JP4259265B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像データを保持する記憶部を備えた画像処理装置、特にこの画像処理装置において保守管理を行う技術に関する。
複写機能をもつ複合機においては、一般に、スキャンした画像データ等を格納するためにハードディスク等の記憶装置が備えられている場合がある。この複合機のような画像処理装置の信頼性を高めるためには、記憶装置の保守管理を適切に行うことが重要である。 下記特許文献1には、自己診断によって得られる記憶装置の故障予測情報を解析し、記憶装置の異常内容に応じて使用規制等の回避策を実施することが記載されている。下記特許文献2には、アイドリング時に故障診断を行い、修復可能と判断した場合に修復制御を行う記憶装置システムが開示されている。下記特許文献3には、複数の記憶装置をもち、いずれかの記憶装置の故障時に故障のない記憶装置を使用する内容が記されている。
特開平11−024851号公報 特開2001−256005号公報 特開2000−215008号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、稼働時間等によって故障予想を行っているため、電源瞬断、ソフトウエアバグ、ウイルスによる故障などの多様な要因に対応することが難しい。また、上記特許文献2の技術では、記憶装置の稼働時間増加に伴う短寿命化などの問題がある。また、故障解析のためのプログラムや修復のためのプログラム等、画像処理の目的には直接関係ない修復プログラムを保持する必要があり、その開発や実装がコスト増の要因となる場合がある。さらに、上記特許文献3の技術では、記憶装置を複数設けることによる高コスト化を招いてしまう。
本発明の目的は、記憶部を備えた画像処理装置の保守管理作業を改良する点にある。
また本発明の他の目的は、画像処理装置の記憶部に対する外部装置のアクセス形態を改良することにある。
上記課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、画像データを保持する記憶部と、前記記憶部に対する前記画像データの入力と出力を制御する記憶制御手段と、前記記憶制御手段の制御により入力または出力される前記画像データを処理する画像処理手段と、外部装置を接続する接続手段と、前記接続手段に接続された前記外部装置から前記記憶部へアクセスするためのアクセス回路と、を備え、前記アクセス回路は前記外部装置に対し前記記憶制御手段の制御を受けることなく前記記憶部へアクセスすることを可能とする。
画像処理装置とは、画像データに対する処理を行う装置であり、スキャナ、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の各装置や、これらを組み合わせた複合機などを指す。そして、一般に内蔵された制御部の制御のもとで、あるいは外付の制御装置が各構成の制御部に指示信号を与えることで各種機能を実現する。記憶部としては、主としてハードディスクやメモリカードなどの各種補助記憶部を想定しているが、主記憶部(メインメモリ)を対象とするものであってもよい。記憶部には、画像データを含むデータのデータ情報が記憶され、また、一般的にはそのデータの記憶箇所等を示す管理情報も記憶される。この記憶部に対しては、通常、制御部の管理下で実現される記憶制御手段が画像データを含むデータの入力や出力を制御する。画像処理手段は、画像データに対する処理を行う部位であり、画像データの生成、画像データの加工、画像データに基づく印刷など、画像処理装置に対応した画像処理を行う。この画像処理手段の処理過程においては、必要に応じて、画像処理を行った画像データが記憶部に入力されたり、記憶部に記憶された画像データが出力されて画像処理に供されたりする。
