JP4256235B2 - 焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法 - Google Patents

焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法 Download PDF

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Description

本発明は、廃棄物処理場において廃棄物を焼却処分した後に発生する焼却灰中から磁性廃棄物を選別収集する技術に関するものである。
生活ごみ、産業廃棄物等の廃棄物は、その中に含まれるガラスや金属等の不燃物が予備選別されて除去された後に焼却炉に投入され、焼却処理されるが、前記予備選別によって前記不燃物を完全除去することは困難であり、実際は、選別しきれなかった不燃物が廃棄物中に残留したまま焼却処理が行われる。そして、この焼却処理後の焼却灰には粉塵の発生及び脱熱を主目的としてかなりの散水が施される。従って、最終的には不燃物及び水分を含んだ焼却灰が発生することになる。
この含水焼却灰は、最終処分として埋立地に埋め立てられるのであるが、その単位重量あたりの廃棄物処理費用が膨大であることから(一般には1万円/ton前後)、当該最終
処分の前に前記含水焼却灰に含まれる水分や不燃物を除去しておくことが望まれる。
その一手段として、特許文献1には、前記焼却灰中から鉄類などの磁性金属を磁力によって選別除去し、これにより回収した磁性金属をリサイクル活用することが記載されている。具体的に、同文献の段落0006には、前記焼却灰を粉砕した後、これをスラリー化してから低磁力ドラム型磁選機に投入し、そのドラム周面に焼却灰中のフェライトを吸着分離させる湿式選別処理を行う方法が記載されている。
特開平10−296227号公報
前記特許文献1に記載される方法は、大規模でかつ高価な設備を要するため、小規模の廃棄物処理場では処理コスト及び必要スペースの観点から採用が難しい。
そこで、より簡易に磁性廃棄物の選別回収を行う手段として、山積みされた含水焼却灰の上にマグネットを近づけて当該焼却灰中の磁性廃棄物を吸着する方法が考えられるが、かかる方法のみでは、磁性廃棄物を高い精度で回収することはきわめて困難である。しかも、積まれた磁性廃棄物の山の表面は凸凹が著しいため、これに前記マグネットを近づけてもその吸着面を広範囲にわたって有効に活用することができず、高い作業効率が得られないという不都合もある。
本発明は、このような事情に鑑み、簡単な設備で含水焼却灰中の磁性廃棄物を効率良く除去するための技術を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、山積みされた含水焼却灰中に含まれる磁性廃棄物を選別して収集するための方法において、略垂直軸回りに旋回可能なアームを有する作業機械の当該アームの先端に装着したリフティングマグネットを少なくとも前記アームの旋回方向に移動させることにより、前記含水焼却灰が積み上げられた山の少なくとも一部を掻き崩して平坦に掻き均す掻き均し工程と、平坦に掻き均された含水焼却灰の表面に前記リフティングマグネットを近接させて当該リフティングマグネットに前記含水焼却灰中の磁性廃棄物を磁力で吸着させる吸着工程と、このリフティングマグネットによる前記磁性廃棄物の吸着と解放を繰り返しながら、当該磁性廃棄物に付着した焼却灰を洗浄水で洗浄除去する操作を含む洗浄除去工程と、洗浄除去後の磁性廃棄物を前記リフティングマグネットによる吸着と前記アームの動作を利用して所定の回収位置へ移送する回収工程とを含むものである。
この方法では、リフティングマグネットが装着されたアームの旋回動作を利用して磁性廃棄物の山の少なくとも一部を掻き崩して平坦に掻き均してから、その掻き均した表面にリフティングマグネットを近付けるようにしているので、当該リフティングマグネットの吸着面を広範囲にわたって有効に利用することができ、これにより磁性廃棄物を効率良くリフティングマグネットに吸着させることができる。
さらに、そのリフティングマグネットにより吸着される磁性廃棄物に混在する焼却灰を洗浄除去する結果、磁性廃棄物を高い効率で回収することができる。具体的には、前記リフティングマグネットによる前記磁性廃棄物の吸着と解放を繰り返しながら、当該磁性廃棄物に付着した焼却灰を洗浄水で洗浄除去する操作を含むので、前記リフティングマグネットによる前記磁性廃棄物の吸着と解放を繰り返して磁性廃棄物を往復運動させることにより、洗浄水による洗浄除去効果を高めることができる。
