JP4251160B2 - ネットワーク複合機 - Google Patents

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この発明は、ネットワーク複合機に関する。
ファクシミリ機能を有する複合機は、通常、時計回路を内蔵しており、内蔵している時計回路から出力される時間情報に基づき、通信管理を行う。また、たとえばスキャナ装置においても、スキャナで読み取ったデータと、読み取ったときの時間情報とを対応づけて記憶することがある。そのため、このような複合機において、時計回路の時間を正確に保つことは重要である。
特許文献1には、起動時、または内蔵しているソフトウェアのアップデート時などの初期化動作時に、上位のntpサーバより、NTPを用いて現在時刻を取得して、内蔵の時計手段へセットするネットワークファクシミリ装置が開示されている。これにより、時計手段から出力される現在時刻情報が正確な値となり、その結果、ネットワークファクシミリ装置は、適切な時刻に基づいた動作を行うことができる、とされている。
特開2000−50004号公報
ところで、特許文献1に記載のネットワークファクシミリ装置においては、いずれかのntpサーバが実行中でない場合等にも時刻合わせを行うことができるように、複数のntpサーバを登録したntpサーバテーブルを記憶し、優先順位に従ってntpサーバを選択し、選択したntpサーバへ時刻合わせ要求を行うようにしている。しかし、このように、複数のntpサーバを予め登録したり、優先順位を設定するのは、ユーザにとって手間になる。また、ネットワーク環境の変化により、新たなntpサーバが追加されたり、ntpサーバテーブルに登録されていたntpサーバが取り外された場合に、不具合が生じる可能性がある。
本発明はこうした点に鑑みてなされたもので、その目的は、ネットワーク複合機において、ネットワークを介して接続されたタイムサーバから柔軟に現在時刻情報を取得する技術の提供にある。
本発明によれば、
時計手段を有するとともに、ネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたタイムサーバから、前記時計手段を調整するための現在時刻情報を取得するネットワーク複合機であって、
現在時刻情報の取得先のタイムサーバが固定設定されているユニキャスト状態か、前記取得先のタイムサーバが固定設定されていないブロードキャスト状態かの設定を記憶する設定記憶部と、
前記現在時刻情報の取得時に、前記設定記憶部を参照して、前記ユニキャスト状態か前記ブロードキャスト状態かを判断し、前記ユニキャスト状態の場合に、固定設定されたタイムサーバにユニキャスト送信で現在時刻情報の取得要求を送信するとともに、前記ブロードキャスト状態の場合、または前記固定設定された前記タイムサーバから適正な現在時刻情報が取得できない場合に、前記ネットワークに対して、ブロードキャスト送信で現在時刻情報の取得要求を送信するリクエスト送信部と、
タイムサーバから現在時刻情報を受信するとともに、当該現在時刻情報が前記ユニキャスト状態で受信されたか否かを判断し、前記ブロードキャスト状態で受信された場合に、当該タイムサーバを前記固定設定されたタイムサーバとして設定する現在時刻情報受信部と、
前記現在時刻情報受信部により、前記ユニキャスト状態で適正な現在時刻情報が受信された場合に、前記時計手段を当該現在時刻情報で調整する処理を行う時計手段調整部と、
を含み、
前記現在時刻情報受信部により前記ブロードキャスト状態で前記現在時刻情報が受信され前記固定設定されたタイムサーバが設定された場合に、前記ユニキャスト状態に移行し、前記リクエスト送信部が再度前記固定設定された前記タイムサーバに前記ユニキャスト状態で現在時刻情報の取得要求を送信し、前記現在時刻情報受信部が、当該タイムサーバから現在時刻情報を受信し、前記時計手段調整部が前記時計手段を当該現在時刻情報で調整する処理を行うネットワーク複合機が提供される。
このようにすれば、ユーザの手間を低減することができるとともに、ネットワークを介して接続されたタイムサーバから現在時刻情報を取得することができ、ネットワーク複合機の時計手段の時間を正確に合わせることができる。
このようにすれば、その時点で最適なタイムサーバを設定した後、そのタイムサーバから現在時刻情報を取得することができ、ネットワーク複合機の時計手段の時間を正確に合わせることができる。
このようにすれば、いったん固定設定されたタイムサーバから適正な現在時刻情報が得られた場合にのみ時計手段が調整されるので、ネットワーク複合機の時計手段の時間を正確に合わせることができる。
本発明のネットワーク複合機において、前記現在時刻情報受信部は、前記リクエスト送信部がブロードキャスト送信で現在時刻情報の取得要求を送信した場合に、最初に適正な現在時刻情報を送信してきたタイムサーバを前記固定設定されたタイムサーバとして設定することができる。
