JP4254598B2 - 飲料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料供給装置に関する。
一般に、飲料供給装置(例えば飲料ディスペンサ、カップ式自動販売機)は、飲料の原料(濃縮液体原料、粉末原料など)を水や炭酸水などの希釈液により所定の比率で希釈して飲料を調理している。例えば飲料ディスペンサでは、当該所定の比率をより適切なものとするために、原料供給ラインと希釈液供給ラインとに、電気的に開閉するバルブとともに流量調整弁(例えばフローレギュレータ、流量計)が設けられ、原料や希釈液の流量が管理されつつカップ内で混合されていた。
図12に飲料供給装置の原料供給ラインおよび希釈液供給ラインの一例を示す。水道水は、配管P1をとおり水フィルタ11および水入口バルブ12を介して第1の分配器13Aに供給される。第1の分配器13Aに供給された水道水は、ここで、水槽14側と水槽14内の水槽水中に配置されたコイルユニット15側との2つに分岐する。水槽14側に供給された水道水は、配管P2をとおり水道給水バルブ16を介して水槽14に流入する。コイルユニット15側に供給された水道水は、配管P3を通り加圧ポンプ17で加圧され、コイルユニット15を介して第2の分配器13Bに供給される。第2の分配器13Bに供給された水道水は、ここで、マルチバルブ18側と、水槽14の冷却水中に配置され炭酸水を製造するカーボネータ19側と、一方のべリスタポンプ20A側と、他方のべリスタポンプ20B側との4つに分岐する。マルチバルブ18側に供給された水は、配管P4を通り流量調整弁21および冷水バルブ22を介してマルチバルブ18に流入し、冷水としてカップCに吐出される。カーボネータ19側に供給された水は配管P5を通りカーボネータ給水バルブ23を介してカーボネータ19に供給され、炭酸ガスボンベ24からの炭酸ガスを取り込んで炭酸水となり、当該炭酸水は、流量調整弁25、コイルユニット15および炭酸水バルブ26を介してマルチバルブ18に流入し、カップCに吐出される。ベリスタポンプ20A、20B側に供給された水は、配管P6、P7を通り流量調整弁27A、27Bを介してベリスタポンプ20A、20B内の希釈水バルブ20a、20bを介して希釈水としてカップCに吐出される。一方、炭酸ガスボンベ24からの炭酸ガスによって原料タンク28A、28B、28C、28Dから圧送された原料I、II、III、IVは、コイルユニット15および原料バルブ29A、29B、29C、29Dを介してマルチバルブ18に流入し、カップCに吐出される。
このように原料供給ラインや希釈液供給ラインには、上述のような各バルブが設けられており、飲料供給装置を制御するために設けられる制御部からの電気信号によって、対応するバルブの開閉を行っている。具体的には、各バルブには電磁リレーのリレースイッチ(励磁してしないとき開く)が接続されており、制御部には、当該電磁リレーのリレースイッチに対応する電磁リレーのコイル(以下、リレーコイルという)が接続されている。そして、開店する際に、例えば飲料供給装置の管理者が、飲料供給装置の飲料供給を可能とするスイッチを入れ、制御部からの出力信号が供給されることによって、リレーコイルに所定の電圧が印加され、当該リレーコイルは励磁される。そして、当該リレーコイルに対応するリレースイッチが、例えば閉じたり、切り替わったりすることにより、バルブに電圧が印加(例えば100V)されることとなる。よって当該バルブの電気的制御が可能となり、制御部からのバルブを開く信号や、バルブを閉じる信号によって、バルブを開いたり、閉じたりすることができる。
例えば、閉店する際には、次の開店時から直ぐに飲料供給装置による飲料の供給を可能とすべく、飲料供給装置全体の電源を切ることは行われない。そのかわり上述したスイッチを切ることにより、リレーコイルへの電圧の印加を止め、励磁状態を解除する。そして、当該リレーコイルに対応するリレースイッチが開き、バルブに電圧が印加しないようにしている。つまり、バルブを閉じた状態とすることにより、希釈液や原料の漏れ(以下、水漏れという)を防止している。さらに、例えば水槽14の水を冷却するための回路への電圧は印加され続けているので、次の開店時には、冷却水を直ぐに供給することが可能となる。
上述のように、開店や閉店時における飲料供給装置の飲料供給を可能とするか否かは、飲料供給装置の管理者などによって、スイッチ等を入れたり、切ったりすることにより行われている。
特開平10−203595号公報
そのため飲料供給装置の管理者は、閉店する際に飲料供給装置の動作を停止させる場合には、当該スイッチを切らなければならない、という煩わしさがある。また、閉店する際、飲料供給装置の管理者が当該スイッチを切るのを忘れてしまう場合もあった。さらに、飲料供給装置の管理者が、当該スイッチを切っても、当該スイッチの故障により、バルブへの電圧が遮断されず、バルブが開状態のままとなってしまう可能性があった。そのため、制御部の異常などにより、当該制御部がバルブへの飲料通過を許可する信号を送信し、水漏れ事故が発生してしまうことがあった。また、水漏れが発生した飲料供給装置の近傍に人がいない場合、水漏れに対する処理が遅れ、被害が多大なものとなる恐れもあった。
そこで、本発明では、飲料供給装置の飲料供給動作を停止させる場合において、バルブへの飲料の通過を確実に止めることが可能な飲料供給装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための発明は、配管内の飲料を通過させるバルブと、前記バルブと接続されるバルブ用リレースイッチと、所定電圧と接続されるバルブ用リレーコイルと、前記バルブ用リレーコイルが励磁されたとき、前記バルブ用リレースイッチが閉じて前記飲料が前記バルブを通過可能となる飲料供給装置であって、操作したときのみ閉じる販売設定スイッチと、時刻を計時するタイマと、前記販売設定スイッチが閉じたときに発生する所定の論理レベルのスイッチ操作信号に基づいて、一方の論理レベルの制御信号を出力し、前記タイマが予め定められた時刻を計時したときの計時出力に基づいて、他方の論理レベルの制御信号を出力する制御部と、一方の論理レベルの前記制御信号に基づいて、前記所定電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間を励磁に伴って接続した状態に保持し、他方の論理レベルの前記制御信号に基づいて、前記所定電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間を遮断するバルブ制御用リレースイッチと、を備えたことを特徴とする。
この飲料供給装置によれば、予めタイマに定められた時刻において、他方の論理レベルの制御信号に基づいて、バルブ用リレーコイルの励磁が解除され、飲料がバルブを通過することが不可能となる。
配管内の飲料を通過させるバルブと、前記バルブと接続されるバルブ用リレースイッチと、所定電圧と接続されるバルブ用リレーコイルと、を有し、前記バルブ用リレーコイルが励磁されたとき、前記バルブ用リレースイッチが閉じて前記飲料が前記バルブを通過可能となる飲料供給装置であって、操作したときのみ閉じる販売設定スイッチと、前記販売設定スイッチが閉じたときに一方の論理レベルとなるスイッチ操作信号が入力され、当該スイッチ操作信号が入力される毎に一方の論理レベルまたは他方の論理レベルの制御信号を交互に出力する制御部と、一方の論理レベルの前記制御信号に基づいて、前記所定電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間を励磁に伴って接続した状態に保持し、他方の論理レベルの前記制御信号に基づいて、前記所定電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間を遮断するバルブ制御用リレースイッチと、を備えたことを特徴とする。
この飲料供給装置によれば、他方の論理レベルの制御信号に基づいて、バルブ用リレーコイルの励磁が解除され、飲料がバルブを通過することが不可能となる。
配管内の飲料を通過させるバルブと、前記バルブと接続されるバルブ用リレースイッチと、第1電圧と接続されるバルブ用リレーコイルと、を有し、前記バルブ用リレーコイルが励磁されたとき、前記バルブ用リレースイッチが閉じて前記飲料が前記バルブを通過可能となる飲料供給装置であって、操作したときのみ閉じる販売設定スイッチと、前記第1電圧と第2電圧(<前記第1電圧)との間で前記販売設定スイッチと直列接続され、励磁に伴って開く第1リレースイッチと、前記販売設定スイッチと並列接続され、励磁に伴って閉じる第2リレースイッチと、前記第1電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間に接続され、励磁に伴って前記第2リレースイッチと同じタイミングで閉じる第3リレースイッチと、時刻を計時するタイマと、前記販売設定スイッチが閉じたときに一方の論理レベルとなるスイッチ操作信号が入力される制御部と、を備え、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いている状態から、前記販売設定スイッチが閉じた場合、前記制御部に関わらず、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが閉じて、前記飲料は前記バルブを通過となり、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが閉じている状態において、前記タイマが予め定められた時刻を計時したことを検出した前記制御部の制御信号に基づいて前記第1リレースイッチが励磁に伴って開くとともに、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いて、前記飲料は前記バルブを通過不可能となる、ことを特徴とする。
