JP4248442B2 - 車両用還元剤タンク - Google Patents

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本発明は、タンク本体の内部に還元剤を貯蔵し、エンジンの排気系に配設され排気中の窒素酸化物を還元剤により還元浄化する還元触媒の排気上流側に対し、上記還元剤を供給するための車両用還元剤タンクに関し、詳しくは、寒冷期又は寒冷地において凍結した還元剤の氷塊がタンク本体内部で大きく移動するのを防止し、また凍結した還元剤が溶け易くしようとする車両用還元剤タンクに係るものである。
エンジンから排出される排気中の有害物質のうち、特にNOxを除去して排気を浄化するシステムとして、いくつかの排気浄化装置が提案されている。この排気浄化装置は、エンジンの排気系に還元触媒を置き、該還元触媒の上流側の排気通路に還元剤を噴射供給することにより、排気中のNOxと還元剤とを触媒還元反応させ、NOxを無害成分に浄化処理するものである。還元剤は貯蔵タンクに常温で液体状態に貯蔵され、必要量を噴射ノズルから噴射供給する。還元反応は、NOxとの反応性の良いアンモニアを用いるもので、還元剤としては、加水分解してアンモニアを容易に発生する尿素水溶液、アンモニア水溶液、その他の還元剤水溶液が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
また、上述と同様の排気浄化装置において、貯蔵タンク内に貯蔵された還元剤の濃度や温度などの還元剤の性状を検知する性状検知部を上記貯蔵タンク内に備えたものが、本出願人により、特願2003−314436として提案されている。
特開2000−27627号公報
しかし、上記従来のエンジンの排気浄化装置における還元剤の貯蔵タンクでは、寒冷期又は寒冷地において、タンク本体の内部に貯蔵された還元剤が凍結することがある。これに対処して、還元剤の貯蔵タンク及び供給配管系の全体ないし主要部に電熱線を配設し、これらを加熱可能にしたものがある(前記特許文献1参照)。この場合、上記凍結した還元剤の解凍の過程では、凍結した還元剤が氷塊となって遊動し、走行中の車両の振動等により上記タンク本体内部で大きく移動することがある。このとき、タンク本体内部で移動する還元剤の氷塊が、該タンク本体内部に設けられた濃度や温度などの性状検知部に接触することがあり、該性状検知部の誤作動を招く虞があった。また、上記凍結した還元剤の解凍は、上記電熱線の加熱により自然解凍するだけであるので、解凍の過程における氷塊がなかなか小さくならず、凍結した還元剤が溶けにくいことがあった。
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、寒冷期又は寒冷地において凍結した還元剤の氷塊がタンク本体内部で大きく移動するのを防止し、また凍結した還元剤が溶け易くしようとする車両用還元剤タンクを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による車両用還元剤タンクは、タンク本体の内部に還元剤を貯蔵し、該貯蔵された還元剤の性状を検知する性状検知部を備え、エンジンの排気系に配設され排気中の窒素酸化物を還元剤により還元浄化する還元触媒の排気上流側に対し、上記還元剤を供給する供給配管を配設した車両用還元剤タンクであって、上記タンク本体の内部に、上記還元剤の性状検知部及び供給配管を含む領域とそれ以外の領域とに分ける仕切り部材を上下方向に設け、この仕切り部材には凹凸状に折り曲げられた凹凸部を上下方向に形成したものである。
このような構成により、上記タンク本体の内部に上下方向に設けられた仕切り部材で、還元剤の性状検知部及び供給配管を含む領域とそれ以外の領域とに分け、この仕切り部材に上下方向に形成された凹凸部により、それぞれの領域で凍結した還元剤の氷塊の遊動が抑制されて、上記還元剤の氷塊がタンク本体内部で大きく移動するのを防止する。