しかも、前記掻き均し工程、洗浄除去工程、及び回収工程は全て共通のリフティングマグネットを用いて行うので、簡単な設備で、かつ、円滑に効率良く磁性廃棄物の選別収集を行うことができる。
特に、前記掻き均し工程において、前記アームの旋回方向に向く掻き均し面であって当該旋回方向と略直交する平面部分を含む掻き均し面を有するリフティングマグネットを用いて前記含水焼却灰を掻き均すようにすれば、当該掻き均し面を利用して効率の高い掻き均し作業を行うことができる。
また、前記掻き均し工程、吸着工程、及び洗浄除去工程を、囲繞壁で囲まれた共通のピット内で行うようにすれば、洗浄除去工程で用いた洗浄水等の回収が容易であり、作業効率が増すとともに、周囲の環境衛生上も好ましいものとなる。
具体的には、内部に洗浄水が供給されて当該洗浄水が溢れ流れる状態とされた水槽の内部または当該水槽の上に前記リフティングマグネットを位置させて当該リフティングマグネットによる前記磁性廃棄物の吸着と解放を繰り返すことにより当該水槽内で焼却灰を洗浄除去する操作を含むものや、前記リフティングマグネットに吸着された磁性廃棄物に対して洗浄水を吹き付ける操作と当該リフティングマグネットから磁性廃棄物を解放して所定の面上に着地させる操作とを繰り返すものや、傾斜面上で前記リフティングマグネットによる磁性廃棄物の吸着と解放を繰り返すとともに、当該解放により前記傾斜面上に着地した磁性廃棄物に洗浄水を吹き付けてこの洗浄水を前記傾斜面に沿って流下させる操作を含むものが、好適である。
このうち、傾斜面を用いて洗浄除去工程を行う方法については、前記掻き均し工程、吸着工程、及び洗浄除去工程を周囲の地面よりも底面が低いピット内で行うとともに、このピットに対して作業機械を出入りさせるための傾斜面を前記洗浄除去工程に利用することにより、新たな傾斜面を特設することなく同じピット内で磁性廃棄物の選別収集を行うことが可能になる。
すなわち、この方法には、周囲の地面よりも低い作業面を有するピットと、このピット
内に装備され、旋回可能なアームを備えるとともにその先端に前記磁性廃棄物を磁力により吸着するリフティングマグネットが装着された自走式作業機械と、前記ピット内で前記磁性廃棄物に対して洗浄水を圧送する給水手段とを備え、前記ピットには当該ピットに対して作業機械を出入りさせるための傾斜面が設けられている設備が、好適である。
また本発明は、前記の磁性廃棄物の選別収集方法に用いられるリフティングマグネットであって、前記磁性廃棄物を磁力により吸着する吸着面をもつマグネット本体と、旋回可能なアームを有する作業機械の当該アームの先端に連結される連結部とを備え、この連結部が前記アームの先端に連結された状態で当該アームの旋回方向に向き、かつ、その旋回方向に対して略直交する方向の平面部分を含む掻き均し面を有するものである。
このリフティングマグネットの連結部を作業機械のアームの先端に連結することにより、当該リフティングマグネットの掻き均し面がアームの旋回方向に向き、かつ、その掻き均し面の平面部分が前記旋回方向に対して略直交する姿勢となるので、この平面部分を含む掻き均し面を利用して、前記アームの旋回動作により、山積みされた磁性廃棄物を効率良く平坦に掻き均すことができる。
この掻き均し面は、前記マグネット本体に直接形成するようにしてもよいが、前記マグネット本体の外周面を囲むように装着されることにより前記平面部分を含む掻き均し面を形成する掻き均し面形成部材を備えるようにすれば、マグネット本体を設計変更することなく、当該マグネット本体に装着される掻き均し面形成部材によって良好な掻き均し面を形成することができる。
ここで、前記掻き均し面形成部材は非磁性材料により形成されていることがより好ましく、この構成により、前記マグネット本体が形成する磁界に悪影響を与えることなくその外側に良好な掻き均し面を形成することができる。
また、前記掻き均し面形成部材としては、前記マグネット本体に対し、前記連結部が前記アームの先端に連結された状態で当該アームの旋回方向と略直交する方向の両側から前記マグネット本体を挟み込む位置に装着されるものが、好適である。この構成によれば、前記アームの旋回方向と略直交する方向の寸法が大きな掻き均し面を形成することができる。
