JP4251241B2 - 情報記録装置及びその方法並びに情報再生装置及びその方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は情報記録装置及びその方法並びに情報再生装置及びその方法に関し、例えば博物館に設置され、映像により所定の展示物を紹介する映像展示システムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、映像展示システムにおいては、展示物を紹介するための映像に応じた映像データを記録再生するデータ記録再生装置が設けられており、この種のデータ記録再生装置として、図6に示すような複数のハードデイスクドライブ2A〜2Iが並列的に設けられた、いわゆるデイスクアレイ装置1と呼ばれるものがある。
【0003】
このデイスクアレイ装置1としては、各ハードデイスクドライブ2A〜2Iに対する入力データやパリテイデータの分配方法等によつていくつかの種類のものが提案されており、現在では、この図6に示すように、入力された映像データをデイスクアレイコントローラ3においてビツト又はバイト単位等の所定単位毎にストライピング(分離)し、得られる所定単位のデータ(以下、これを分離データと呼ぶ)をデータ記録再生用の複数のハードデイスクドライブ2A〜2Hに振り分けるようにして一斉に読み書きさせると共に、これら分離データに基づいてパリテイデータを生成し、これをパリテイ記録再生用のハードデイスクドライブ2Iに読み書きさせる「RAID−3」と呼ばれる構成のものが広く用いられている。
【0004】
実際上このデイスクアレイ装置1においては、パリテイデータをパリテイ記録再生用のハードデイスクドライブ2Iに保持する分、データ記録再生用の各ハードデイスクドライブ2A〜2Hのいずれか1台が故障した場合においても、他の正常動作する各ハードデイスクドライブ2A〜2Hから読み出した分離データとこれらに対応するパリテイデータとに基づいて、故障したハードデイスクドライブ2A〜2Hに振り分けた分離データを再現することができるため、記録再生に対する信頼性が比較的高く、また複数台(例えばN台)のハードデイスクドライブ2A〜2Hにより一台当たりの実行転送レートの約N倍の転送レートと、当該ハードデイスクドライブ2A〜2Hの一台当たりの記録容量の約N倍の記録容量とをもつデータ記録再生装置として使用することができる利点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで図7に示すように、一般的にハードデイスクドライブ4においては、ターンテーブル5上にハードデイスク6が回転自在に保持されると共に、回転駆動機構部7にアーム8の一端部が回転自在に保持され、またこのアーム8の他端部にヘツド9が設けられて構成されている。
【0006】
この場合ハードデイスクドライブ4においては、ターンテーブル5を介してハードデイスク6を回転させた状態において、回転駆動機構部7によりアーム8を一端部を中心にして回転させるようにしてヘツド9をハードデイスク6の径方向に移動させて所望の位置に位置させ、これによりハードデイスク6の所望の円周上にヘツド9を介して映像データを記録し、又は当該記録した映像データを再生することができる。
【0007】
ところで一般的にハードデイスクドライブ4においては、データ記録時、回転駆動機構部7によりアーム8を回転させてヘツド9をハードデイスク6の径方向に移動させても、当該回転駆動機構部7及びアーム8等の機械的精度により映像データの記録対象位置にヘツド9を正確に位置させ難く、この結果一回の記録動作では映像データの記録を正しく行えずに記録エラーが発生する場合がある。
【0008】
このためこのように記録エラーが発生した場合には、この記録動作を複数回リトライさせるようにしてハードデイスク6を一回転させる毎にヘツド9の位置を補正することにより、記録することができなかつた映像データを記録するようになされている。
【0009】
またハードデイスクドライブ4は、ハードデイスク6の特性上、データ再生時、1回の再生動作では映像データの再生を正しく行えずに再生エラーが発生しても、再生動作をリトライすることによりこの映像データを再生することができる場合がある。
【0010】
因みにこのような再生動作の1回のリトライでは映像データを再生することができないような場合でも、この再生動作のリトライの回数を多くする程、この映像データを再生することができる可能性が増大するような特性を有している。
【0011】
このため上述したデイスクアレイ構成でなるデータ記録再生装置では、記録処理及び再生処理にそれぞれ1回の記録動作及び再生動作に必要となる時間よりも所定時間長い割当て時間(以下、これをタイムアウト時間と呼ぶ)を割り当て、データ記録時には、このタイムアウト時間内において1回目の記録動作を行い、この記録動作により記録エラーが発生した場合には当該タイムアウト時間が終了するまでの間に記録動作を複数回リトライさせると共に、データ再生時にもこのタイムアウト時間内において1回目の再生動作を行い、この再生動作により再生エラーが発生した場合には当該タイムアウト時間が終了するまでの間に再生動作を複数回リトライさせるようになされている。
【0012】
因みにこのデータ記録再生装置では、データ再生時、データ記録再生用のいずれか1台のハードデイスクドライブ2A〜2Hにおいて再生エラーが発生し、タイムアウト時間内で分離データを再生することができない場合には、タイムアウトエラーとしてこの再生することができなかつた分離データを、他の正常動作するハードデイスクドライブ2A〜2Iから読み出した分離データとこれらに対応するパリテイデータとに基づいて再現するようになされている。
【0013】
ところでこのデータ記録再生装置では、例えば1秒間に記録処理及び再生処理を時分割的に並列に行うことのできる数(チヤンネル)が予め所定数(例えば16チヤンネル)に設定されており、この設定された全チヤンネル分の記録処理及び再生処理を時分割的に並列に行うことを想定してこれら各チヤンネルに対するタイムアウト時間を比較的短い固定の時間として設定していた。
【0014】
ところがこのデータ記録再生装置では、映像展示システムの設置された博物館の開館に先立つて映像データを記録したり、また博物館に訪れた来展者の要望に応じて映像データを再生する等のように全チヤンネル分の記録処理及び再生処理を常時行うわけではないことから、これら記録処理及び再生処理の処理時間に余裕ができるにも係わらずにタイムアウト時間を変更しないようになされていた。
【0015】
このためデータ記録時には、各ハードデイスクドライブ2A〜2Iのうち、いずれかのハードデイスクドライブ2A〜2Iにおいてタイムアウト時間内で分離データを記録することができずにタイムアウトエラーが発生する場合があり、この場合には、この記録することができなかつた分離データを改めて記録するための時間が必要となり、リアルタイム性を必要とする映像データの記録に対する信頼性が低い問題があつた。
【0016】
