JP4249893B2 - Reel leg fixing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣竿に設けられてリールの脚部を固定するためのリール脚固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、釣竿のリール脚固定装置は、魚釣用リールの取付脚部が載置されるリール脚載置面と、このリール脚載置面の長手方向に沿って互いに対向して設けられた一対のフードとを備えている。一対のフードはそれぞれ魚釣用リールの取付脚部を受け入れる開口を有している。また、一方のフードはリール脚載置面に対して移動可能な移動フードであり、この移動フードを所定位置で固定することにより、一対のフード間で取付脚部が挟持されて魚釣用リールが釣竿に装着されるものである。
【0003】
このようなリール脚固定装置には、ナット部材の締め付け動作によって移動フードを移動および固定するナット式のもの、あるいは、緊締レバーの起伏操作によって移動フードを移動および固定するレバー式のものなど、従来から様々なタイプのものが知られている。また、リール脚載置面に関しても、リング状あるいは板状等の各種の形状のシート本体に設けられたものが知られている。
【0004】
このようなリール脚固定装置のうち、レバー式のものは、移動フードを手の力で軸方向に移動することにより取付脚部をリール脚載置面に押圧するものであるため、ナット式のような大きな力を取付脚部に作用させることは困難である。
【0005】
そのため、例えば実公昭56−18286号公報は、弾性部材を、リールシート本体のリール脚載置面から突出するように、リール脚載置面上もしくは釣竿とリールシート本体との間に配設し、弾性部材のクッション効果によってリールの取付脚部のガタつきを防止する技術を開示している。この技術によれば、フードの受け部内でリールの取付脚部を弾性部材の突起部によって下から押圧した状態で装着でき、リールの取付脚部とフードの受け部との間に隙間が形成されることを防止できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実公昭56−18286号公報に開示された技術のように、弾性部材をリール脚載置面から突出するようにリール脚載置面上に固定すると、露出した弾性部材が外力を受け易く、したがって、弾性部材がリール脚載置面から取れ易いという問題がある。
【0007】
また、釣竿とリールシート本体との間に弾性部材を配置した場合には、釣竿のしなりや変形等による負荷が弾性部材を配置した部分に作用して(負荷が直接に弾性部材に作用して)、弾性部材の剥がれやガタが発生し易くなる。特に、弾性部材の位置がずれた場合には、リールの取付脚部を固定する固定力が低下してしまう。
【0008】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、弾性部材によりリールの取付脚部を安定して固定できるとともに、弾性部材の性能を長期間安定して維持でき、また、弾性部材の剥がれやガタの発生を防止できるリール脚固定装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、魚釣用リールを取付けるシート本体に、リールの取付脚部を載置するリール脚載置面を形成し、この載置面上に取付脚部を保持する一対のフードをこのリール脚載置面の長手方向に沿って対向配置し、これらの一対のフードの少なくとも一方は、前記リール脚載置面上の所要位置に固定可能な移動フードとして形成したリール脚固定装置において、前記リール脚載置面上には、移動フードが取付脚部を押圧してこの取付脚部をリール脚載置面に当接させた時に弾性変形して取付脚部をリール脚載置面から離隔する方向に付勢する弾性部材が配設され、前記弾性部材は、リール脚載置面上に形成された凹部内に配置されるとともに、その一部が前記凹部から突出するようにカバー部材によってカバーされて凹部内に保持されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0011】
図1〜図4は本発明の第1の実施形態を示している。図1に示されるように、本実施形態に係るリール脚固定装置1は、例えば繊維強化樹脂によって形成された釣竿の竿管8の手元部(竿尻側端部)に位置して設けられている。このリール脚固定装置1は、内部に竿管8が貫通して装着される合成樹脂等からなる筒状のシート本体12(図4も参照)と、シート本体12に対して移動可能な移動フード16とを備えている。
【0012】
なお、本実施形態のシート本体12は、竿管8と別体に形成されて、竿管8に接着剤等によって固定されている。しかしながら、シート本体12を竿管8と一体に形成しても良い。また、シート本体12は、図示のような筒状構造に限らず、例えば板状等、任意の形状に形成されていても良い。
【0013】
図3に示されるように、シート本体12には、移動フード16と反対側の部位に、シート本体12の径方向に緩やかに膨出する膨出部12aが設けられている。また、この膨出部12aの表面には、図2に示されるように、滑り止め部43が形成されている。この滑り止め部43は、例えば、滑り止め機能を奏するようにシート本体12の膨出部12aの表面に塗装を施したり、あるいは、ゴム、合成樹脂、コルク、発泡材といった滑り止め機能を奏する部材をシート本体12の膨出部12aの表面に設けることによって形成されている。なお、図3では、簡略化するために、移動フード16を省略してある。