また、前記掻き均し面形成部材に、前記連結部が前記アームの先端に連結された状態で当該アームの旋回半径方向の外側に向かって突出する先尖り状の焼却灰掻き均し部が形成されているものによれば、アームの旋回動作だけでなく、前記焼却灰掻き均し部を下に向けて当該リフティングマグネットを略水平方向に移動させることにより、さらに効率の高い掻き均し作業を行うことができる。しかも、当該焼却灰掻き均し部は前記掻き均し面形成部材に形成されているので、マグネット本体を設計変更する必要もない。
この焼却灰掻き均し部を備えたものでは、さらに、前記焼却灰掻き均し部と前記マグネット本体の上面に設けられた電気接続部との間に介在して当該焼却灰掻き均し部により掻き均される焼却灰が前記電気接続部に接触するのを阻止する灰避け部を備えることが、より好ましい。この構成により、当該焼却灰掻き均し部により掻き均される含水焼却灰が前記電気接触部に接触することによってマグネット本体にトラブルが生じることが未然に防がれる。
なお、この焼却灰掻き均し部と灰避け部との組合わせによる効果は、前記掻き均し面形成部材を備えていないリフティングマグネットでも同様に享受することができる。
前記灰避け部は、少なくとも前記電気接続部を保護する形状を有していればよいが、さらに、上方から見て前記電気接続部及びこの電気接続部に接続される配線に沿う曲線状であって当該電気接続部及び配線と反対の側に凸となる曲線状の壁材で構成されているものであれば、前記電気接続部に加えてこれに接続される配線も焼却灰から有効に保護することができる。
また本発明は、走行可能な走行体と、この走行体に略垂直軸回りに旋回可能となるように搭載されたアームと、前述のリフティングマグネットとを備えるとともに、このアームの先端に前記リフティングマグネットの連結部が連結されて当該リフティングマグネットの掻き均し面が前記アームの旋回方向を向いている自走式作業機械である。
以上のように、本発明によれば、作業機械のアーム先端に装着されたリフティングマグネットを有効に活用することにより、簡素な設備で含水焼却灰中の磁性廃棄物を効率良く除去することができる効果がある。
図1は、本発明に係る磁性廃棄物の選別収集方法を行うための設備の概要を示したものである。
図示の設備は、地面Gを掘り下げることにより形成されたピット10を有している。このピット10は、前記地面Gよりも一段低い矩形状の作業面12を有するとともに、その三方が前記地面Gよりも高い囲繞壁13によって囲まれており、残りの一方には当該ピット10内に対して図2に示す自走式の作業機械20が出入りするための傾斜面14が設けられている。また、前記作業面12上には、後述の洗浄除去工程を行うための水槽16と、洗浄除去後の磁性廃棄物を入れるための回収箱18とが設置されるとともに、適当な量の含水焼却灰15を山積みするためのスペースと、前記作業機械20が適当な範囲で動き回るためのスペースとが確保されている。
ここで、前記囲繞壁13は、ピット10の外部への洗浄水の流出を阻止できるものであればよく、例えば周囲の地面Gとの段差のみで囲繞壁としてもよいが、当該囲繞壁13を高くするほど、ピット10外への処理物や洗浄水等の飛散をより確実に防ぐことが可能になる。また、前記傾斜面14は、地面Gの掘削により形成されたものでもよいし、鋼板等
を周囲の地面Gと作業面12との間に掛け渡すことにより形成されたものでもよい。
前記作業機械20は、通常の油圧ショベルと略同等の構成を有するものであり、クローラ等の走行手段を備えた下部走行体22と、その上に略垂直軸回りに旋回可能に設置された上部旋回体24とを備えている。
上部旋回体24にはキャビン26が設けられるとともに、このキャビン26の側方にブーム28が起伏可能に設置され、このブーム28はブームシリンダ30の伸縮によって起伏駆動される。このブーム28の先端には水平方向の軸32を中心として回動可能となるようにアーム34の基端部が連結され、このアーム34はアームシリンダ36の伸縮によってブーム28に対して回動駆動される。そして、このアーム34の先端に水平方向の軸38を中心として回動可能となるようにリフティングマグネット40が連結され、このリフティングマグネット40がマグネット駆動シリンダ39の伸縮によって前記アーム34に対して回動駆動されるようになっている。