このようにすれば、その時点で最適なタイムサーバから現在時刻情報を取得することができ、ネットワーク複合機の時計手段の時間を正確に合わせることができる。
本発明のネットワーク複合機は、タイムサーバのIPアドレスと、前記現在時刻情報の取得時に、当該タイムサーバを指定するか否かの設定とを記憶する設定記憶部をさらに含むことができ、前記リクエスト送信部は、前記現在時刻情報の取得時に、前記設定記憶部を参照して、前記タイムサーバを指定する旨が設定されている場合に、当該タイムサーバが固定設定されていると判断することができる。
本発明のネットワーク複合機において、前記リクエスト送信部および前記現在時刻情報受信部は、SNTP(Simple Network Time Protocol)により、前記タイムサーバに接続することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ネットワーク複合機において、ネットワークを介して接続されたタイムサーバから柔軟に現在時刻情報を取得することができる。
図1は、本実施の形態におけるネットワーク複合機の構成を示すブロック図である。
ネットワーク複合機100の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
ネットワーク複合機100は、インタフェース部102、パケット受信部104(現在時刻情報受信部)、リクエスト送信部106、時計手段調整部108、監視部110、設定記憶部112、および時計手段114を含む。時計手段114は、内部クロックにより時刻を計時し、日時を出力する。時計手段114は、たとえばネットワーク複合機100のネットワーク基板上に設けられてもよい。
ネットワーク複合機100は、たとえば、ファクシミリ送受信機能、スキャナ機能、およびプリンタ機能等を有するネットワークファクシミリ装置やMFP(Multi Functional Peripheral)等とすることができる。また、ネットワーク複合機100は、これらのすべての機能を有する必要はなく、たとえばファクシミリ送受信機能を有しない構成とすることもできる。なお、図1において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、たとえば、ファクシミリ送受信機能やスキャナ機能を有するネットワーク複合機100の構成である原稿読み取り部、画像処理部、および記録部等は図示していない。
インタフェース部102は、ネットワーク250に接続された他の端末との通信を制御する。ネットワーク複合機100は、インタフェース部102を介してネットワーク250に接続され、ネットワーク250に接続された第1のタイムサーバ200、第2のタイムサーバ202、および第3のタイムサーバ204等から、時計手段114を調整するための現在時刻情報を取得する。ここで、ネットワーク250は、たとえばLAN等のローカルネットワークとすることができる。
第1のタイムサーバ200、第2のタイムサーバ202、および第3のタイムサーバ204は、SNTP(Simple Network Time Protocol)やNTP(Network Time Protocol)により、現在時刻情報をクライアント端末に提供する。これらのタイムサーバは、ネットワーク250やインターネット等他のネットワークを介して、上位のタイムサーバに接続し、精度の高い現在時刻情報を取得する構成とすることができる。第1のタイムサーバ200、第2のタイムサーバ202、および第3のタイムサーバ204は、たとえばハブ等に内蔵された構成とすることができる。
本実施の形態において、リクエスト送信部106およびパケット受信部104は、SNTPにより、ネットワーク250に接続されたタイムサーバに接続する。
リクエスト送信部106は、現在時刻情報の取得時に、取得先のタイムサーバが固定設定されているか否かを判断し、タイムサーバが固定設定されている場合に、当該タイムサーバに現在時刻情報の取得要求を送信する。
設定記憶部112は、所定のタイムサーバのIPアドレスと、現在時刻情報の取得時に、当該タイムサーバを指定するか否かの設定とを記憶する。設定記憶部112の設定は、ネットワーク複合機100の設定画面や、ネットワーク複合機100とネットワークを介して接続されたPC端末の画面から行うことができる。リクエスト送信部106は、設定記憶部112にタイムサーバを指定する旨が設定されている場合に、当該タイムサーバが固定設定されていると判断することができ、当該タイムサーバのIPアドレスに現在時刻情報の取得要求を送信する。ここで、設定記憶部112には、ドメイン名を記憶しておき、DNSサーバを介して目的のタイムサーバに現在時刻情報の取得要求を送信するようにすることもできる。
