JP4252524B2 - 複数の論理通信路を用いたネットワークシステム - Google Patents

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本発明は、例えば比較的小規模なサイトが複数のISP(Internet Service Provider)と契約することで上流ネットワークヘ到達するための複数経路を持ち、サイト内の各端末が各パケットの送信に用いる適切な上流経路と適切な始点アドレスを選択して通信を行うことで、より信頼性・安定性の高いネットワーク接続性を実現し、トラフィックの負荷分散をより安価に・簡便に実現するネットワークシステムに関する。
また複数ISPの利用時のみならず、VPN(Virtual Private Network)などのトンネルを用いて論理的に複数の上流ネットワークへの接続性を持っている場合でも同様に本発明は利用可能である。
複数の上流ISPと接続された小規模なネットワーク(マルチホームネットワーク)では、端末はISPの数と同数以上のアドレスを所有する。始点アドレスはこれら複数のアドレスから選択されるが、従来この選択は使用者が特定の選択方針を指定しない限りは、1つのネットワークインターフェースに複数のアドレスが付与されている場合、その中で各通信毎に決まる終点アドレスと最長一致するアドレスが選択される。即ち始点アドレスの選択は出口ISPとは無関係に選択されるため、その結果出口となるISPと端末が選択する始点アドレスに不一致が生じる場合があり、その場合以下に記す問題が発生する。
1)ISPが自らがサイトに対して割当てたアドレスを始点アドレスとして持つ通信以外を受け付けない場合、他ISPの始点アドレスを持つ通信は外部に出て行く事ができない。
2)一方のISPが外部への到達性を持たない場合(以降、閉域ISPと呼ぶ)、閉域ISPの始点アドレスを持つ通信が他のISPを通して終点へ到達した後、終点から始点へ向けた戻りの通信に必要な経路情報が存在しないため、双方向の通信が確立できない。
以上の問題を解決するためには、始点アドレスに適した出口ISPを選択する方法、終点アドレスに応じて端末が始点アドレスを適正に選択する方法、及びその選択に必要な情報をISPから中継ノードを経て端末へと受け渡す方法が必要であった。特許文献1ではこれをグローバルレーティングテーブルに情報を記憶し、検索して適切な始点アドレスを計算する専用端末を設置することで解決する方法を提案しているが、導入が難しく小規模サイトには不向きであり、また実装も困難であった。
なお、非特許文献1にはインターネットプロトコルバージョン6のためのデフォルトアドレス選択技術(RFC3484)が記載されており、また、非特許文献2にはルータが始点アドレスに基づいて経路を選択するソースベースルーティング技術が記載されている。
特許第3463607号公報 R. Draves、"Default Address Selection for Internet Protocol version 6(IPv6)"、RFC3484、2003年2月、[online]、[平成16年10月25日検索]、インターネット<http://www.ietf.org/rfc/rfc3484.txt> C. Huitema et al.、"Host-Centric IPv6 Multihoming"、2004年2月10日、[online]、[平成16年10月25日検索]、インターネット<http://www.potaroo.net/ietf/idref/draft-huitema-multi6-hosts/>
本発明の目的は、上述の問題点に鑑み、通信毎に端末が終点アドレスに応じた始点アドレスを適正に選択する技術、パケット中継装置が適切な上流ネットワークにパケットを転送する技術、及びその選択に必要な情報をISPから中継ノード及び端末へ受け渡す技術を提供する事にある。