【0014】
シート本体12の先端部には、魚釣用リールの取付脚部(図示せず…以下、単にリール取付脚部という。)の一方側を受けてこれを係止させる固定フード18が形成されている。この固定フード18は、リール取付脚部が挿入される空間と、この空間内にリール取付脚部を導入するための開口20とを有している。開口20の手元側のシート本体12上には、リール取付脚部を載置するための平坦なリール脚載置面22が長手方向に沿って形成されている。このリール脚載置面22の手元側の両側縁部には、移動フード16が摺動自在に係合する一対のガイド溝14が延在しており(図2も参照)、後述するように、移動フード16はこれらのガイド溝14に沿って移動される。
【0015】
図中、24は係止受体である。この係止受体24は、一連の横溝をリール脚載置面22の長手方向に沿って配置することにより形成されており、後述する係止爪34を係止させて移動フード16を固定するために使用される。なお、係止受体24は、SUS等の金属、セラミックス、合成樹脂等、シート本体12よりも硬質な材料によって形成されることが好ましい。また、係止受体24は、本実施形態のようにシート本体12と別部材で形成しても良いが、シート本体12と一体に形成しても良い。
【0016】
移動フード16は、金属または剛性の高い合成樹脂などで形成されたフード本体26を有している。フード本体26の両側には、シート本体12のガイド溝14に噛合うガイド片が形成されている。なお、ガイド溝14の手元側端部には、ガイド溝14からの前記ガイド片の抜けを防止する図示しない抜け止め手段が設けられている。
【0017】
また、フード本体26は、固定フード18と同様に、リール取付脚部の端部が挿入される空間と、この空間内にリール取付脚部を導入するための開口28とを有しており、開口28は固定フード18の開口20と対向して配置されている。フード本体26の空間内には、硬質の合成樹脂から成る内壁部材30が配置されている。この内壁部材30は、リール取付脚部と損傷を与えることなく当接してリール取付脚部をリール脚載置面22の支持面に対して押圧する。なお、このような内壁部材は固定フード18の空間内にも設けることができる。
【0018】
移動フード16には、その動きを規制するための緊締レバー32と、この緊締レバー32の起伏操作で作動される係止爪34とが設けられている。この緊締レバー32の手元側端部は、フード本体26のレバー取付け支持部26aに起伏自在に装着されている。また、係止爪34は、その手元側端部から図示しない爪部をリール脚載置面22側に突出させたばね板で形成されており、先端に位置する翼部がフード本体26に装着されている。そして、係止爪34は、通常、前記爪部がリール脚載置面22から離隔する方向に付勢されている。
【0019】
また、フード本体26に回動自在に取付けられた緊締レバー32の手元側端部は押圧片として形成されており、この押圧片は、緊締レバー32が起立された時にリール脚載置面22と略平行に配置され、緊締レバー32が図2に示されるようにフード本体26に重なる状態に倒された時にリール脚載置面22と略直交する状態に配置される。したがって、緊締レバー32がフード本体26から起されると、押圧片による係止爪34への押圧状態が解除されるため、係止爪34と係止受体24との噛合いが解除され、移動フード16はリール脚載置面22の長手方向に沿って自由に動くことができる。一方、緊締レバー32がフード本体26上に重なる状態に倒されると、押圧片は、係止爪34の前記爪部をリール脚載置面22に向けて押圧して係止受体24の対応する1つの横溝に噛合わせる。これにより、移動フード16がリール脚載置面22に対して固定される。
【0020】
本実施形態のリール脚載置面22は、シート本体12と同一の材料、もしくは、リール取付脚部を移動フード16と固定フード18とによって固定した際の固定状態を維持でき且つ釣竿操作に支障のない程度の硬質部材によって形成されていることが望ましい。このような硬質部材としては、金属、合成樹脂あるいはセラミックス等を用いることができる。また、金属材料で形成する場合には、ステンレス鋼、黄銅あるいはアルミニウム等を用いることができる。
【0021】
また、リール脚載置面22上には、弾性部材40,41が長手方向に離間して設けられている。これらの弾性部材40,41は、リール脚載置面22上に載置されるリール取付脚部を移動フード16および固定フード18に対して付勢して、リール取付脚部の固定時のガタを防止する。 以下、これについて具体的に説明する。
【0022】
弾性部材40,41は、リール脚載置面22よりも柔軟な材料で形成され、この載置面22(シート本体12)に凹設された共通の凹部57(図3参照)に一部が埋め込まれた状態で収容されている。また、図4に明確に示されているように、弾性部材40,41は、その頂部が載置面22(凹部57)から僅かに突出する押圧部40a,41aと、押圧部40a,41aの下端からフランジ状に延びて凹部57内に完全に埋設される鍔状部40b,41bとから成る。そのため、押圧部40a,41aと鍔状部40b,41bとの間には段部が形成されている。
【0023】