なお、本発明にかかる作業機械は少なくとも旋回可能なアームを備えるものであればよく、必ずしも図示のようにブーム28とアーム34とを併有するものに限られない。また、自走式ではなくピット12に据付けられた固定式の作業機械でも、そのアームの作業範囲を十分大きく設定すれば後述の各工程を実施することは可能である。
前記リフティングマグネット40の構造を図3(a)(b)に示す。
このリフティングマグネット40はマグネット本体42を備えている。このマグネット本体42は、コア及びその周囲に巻回された電磁コイルを備えた電磁石を内蔵すべく全体が略円板状に形成されており、その下面が磁力による吸着面とされている。マグネット本体42の上面にはコネクタ(電気接続部)44が設けられ、このコネクタ44を介して前記電磁コイルと給電線46とが接続される。この給電線46は前記アーム34及びブーム28に沿って配線され、上部旋回体24の本体部分に搭載された図略のバッテリーに至っている。
さらに、前記マグネット本体42の周囲には、一対の掻き均し面形成部材50,52が装着されている。これらの掻き均し面形成部材50,52は、前記マグネット本体42をアーム34の旋回方向と略直交する方向(すなわち旋回半径方向と略平行な方向;図3(a)(b)では左右方向)の両側から挟み込むように装着されることにより一体化して平面視矩形状の全体形状を造形するもので、それぞれ、天板50a,52aと、底板50b,52bと、一対の側板50c,52cとを有するとともに、側板50c,52c同士が溶接等で接合されることにより平面状の掻き均し面54を形成するものである。
先端側(図3(a)(b)では左側)の掻き均し面形成部材50の天板50aの先端部は、先端側に向かうに従って低くなる向きの傾斜部50dとされ、その傾斜に沿って側板50cの先端部分の縁も傾斜しており、これらの部分が先尖り状の焼却灰掻き均し部55を構成している。
また、前記マグネット本体42の上面には、そのコネクタ44と前記焼却灰掻き均し部55との間に介在する灰避け部56が立設されている。この灰避け部56は、図3(b)に示すように、上方から見て前記コネクタ44及びこのコネクタ44に接続される給電線46に沿う曲線状であって当該コネクタ44及び給電線46と反対の側に凸となる曲線状(図例ではマグネット本体42の外周面に沿う円弧状)に形成されている。
リフティングマグネット40の後部には、アーム34との連結部である一対のブラケッ
ト58が設けられている。これらのブラケット58は前記マグネット本体42の上面と後側の掻き均し面形成部材52の後側面とにまたがるようにして固定されており、かつ、前記アーム34にリンク機構を介して連結されている。
具体的に、前記ブラケット58は、その後端部が前記軸38を介してアーム34の先端部に連結されるとともに、当該軸38よりも前側の部分が軸60を介して相対回動可能となるようにリンク62の一端に連結されている。このリンク62の他端は軸64を介して相対回動可能となるようにリンク66の一端に連結されており、当該リンク66の他端が前記アーム34に軸68を介して相対回動可能に連結されている。そして、前記軸64に前記マグネット駆動シリンダ39のロッドの先端が連結されており、このマグネット駆動シリンダ39の伸縮に伴ってブラケット38を含むリフティングマグネット40全体が軸38回りに回動駆動されるようになっている。
この連結状態において、前記掻き均し面54がアーム34の旋回方向に対して略直交する方向に延び、かつ、前記焼却灰掻き均し部55がアーム34の旋回半径方向の外側に向かって突出する姿勢をとっている。
なお、このリフティングマグネット40において前記掻き均し面形成部材50,52のいずれか一方のみを装着しても、掻き均し面の形成は可能である。ただし、図示のように両形成部材50,52をマグネット本体42に対してこれを旋回方向と略直交する方向から挟みこむように装着すれば、当該方向について寸法の大きい掻き均し面54を形成することができる利点がある。また、掻き均し面54は少なくとも一部に平面部分を有していればよく、当該平面部分と曲面部分とを組合わせたものであってもよい。平面部分についても、良好な掻き均し機能を確保できる程度の平坦度を有していればよく、僅かに曲率を有するものであってもよい。
前記掻き均し面形成部材50,52の材質は特に問わないが、適当な強度を有し、かつ、マグネット本体42が形成する磁界に影響を与えない非磁性の材料であることが好ましい。具体的には、非磁性のステンレス鋼(例えば18Ni−8Crに代表されるオーステナイトNi−Cr系ステンレス鋼)やアルミ合金といった非磁性金属が好適である。