この飲料供給装置によれば、予めタイマに定められた時刻において、第2リレースイッチおよび第3リレースイッチが開くことにより、バルブ用リレーコイルの励磁が解除され、飲料がバルブを通過することが不可能となる。
配管内の飲料を通過させるバルブと、前記バルブと接続されるバルブ用リレースイッチと、第1電圧と接続されるバルブ用リレーコイルと、を有し、前記バルブ用リレーコイルが励磁されたとき、前記バルブ用リレースイッチが閉じて前記飲料が前記バルブを通過可能となる飲料供給装置であって、操作したときのみ閉じる販売設定スイッチと、前記第1電圧と第2電圧(<前記第1電圧)との間で前記販売設定スイッチと直列接続され、励磁に伴って開く第1リレースイッチと、前記販売設定スイッチと並列接続され、励磁に伴って閉じる第2リレースイッチと、前記第1電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間に接続され、励磁に伴って前記第2リレースイッチと同じタイミングで閉じる第3リレースイッチと、前記販売設定スイッチが閉じたときに一方の論理レベルとなるスイッチ操作信号が入力される制御部と、を備え、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いている状態から、前記販売設定スイッチが閉じた場合、前記制御部に関わらず、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが閉じて、前記飲料は前記バルブを通過可能となり、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが閉じている状態から、前記販売設定スイッチが閉じた場合、前記スイッチ操作信号が入力された前記制御部の制御信号に基づいて、前記第1リレースイッチが励磁に伴って開くとともに前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いて、前記飲料は前記バルブを通過不可能となる、ことを特徴とする。
この飲料供給装置によれば、第2リレースイッチおよび第3リレースイッチが開くことにより、バルブ用リレーコイルの励磁が解除され、飲料がバルブを通過することが不可能となる。
また、かかる飲料供給装置において、前記制御部に対する前記スイッチ操作信号の入力を計数するカウンタを備え、前記カウンタは、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いているときの前記スイッチ操作信号から計数を開始し、前記制御部は、前記カウンタが偶数回目の前記スイッチ操作信号を計数したとき、励磁に伴って前記第1リレースイッチを開くための制御信号を出力する、ことを特徴とする。
この飲料供給装置によれば、第2リレースイッチおよび第3リレースイッチが開くことがより確実となり、バルブ用リレーコイルの励磁が解除され、飲料がバルブを通過することが不可能となる。
配管内の飲料を通過させるバルブと、前記バルブと接続されるバルブ用リレースイッチと、第1電圧と接続されるバルブ用リレーコイルと、を有し、前記バルブ用リレーコイルが励磁されたとき、前記バルブ用リレースイッチが閉じて前記飲料が前記バルブを通過可能となる飲料供給装置であって、操作したときのみ閉じる販売用スイッチと、前記第1電圧と第2電圧(<前記第1電圧)との間で前記販売用スイッチと直列接続され、励磁に伴って開く第1リレースイッチと、操作したときのみ閉じ、前記第1リレースイッチを励磁に伴って開くための販売停止用スイッチと、前記販売用スイッチと並列接続され、励磁に伴って閉じる第2リレースイッチと、前記第1電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間に接続され、励磁に伴って第2リレースイッチと同じタイミングで閉じる第3リレースイッチと、を備え、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いている状態から、前記販売用スイッチが閉じた場合、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが閉じて、前記飲料は前記バルブを通過可能となり、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが閉じている状態から、前記販売停止用スイッチが閉じた場合、前記第1リレースイッチが励磁に伴って開くとともに前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いて、前記飲料は前記バルブを通過不可能となる、ことを特徴とする。
この飲料供給装置によれば、第2リレースイッチおよび第3リレースイッチが開くことにより、バルブ用リレーコイルの励磁が解除され、飲料がバルブを通過することが不可能となる。
配管内の飲料を通過させるバルブと、前記バルブと接続されるバルブ用リレースイッチと、所定電圧と接続されるバルブ用リレーコイルと、を有し、前記バルブ用リレーコイルが励磁されたとき、前記バルブ用リレースイッチが閉じて前記飲料が前記バルブを通過可能となる飲料供給装置であって、前記所定電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間に接続され、励磁に伴って閉じるバルブ制御用リレースイッチと、人体を検出する人体センサと、前記人体センサが人体を検出していない継続期間を計数する計数部と、前記計数部の計数する継続期間が予め定められた期間を超えたとき、励磁の解除に伴って前記バルブ制御用リレースイッチを開くための制御信号を出力する制御部と、を備えたことを特徴とする。
この飲料供給装置によれば、近傍に人がいない期間が、予め定められた期間を超えたとき、第2リレースイッチおよび第3リレースイッチが開くことにより、バルブ用リレーコイルの励磁が解除され、飲料がバルブを通過することが不可能となる。
本発明によれば、飲料供給装置の飲料供給動作を停止させる場合において、バルブへの飲料の通過を確実に止めることが可能な飲料供給装置を提供することが可能となる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
なお、各実施形態において、飲料供給装置は、例えば店舗等に設置される飲料ディスペンサであることとする。
<<第1の実施形態>>
===飲料ディスペンサの概略構成===
図1、図12を参照しつつ、本発明を適用する飲料ディスペンサの概略構成について説明する。図1は、飲料ディスペンサの本実施形態の概略構成を示す回路ブロック図である。
飲料ディスペンサは、マイクロコンピューター33A(制御部)、後述する販売制御部、図12に示す販売機構部により飲料の供給動作が実行される。
マイクロコンピューター33Aは、販売制御部を介して販売機構部を制御するものである。具体的には、マイクロコンピューター33Aは、CPU1、ROM2、RAM3、タイマ5を有する。CPU1は、ROM2のアドレスを指定するアドレスカウンタ(不図示)、ROM2から読み出されるプログラムデータを解読するプログラムロジックアレイ(不図示)、論理演算を行う演算論理ユニット(不図示)、演算データを一時格納するレジスタ(不図示)などを有する。ROM2は、販売機構部を制御するためのプログラムデータが予め記憶されている。また、飲料ディスペンサの情報(例えば、調理情報など)が記憶されている。なお、ROM2は、データを製造工程で焼付け固定するマスクROM、データを紫外線消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEPROM、データを電気消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEEPROM(フラッシュROMを含む)などの不揮発性記憶素子で構成される。RAM3は、CPU1で論理演算される作業データ、販売制御部から送信される各種データ(例えば売上データ情報など)の書き込みまたは読み出しを行うものである。なお、RAM3は、前述のEEPROMで構成されてもよいし、SRAMなどの揮発性記憶素子で構成されてもよい。RAM3がSRAMなどの揮発性記憶素子で構成される場合、RAM3内のデータは、バックアップ電源にて保持される。タイマ5は、時刻を計時するものである。なお、後述するように、CPU1は、飲料ディスペンサの飲料供給の停止時刻が設定機8で設定されると、当該停止時刻をRAM3に記憶させる。そして、CPU1は、タイマ5が計時する時刻と停止時刻を比較する。また、マイクロコンピューター33Aは、販売ボタン4からの押下信号を受信すると、後述するバルブ12を開いて飲料の調理を行うべく、販売機構部に制御信号を送信する。なお本実施形態においては、説明の便宜上、販売ボタン4がバルブ12と対応すべく設けられているが、販売ボタンは、飲料ディスペンサが供給する飲料の種類の数に応じて設けられる。
販売機構部は、マイクロコンピューター33Aからの制御に基づいて、各希釈液、各原料を所定の比率で希釈して飲料を調理する。販売機構部には、図12に示すとおり複数の各バルブが設けられている。なお、本実施形態では説明の便宜上、図12に示す各バルブのうち1つのバルブ(例えば図12・水入口バルブ。以下、バルブ12として説明する)について説明する。尚、他のバルブについても同様に電圧の印加または解除が行われる。よって他のバルブの説明を省略する。バルブ12は電磁リレーのリレースイッチ37D(バルブ用リレースイッチ)と直列接続されている。リレースイッチ37Dは、後述するリレーコイル36D(バルブ用リレーコイル)が励磁されたとき、閉じるスイッチである(このようなリレーコイルが励磁されていないとき開いているリレースイッチをノーマルオープンスイッチと称し、N・Oと記載する)。また、リレースイッチ37Dが閉じたとき、バルブ12には、電圧(例えば100V)が印加される。