載置面22からの押圧部40a,41aの突出高さは、弾性部材40,41の長さ、幅および深さのそれぞれの寸法が例えば5〜30mm、15〜20mmおよび1〜5mmの時に、リール脚載置面22から約0.1〜2.0mmの範囲で、0.2mm以上であるのが好ましい。この突出高さは、リール脚載置面22と同一面となるまで圧縮された時に、弾性部材40,41が弾性限界内で変形できるように選定する。このような弾性部材40,41は、ゴム(合成および天然)あるいはエラストマー樹脂で形成するのが好ましく、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)等の発泡材、コルク(人工および天然)等も用いることができる。また、形状記憶特性を有する材料を用いてもよい。
【0024】
また、本実施形態では、リール脚載置面22の先端側と中間部との2つの部位に2つの弾性部材40,41が配置されているが、弾性部材をいずれか1つの部位にのみ設けることもできる。いずれの場合であっても、リール脚載置面22の基端側では、移動フード16の移動範囲であるリール脚載置面22上の支持面部から先端側に離隔した位置に配置するのが好ましい。前記支持面部からずれた位置に配置する場合には、移動フード16で押圧されたリール取付脚部の基端側を前記支持面部に直接当接させることができる。この際、リール取付脚部の先端側が固定フード18で支えられているため、各弾性部材40,41は、てこの作用により増大した力で押圧され、圧縮される。また、弾性部材をリール脚載置面22の先端側で固定フード18の開口20に設ける場合には、リール取付脚部とリール脚載置面22との当接を確保するために、弾性部材を固定フード18の内部まで延設せず、開口20の近部にのみ配置するのが好ましい。
【0025】
また、弾性部材40,41の表面部、特にその頂面(上面)には、滑り止めを設けることが好ましい。このような滑り止めは、多数の微小寸法の凹凸の形成、粗面処理、あるいは、滑り止め被膜をコーティングすることにより行なうことができる。勿論、このような滑り止めをリール脚載置面22に直接施しても良い。
【0026】
図4の(a)に明確に示されるように、固定フード18側に位置する弾性部材40は、その押圧部40aの上面が平面状もしくは曲率半径が十分に大きい曲面に形成されている。この場合、弾性部材40は、その中央部から両側縁部に向けて次第に肉厚が増大するように形成しても良い。この中央部と側縁部との間の肉厚の差は、前述の寸法を持つ弾性部材の場合に、例えば5mm以内に形成することが好ましい。また、弾性部材40は、例えば1〜5mm程度、リール取付脚部よりも幅広に形成するのが好ましい。これにより、両側縁部の大きな変形を可能とし、底面が円弧状の横断面形状を有するリール取付脚部の側縁部を、この弾性部材40内に食い込ませ、 リール取付脚部の横方向移動を抑制することができる。
【0027】
また、図4の(b)に明確に示されるように、移動フード16側に位置する弾性部材41は、その押圧部41aの中央部41cが側縁部よりも外方に緩やかに膨出した形状を有している。この弾性部材41の押圧部41aの上面面は、リール取付脚部の底面に対応する湾曲形状に形成されており、前述のような滑り止めを施しておくことが望ましい。他の点は、弾性部材40と同様である。
【0028】
また、これらの弾性部材40,41は、カバー部材60によって上側からカバーされている。カバー部材60には、2つの開口60a,60bが、その長手方向に離間して形成されている。そして、これらの開口60a,60bから弾性部材40,41の押圧部40a,41aの一部が突出されている。また、弾性部材40,41は、押圧部40a,41aと鍔状部40b,41bとの間に形成された段部が、カバー部材60の裏面および凹部57に形成された段部に突き当てられている。また、図4に明確に示されるように、カバー部材60の両側部の縁部には、引掛部(鍔状部)60cが内側に屈曲して形成されており、この引掛部(鍔状部)60cがシート本体12の係合溝12aに係合されることにより、シート本体12からのカバー部材60の抜けが防止されている。このように、弾性部材40,41は、カバー部材60によって押さえ付けられるように固定され、凹部57内でガタ付くことなく位置決めされる。なお、カバー部材60の上面は、リール脚載置面22と略面一に形成されており、リール脚載置面22の一部を形成している。
【0029】
また、カバー部材60は、リール脚載置面22とシート本体12の側部をカバーしている。具体的には、カバー部材60は、固定フード18から移動フード16に向かって延びており、リール脚載置面22の長手方向の略中央位置で終端している。また、カバー部材60の側部は、シート本体12のガイド溝14を超える領域まで延びて(図2参照)、シート本体12の側面となだらかに連なっている。無論、カバー部材60は、図の長さよりも短く或いは長くても良く、側方に延びていない単なる板状であっても良い。また、カバー部材60は、その一端が固定フード18に達していなくても良い。更に、カバー部材60は、リール脚載置面22の基端側(移動フード16)まで連続的に長く延びていても良く、また、長手方向で複数に分割されていても構わない。
【0030】
なお、カバー部材60は、弾性部材40,41を強固に固定でき且つ保護できるように、弾性部材40,41よりも硬質の材料によって形成されていることが望ましく、例えば、合成樹脂、天然材(木、竹)、金属やセラミックス等によって形成される。無論、これらに限定されるものではない。