また、上記仕切り部材には、上下方向に所定の間隔をおいて孔部を形成し、この孔部の上縁部をタンク本体の外側方に向けて折り曲げ形成し、且つその外端部を上向きに折り曲げて鉤状に形成したものである。これにより、上記仕切り部材に形成された孔部の上縁部をタンク本体の外側方に向けて折り曲げた外端部に形成された鉤状部に、凍結した還元剤の氷塊が当たることで、該氷塊が割れて小さくなる。
さらに、上記仕切り部材には、上下方向に所定の間隔をおいて孔部を形成し、この孔部の下縁部をタンク本体の内側方に向けて折り曲げ形成し、且つこの折曲げ部を斜め上向きに傾斜させたものである。これにより、上記仕切り部材に形成された孔部の下縁部をタンク本体の内側方に向けて折り曲げ、斜め上向きに傾斜された折曲げ部によって、浮力で浮き上がる還元剤の氷塊がタンク本体の内側領域に入り込んでくる。
さらにまた、上記タンク本体の外周壁には、上下方向に所定の間隔をおいて内側方に向けて突出する複数の段部を形成したものである。これにより、タンク本体の外側領域で凍結した還元剤の氷塊の遊動が抑制されて、上記還元剤の氷塊がタンク本体内部で大きく移動するのを防止する。
請求項1に係る発明によれば、タンク本体の内部に上下方向に設けられた仕切り部材に上下方向に形成された凹凸部により、内部で凍結した還元剤の氷塊の遊動が抑制されて、走行中の車両の振動等によって上記還元剤の氷塊がタンク本体内部で大きく移動するのを防止することができる。これにより、上記タンク本体内部に設けられた還元剤の性状検知部に還元剤の氷塊が接触しないようにして、該性状検知部の誤作動を防止することができる。したがって、エンジンの排気浄化装置の機能を維持することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、上記仕切り部材に形成された孔部の上縁部をタンク本体の外側方に向けて折り曲げた外端部に形成された鉤状部に、凍結した還元剤の氷塊が当たることで、該氷塊が割れて小さくなることにより、タンク本体内部で凍結した還元剤を溶け易くすることができる。したがって、車両用還元剤タンクから還元触媒の排気上流側に対して適正な還元剤を供給することができる。
さらに、請求項3に係る発明によれば、上記仕切り部材に形成された孔部の下縁部をタンク本体の内側方に向けて折り曲げ、斜め上向きに傾斜された折曲げ部によって、浮力で浮き上がる還元剤の氷塊がタンク本体の内側領域に入り込んでくることにより、比較的温度が高いタンク本体の内側領域において凍結した還元剤を溶け易くすることができる。したがって、車両用還元剤タンクから還元触媒の排気上流側に対して適正な還元剤を供給することができる。
さらにまた、請求項4に係る発明によれば、上記タンク本体の外周壁に上下方向に形成され内側方に向けて突出する複数の段部により、タンク本体の外側領域で凍結した還元剤の氷塊の遊動が抑制されて、走行中の車両の振動等によって上記還元剤の氷塊がタンク本体内部で大きく移動するのを防止することができる。これにより、車両用還元剤タンクの機能を維持することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明による車両用還元剤タンクの第1の実施形態を示す断面図であり、図2はこの車両用還元剤タンクが適用されるエンジンの排気浄化装置の全体構成を示す概念図である。この車両用還元剤タンクTは、タンク本体10の内部に還元剤15を貯蔵し、エンジンの排気系に配設され排気中の窒素酸化物を還元剤により還元浄化する還元触媒の排気上流側に対し、上記還元剤15を供給するためのものである。
初めに、図2に示すエンジンの排気浄化装置について説明する。この排気浄化装置は、移動車両搭載のディーゼルエンジン、ガソリンエンジン等から排出されるNOxを、還元剤を用いて還元除去するものである。ガソリンあるいは軽油を燃料とするエンジン1の排気は、排気マニフォ−ルド2から、NOxの還元触媒3が配設された排気管4を経由して大気中に排出される。詳細には、上記排気管4には排気上流側から順に、一酸化窒素(NO)の酸化触媒、NOxの還元触媒3、アンモニアスリップ用酸化触媒の三つの触媒が配設され、その前後に温度センサ、NOxセンサ等が配設されて排気系が構成されるが、細部の構成は図示していない。