販売制御部は、マイクロコンピューター33Aからの制御信号に基づいて、販売機構部を制御する。以下、販売制御部について説明する。電磁リレーのリレースイッチ37G(バルブ制御用リレースイッチ)の一端は、リレーコイル36Aの励磁に伴って接点Hと接続され、リレーコイル36Aが励磁されないとき接点Gと接続されるスイッチである。リレースイッチ37Gの他端は、電源V1(第1電圧)と接続されている。電磁リレーのリレースイッチ37Hの一端は、リレーコイル36Aの励磁に伴って接点Jと接続され、リレーコイル36Aが励磁されないとき接点Iと接続されるスイッチである。また、リレースイッチ37Hの他端は、接地(0V)されている。さらに、接点Jは、リレーコイル36Aの他端と接続されている。リレーコイル36Aの一端は、pnpトランジスタ42のコレクタと接続され、他端は、ダイオード38Dを介して、プッシュスイッチ34Aの一端と接続されている。pnpトランジスタ42は、ベースが抵抗39D、ドライバ35Aを介してマイクロコンピューター33Aに設けられたB端子と接続され、エミッタが電源V3(例えば24V)と接続され、コレクタがリレーコイル36Aの一端と接続されている。またエミッタベース間には、抵抗39Eが接続されている。押下(操作)されている期間のみ閉じるプッシュスイッチ34A(販売設定スイッチ)の一端は、ダイオード38Cを介してマイクロコンピューター33Aに設けられたA端子に接続され、他端は接地されている。つまり、プッシュスイッチ34Aが閉じたとき、マイクロコンピューター33AのA端子にはローレベルが入力される。リレーコイル36Aは、pnpトランジスタ42のベースがローレベルになると、コレクタに電流が流れ励磁される。つまり、リレーコイル36Aは、一端が電源V3(略24V)と接続され、他端が接地されることによって励磁される。リレースイッチ37Dは、リレーコイル36Dの励磁に伴って閉じる。リレーコイル36Dの一端は、接点Hと接続され、他端はドライバ35Dを介して、マイクロコンピューター33Aに設けられたD端子と接続されている。リレーコイル36Dは、マイクロコンピューター33AのD端子からハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Dの出力がローレベルになることによって励磁される。つまり、リレーコイル36Dは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されることによって、電流が流れて励磁される。尚、ドライバ35Aは、破線内部に示すように、例えばnpnトランジスタ41、ベースと接続された抵抗39B、エミッタベース間の抵抗39Cから構成され、コレクタは電源V2と接続されている。ドライバ35Dもドライバ35Aと同様に構成されている。
===飲料ディスペンサの具体的動作===
図1、図12を参照しつつ、本発明を適用する飲料ディスペンサにおいて、飲料のバルブ通過を可能にするか否かについての具体的動作について説明する。なお、本実施形態では、飲料ディスペンサのリレースイッチ37Dが開いている状態からの動作を説明するものとする。
プッシュスイッチ34Aが閉じられると、マイクロコンピューター33AのA端子にローレベルが入力される。マイクロコンピューター33Aは、当該ローレベルを受けると、トランジスタ35AにB端子からハイレベルの制御信号を出力する。当該ハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Aからの出力はローレベルとなる。よって、pnpトランジスタ42のベース電位が下降することによってONし、リレーコイル36Aは、電源V3からpnpトランジスタ42、リレーコイル36A、ダイオード38D、プッシュスイッチ34Aに電流が流れ、励磁される。つまり、リレーコイル36Aは、一端が電源V3(略24V)と接続され、他端が接地されることによって励磁される。リレーコイル36Aが励磁されることに伴って、リレースイッチ37Gの一端は接点Hと接続されるとともに、リレースイッチ37Hの一端は接点Jと接続される。その後、プッシュスイッチ34Aが開いても、電源V3からの電流がpnpトランジスタ42、リレーコイル36A、リレースイッチ37Hと流れ続けるため、リレーコイル36Aは励磁されたままとなり、リレースイッチ37Gは接点Hと、リレースイッチ37Hは接点Jと接続されたままとなる。よって、その状態が保持されることとなる。
そして、販売ボタン4が押下されると、マイクロコンピューター33Aは、当該押下信号を受信し、ドライバ35DにD端子からハイレベルの制御信号を出力する。リレーコイル36Dは、当該ハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Dの出力がローレベルになること、およびリレースイッチ37Gが接点Hに接続されることによって励磁される。つまり、リレーコイル36Dは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されていることによって、電流が流れて励磁される。そして、リレーコイル36Dが励磁されることに伴って、リレースイッチ37Dが閉じる。リレースイッチ37Dが閉じられるとバルブ12には、電圧(例えば100V)が印加されることとなる。つまり、飲料ディスペンサは、飲料のバルブ通過が可能となる。
その後、マイクロコンピューター33Aに設けられたCPU1は、設定機8によって予め定められた、RAM3に記憶されている飲料ディスペンサの飲料供給の停止時刻と、タイマ5が計時する時刻とが一致したと判別すると、B端子からローレベルの制御信号を出力する。当該ローレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Aの出力がハイレベルとなる。pnpトランジスタ42は、そのベース電位が上昇することによってOFFし、リレーコイル36Aは、電源V3からの電流が流れなくなり、励磁が解除される。そして、リレーコイル36Aの励磁が解除されることに伴って、リレースイッチ37Gが接点Gと接続されるとともに、リレースイッチ37Hが接点Iと接続される。リレースイッチ37Gが接点Gと接続されることにより、リレーコイル36Dには電源V1からの電流が流れなくなる。リレーコイル36Dに電流が流れなくなったことにより、リレーコイル36Dの励磁は解除される。リレーコイル36Dの励磁の解除に伴ってリレースイッチ37Dが開く。リレースイッチ37Dが開くことによって、バルブ12には、電圧が印加されなくなる。つまり、飲料ディスペンサは、飲料のバルブ通過が不可能となる。
この実施形態によれば、設定機8によって予め定められた飲料供給の停止時刻に、バルブ12への電圧の印加がされなくなることによって、飲料のバルブ通過が不可能となり、飲料が漏れることによる水漏れ事故を防ぐことが可能となる。
<<第2の実施形態>>
===飲料ディスペンサの概略構成===
図2、図12を参照しつつ、本発明を適用する飲料ディスペンサの概略構成について説明する。図2は、飲料ディスペンサの本実施形態の概略構成を示す回路ブロック図である。
飲料ディスペンサは、マイクロコンピューター33B(制御部)、後述する販売制御部、図12に示す販売機構部により飲料の供給動作が実行される。
マイクロコンピューター33Bは、販売制御部を介して販売機構部を制御するものである。具体的には、マイクロコンピューター33Bは、CPU1、ROM2、RAM3を有する。CPU1、ROM2、RAM3については、第1の実施形態のとおりである。
販売機構部については、第1の実施形態のとおりである。なお、本実施形態では説明の便宜上、図12に示す各バルブのうち1つのバルブ(例えば図12・水入口バルブ。以下、バルブ12として説明する)について説明する。尚、他のバルブについても同様に電圧の印加または解除が行われる。よって他のバルブの説明を省略する。
販売制御部については、第1の実施形態のとおりである。
===飲料ディスペンサの具体的動作===
図2、図12を参照しつつ、本発明を適用する飲料ディスペンサにおいて、飲料のバルブ通過を可能にするか否かについての具体的動作について説明する。なお、本実施形態では、飲料ディスペンサのリレースイッチ37Dが開いている状態からの動作を説明するものとする。
プッシュスイッチ34Aが閉じられると、マイクロコンピューター33BのA端子にローレベルが入力される。マイクロコンピューター33Bは、当該ローレベルを受けると、トランジスタ35AにB端子からハイレベルの制御信号を出力する。当該ハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Aからの出力はローレベルとなる。pnpトランジスタ42は、そのベース電位が下降することによってONし、リレーコイル36Aは、電源V3からpnpトランジスタ42、リレーコイル36A、ダイオード38D、プッシュスイッチ34Aに電流が流れ、励磁される。つまり、リレーコイル36Aは、一端が電源V3(略24V)と接続され、他端が接地されることによって励磁される。リレーコイル36Aが励磁されることに伴って、リレースイッチ37Gの一端は接点Hと接続されるとともに、リレースイッチ37Hの一端は接点Jと接続される。その後、プッシュスイッチ34Aが開いても、電源V3からの電流がpnpトランジスタ42、リレーコイル36A、リレースイッチ37Hと流れ続けるため、リレーコイル36Aは励磁されたままとなり、リレースイッチ37Gは接点Hと、リレースイッチ37Hは接点Jと接続されたままとなる。よって、その状態が保持されることとなる。