【0031】
また、弾性部材40,41は、リール取付脚部で押圧されたときの弾性変形が、凹部57内で吸収されることが好ましい。このように、凹部57の容積を弾性部材40,41の鍔状部40b,41bを除く部分よりも大きく形成し、押圧部40a,41aが押圧された時の弾性部材40,41の変形量を吸収すれば、弾性部材40,41の弾性変形が常に弾性限度内に維持され、これにより、長期間にわたって初期の弾力性を維持でき、リール脚固定装置1の耐久性を優れたものとすることができる。このような弾性部材40,41の変形量を吸収するスペースは、弾性部材40,41の鍔状部40b,41b側に設けることにより、弾性部材40,41のリール脚載置面22に対する長手方向および横方向の移動を防止することができる。具体的には、本実施形態の場合、弾性部材40,41の変形量を吸収するためのスペースSをシート本体12の凹部57に確保するため、カバー部材60は、隔壁60dを除く部位が凹部57の底面から離間されるように形成されている(図3参照)。
次に、上記構成のリール脚固定装置1の作用について説明する。
【0032】
リール脚固定装置1を用いてリールを固定する場合には、まず、移動フード16から緊締レバー32を起立させて、係止爪34の爪部と係止受体24の横溝との係合を解除し、移動フード16を固定フード18から離隔させる。続いて、リール取付脚部の先端部を、固定フード18の開口20から挿入し、固定フード18の例えば内壁部材に当接するまで固定フード18の空間内に押し込む。この後、緊締レバー32を起立させたまま移動フード16を固定フード18側に移動し、リール取付脚部の基端部を開口28からその空間内に収容しつつこの移動フード16を固定フード18に向けて更に押圧する。リール取付脚部の先端側が固定フード18で支えられているため、移動フード16が固定フード18側に押圧されると、リール取付脚部の基端側がリール脚載置面22に向けて押圧され、てことして作用する。各弾性部材40,41は、このリール取付脚部から受ける大きな力で圧縮され、これにより、リール取付脚部の基端側は、移動フード16の下側に位置するリール脚載置面22の支持面部に当接する。この状態で緊締レバー32を倒し、係止爪34の爪部を係止受体24の横溝に噛合わせ、移動フード16を固定する。
【0033】
以上説明したように、本実施形態のリール脚固定装置1では、移動フード16がリール取付脚部を押圧してこのリール取付脚部をリール脚載置面22に当接させた時に弾性変形してリール取付脚部をリール脚載置面22から離隔する方向に付勢する弾性部材40,41がリール脚載置面22上に配設され、しかも、弾性部材40,41がカバー部材60によってカバーされているため、釣竿のしなりや変形等による負荷が弾性部材40,41を配置した部分に作用する(負荷が直接に弾性部材40,41に作用する)ことはなく、したがって、リール脚載置面22から突出する弾性部材40,41の剥がれやガタの発生を防止できる。そのため、弾性部材40,41の性能を長期間安定して維持してリール取付脚部を安定して固定でき、使用中にリールが動いたりすることを防止できる。
【0034】
また、本実施形態において、カバー部材60は、弾性部材40,41の変形量を吸収する空間Sが凹部57内に確保されるように、弾性部材40,41をカバーしている。したがって、弾性部材40,41の弾性変形(伸縮)をし易くして弾性部材40,41が永久変形してしまうことを防止できるとともに、長期間にわたって弾性状態を維持してリール取付脚部を安定して固定できる。また、空間Sを設けることにより、カバー部材60の軽量化を図ることができるとともに、カバー部材60の変形も可能となることから、カバー部材60とリール脚載置面22との高さのバラツキを吸収・許容できる。
【0035】
また、本実施形態のように、弾性部材40,41をシート本体12の凹部57内に配置してカバー部材60によって保持するとともに、カバー部材60の引掛部60cをシート本体12の係合溝12aに係合させると、強度的に安定するとともに、弾性部材40,41を小型軽量化できる。また、弾性部材40,41の取付時の突出高さが安定し、リール固定時に確実に弾性力が作用する。
【0036】
図5は本発明の第2の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0037】
図示のように、本実施形態において、移動フード16側に位置する弾性部材41は、両側縁部の近部に平面部41dを有し、中央部41eが外方に膨出した形状を成している。この中央部41eの湾曲形状は、第1の実施形態と同様に、リール取付脚部の底面と対応させることが好ましい。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一である。
【0038】
図6〜図9は本発明の第3の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0039】