上記NOxの還元触媒3は、排気管4内を通る排気中のNOxを還元剤により還元浄化するもので、例えばセラミックのコーディライトやFe−Cr−Al系の耐熱鋼から成るハニカム形状の横断面を有するモノリスタイプの触媒担体に、ゼオライト系の活性成分が担持されている。そして、上記触媒担体に担持された活性成分は、還元剤の供給を受けて活性化し、排気中のNOxを効果的に無害物質に浄化させる。
上記排気管4の内部にてNOxの還元触媒3の上流側には、噴射ノズル5が配設されており、還元剤供給装置6から該噴射ノズル5を介して還元剤が圧力エアと共に排気管4内に噴射供給されるようになっている。ここで、上記噴射ノズル5は、その先端部が排気の流れ方向Aと略平行に下流側に向けて延びているものとしたが、排気管4内にて排気の流れ方向Aと略直角に突き出るものとしてもよい。
また、上記還元剤供給装置6には、車両用還元剤タンクTのタンク本体10内に貯蔵された還元剤15が供給配管11を通じて供給される。この還元剤15は、タンク本体10のほぼ中央底部近くの位置に開口する吸込み口12から吸い込まれて、上記供給配管11を通じて還元剤供給装置6に供給される。ここで、上記噴射ノズル5から噴射されずに戻る還元剤15は、戻り配管13を介して上記タンク本体10内の上部位置に開口する戻り口14から車両用還元剤タンクT内に戻される。
この実施形態では、上記噴射ノズル5で噴射供給する還元剤15として尿素水溶液(尿素水)を用いる。他にアンモニア水溶液等を用いてもよい。そして、噴射ノズル5で噴射供給された尿素水は、排気管4内の排気熱により加水分解してアンモニアを容易に発生する。得られたアンモニアは、NOxの還元触媒3において排気中のNOxと反応し、水及び無害なガスに浄化される。なお、尿素水は、固体もしくは粉体の尿素の水溶液である。
図2において、エンジン1の図示しない冷却水循環通路から並行通路として分岐した冷却水循環通路20には、冷却水循環ポンプ21と、電磁バルブ22と、タンク本体10内の尿素水と熱交換する熱交換パイプ23とを備えた熱交換装置24が配設されている。そして、上記電磁バルブ22が冷却水循環通路20を開く方向に切り換わることにより、上記冷却水循環通路20内をエンジン1により加熱された熱媒体としての冷却水が循環して、熱交換パイプ23を介してタンク本体10内の尿素水と熱交換加熱し、上記熱交換装置24が加熱装置として機能する。
そして、上記タンク本体10の天板に開口した取付け口には、ボルト・ナットにより着脱自在にキャップ25が取り付けられており、このキャップ25にフランジを介して還元剤の性状検知装置26がタンク本体10内に垂下している。この性状検知装置26は、還元剤15としての尿素水の濃度や温度などの性状を検知するもので、その下部に濃度検知部27及び温度検知部28を備えている。この性状検知装置26の濃度検知部27及び温度検知部28で検出した検知信号は、図1に示す制御装置(例えばコンピュータから成る)29へ送られ、エンジン1の運転制御に用いられる。
このように構成された排気浄化装置において、還元剤15(尿素水)を上記還元触媒3の排気上流側に供給する動作について説明する。まず、エンジン1の運転による排気は、排気マニフォ−ルド2から排気管4を経由して、該排気管4内の途中に配設された酸化触媒、及びNOxの還元触媒3、更にアンモニアスリップ用酸化触媒を通り、排気管4の端部排出口から大気中に排出される。このとき、上記排気管4の内部にてNOxの還元触媒3の排気上流側に配設された噴射ノズル5から尿素水が噴射される。この噴射ノズル5には、車両用還元剤タンクTから供給配管11を介して尿素水が還元剤供給装置6に供給され、この還元剤供給装置6の動作により圧力エアと共に尿素水が排気中に噴射供給される。
