JP4250554B2 - Dnaプローブ設計装置及びdnaプローブ設計のための情報処理方法 - Google Patents
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Description
情報処理装置によるDNAプローブ設計のための情報処理方法であって、
第1カウント手段が、ターゲットの塩基配列データを含む第1の塩基配列データ群について、設定された塩基数の部分塩基配列を前記ターゲットの塩基配列データの一端から他端まで順次に取り出すことにより前記第1の塩基配列データ群における複数の部分塩基配列を取得し、前記複数の部分塩基配列の各々の出現数をカウントすることにより得られた第1の頻度情報をメモリに記憶する第1カウント工程と、
第2カウント手段が、前記第1の塩基配列データ群とは区別されるべき第2の塩基配列データ群について、前記複数の部分塩基配列の各々の出現数をカウントすることにより得られた第2の頻度情報をメモリに記憶する第2カウント工程と、
表示手段が、前記第1及び第2カウント工程によってメモリに記憶された前記第1及び第2の頻度情報に基づいて、各部分塩基配列の頻度を前記ターゲットの塩基配列の順に並べてそれぞれをグラフ表示する表示工程と、
出力手段が、前記複数の部分塩基配列の少なくとも一つを指示するユーザの指示操作に応じて、指示された部分塩基配列の情報を出力する出力工程とを備える。
情報処理装置によるDNAプローブ設計のための情報処理方法であって、
第1カウント手段が、ターゲットの塩基配列データを含む第1の塩基配列データ群について、設定された塩基数の部分塩基配列を前記ターゲットの塩基配列データの一端から他端まで順次に取り出すことにより前記第1の塩基配列データ群における複数の部分塩基配列を取得し、前記複数の部分塩基配列の各々の出現数をカウントすることにより得られた第1の頻度情報をメモリに記憶する第1カウント工程と、
第2カウント手段が、前記第1の塩基配列群とは区別されるべき第2の塩基配列データ群について、前記複数の部分塩基配列の各々の出現数をカウントすることにより得られた第2の頻度情報をメモリに記憶する第2カウント工程と、
出力手段が、前記第1カウント工程で得られた前記第1の頻度情報と前記第2カウント工程で得られた前記第2の頻度情報とに基づいて部分塩基配列を抽出し、抽出された部分塩基配列に基づいてプローブ候補の塩基配列を決定し、前記第1および第2の頻度情報とともに、各部分塩基配列の頻度を前記ターゲットの塩基配列の順に並べた時の該プローブ候補に対応する部分塩基配列に隣接する部分塩基配列の第1及び第2の頻度情報を出力し、更に該プローブ候補に対応する部分塩基配列の前記ターゲット塩基配列上の位置情報及び配列情報を出力する、出力工程とを備える。
[プローブ設計方法の説明]
図2は第1実施形態によるプローブ設計方法が適用される情報処理装置の構成を示すブロック図である。本実施形態のプローブ設計方法は、外部記憶装置201、中央処理装置(CPU)202、メモリ203、入出力装置204から構成される装置に実装される。すなわち、一般的なパーソナルコンピュータ、ワークステーション等に実装可能である。
図1に示すプローブ設計処理において、入力はターゲット塩基配列107であり、出力は最適プローブ110である。
図9〜図11を用いて第1実施形態のプローブ設計プログラムの動きを説明する。プローブ設計プログラムの動作はまずターゲット生物グループの選定(901)から始まる。例えば、感染症の原因菌特定のためのプローブを設計しようとしたとすると、ターゲット生物グループが、菌やウィルス、真菌などのゲノム情報が塩基配列データベース906から選ばれる。図9において、塩基配列データベース906は、NCBIなどの公共のデータベースや、自社のイントラネット上に構築された塩基配列データベースなどで、現在入手可能な最大量のデータが蓄積されたものを意味する。一方、ターゲット塩基配列データベース907は、ターゲット生物グループの選定(901)で選ばれた生物種のゲノム情報しか含まない。例えば、本プログラムを人間の体質判定のためのプローブ設計に適用した場合は、ターゲット塩基配列データベース907に格納される塩基配列は、例えばMHCのDRB1の部分の全アレルの情報などとなる。
