JP4257760B2 - スプリング併用式の建築用電動開閉装置 - Google Patents

スプリング併用式の建築用電動開閉装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築用電動シャッター等のスプリング併用式の建築用電動開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動シャッター等におけるスプリング併用式の建築用電動開閉装置において、従来、電動開閉装置を駆動するモータの負荷に基づいて障害物やリミット位置を検知する方式として、回転数変化(または回転速度変化)や電流値変化(または電圧値変化)等の電気特性を検出して、負荷変動を検出する方式が用いられている。しかしながら、この方式は、モータの電気特性が、温度、周波数、電圧等の変動によって変化してしまうため、その変化量を見込んだ安全率をもって検出出力を評価しなければならず、精度の高い検知を行なうことが困難であるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、モータの電気特性を検出する方式によることなく、モータから被駆動部に加えられる機械的な負荷を検出することによって、障害物やリミット位置検出できるスプリング併用式の建築用電動開閉装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、開口部を開閉する開閉体を巻き取るための巻取ドラムと、該巻取ドラムと同軸の固定軸と、一端が前記巻取ドラムに取り付けられ他端が前記固定軸に取り付けられたバランス用スプリングと、前記巻取ドラムを駆動する駆動側スプロケットと、該駆動側スプロケットに噛み合う駆動チェーンと、該駆動チェーンを付勢するモータを有するスプリング併用式の建築用電動開閉装置において、前記モータは、前記駆動側スプロケットに対して固定位置に固定されるとともに、その出力軸に取り付けられた前記駆動チェーンに噛み合う出力側スプロケットを有し、前記駆動チェーンは弛みを有するとともに、前記駆動側スプロケットと前記出力側スプロケットの間の両側において、それぞれ前記駆動チェーンに張力を付与する方向の付勢力を与えるスプリングにより外側から内側に向けて常時付勢されて内側に曲げられ、かつ、それぞれ前記駆動側スプロケットと前記出力側スプロケットの間の両側において前記駆動チェーンの内側に曲げられた部分が前記モータに加わる過負荷によって真っ直ぐになろうとすることによる移動を検出する検出スイッチが設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスプリング併用式の建築用電動開閉装置において、前記駆動側スプロケットと前記出力側スプロケットの間の両側において、前記付勢力により前記駆動チェーンが内側に曲げられたことによる内側への移動を規制する規制部材を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載のスプリング併用式の建築用電動開閉装置において、前記付勢力が調整可能であることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のスプリング併用式の建築用電動開閉装置を電動シャッターに適用した場合の巻取部の概略を示すための正面側から見た断面図である。図中、1は巻取ドラム、2は固定軸、3はホイール、3aはカラー、4はフラットバー、5はバランス用スプリングである。
【0011】
シャッターカーテンを巻き取るための巻取ドラム1は、複数のホイール3とホイール3間を連結するフラットバー4から構成され、固定軸2に回転可能に支持されている。ホイール3が固定軸2に回転可能に支持される部分には、カラー3aがホイール3に取り付けられ、振れ止め作用を奏するとともに、軸受構造を兼ねている。フラットバー4は、この例では2本が設けられているが、3本以上でもよい。また、フラットバー4の代わりに円筒状の板状体が用いられてもよい。バランス用スプリング5は、固定軸2の周囲に設けられ、一端がホイール3に、他端が固定軸2に取り付けられている。シャッターカーテンは下降につれて荷重が増加するが、シャッターカーテンの下降につれてバランス用スプリング5の蓄勢力を増加させてバランスさせるようにする。そして、シャッターカーテンの荷重とバランス用スプリングの蓄勢力との差をモータが受け持つようにされている。
【0012】