また、リクエスト送信部106は、設定記憶部112にタイムサーバを指定する旨が設定されていない場合、または指定されたタイムサーバから適正な現在時刻情報が取得できない場合に、ネットワーク250に対して、ブロードキャスト送信で現在時刻情報の取得要求を送信する。リクエスト送信部106は、ポート123のUDP(User Datagram Protocol)のブロードキャスト送信で現在時刻情報の取得要求を送信する。
パケット受信部104は、リクエスト送信部106による現在時刻情報の取得要求に対するタイムサーバからの現在時刻情報を取得する。本実施の形態において、パケット受信部104は、タイムサーバから、現在時刻情報を含むUDPパケットを受信する。また、パケット受信部104は、タイムサーバから受信したデータが適正であるか否かを判断する。具体的には、パケット受信部104は、タイムサーバから受信したデータがSNTPフォーマットであるか、SNTPフレームに誤差がないか等を判断する。
さらに、パケット受信部104は、リクエスト送信部106が、ブロードキャスト送信で現在時刻情報の取得要求を送信した場合に、最初に適正な現在時刻情報を送信してきたタイムサーバのIPアドレスを現在時刻情報とともに取得し、次回からの現在時刻情報の取得時に、当該タイムサーバを指定する旨の設定とともに、そのタイムサーバのIPアドレスに対応づけて設定記憶部112に記憶する。これにより、そのタイムサーバが固定設定される。
なお、リクエスト送信部106は、パケット受信部104によりタイムサーバが新たに設定された場合に、当該タイムサーバに現在時刻情報の取得要求を送信する。
時計手段調整部108は、パケット受信部104が、固定設定されたタイムサーバから適正な現在時刻情報を受信した場合に、当該現在時刻情報に基づき、時計手段114を調整する。これにより、時計手段114が出力する日時が正確に保たれる。
監視部110は、時計手段114の調整前の時刻情報および時計手段調整部108が調整しようとする現在時刻情報とを比較し、その差が許容範囲として設定された所定の間隔より大きい場合等の異常を監視する。時計手段調整部108は、監視部110が異常を検出した場合には、時計手段114の調整を行わないようにすることができる。後述するように、ネットワーク複合機100で取り扱うデータにタイムスタンプを付して、当該データを記憶しておくことがある。監視部110により時計手段114の調整を監視することにより、不正なタイムスタンプがデータに付されるのを防ぐことができる。また、何らかの異常により、時計手段114の調整が適正に行われないようなエラーを検出することもできる。
図2は、本実施の形態におけるネットワーク複合機100により、現在時刻情報を取得し、時計手段114を調整する手順を示すフローチャートである。
たとえば、ネットワーク複合機100の初期起動時等、時計手段114の調整が必要な場合(S100のYES)、UDPのブロードキャスト送信のカウンタがクリアされる(S102)。次いで、リクエスト送信部106は、設定記憶部112を参照して、現在時刻情報を取得するタイムサーバが固定設定されているか、自動設定となっているかを判断する(S104)。リクエスト送信部106は、設定記憶部112に所定のタイムサーバのIPアドレスが記憶されており、現在時刻情報の取得時に当該タイムサーバを指定する旨が設定されている場合に、固定設定となっていると判断する。タイムサーバが固定設定の場合(S104のNO)、リクエスト送信部106は、設定記憶部112に記憶された指定されたタイムサーバのIPアドレスに対して、ユニキャスト送信でSNTPリクエストを送信する(S106)。ステップS104において、タイムサーバが自動設定の場合(S104のYES)、リクエスト送信部106は、ポート123のUDPのブロードキャスト送信で、SNTPリクエストを送信する(S108)。
パケット受信部104は、ステップS106またはステップS108におけるリクエスト送信部106からのSNTPリクエストに対するUDPパケットの受信があると(S110のYES)、そのUDPパケットがSNTPフォーマットであるか否かを判断する(S112)。パケット受信部104が受信したUDPパケットがSNTPフォーマットである場合(S112のYES)、パケット受信部104は、SNTPフレームに誤差がある旨の属性がないかどうかを判断する。ここで、SNTPフレームに誤差がある旨の属性がある場合(S114のYES)、そのUDPパケットに含まれる現在時刻情報が正確でない可能性が高い。そのため、この場合、パケット受信部104は、受信したUDPパケットに基づき、時計手段114が調整されないようにする。この処理は後述する。