第1実施形態では、図11のように頻度情報を表示して、ユーザに適切な位置を選択させている。このように頻度情報を用いることで、ユーザは容易に適切なプローブ候補を選択できるのであるが、一般にマイクロアレイに設定するプローブの数は数百から数千と膨大である。よって、このような全てのプローブを頻度情報を元にしてユーザが設定していくのは、大変な時間と手間がかかることにもなりうる。また、第1実施形態で述べたように、単純に特異性の値を閾値と比較することにより自動的に部分塩基配列を抽出することもできる。しかしながら、この場合、(1)塩基長の全体に渡ってサーチとは多大な計算時間が必要となる、(2)類似した塩基配列が数多く抽出される可能性がある、(3)よって、塩基長の全体に渡って、適度に分散した位置から部分塩基配列を抽出することが困難である、といった課題がある。
図14〜図16を用いて第2実施形態のプローブ設計プログラムの動きを説明する。14において第1実施形態(図9)と同様の処理及びデータについては同一の参照番号を付してある。図9に関して上述したように、ターゲット生物グループの選定(901)では、設計しようとするプローブに応じて選定されたターゲット生物グループに属する、菌やウィルス、真菌などのゲノム情報が塩基配列データベース906から選ばれ、ターゲット塩基配列データベース907に格納される。
次に図19を用いて、上記実施形態のプローブ設計方法を用いて設計されたプローブを用いたDNAマイクロアレイの実験手順について説明する。
Enterobacter cloacae株検出用Probeとして配列番号59〜65に示す核酸配列(I−n)(nは数字)を設計した。具体的には、16s rRNAをコーディングしているゲノム部分より、上記第1実施形態或いは第2実施形態で説明したい方法を用いて設計した。なお、データベースは、NCBIデータベースを利用した。
表皮ブドウ球菌:配列番号10〜16(相補鎖配列は配列番号88〜94)、
大腸菌:配列番号17〜23(相補鎖配列は配列番号95〜101)、
肺炎桿菌:配列番号24〜29(相補鎖配列は配列番号102〜107)、
緑膿菌:配列番号30〜37(相補鎖配列は配列番号108〜115)、
セラチア菌:配列番号38〜43(相補鎖配列は配列番号116〜121)、
肺炎連鎖球菌:配列番号44〜50(相補鎖配列は配列番号122〜128)、
インフルエンザ菌:配列番号51〜58(相補鎖配列は配列番号129〜136)、
エンテロコッカス・フェカリス菌:配列番号66〜72(相補鎖配列は配列番号144〜150)。
起炎菌検出用の為の16s rRNA核酸(標的核酸)増幅用PCR Primerとして表2に示す核酸配列を設計した。
〈3−1.微生物の培養 & Genome DNA 抽出の前処理〉
まず、Enterobacter cloacae 標準株を、定法に従って培養した。この微生物培養液を1.5ml容量のマイクロチューブに1.0ml(OD600=0.7)採取し、遠心分離で菌体を回収した(8500rpm、5min、4℃)。上精を捨てた後、Enzyme Buffer(50mM Tris-HCl:p.H. 8.0、25mM EDTA)300μlを加え、ミキサーを用いて再縣濁した。再縣濁した菌液は、再度、遠心分離で菌体を回収した(8500rpm、5min、4℃)。上精を捨てた後、回収された菌体に、以下の酵素溶液を加え、ミキサーを用いて再縣濁した。
Lysozyme 50μl (20 mg/ml in Enzyme Buffer)
N-Acetylmuramidase SG 50μl (0.2 mg/ml in Enzyme Buffer)。
以下に示す微生物のGenome DNA抽出は、核酸精製キット(MagExtractor -Genome-:TOYOBO社製)を用いて行った。
次に、分離用スタンド(Magical Trapper)にマイクロチューブをセットし、30秒間静置して磁性粒子をチューブの壁面に集め、スタンドにセットした状態のまま、上精を捨てた(ステップ2)。
次に、洗浄液 900 μl を加え、ミキサーで5sec程度攪拌して再縣濁を行った(ステップ3)。