またデータ再生時には、各ハードデイスクドライブ2A〜2Iのうち、少なくとも2台のハードデイスクドライブ2A〜2Iにおいてタイムアウトエラーが発生する場合があり、この場合にはこれら再生することができなかつた少なくとも2つの分離データ又はパリテイデータを再現することができないことから、リアルタイム性を必要とする映像データが再生途中に途切れ、当該映像データの再生に対する信頼性が低い問題があつた。
【0017】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、リアルタイム性を必要とする情報の記録処理及び又は再生処理に対する信頼生を向上し得る情報記録装置及びその方法並びに情報再生装置及びその方法を提案しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、所定単位時間当たりに情報の記録処理を行うことができるチヤンネルの最大数が予め設定され、当該チヤンネルを使用して情報の記録処理を時分割的に行う際、定期的に所定単位時間当たりに使用されるチヤンネルの使用数を検出すると共に、当該所定単位時間当たりに使用されるチヤンネルに、最大数のチヤンネルそれぞれに予め割り当てられた割当時間が、当該最大数分合計された合計時間を、検出した使用数で均等なタイムアウト時間に分割して振り分けるように割り当て、各チヤンネルにそれぞれ割り当てられた記録処理を時分割的に行つてハードデイスクに対し情報を記録するようにして、最大数のチヤンネルには、それぞれ1回の記録動作に必要となる時間よりも所定時間長い割当時間が予め割り当てられており、チヤンネルに割り当てられた記録処理を行う場合、そのチヤンネルに割り当てたタイムアウト時間内で、ハードデイスクに対する1回の記録動作を行つた結果、記録エラーが発生すると、当該タイムアウト時間に達するまでの間にハードデイスクに対する記録動作を成功するまで繰り返し行うようにした。
【0019】
この結果、所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルの使用数が少ないほど、当該使用されるチヤンネルに割り当てるタイムアウト時間を比較的長くして、記録処理において1回の記録動作により記録エラーが発生したときに引き続き行う記録動作の繰り返し回数を増加させて、当該タイムアウト時間に達するときに記録エラーが発生していることを大幅に減少させることができる。
【0020】
また本発明においては、所定単位時間当たりに情報の再生処理を行うことができるチヤンネルの最大数が予め設定され、当該チヤンネルを使用して情報の再生処理を時分割的に行う際、定期的に所定単位時間当たりに使用されるチヤンネルの使用数を検出すると共に、当該所定単位時間当たりに使用されるチヤンネルに、最大数のチヤンネルそれぞれに予め割り当てられた割当時間が、当該最大数分合計された合計時間を、検出した使用数で均等なタイムアウト時間に分割して振り分けるように割り当て、各チヤンネルにそれぞれ割り当てられた再生処理を時分割的に行つてハードデイスクから情報を再生するようにして、最大数のチヤンネルには、それぞれ1回の再生動作に必要となる時間よりも所定時間長い割当時間が予め割り当てられており、チヤンネルに割り当てられた再生処理を行う場合、そのチヤンネルに割り当てたタイムアウト時間内で、ハードデイスクに対する1回の再生動作を行つた結果、再生エラーが発生すると、当該タイムアウト時間に達するまでの間にハードデイスクに対する再生動作を成功するまで繰り返し行うようにした。
【0021】
この結果、所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルの使用数が少ないほど、当該使用されるチヤンネルに割り当てるタイムアウト時間を比較的長くして、再生処理において1回の再生動作により再生エラーが発生したときに引き続き行う再生動作の繰り返し回数を増加させて、当該タイムアウト時間に達するときに再生エラーが発生していることを大幅に減少させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0023】
(1)本実施の形態による映像展示システムの構成
図1において、10は全体として本発明を適用した映像展示システムを示し、デイスクアレイ構成でなるデータ記録再生装置11と、複数の映像表示端末装置12A〜12Nとが、これらデータ記録再生装置11及び各映像表示端末装置12A〜12Nを制御するシステムコントローラ13に接続されて構成されている。
【0024】
この場合各映像表示端末装置12A〜12Nにおいては、システムコントローラ13の制御のもとに、映像表示コントローラ15が内部に設けられたメモリ(図示せず)に予め記憶されたメニユー画像に応じた画像データD1を読み出し、これを切換え器16を介して映像表示部17に与えることにより当該画像データD1に基づくメニユー画像を表示し、かくしてこのメニユー画像により博物館に訪れた来展者が各種展示物を検索し得るようになされている。
【0025】
そして映像表示コントローラ15は、来展者により指定入力部18を介して所望の展示物が指定入力された場合、この指定入力された展示物に応じた指定信号S1をシステムコントローラ13に送出する。
【0026】
このときシステムコントローラ13は、映像表示コントローラ15から与えられた指定信号S1に基づいてデータ記録再生装置11を制御し、当該データ記録再生装置11に予め記録した対応する映像データD2を再生させ、これを対応する映像表示端末装置12A〜12Nの切換え器16に送出させる。
【0027】
かくして映像表示コントローラ15は、システムコントローラ13の制御のもとに、切換え器16によつて画像データD1をデータ記録再生装置11から与えられた映像データD2に切り換えて映像表示部17に与えることにより当該映像表示部17に、来展者によつて指定された展示物の映像を表示させる。
【0028】
(2)データ記録再生装置の構成
ここでデータ記録再生装置11は、図2に示すように、ストライピング回路20にデータ記録再生用の5台のハードデイスクドライブ21A〜21Eがそれぞれ記録再生処理部22A〜22Eを介して並列に接続されると共に、パリテイ記録再生用のハードデイスクドライブ21Fがパリテイ演算回路23及び記録再生処理部22Fを介して接続されたデイスクアレイ構成の記録再生部24を有し、システムコントローラ13から与えられる制御信号S2に基づいてデータコントローラ25がデータ記録再生装置11全体を制御するようになされている。
【0029】
この場合データ記録再生装置11においては、チヤンネルの数が予め例えば16チヤンネルに設定されており、このうち例えば2チヤンネルが映像データD2の記録処理に割り当てられると共に、12チヤンネルが映像データD2の再生処理に割り当てられ、また残りの2チヤンネルが復旧処理に割り当てられているものの、これら16チヤンネルを常時全て使用して映像データD2の記録処理、再生処理及び復旧処理を行うわけではなく、映像データD2の記録処理及び復旧処理は必要に応じて行うと共に、映像データD2の再生処理も各映像表示端末装置12A〜12Nを介して来展者が展示物に応じた映像の表示を指定したときのみ行うようしてこれら各チヤンネルを必要に応じて使用するようになされている。
【0030】