そして、販売ボタン4が押下されると、マイクロコンピューター33Bは、当該押下信号を受信し、ドライバ35DにD端子からハイレベルの制御信号を出力する。リレーコイル36Dは、当該ハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Dの出力がローレベルになること、およびリレースイッチ37Gが接点Hに接続されることによって励磁される。つまり、リレーコイル36Dは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されていることによって、電流が流れて励磁される。そして、リレーコイル36Dが励磁されることに伴って、リレースイッチ37Dが閉じる。リレースイッチ37Dが閉じられるとバルブ12には、電圧(例えば100V)が印加されることとなる。つまり、飲料ディスペンサは、飲料のバルブ通過が可能となる。
その後、再びプッシュスイッチ34Aが閉じられると、マイクロコンピューター33BのA端子には、再びローレベルが入力される。マイクロコンピューター33Bは、当該ローレベルを受けると、B端子からローレベルの制御信号を出力する。当該ローレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Aの出力がハイレベルとなる。pnpトランジスタ42は、そのベース電位が上昇することによってOFFし、リレーコイル36Aは、電源V3からの電流が流れなくなり、励磁が解除される。そして、リレーコイル36Aの励磁が解除されることに伴って、リレースイッチ37Gが接点Gと接続されるとともに、リレースイッチ37Hが接点Iと接続される。リレースイッチ37Gが接点Gと接続されることにより、リレーコイル36Dには電源V1からの電流が流れなくなる。リレーコイル36Dに電流が流れなくなったことにより、リレーコイル36Dの励磁は解除される。リレーコイル36Dの励磁の解除に伴ってリレースイッチ37Dが開く。リレースイッチ37Dが開くことによって、バルブ12には、電圧が印加されなくなる。つまり、飲料ディスペンサは、飲料のバルブ通過が不可能となる。
この実施形態によれば、ひとつのプッシュスイッチ34Aによって、バルブ12への電圧の印加がされなくなり、飲料のバルブ通過が不可能となり、飲料が漏れることによる水漏れ事故を防ぐことが可能となる。
<<第3の実施形態>>
===飲料ディスペンサの概略構成===
図3、図12を参照しつつ、本発明を適用する飲料ディスペンサの概略構成について説明する。図3は、飲料ディスペンサの本実施形態の概略構成を示す回路ブロック図である。
飲料ディスペンサは、マイクロコンピューター33C(制御部)、後述する販売制御部、図12に示す販売機構部により飲料の供給動作が実行される。
マイクロコンピューター33Cは、販売制御部を介して販売機構部を制御するものである。具体的には、マイクロコンピューター33Cは、CPU1、ROM2、RAM3、タイマ5を有する。CPU1、ROM2、RAM3については、第1の実施形態のとおりである。タイマ5は、時刻を計時するものである。なお、後述するように、CPU1は、飲料ディスペンサの飲料供給の停止時刻が設定機8で設定されると、当該停止時刻をRAM3に記憶させる。そして、CPU1は、タイマ5が計時する時刻と停止時刻を比較する。また、マイクロコンピューター33Cは、販売ボタン4からの押下信号を受信すると、後述するバルブ12を開いて飲料の調理を行うべく、販売機構部に制御信号を送信する。なお本実施形態においては、説明の便宜上、販売ボタン4がバルブ12と対応すべく設けられているが、販売ボタンは、飲料ディスペンサが供給する飲料の種類の数に応じて設けられる。
販売機構部については、第1の実施例のとおりである。なお、本実施形態では説明の便宜上、図12に示す各バルブのうち1つのバルブ(例えば図12・水入口バルブ。以下、バルブ12として説明する)について説明する。尚、他のバルブについても同様に電圧の印加または解除が行われる。よって他のバルブの説明を省略する。
販売制御部は、マイクロコンピューター33Cからの制御信号に基づいて、販売機構部を制御する。以下、販売制御部について説明する。電磁リレーのリレースイッチ37A(第1リレースイッチ)は、リレーコイル36Bの励磁に伴って開くスイッチである(このようなリレーコイルが励磁されていないとき、閉じているリレースイッチをノーマルクローズスイッチと称し、N・Cと記載する)。電磁リレーのリレースイッチ37B(第2リレースイッチ)、37C(第3リレースイッチ)は、リレーコイル36Cの励磁に伴って閉じるスイッチである。リレーコイル36Bの一端は電源V1(第1電圧、例えば24V)と接続され、他端はマイクロコンピューター33Cに設けられたB端子とドライバ35Bを介して接続されている。リレーコイル36Bは、マイクロコンピューター33CのB端子からハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Bの出力がローレベルになることによって励磁される。つまり、リレーコイル36Bは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されることによって、電流が流れて励磁される。押下(操作)されている期間のみ閉じるプッシュスイッチ34B(販売設定スイッチ)の一端は、ダイオード38B、抵抗39Aを介して電源V4に接続されるとともに、マイクロコンピューター33Cに設けられたC端子に接続され、他端は接地されている。つまり、プッシュスイッチ34Bが閉じたとき、マイクロコンピューター33CのC端子に入力される電圧はハイレベルから、ローレベルへと変化する(立ち下がる)ことになる。リレースイッチ37A、リレーコイル36C、ダイオード38A、プッシュスイッチ34Bは、電源V1と接地との間に直列接続されている。リレースイッチ37Bは、ダイオード38A、プッシュスイッチ34Bと並列接続されている。リレースイッチ37Cの一端は、電源V1と接続されている。リレースイッチ37Dは、リレーコイル36Dの励磁に伴って閉じる。リレーコイル36Dの一端はリレースイッチ37Cの他端と接続され、他端はドライバ35Dを介してマイクロコンピューター33Cに設けられたD端子と接続されている。リレーコイル36Dは、マイクロコンピューター33CのD端子からハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Dの出力がローレベルになることによって励磁される。つまり、リレーコイル36Dは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されることによって、電流が流れて励磁される。尚、ドライバ35Bは、図1の破線内部に示すように、例えばnpnトランジスタ41、ベースと接続された抵抗39B、エミッタベース間の抵抗39Cから構成され、コレクタは電源V2と接続されている。なお第2電圧は接地である。
===飲料ディスペンサの具体的動作===
図3乃至図5、図12を参照しつつ、本発明を適用する飲料ディスペンサにおいて、飲料のバルブ通過を可能にするか否かについての具体的動作について説明する。図4は、飲料ディスペンサが、飲料のバルブ通過を可能にするか否かについての動作を示すフローチャートである。図5は、飲料ディスペンサが、飲料のバルブ通過を可能にするか否かを示すタイミングチャートである。なお、図5において、プッシュスイッチ34Bついては、当該プッシュスイッチ34Bが閉じているときをハイレベルで示し、リレースイッチ37B、37C、37Aについては、当該スイッチが閉じているときをハイレベルで示している。なお、本実施形態では、飲料ディスペンサのリレースイッチ37Dが開いている状態(つまり販売不可状態(図4・S1))からの動作を説明するものとする。
プッシュスイッチ34Bが閉じられると(図4、S2・YES)、マイクロコンピューター33CのC端子に入力される電圧はハイレベルから、ローレベルへと変化する(立ち下がる)(図5、T1参照)。プッシュスイッチ34Bが閉じられたことから、電源V1からリレースイッチ37Aを通って、リレーコイル36C、ダイオード38Aに電流が流れる。リレーコイル36Cは電流が流れることにより励磁され、リレースイッチ37B、37Cが閉じる(図5、T1参照)。その後、プッシュスイッチ34Bが開いても、リレースイッチ37Bを通して、電源V1からの電流が流れ続けるためリレーコイル36Cは、励磁されたままとなり、リレースイッチ37B、37Cは閉じたままとなる(図5、T1乃至T3参照)。よって、その状態が保持されることとなる。
そして、販売ボタン4が押下されると、マイクロコンピューター33Cは、当該押下信号を受信し、ドライバ35DにD端子からハイレベルの制御信号を出力する。また、マイクロコンピューター33Cは、上述したプッシュスイッチ34Bが閉じられたことによるローレベルの電圧がC端子に入力されることによって、ドライバ35DにD端子からハイレベルの制御信号を出力する。リレーコイル36Dは、当該ハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Dの出力がローレベルになること、およびリレースイッチ37Cが閉じられていることによって励磁される。つまり、リレーコイル36Dは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されていることによって、電流が流れて励磁される。そして、リレーコイル36Dが励磁されることに伴って、リレースイッチ37Dが閉じる。リレースイッチ37Dが閉じられるとバルブ12には、電圧(例えば100V)が印加されることとなる。つまり、飲料ディスペンサは、飲料のバルブ通過が可能となる(図4、S3)。
