JP4249894B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液面位置を検知する液面位置検知装置にかかり、詳しくは、複写機、ファクシミリ、プリンタ等に用いる液体現像剤を含む全ての液体の流動した液面位置を検知する現像装置及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、液面位置を検知する方法として以下のようなものが知られている。
例えば、液体現像剤の液面位置を検知する装置として、液体現像剤の浮力を利用して液体にフロートを浮かべ液面の上下移動に追従して移動するフロートの位置を検知する方法がある。
また、他の方法としては、温度によって抵抗値が変化する感温素子に電流を流して発熱させておき、感温素子の位置に液面が到達しているか否かを、空気中と液体中との放熱量の差によって生じる感温素子の温度変化を抵抗値の変化によって推測することで検知する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような方法を用いた液面検知装置では、場合によっては液面位置を正確に検知できなくなる恐れがあることが分かった。そして、本発明者らがこの不具合の原因を追求したところ、以下のことが分かった。
【0004】
上記フロートを用いた場合、液体現像剤が高粘性である場合には、フロートが貯留部側壁やフロートが液面位置の移動に伴って上下方向にのみ移動するようガイドするガイド部材等に貼り付いてしまい液面の上下動に追従した移動をしなくなり、液面位置が正確に検知できなくなってしまう。
また、上記感温素子を用いた場合、液体現像剤が高粘性であると、感温素子から熱を奪うことで温度が上昇した液体がそのまま感温素子近傍に留まってしまい、感温素子から熱を奪い続けられなくなる。そして、液中と空気中とで放熱量に明確な差が出なくなり、感温素子の抵抗値の差も明確に出なくなって、抵抗値の変化から液面位置を正しく推測することができなくなってしまう。
【0005】
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、液体の粘度に関わらず正確な液面位置を検知することができる現像装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、潜像担持体上の潜像を液体現像剤を用いて現像する現像装置において、現像に用いる液体現像剤を貯蔵する貯蔵タンクと、該貯蔵タンク内の液体現像剤を撹拌し、該貯蔵タンク内の液体現像剤の液面に液流を生じさせる撹拌手段と、前記貯蔵タンク内における所定の高さ範囲内で液体現像剤の液面位置を検知する液面位置検知装置とを備え、前記液面位置検知装置は、上端部が回転軸に取り付けられ、下端部が前記液面における液流に接して前記液面の高さに応じた位置をとる検知用部材を有し、該検知用部材の下端が前記液面の前記所定の高さ範囲の最下位置で前記回転軸の直下から外れた位置を取り、前記液面が高いほど該位置から円弧状の軌跡を通って上昇し、この下端の位置に応じた前記検知用部材の前記回転軸回りの回転角度から前記液面の高さを検知するように構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の現像装置において、
前記液面位置検知装置は、前記検知用部材の前記回転軸回りの回転角度を検知するポテンショメータを有することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、画像形成装置において請求項1又は2の現像装置を有することを特徴とするものである。
【0007】
請求項1の発明においては、流動する液体の流れを利用し、流動する液体の液面位置を検知する。液体の粘度が高い場合でも、流動した状態にある液体の液面位置を検知するので、検知手段として用いる部材が液体を収容している容器の側壁などに張り付いたり、検知部材の近傍に液体が留まってしまうことがなく正しく検知することができる。
これにより、上記感温素子を用いた場合においても、感温素子近傍に温度が上昇した液体がそのまま留まってしまうことがなく液体が入れ替わるため、粘度の高い液体の液面位置も正しく検知することができる。