次に、分離用スタンド(Magical Trapper)にマイクロチューブをセットし、30秒間静置して磁性粒子をチューブの壁面に集め、スタンドにセットした状態のまま、上精を捨てた(ステップ4)。
ステップ3、4を繰り返して2度目の洗浄(ステップ5)を行った後、70%エタノール 900 μl を加え、ミキサーで5sec程度攪拌して再縣濁した(ステップ6)。
ステップ6、7を繰り返して70%エタノールによる2度目の洗浄(ステップ8)を行った後、回収された磁性粒子に純水 100 μl を加え、チューブミキサーで10分間攪拌を行った。
次に分離用スタンド(Magical Trapper)にマイクロチューブをセットし、30秒間静置して磁性粒子をチューブ壁面に集め、スタンドにセットした状態のまま、上精を新しいチューブに回収した。
回収された微生物(Enterobacter cloacae 株)のGenome DNAは、定法に従って、アガロース電気泳動と260/280nmの吸光度測定を行い、その品質(低分子核酸の混入量、分解の程度)と回収量を検定した。
〈4−1.ガラス基板の洗浄〉
合成石英のガラス基板(サイズ:25mmx75mmx1mm、飯山特殊ガラス社製)を耐熱、耐アルカリ のラックに入れ、所定の濃度に調製した超音波洗浄用の洗浄液に浸した。一晩洗浄液中で浸した後、20分間超音波洗浄を行った。続いて基板を取り出し、軽く純水ですすいだ後、超純水中で20分超音波洗浄をおこなった。次に80℃に加熱した1N水酸化ナトリウム水溶液中に10分間基板を浸した。再び純水洗浄と超純水洗浄を行い、DNAチップ用の石英ガラス基板を用意した。
シランカップリング剤KBM-603(信越シリコーン社製)を、1%の濃度となるように純水中に溶解させ、2時間室温で攪拌した。続いて、先に洗浄したガラス基板をシランカップリング剤水溶液に浸し、20分間室温で放置した。ガラス基板を引き上げ、軽く純水で表面を洗浄した後、窒素ガスを基板の両面に吹き付けて乾燥させた。次に乾燥した基板を120℃に加熱したオーブン中で1時間ベークし、カップリング剤処理を完結させ、基板表面にアミノ基を導入した。次いで同仁化学研究所社製のN-マレイミドカプロイロキシスクシイミド(N-(6-Maleimidocaproyloxy)succinimido)(以下EMCSと略す)を、ジメチルスルホキシドとエタノールの1:1混合溶媒中に最終濃度が0.3mg/mlとなるように溶解したEMCS溶液を用意した。ベークの終了したガラス基板を放冷し、調製したEMCS溶液中に室温で2時間浸した。この処理により、シランカップリング剤によって表面に導入されたアミノ基とEMCSのスクシイミド基が反応し、ガラス基板表面にマレイミド基が導入された。EMCS溶液から引き上げたガラス基板を、先述のMCSを溶解した混合溶媒を用いて洗浄し、さらにエタノールにより洗浄した後、窒素ガス雰囲気下で乾燥させた。
実験操作1で作製した微生物検出用プローブを純水に溶解し、それぞれ、最終濃度(インク溶解時)10μMとなるように分注した後、凍結乾燥を行い、水分を除いた。
グリセリン7.5wt%、チオジグリコール7.5wt%、尿素7.5wt%、アセチレノールEH(川研ファインケミカル社製)1.0wt%を含む水溶液を用意した。続いて、先に用意した7種類のプローブ(表1)を上記の混合溶媒に規定濃度なるように溶解した。得られたDNA溶液をバブルジェット(登録商標)プリンター(商品名:BJF-850 キヤノン社製)用インクタンクに充填し、印字ヘッドに装着した。
30分間の反応後、100mMのNaClを含む10mMのリン酸緩衝液(pH7.0)により表面に残ったDNA溶液を洗い流し、ガラス基板表面に一本鎖DNAが固定したDNAマイクロアレイを得た。
検体となる微生物DNAの増幅、および、標識化反応を以下に示す。
<4.DNAマイクロアレイの作製>で作製したDNAマイクロアレイと<5.検体の増幅と標識化(PCR増幅&蛍光標識の取り込み)>で作製した標識化検体を用いて検出反応を行った。