ステップS114において、SNTPフレームに誤差がある旨の属性がない場合(S114のNO)、パケット受信部104は、UDPパケットがブロードキャスト状態で受信されたか否かを判断する。ブロードキャスト状態の場合(S116のYES)、UDPのブロードキャスト送信のカウンタがクリアされる(S118)。次いで、ネットワーク複合機100における現在時刻情報取得機能が、ユニキャスト状態に移行される(S120)。ネットワーク複合機100における現在時刻情報取得機能が、ブロードキャスト状態かユニキャスト状態かは、設定記憶部112に記憶しておくことができる。パケット受信部104は、設定記憶部112を参照して、ネットワーク複合機100における現在時刻情報取得機能がブロードキャスト状態かユニキャスト状態かを判断することができる。
また、パケット受信部104は、ステップS110で受信したUDPパケットの送信元のタイムサーバのIPアドレスを送信先IPアドレスとして設定記憶部112に記憶する(S122)。次いで、リクエスト送信部106は、設定記憶部112に新たに記憶された送信先IPアドレスに、ユニキャスト送信でSNTPリクエストを送信する(S124)。この後、ステップS110〜ステップS116までの処理が再び行われる。
ステップS116において、ブロードキャスト状態でない場合、つまりユニキャスト状態の場合(S116のNO)、パケット受信部104は、受信したSNTPフレームの時刻を、ローカル時刻に変換する(S126)。
時計手段調整部108は、ステップS126で変換されたローカル時刻と、その時点で時計手段114が出力する時刻との時間差を検出する。監視部110は、時計手段調整部108が検出した時間差が許容範囲内であるか否かを判断する(S128)。時間差が許容範囲内の場合(S128のYES)、時計手段調整部108は、時計手段114を調整する(S130)。この後、所定間隔の期間が経過すると(S132のYES)、ステップS124に進み、送信先のIPアドレスに、現在時刻情報の取得要求が送信される。これにより、所定間隔の時間の経過毎に、時計手段114が調整されるので、時計手段114が出力する時刻を正確に保つことができる。
なお、ステップS128で、時間差が許容範囲でない場合(S128のNO)、時計手段調整部108は、時計手段114を調整することなく、ステップS124に進む。これにより、何らかの不具合や不正等により、不正確な現在時刻情報が取得された場合に、時計手段114が誤調整されるのを防ぐことができる。
ステップS110において、リクエスト送信部106がタイムサーバに現在時刻情報の取得要求を送信してから所定時間が経過しても、UDPパケットの受信がない場合(S110のNO、およびS138のYES)、パケット受信部104は、リクエスト送信部106に通知を行う。リクエスト送信部106は、設定記憶部112を参照して、ブロードキャスト送信が可能か否かを判断する(S140)。ブロードキャスト送信が可能な場合(S140のYES、S142のNO)、ステップS108に進み、ブロードキャスト送信を繰り返す。なお、ブロードキャスト送信を所定回数行っても、UDPパケットの受信がない場合(S142のYES)、エラー通知を行う(S144)。エラーは、ネットワーク複合機100の表示部(不図示)や、ネットワーク複合機100とネットワークで接続されたPC端末の画面に表示することができる。
また、ステップS112においてパケット受信部104が受信したUDPパケットがSNTPフォーマットでない場合(S112のNO)もステップS140に進む。この場合、何らかの不正が考えられるため、ステップS140において、ブロードキャスト送信を不可と判断して(S140のNO)、ただちにエラー通知が行われる(S144)ようにすることもできる。
また、ステップS114においてSNTPフレームに誤差がある旨の属性がある場合(S114のYES)、ブロードキャスト状態か否かを判断し(S134)、ブロードキャスト状態の場合(S134のYES)、ステップS140に進む。また、ステップS134において、ブロードキャスト状態でない場合(S134のNO)、この工程が所定回数行われたか否かを判断し(S136)、所定回数行われた場合には、ステップS140に進む。ステップS136において、所定回数行われるまでは、ステップS124に進み、送信先として指定されたIPアドレスに現在時刻情報の取得要求を送信する処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施の形態におけるネットワーク複合機100によれば、ネットワーク複合機100の時計手段114が出力する時刻情報を正確に保つことができる。これにより、たとえばネットワーク複合機100で取り扱うデータに正確なタイムスタンプを付して、当該データを記憶しておくことができる。