本発明は、サイトの出口ルータであるゲートウェイ機器と、前記ゲートウェイ機器と物理通信路を介して接続する端末と、を有するネットワークシステムであって、前記ゲートウェイ機器は、物理的または論理的リンクを用いて複数の上流ネットワークに接続する手段と、それぞれの上流ネットワークから伝達されたアドレスブロックに対応する該上流ネットワークとの通信路を特定する情報と前記端末との論理通信路を特定する情報の組を保持する手段と、パケットが送られてくる論理通信路と、前記上流ネットワークとの通信路を特定する情報と前記端末との論理通信路を特定する情報の組に基づいて、適切な上流ネットワークに該パケットを転送する手段と、を備え、上流ネットワークは、これが保持するアドレスブロック情報を前記ゲートウェイ機器装置に伝達する手段とを備え、前記端末は、前記アドレスブロックと該アドレスブロックに対応する前記論理通信路を特定する情報の組を保持する手段と、前記論理通信路を特定する情報に基づいて、前記ゲートウェイ機器との間に論理通信路を確立する手段と、パケットを送信する際に、送信先アドレスと、前記アドレスブロックと論理通信路を特定する情報の組に基づいて論理通信路を選択し、該論理通信路用の論理インターフェースに割り当てられたアドレスを送信元アドレスとして、該パケットを前記ゲートウェイ機器に送信する手段と、を備えることを特徴とする。また、前記ネットワークシステムにおいて、前記ゲートウェイ機器と前記端末の間の通信路において、論理通信路を確立するためのプロトコルを用いて複数の論理通信路を確立し、パケットに論理通信路識別のためのヘッダーを付けてゲートウェイ機器と端末の間でやりとりすることで、前記物理通信路を多重化し複数の論理通信路を確立・変更・消滅することを特徴とする。
本発明により、例えば比較的小規模なサイトが複数のISPと契約することで上流ネットワークへ到達するための複数経路を持ち、サイト内の各端末が各パケットの送信に用いる適切な上流経路と適切な始点アドレスを選択して通信を行うことで、より信頼性・安定性の高いネットワーク接続性を実現し、トラフィックの負荷分散をより安価に・簡便に実現することができる。
また複数ISPの利用時のみならず、VPNなどのトンネルを用いて論理的に複数の上流ネットワークへの接続性を持っている場合でも同様に本発明は利用可能である。
マルチホームネットワークにおける端末の始点アドレス選択の問題は、1つのネットワークインターフェースに対し、複数のアドレスを付与するということに起因していた。
そこで、端末において、1ネットワークインターフェースにつき1つのアドレスが付与されるように、1物理インターフェースに対して仮想的に複数の論理ネットワークインターフェースを構成する。この時、端末は複数の論理ネットワークインターフェースを持ち、複数の論理通信路(論理ネットワーク)に接続することになる。ここで形成される論理ネットワークは、ゲートウェイ機器と端末の間で実際にパケットを論理通信路ヘッダーを付与しカプセル化することで実現する方式である。
このようにして複数の論理ネットワークインターフェースを端末に設定し、それぞれのインターフェースにおいてアドレス割当てプロトコルなどを用いてアドレスを付与する。
ゲートウェイ機器から端末に対して、論理通信路を設定するための情報を送信し、これに基づいて端末は論理インターフェースを設定する。同時にゲートウェイ機器から端末に対して、各論理インターフェースから到達できるアドレスブロックを送信し、これを用いて終点アドレスに対して適切な出口インターフェースを決定でき、インターフェースが決まることで、始点アドレスを適切なものを一意に決定できる。
ゲートウェイ機器で行う処理としては、上流ISPからのアドレス情報・経路情報の収集、サイト内端末への経路情報の配布、サイト内の端末へのアドレスの付与、論理通信路に応じたパケットの上流ネットワークへの転送またはパケットの始点アドレスに応じた上流ネットワークへのパケット転送が挙げられる。
前述の通り、ゲートウェイ機器と端末の間で実際に複数の論理通信路を設定する場合は、ゲートウェイ機器は端末から送信されたパケットが通ってきた論理通信路に応じてそのパケットを転送する上流ISPを選択する。
ゲートウェイ機器と端末間の論理通信路の確立は手動設定または、専用プロトコルを用いた自動設定によって行う。専用プロトコルを用いる場合は、端末が繋いだリンクに対してブロードキャストを用いてゲートウェイ機器に論理通信路の確立を求めるパケットを送信し、論理通信路自動設定に対応したゲートウェイ機器はそれを受けて、論理通信路確立のために必要な情報を端末に与える。端末はその情報に基づいて1つまたは2個以上の論理インターフェースを設定する。
論理通信路確立プロトコルのパケットは論理インターフェースから入ってくることはなく、物理インターフェースから入って来たパケットは、論理通信路の識別子情報などのヘッダーを取り除き、論理インターフェースの入力パケットとして処理される。