BSA(牛血清アルブミンFraction V:Sigma社製)を1wt%となるように100mM NaCl / 10mM Phosphate Bufferに溶解し、この溶液に<DNAマイクロアレイの作製>で作製したDNAマイクロアレイを室温で2時間浸し、ブロッキングを行った。ブロッキング終了後、0.1wt%SDS(ドデシル硫酸ナトリウム)を含む2xSSC溶液(NaCl 300mM 、Sodium Citrate (trisodium citrate dihydrate, C6H5Na3・2H2O) 30mM、p.H. 7.0)で洗浄を行った後、純水でリンスしてからスピンドライ装置で水切りを行った。
水切りしたDNAマイクロアレイをハイブリダイゼーション装置(Genomic Solutions Inc. Hybridization Station)にセットし、以下に示すハイブリダイゼーション溶液、条件でハイブリダイゼーション反応を行った。
6 x SSPE / 10% Form amide / Target (2nd PCR Products 全量)
(6xSSPE: NaCl 900mM、NaH2PO4・H2O 60mM、EDTA 6mM、p.H. 7.4)
・ハイブリダイゼーション条件
65 ℃ 3min → 92℃ 2min → 45℃ 3hr → Wash 2xSSC / 0.1% SDS at 25℃ → Wash 2 x SSC at 20℃ → (Rinse with H2O : Manual) → Spin dry(65℃で3分、92度で2分、45℃で3時間ハイブリダイゼーション反応させた後、2xSSC / 0.1% SDS、25℃で洗浄、2xSSC、20℃で洗浄後、純水でリンスしスピンドライした)。
ハイブリダイゼーション反応終了後のDNAマイクロアレイをDNAマイクロアレイ用蛍光検出装置(Axon社製、GenePix 4000B)を用いで蛍光測定を行った。夫々のプローブで良好な判別結果が得られた。
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
Claims (22)
- 情報処理装置によるDNAプローブ設計のための情報処理方法であって、
第1カウント手段が、ターゲットの塩基配列データを含む第1の塩基配列データ群について、設定された塩基数の部分塩基配列を前記ターゲットの塩基配列データの一端から他端まで順次に取り出すことにより前記第1の塩基配列データ群における複数の部分塩基配列を取得し、前記複数の部分塩基配列の各々の出現数をカウントすることにより得られた第1の頻度情報をメモリに記憶する第1カウント工程と、
第2カウント手段が、前記第1の塩基配列データ群とは区別されるべき第2の塩基配列データ群について、前記複数の部分塩基配列の各々の出現数をカウントすることにより得られた第2の頻度情報をメモリに記憶する第2カウント工程と、
表示手段が、前記第1及び第2カウント工程によってメモリに記憶された前記第1及び第2の頻度情報に基づいて、各部分塩基配列の頻度を前記ターゲットの塩基配列の順に並べてそれぞれをグラフ表示する表示工程と、
出力手段が、前記複数の部分塩基配列の少なくとも一つを指示するユーザの指示操作に応じて、指示された部分塩基配列の情報を出力する出力工程とを備えることを特徴とするDNAプローブ設計のための情報処理方法。 - 前記表示工程では、前記第1及び第2カウント工程によってメモリに保持された前記第1及び第2の頻度情報を、前記ターゲットの塩基配列を1つの軸とするグラフで表示し、
前記指示操作は、前記グラフ上の所望の位置を指示することによりなされることを特徴とする請求項1に記載のDNAプローブ設計のための情報処理方法。 - 前記第1の塩基配列データ群と前記第2の塩基配列データ群に含まれる全ての塩基配列データに共通して存在する共通配列を抽出する抽出工程をさらに備え、
前記表示工程は、前記グラフ上に、前記抽出工程で抽出された共通配列領域を示すことを特徴とする請求項2に記載のDNAプローブ設計のための情報処理方法。 - 前記出力工程において、前記共通配列領域ではユーザによる部分塩基配列の指示を受け付けないようにすることを特徴とする請求項3に記載のDNAプローブ設計のための情報処理方法。
- 情報処理装置によるDNAプローブ設計のための情報処理方法であって、
