JP4247423B2 - 動画連動式情報の入出力システム並びに動画入力装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、履歴書・名刺・会社案内など個人や会社のアピールに関わる情報その他の統合的なビジュアル情報の提供及び記録を簡易かつ効果的に支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、就職や転職における求職者の提出する履歴書や、営業において営業先に氏名等を覚えてもらう手段としての名刺や会社案内は、いずれも紙媒体を利用するものであった。
【0003】
また、会社案内としては、ホームページにおける会社案内等が現在においては行われている。
【0004】
更に、会社における一日の活動の報告は、報告書や日報等を責任者に提出することにより行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、就職や転職においては、面接を行う前に、いわゆる書類選考を行うのが通常である。この際、提出が要求される書類として履歴書が重要な判断資料となる。
【0006】
履歴書は、通常JIS規格帳票として標準化された帳票設計基準の様式に従ったもの、又はこれに類似するものが多く用いられ、志望先の会社が書式を指定する場合もある。いずれも記載する内容としては、主に、氏名、生年月日、学歴や職歴、特技等、求職者を特定するための記載欄とともに、1枚の写真の添付欄が設けられているが、そのワンスナップと文字情報のみでは、その人となりを十分に理解することは不可能と言える。
【0007】
更に、送られてくる履歴書等の整理は、多大な手間と労力を要するものであり、その比較は、非常に手間のかかるものである。特に、いわゆる就職難と言われる現代においては、就職希望者、転職希望者の数はきわめて多く、提出される履歴書の数も膨大なものである。
【0008】
そのため、審査上の配慮をしているにもかかわらず、有用な人材を書類選考で不採用としてしまうおそれがあった。これは、求職者から見れば、有用な能力を備えているにもかかわらず、面接すら受けることができないと言う不合理な対応になる。
【0009】
また、面接が行われた後においては、最終的な内定を行うまでの間に、面接官における判断資料としては、面接時の面接メモなどが与えられることになるが、ワンスナップと経歴の記載された履歴書が頼りとなることが多い。
【0010】
そのため、時間の経過により、心証が変わることがあり、適切な人材の採用ができない場合がある。
【0011】
これは、就職や転職に限らず、大学等の入学試験における面接においても同様である。特に、昨今、いわゆるAO(アドミッションオフィス)入試なる制度が採用されているが、これは、受験者のアピール能力を重視する制度である。
【0012】
また、同様に、名刺をアピール手段として利用する場合、最近では、名刺上に写真をプリントする場合があるが、1枚の写真でアピールが十分に達成されるには限界がある。会社案内においても、パンフレットと言う形で配付する場合には、文字情報と写真情報とが利用されるが、そのようなアナログ情報の限界もある。
【0013】
以上の場合において、情報アピール手段として、もっとも有用なのが、文字や映像、音声等を駆使した動画等の統合ビジュアルデータである。
【0014】
そのため、個人情報や会社情報をアピールする場合、デジタル情報としてWeb上に掲載し、これに動画をコンテンツとする場合もある。但し、この場合、情報利用者が自らWeb上に公開したデータに興味を持ち、アクセスしてくれなければ、何らアピールとならないと言う問題がある。
【0015】
また、紙による情報を電子データ化する際、写真などの静止画、映像や音声を含む動画を連動したビジュアルデータを作成するためには、情報の取り込みと編集に時間とコストを必要とした。特に、Web上のデータにアクセスしてもらうためには、様々な付加価値を付ける必要があり、更にコストがかかる。そのため、費用対効果の観点から、そうしたデジタルデータをアピールに利用しようとする場合は限られている。
【0016】
特に就職転職の場合において、求職者がそのようなビジュアルな電子データを用いて自分をアピールするためには、相当のコストとモチベーションが必要であり、やはり費用対効果の観点から、そうしたデータは利用されない。
【0017】
更に、会社における一日の活動の責任者への報告においても、報告書や日報にへの記載に時間がかかるのみならず、記載した文字情報からのみでは、責任者における適切な評価が十分に行えない。これは、商品やサービスについてプレゼンテーションを行う場合にも同様である。
【0018】
そこで、本発明は、情報提供者自身で簡易かつ低コストで製作できるものでありがながら、同時に、アピールに関わる情報その他の統合的なビジュアル情報の提供及び記録を可能とするとともに、情報利用者においても、簡易かつ効果的な利用が図ることができるアピール支援システム及びその動画入力装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、情報提供者が、システムの指示に従って基本情報として活用される所定の基本データを入力装置を介して入力するための基本データ入力手段と、前記基本データの項目を情報利用者において予め設定することができる基本データ項目設定手段と、前記基本データを反映して指示される模範となる回答内容に従って情報提供者が回答を行うことにより、前記基本データに関連する映像及び音声が動画入力装置を介して動画データとして入力される動画データ入力手段と、前記基本データと前記動画データとを相互に連動した統合データとする編集が行われるデータ編集手段と、前記基本データと前記動画データとが相互に連動した状態で閲覧可能な統合データとして出力される統合データ出力手段と、を具備した動画連動式情報の入出力システムであって、