【0023】
更に、上記最低液面位置から液面が上昇し検知部材が移動していくとき、検知部材は、支点の鉛直下方からずれた位置から円弧状の軌跡を通過して上昇していく。このため、検知部材の移動軌跡からは支点の鉛直下方近傍に位置する円弧を除くことなり、液面上昇率に対する移動距離が長くなる領域を除くことができる。従って、検知可能な範囲全域で、液面変化率に対する検知部材の移動距離を比例に近づけることができ、検知可能な範囲全域で液面を正確に検知できるようになる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を湿式画像形成装置である湿式電子写真複写機(以下単に「複写機」という)の現像液の液面位置検知装置に適用した一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る複写機の要部概略構成図を示す。
複写機は、感光体1、帯電ローラ2、露光ユニット3、湿式現像装置4、図示を省略した給紙部、転写ユニット6、図示を省略した定着部及びクリーニングユニットを備えている。感光体1は図示しないモータにより回転し、帯電ローラ2によって一様に帯電する。プリウェットユニット7は、後ほど行われる現像の時に感光体表面の潜像の地肌部に接触したトナーが付着してカブリとなることを防止するために、プリウェットオイル71をプリウェットローラ72によって薄く均一に塗布する。露光ユニット3は、例えば図示しないスキャナ若しくは図示しないホスト装置から送られた画像信号により変調された書込みデータ(例えば、半導体レーザーやLEDヘッドアレイ)の光により感光体1を露光して、感光体1上に静電潜像を形成する。
【0027】
湿式現像装置4は、貯蔵タンク41、第1ローラ42a、第2ローラ42b、無端の現像ベルト44、ベルト駆動ローラ45a、テンションローラ45b及びベルトクリーニングブレード46を備える。貯蔵タンク41は誘電性キャリア液中にトナーを分散した高粘性の液体現像剤90を貯蔵する。液体現像剤90は、第1ローラ42aで汲み上げ、第1ローラ42aと第1ローラ42bとの間に挟み込んで均一な薄層とし、第1ローラ42bによって現像ベルトに塗布する。このように、現像ベルト44上に一定量の液体現像剤90を均一に塗布することにより、常に均一な濃度で感光体1上の静電潜像を現像できる。
尚、液体現像剤90は、現像液中にトナーが均一に分散していないと、現像した画像に濃度ムラが生じることがある。このような濃度ムラを防止するため、貯蔵タンク41内に攪拌ファン47を設け、攪拌モータ48で攪拌ファン47を回転駆動して液体現像剤90を攪拌するようにしている。
【0028】
現像ベルト44はベルト駆動ローラ45a及びテンションローラ45bにより一定のテンションを保たれた状態でトナーチャージ43を通過し、この位置で電解を与えて現像液を更にトナーの濃い部分と薄い部分との2層に分ける。これはプリウェットと同様の効果があり、プリウェットユニット単体の場合より更にカブリ防止に大きな効果がある。そして、液体現像剤90の薄層を感光体1表面の静電潜像に接触させ、感光体1表面の静電潜像を現像して可視像であるトナー像を形成する。ベルトクリーニングブレード46は現像処理後に現像ベルト44上に残留した液体現像剤90を掻き取り、現像ベルト44をクリーニングする。一方、感光体表面のトナー像は、セットローラ5で電荷を付与しトナーを電気的に感光体表面にしっかり固定することで以後の転写の際に画像が乱れるのを防止する。
【0029】
そして、給紙部は、図示を省略した転写ベルトによって感光体1上の画像にあわせて転写紙Pを供給する。転写ユニットは感光体1上のトナー像を転写ローラ6が高電圧を印加することにより転写紙Pに転写する。定着部は転写紙Pにトナー像を定着する。転写紙Pにトナー像を転写した後の感光体上の静電潜像の電荷は、クエンチングランプ82でディスチャージし、残留した液体現像剤90は、クリーニングブレード81を用いて掻き取る。
【0030】
以上のようにして転写紙上に画像が形成されるが、液体現像剤90は画像形成の度に液体現像剤90が転写紙上に運び去られるため、次第に減少していく。従って、液体現像剤90の残量を頻繁に測定し必要に応じて補給することで、一定量を維持する必要がある。以下に、本実施形態の特徴である液体現像剤90の液面位置検知装置について説明する。