第1カウント手段が、ターゲットの塩基配列データを含む第1の塩基配列データ群について、設定された塩基数の部分塩基配列を前記ターゲットの塩基配列データの一端から他端まで順次に取り出すことにより前記第1の塩基配列データ群における複数の部分塩基配列を取得し、前記複数の部分塩基配列の各々の出現数をカウントすることにより得られた第1の頻度情報をメモリに記憶する第1カウント工程と、
第2カウント手段が、前記第1の塩基配列群とは区別されるべき第2の塩基配列データ群について、前記複数の部分塩基配列の各々の出現数をカウントすることにより得られた第2の頻度情報をメモリに記憶する第2カウント工程と、
出力手段が、前記第1カウント工程で得られた前記第1の頻度情報と前記第2カウント工程で得られた前記第2の頻度情報とに基づいて部分塩基配列を抽出し、抽出された部分塩基配列に基づいてプローブ候補の塩基配列を決定し、前記第1および第2の頻度情報とともに、各部分塩基配列の頻度を前記ターゲットの塩基配列の順に並べた時の該プローブ候補に対応する部分塩基配列に隣接する部分塩基配列の第1及び第2の頻度情報を出力し、更に該プローブ候補に対応する部分塩基配列の前記ターゲット塩基配列上の位置情報及び配列情報を出力する、出力工程とを備えることを特徴とするDNAプローブ設計のための情報処理方法。 - 前記出力工程では、前記第1カウント工程による頻度が第1所定値を超え、前記第2カウント工程による頻度が第2所定値を下まわる部分塩基配列を前記ターゲットの塩基配列より抽出することを特徴とする請求項5に記載のDNAプローブ設計のための情報処理方法。
- 前記第1の塩基配列データ群と前記第2の塩基配列データ群に含まれる全ての塩基配列データに共通して存在する共通配列を抽出する抽出工程をさらに備え、
前記出力工程では、前記ターゲットの塩基配列の、前記抽出工程で抽出された共通配列からなる領域を除く領域より部分塩基配列を抽出することを特徴とする請求項5に記載のDNAプローブ設計のための情報処理方法。 - 前記出力工程では、前記抽出された部分塩基配列について融解温度を算出し、算出された融解温度に基づいて前記プローブ候補としての部分塩基配列を決定することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載のプローブ設計のための情報処理方法。
- 前記出力工程では、前記抽出された部分塩基配列について、その前後に所定数の塩基を追加、削除することにより複数の部分塩基配列を派生し、該抽出及び派生された部分塩基配列の中から前記プローブ候補としての部分塩基配列を決定することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載のDNAプローブ設計のための情報処理方法。
- 前記出力工程では、前記抽出された部分塩基配列について2次構造が形成される可能性を算出し、その算出結果に基づいて前記プローブ候補としての部分塩基配列を決定することを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載のプローブ設計のための情報処理方法。
- 前記出力工程では、前記抽出された部分塩基配列の相互のマッチング度を計算し、類似する部分塩基配列を排除することにより前記プローブ候補としての部分塩基配列を決定することを特徴とする請求項5乃至10のいずれか1項に記載のDNAプローブ設計のための情報処理方法。
- 前記出力工程は、前記ターゲットの塩基配列における、前記共通配列からなる領域によって区切られた部分領域を単位として、繰り返されることを特徴とする請求項7に記載のDNAプローブ設計のための情報処理方法。
- 前記出力工程では、前記共通配列からなる領域によって区切られた複数の部分領域の各々から1つ以下の部分塩基配列を抽出することを特徴とする請求項12に記載のDNAプローブ設計のための情報処理方法。
- 前記出力工程では、前記複数の部分領域の各々より、前記第1カウント工程による頻度が最大であり、かつ、前記第2カウント工程による頻度が所定値以下となっている部分塩基配列を抽出することを特徴とする請求項13に記載のDNAプローブ設計のための情報処理方法。
- 前記出力工程では、前記複数の部分領域の各々より、前記第1カウント工程による頻度が所定値以上であり、かつ、前記第2カウント工程による頻度が所定値以下の部分塩基配列を抽出することを特徴とする請求項12に記載のDNAプローブ設計のための情報処理方法。