接続手段は、外部装置と信号情報の通信を行うための接続を行う部位である。接続はネットワークを介した接続であってもよいが、当該外部装置との直接的な接続であることが特に好ましい。また、接続は、ケーブル接続であってもよいし、無線接続であってもよい。そして、接続手段の端子等は、画像入出力などに用いられる一般の入出力端子等と兼用にすることでコスト増を防ぐように構成することも可能である。なお、制御部と接続手段とが協調することにより、接続手段に外部装置が接続されているか否かの情報を制御部に与えることが可能である。これにより、接続状態に合わせて当該画像処理装置の動作を変化させるといった対応が可能となる。外部装置としては、典型的にはパーソナルコンピュータ(PC)を想定しているが、画像処理装置の保守管理を行うための機能を備えることが可能であれば、その種類は特に限定されるものではない。なお、画像処理装置の保守管理を行うための機能としては、コストの面などから、PCに標準的に備えられている外部記憶装置の保守管理機能を用いることが望ましいが、必要に応じて専用のソフトウエアを導入することも可能である。また、複合機等においてその制御等を行うPCが使用される場合には、そのPCを用いることが設備の有効利用の観点から望ましい。
アクセス回路は、接続手段に接続された外部装置から前記記憶部へアクセスするための回路である。通常の画像処理装置においては、接続された外部装置から直接的に記憶部へのアクセスを許すことはなく、画像処理装置の記憶制御手段を介して記憶部が記憶するファイルデータにアクセスする。しかし、ここでは、記憶制御手段の制御を受けることなく直接的に記憶部にアクセスすることができる構成を含む点にひとつの大きな特徴がある。すなわち、外部装置は、記憶部のもつ管理情報を直接的に参照しその結果に基づいて直接的にデータの出力を行ったり、管理情報を直接的に書き換えるとともに新たなデータを直接的に入力したりすることができる。これにより、記憶部に保持されている画像データ等のデータに対し直接的に移動、コピー、削除を行うなど各種の操作を行うことも可能となる。なお、アクセス回路は、必ずしも独立の回路として存在する必要はなく、ここに述べたように記憶制御手段の制御を受けないように構成されていれば、通常用いられている回路と共有されるものであってもよい。
この構成によれば、本画像処理装置においては、外部装置は画像処理装置の記憶部を外部装置自体の外部記憶装置であるかのようにしてアクセスすることが可能となる。したがって、外部装置がもつ外部記憶装置に対する操作機能を用いて、記憶部の保守管理を行うことが可能となる。保守管理の内容としては、記憶部の故障診断プログラムによる故障診断や、ウイルスチェックプログラムによるウイルスチェック、データの消失防止のために行うバックアップとバックアップ内容に基づく復元などによる記憶内容の保全修復プログラムによる破壊されたデータの修復などによる記憶内容の修復、ファイルの記憶領域の断片化解消、重要度が低いファイルや古いファイルあるいは使用されてないファイルなどを外部装置に移動させることによる記憶内容の整理など様々な内容を挙げることができる。
なお、記憶部への直接的なアクセス以外の処理を行うために、当該画像処理装置と外部処理装置の各制御部が通信を行う手段を設けることも勿論可能である。例えば、保守管理処理の開始や終了に関しての命令や報告を一方の装置から他方の装置へと行うことで、円滑な保守管理が実施可能となる。それに対し、あえてこのような通信手段を設けない構成とすることもできる。この場合には、保守管理を行うユーザへの負担は増大するものの、両装置に通信用のソフトウエアやハードウエアを実装する必要がなくなる利点が生じる。
望ましくは、本発明の画像処理装置において、前記アクセス回路には、前記記憶部に対しブロックレベルのアクセスを行うための処理手段が設けられている。すなわち、従来広く行われている記憶部へのアクセスは、記憶されているファイルを単位とするファイルレベルのアクセスであるが、ここでは、記憶領域を単位とするブロックレベルのアクセスを可能とする処理手段が設けられている。処理手段は、ASIC(特定用途向け集積回路)などでハードウエア的に実現してもよいし、ソフトウエア的に実現してもよい。これにより、例えば記憶部に記憶されたファイルが一部壊れてしまっているような場合にも、その記憶領域にアクセスすることで修復を試みることが可能となる。なお、ブロックレベルでのデータ転送を行うためには、一般には、その転送を可能とするデータ転送形式を用いることが望ましい。外部装置を接続するための接続手段が用いるデータ転送形式としては様々なものが可能であるが、この観点に基づいて、例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)、IEEE1394、SCSI、Serial ATA、iSCSI、Serial Attached SCSIのうち少なくとも一つを有効とするように設定することが好ましい。