次に、以上示した設備を利用して前記含水焼却灰15中の磁性廃棄物を選別収集する方法を説明する。この方法は、次の各工程を含む。
1.焼却灰搬入工程
図略のトラック等により含水焼却灰15をピット10へ搬送し、その作業面12上に例えば図1に示すようにして山積みする。
2.掻き均し工程
作業機械20を傾斜面14からピット10内に侵入させ、山積みされた含水焼却灰15の近傍に停止させる。そして、当該作業機械20の上部旋回体24を略垂直軸回りに旋回駆動してアーム34及びその先端に装着されたリフティングマグネット40を消磁状態で旋回させることにより、前記含水焼却灰15が積み上げられた山の少なくとも一部を掻き崩して平坦に掻き均す。すなわち、図4に示すような平坦面15aを形成する。
このとき、前記リフティングマグネット40には両掻き均し部形成部材50,52によって前記旋回方向を向く平板状の掻き均し面54が形成されているので、この掻き均し面54を利用して含水焼却灰15を効率良く掻き均すことができる。
さらに、リフティングマグネット40の先端部には先尖り状の焼却灰掻き均し部55が
形成されているので、この焼却灰掻き均し部55を下に向けて水平移動させることにより、細かい掻き均し作業や掻き集め作業も円滑に行うことができる。しかも、この焼却灰掻き均し部55とコネクタ44との間には灰避け部56が介在しているので、この灰避け部56により、前記焼却灰掻き均し部55で掻き均される含水焼却灰15が前記コネクタ44に接触することが阻止され、当該接触による電気的なトラブルの発生が未然に防止される。
この焼却灰掻き均し部と灰避け部との組合わせによる効果は、前記掻き均し部形成部材50,52を備えていないリフティングマグネット40であっても、同様に享受することができる。例えば、図5に示すようにマグネット本体42の外周面から直接、先尖り状の焼却灰掻き均し部42aが突設されたものであっても、この焼却灰掻き均し部42aを用いて有効な掻き均し作業を行うことが可能であり、かつ、この焼却灰掻き均し部42aとマグネット本体42の上面のコネクタ44との間に灰避け部56を介在させることにより、当該コネクタ44を前記焼却灰から保護することが可能である。
3.吸着工程
前記のようにして含水焼却灰15を掻き均すことにより形成された平坦面15aのすぐ上方の位置に前記リフティングマグネット40をその吸着面(下面)が略平行となる姿勢で静止させ、この状態で当該リフティングマグネット40におけるマグネット本体42の電磁石を作動させることにより、その磁力で前記吸着面に前記含水焼却灰15中の磁性廃棄物を吸着させる。
このとき、予め形成した平坦面15aに前記吸着面を対向させるようにしているので、図1に示すように山積みされたままの含水焼却灰15の当該山の頂部に対して吸着面を対向させる場合に比べ、当該吸着面をより広い範囲にわたって有効に活用することができる。すなわち、一度の吸着動作で吸着できる磁性廃棄物の量を大幅に増やすことができ、これにより処理効率の向上を図ることができる。
また、前記掻き均し工程で使用したリフティングマグネット40をそのまま用いて吸着を行うので、掻き均し工程から吸着工程への移行も短時間で円滑に行うことができる。
4.洗浄除去工程
前記リフティングマグネット40に吸着された磁性廃棄物に混在する焼却灰を洗浄除去する。その方法としては、当該吸着状態のまま、前記磁性廃棄物に洗浄水を吹き付けて当該磁性廃棄物に付着した焼却灰を洗い落とすだけでもある程度の洗浄除去は可能であるが、前記リフティングマグネット40による前記磁性廃棄物の吸着と解放を繰り返しながら前記洗浄水による洗浄を行うことにより、より効果的な焼却灰の洗浄除去を行うことが可能になる。
その具体的な方法としては、例えば次のようなものが挙げられる。
方法1
図6に示すような水槽16を用いる。この水槽16は、前記リフティングマグネット40の吸着面よりも大きくかつ比較的浅めに形成されたもので、その内部に給水手段であるポンプ17から洗浄水が連続供給されることにより、当該洗浄水が常時槽外へ溢れ出る状態とされている。
この水槽16に対し、前記磁性廃棄物(図6では磁性廃棄物62)を吸着したリフティングマグネット40を当該水槽16の上方または当該水槽16内に静止させ、その状態で当該リフティングマグネット40の電磁石の通電をオンオフさせることにより、当該リフ