ここでデータ記録再生装置11は、記録モード時、外部のエンコーダ26から与えられる、映像データD2を所定フオーマツトで圧縮符号化してなる符号化データD3をデータ入力部27を介してストライピング回路20に取り込む。
【0031】
ストライピング回路20は、符号化データD3を所定単位毎に順次分離した後、得られた分離データD4を内部バス28を介して各記録再生処理部22A〜22Eに順次振り分けて与えると共に、各記録再生処理部22A〜22Eに分離データD4を振り分ける毎に、これら各分離データD4をパリテイ演算回路23に送出する。
【0032】
またパリテイ演算回路23は、これら各分離データD4に基づいてそのパリテイデータD5を生成し、これを内部バス28を介して記録再生処理部22Fに送出する。
【0033】
この場合各記録再生処理部22A〜22Fは、定期的にチヤンネルの使用数を検出し、この検出結果に応じて現時点において使用されているチヤンネルに予め割り当てられたタイムアウト時間を、このとき使用されていないチヤンネルの余剰分となるタイムアウト時間を振り分けて加えるようにして変更するようになされている。
【0034】
そして各記録再生処理部22A〜22Fは、ストライピング回路20から与えられた分離データD4と、パリテイ演算回路23から与えられたパリテイデータD5とを、それぞれ対応するハードデイスクドライブ21A〜21Fに与えることにより現時点のタイムアウト時間(すなわちチヤンネルの使用数に応じて変更したタイムアウト時間)内において記録処理を行うようにしてハードデイスクに記録させる。
【0035】
またデータ記録再生装置11は、再生モード時、各記録再生制御部22A〜22Fにより、各ハードデイスクに振り分けて記録された分離データD4と、所定のハードデイスクに記録された対応するパリテイデータD5とを、各ハードデイスクドライブ21A〜21Fを一斉に駆動させることにより現時点のタイムアウト時間内において再生処理を行うようにして再生し、これらをパリテイ演算回路23に送出する。
【0036】
そしてパリテイ演算回路23は、データ記録再生用のハードデイスクドライブ21A〜21Eで再生エラーやタイムアウトエラーが生じたときのみパリテイ記録再生用のハードデイスクドライブ21Fから与えられたパリテイデータD5を用いるようにして、データ記録再生用の各ハードデイスクドライブ21A〜21Eからそれぞれ与えられた分離データD4により元の符号化データD3を復元し、これを内部バス28を介して映像の要求のあつた映像表示端末装置12A〜12Nに対応するデコーダ29A〜29Nに送出する。
【0037】
これによりデコーダ29A〜29Nは、パリテイ演算回路23から与えられる符号化データD3を復号及び所定の処理を施すことにより元の映像データD2に変換した後、これを対応する映像表示端末装置12A〜12Nに送出する。
【0038】
さらにこのデータ記録再生装置11は、データ記録再生用のハードデイスクドライブ21A〜21Eのいずれか1台が故障してこれを新たなハードデイスクドライブ21Gに交換する復旧モード時、各記録再生処理部22A〜22Fにより、交換されたハードデイスクドライブ21Gを除く他の正常動作するデータ記録再生用の各ハードデイスクドライブ21A〜21Dとパリテイ記録再生用のハードデイスクドライブ21Fとを一斉に駆動させることにより現時点のタイムアウト時間内において再生処理を行うようにして分離データD4及び対応するパリテイデータD5を読み出し、これらを内部バス28を介してパリテイ演算回路23に送出する。
【0039】
そしてパリテイ演算回路23は、正常動作するデータ記録再生用の各ハードデイスクドライブ21A〜21Dから与えられた分離データD4と、パリテイ記録再生用のハードデイスクドライブ21Fから与えられたパリテイデータD5とに基づいて、故障したハードデイスクドライブ21Eに振り分けられた分離データD4を再現し、これを内部バス28を介して、交換されたハードデイスクドライブ21Gに対応する記録再生処理部22Eに送出する。
【0040】
このとき記録再生処理部22Eは、パリテイ演算回路23から与えられた分離データD4を、交換されたハードデイスクドライブ21Gに与えることにより現時点のタイムアウト時間内において記録処理を行うようにしてハードデイスクに記録させ、かくして故障したハードデイスクドライブ21Eに記録されていた分離データD4を復旧することができるようになされている。
【0041】
(3)記録再生処理部の構成
ここで実際上各記録再生処理部22A〜22Fは、図3に示すように、それぞれプロセツサ35と、DMA(Direct Memory Access)36と、第1及び第2のバツフアメモリ37A及び37Bと、ハードデイスクドライブ制御部(HDD制御部)38とが内部バス28を介して接続されている。
【0042】
この場合プロセツサ35には、内部にメモリ(図示せず)が設けられており、当該メモリに図4に示すような、データコントローラ25から与えられる記録コマンドCK及び再生コマンドCS(以下、これらをまとめてアクセスコマンドと呼ぶ)に含まれる、当該アクセスコマンドに対応するチヤンネルの使用を表すチヤンネル情報や、そのチヤンネルが記録処理又は再生処理のいずれで使用されるかを表すコマンド情報、また現時点のタイムアウト時間を表す処理時間情報やチヤンネル番号、さらに記録処理又は再生処理すべき映像データD2の識別子(ID:IDentification )を表す映像IDの各種情報からなる管理テーブル39が書き込まれている。
【0043】
そしてプロセツサ35は、データコントローラ25からアクセスコマンドが与えられる毎に、管理テーブル39の内容をこのアクセスコマンドに含まれる各種情報を加えるようにして変更すると共に、データコントローラ25から与えられたアクセスコマンドに基づく記録処理又は再生処理が終了する毎に、管理テーブル39の内容をこの終了したアクセスコマンドに対応する各種情報を削除するようにして変更し、これによりこの管理テーブル39により現時点において使用されているチヤンネルの使用状況を管理し得るようになされている。
【0044】
またプロセツサ35は、この管理テーブル39の内容を定期的に検索することにより現時点において実行すべきアクセスコマンド(現時点において実行途中のアクセスコマンドを含む)の数を検出し(すなわち現時点におけるチヤンネルの使用数を検出し)、当該検出結果に基づいて現時点において使用されているチヤンネルのタイムアウト時間を変更する。
【0045】
すなわちプロセツサ35は、16チヤンネル分の記録処理及び再生処理を時分割的に並列に行うためのトータル時間を、Tm〔msec〕、タイムアウトエラーを検出してから分離データD4を再現するための演算処理を開始するまでの間のソフトウエア処理に必要とする時間(以下、これをオーバーヘツド時間と呼ぶ)をTs〔msec〕、現時点において使用されているチヤンネルの数(以下、これを現時点の使用チヤンネル数と呼ぶ)をCnとして、この現時点において使用されている各チヤンネルのタイムアウト時間TR〔msec〕を次式
【0046】
【数1】
【0047】