【0031】
〔実施例1〕
図2は、実施例1にかかる液面位置検知装置91の説明図である。この液面位置検知装置91は、液体現像剤90の流れを利用して液面位置を検知するものであり、貯蔵タンク41内の液体現像剤90を攪拌する攪拌ファン47を、液体現像剤90の液面位置検知のための液流発生手段としても利用する。そして、貯蔵タンク41内の液体現像剤90に先端92aが浸り他端がマイクロスイッチを収容するボックス93から突出した軸94に取り付けられたアーム状のアクチュエータ92を設ける。上記軸94は、周方向に回転することでスイッチのON/OFFに携わる接点への接離がボックス93内で行われるようになっている。
【0032】
この液面位置検知装置による、液面検知のメカニズムについて説明する。
液体現像剤90が十分にあるとき、アクチュエータ先端92aは図中の液流aによって下流方向に押され軸94を中心として円弧状に回転移動し、アクチュエータ92が横倒しの状態となって停止する。このアクチュエータ先端92aが検知部材であり、停止している位置が液面に対応した特有の位置、軸94のある回転中心が支点となっている。このとき、軸94は内部の接点に接しスイッチをONする。これによりマイコン95の入力信号はグランドに落ちる。
液体現像剤90が減少してくると、アクチュエータ先端92a位置も下がり、先端92aが液体現像剤90にかろうじて届く程度の液位になると、アクチュエータ先端92aが軸94の鉛直下方に到達しアクチュエータ92が縦に立った状態となって停止する。このとき、軸94は内部の接点にから離れてスイッチをOFFする。これによりマイコン95の入力信号はハイ(H)になる。このときの液面位置を基準液面位置とする。
上記入力信号のONで、貯蔵タンク41内に液体現像剤90を補給する補給装置を作動させ、入力信号がグランドに落ちたとき補給を停止するように補給装置を駆動制御すれば、液体現像剤90の残量を一定の範囲内に維持することができる。
【0033】
〔変形例1〕
次に、実施例1の変形例1について説明する。
図3は、実施例1の変形例1にかかる説明図である。この変形例1は、実施例1のようなマイクロスイッチを用いる代わりに4つのフォトセンサ96a,b,c,dを用い、アクチュエータ先端92a位置の移動距離を多段階に検知できるようにしている。尚、アクチュエータ92は実施例1と同じ構成のものを用いている。
具体的には、基準液面位置を除いて予め検知したい液面位置を4つ定め、各々の液面位置のときのアクチュエータ92のある位置にフォトセンサ96a,b,c,dを設ける。
【0034】
例えば、液体現像剤90の供給前、全てのフォトセンサ96a,b,c,dがOFFとなっている。液体現像剤90の供給が開始されると、液体現像剤90の液面が次第に上昇し、アクチュエータ先端92aが液流aによって下流方向に流され、アクチュエータ92が軸94を中心に傾斜してくる。そして、最も下位に設けられているフォトセンサ96aをONする。液面が更に上昇すると、フォトセンサ96b,c,dも順次ONする。
このように、複数の液面位置を検知すれば、少なくともONされているセンサのうち液面に対応した特有の位置が最も高いものよりは液体現像剤90の液面位置が高くなっていることが分かる。このセンサ96b,c,dを、貯蔵タンク41内への液体現像剤90の補給タイミングの制御に利用すれば、液体現像剤90量の制御がより細かく設定できる。
【0035】
〔変形例2〕
次に、実施例1の変形例2について説明する。
図3は、変形例2にかかる説明図である。この変形例2は、アクチュエータ先端92aの移動距離の変化を連続的に検知する連続的変化検知手段としてポテンショメータ97を用いている。ポテンショメータ97は、アクチュエータ92の支点である軸94を中心とする円弧状のすべり接点を有し、アクチュエータ先端92aの移動によってアクチュエータ92が軸94を中心に回転すると、これに伴ってポテンショメータ97も回転し、アクチュエータ先端92aの移動距離を回転角に変換してこの回転角に比例した電圧をマイコン95のA/D入力として読み込ませる。これによって、液面位置の連続的な変化量を適宜検知することができる。