その後、エンジン1の運転停止により、噴射ノズル5からの尿素水の噴射を終了するには、還元剤供給装置6の動作により、まず車両用還元剤タンクTからの尿素水の供給を遮断し、その後しばらくは噴射ノズル5に圧力エアだけを供給する。これにより、噴射ノズル5のノズル本体及び噴射孔から尿素水を追い出して、尿素水の噴射を終了する。
ここで、本発明においては、図1に示すように、上記タンク本体10の内部には、上記還元剤の性状検知装置26の濃度検知部27及び温度検知部28並びに供給配管11を含む領域とそれ以外の領域とに分ける仕切り部材30,31を上下方向に設け、この仕切り部材30,31には凹凸状に折り曲げられた凹凸部30a,30b;31a,31bが上下方向に形成されている。
すなわち、タンク本体10の中央部に配設された濃度検知部27及び温度検知部28並びに供給配管11更に熱交換装置24の熱交換パイプ23を間に挟んで、2枚の仕切り部材30,31が上下方向に立てて設けられている。これにより、上記タンク本体10の内部は、P,Q,Rの3領域に分けられ、真中の領域Qが濃度検知部27及び温度検知部28並びに供給配管11を含む領域となり、両側の領域P,Rが還元剤15のみの領域となる。なお、上記仕切り部材30,31は、例えばその四隅部が切り欠いてあり、又は板面に多数の孔が形成されており、或いは全体が網状に形成されており、内部に貯蔵された還元剤15がP,Q,Rの3領域の間で流通可能とされている。
また、上記仕切り部材30,31は、上下方向に凹凸状に折り曲げられて例えば波板状に形成されており、互いに内方に突出する凹部30a,31aと、互いに外方に突出する凸部30b,31bとが交互に上下方向に連続して形成されている。これにより、寒冷期又は寒冷地において、タンク本体10の内部で凍結した還元剤15の氷塊Bが上記凹凸部30a,30b;31a,31bに当たってその遊動が抑制され、走行中の車両の振動等によって上記還元剤15の氷塊Bがタンク本体10内部で大きく移動するのが防止される。したがって、内部の領域Qで凍結した還元剤15の氷塊Bが濃度検知部27及び温度検知部28に接触しないようにして、該濃度検知部27及び温度検知部28の損傷又は破壊を防止することができる。
図3は、本発明の車両用還元剤タンクの第2の実施形態を示す断面図である。この実施形態による車両用還元剤タンクTは、前記仕切り部材30,31に対し、上下方向に所定の間隔をおいて複数の孔部32を形成し、この孔部32の上縁部をタンク本体10の外側方に向けてL字状に折り曲げ形成し、且つその外端部33を上向きに折り曲げて鉤状に形成したものである。さらに、上記孔部32の下縁部をタンク本体10の内側方に向けて折り曲げ形成し、且つこの折曲げ部34を斜め上向きに傾斜させたものである。
すなわち、図4に示すように、例えば板状の仕切り部材30に、上下方向に所定の間隔をおいて長方形の孔部32を穿設し、この孔部32の上縁部をタンク本体10の外側方に向けてL字状に折り曲げ形成する。そして、このL字状に折り曲げた舌片の外端部33が上向きに折り曲げられ鉤状に形成されている。これにより、寒冷期又は寒冷地において、タンク本体10の内部で凍結した還元剤15の氷塊Bが、上記鉤状に形成された外端部33に当たることで、該氷塊Bが割れて小さくなり、タンク本体10内部で凍結した還元剤15が溶け易くなる。
また、図4において、上記長方形の孔部32の下縁部は、タンク本体10の内側方に向けて折り曲げ形成されており、この折曲げ部34が斜め上向きに傾斜されている。これにより、寒冷期又は寒冷地において、タンク本体10の内部で凍結した還元剤15の氷塊Bが、図3に矢印C,Dで示すように浮力で浮き上がる際に、上記折曲げ部34の案内でタンク本体10の外側領域P,Rから内側領域Qに入り込んでくる。このことから、比較的温度が高い内側領域Qにおいて凍結した還元剤15が溶け易くなる。