ティングマグネット40による前記磁性廃棄物62の吸着と解放を周期的に繰り返すようにする。これにより、前記磁性廃棄物62は水槽16内で上下方向に往復動することとなり、当該磁性廃棄物62に付着している焼却灰が洗浄水中で有効に洗浄除去される。
方法2
前記磁性廃棄物を吸着したリフティングマグネット40を作業面12から少し離れた高さ位置に保持し、当該磁性廃棄物にポンプから圧送される洗浄水を吹き付ける吹き付け操作を行う。次いで、前記リフティングマグネット40の電磁石の通電を切って当該リフティングマグネット40から磁性廃棄物を解放し、作業面12上に落下させて衝撃を与える落下操作を行う。このような吹き付け操作と落下操作とを繰り返すことにより、前記磁性廃棄物に付着した焼却灰を洗浄除去する。
方法3
前記磁性廃棄物を吸着したリフティングマグネット40を傾斜面14から少し離れた高さ位置に保持する。そして、このリフティングマグネット40の電磁石の通電を切って当該リフティングマグネット40から磁性廃棄物を解放することにより前記傾斜面14上に落下させ、かつ、この磁性廃棄物に洗浄水を吹き付ける吹き付け操作と、前記電磁石を通電させてリフティングマグネット40に磁性廃棄物を再度吸着させる吸着操作とを繰り返して行う。このとき、前記傾斜面14への落下により磁性廃棄物に与えられる衝撃と、当該磁性廃棄物への洗浄水の吹き付けとにより、この磁性廃棄物に付着した焼却灰が洗浄除去されるとともに、吹き付けられた洗浄水は焼却灰とともに傾斜面14に沿って円滑に流し落される。
この方法は、前記作業機械20の出入りのためにピット10に設けられた傾斜面14を利用するほか、別途専用に設けられた傾斜面を利用しても実施が可能である。傾斜面の傾斜角度は、洗浄水が確実に流下し、かつ、磁性廃棄物がずり落ちない範囲で適宜設定すればよく、一般には5°〜15°程度が好適である。
5.回収工程
洗浄除去後の磁性廃棄物を前記リフティングマグネット40に吸着させて作業機械20により搬送し、ピット10内の回収箱18内に投入する。ここでの回収位置は適宜設定可能であり、例えばピット10内の適当な場所に山積みするだけでもよい。
なお、以上説明した設備において、ピット10内の使用済み洗浄水の処理は適宜行えばよいが、当該洗浄水に含まれる焼却灰を取り除くろ過手段を設け、そのろ過手段でろ過された洗浄水を再利用するようにすれば、使用水量の大幅な削減が可能になる。
そのろ過手段の一例として、図7にろ過槽70を示す。このろ過槽70は、ピット作業面12のうち僅かに低く形成された箇所をさらに掘り下げることにより下方に凹設されたもので、その内部に立設された仕切り壁72によって第1槽74と第2槽76とに区画されている。
このろ過槽70において、作業面12上を流れる使用済みの洗浄水はまず第1槽74に流れ込み、この洗浄水に含まれる大部分の焼却灰が第1槽74の底部に沈殿物78として回収される。この第1槽74から第2槽76側に溢れた洗浄水は、当該第2槽76に傾斜状態で設けられた案内板80の下側をかいくぐって槽底部に流れ込む。
この第2槽76には、その底面近傍位置と水面近傍位置とにそれぞれポンプ82,84が吊設されている。このうち、底面近傍に位置するポンプ82に吸引される洗浄水には、まだ少量の焼却灰が含まれているため、当該洗浄水は前記ポンプ82に吸引された後に作
業面12上に還元するようにする。その一方、水面近傍近傍に位置するポンプ84に吸引される洗浄水は、いわゆる上澄み液であって、焼却灰をほとんど含まない状態となっているため、この洗浄水は前記ポンプ84からそのまま洗浄除去工程の実施場所(前記方法1で用いられる水槽16や方法3で用いられる傾斜面14等)に圧送し、新たな洗浄水として再利用に供する。
さらに、図示のように前記ポンプ82とポンプ84との間に例えば合成樹脂からなるネットで構成されたフィルタ83を介在させ、このフィルタ83を通過する洗浄水のみがポンプ84から圧送されるようにすれば、ろ過効果はさらに高められる。前記フィルタ83は目詰まりした段階で適宜交換すればよい。
また、図示のように第1槽74の入口部分や出口部分(すなわち仕切り壁72)に金網86を立設して比較的大きな混在物を捕獲するようにしても効果的である。