で表されるように、トータル処理時間Tm 〔msec〕からオーバーヘツド時間Ts 〔msec〕を減算して1秒間(すなわちトータル処理時間)に16チヤンネル分の全ての記録処理及び再生処理を行うために必要となるタイムアウト時間の合計時間(以下、これを合計タイムアウト時間と呼ぶ)を算出し、この算出結果を現時点の使用チヤンネル数Cn により除算することによりこの合計タイムアウト時間を現時点において使用されている各チヤンネルに均等に分割して振り分けるようにして求める。
【0048】
因みに現時点において16チヤンネル全てを使用している場合には、トータル処理時間Tm 〔msec〕を1000〔msec〕とし、オーバーヘツド時間Ts 〔msec〕を 200〔msec〕とし、また現時点の使用チヤンネル数Cn を16とすると、これら各値を上述した(1)式に代入することにより次式
【0049】
【数2】
【0050】
で表されるように、各チヤンネルのタイムアウト時間TR 〔msec〕は50〔msec〕となる。
【0051】
また現時点において例えば10チヤンネルを使用している場合には、上述と同様にトータル処理時間Tm 〔msec〕を1000〔msec〕とし、オーバーヘツド時間Ts 〔msec〕を 200〔msec〕とすると共に、現時点の使用チヤンネル数Cn を10とすると、これら各値を上述した(1)式に代入することにより次式
【0052】
【数3】
【0053】
で表されるように、これら使用されている各チヤンネルのタイムアウト時間TR 〔msec〕は80〔msec〕となる。
【0054】
従つてプロセツサ35は、現時点の使用チヤンネル数が減少すれば、これに伴い使用されているチヤンネルのタイムアウト時間TR 〔msec〕を長くするように変更することができる。
【0055】
そしてプロセツサ35は、記録モード時、データコントローラ25から上述した各種情報に加えて記録すべき分離データD4又はパリテイデータD5のアドレス情報等を含む記録コマンドCKが与えられた場合、この記録コマンドCKをハードデイスクドライブ21A〜21Fの専用のフオーマツトでなる記録命令S4に変換し、これをDMA36、内部バス28及びハードデイスクドライブ制御部38を順次介して対応するハードデイスクドライブ21A〜21Fに与えると共に、内部に各チヤンネルに応じて設けられたカウンタ(図示せず)のうち、この記録コマンドCKに応じたカウンタをリセツトした後、記録命令S4に基づく記録処理の開始と共にカウントアツプさせ始める。
【0056】
このときDMA36は、ストライピング回路20から内部バス28を介して与えられた分離データD4又はパリテイデータD5を第1又は第2のバツフアメモリ37A又は37Bのいずれか一方に一旦書き込むと共に、これら分離データD4又はパリテイデータD5を内部バス28の利用状況に応じて所定のタイミングで読み出した後、内部バス28及びハードデイスクドライブ制御部38を順次介して対応するハードデイスクドライブ21A〜21Fに与える。
【0057】
これによりプロセツサ35は、記録命令S4に基づいて記録すべき分離データD4又はパリテイデータD5を、対応するハードデイスクドライブ21A〜21Fのハードデイスクに記録させる。
【0058】
またプロセツサ35は、対応するハードデイスクドライブ21A〜21Fにおいて記録エラーが発生した場合、カウンタのカウント値と、現時点のタイムアウト時間とを定期的に比較するようにしてこのタイムアウト時間を検出し、当該タイムアウト時間に達するまでの間、この記録命令S4に基づいて記録動作のリトライを繰り返すようにし、かくしてハードデイスクにこの分離データD4又はパリテイデータD5を記録させるようにする。
【0059】
因みにプロセツサ35は、この記録エラーが発生したときにタイムアウト時間に達しても分離データD4又はパリテイデータD5を記録することができない場合には、記録命令S4をキヤンセルしてタイムアウトエラーとし、このタイムアウトエラーが発生したことを表すタイムアウト信号S5をデータコントローラ25に与える。
【0060】
一方、プロセツサ35は、再生モード時、データコントローラ25から上述した各種情報に加えて再生すべき分離データD4又はパリテイデータD5のアドレス情報等を含む再生コマンドCSが与えられると、これをハードデイスクドライブ21A〜21Fの専用のフオーマツトでなる再生命令S5に変換し、これをDMA36、内部バス28及びハードデイスクドライブ制御部38を順次介して対応するハードデイスクドライブ21A〜21Fに与える。
【0061】
このときプロセツサ35は、この再生コマンドCSに対応するカウンタをリセツトした後、再生命令S5に基づく再生処理の開始と共にカウントアツプさせ始める。
【0062】
そしてプロセツサ35は、再生命令S5に基づいて、対応するハードデイスクドライブ21A〜21Fのハードデイスクから再生すべき分離データD4又はパリテイデータD5を再生し、これをハードデイスクドライブ制御部38、内部バス28及びDMA36を順次介して第1又は第2のバツフアメモリ37A又は37Bのいずれか一方に与えて書き込む。
【0063】
またプロセツサ35は、対応するハードデイスクドライブ21A〜21Fにおいて再生エラーが発生した場合、カウンタのカウント値と現時点のタイムアウト時間とを定期的に比較するようにしてこのタイムアウト時間を検出し、当該タイムアウト時間に達するまでの間、この再生命令S5に基づいて再生動作のリトライを繰り返させ、かくして分離データD4又はパリテイデータD5を再生するようにする。
【0064】
因みにプロセツサ35は、この再生エラーが発生したときにタイムアウト時間に達しても分離データD4又はパリテイデータD5を再生することができない場合には、再生命令S5をキヤンセルしてタイムアウトエラーとし、このタイムアウトエラーが発生したことを表すタイムアウト信号S5をデータコントローラ25に与える。
【0065】
そしてプロセツサ35が再生コマンドCSに基づく再生処理を終了すると、DMA36は、第1又は第2のバツフアメモリ37A又は37Bに書き込まれた分離データD4又はパリテイデータD5を、内部バス28の利用状況に応じて所定のタイミングで読み出し、これを内部バス28上で、記録するための分離データD4又はパリテイデータD5と競合することがないようにパリテイ演算回路23に与える。
【0066】
ここでプロセツサ35は、図5(A)〜(D)に示すように、対応するハードデイスクドライブ21A〜21Fにおいて実際に記録処理及び再生処理を行う場合、データコントローラ25との間の通信処理RT1と、メイン処理RT2と、アクセス終了処理RT3と、タイムアウト時間変更処理RT4とを、それぞれ対応するソフトウエアを起動させ、かつこれら各ソフトウエア間において共有メモリを介して通信しながら時分割的に並列に実行する。
【0067】
この場合プロセツサ35は、まず通信処理RT1を開始すると、ステツプSP1においてデータコントローラ25からアクセスコマンドが与えられたか否かを判断し、当該データコントローラ25からアクセスコマンドが与えられると、続くステツプSP2に進んでこのアクセスコマンドに基づいてメモリ内の管理テーブル39の内容を変更する。
【0068】