図2〜図7は、本発明のスプリング併用式の建築用電動開閉装置を電動シャッターに適用した場合の参考例を説明するためのもので、図2は巻取ドラムを外して、側面側から見た概略図(モータは一点鎖線で図示した。)、図3は図2を正面側から見た概略図、図4は過負荷状態を示す正面図、図5はモータプレートの部品図で、(A)は平面図、(B)は側面図、図6は可動プレートの部品図で、(A)は平面図、(B)はB方向から見た側面図、(C)はC方向から見た側面図、(D)はD−D線断面図、図7はスプリング調整金具の部品図で、(A)は平面図、(B)はB方向から見た側面図、(C)はC方向から見た側面図である。図中、6はモータプレート、6aは固定ネジ穴、6bは長穴、7はブラケット、8は駆動側スプロケット、9はモータ、9aはモータ取付部材、10はマイクロスイッチ、11は可動プレート、11aは丸穴、11bはピン、11cはスプリング係止穴、12は駆動チェーン、13は調整スプリング、14はスプリング調整金具、14aはスプリング取付端子、14bは抜け止め、14cはワイヤ、14dは調整ボルト、14eは固定金具、14fはロックナット、15は出力側スプロケットである。なお、図2,図4においては、チェーンを一部のみ図示し、チェーンのパスを一点鎖線で図示するとともに、モータは一点鎖線で図示した。また、図3においては、チェーンの図示を省略した。
【0013】
モータプレート6は、ブラケット7に固定され、巻取ドラム1に連結された駆動側スプロケット8を回動可能に取り付けている。また、モータプレート6上にモータ9の停止信号を出力するマイクロスイッチ10が設置されている。ブラケット7には、モータプレート6を固定する部分に突起が設けられ、この突起によって、モータプレート6はブラケット7に隙間をもって固定されている。このプレート6とブラケット7の隙間にモータ取付用の可動プレート11が移動可能に配置されており、モータ9は、モータ取付部材9aによって、可動プレート11上に取り付けられている。
【0014】
可動プレート11には、モータプレート6の固定ネジ穴6aに対応するブラケット7の突起部分を逃げるための丸穴11aが開けられている。また、可動プレート11には、2本のピン11bがモータプレート6側に突出している。この参考例では、ピン11bは、図6(D)に示すように、絞り加工によって形成されているが、別部材としてピンを固定するようにしてもよい。モータプレート6には、可動プレート11のピン11aに対応した位置に2つの長穴6bが形成されており、この長穴6bにピン11aが挿入されてガイドされ、可動プレート11がスライドする。ガイド穴である長穴6bによって、可動プレート11の移動方向の規制と移動量の制限がされる。
【0015】
可動プレート11とモータプレート6間には、駆動チェーン12に張力を付与する方向に付勢力を常時付与する調整スプリング13が設けられている。調整スプリング13は、一端を可動プレートのスプリング係止穴11cに固定し、他端をモータプレート6に固定されたスプリング調整金具14のスプリング取付端子に取り付けられている。
【0016】
スプリング調整金具14は、図7に示すように、一端にスプリング取付端子14a、他端に抜け止め14bを取り付けたワイヤ14cが、調整ボルト14dの中空穴を通って、抜け出さないように調整ボルト14dの先端で抜け止め14bにより係止されている。調整ボルト14dの外周に形成されたネジは、固定金具14eに螺合されており、ロックナット14fによって固定される。ロックナット14fを緩めて、調整ボルト14dを回転させて、固定金具14eから調整ボルト14dを前進または後退させて、調整スプリング13(図2)の付勢力を調整することができる。
【0017】
モータ9の出力側スプロケット15と駆動側スプロケット8とに、無端状の駆動チェーン12が掛け渡されている。モータ9が出力する機械的負荷に応じて、モータ9の出力側スプロケット15と駆動側スプロケット8との間の引き合う力が変化する。シャッターカーテンの通常の昇降時および停止時は、出力側スプロケット15と駆動側スプロケット8との間の引き合う力よりも、調整スプリング13のバネ定数が大きいように調整されているため、可動プレート11は、調整スプリング13の付勢力によって移動せず、マイクロスイッチ10は動作しない。
【0018】
シャッターカーテンの下降の途中において、障害物を挟んだ場合は、シャッターカーテンの荷重が障害物に掛かり、モータ9は、バランス用スプリングを巻き込もうとするため、過負荷が加わり、出力側スプロケット15と駆動側スプロケット8との間の引き合う力が調整スプリング13のバネ定数より大きくなり、可動プレート11のピン11bが長穴6bに沿うようにして、可動プレート11がスライドしてマイクロスイッチ10を作動させて、モータ9を停止させる。この状態を図4に示す。シャッターカーテンの下限停止も同様である。
【0019】
上限停止は、上限位置でシャッターカーテンの座板がまぐさに係止された状態において、モータ9は、さらにシャッターカーテンを巻き上げようとして過負荷が加わり、下降の場合と同様にして、可動プレート11がスライドしてマイクロスイッチ10を作動させて、モータ9を停止させる。マイクロスイッチ10は、可動プレート11の移動を検出できればよく、適宜の箇所に配置できる。
【0020】