望ましくは、本発明の画像処理装置において、前記接続手段により前記外部装置を接続する際に認証を行う認証手段を備える。認証手段は様々に実装可能である。例えば、外部処理装置がネットワーク接続される場合には認証局を利用した認証を行うことも可能である。また、接続形態に関わらず、パスワードを利用した認証を行うことも有効である。パスワードを利用した認証は、例えば、画像処理装置の表示部にパスワードのユーザ入力を促す表示を行い、ユーザが画像処理装置の入力部からパスワードを入力することで行うことができる。また、画像処理装置が外部処理装置からのパスワード入力を受け付けるように構成してもよい。これらの認証は、例えば、制御部の管理下で行ってもよいし、アクセス回路に制御部の制御を受けない認証処理機能を持たせて行うようにしてもよい。
望ましくは、本発明の画像処理装置において、前記アクセス回路を介した前記記憶部へのアクセスを有効にするか否かを相互に切替える切替手段を備える。また、望ましくは、本発明の画像処理装置において、前記切替手段は、前記記憶制御手段の制御による入力若しくは出力、又は、前記アクセス回路によるアクセスのいずれか一方を択一的に有効にする。すなわち、切替手段は、記憶制御手段による通常の入出力と、アクセス回路を用いた外部装置によるアクセスのいずれか一方を有効にするように切り替えることができる。また、両者のアクセスが可能な状態へと切替を行ってもよい。いずれにせよ、アクセス回路を通じたアクセスの許可不許可を切り替えることで、通常の画像処理を行う状態と保守管理を行う状態とを区別することが可能となる。これにより、外部装置による記憶部への不適当なアクセスを禁じることができる他、外部処理装置の動作をこの切替状態に基づいて実施させるように構成できるなどの利点が生じる。
望ましくは、本発明の画像処理装置は、前記切替手段による切替の必要性を判定する切替判定手段を備え、前記切替判定手段は切替が必要であると判定した場合にユーザに対して切替入力を促す表示を行い、前記切替手段はユーザ入力に基づいて切替を行う。また、望ましくは、本発明の画像処理装置において、前記切替手段による切替の必要性を判定する切替判定手段を備え、前記切替手段は前記切替判定手段が切替を必要であると判定した場合に切替を行う。
切替判定手段は外部装置による保守管理が必要か否かに基づいて切替判定を行う部位であり、その判定基準は予めプログラムされた内容や、ユーザ指示等により与えられる。例えば、記憶部の故障の検知や故障発生の予測をした場合に切替の判断をしたり、一日一回といったように定期的な切替の判断をしたりすることができる。故障検知としては、記憶部へのデータ書き込み中における書き込みエラーの発生の検知や、記憶部からのデータ読み込み中における読み込みエラーの発生の検知を挙げることができる。故障発生の予測要因としては、電源電圧の異常の検知、すなわち、電源瞬断の検知、停電による電力入力の停止の検知、落雷による異常電圧の検知を挙げることができる。また、画像処理中のユーザによる電源断の検知などに基づいて故障発生を予測することもできる。外部装置からのアクセスを許可する必要があると判断した際には、自動的に切替手段が切替を行うようにしてもよいし、ユーザに知らせてユーザにより切替命令を入力させるようにしてもよい。
望ましくは、本発明の画像処理装置において、前記切替判定手段は、前回の電源遮断によって前記入出力手段による画像データの入力が途中で終了してしまったことを検知して、前記アクセス回路によるアクセスを有効とする切替が必要であると判定する。また、望ましくは、本発明の画像処理装置において、前記切替判定手段は、前記入力手段による入力または出力中にアクセスエラーが発生した場合に、前記アクセス回路によるアクセスを有効とする切替が必要であると判定する。また、望ましくは、本発明の画像処理装置において、前記切替判定手段は、前記記憶部における未使用領域が所定の値を下回った場合に、前記アクセス回路によるアクセスを有効とする切替が必要であると判定する。また、望ましくは、本発明の画像処理装置において、前記切替判定手段は、前記記憶部に保持されたファイル数が所定の数を上回った場合に、前記アクセス回路によるアクセスを有効とする切替が必要であると判定する。また、望ましくは、本発明の画像処理装置において、前記切替手段による切替の際に認証を行う認証手段を備える。