次いでプロセツサ35は、ステツプSP3に進んでデータコントローラ25から与えられた各種アクセスコマンドのうち、このアクセスコマンドに基づく記録処理又は再生処理の終了したものがあるか否かを判断し、当該記録処理又は再生処理の終了したアクセスコマンドがある場合には、続くステツプSP4に進んでこのアクセスコマンドに基づく記録処理又は再生処理が終了したことを上位のデータコントローラ25に伝え、この後この通信処理RT1において上述したステツプSP1からステツプSP4のループを繰り返す。
【0069】
ただしプロセツサ35は、ステツプSP1において否定結果を得たときには、ステツプSP3に進むと共に、ステツプSP3において否定結果を得たときにはステツプSP1に進むようにする(図5(A))。
【0070】
またプロセツサ35は、メイン処理RT2を開始すると、ステツプSP5において、上述した通信処理RT1のステツプSP2と共有メモリを介して通信しながら、メモリ内に書き込んだ管理テーブル39の内容を定期的に検索して新たに開始すべきアクセスコマンドが有るか否かを判断する。
【0071】
そして新たなアクセスコマンドが有る場合には、続くステツプSP6に進んでこのアクセスコマンドに対応するカウンタをリセツトし、続くステツプSP7においてこのアクセスコマンドに基づく記録処理又は再生処理を開始する。
【0072】
この後プロセツサ35は、ステツプSP8に進んで管理テーブル39内の各種情報のうち、終了したアクセスコマンドに対応するものがあるか否かを判断する。
【0073】
そして終了したアクセスコマンドに対応するものがある場合には、続くステツプSP9に進んで上述した通信処理RT1のステツプSP3と共有メモリを介して通信しながら、この管理テーブル39の内容を終了したアクセスコマンドに対応する各種情報を削除するようにして変更し、この後上述したステツプSP5からステツプSP9までのループを繰り返す。
【0074】
ただしプロセツサ35は、このメイン処理RT2において、ステツプSP5において否定結果を得たときには、ステツプSP8に進むと共に、当該ステツプSP8において否定結果を得たときには、ステツプSP5に進むようにする(図5(B))。
【0075】
さらにプロセツサ35は、アクセス終了処理RT3を開始すると、ステツプSP10において、アクセスコマンドに基づく記録処理又は再生処理が正しく終了したときに、このアクセスコマンドの終了を上述したメイン処理RT2のステツプSP8に共有メモリを介して通信するようにして、このステツプSP10を繰り返す(図5(C))。
【0076】
さらにプロセツサ35は、タイムアウト時間変更処理RT4を開始すると、ステツプSP11において、定期的に管理テーブル39の内容を検索することにより現時点のアクセスコマンドの数を検出する。
【0077】
そしてプロセツサ35は、ステツプSP12に進み、ステツプSP11において検出したアクセスコマンドの数(すなわち現時点の使用チヤンネル数)に基づいて現時点において使用されているチヤンネルのタイムアウト時間を算出し、この後ステツプSP13に進んでアクセスコマンドに基づく記録処理又は再生処理を開始すると共に、このアクセスコマンドに対応するカウンタをカウントアツプさせる。
【0078】
そしてプロセツサ35は、ステツプSP14に進んで、上述したステツプSP13においてカウントアツプさせたカウンタのカウント値とタイムアウト時間とを定期的に比較し、このカウンタのカウント値がタイムアウト時間に達するまでに記録すべき分離データD4又はパリテイデータD5を記録させることができ、又は再生すべき分離データD4又はパリテイデータD5を再生させることができたか否かを判断する。
【0079】
このときプロセツサ35は、このステツプSP14においてカウンタのカウント値がタイムアウト時間に達しても記録すべき分離データD4又はパリテイデータD5を記録することができず、又は再生すべき分離データD4又はパリテイデータD5を再生することができずに否定結果を得ると、続くステツプSP15に進んでこのアクセスコマンドに基づく記録処理又は再生処理をタイムアウトエラーとし、これを上述したメイン処理RT2のステツプSP8に共有メモリを介して通信し、この後このタイムアウト時間変更処理RT4において上述したステツプSP11からステツプSP15のループを繰り返す。
【0080】
ただしプロセツサ35は、ステツプSP14において、カウンタのカウント値がタイムアウト時間に達する前に記録すべき分離データD4又はパリテイデータD5を記録することができ、又は再生すべき分離データD4又はパリテイデータD5を再生することができたことにより肯定結果を得るとステツプSP11に進むようにする(図5(D))。
【0081】
(4)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、この映像展示システム10のデータ記録再生装置11では、記録再生処理部22A〜22Fにおいて、プロセツサ35がデータコントローラ25からアクセスコマンドが与えられる毎にこのアクセスコマンドに基づいてメモリ内の管理テーブル39の内容を対応する各種情報を加えるようにして変更すると共に、データコントローラ25から与えられたアクセスコマンドに基づく記録処理又は再生処理が終了する毎にこの終了したアクセスコマンドに基づいて管理テーブル39の内容を対応する各種情報を削除するようにして変更し、このようにしてこの管理テーブル39の内容に基づいてチヤンネルの使用状況を管理する。
【0082】
そしてこのデータ記録再生装置11では、プロセツサ35により管理テーブル39の内容を定期的に検索するようにして現時点の使用チヤンネル数を検出し、このチヤンネル数に応じて、合計タイムアウト時間を現時点において使用されている各チヤンネルに均等に分割して振り分けるようにしてこの現時点において使用されている各チヤンネルのタイムアウト時間を変更する。
【0083】
このようにしてデータ記録再生装置11では、プロセツサ35がデータコントローラ25からアクセスコマンドが与えられると、対応するハードデイスクドライブ21A〜21Fにおいてこのアクセスコマンドに基づく記録処理又は再生処理を行い、当該記録処理又は再生処理において記録エラー又は再生エラーが発生した場合には、内部のカウンタのカウント値に基づいて現時点のタイムアウト時間を検出するようにして当該検出したタイムアウト時間に達するまでの間、記録動作又は再生動作のリトライを繰り返す。
【0084】
従つてこのデータ記録再生装置11では、実際に使用しているチヤンネル数が予め設定されたチヤンネルの最大数よりも少ない場合には、この現時点において使用している各チヤンネルに合計タイムアウト時間を均等に分割して振り分けるようにして当該タイムアウト時間を変更することから、予め設定された16チヤンネルを全て使用して記録処理及び再生処理を行う場合に比べて1チヤンネル当たりのタイムアウト時間を長くし、記録処理及び再生処理において記録エラー及び再生エラーが発生した場合にその記録動作及び再生動作のリトライの繰り返し回数を増加させることができる。
【0085】
このため記録モード時には、ハードデイスクドライブ21A〜21Fにおいて回転駆動機構部及びアームの機械的精度が比較的低い場合でも、記録動作のリトライによるヘツド位置の補正回数を増加させることができることから、タイムアウト時間内においてハードデイスクの所望の位置にヘツドを位置合わせできずにタイムアウトエラーが発生することを大幅に低減させることができる。