その後、マイクロコンピューター33Cに設けられたCPU1は、設定機8によって予め定められた、RAM3に記憶されている飲料ディスペンサの飲料供給の停止時刻と、タイマ5が計時する時刻とが一致したと判別すると(図4、S4・YES)、B端子からハイレベルの制御信号を出力する(図4、S5)。リレーコイル36Bは、当該ハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Bの出力がローレベルになることよって励磁される。つまり、リレーコイル36Bは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されることによって、電流が流れて励磁される。そして、リレーコイル36Bが励磁されることに伴って、リレースイッチ37Aが開く(図5、T3参照)。リレースイッチ37Aが開くことによって、リレーコイル36C、ダイオード38Aには電源V1からの電流が流れなくなる。リレーコイル36Cに電流が流れなくなったことにより、リレーコイル36Cの励磁は解除される。リレーコイル36Cの励磁の解除に伴ってリレースイッチ37B、37Cが開く(図5、T3参照)。リレースイッチ37Cが開くことによってリレーコイル36Dには電源V1からの電流が流れなくなる。リレーコイル36Dに電流が流れなくなったことにより、リレーコイル36Dの励磁は解除される。リレーコイル36Dの励磁の解除に伴ってリレースイッチ37Dが開く。リレースイッチ37Dが開くことによって、バルブ12には、電圧が印加されなくなる。つまり、飲料ディスペンサは、飲料のバルブ通過が不可能となる(図4、S6)。
なお、上述したドライバ35Bは、マイクロコンピューター33CのB端子からハイレベルの制御信号が出力されなくなると(図4、S7)、リレーコイル36Bには電源V1からの電流が流れなくなる。そのため、リレーコイル36Bに電流が流れなくなったことにより、リレーコイル36Bの励磁は解除される。リレーコイル36Bの励磁の解除に伴って、リレースイッチ37Aが閉じる(図5、T3乃至T4参照)。
この実施形態によれば、設定機8によって予め定められた飲料供給の停止時刻に、バルブ12への電圧の印加がされなくなることによって、飲料のバルブ通過が不可能となり、飲料が漏れることによる水漏れ事故を防ぐことが可能となる。また、マイクロコンピューター33Cの故障などからドライバ35B、35Dにハイレベルの制御信号が出力されても、リレースイッチ37Cが開いていることから、リレーコイル36Dには電流が流れず、バルブ12への電圧の印加はされず、飲料のバルブ通過が不可能となり、飲料が漏れることによる水漏れ事故を防ぐことが可能となる。
<<第4の実施形態>>
===飲料ディスペンサの概略構成===
図6、図12を参照しつつ、本発明を適用する飲料ディスペンサの概略構成について説明する。図6は、飲料ディスペンサの本実施形態の概略構成を示す回路ブロック図である。
飲料ディスペンサは、マイクロコンピューター33D(制御部)、後述する販売制御部、図12に示す販売機構部により飲料の供給動作が実行される。
マイクロコンピューター33Dは、販売制御部を介して販売機構部を制御するものである。具体的には、マイクロコンピューター33Dは、CPU1、ROM2、RAM3、カウンタ6を有する。CPU1、ROM2、RAM3については、第1の実施形態のとおりである。カウンタ6は、後述するように、プッシュスイッチ34Bが閉じたとき、操作信号(マイクロコンピューター33DのC端子に入力される電圧がハイレベルからローレベルへと変化する(立ち下がる)ときの信号)をカウントする。そして、CPU1は、カウンタ6によってカウントされる当該操作信号のうち、偶数回目を計数し、B端子にハイレベルの制御信号を出力する。また、マイクロコンピューター33Dは、販売ボタン4からの押下信号を受信すると、後述するバルブ12を開いて飲料の調理を行うべく、販売機構部に制御信号を送信する。なお本実施形態においては、説明の便宜上、販売ボタン4がバルブ12と対応すべく設けられているが、販売ボタンは、飲料ディスペンサが供給する飲料の種類の数に応じて設けられる。
販売機構部および販売制御部の構成については、第3の実施形態のとおりである。なお、本実施形態では説明の便宜上、図12に示す各バルブのうち1つのバルブ(例えば図12・水入口バルブ。以下、バルブ12として説明する)について説明する。尚、他のバルブについても同様に電圧の印加または解除が行われる。よって他のバルブの説明を省略する。なお第2電圧は接地である。
===飲料ディスペンサの具体的動作===
図6乃至図8、図12を参照しつつ、本発明を適用する飲料ディスペンサにおいて、飲料のバルブ通過を可能にするか否かについての具体的動作について説明する。図7は、飲料ディスペンサが、飲料のバルブ通過を可能にするか否かについての動作を示すフローチャートである。図8は、飲料ディスペンサが、飲料のバルブ通過を可能にするか否かを示すタイミングチャートである。なお、図8において、プッシュスイッチ34Bついては、当該プッシュスイッチ34Bが閉じているときをハイレベルで示し、リレースイッチ37B、37C、37Aについては、当該スイッチが閉じているときをハイレベルで示している。なお、本実施形態では、飲料ディスペンサのリレースイッチ37Dが開いている状態(つまり販売不可状態(図7・S101))からの動作を説明するものとする。
プッシュスイッチ34Bが閉じられると(図7、S102・YES)、マイクロコンピューター33DのC端子に入力される電圧はハイレベルから、ローレベルへと変化する(立ち下がる)(図8、T101参照)。また、カウンタ6は、当該電圧の変化を操作信号として、カウント1を計数する。プッシュスイッチ34Bが閉じられたことから、電源V1(第1電圧)からリレースイッチ37Aを通って、リレーコイル36C、ダイオード38Aに電流が流れる。リレーコイル36Cは電流が流れることにより励磁され、リレースイッチ37B、37Cが閉じる(図8、T101参照)。その後、プッシュスイッチ34Bが開いても、リレースイッチ37Bを通して、電源V1からの電流が流れ続けるためリレーコイル36Cは、励磁されたままとなり、リレースイッチ37B、37Cは閉じたままとなる(図8、T101乃至T102参照)。よって、その状態が保持されることとなる。
そして、販売ボタン4が押下されると、マイクロコンピューター33Dは、当該押下信号を受信し、ドライバ35DにD端子からハイレベルの制御信号を出力する。リレーコイル36Dは、当該ハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Dの出力がローレベルになること、およびリレースイッチ37Cが閉じられていることによって励磁される。つまり、リレーコイル36Dは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されていることによって、電流が流れて励磁される。そして、リレーコイル36Dが励磁されることに伴って、リレースイッチ37Dが閉じる。リレースイッチ37Dが閉じられるとバルブ12には、電圧(例えば100V)が印加されることとなる。つまり、飲料ディスペンサは、飲料のバルブ通過が可能となる(図7、S103)。
その後、再びプッシュスイッチ34Bが閉じられると(図7、S104・YES)、カウンタ6は、プッシュスイッチ34Bが閉じられたことによる電圧の変化を操作信号として、カウント2を計数する(図8、T103参照)。そしてCPU1は、カウンタ6によるカウントが偶数回数によるものと判別すると、B端子からハイレベルの制御信号を出力する(図7、S105)。リレーコイル36Bは、当該ハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Bの出力がローレベルになることよって励磁される。つまり、リレーコイル36Bは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されることによって、電流が流れて励磁される。そして、リレーコイル36Bが励磁されることに伴って、リレースイッチ37Aが開く。リレースイッチ37Aが開くことによって、リレーコイル36C、ダイオード38Aには電源V1からの電流が流れなくなる。リレーコイル36Cに電流が流れなくなったことにより、リレーコイル36Cの励磁は解除される。リレーコイル36Cの励磁の解除に伴ってリレースイッチ37B、37Cが開く(図8、T103参照)。リレースイッチ37Cが開くことによってリレーコイル36Dには電源V1からの電流が流れなくなる。リレーコイル36Dに電流が流れなくなったことにより、リレーコイル36Dの励磁は解除される。リレーコイル36Dの励磁の解除に伴ってリレースイッチ37Dが開く。リレースイッチ37Dが開くことによって、バルブ12には、電圧が印加されなくなる。つまり、飲料ディスペンサは、飲料のバルブ通過が不可能となる(図7、S6)。
なお、上述したドライバ35Bは、マイクロコンピューター33DのB端子からハイレベルの制御信号が出力されなくなると(図7、S107)、リレーコイル36Bには電源V1からの電流が流れなくなる。そのため、リレーコイル36Bに電流が流れなくなったことにより、リレーコイル36Bの励磁は解除される。リレーコイル36Bの励磁の解除に伴って、リレースイッチ37Aが閉じる(図8、T103乃至T105参照)。