ネットワーク複合機100は、データにタイムスタンプとともに、その直前に現在時刻情報を送信してきたタイムサーバのIPアドレス等、そのタイムサーバを識別する情報も対応づけて記憶することができる。これにより、各データに付されたタイムスタンプが、どのタイムサーバからの情報に基づき調整されたものかを把握することができ、タイムスタンプの信頼性を判断することもできる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態におけるネットワーク複合機の構成の一例を示すブロック図である。 ネットワーク複合機の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 ネットワーク複合機
102 インタフェース部
104 パケット受信部
106 リクエスト送信部
108 時計手段調整部
110 監視部
112 設定記憶部
114 時計手段
200 第1のタイムサーバ
202 第2のタイムサーバ
204 第3のタイムサーバ
250 ネットワーク

Claims (5)

  1. 時計手段を有するとともに、ネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたタイムサーバから、前記時計手段を調整するための現在時刻情報を取得するネットワーク複合機であって、
    現在時刻情報の取得先のタイムサーバが固定設定されているユニキャスト状態か、前記取得先のタイムサーバが固定設定されていないブロードキャスト状態かの設定を記憶する設定記憶部と、
    前記現在時刻情報の取得時に、前記設定記憶部を参照して、前記ユニキャスト状態か前記ブロードキャスト状態かを判断し、前記ユニキャスト状態の場合に、固定設定されたタイムサーバにユニキャスト送信で現在時刻情報の取得要求を送信するとともに、前記ブロードキャスト状態の場合、または前記固定設定された前記タイムサーバから適正な現在時刻情報が取得できない場合に、前記ネットワークに対して、ブロードキャスト送信で現在時刻情報の取得要求を送信するリクエスト送信部と、
    タイムサーバから現在時刻情報を受信するとともに、当該現在時刻情報が前記ユニキャスト状態で受信されたか否かを判断し、前記ブロードキャスト状態で受信された場合に、当該タイムサーバを前記固定設定されたタイムサーバとして設定する現在時刻情報受信部と、
    前記現在時刻情報受信部により、前記ユニキャスト状態で適正な現在時刻情報が受信された場合に、前記時計手段を当該現在時刻情報で調整する処理を行う時計手段調整部と、
    を含み、
    前記現在時刻情報受信部により前記ブロードキャスト状態で前記現在時刻情報が受信され前記固定設定されたタイムサーバが設定された場合に、前記ユニキャスト状態に移行し、前記リクエスト送信部が再度前記固定設定された前記タイムサーバに前記ユニキャスト状態で現在時刻情報の取得要求を送信し、前記現在時刻情報受信部が、当該タイムサーバから現在時刻情報を受信し、前記時計手段調整部が前記時計手段を当該現在時刻情報で調整する処理を行うネットワーク複合機。
  2. 請求項1に記載のネットワーク複合機において、
    前記現在時刻情報受信部は、前記リクエスト送信部が、ブロードキャスト送信で現在時刻情報の取得要求を送信した場合に、最初に適正な現在時刻情報を送信してきたタイムサーバを前記固定設定されたタイムサーバとして設定するネットワーク複合機。
  3. 請求項1または2に記載のネットワーク複合機において、
    前記設定記憶部は、タイムサーバのIPアドレスと、前記現在時刻情報の取得時に、当該タイムサーバを指定するか否かの設定とを記憶し、
    前記リクエスト送信部は、前記現在時刻情報の取得時に、前記設定記憶部を参照して、前記タイムサーバを指定する旨が設定されている場合に、前記ユニキャスト状態であると判断するネットワーク複合機。
  4. 請求項1乃至いずれかに記載のネットワーク複合機において、
    前記リクエスト送信部および前記現在時刻情報受信部は、SNTP(Simple Network Time Protocol)により、前記タイムサーバに接続するネットワーク複合機。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載のネットワーク複合機において、
    前記時計手段の調整前の時刻情報および前記時計手段調整部が調整しようとする現在時刻情報とを比較し、その差が許容範囲として設定された所定の間隔より大きい場合の異常を監視する監視部をさらに含み、
    前記時計手段調整部は、前記監視部により前記異常が検出されない場合に、前記時計手段の調整を行うネットワーク複合機。
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