【0086】
また再生モード時には、再生エラーが発生した場合でも、再生動作のリトライ回数を増加させることができることから、再生エラーの発生した分離データD4又はパリテイデータD5を再生することができる可能性を大幅に増大させることができ、従つて少なくとも2台のハードデイスクドライブ21A〜21Fにおいてタイムアウトエラーが発生することを大幅に低減させ、かくしてリアルタイム性を必要とする映像データD2の再生途中に途切れるようなことを大幅に低減させることができる。
【0087】
さらにこのデータ記録再生装置11では、復旧モード時、復旧処理に割り当てられたチヤンネルを除く他のチヤンネルの使用数を減らせば、復旧処理に伴う記録処理及び再生処理のタイムアウト時間を長くすることができることから、この復旧処理において再現すべき分離データD4又はパリテイデータD5を除く他の正常なハードデイスクドライブ21A〜21Fの再生処理においてタイムアウトエラーが発生したり、また交換した新たなハードデイスクドライブ21Gの記録処理においてタイムアウトエラーが発生することを大幅に低減させることができ、かくして復旧処理が正しく行えなくなることを大幅に低減させることができる。
【0088】
以上の構成によれば、定期的にチヤンネルの使用数を検出し、当該検出結果に応じて予め設定されたチヤンネルの最大数に対する合計タイムアウト時間を現時点において使用されている各チヤンネルに均等に分割して振り分けるようにして、この現時点において使用されている各チヤンネルのタイムアウト時間を変更するようにしたことにより、予め設定されたチヤンネルの最大数よりも現時点において少ない数のチヤンネルが使用されていれば、その分チヤンネルに対するタイムアウト時間を大幅に長くして記録動作及び再生動作のリトライの回数を増加させ、タイムアウト時間に達したときにタイムアウトエラーが発生することを大幅に低減させることができ、かくしてリアルタイム性を必要とする情報の記録及び又は再生処理に対する信頼性を向上し得る情報記録及び又は再生装置及びその方法を実現することができる。
【0089】
(5)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本発明を映像展示システム10に設けられた、映像データを記録再生するデータ記録再生装置11に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、音声データ等のようにリアルタイム性を必要とする情報を記録及び又は再生する情報記録及び又は再生装置であれば、この他種々の情報記録及び又は再生装置に適用することができる。
【0090】
また上述の実施の形態においては、本発明を「RAID−3」構成のデイスクアレイ装置でなるデータ記録再生装置11に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々のデイスクアレイ構成でなる情報記録及び又は再生装置に適用することができる。
【0091】
さらに上述の実施の形態においては、チヤンネルの使用数に応じて現時点において使用されている各チヤンネルに合計タイムアウト時間を均等に分割して振り分けるようにして、この現時点において使用されているチヤンネルのタイムアウト時間を変更するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、チヤンネルの使用数に加えて、ハードデイスクドライブ21A〜21Fにおけるエラーの発生頻度や、想定する信頼性、また使用されているチヤンネルに割り当てられた処理が記録又は再生のいずれであるか等のように、現時点のチヤンネルの使用状況に応じて、現時点において使用されている各チヤンネルのうち、記録エラー又は再生エラーの発生したチヤンネルのみ、又は記録処理又は再生処理を行うチヤンネルのみ等のように特定のチヤンネルのタイムアウト時間のみを変更する等のように、この他種々の方法によつてタイムアウト時間を変更するようにしても良い。
【0092】
すなわち例えば各ハードデイスクドライブ21A〜21Fのうち、通常、いずれか1台のハードデイスクドライブ21A〜21Fにおいてのみエラーが発生するような場合には、現時点において使用されている各チヤンネルのうち、特定の1つのチヤンネルのタイムアウト時間TR1〔msec〕を、1回の記録動作及び再生動作に必要となる平均アクセス時間をTa 〔msec〕として次式
【0093】
【数4】
【0094】
で表されるように、合計タイムアウト時間から現時点において使用されているチヤンネル数Cn 全体の平均アクセス時間Ta 〔sec 〕を減算するようにして求めると共に、この特定のチヤンネルを除く他の使用されているチヤンネルのタイムアウト時間を平均アクセス時間とする。
【0095】
そして各ハードデイスクドライブ21A〜21Fのうち、いずれか1台において記録エラー又は再生エラーが発生する場合には、この1台のハードデイスクドライブに変更したタイムアウト時間TR1〔msec〕を割り当てて再生動作又は記録動作のリトライを繰り返すようにすることにより、上述した実施の形態よりもタイムアウト時間TR1〔msec〕を大幅に長くすることができることから、記録エラー又は再生エラーの発生する特定のチヤンネルにおいてタイムアウトエラーの発生する可能性をさらに低減させることができる。
【0096】
なおこの場合特定のチヤンネルのタイムアウト時間TR1〔msec〕は、16チヤンネル全てを使用しても、平均アクセス時間Ta 〔msec〕を40〔msec〕とすると上述した(4)式に各値を代入することにより次式
【0097】
【数5】
【0098】
で表されるように、 160〔msec〕となり、また例えば10チヤンネルを使用している場合、特定のチヤンネルのタイムアウト時間TR1〔msec〕は、上述した(4)式に各値を代入するようにして次式
【0099】
【数6】
【0100】
で表されるように 400〔msec〕となる。
【0101】
さらに上述の実施の形態においては、情報を記録媒体に記録及び又は再生する記録及び又は再生手段として、記録再生部24を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、情報を記録媒体に記録及び又は再生することができれば、この他種々の構成でなる記録及び又は再生手段を適用するようにしても良い。
【0102】
さらに上述の実施の形態においては、各チヤンネルの使用状況に応じて、予め各チヤンネルにそれぞれ割り当てられた記録及び又は再生手段による記録及び又は再生処理のための割当て時間のうち、対応するチヤンネルの割当て時間を変更する変更手段として、プロセツサ35を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、各チヤンネルの使用状況に応じて、予め各チヤンネルにそれぞれ割り当てられた記録及び又は再生手段による記録及び又は再生処理のための割当て時間のうち、対応するチヤンネルの割当て時間を変更することができれば、この他種々の構成でなる変更手段を適用するようにしても良い。
