. 前記配信先端末の前記表示部は、
    前記サーバーの前記放送部からブロードキャストされた放送用の番組を表示する第1の表示領域と、
    前記サーバーの前記配信部から当該配信端末を含んでマルチキャストされた放送関連データを表示する第2の表示領域と
    を表示画面上に形成し、
    該第1,2の表示領域それぞれの当該表示画面上における表示範囲を調整する表示領域制御部を有している
    ことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の情報提供システム。
  9. 前記配信先端末の前記表示部は、
    前記サーバーの前記放送部からブロードキャストされた放送用の番組を表示する第1の表示領域と、
    前記サーバーの前記配信部から当該配信端末を含んでマルチキャストされた放送関連データを表示する第2の表示領域と
    を表示画面上に形成し、
    該第1,2の表示領域それぞれの当該表示画面上における形状を前記表示部における表示画面の配置に応じて自動的に調整する表示領域制御部を有している
    ことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の情報提供システム。
  10. 前記配信先端末の前記表示部は、
    前記表示領域において、
    前記サーバーの前記放送部からブロードキャストされた放送用の番組を表示する第1の表示領域と、
    前記サーバーの前記配信部から当該配信端末を含んでマルチキャストされた放送関連データを表示する第2の表示領域と
    を表示画面上に形成し、
    該第1,2の表示領域それぞれの当該表示画面上における表示範囲をそれぞれの情報データの受信量に応じて自動的に調整する表示領域制御部を有している
    ことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の情報提供システム。
  11. 前記配信先端末の前記表示部は、
    前記サーバーの前記放送部からブロードキャストされた放送用の番組を表示する第1の表示領域と、
    前記サーバーの前記配信部から当該配信端末を含んでマルチキャストされた放送関連データを表示する第2の表示領域と、
    を表示画面上に形成し、
    該第1の表示領域が形成されている画面上の一部に前記第2の表示領域を重ねて表示させる表示領域制御部を有している
    ことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の情報提供システム。
  12. 複数の情報提供端末それぞれから複合データとして送信されてくる、撮影データ及び当該撮影データの撮影状況を示す撮影日時、撮影場所、撮影者、撮影端末アドレスを含む関連データを収集蓄積するデータベース部と、
    該データベース部に蓄積された複数の撮影データ及び関連データをもとに放送用の番組を編集・製作して、当該製作した放送用の番組を複数の配信先端末にブロードキャストする放送部と、
    前記複数の配信先端末の中の予めグループ分けされている配信先端末のグループ毎に、前記データベース部に蓄積されている撮影データ又は関連データの中の、前記放送部が当該放送用の番組を編集・製作する際に編集材料にした撮影データ又は関連データの中から、当該グループに対応付けられている前記情報提供端末からの撮影データ又は関連データをもとに当該グループへの配信用の放送関連データを編集・製作して、当該製作した放送関連データを当該グループに含まれる前記配信先端末にマルチキャストする配信部と
    を備えていることを特徴とする情報提供装置。
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