- 前記第1グループの塩基配列データ群はターゲットとする生物種の複数の多型を含む塩基配列データであり、前記第2グループの塩基配列データは前記ターゲットとする生物種以外の生物種の複数の多型を含む塩基配列データであることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載のDNAプローブ設計のための情報処理方法。
- ターゲットの塩基配列データを含む第1の塩基配列データ群について、設定された塩基数の部分塩基配列を前記ターゲットの塩基配列データの一端から他端まで順次に取り出すことにより前記第1の塩基配列データ群における複数の部分塩基配列を取得し、前記複数の部分塩基配列の各々の出現数をカウントして得られる第1の頻度情報をメモリに記憶する第1カウント手段と、
前記第1の塩基配列データ群とは区別されるべき第2の塩基配列データ群について、前記複数の部分塩基配列の各々の出現数をカウントすることにより得られた第2の頻度情報をメモリに記憶する第2カウント手段と、
前記第1及び第2カウント手段によってメモリに記憶された前記第1および第2の頻度情報に基づいて、各部分塩基配列の頻度を前記ターゲットの塩基配列の順に並べてそれぞれをグラフ表示する表示手段と、
前記複数の部分塩基配列の少なくとも一つを指示するユーザの指示操作に応じて、指示された部分塩基配列の情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とするDNAプローブ設計装置。 - 前記第1の塩基配列データ群と前記第2の塩基配列データ群に含まれる全ての塩基配列データに共通して存在する共通配列を抽出する抽出手段をさらに備え、
前記表示手段は前記第1及び第2カウント手段によってメモリに保持された前記第1および第2の頻度情報を前記ターゲットの塩基配列を1つの軸とするグラフで表示するとともに、該グラフ上に前記抽出手段で抽出された共通配列の位置を示すことを特徴とする請求項17に記載のDNAプローブ設計装置。 - ターゲットの塩基配列データを含む第1の塩基配列データ群について、設定された塩基数の部分塩基配列を前記ターゲットの塩基配列データの一端から他端まで順次に取り出すことにより前記第1の塩基配列データ群における複数の部分塩基配列を取得し、前記複数の部分塩基配列の各々の出現数をカウントすることにより得られた第1の頻度情報をメモリに記憶する第1カウント手段と、
前記第1の塩基配列群とは区別されるべき第2の塩基配列データ群について、前記複数の部分塩基配列の各々の出現数をカウントすることにより得られた第2の頻度情報をメモリに記憶する第2カウント手段と、
前記第1カウント手段で得られた前記第1の頻度情報と前記第2カウント手段で得られた前記第2の頻度情報とに基づいて部分塩基配列抽出し、抽出された部分塩基配列に基づいてプローブ候補の塩基配列を決定し、前記第1および第2の頻度情報とともに、各部分塩基配列の頻度を前記ターゲットの塩基配列の順に並べた時の該プローブ候補に対応する部分塩基配列に隣接する部分塩基配列の第1及び第2の頻度情報を出力し、更に該プローブ候補に対応する部分塩基配列の前記ターゲット塩基配列上の位置情報及び配列情報を出力する、出力手段とを備えることを特徴とするDNAプローブ設計装置。 - 前記第1の塩基配列データ群と前記第2の塩基配列データ群に含まれる全ての塩基配列データに共通して存在する共通配列を抽出する抽出手段をさらに備え、
前記出力手段は、前記ターゲットの塩基配列にける、前記抽出手段で抽出された共通配列からなる領域を除く領域より部分塩基配列を抽出することを特徴とする請求項19に記載のDNAプローブ設計装置。 - 請求項1乃至16のいずれか1項に記載のプローブ設計のための情報処理方法をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
- 請求項1乃至16のいずれか1項に記載のプローブ設計のための情報処理方法をコンピュータに実行させるための制御プログラムを格納した記憶媒体。
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