【0103】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、所定単位時間当たりに情報の記録処理を行うことができるチヤンネルの最大数が予め設定され、当該チヤンネルを使用して情報の記録処理を時分割的に行う際、定期的に所定単位時間当たりに使用されるチヤンネルの使用数を検出すると共に、当該所定単位時間当たりに使用されるチヤンネルに、最大数のチヤンネルそれぞれに予め割り当てられた割当時間が、当該最大数分合計された合計時間を、検出した使用数で均等なタイムアウト時間に分割して振り分けるように割り当て、各チヤンネルにそれぞれ割り当てられた記録処理を時分割的に行つてハードデイスクに対し情報を記録するようにして、最大数のチヤンネルには、それぞれ1回の記録動作に必要となる時間よりも所定時間長い割当時間が予め割り当てられており、チヤンネルに割り当てられた記録処理を行う場合、そのチヤンネルに割り当てたタイムアウト時間内で、ハードデイスクに対する1回の記録動作を行つた結果、記録エラーが発生すると、当該タイムアウト時間に達するまでの間にハードデイスクに対する記録動作を成功するまで繰り返し行うようにしたことにより、所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルの使用数が少ないほど、当該使用されるチヤンネルに割り当てるタイムアウト時間を比較的長くして、記録処理において1回の記録動作により記録エラーが発生したときに引き続き行う記録動作の繰り返し回数を増加させて、当該タイムアウト時間に達するときに記録エラーが発生していることを大幅に減少させることができ、かくしてリアルタイム性を必要とする情報の記録処理に対する信頼生を向上し得る情報記録装置及びその方法を実現することができる。
【0104】
また本発明においては、所定単位時間当たりに情報の再生処理を行うことができるチヤンネルの最大数が予め設定され、当該チヤンネルを使用して情報の再生処理を時分割的に行う際、定期的に所定単位時間当たりに使用されるチヤンネルの使用数を検出すると共に、当該所定単位時間当たりに使用されるチヤンネルに、最大数のチヤンネルそれぞれに予め割り当てられた割当時間が、当該最大数分合計された合計時間を、検出した使用数で均等なタイムアウト時間に分割して振り分けるように割り当て、各チヤンネルにそれぞれ割り当てられた再生処理を時分割的に行つてハードデイスクから情報を再生するようにして、最大数のチヤンネルには、それぞれ1回の再生動作に必要となる時間よりも所定時間長い割当時間が予め割り当てられており、チヤンネルに割り当てられた再生処理を行う場合、そのチヤンネルに割り当てたタイムアウト時間内で、ハードデイスクに対する1回の再生動作を行つた結果、再生エラーが発生すると、当該タイムアウト時間に達するまでの間にハードデイスクに対する再生動作を成功するまで繰り返し行うようにしたことにより、所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルの使用数が少ないほど、当該使用されるチヤンネルに割り当てるタイムアウト時間を比較的長くして、再生処理において1回の再生動作により再生エラーが発生したときに引き続き行う再生動作の繰り返し回数を増加させて、当該タイムアウト時間に達するときに再生エラーが発生していることを大幅に減少させることができ、かくしてリアルタイム性を必要とする情報の再生処理に対する信頼生を向上し得る情報再生装置及びその方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像展示システムの全体構成の一実施の形態を示すブロツク図である。
【図2】データ記録再生装置の構成を示すブロツク図である。
【図3】データ記録再生装置の記録再生処理部の構成を示すブロツク図である。
【図4】チヤンネルの使用状況を管理するための管理テーブルの説明に供する図表である。
【図5】記録再生処理部におけるプロセツサの処理の説明に供するフローチヤートである。
【図6】一般的なデイスクアレイ装置の構成を示すブロツク図である。
【図7】一般的なハードデイスクドライブの構成を示す略線的上面図である。
【符号の説明】
10……映像展示システム、11……データ記録再生装置、13……システムコントローラ、20……ストライピング回路、21A〜21F……ハードデイスクドライブ、22A〜22F……記録再生処理部、23……パリテイ演算回路、24……記録再生部、25……データコントローラ、35……プロセツサ、36……DMA、37A……第1のバツフアメモリ、37B……第2のバツフアメモリ、38……ハードデイスクドライブ制御部、39……管理テーブル、D2……映像データ、D4……分離データ、D5……パリテイデータ、RT1……通信処理、RT2……メイン処理、RT3……アクセス終了処理、RT4……タイムアウト時間変更処理。
Claims (9)
- 所定単位時間当たりに情報の記録処理を行うことができるチヤンネルの最大数が予め設定され、当該チヤンネルを使用して上記情報の上記記録処理を時分割的に行う情報記録装置において、
各上記チヤンネルにそれぞれ割り当てられた上記記録処理を時分割的に行うようにして、ハードデイスクに対し上記情報を記録する記録手段と、
定期的に上記所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルの使用数を検出すると共に、当該所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルに、上記最大数の上記チヤンネルそれぞれに予め割り当てられた割当時間が、上記最大数分合計された合計時間を、上記検出した上記使用数で均等なタイムアウト時間に分割して振り分けるように割り当てる時間割当手段と
を具え、
上記最大数の上記チヤンネルには、
それぞれ1回の記録動作に必要となる時間よりも所定時間長い上記割当時間が予め割り当てられ、
上記記録手段は、
上記チヤンネルに割り当てられた上記記録処理を行う場合、上記時間割当手段により当該チヤンネルに割り当てられた上記タイムアウト時間内で、上記ハードデイスクに対する1回の上記記録動作を行つた結果、記録エラーが発生すると、当該タイムアウト時間に達するまでの間に上記ハードデイスクに対する上記記録動作を成功するまで繰り返し行う
情報記録装置。 - 上記時間割当手段は、
予め設定された上記最大数の上記チヤンネルに付されたチヤネル番号に対し、外部から与えられるアクセスコマンドに含まれる上記記録処理に使用する上記チヤンネルを示すチヤンネル情報と、当該チヤンネルを上記記録処理に使用することを示すコマンド情報とを対応付けた管理テーブルを保持し、上記外部から上記アクセスコマンドが与えられる毎に当該与えられたアクセスコマンドに含まれる上記チヤンネル情報及び上記コマンド情報を上記管理テーブルに追加し、上記チヤンネルを使用した上記記録処理が終了する毎に上記管理テーブルから対応する上記チヤンネル情報及び上記コマンド情報を削除するようにして、当該管理テーブルの内容をもとに、定期的に上記所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルの上記使用数を検出する