図示のように、本実施形態において、カバー部材60は、固定フード18と重なる位置まで長手方向に延びている。すなわち、カバー部材60は、固定フード18をカバーするフードカバー部60dを有している。リール取付脚部を安定して載置・固定できるように、カバー部材60は、シート本体12を合成樹脂で形成する場合には、これと同様に合成樹脂で形成することが望ましく、特に、弾性部材40,41よりも硬質の材料で形成することが望ましい。また、カバー部材60の耐久性を向上させるため、カバー部材60を金属(Al,SUS,BS材等)で形成しても良い。また、本実施形態では、シート本体12を把持し易くするために、移動フード16が位置する周辺のシート本体12の側部に柔軟部材70が配されている。
【0040】
このように、本実施形態では、固定フード18と重なる位置まで、カバー部材60がシート本体12の長手方向に延びている。したがって、カバー部材60によって広い範囲をカバーして、広い範囲にわたって保護できるとともに、カバー部材60の固定面(接着や成形または密着する面)を広くでき、カバー部材60を確実強固に取り付けることができる。また、外観が優れたデザインになる(カバー部材60を強調できる)。
【0041】
なお、本発明は、前述した各実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは言うまでもない。例えば、前述した各実施形態では、基端側のフードのみを移動フード16として形成したが、これに限らず、先端側のフードを移動フードとして形成しても良く、あるいは、一対のフードの双方を移動フードとして形成しても良いことは言うまでもない。また、各実施形態をそれぞれ組合せることも可能である。また、前述した実施形態では、緊締レバー32の起伏操作によって移動フード16を移動および固定するレバー式のものについて説明してきたが、ナット部材の締め付け動作によって移動フード16を移動および固定するナット式のものにも本発明を適用できることは言うまでもない。また、前述した各実施形態において、カバー部材60は、接着や圧入等によって固定されていても良く、あるいは、シート本体12に着脱自在であっても良い。この場合、弾性部材40,41を含めて交換が可能となり、ゴミの除去等、手入れもし易くなる。また、カバー部材60と弾性部材40,41とを一体的に成形しても良い。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のリール脚固定装置によれば、弾性部材によりリールの取付脚部を安定して固定できるとともに、弾性部材の性能を長期間安定して維持でき、また、弾性部材の剥がれやガタの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るリール脚固定装置の平面図である。
【図2】図1のリール脚固定装置を移動フードの緊締レバーを倒伏させた状態で示す側面図である。
【図3】図1のリール脚固定装置の側断面図である。
【図4】(a)は図1のA−A線に沿う断面図、(b)は図1のB−B線に沿う断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るリール脚固定装置の断面図(図1のA−A線に沿う断面図に相当)である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るリール脚固定装置の側面図である。
【図7】図6のリール脚固定装置の側断面図である。
【図8】図6のリール脚固定装置の平面図である。
【図9】図8のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1…リール脚固定装置
6…取付脚部
12…シート本体
16,18…フード
22…リール脚載置面
32…緊締レバー
40,41…弾性部材
57…凹部
60…カバー部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a reel leg fixing device that is provided on a fishing rod and fixes a leg portion of the reel.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Generally, a fishing rod reel leg fixing device includes a reel leg mounting surface on which a mounting leg portion of a fishing reel is mounted and a pair provided opposite to each other along the longitudinal direction of the reel leg mounting surface. With hood. Each of the pair of hoods has an opening for receiving a mounting leg portion of a fishing reel. One hood is a movable hood that is movable with respect to the reel leg mounting surface. By fixing the movable hood at a predetermined position, the mounting leg is sandwiched between the pair of hoods, and the fishing reel Is attached to the fishing rod.