この実施形態によれば、ひとつのプッシュスイッチ34Bによって、バルブ12への電圧の印加がされなくなり、飲料のバルブ通過が不可能となり、飲料が漏れることによる水漏れ事故を防ぐことが可能となる。また、マイクロコンピューター33Dの故障などからドライバ35B、35Dにハイレベルの制御信号が出力されても、リレーコイル36Dには、リレースイッチ37Cが開いていることから電流が流れず、バルブ12への電圧の印加はされず、飲料のバルブ通過が不可能となり、飲料が漏れることによる水漏れ事故を防ぐことが可能となる。
<<第5の実施形態>>
===飲料ディスペンサの概略構成===
図9、図12を参照しつつ、本発明を適用する飲料ディスペンサの概略構成について説明する。図9は、飲料ディスペンサの本実施形態の概略構成を示す回路ブロック図である。
飲料ディスペンサは、マイクロコンピューター33E(制御部)、後述する販売制御部、図12に示す販売機構部により飲料の供給動作が実行される。
マイクロコンピューター33Eは、販売制御部を介して販売機構部を制御するものである。具体的には、マイクロコンピューター33Eは、CPU1、ROM2、RAM3を有する。CPU1、ROM2、RAM3については、第1の実施形態のとおりである。また、マイクロコンピューター33Eは、販売ボタン4からの押下信号を受信すると、後述するバルブ12を開いて飲料の調理を行うべく、販売機構部に制御信号を送信する。なお本実施形態においては、説明の便宜上、販売ボタン4がバルブ12と対応すべく設けられているが、販売ボタンは、飲料ディスペンサが供給する飲料の種類の数に応じて設けられる。
販売機構部については、第1の実施形態のとおりである。なお、本実施形態では説明の便宜上、図12に示す各バルブのうち1つのバルブ(例えば図12・水入口バルブ。以下、バルブ12として説明する)について説明する。尚、他のバルブについても同様に電圧の印加または解除が行われる。よって他のバルブの説明を省略する。
販売制御部は、マイクロコンピューター33Eからの制御信号に基づいて、販売機構部を制御する。以下、販売制御部について説明する。電磁リレーのリレースイッチ37A(第1リレースイッチ)は、リレーコイル36Bの励磁に伴って開くスイッチである。電磁リレーのリレースイッチ37B(第2リレースイッチ)、37C(第3リレースイッチ)は、リレーコイル36Cの励磁に伴って閉じるスイッチである。リレーコイル36Bの一端は電源V1(第1電圧、例えば24V)と接続され、他端はプッシュスイッチ34D(販売停止用スイッチ)の一端と接続されている。押下(操作)されている期間のみ閉じるプッシュスイッチ34Dの他端は接地されている。リレーコイル36Bは、プッシュスイッチ34Dが閉じられたとき電源V1と接続され、電流が流れて励磁される。押下(操作)されている期間のみ閉じるプッシュスイッチ34C(販売用スイッチ)の一端は、ダイオード38Aと接続し、他端は接地されている。リレースイッチ37A、リレーコイル36C、ダイオード38A、プッシュスイッチ34Cは、電源V1と接地の間に直列接続されている。リレーコイル36Cは、プッシュスイッチ34Cが閉じられたとき電源V1と接続され、電流が流れて励磁される。リレースイッチ37Bは、プッシュスイッチ34Cと並列接続されている。リレースイッチ37Cの一端は、電源V1と接続されている。リレースイッチ37Dは、リレーコイル36Dの励磁に伴って閉じる。リレーコイル36Dの一端はリレースイッチ37Cの他端と接続され、他端はドライバ35Dを介してマイクロコンピューター33Eに設けられたD端子と接続されている。リレーコイル36Dは、マイクロコンピューター33EのD端子からハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Dの出力がローレベルになることによって励磁される。つまり、リレーコイル36Dは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されることによって、電流が流れて励磁される。なお第2電圧は接地である。
===飲料ディスペンサの具体的動作===
図9、図12を参照しつつ、本発明を適用する飲料ディスペンサにおいて、飲料のバルブ通過を可能にするか否かについての具体的動作について説明する。なお、本実施形態では、飲料ディスペンサのリレースイッチ37Dが開いている状態からの動作を説明するものとする。
プッシュスイッチ34Cが閉じられると、電源V1からリレースイッチ37Aを通って、リレーコイル36C、ダイオード38Aに電流が流れる。リレーコイル36Cは電流が流れることにより励磁され、リレースイッチ37B、37Cが閉じる。その後、プッシュスイッチ34Cが開いても、リレースイッチ37Bを通して、電源V1からの電流が流れ続けるためリレーコイル36Cは、励磁されたままとなり、リレースイッチ37B、37Cは閉じたままとなる。よって、その状態が保持されることとなる。
そして、販売ボタン4が押下されると、マイクロコンピューター33Eは、当該押下信号を受信し、ドライバ35DにD端子からハイレベルの制御信号を出力する。リレーコイル36Dは、当該ハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Dの出力がローレベルになること、およびリレースイッチ37Cが閉じられていることによって励磁される。つまり、リレーコイル36Dは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されていることによって、電流が流れて励磁される。そして、リレーコイル36Dが励磁されることに伴って、リレースイッチ37Dが閉じる。リレースイッチ37Dが閉じられるとバルブ12には、電圧(例えば100V)が印加されることとなる。つまり、飲料ディスペンサは、飲料のバルブ通過が可能となる。
その後、プッシュスイッチ34Dが閉じられると、電源V1からリレーコイル36Bに電流が流れる。リレーコイル36Bは電流が流れることにより励磁される。そして、リレーコイル36Bが励磁されることに伴って、リレースイッチ37Aが開く。リレースイッチ37Aが開くことによって、リレーコイル36C、ダイオード38Aには電源V1からの電流が流れなくなる。リレーコイル36Cに電流が流れなくなったことにより、リレーコイル36Cの励磁は解除される。リレーコイル36Cの励磁の解除に伴ってリレースイッチ37B、37Cが開く。リレースイッチ37Cが開くことによってリレーコイル36Dには電源V1からの電流が流れなくなる。リレーコイル36Dに電流が流れなくなったことにより、リレーコイル36Dの励磁は解除される。リレーコイル36Dの励磁の解除に伴ってリレースイッチ37Dが開く。リレースイッチ37Dが開くことによって、バルブ12には、電圧が印加されなくなる。つまり、飲料ディスペンサは、飲料のバルブ通過が不可能となる。
この実施形態によれば、プッシュスイッチ34Dによって、バルブ12への電圧の印加がされなくなり、飲料のバルブ通過が不可能となり、飲料が漏れることによる水漏れ事故を防ぐことが可能となる。また、マイクロコンピューター33Eの故障などからドライバ35Dにハイレベルの制御信号が出力されても、リレーコイル36Dには、リレースイッチ37Cが開いていることから電流が流れず、バルブ12への電圧の印加はされず、飲料のバルブ通過が不可能となり、飲料が漏れることによる水漏れ事故を防ぐことが可能となる。さらに、飲料のバルブ通過を可能とするスイッチ(プッシュスイッチ34C)と、飲料のバルブ通過を不可能とするスイッチ(プッシュスイッチ34D)を設けることによって、スイッチの押し間違いが生じにくくなる。
<<第6の実施形態>>
===飲料ディスペンサの概略構成===
図10、図12を参照しつつ、本発明を適用する飲料ディスペンサの概略構成について説明する。図10は、飲料ディスペンサの本実施形態の概略構成を示す回路ブロック図である。
飲料ディスペンサは、マイクロコンピューター33F(制御部)、後述する販売制御部、図12に示す販売機構部により飲料の供給動作が実行される。
マイクロコンピューター33Fは、販売制御部を介して販売機構部を制御するものである。具体的には、マイクロコンピューター33Fは、CPU1(計数部)、ROM2、RAM3、タイマ5、人体センサ9を有する。CPU1、ROM2、RAM3については、第1の実施形態のとおりである。タイマ5は、時刻を計時するものである。人体センサ9は、飲料ディスペンサからの所定の範囲に人がいるか否かを検知し、当該検知に基づいてCPU1に検知信号を送信する。なお、後述するように、CPU1は、人体センサ9からの人がいるとの検知信号を受信しなくなったとき、タイマ5が計時する時刻を取り込む。そして当該取り込み時刻から予め定められた期間(継続期間)、人体センサ9から人がいるとの検知信号を受信しないとき、ハイレベルの制御信号を出力する。また、マイクロコンピューター33Fは、販売ボタン4からの押下信号を受信すると、後述するバルブ12を開いて飲料の調理を行うべく、販売機構部に制御信号を送信する。なお本実施形態においては、説明の便宜上、販売ボタン4がバルブ12と対応すべく設けられているが、販売ボタンは、飲料ディスペンサが供給する飲料の種類の数に応じて設けられる。
販売機構部については、第1の実施形態のとおりである。なお、本実施形態では説明の便宜上、図12に示す各バルブのうち1つのバルブ(例えば図12・水入口バルブ。以下、バルブ12として説明する)について説明する。尚、他のバルブについても同様に電圧の印加または解除が行われる。よって他のバルブの説明を省略する。