サイト内にゲートウェイ機器以外にもルータが存在する場合、ルータはさらにその下流のリンクに対しても同様に論理通信路を用いた通信を提供することができる。
(実施例)
図1は本発明の実施例を示したものである。ゲートウェイ機器105は、ISP101が属する上流ネットワークおよびISP102が属する上流ネットワークと、ゲートウェイ機器105が属するネットワークを区切り、これらの間の中継を行うルータである。ゲートウェイ機器105はISP101、ISP102とはそれぞれプリフィックス情報伝達装置1011、プリフィックス情報伝達装置1021を介して接続している。すなわち、ゲートウェイ機器105はゲートウェイ機器105が属するサイトの出口ルータである。図1の実施例ではゲートウェイ機器105は2つの上流ネットワークに接続しているが、3以上の上流ネットワークに接続していてもよい。また、図1の実施例では1つの端末107しか図示されてないが、複数の端末が通信路1023に接続されていてもよい。通信路1023に1または複数のルータが存在していてもよい。
ゲートウェイ機器105は3つのネットワークインターフェース(IF108、IF109、IF1010)を持ち、それぞれISP101、ISP102、および端末107が存在するネットワーク(通信路1023)に接続されている。ISP101はIPv6アドレス空間として2001:aaaa::/32を持ち、同様にISP102はアドレス空間2001:bbbb::/32、2001:cccc::/32の2つを有している。それぞれのISPはゲートウェイ機器105に対して自身が保持する空間の中から、アドレスを割り当てる。
またISPの有するプリフィックス情報伝達装置はISPの有するアドレス空間をゲートウェイ機器に伝達する。本実施例においてISP101のプリフィックス情報伝達装置1011は、アドレス空間2001:aaaa::/32をゲートウェイ機器105に伝達し、同様にISP102のプリフィックス情報伝達装置1021は、アドレス空間2001:bbbb::/32、2001:cccc::/32をゲートウェイ機器105に伝達する。
なお、2001:aaaa::/32のように連続したアドレスの集まりをアドレスブロックという。
ゲートウェイ機器105がそれぞれのISPに接続し通信路1021、通信路1022を確保したとき、ISPからISPの有するプリフィックス情報がゲートウェイ機器105に渡される。受け渡し手段としてDHCP−PDプロトコル(Dynamic Host Configuration Protocol - Prefix Delegation)やPPPプロトコル(Point to Point Protocol)を用いることが可能である。なお、IPv6ではアドレスはプリフィックスと呼ばれる部分とインターフェースIDと呼ばれる部分に分かれている。
ゲートウェイ機器105はISPから渡されたプリフィックス情報から、プリフィックスとそれに対応するインターフェースを記した表を構成する。このとき、ゲートウェイ機器105はひとつのプリフィックス(アドレスブロック)に対して一意な論理通信路番号を割り当てる。図2に示す表1はゲートウェイ機器105が構成する表の例であり、ISPから渡されたプリフィックスと、ISPとの通信路を特定するためのインターフェース名と、論理通信路番号の組が記述される表である。論理通信路番号は端末107とゲートウェイ機器105間の論理通信路を特定する情報である。表1の通信路を特定するためのインターフェース名の欄は一般的に上流ネットワークとの通信路を特定する情報の欄としてもよい。図2に示す表1の1行目は、ISP101から渡されたプリフィックスが2001:aaaa::/32であり、それに対応するインターフェース名がIF108であり、論理通信路番号が208であることを表している。2行目、3行目はISP102から渡された2つのプリフィックスとこれらに対応するインターフェース名と論理通信路番号である。ゲートウェイ機器105はこの表を内部の記憶装置に保持する。