【0036】
〔変形例3〕
次に、実施例1の変形例3について説明する。
図5は、変形例3にかかる説明図である。この変形例3は、変形例2と同様にアクチュエータ先端98aの移動距離の変化を連続的に検知する連続的変化検知手段としてポテンショメータ97を用いている。そして、変形例2と異なる点は、検知可能となる最も低い液面位置である基準液面位置におけるアクチュエータ先端98aの特有の位置に対して支点としての軸94が鉛直上方からずれた位置にくるよう、アクチュエータ98のアーム部を屈折させていることである。
【0037】
図6は、変形例2のアクチュエータ92と変形例3のアクチュエータ98を同じ軸94に取り付けたとき(それぞれA,Bとする)の液面位置の変化に対するアクチュエータ先端92,98aの移動経路を示した説明図である。図6において、アクチュエータ92、98の支点を基準液面位置から100mm上に設け、変形例3では、アクチュエータ先端92,98aを軸94の鉛直下方から20mmずらし、このアクチュエータ92、98による測定可能な液面位置の上限を80mmとした。また、図7は、A,Bそれぞれの場合における基準液面位置からの液面の高さと、アクチュエータ92、98の回転角を図6の設定で測定したデータである。
【0038】
液面位置が低い領域、例えば液面高さが13mm以内では、変形例2の構成の方が、液面高さの変化に対するアクチュエータ先端移動距離の変化(以下、移動距離の変化率という)が大きく、それ以上の高さでは、ほとんど違いが見られない。これより、液面位置が低い領域では変形例2の構成で測定する方が液面位置の僅かな変化を分解能を上げて検知することができることがわかる。
【0039】
液面位置を領域に区切らず測定した全域で見ると、変形例3の構成の方が、移動距離の変化率の誤差が小さい。また、図7では30mmの高さまでのデータしか記載していないが、図6の移動経路Bより、測定可能な範囲の上限80mmまで、移動距離の変化率が急激に変化することはないと考えられる。これより、検知可能な範囲全域では変形例3の構成で測定する方が、アクチュエータ先端98aの移動距離で液面位置を検知する場合の誤差が少なくなり、液面を正確に検知することができる。尚、アクチュエータ先端98aの移動距離とポテンショメータ97の回転角とは変化量が等しいので、変形例2,3のように回転角で検知する場合でも同様のことが言える。
【0040】
上記のように、変形例2と3では、測定する液面位置に適する範囲がある。この特性を踏まえた上でどちらを利用するかを選択すれば、液面位置の検知結果をより正確で、より要求に応じたものにすることができる。
【0041】
変形例3においては、広範囲に液面位置が変化しても液面変化率とポテションメータの回転角が変形例2に比して比例に近くなることを利用し、A/D入力端子の値からマイコン95が液体現像剤90の液面位置を判断できるうにする。マイコン95のプログラムを、予め最適の液面位置から少し低いときは図示を省略した補給装置にて少量を液体現像剤90を補給し、かなり低いときは大量の液体現像剤90を補給するように、また補給装置の故障などで貯蔵タンク41からオーバーフローする直前まで液面が上昇したときは全てのプリント動作を中止して警報を発するようにしておく。このようにマイコン95をプログラミングしておくことで、常に最適の液体現像剤量でプリント動作を行うことができると共に、液量の異常上昇も検知することができる。
【0042】
尚、実施例1のように、軸94を中心に揺動するアクチュエータ92、98を用いて液面位置を検知する構成においては、従来のフロートを用いた検知方法のように、フロートの移動経路を上下のみに規制するための規制部材や、貯蔵タンク41内にフロートが上下移動するためのスペースを設ける必要がなく、その分装置が大型化することを防止することもできる。
【0043】
〔実施例2〕
図8は、実施例2にかかる液面位置検知装置の説明図である。この液面位置検知装置91bは、温度によって抵抗値の変化する検知部材としてのサーミスタ99a,b,c,dを貯蔵タンク41内壁に、4段階の異なる高度となるよう設ける。各サーミスタは、増幅器を介してマイコン95のA/D入力端子に接続する。