望ましくは、本発明の画像処理装置において、前記接続手段に対する前記外部装置の接続状況に基づいて、当該画像処理装置の動作確認または動作設定を行う保守管理設定手段を備える。動作確認とは、その時点でどのような画像処理が行われてるかを画像処理ジョブのログに基づいて確認したり、記憶制御手段の動作状況を確認したりというように、保守管理に関係する画像処理装置の各部の動作の確認を行うことをいう。また、動作設定とは、接続手段に外部処理装置が接続されているか否かに応じて、記憶制御部による記憶部への書き込みを停止をするか否かを設定したり、切替部の切替を実施するか否かを設定したりというように、保守管理に関係する画像処理装置の各部の動作を設定することをいう。
以下に本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態にかかる画像処理装置10の概略構成を示すブロック図であり、外部装置60と接続された状態を表している。画像処理装置10は液晶画面等による表示部12を備えており、制御部14の制御の下でユーザに情報を提示している。制御部14は、演算処理ユニットやメインメモリ等により実現されており、図中に矢印で示したように画像処理装置10の各部の動作をプログラム、ユーザ指示入力、外部装置60の制御などに従って直接的にあるいは間接的に制御している。なお、この制御部14以外の各部もソフトウエアの指示に基づいて演算処理ユニットやメインメモリの機能を用いることでその一部または全体を構成することができる。ユーザはUGI等により構成される入力部16から各種の指示入力を行うことができる。画像入出力部18は、ネットワークやCD、MO、DVDなどのメディアを用いて画像データの入出力を行う。また、画像処理部20は画像データの生成や加工、画像データを用いた印刷などを行う部位である。
保守管理設定部22は、保守管理内容の設定等を制御部14と協調して行う部位であり、プログラミング内容、外部装置60からの指令、入力部16からのユーザ指令等に基づいて動作している。詳細については後述する。また、切替判定部24は、後で述べる切替部50の切替の判定を行う部位であり、保守管理設定部22が規定する条件に基づいて判定を行う。
記憶制御部30は記憶部34に対するデータの入出力を管理する部位であり、画像形式の変換を必要に応じて行う画像フォーマット部32を含んでいる。記憶部34は、ハードディスクで構成された補助記憶装置からなる。記憶部34には、管理情報36とデータ情報38が記憶されており、データ情報38は画像データ40を含んでいる。通常の画像処理工程においては、記憶制御部30によってデータ情報38の書き込みや読み込みが行われ、その際には対応する管理情報36の変更や参照が行われる。そして、画像処理部20が画像データを処理際に、必要に応じて、処理前の画像データや、中間出力される画像データ、処理後の画像データなどが入出力される。
接続部42は、外部装置60を接続するための部位である。この接続部42は、配線43で示すように、通常は画像入出力部18の入出力端子などとして用いられるUSB端子などと兼用にすることも可能である。どちらの種類の入出力端子として扱われるかは制御部14が判定し、接続部42に適切な信号の送受信を命じることができる。また、制御部14は、接続部42に外部装置60が物理的に接続されたことを感知することができる。そして、制御部14は、新たに外部装置60の接続を感知した場合には、認証部44を用いてパスワード認証を行い、外部装置60による記憶部34へのアクセスを許すか否か決定する。アクセス回路46は、外部装置60が記憶制御部30の制御を受けずに記憶部34にアクセスするための回路である。アクセス回路46には、ブロックレベルアクセス処理部48が設けられている。通常アクセス回路46は、記憶部34に記憶されたデータ情報38に対しファイルレベルでのアクセスを行うが、制御部14を通じてこのブロックレベルアクセス処理部48を用いることにより、ブロックレベルでのアクセスを行うことが可能となる。また、切替部50は、アクセス回路46を有効にするか否かを切り替えるものである。切替は、物理スイッチ、電子スイッチ、ソフトウエアスイッチなど様々なスイッチにより実施することができる。なお、切替部50の切替あるいは切替必要性は、切替判定部24によって判定することができる他、認証部44の認証時に切り替えたり、ユーザ入力によって切り替えたりするなど様々に行うことができる。