図3はプリフィックス情報の授受までの動作の流れの例を示したものである。以下、図3の例に基づいて説明する。(1)ISP101はゲートウェイ機器105のIF108との間に通信路1021を確立する。(2)ISP101のプリフィックス情報伝達装置1011がプリフィックス情報2001:aaaa::/32をゲートウェイ機器105へ通知する。(3)ISP102はゲートウェイ機器105のIF109との間に通信路1022を確立する。(4)ISP102のプリフィックス情報伝達装置1021がプリフィックス情報2001:bbbb::/32と2001:cccc::/32をゲートウェイ機器105に通知する。(5)ゲートウェイ機器105は図2に示す表1を構成し、内部の記憶装置に保持する。本実施例で示した論理通信を実現するための手段としてVLAN(Virtual LAN)やL2TP(Layer 2 Tunneling Protocol)などを用いることができる。
本実施例を具現化するための条件は、ひとつの物理的な通信路上に複数の論理通信を多重することができ、かつそれぞれの論理通信路が一意な番号を用いて識別することができることである。
図4にサイト出口にあるゲートウェイ機器105からサイト内の端末107に通信路の情報を伝達する様子を示す。図4の(6)に示すように、ゲートウェイ機器105は端末107に対して、物理通信路である通信路1023を介して図2に示す表1のプリフィックスと論理通信路番号の組を送信する。この情報の伝達にはルータ広告(RA)やDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol) などの通信手段を用いることが可能である。これを受信した端末107は図5に示す表2を内部の記憶装置に保持する。図5に示すように表2はプリフィックス(上流ネットワークから割り当てられたアドレスブロック)と論理通信路番号を組にした情報が記述される表である。
前述の情報を受信した端末107は1つのプリフィックスに対して、1つの論理通信路をゲートウェイ機器105との間に確立する。図6はゲートウェイ機器105と端末107の間に確立された論理通信路構成を示す図である。図6の例においては、端末107はゲートウェイ機器105の間に論理通信路208、209、210を確立する。確立が終了後、端末107は受信した3つのプリフィックス情報から3つのアドレス(2001:aaaa::1、2001:bbbb::1、2001:cccc::1)を生成し、図6に示すようにそれぞれの論理通信路用通信インターフェース(論理インターフェース)IF3501、IF3502、IF3503に割り当てる。
端末107が、送信先アドレス2001:aaaa:ffff::1(ISP101、すなわち2001:aaaa::/32に含まれる空間)へ向けてパケットを送信しようとした時、端末107が保持する表2(図5参照)の情報から論理通信路208の利用が選択される。このときパケットの送信元アドレス(始点アドレス)としてIF3501に付与された2001:aaaa::1が選択される。同様に、端末107が、送信先アドレス2001:bbbb:ffff::1(ISP102、すなわち2001:bbbb::/32に含まれる空間)へ向けてパケットを送信しようとした時は論理通信路209が選択され、この論理通信路209に向けて送信されたパケットは送信元アドレス(始点アドレス)として2001:bbbb::1が付与される。同様に端末107が、送信先アドレス2001:cccc:ffff::1(ISP102、すなわち2001:cccc::/32に含まれる空間)へ向けてパケットを送信しようとした時は論理通信路210の利用が選択されこの論理通信路210に向けて送信されたパケットは送信元アドレスとして2001:cccc::1が付与される。このように表2(図5参照)の情報と論理通信路を用いて、あて先に応じた適切な送信元アドレスの選択を行う。
次に端末107が論理通信路を通じて送信したパケットがゲートウェイ機器105に到着する。図7にゲートウェイ機器105におけるパケットの振り分けの様子を示す。ゲートウェイ機器105は表1(図2参照)の情報を保持しているため、論理通信路と物理IF(本実施例ではIF108、IF109)の対応付けを行うことが出来る。論理通信路208から到着したパケットは、IF108へ向けて転送され、そのパケットは通信路1021を通じてISP101が属する上流ネットワークに転送される。論理通信路209から到着したパケットは、IF109へ向けて転送され、そのパケットは通信路1022を通じてISP102が属する上流ネットワークに転送される。同様に論理通信路210から到着したパケットは、IF109へ向けて転送され、そのパケットは通信路1022を通じてISP102が属する上流ネットワークに転送される。