本発明の実施の形態にかかるピットの概要を示す一部断面斜視図である。 前記ピット内で用いられる作業機械の全体斜視図である。 (a)は前記作業機械のアームに連結されるリフティングマグネットの平面図、(b)は側面図である。 図3に示されるリフティングマグネットを用いて行われる掻き均し工程を示す斜視図である。 前記リフティングマグネットの変形例を示す斜視図である。 図3に示されるリフティングマグネットを用いて行われる洗浄除去工程を示す一部断面側面図である。 前記ピット内に設けられるろ過槽の例を示す断面図である。
符号の説明
10 ピット
12 作業面
14 傾斜面
15 含水焼却灰
15a 平坦面(掻き均した面)
16 水槽
17 ポンプ(給水手段)
18 回収箱
20 作業機械
22 下部走行体
24 上部旋回体
34 アーム
40 リフティングマグネット
42 マグネット本体
44 コネクタ(電気接続部)
46 給電線(配線)
50,52 掻き均し面形成部材
54 掻き均し面
55 焼却灰掻き均し部
56 灰避け部
58 ブラケット(連結部)
70 ろ過槽
84 ポンプ(給水手段)

Claims (16)

  1. 山積みされた含水焼却灰中に含まれる磁性廃棄物を選別して収集するための方法において、
    略垂直軸回りに旋回可能なアームを有する作業機械の当該アームの先端に装着したリフティングマグネットを少なくとも前記アームの旋回方向に移動させることにより、前記含水焼却灰が積み上げられた山の少なくとも一部を掻き崩して平坦に掻き均す掻き均し工程と、
    平坦に掻き均された含水焼却灰の表面に前記リフティングマグネットを近接させて当該リフティングマグネットに前記含水焼却灰中の磁性廃棄物を磁力で吸着させる吸着工程と、
    このリフティングマグネットによる前記磁性廃棄物の吸着と解放を繰り返しながら、当該磁性廃棄物に付着した焼却灰を洗浄水で洗浄除去する操作を含む洗浄除去工程と、
    洗浄除去後の磁性廃棄物を前記リフティングマグネットによる吸着と前記アームの動作を利用して所定の回収位置へ移送する回収工程と、
    を含むことを特徴とする焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法。
  2. 請求項1記載の焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法において、
    前記掻き均し工程では、前記アームの旋回方向に向く掻き均し面であって当該旋回方向と略直交する平面部分を含む掻き均し面を有するリフティングマグネットを用いて前記含水焼却灰を掻き均すことを特徴とする焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法。
  3. 請求項1または2記載の焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法において、
    前記掻き均し工程、吸着工程、及び洗浄除去工程を、囲繞壁で囲まれた共通のピット内で行うことを特徴とする焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法において、
    前記洗浄除去工程は、内部に洗浄水が供給されて当該洗浄水が溢れ流れる状態とされた水槽の内部または当該水槽の上に前記リフティングマグネットを位置させて当該リフティングマグネットによる前記磁性廃棄物の吸着と解放を繰り返すことにより当該水槽内で焼却灰を洗浄除去する操作を含むことを特徴とする焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法において、
    前記洗浄除去工程は、前記リフティングマグネットに吸着された磁性廃棄物に対して洗浄水を吹き付ける操作と当該リフティングマグネットから磁性廃棄物を解放して所定の面上に着地させる操作とを繰り返すものであることを特徴とする焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法。
  6. 請求項1〜3のいずれかに記載の焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法において、