外部装置60は、一般のパーソナルコンピュータ(PC)によって構成されており、CPU等からなる制御部や、ハードディスク等からなる記憶部62などを備えている。接続部42に対してはUSBにより接続されている。そして、切替部50のスイッチが接続可能に切り替えられている場合に、アクセス回路46を通じて直接的に記憶部34にアクセスすることができる。このとき外部装置60は、記憶部34を外部装置60に接続された外部記憶装置であるように認識する。すなわち、記憶制御部30の制御を受けることなく、直接的に記憶部34に対しデータの入出力を行うことができる。
このように、基本的に外部装置60は、記憶部34に直接的アクセスして保守管理を行うことができる。ただし、適切に保守管理を行うためには、画像処理装置10の側との協調が図られなければならない。例えば、一般に、記憶制御部30による記憶部34へのアクセスと、外部装置60による記憶部34へのアクセスを同時に行うことはできず、両者のアクセスタイミングを調整する必要がある。
保守管理設定部22はこの調整を行う部位であり、どのような場合に外部装置による保守管理を許すかについての情報を保持している。そして、保守管理設定部22は、接続部42に外部装置60が接続されているか否かを制御部14を通じて把握し、その接続状態に応じて、保守管理の対応を整える。例えば、接続部42に外部装置60が接続がなされていない場合には、記憶制御部30を通常の状態に維持する。一方、接続部42に外部装置60が接続されている場合には、切替部50の切り替え状態に応じて記憶制御部30による記憶部34へのアクセスを停止するように制御部14を通じて指示を行う。さらに、保守管理設定部22は、画像処理ジョブのログを確認してどの画像処理が行われているかを把握したり、記憶制御部30が記憶部34に書き込みを行っているかといった動作状況の把握を行い、保守管理に利用することもできる。
次に、この画像処理装置10を用いて記憶部34の保守管理を行う態様を説明する。
まず、外部装置60は、記憶部34に記憶された画像データ等の内容を定期的にあるいは特定のタイミングでバックアップすることが可能である。例えば定期的に行う場合には、保守管理設定部22において定期的なバックアップの指示を設定しておくことにより、切替判定部24は設定された日時に切替部50の切替を行い、アクセス回路46を記憶部34に接続する。外部装置60は、この接続が行われたことを検知して、バックアップを行う。外部装置60によるバックアップの開始は、時刻の設定等に基づいて行ってもよい。記憶部34が故障したような場合には、記憶部34の交換を行った後で、外部装置60からバックアップ内容をこの新しい記憶部34に転送(リストア)することで、故障前の状態に復元することが可能となる。
なお、記憶制御部30にて記憶部34への画像データの書き込みが行われている最中に、記憶容量が切替判定部24の判定基準を超えてしまった場合には、切替判定部24は切替部50の切替を判定する。これにより、自動的に、あるいは、ユーザ入力によって、切替部50が切替られるとともに、その状況を表示部12等によりユーザが把握して処置することで、外部装置60による一部の画像データの吸い上げが、画像データの重要度等に基づいて行われる。これにより、記憶部34の残容量が増加し、画像処理を継続することが可能となる。なお、同様の措置は、画像データのファイル数が切替判定部24の判断基準を超えてしまった場合などにもとることができる。
外部装置60が行う記憶部34の保守管理はバックアップ等に限られるものではなく、外部装置60が備える記憶装置の保守管理機能を用いて様々な種類の保守管理を実施することができる。例えば、記憶制御部30による記憶部34へのデータ書き込み中に書き込みエラーが生じた場合、あるいは、データ読み込み中に読み込みエラーが発生した場合には、通常、記憶部の故障として検知される。そこで、このような場合には、表示部12等を通じてユーザに伝達し適切な措置を促す。これにより、ユーザは、外部装置60の記憶装置故障解析プログラムを動作させ、記憶部34の故障の診断を行う。そして、壊れているファイルなどの故障を発見した場合には、記憶装置故障修復プログラムを動作させることにより、記憶部34の修復を試みる。これにより、修復が成功した場合には、再び通常通りの画像処理が実施される。また、修復に失敗した場合にも、読み取り可能なデータや重要度の高いデータをバックアップすることなども可能である。このように、故障時に記憶装置の初期化による復旧を試みて画像データの消失を招いていた従来のケースに比べ、故障の被害を小さく抑えることが可能になるなど、柔軟な運用を行うことができる。