なお、この参考例では、長穴6bの方向と調整スプリング13を取り付ける方向によって、シャッターカーテンの下降時と上昇時の過負荷の検知感度が影響される。したがって、それらの設計により、所望の検出特性を実現できる。図2の場合は、シャッター下降時の検知感度が上昇時の検知感度よりも敏感となっている。また、調整スプリング13の付勢力をスプリング調整金具14で調整することにより、シャッターカーテンの負荷に応じて過負荷検知力を調整することができる。
【0021】
図8〜図10は、本発明のスプリング併用式の建築用電動開閉装置を電動シャッターに適用した場合の実施の形態を説明するためのもので、図8は巻取ドラムを外して、側面側から見た概略図(モータは一点鎖線で図示した。)、図9は図8を正面側から見た概略図、図10は過負荷状態を示す正面図である。図中、図1,図2と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。10a,10bはマイクロスイッチ、13a,13bは調整スプリング、16a,16bは駆動チェーン規制部材、17a,17bはスプリング調整金具である。なお、図8,図10においては、モータは一点鎖線で図示した。また、図9においては、チェーンの図示を省略した。
【0022】
モータプレート6は、ブラケット7に固定され、巻取ドラム1に連結された駆動側スプロケット8を回動可能に取り付けている。また、モータプレート6上に、モータ9がモータ取付部材9aによって固定されている。モータ9の停止信号を出力するマイクロスイッチ10a,10bは、モータプレート6上において、駆動チェーン12の出力側スプロケット15と駆動側スプロケット8との間の両側の部分に設置されている。出力側スプロケット15が下降側に駆動されたときに駆動チェーン12に駆動のための張力が加えられる側に設置されたマイクロスイッチ10aは下降時に過負荷となったときに停止信号を出力し、出力側スプロケット15が上昇側に駆動されたときに駆動チェーン12に駆動のための張力が加えられる側に設置されたマイクロスイッチ10bは上昇時に過負荷となったときに停止信号を出力する。
【0023】
モータ9の出力側スプロケット15と駆動側スプロケット8とに、無端状の駆動チェーン12が掛け渡されているが、駆動チェーン12は、若干のたるみを持つように長くされている。駆動チェーン12は、外側から内側に向けて、2本の左右対となる調整スプリング13a,13bで押し付けられ、内側に曲げられたパスを通る。調整スプリング13a,13bで押し付けられた部分に対向して、駆動チェーン12の内側に、駆動チェーン規制部材16a,16bが設けられている。駆動チェーン規制部材16a,16bは必ずしも必要ではないが、これを設けておくことにより、一方の調整スプリングで駆動チェーン12が押し付けられたことによって、駆動チェーン12に加えられた張力が、他方の調整スプリングで駆動チェーン12が押し付けられる部分へ影響しないようにすることができる。
【0024】
モータ9が出力する機械的負荷に応じて、駆動チェーン12に加えられる張力が変化する。シャッターカーテンの通常の昇降時および停止時は、回転方向に応じて、駆動チェーン12に加えられる張力によって、内側に曲げられた駆動チェーン12のパスが真っ直ぐなパスになろうとする力よりも、調整スプリング13aまたは13bのバネ定数が大きいように調整されているため、駆動チェーン12は曲げられた状態で、出力側スプロケット15より駆動側スプロケット8に駆動力を伝達しており、マイクロスイッチ10aまたは10bは動作しない。
【0025】
シャッターカーテンの下降の途中において、障害物を挟んだ場合は、シャッターカーテンの荷重が障害物に掛かり、モータ9は、バランス用スプリングを巻き込もうとするため、過負荷が加わり、駆動チェーン12に加えられる張力によって駆動チェーン12を真っ直ぐにしようとする力が調整スプリング13aのバネ定数より大きくなり、駆動チェーン12によりマイクロスイッチ10aを作動させて、モータ9を停止させる。この状態を図10に示す。シャッターカーテンの下限停止も同様である。上限停止は、上限位置でシャッターカーテンの座板がまぐさに係止された状態において、モータ9は、さらにシャッターカーテンを巻き上げようとして過負荷が加わり、下降の場合と同様にして、反対側の駆動チェーン12に加えられる張力が大きくなり、マイクロスイッチ10bを作動させて、モータ9を停止させる。
【0026】
スプリング調整金具17a,17bは、調整スプリング13a,13bの駆動チェーン12に接触する端部の反対側の端部の位置を調整することにより、調整スプリング13a,13bの付勢力を調整するものであり、この調整によって、シャッターカーテンの負荷に応じて過負荷検知力を調整することができる。
【0027】
なお、駆動チェーン規制部材16a,16bは、回転可能なホイールを用いたが、鍔付きのホイールとして、駆動チェーン12から外れないようにしてもよく、あるいは、スプロケットを用いて、駆動チェーン12に噛み合わせるようにしてもよい。調整スプリング13a,13bが駆動チェーン12を押し付ける部分も、その先端部に回転可能なホイール、鍔付きのホイール、スプロケットなどを取り付けて、駆動チェーン12を押し付けるようにしてもよい。また、線状のバネを用いたが、コイルスプリング等を用いて、回転可能なホイール、鍔付きのホイール、スプロケット等により駆動チェーン12を押し付けるようにしてもよい。