販売制御部は、マイクロコンピューター33Fからの制御信号に基づいて、販売機構部を制御する。以下、販売制御部について説明する。電磁リレーのリレースイッチ37F(バルブ制御用リレースイッチ)は、リレーコイル36Fの励磁に伴って閉じるスイッチである。リレーコイル36Fの一端は電源V1と接続され、他端はマイクロコンピューター33Fに設けられたF端子とドライバ35Fを介して接続されている。リレーコイル36Fは、マイクロコンピューター33FのF端子からハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Fの出力がローレベルになることによって励磁される。つまり、リレーコイル36Fは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されることによって、電流が流れて励磁される。リレースイッチ37Fの一端は、手動スイッチ43の他端と接続されている。リレースイッチ37Dは、リレーコイル36Dの励磁に伴って閉じる。リレーコイル36Dの一端は手動スイッチ43の他端と接続され、他端はドライバ35Dを介してマイクロコンピューター33Fに設けられたD端子と接続されている。リレーコイル36Dは、マイクロコンピューター33FのD端子からハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Dの出力がローレベルになることによって励磁される。つまり、リレーコイル36Dは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されることによって、電流が流れて励磁される。手動スイッチ43は、一端が電源V1と他端がリレースイッチ37Fと接続されている。手動スイッチ43は、人によって閉じられると電源V1、リレースイッチ37F間を接続し、開けられると、電源V1、リレースイッチ37F間を遮断するスイッチである。なお、本実施形態では、手動スイッチ43は閉じている状態として説明する。
===飲料ディスペンサの具体的動作===
図10乃至図12を参照しつつ、本発明を適用する飲料ディスペンサにおいて、飲料のバルブ通過を可能にするか否かについての具体的動作について説明する。図11は、飲料ディスペンサが、飲料のバルブ通過を可能にするか否かについての動作を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、飲料ディスペンサのリレースイッチ37Dが開いている状態からの動作を説明するものとする。
人体センサ9が飲料ディスペンサからの所定の範囲に、人がいることを検知すると、CPU1に人がいるとの検知信号を送信する(図11、S201・YES)。CPU1は、当該検知信号を受信すると、ドライバ35FにF端子からハイレベルの制御信号を出力する(図11、S202)。リレーコイル36Fは、当該ハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Fの出力がローレベルになることによって励磁される。つまり、リレーコイル36Fは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されることによって、電流が流れて励磁される。そして、リレーコイル36Fが励磁されることに伴って、リレースイッチ37Fが閉じる。
そして、販売ボタン4が押下されると、マイクロコンピューター33Fは、当該押下信号を受信し、ドライバ35DにD端子からハイレベルの制御信号を出力する。リレーコイル36Dは、当該ハイレベルの制御信号が出力されたとき、ドライバ35Dの出力がローレベルになること、およびリレースイッチ37Fが閉じられていることによって励磁される。つまり、リレーコイル36Dは、一端が電源V1と接続され、他端が接地されていることによって、電流が流れて励磁される。そして、リレーコイル36Dが励磁されることに伴って、リレースイッチ37Dが閉じる。リレースイッチ37Dが閉じられるとバルブ12には、電圧(例えば100V)が印加されることとなる。つまり、飲料ディスペンサは、飲料のバルブ通過が可能となる(図11、S203)。
その後、CPU1は、人体センサ9からの人がいるとの検知信号を受信しなくなったとき(図11、S204・NO)のタイマ5が計時する時刻を取り込む。そして当該取り込み時刻から、ROM2またはRAM3に記憶されている予め定められた期間(継続期間)に達するまで、タイマ5が計時する時刻と比較する。継続期間中、人体センサ9から人がいるとの検知信号を受信せず、継続期間が経過したと判別したとき(図11、S205・YES)、CPU1は、ドライバ35FへのF端子からのハイレベルの制御信号の出力を止める(図11、S207)。ドライバ35Fにマイクロコンピューター33FのF端子からハイレベルの制御信号が出力されなくなると、ドライバ35Fからローレベルが出力されず、リレーコイル36Fには電源V1からの電流が流れなくなる。そのため、リレーコイル36Fに電流が流れなくなったことにより、リレーコイル36Fの励磁は解除される。リレーコイル36Fの励磁の解除に伴って、リレースイッチ37Fが開く。そして、リレースイッチ37Fが開くことによってリレーコイル36Dには電源V1からの電流が流れなくなる。リレーコイル36Dに電流が流れなくなったことにより、リレーコイル36Dの励磁は解除される。リレーコイル36Dの励磁の解除に伴ってリレースイッチ37Dが開く。リレースイッチ37Dが開くことによって、バルブ12には、電圧が印加されなくなる。つまり、飲料ディスペンサは、飲料のバルブ通過が不可能となる(図11、S208)。なお、CPU1は、ROM2に予め定められた期間のカウント中に、人体センサ9からの人がいるとの信号を受信すると、当該カウントをリセットする(図11、S206)。
この実施形態によれば、飲料ディスペンサからの所定の範囲に、予め定めたれた期間人がいない場合、バルブ12への電圧の印加がされなくなることによって、飲料のバルブ通過が不可能となり、飲料が漏れることによる水漏れ事故を防ぐことが可能となる。
なお、本実施形態では、手動スイッチ43を開くことによって、リレーコイル36Dへの電源V1からの電流を遮断することもできる。また、本実施形態においては、人がいない時のタイマ5が計時する時刻を開始時刻として、リレーコイル36Dの励磁の解除が行われているが、これに限るものではない。カウンタをマイクロコンピューター33Fに設けてもよい。その場合、人がいることを人体センサが検知したときの検知信号により、当該カウンタがカウントを開始し、予め定められた期間を当該カウンタがカウントし終えたとき、リレーコイル36Dの励磁が解除するように設けてもよい。
なお、第1の実施形態乃至第4の実施形態、第6の実施形態において、リレーコイル36Dは、マイクロコンピューターからのハイレベルの制御信号が出力されたとき、励磁されているが、これに限るものではない。操作指示釦(不図示)などからの操作信号によって、リレーコイル36Dの励磁が行われてもよい。
===その他の実施の形態===
以上、本発明に係る飲料供給装置について説明したが、上記の説明は、本発明の理解を容易とするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得る。
<<バルブ用リレーコイルの形態>>
第3、第4、第5の実施形態において、リレーコイル36Cは、励磁されたとき、2つのリレースイッチ37B、37Cを閉じるように設けられているが、これに限るものではない。励磁されたときリレースイッチ37Bを閉じるリレーコイル、励磁されたときリレースイッチ37Cを閉じるリレーコイルを別個に設けて、回路設計の自由度を高めてもよい。
<<タイマおよびカウンタの設置形態>>
本実施形態におけるタイマおよびカウンタにおいては、マイクロコンピューターに設けられているが、これに限るものではない。例えば、マイクロコンピューターにインターフェイスなどを介して接続してもよい。
本発明に係る飲料供給装置の第1の実施形態を示す図である。 本発明に係る飲料供給装置の第2の実施形態を示す図である。 本発明に係る飲料供給装置の第3の実施形態を示す図である。 第3の実施形態における飲料供給装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態における飲料供給装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明に係る飲料供給装置の第4の実施形態を示す図である。 第4の実施形態における飲料供給装置の動作を示すフローチャートである。 第4の実施形態における飲料供給装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明に係る飲料供給装置の第5の実施形態を示す図である。 本発明にかかる飲料供給装置の第6の実施形態を示す図である。 第6の実施形態における飲料供給装置の動作を示すフローチャートである。 飲料供給装置が適用される飲料ディスペンサの配管系を示す図である。
符号の説明
1 CPU 2 ROM
3 RAM 4 販売ボタン
5 タイマ 6 カウンタ
8 設定機 9 人体センサ
11 水フィルタ 12 水入口バルブ(バルブ)
13 分配器 14 水槽
15 コイルユニット 16 水道給水バルブ
17 加圧ポンプ 18 マルチバルブ
19 カーボネータ 20 ベリスタポンプ
20 希釈水バルブ 21、25、27 流量調整弁
22 冷水バルブ 23 カーボネータ給水バルブ
24 炭酸ガスボンベ 26 炭酸水バルブ
28 原料タンク 29 原料バルブ
33 マイクロコンピューター 34 プッシュスイッチ
35 ドライバ 36 リレーコイル
37 リレースイッチ 38 ダイオード
39 抵抗
40 バルブ 41 npnトランジスタ
42 pnpトランジスタ 43 手動スイッチ

Claims (7)