この他にも、例えば、外部装置60が備えるファイル断片化解消機能を利用して、記憶部34に記憶されたデータの記憶領域を連続化することにより、記憶部34を利用して画像処理を行う際の処理速度の向上を図ることなどが可能となる。一般にファイル断片化解消機能を備えたプログラムは複雑なアルゴリズムを有しているほか、データ破壊が発生しないように十分な動作検証が必要であるため、画像処理装置に導入することは困難であるが、本技術によれば容易に実現可能となる。同様に、記憶部34にウイルスが混入したような場合にも、外部装置60が備える駆除プログラムを動作させることにより容易に駆除をすることができる。
次に、図2を用いて、別の実施の態様を説明する。図2は、図1のほぼ同様の図であり、図1と同じ構成に対しては同じ番号を振って説明を省略する。図1との違いは、記憶部100に対する記憶制御部30のアクセス経路の違いである。すなわち、記憶制御部30からは、切替部102に対し信号通信経路が延びている。そして、アクセス回路46に伴う信号通信経路と切替部102において択一的に選択されて、記憶部100にアクセスできるように構成されている。すなわちスイッチングにより、記憶制御部30を記憶部100に繋ぐ場合、いうなれば通常処理モードと、アクセス回路46を通じて外部装置60を記憶部100に繋ぐ場合、いうなれば保守モードのどちらか一方を選択することができる。一般に通常処理モードと保守モードを同時進行すると記憶部100に記憶されるデータの整合性が維持できなくなる。したがって、この構成のように、択一的に二つのモードのうちの一つを選択可能に設定することは、データの安全性の確保の観点から非常に望ましい。
続いて、図3を用いて、この画像処理装置10に対し外部装置60を接続する過程の一態様を説明する。図3は、接続部42における外部接続端子に外部装置60を接続した場合に制御部14等によってなされる処理を、装置の概略構成とフローチャートにより示した図である。外部接続端子80に外部装置60が接続されると、接続部42に含まれる接続検知センサ82が接続を検知し、接続検知信号を制御部14に送信するとともに、アクセス回路46を通じて外部装置60からの信号をアクセス回路46に導く設定を行う。
制御部14は、送られてきた接続検知信号を検知すると(S10)、認証部44と協働して表示部12に対し、認証画面表示を行う(S12)。これに対し、ユーザは入力部16から画像処理装置10において予め設定されているパスワードを入力する。認証部44は、入力されたパスワードを登録されたパスワードと比較し(S16)、一致する場合には、外部接続モードをONにする(S18)。すなわち、切替部50において外部装置60から記憶部34への直接的なアクセスを許す電子スイッチ84をONにする切替を行う。これにより、アクセス回路46からの信号は、記憶部34のハードディスクに直接的に伝達されることになる。一方、パスワードが一致しない場合には、外部接続モードはOFFに保たれる(S20)。すなわち、接続は不正とみなされ、外部装置60からのアクセスを拒絶するための措置がとられる。このように認証を行うことにより、記憶部34に含まれているデータ情報の秘密漏洩を防ぐことができる。なお、この認証の仕組みは外部装置60を接続する時点以外にも適用することが可能である。