なお、ゲートウェイ機器105と端末107の間の論理通信路を用いたやりとりはパケットに論理通信路識別のためのヘッダーを付けて行う。
以上の方式によりISP101、ISP102のマルチホーム環境において、それぞれのISPからのプリフィックス情報の受信と、その対応関係を示す表(図2の表1)の作成を行い、その情報を端末へ通知しプリフィックスごとに論理通信路を確立することにより、最適なソースアドレスの選択と、複数ISPの効率的な使い分けを実現することが出来る。
以上のように、ゲートウェイ機器と端末間の通信路において、論理通信路を確立するためのプロトコルを用いて複数の論理通信路を確立し、パケットに論理通信路識別のためのヘッダーを付けてゲートウェイ機器と端末の間でやりとりすることで、物理通信路を多重化し複数の論理通信路を確立することができるが、同様にして、論理通信路を変更あるいは消滅することもできる。
また複数ISPの利用時のみならず、VPNなどのトンネルを用いて論理的に複数の上流ネットワークへの接続性を持っている場合でも同様である。
以上の実施例のゲートウェイ機器105、端末107、およびISP101、102のプリフィックス情報伝達装置1011、1021はそれぞれの動作を行うための手段を有しており、そのような手段は記憶装置に記録されたプログラムをCPUが実行することによって実現することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
本発明が適用されるネットワークシステムの基本構成例を示す構成図である。 ゲートウェイ機器が保持するプリフィックス情報、インターフェース名、論理通信路番号を示す表(表1)である。 上流ISPからサイトへのプリフィックス情報の受け渡しの様子を示す図である。 サイト出口にあるゲートウェイ機器からサイト内の端末に通信路の情報を伝達する様子を示す図である。 端末が保持するプリフィックス情報、論理通信路番号を示す表(表2)である。 ゲートウェイ機器と端末の間に確立された論理通信路構成を示す図である。 ゲートウェイ機器におけるパケットの振り分けの様子を示す図である。
符号の説明
101、102…ISP、1021、1022、1023…通信路、105ゲートウェイ機器、107…端末、108、109、1010…ネットワークインターフェース(IF)、208、209、210…論理通信路

Claims (2)

  1. サイトの出口ルータであるゲートウェイ機器と、前記ゲートウェイ機器と物理通信路を介して接続する端末と、を有するネットワークシステムであって、
    前記ゲートウェイ機器は、
    物理的または論理的リンクを用いて複数の上流ネットワークに接続する手段と、
    それぞれの上流ネットワークから伝達されたアドレスブロックに対応する該上流ネットワークとの通信路を特定する情報と前記端末との論理通信路を特定する情報の組を保持する手段と、
    パケットが送られてくる論理通信路と、前記上流ネットワークとの通信路を特定する情報と前記端末との論理通信路を特定する情報の組に基づいて、適切な上流ネットワークに該パケットを転送する手段と、
    を備え、
    上流ネットワークは、これが保持するアドレスブロック情報を前記ゲートウェイ機器装置に伝達する手段を備え、
    前記端末は、
    前記アドレスブロックと該アドレスブロックに対応する前記論理通信路を特定する情報の組を保持する手段と、
    前記論理通信路を特定する情報に基づいて、前記ゲートウェイ機器との間に論理通信路を確立する手段と、
    パケットを送信する際に、送信先アドレスと、前記アドレスブロックと論理通信路を特定する情報の組に基づいて論理通信路を選択し、該論理通信路用の論理インターフェースに割り当てられたアドレスを送信元アドレスとして、該パケットを前記ゲートウェイ機器に送信する手段と、
    を備える
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記ゲートウェイ機器と前記端末の間の通信路において、論理通信路を確立するためのプロトコルを用いて複数の論理通信路を確立し、パケットに論理通信路識別のためのヘッダーを付けてゲートウェイ機器と端末の間でやりとりすることで、前記物理通信路を多重化し複数の論理通信路を確立・変更・消滅することを特徴とするネットワークシステム。
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