    前記洗浄除去工程は、傾斜面上で前記リフティングマグネットによる磁性廃棄物の吸着と解放を繰り返すとともに、当該解放により前記傾斜面上に着地した磁性廃棄物に洗浄水を吹き付けてこの洗浄水を前記傾斜面に沿って流下させる操作を含むものであることを特徴とする焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法。
  7. 請求項記載の焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法において、
    前記掻き均し工程、吸着工程、及び洗浄除去工程を周囲の地面よりも底面が低いピット内で行うとともに、このピットに対して作業機械を出入りさせるための傾斜面を利用して前記洗浄除去工程を行うことを特徴とする焼却灰中の磁性廃棄物の選別収集方法。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載の磁性廃棄物の選別収集方法に用いられるリフティングマグネットであって、
    前記磁性廃棄物を磁力により吸着する吸着面をもつマグネット本体と、
    旋回可能なアームを有する作業機械の当該アームの先端に連結される連結部とを備え、
    この連結部が前記アームの先端に連結された状態で当該アームの旋回方向に向き、かつ、その旋回方向に対して略直交する方向の平面部分を含む掻き均し面を有することを特徴とするリフティングマグネット。
  9. 請求項記載のリフティングマグネットにおいて、
    前記マグネット本体の外周面を囲むように装着されることにより前記平面部分を含む掻き均し面を形成する掻き均し面形成部材を備えたことを特徴とするリフティングマグネット。
  10. 請求項記載のリフティングマグネットにおいて、
    前記掻き均し面形成部材が非磁性材料により形成されていることを特徴とするリフティングマグネット。
  11. 請求項9または10記載のリフティングマグネットにおいて、
    前記掻き均し面形成部材は、前記マグネット本体に対し、前記連結部が前記アームの先端に連結された状態で当該アームの旋回方向と略直交する方向の両側から前記マグネット本体を挟み込む位置に装着されることを特徴とするリフティングマグネット。
  12. 請求項9〜11のいずれかに記載のリフティングマグネットにおいて、
    前記掻き均し面形成部材に、前記連結部が前記アームの先端に連結された状態で当該ア
    ームの旋回半径方向の外側に向かって突出する先尖り状の焼却灰掻き均し部が形成されていることを特徴とするリフティングマグネット。
  13. 請求項12記載のリフティングマグネットにおいて、
    前記焼却灰掻き均し部と前記マグネット本体の上面に設けられた電気接続部との間に介在して当該焼却灰掻き均し部により掻き均される焼却灰が前記電気接続部に接触するのを阻止する灰避け部を備えたことを特徴とするリフティングマグネット。
  14. 請求項1〜7のいずれかに記載の磁性廃棄物の選別収集方法に用いられるリフティングマグネットであって、
    前記磁性廃棄物を磁力により吸着する吸着面をもつマグネット本体と、
    略垂直軸回りに旋回可能なアームを有する作業機械の当該アームの先端に連結される連結部と、
    この連結部が前記アームの先端に連結された状態で当該アームの旋回半径方向の外側に向かって突出する先尖り状の焼却灰掻き均し部と、
    この焼却灰掻き均し部と前記マグネット本体の上面に設けられた電気接続部との間に介在して当該焼却灰掻き均し部により掻き均される焼却灰が前記電気接続部に接触するのを阻止する灰避け部と、
    を備えたことを特徴とするリフティングマグネット。
  15. 請求項13または14記載のリフティングマグネットにおいて、
    前記灰避け部は、上方から見て前記電気接続部及びこの電気接続部に接続される配線に沿う曲線状であって当該電気接続部及び配線と反対の側に凸となる曲線状の壁材で構成されていることを特徴とするリフティングマグネット。
  16. 走行可能な走行体と、
    この走行体に略垂直軸回りに旋回可能となるように搭載されたアームと
    請求項8〜15のいずれかに記載のリフティングマグネットとを備え、
    前記アームの先端に前記リフティングマグネットの連結部が連結されて当該リフティングマグネットの掻き均し面が前記アームの旋回方向を向いていることを特徴とする自走式作業機械。
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