なお、図4において符号35は、上記仕切り部材30の四隅部に形成された例えば三角形状の切欠き部を示しており、内部に貯蔵された還元剤15が図1に示すP,Q,Rの3領域の間で流通可能とされている。また、図4においては、図3に示す左側の仕切り部材30についてのみ図示したが、右側の仕切り部材31についても同様に形成されている。さらに、上記仕切り部材30,31は、図1に示すように全体が波板状に形成されていてもよい。
図5は、本発明の車両用還元剤タンクの第3の実施形態を示す断面図である。この実施形態による車両用還元剤タンクTは、タンク本体10の外周壁に、上下方向に所定の間隔をおいて内側方に向けて突出する複数の段部40a,40bを形成したものである。
すなわち、上記タンク本体10の外周壁を1周するように、例えば2本の凹型の溝部を上下方向に所定の間隔をおいて形成し、これらの溝部で段部40a,40bが形成されている。これにより、寒冷期又は寒冷地において、タンク本体10の内部で凍結した還元剤15の氷塊Bが上記段部40a,40bに当たってその遊動が抑制され、走行中の車両の振動等によって上記還元剤15の氷塊Bがタンク本体10内部で大きく移動するのが防止される。したがって、車両用還元剤タンクTの機能を維持することができる。
なお、図5の実施形態は、段部40a,40bを凹型の溝部に形成したが、これに限られず、外周壁を波板状に形成してもよい。また、図1に示す実施形態の車両用還元剤タンクTの外周壁に段部40a,40bを形成したものとしたが、図3に示す実施形態の車両用還元剤タンクTの外周壁に上記段部40a,40bを形成してもよい。
本発明による車両用還元剤タンクの第1の実施形態を示す断面図である。 上記車両用還元剤タンクが適用されるエンジンの排気浄化装置の全体構成を示す概念図である。 本発明の車両用還元剤タンクの第2の実施形態を示す断面図である。 第2の実施形態における仕切り部材の具体的な形状を示す斜視図である。 本発明の車両用還元剤タンクの第3の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1…エンジン
3…NOxの還元触媒
4…排気管
5…噴射ノズル
6…還元剤供給装置
10…タンク本体
11…供給配管
13…戻り配管
15…還元剤
26…性状検知装置
27…濃度検知部
28…温度検知部
30,31…仕切り部材
30a,30b;31a,31b…凹凸部
32…孔部
33…外端部
34…折曲げ部
40a,40b…段部

Claims (4)

  1. タンク本体の内部に還元剤を貯蔵し、該貯蔵された還元剤の性状を検知する性状検知部を備え、エンジンの排気系に配設され排気中の窒素酸化物を還元剤により還元浄化する還元触媒の排気上流側に対し、上記還元剤を供給する供給配管を配設した車両用還元剤タンクであって、
    上記タンク本体の内部に、上記還元剤の性状検知部及び供給配管を含む領域とそれ以外の領域とに分ける仕切り部材を上下方向に設け、この仕切り部材には凹凸状に折り曲げられた凹凸部を上下方向に形成したことを特徴とする車両用還元剤タンク。
  2. 上記仕切り部材には、上下方向に所定の間隔をおいて孔部を形成し、この孔部の上縁部をタンク本体の外側方に向けて折り曲げ形成し、且つその外端部を上向きに折り曲げて鉤状に形成したことを特徴とする請求項1記載の車両用還元剤タンク。
  3. 上記仕切り部材には、上下方向に所定の間隔をおいて孔部を形成し、この孔部の下縁部をタンク本体の内側方に向けて折り曲げ形成し、且つこの折曲げ部を斜め上向きに傾斜させたことを特徴とする請求項2記載の車両用還元剤タンク。
  4. 上記タンク本体の外周壁には、上下方向に所定の間隔をおいて内側方に向けて突出する複数の段部を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用還元剤タンク。
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