  1. 配管内の飲料を通過させるバルブと、前記バルブと接続されるバルブ用リレースイッチと、所定電圧と接続されるバルブ用リレーコイルと、前記バルブ用リレーコイルが励磁されたとき、前記バルブ用リレースイッチが閉じて前記飲料が前記バルブを通過可能となる飲料供給装置であって、
    操作したときのみ閉じる販売設定スイッチと、
    時刻を計時するタイマと、
    前記販売設定スイッチが閉じたときに発生する所定の論理レベルのスイッチ操作信号に基づいて、一方の論理レベルの制御信号を出力し、前記タイマが予め定められた時刻を計時したときの計時出力に基づいて、他方の論理レベルの制御信号を出力する制御部と、
    一方の論理レベルの前記制御信号に基づいて、前記所定電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間を励磁に伴って接続した状態に保持し、他方の論理レベルの前記制御信号に基づいて、前記所定電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間を遮断するバルブ制御用リレースイッチと、
    を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 配管内の飲料を通過させるバルブと、前記バルブと接続されるバルブ用リレースイッチと、所定電圧と接続されるバルブ用リレーコイルと、を有し、前記バルブ用リレーコイルが励磁されたとき、前記バルブ用リレースイッチが閉じて前記飲料が前記バルブを通過可能となる飲料供給装置であって、
    操作したときのみ閉じる販売設定スイッチと、
    前記販売設定スイッチが閉じたときに一方の論理レベルとなるスイッチ操作信号が入力され、当該スイッチ操作信号が入力される毎に一方の論理レベルまたは他方の論理レベルの制御信号を交互に出力する制御部と、
    一方の論理レベルの前記制御信号に基づいて、前記所定電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間を励磁に伴って接続した状態に保持し、他方の論理レベルの前記制御信号に基づいて、前記所定電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間を遮断するバルブ制御用リレースイッチと、
    を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
  3. 配管内の飲料を通過させるバルブと、前記バルブと接続されるバルブ用リレースイッチと、第1電圧と接続されるバルブ用リレーコイルと、を有し、前記バルブ用リレーコイルが励磁されたとき、前記バルブ用リレースイッチが閉じて前記飲料が前記バルブを通過可能となる飲料供給装置であって、
    操作したときのみ閉じる販売設定スイッチと、
    前記第1電圧と第2電圧(<前記第1電圧)との間で前記販売設定スイッチと直列接続され、励磁に伴って開く第1リレースイッチと、
    前記販売設定スイッチと並列接続され、励磁に伴って閉じる第2リレースイッチと、
    前記第1電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間に接続され、励磁に伴って前記第2リレースイッチと同じタイミングで閉じる第3リレースイッチと、
    時刻を計時するタイマと、
    前記販売設定スイッチが閉じたときに一方の論理レベルとなるスイッチ操作信号が入力される制御部と、
    を備え、
    前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いている状態から、前記販売設定スイッチが閉じた場合、前記制御部に関わらず、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが閉じて、前記飲料は前記バルブを通過となり、
    前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが閉じている状態において、前記タイマが予め定められた時刻を計時したことを検出した前記制御部の制御信号に基づいて前記第1リレースイッチが励磁に伴って開くとともに、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いて、前記飲料は前記バルブを通過不可能となる、
    ことを特徴とする飲料供給装置。
  4. 配管内の飲料を通過させるバルブと、前記バルブと接続されるバルブ用リレースイッチと、第1電圧と接続されるバルブ用リレーコイルと、を有し、前記バルブ用リレーコイルが励磁されたとき、前記バルブ用リレースイッチが閉じて前記飲料が前記バルブを通過可能となる飲料供給装置であって、
    操作したときのみ閉じる販売設定スイッチと、
    前記第1電圧と第2電圧(<前記第1電圧)との間で前記販売設定スイッチと直列接続され、励磁に伴って開く第1リレースイッチと、
    前記販売設定スイッチと並列接続され、励磁に伴って閉じる第2リレースイッチと、
    前記第1電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間に接続され、励磁に伴って前記第2リレースイッチと同じタイミングで閉じる第3リレースイッチと、
    前記販売設定スイッチが閉じたときに一方の論理レベルとなるスイッチ操作信号が入力される制御部と、を備え、
    前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いている状態から、前記販売設定スイッチが閉じた場合、前記制御部に関わらず、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが閉じて、前記飲料は前記バルブを通過可能となり、
    前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが閉じている状態から、前記販売設定スイッチが閉じた場合、前記スイッチ操作信号が入力された前記制御部の制御信号に基づいて、前記第1リレースイッチが励磁に伴って開くとともに前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いて、前記飲料は前記バルブを通過不可能となる、
    ことを特徴とする飲料供給装置。
  5. 前記制御部に対する前記スイッチ操作信号の入力を計数するカウンタを備え、
    前記カウンタは、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いているときの前記スイッチ操作信号から計数を開始し、
    前記制御部は、前記カウンタが偶数回目の前記スイッチ操作信号を計数したとき、励磁に伴って前記第1リレースイッチを開くための制御信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の飲料供給装置。
  6. 配管内の飲料を通過させるバルブと、前記バルブと接続されるバルブ用リレースイッチと、第1電圧と接続されるバルブ用リレーコイルと、を有し、前記バルブ用リレーコイルが励磁されたとき、前記バルブ用リレースイッチが閉じて前記飲料が前記バルブを通過可能となる飲料供給装置であって、
    操作したときのみ閉じる販売用スイッチと、
    前記第1電圧と第2電圧(<前記第1電圧)との間で前記販売用スイッチと直列接続され、励磁に伴って開く第1リレースイッチと、
    操作したときのみ閉じ、前記第1リレースイッチを励磁に伴って開くための販売停止用スイッチと、
    前記販売用スイッチと並列接続され、励磁に伴って閉じる第2リレースイッチと、
    前記第1電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間に接続され、励磁に伴って第2リレースイッチと同じタイミングで閉じる第3リレースイッチと、を備え、
    前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いている状態から、前記販売用スイッチが閉じた場合、前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが閉じて、前記飲料は前記バルブを通過可能となり、
    前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが閉じている状態から、前記販売停止用スイッチが閉じた場合、前記第1リレースイッチが励磁に伴って開くとともに前記第2リレースイッチおよび前記第3リレースイッチが開いて、前記飲料は前記バルブを通過不可能となる、
    ことを特徴とする飲料供給装置。
  7. 配管内の飲料を通過させるバルブと、前記バルブと接続されるバルブ用リレースイッチと、所定電圧と接続されるバルブ用リレーコイルと、を有し、前記バルブ用リレーコイルが励磁されたとき、前記バルブ用リレースイッチが閉じて前記飲料が前記バルブを通過可能となる飲料供給装置であって、
    前記所定電圧と前記バルブ用リレーコイルとの間に接続され、励磁に伴って閉じるバルブ制御用リレースイッチと、
    人体を検出する人体センサと、
    前記人体センサが人体を検出していない継続期間を計数する計数部と、
    前記計数部の計数する継続期間が予め定められた期間を超えたとき、励磁の解除に伴って前記バルブ制御用リレースイッチを開くための制御信号を出力する制御部と、
    を備えたことを特徴とする飲料供給装置。

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