[0003]
Such reel leg fixing devices include a nut type that moves and fixes the moving hood by tightening operation of the nut member, and a lever type that moves and fixes the moving hood by raising and lowering the tightening lever. Various types are known. In addition, as for the reel leg mounting surface, those provided on a sheet body of various shapes such as a ring shape or a plate shape are known.
[0004]
Among such reel leg fixing devices, the lever type is a nut type because it pushes the mounting leg against the reel leg mounting surface by moving the moving hood in the axial direction by hand force. It is difficult to apply such a large force to the mounting leg.
[0005]
Therefore, for example, Japanese Utility Model Publication No. 56-18286 discloses an elastic member disposed on the reel leg mounting surface or between the fishing rod and the reel sheet main body so as to protrude from the reel leg mounting surface of the reel seat main body. The technique which prevents the mounting leg part of a reel from rattling by the cushion effect of an elastic member is disclosed. According to this technique, the reel mounting leg portion can be mounted in the hood receiving portion while being pressed from below by the protruding portion of the elastic member, and a gap is formed between the reel mounting leg portion and the hood receiving portion. Can be prevented.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, as in the technique disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 56-18286, when the elastic member is fixed on the reel leg mounting surface so as to protrude from the reel leg mounting surface, the exposed elastic member is easily subjected to external force. Therefore, there is a problem that the elastic member can be easily removed from the reel leg mounting surface.
[0007]
Further, when an elastic member is disposed between the fishing rod and the reel seat body, a load due to bending or deformation of the fishing rod acts on the portion where the elastic member is disposed (the load directly acts on the elastic member). And the elastic member is easily peeled off and loose. In particular, when the position of the elastic member is shifted, the fixing force for fixing the mounting leg portion of the reel is reduced.