液体現像剤90の液面位置を検知するとき、全てのサーミスタに電流を流して発熱させる。一般に、空気は液体に比して熱を伝えにくいため、液体中に浸漬しているサーミスタは放熱量が高いため温度が低く、空気に触れているサーミスタは放熱量が低いため温度が高くなる。本実施例においても、現像液中に浸漬しているサーミスタは温度が低くなり、浸漬していないサーミスタは温度が高くなる。サーミスタはの温度差が抵抗値の差となり、マイコン95のA/D入力端子に電圧差として検知させることができる。
【0044】
特に、本実施例では、攪拌ファン47によって液体現像剤90に矢印a方向への液流を発生させた状態で、サーミスタによる液面位置の検知を行うようにしている。これによって、高粘性の液体現像剤90の液面位置検知を行うときにも、サーミスタに現像剤がまとわりついたりサーミスタ近傍で滞留してその部分の温度のみが上昇して検知ができなくなったりすることがなく、常に新たな液体現像剤90でサーミスタから温度を奪うようにすることができる。従って、粘度の高い液体現像剤90でも正確な液面位置検知ができる。
【0045】
尚、上述した実施形態においては、本発明を液体現像剤の液面位置検知装置に用いた構成を説明したが、本発明は液体現像剤の液面検知に限らず全ての液体の液面位置を検知するために適用することが可能である。
【0046】
【発明の効果】
請求項1乃至発明によれば、液体の粘度に関わらず正確な液面位置を検知することができるという優れた効果がある。
【0054】
更に、液面位置の検知が広範囲に渡って正確にできるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る画像形成装置の要部の説明図。
【図2】実施例1にかかる液面位置検知装置の説明図。
【図3】変形例1にかかる説明図。
【図4】変形例2にかかる説明図。
【図5】変形例3にかかる説明図。
【図6】液面位置の変化とアクチュエータ先端の移動経路とを示した説明図。
【図7】変形例2,3にかかる液面の高さに対するアクチュエータの回転角及び移動距離を示した図。
【図8】実施例2にかかる液面位置検知装置の説明図。
【符号の説明】
1 感光体
2 帯電ローラ
3 露光ユニット
4 湿式現像装置
6 転写ユニット
7 プリウェットユニット
41 貯蔵タンク
42a、42b 第1ローラ、第2ローラ
43 トナーチャージ
44 現像ベルト
46 ベルトクリーニングブレード
47 攪拌ファン
48 攪拌モータ
81 クリーニングブレード
90 液体現像剤
91 液面位置検知装置
92,98 アクチュエータ
93 ボックス
94 軸
95 マイコン
96 フォトセンサ
97 ポテンショメータ

Claims (3)

  1. 潜像担持体上の潜像を液体現像剤を用いて現像する現像装置において、
    現像に用いる液体現像剤を貯蔵する貯蔵タンクと、
    該貯蔵タンク内の液体現像剤を撹拌し、該貯蔵タンク内の液体現像剤の液面に液流を生じさせる撹拌手段と、
    前記貯蔵タンク内における所定の高さ範囲内で液体現像剤の液面位置を検知する液面位置検知装置とを備え、
    前記液面位置検知装置は、
    上端部が回転軸に取り付けられ、下端部が前記液面における液流に接して前記液面の高さに応じた位置をとる検知用部材を有し、該検知用部材の下端が前記液面の前記所定の高さ範囲の最下位置で前記回転軸の直下から外れた位置を取り、前記液面が高いほど該位置から円弧状の軌跡を通って上昇し、この下端の位置に応じた前記検知用部材の前記回転軸回りの回転角度から前記液面の高さを検知するように構成されていることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1の現像装置において、
    前記液面位置検知装置は、前記検知用部材の前記回転軸回りの回転角度を検知するポテンショメータを有することを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1又は2の現像装置を有する画像形成装置。
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