請求項1に記載の情報記録装置。 - 上記時間割当手段は、
上記情報の上記記録処理で上記記録エラーが発生した場合、上記合計時間から、上記1回の上記記録動作に必要となる平均時間と、上記検出した上記使用数との乗算結果を減算して算出した上記タイムアウト時間を、上記所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルのうち、上記記録エラーの発生した上記情報の上記記録処理に使用される1つの上記チヤンネルに割り当てると共に、残りの上記チヤンネルに上記平均時間を振り分けるように割り当てる
請求項2に記載の情報記録装置。 - 所定単位時間当たりに情報の再生処理を行うことができるチヤンネルの最大数が予め設定され、当該チヤンネルを使用して上記情報の上記再生処理を時分割的に行う情報再生装置において、
各上記チヤンネルにそれぞれ割り当てられた上記再生処理を時分割的に行うようにして、ハードデイスクから上記情報を再生する再生手段と、
定期的に上記所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルの使用数を検出すると共に、当該所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルに、上記最大数の上記チヤンネルそれぞれに予め割り当てられた割当時間が、上記最大数分合計された合計時間を、上記検出した上記使用数で均等なタイムアウト時間に分割して振り分けるように割り当てる時間割当手段と
を具え、
上記最大数の上記チヤンネルには、
それぞれ1回の再生動作に必要となる時間よりも所定時間長い上記割当時間が予め割り当てられ、
上記再生手段は、
上記チヤンネルに割り当てられた上記再生処理を行う場合、上記時間割当手段により当該チヤンネルに割り当てられたタイムアウト時間内で、上記ハードデイスクに対する1回の上記再生動作を行つた結果、再生エラーが発生すると、当該タイムアウト時間に達するまでの間に上記ハードデイスクに対する上記再生動作を成功するまで繰り返し行う
情報再生装置。 - 上記時間割当手段は、
予め設定された上記最大数の上記チヤンネルに付されたチヤネル番号に対し、外部から与えられるアクセスコマンドに含まれる上記再生処理に使用する上記チヤンネルを示すチヤンネル情報と、当該チヤンネルを上記再生処理に使用することを示すコマンド情報とを対応付けた管理テーブルを保持し、上記外部から上記アクセスコマンドが与えられる毎に当該与えられたアクセスコマンドに含まれる上記チヤンネル情報及び上記コマンド情報を上記管理テーブルに追加し、上記チヤンネルを使用した上記再生処理が終了する毎に上記管理テーブルから対応する上記チヤンネル情報及び上記コマンド情報を削除するようにして、当該管理テーブルの内容をもとに、定期的に上記所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルの上記使用数を検出する
請求項4に記載の情報再生装置。 - 上記時間割当手段は、
上記所定単位時間当たりに上記最大数の上記チヤンネルを全て使用して上記情報の上記再生処理を時分割的に行うためのトータル時間より、上記タイムアウト時間内に上記情報を再生することができずにタイムアウトエラーを検出した時点から当該再生することができなかつた上記情報を再現するための演算処理を開始するまでの間の時間を減算して上記合計時間を算出し、当該算出した合計時間を、上記検出した上記使用数で均等に分割して上記タイムアウト時間を算出する
請求項4に記載の情報再生装置。 - 上記時間割当手段は、
上記情報の上記再生処理で上記再生エラーが発生した場合、上記合計時間から、上記1回の上記再生動作に必要となる平均時間と、上記検出した上記使用数との乗算結果を減算して算出した上記タイムアウト時間を、上記所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルのうち、上記再生エラーの発生した上記情報の上記再生処理に使用される1つの上記チヤンネルに割り当てると共に、残りの上記チヤンネルに上記平均時間を振り分けるように割り当てる
請求項6に記載の情報再生装置。 - 所定単位時間当たりに情報の記録処理を行うことができるチヤンネルの最大数が予め設定され、当該チヤンネルを使用して上記情報の上記記録処理を時分割的に行う情報記録方法において、
定期的に上記所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルの使用数を検出すると共に、当該所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルに、上記最大数の上記チヤンネルそれぞれに予め割り当てられた割当時間が、上記最大数分合計された合計時間を、上記検出した上記使用数で均等なタイムアウト時間に分割して振り分けるように割り当てる時間割当ステツプと、
各上記チヤンネルにそれぞれ割り当てられた上記記録処理を時分割的に行うようにして、ハードデイスクに対し上記情報を記録する記録ステツプと
を具え、
上記最大数の上記チヤンネルには、
それぞれ1回の記録動作に必要となる時間よりも所定時間長い上記割当時間が予め割り当てられ、
上記記録ステツプでは、
上記チヤンネルに割り当てられた上記記録処理を行う場合、上記時間割当ステツプにおいて当該チヤンネルに割り当てた上記タイムアウト時間内で、上記ハードデイスクに対する1回の上記記録動作を行つた結果、記録エラーが発生すると、当該タイムアウト時間に達するまでの間に上記ハードデイスクに対する上記記録動作を成功するまで繰り返し行う
情報記録方法。 - 所定単位時間当たりに情報の再生処理を行うことができるチヤンネルの最大数が予め設定され、当該チヤンネルを使用して上記情報の上記再生処理を時分割的に行う情報再生方法において、
定期的に上記所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルの使用数を検出すると共に、当該所定単位時間当たりに使用される上記チヤンネルに、上記最大数の上記チヤンネルそれぞれに予め割り当てられた割当時間が、上記最大数分合計された合計時間を、上記検出した上記使用数で均等なタイムアウト時間に分割して振り分けるように割り当てる時間割当ステツプと、
各上記チヤンネルにそれぞれ割り当てられた上記再生処理を時分割的に行うようにして、ハードデイスクから上記情報を再生する再生ステツプと
を具え、
上記最大数の上記チヤンネルには、
それぞれ1回の再生動作に必要となる時間よりも所定時間長い上記割当時間が予め割り当てられ、
上記再生ステツプでは、
上記チヤンネルに割り当てられた上記再生処理を行う場合、上記時間割当ステツプにおいて当該チヤンネルに割り当てたタイムアウト時間内で、上記ハードデイスクに対する1回の上記再生動作を行つた結果、再生エラーが発生すると、当該タイムアウト時間に達するまでの間に上記ハードデイスクに対する上記再生動作を成功するまで繰り返し行う
情報再生方法。
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