[0008]
The present invention has been made paying attention to the above circumstances, and the object of the present invention is to stably fix the mounting leg portion of the reel by the elastic member and to stably maintain the performance of the elastic member for a long period of time. It is another object of the present invention to provide a reel leg fixing device capable of preventing peeling of an elastic member and occurrence of backlash.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention forms a reel leg mounting surface on which a mounting leg portion of a reel is mounted on a seat body to which a fishing reel is mounted, and the mounting leg portion is mounted on the mounting surface. A pair of hoods to be held are arranged opposite to each other along the longitudinal direction of the reel leg mounting surface, and at least one of the pair of hoods is formed as a movable hood that can be fixed at a required position on the reel leg mounting surface. In the reel leg fixing device, the moving hood presses the mounting leg portion on the reel leg mounting surface and elastically deforms when the mounting leg portion comes into contact with the reel leg mounting surface. Is disposed in a recess formed on the reel leg mounting surface, and a part of the elastic member is disposed in the recess. Is covered by a cover member so as to protrude from Characterized in that it is held in the recess.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0011]
1 to 4 show a first embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, the reel leg fixing device 1 according to the present embodiment is provided to be located at a hand portion (an end portion on the buttock side) of a
[0012]
The
[0013]
As shown in FIG. 3, the
[0014]
The front end of the
[0015]
In the figure,
[0016]
The
[0017]
Further, like the fixed
[0018]
The moving
[0019]
Further, the proximal end of the tightening
[0020]
The reel
[0021]
Further,
[0022]
The
[0023]
The protruding heights of the
[0024]
In the present embodiment, the two
[0025]
Moreover, it is preferable to provide an anti-slip | skid in the surface part of the
[0026]
As clearly shown in FIG. 4A, the
[0027]
Further, as clearly shown in FIG. 4B, the
[0028]
Further, these
[0029]
Further, the
[0030]
The
[0031]
Further, it is preferable that the
Next, the operation of the reel leg fixing device 1 having the above configuration will be described.
[0032]
When the reel is fixed using the reel leg fixing device 1, first, the tightening
[0033]
As described above, in the reel leg fixing device 1 according to the present embodiment, the
[0034]
In the present embodiment, the
[0035]
Further, as in the present embodiment, the
[0036]
FIG. 5 shows a second embodiment of the present invention. In the present embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0037]
As shown in the figure, in this embodiment, the
[0038]
6 to 9 show a third embodiment of the present invention. In the present embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0039]
As illustrated, in the present embodiment, the
[0040]
As described above, in the present embodiment, the
[0041]
Needless to say, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. For example, in each of the embodiments described above, only the hood on the proximal end side is formed as the moving
[0042]
【The invention's effect】
As described above, according to the reel leg fixing device of the present invention, the mounting legs of the reel can be stably fixed by the elastic member, and the performance of the elastic member can be stably maintained for a long period of time. Can prevent peeling and backlash.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a reel leg fixing device according to a first embodiment of the present invention.
2 is a side view showing the reel leg fixing device of FIG. 1 in a state in which a tightening lever of a moving hood is laid down. FIG.
3 is a side cross-sectional view of the reel leg fixing device of FIG. 1. FIG.
4A is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1, and FIG. 4B is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view (corresponding to a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1) of a reel leg fixing device according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a side view of a reel leg fixing device according to a third embodiment of the present invention.
7 is a side sectional view of the reel leg fixing device of FIG. 6. FIG.
8 is a plan view of the reel leg fixing device of FIG. 6. FIG.
9 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Reel leg fixing device 6 ... Mounting
Claims (3)
前記リール脚載置面上には、移動フードが取付脚部を押圧してこの取付脚部をリール脚載置面に当接させた時に弾性変形して取付脚部をリール脚載置面から離隔する方向に付勢する弾性部材が配設され、
前記弾性部材は、リール脚載置面上に形成された凹部内に配置されるとともに、その一部が前記凹部から突出するようにカバー部材によってカバーされて凹部内に保持されていることを特徴とするリール脚固定装置。A reel leg mounting surface on which a mounting leg portion of the reel is mounted is formed on the seat body to which the fishing reel is mounted, and a pair of hoods that hold the mounting leg portion on the mounting surface is provided on the reel leg mounting surface. In the reel leg fixing device formed as a moving hood that can be fixed at a required position on the reel leg mounting surface, at least one of these pair of hoods
On the reel leg mounting surface, when the moving hood presses the mounting leg and makes the mounting leg abut on the reel leg mounting surface, the moving leg is elastically deformed so that the mounting leg is removed from the reel leg mounting surface. An elastic member for urging in a separating direction is disposed;
The elastic member is disposed in a recess formed on the reel leg mounting surface, and a part of the elastic member is covered by the cover member so as to protrude from the recess and is held in the recess. Reel leg fixing device.
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