さらに、図4と図5を用いて、画像フォーマット部で記憶装置に画像データを書き込んでいる最中に画像処理装置10の電源が切られた場合の対応について説明する。図4は、画像入力過程において書き込み処理中であることを検知する処理の流れを示すフローチャートと関係の概略構成を示した図である。まず、通常の画像処理において記憶制御部30によって画像データを記憶部34に入力する指令が出される(S30)。この場合、画像データの書き込み中であることを示すハードディスク書き込みフラグがONに設定される(S32)。すなわち、記憶制御部30内等に設けられた不揮発メモリ110にフラグONの情報が与えられ、不揮発メモリ110はこの情報をバッテリ112の電力により保持し続ける。続いて、記憶部34に対してオープン処理がなされ(S34)、画像データは画像フォーマット部32において記憶部34のフォーマットに変換され(S36)、記憶部34への書き込みがなされる(S38)。この処理はフォーマットが終了するまで続けられる(S40)。最後に記憶部34に対しファイルのクローズ処理がなされ(S42)、不揮発メモリ110に対し、ハードディスク書き込みフラグをOFFにする処理がなされる。不揮発メモリ110は、このOFFの内容をバッテリ112の電力を用いて保持しつづける。
したがって、不揮発メモリ110は、ファイルの書き込み中もしくはファイルの書き込みが完全に終了しなかった場合にのみ、ONの内容を保持する。そして、ファイルの書き込みが行われなかったり、無事に終了している場合には、OFFの内容を保持する。この内容の保持は、画像処理装置10の電源が遮断された場合にも維持される。
一方、図5は、画像処理装置10の電源が投入された際に、前の電源遮断が問題なく行われたかどうかを検査する過程を示すフローチャートと関係する概略構成を示した図である。ユーザ等により電源が投入されると(S50)、セットアップの過程の中で、不揮発メモリ110からハードディスク書き込みフラグの読み出しが行われる(S52)。そして、フラグ値の判定を行い(S54)、フラグ値がOFFである場合には、電源の遮断時には画像の書き込みに関して問題がなかったと判断し、外部接続モードをOFF、すなわち、外部装置60による記憶部34への接続を認めないモードに設定を行う(S56)。これにより、通常の画像処理が行われることになる。
これに対し、フラグ値がONであった場合には、電源の遮断時に画像データの書き込みが途中の段階で終了してしまったと判定し、外部接続モードをONにする(S58)。これにより、電子スイッチ84がONになり、外部接続端子80から延びる通信経路から記憶部34に対し直接的にアクセス可能な状態に移行する。すなわち、外部装置60を用いて記憶部34の画像データの保守管理が実施可能な状態へと移行する。同様の処理は、画像データの読み出し等においても実施可能である。
以上に示した各実施の態様においては、画像処理装置10の制御部14と、外部装置60の制御部とは、保守管理の開始から終了までの間において、基本的に通信を行わないものとして説明を行った。これにより、ハードウエアやソフトウエアの構成を従来のものからあまり大きく変更することなく外部装置60を利用した保守管理が可能となる。しかしながら、ユーザの負担を軽減する観点からすれば、適宜、両者の間で指示信号や確認信号などをやりとりするように構成することも有効である。
したがって、画像処理装置10の制御部14と、接続部42により接続された外部装置60とが保守管理に係る情報を通信可能にする手段を備えることが有効である。保守管理に係る情報としては、保守管理の開始の指令や報告、終了の指令や報告、切替部50に対する切替の指令や報告など、様々な情報を含むことができる。
本実施の形態に係る装置構成例を示すブロック構成図である。 別の形態に係る装置構成例を示すブロック構成図である。 認証過程に関するフローチャートと概略構成を示す図である。 画像データ書込みに関するフローチャートと概略構成を示す図である。 電源投入時の検査に関するフローチャートと概略構成を示す図である。
符号の説明
10 画像処理装置、12 表示部、14 制御部、16 入力部、18 画像入出力部、20 画像処理部、22 保守管理設定部、24 切替判定部、30 記憶制御部、32 画像フォーマット部、34 記憶部、36 管理情報、38 データ情報、40 画像データ、42 接続部、43 配線、44 認証部、46 アクセス回路、48 ブロックレベルアクセス処理部、50 切替部、60 外部装置、62 記憶部、80 外部接続端子、82 接続検知センサ、84 電子スイッチ、100 記憶部、102 切替部、110 不揮発メモリ、112 バッテリ。

Claims (9)

  1. 画像データを保持する記憶部と、
    前記記憶部に対する前記画像データの入力と出力を制御する記憶制御手段と、
    前記記憶制御手段の制御により入力または出力される前記画像データを処理する画像処理手段と、