【0028】
マイクロスイッチ10a,10bは、駆動チェーン12の内側に曲げられた部分が真っ直ぐになろうとすることによる移動を検出できればよく、適宜の箇所に配置することができる。
【0036】
なお、上述した実施の形態においては、スラットにより構成されるシャッターカーテンを用いた電動シャッターについて説明したが、パネルを用いたシャッターなどの電動シャッターにも本発明が適用できるほか、本発明は、スプリング併用式の建築用電動開閉装置に適用できるものである。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、スプリング併用式の建築用電動開閉装置において、モータから被駆動部に加えられる機械的な負荷を検出することによって、障害物やリミット位置検出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスプリング併用式の建築用電動開閉装置を電動シャッターに適用した場合の巻取部の概略を示す断面図である。
【図2】 本発明のスプリング併用式の建築用電動開閉装置を電動シャッターに適用した場合の参考例を説明するためのもので、巻取ドラムを外して、側面側から見た概略図である。
【図3】 図2を正面側から見た概略図である。
【図4】 過負荷状態を示す正面図である。
【図5】 モータプレートの部品図で、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図6】 可動プレートの部品図で、(A)は平面図、(B)はB方向から見た側面図、(C)はC方向から見た側面図、(D)はD−D線断面図である。
【図7】 スプリング調整金具の部品図で、(A)は平面図、(B)はB方向から見た側面図、(C)はC方向から見た側面図である。
【図8】 本発明のスプリング併用式の建築用電動開閉装置を電動シャッターに適用した場合の実施の形態を説明するためのもので、巻取ドラムを外して、側面側から見た概略図である。
【図9】 図8を正面側から見た概略図である。
【図10】 過負荷状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1…巻取ドラム、2…固定軸、3…ホイール、3a…カラー、4…フラットバー、5…バランス用スプリング、6…モータプレート、6a…固定ネジ穴、6b…長穴、7…ブラケット、8…駆動側スプロケット、9…モータ、9a…モータ取付部材、10,10a,10b…マイクロスイッチ、11…可動プレート、11a…丸穴、11b…ピン、11c…スプリング係止穴、12…駆動チェーン、13,13a,13b…調整スプリング、14…スプリング調整金具、14a…スプリング取付端子、14b…抜け止め、14c…ワイヤ、14d…調整ボルト、14e…固定金具、14f…ロックナット、15…出力側スプロケット、16a,16b…駆動チェーン規制部材、17a,17b…スプリング調整金具

Claims (3)

  1. 開口部を開閉する開閉体を巻き取るための巻取ドラムと、該巻取ドラムと同軸の固定軸と、一端が前記巻取ドラムに取り付けられ他端が前記固定軸に取り付けられたバランス用スプリングと、前記巻取ドラムを駆動する駆動側スプロケットと、該駆動側スプロケットに噛み合う駆動チェーンと、該駆動チェーンを付勢するモータを有するスプリング併用式の建築用電動開閉装置において、前記モータは、前記駆動側スプロケットに対して固定位置に固定されるとともに、その出力軸に取り付けられた前記駆動チェーンに噛み合う出力側スプロケットを有し、前記駆動チェーンは弛みを有するとともに、前記駆動側スプロケットと前記出力側スプロケットの間の両側において、それぞれ前記駆動チェーンに張力を付与する方向の付勢力を与えるスプリングにより外側から内側に向けて常時付勢されて内側に曲げられ、かつ、それぞれ前記駆動側スプロケットと前記出力側スプロケットの間の両側において前記駆動チェーンの内側に曲げられた部分が前記モータに加わる過負荷によって真っ直ぐになろうとすることによる移動を検出する検出スイッチが設けられていることを特徴とするスプリング併用式の建築用電動開閉装置。
  2. 前記駆動側スプロケットと前記出力側スプロケットの間の両側において、前記付勢力により前記駆動チェーンが内側に曲げられたことによる内側への移動を規制する規制部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスプリング併用式の建築用電動開閉装置。
  3. 前記付勢力が調整可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のスプリング併用式の建築用電動開閉装置。
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