    外部装置を接続する接続手段と、
    前記接続手段に接続された前記外部装置から前記記憶部へアクセスするためのアクセス回路であって、前記外部装置に対し前記記憶制御手段の制御を受けることなく前記記憶部へアクセスすることを可能とするアクセス回路と、
    前記アクセス回路を介した前記記憶部へのアクセスを有効にするか否かを相互に切替える切替手段と、
    前記切替手段による切替の必要性を判定し、切替が必要であると判定した場合にユーザに対して切替入力を促す表示を行う切替判定手段であって、外部装置による前記記憶部の保守管理が必要となった場合に、前記アクセス回路によるアクセスを有効とする切替が必要であると判定する切替判定手段と、
    を備え、
    前記切替手段は前記ユーザからの切替入力に基づいて切替を行う、ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像データを保持する記憶部と、
    前記記憶部に対する前記画像データの入力と出力を制御する記憶制御手段と、
    前記記憶制御手段の制御により入力または出力される前記画像データを処理する画像処理手段と、
    外部装置を接続する接続手段と、
    前記接続手段に接続された前記外部装置から前記記憶部へアクセスするためのアクセス回路であって、前記外部装置に対し前記記憶制御手段の制御を受けることなく前記記憶部へアクセスすることを可能とするアクセス回路と、
    前記アクセス回路を介した前記記憶部へのアクセスを有効にするか否かを相互に切替える切替手段と、
    前記切替手段による切替の必要性を判定する切替判定手段であって、外部装置による前記記憶部の保守管理が必要となった場合に、前記アクセス回路によるアクセスを有効とする切替が必要であると判定する切替判定手段と、
    を備え、
    前記切替手段は前記切替判定手段が切替を必要であると判定した場合に切替を行う、ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記切替判定手段は、前回の電源遮断によって前記記憶制御手段による前記記憶部への画像データの入力が途中で終了してしまったことを検知して、前記アクセス回路によるアクセスを有効とする切替が必要であると判定する、ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記切替判定手段は、前記記憶制御手段による前記記憶部へのデータ書き込み中に書き込みエラーが発生した場合、または、前記記憶制御手段による前記記憶部からのデータ読み込み中に読み込みエラーが発生した場合に、前記アクセス回路によるアクセスを有効とする切替が必要であると判定する、ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記切替判定手段は、前記記憶部における未使用領域の記憶容量が所定の値を下回った場合に、前記アクセス回路によるアクセスを有効とする切替が必要であると判定する、ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記切替判定手段は、前記記憶部に保持されたファイル数が所定の数を上回った場合に、前記アクセス回路によるアクセスを有効とする切替が必要であると判定する、ことを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記アクセス回路には、前記記憶部に対し、所定記憶容量のブロックを単位とするブロックレベルのアクセスを行うための処理手段が設けられている、ことを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記接続手に前記外部装置接続されると、ユーザの認証を行い、当該認証の結果に基づき前記外部装置から前記記憶部へのアクセスを許すか否かを決定する認証手段を備える、ことを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記切替手段は、前記記憶制御手段の制御による入力若しくは出力、又は、前記アクセス回路によるアクセスのいずれか一方を択一的に有効にする、ことを特徴とする画像処理装置。

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