前記動画入力装置は、動画取込用カメラと、所定長さを有する連結部材と、該連結部材をモニタ上に設置するための固定部とを備え、前記連結部材は、固定部において回動できるように構成され、且つ、該連結部材は中空部を有する部材と棒状部材とから構成され、該棒状部材の上端は部材に設けた中空部の上端を突き抜けて挿通させた構成とし、前記連結部材は、動画入力時には情報提供者の視線位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させるとともに、動画入力時以外には表示装置上の表示画面を遮らない位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させることができるように構成し、前記統合データ出力手段は、データ編集手段において統合されたデータをフレキシブルディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RWその他の各種記録媒体の形式に適合するように調整して記録する手段であり、該記録媒体上に記録された統合データを情報利用者が閲覧することにより情報の提供を行い、前記統合データ出力手段において、出力される複数の情報提供者の前記統合データを、情報利用者が比較検討可能な形式にデータベース化し、前記データ編集手段において、統合されたデータは、該データに一体的に付属された専用のビューアプログラムによってのみ閲覧可能とした、ことを特徴とする動画連動式情報の入出力システムである。
【0020】
請求項2の発明は、情報提供者が、システムの指示に従って基本情報として活用される所定の基本データを入力装置を介して入力するための基本データ入力手段と、前記基本データの項目を情報利用者において予め設定することができる基本データ項目設定手段と、前記基本データを反映して指示される模範となる回答内容に従って情報提供者が回答を行うことにより、前記基本データに関連する映像及び音声が動画入力装置を介して動画データとして入力される動画データ入力手段と、前記基本データと前記動画データとを相互に連動した統合データとする編集が行われるデータ編集手段と、前記基本データと前記動画データとが相互に連動した状態で閲覧可能な統合データとして出力される統合データ出力手段と、を具備した動画連動式情報の入出力システムであって、
前記動画入力装置は、動画取込用カメラと、所定長さを有する連結部材と、該連結部材をモニタ上に設置するための固定部とを備え、前記連結部材は、固定部において回動できるように構成され、且つ、該連結部材は中空部を有する部材と棒状部材とから構成され、該棒状部材の上端は部材に設けた中空部の上端を突き抜けて挿通させた構成とし、前記連結部材は、動画入力時には情報提供者の視線位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させるとともに、動画入力時以外には表示装置上の表示画面を遮らない位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させることができるように構成し、前記統合データ出力手段は、HTML文書その他のWeb上に配信可能なフォーマットに変換して、Web上にWebページとして配信する手段、又は電子メールとして送信する手段であり、該Web上に公開された統合データ又は受信した電子メールを情報利用者が閲覧することにより情報の提供を行い、前記統合データ出力手段において、出力される複数の情報提供者の前記統合データを、情報利用者が比較検討可能な形式にデータベース化し、前記データ編集手段において、統合されたデータは、該データに一体的に付属された専用のビューアプログラムによってのみ閲覧可能とした、ことを特徴とする動画連動式情報の入出力システムである。
【0021】
請求項3の発明は、情報提供者が、システムの指示に従って基本情報として活用される所定の基本データを入力装置を介して入力するための基本データ入力手段と、前記基本データの項目を情報利用者において予め設定することができる基本データ項目設定手段と、前記基本データを反映して指示される模範となる回答内容に従って情報提供者が回答を行うことにより、前記基本データに関連する映像及び音声が動画入力装置を介して動画データとして入力される動画データ入力手段と、前記基本データと前記動画データとを相互に連動した統合データとする編集が行われるデータ編集手段と、前記基本データと前記動画データとが相互に連動した状態で閲覧可能な統合データとして出力される統合データ出力手段と、を具備した動画連動式情報の入出力システムであって、
前記動画入力装置は、動画取込用カメラと、所定長さを有する連結部材と、該連結部材をモニタ上に設置するための固定部とを備え、前記連結部材は、固定部において回動できるように構成され、且つ、該連結部材は中空部を有する部材と棒状部材とから構成され、該棒状部材の上端は部材に設けた中空部の上端を突き抜けて挿通させた構成とし、前記連結部材は、動画入力時には情報提供者の視線位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させるとともに、動画入力時以外には表示装置上の表示画面を遮らない位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させることができるように構成し、前記統合データ出力手段は、情報利用者所望の形式で前記基本データ及び前記動画データの一部をイメージデータとしてプリントアウトして紙媒体上のデータとして情報利用者への配布を可能とする手段であり、該紙媒体上にプリントされた統合データを閲覧することにより情報の提供を行い、前記統合データ出力手段において、出力される複数の情報提供者の前記統合データを、情報利用者が比較検討可能な形式にデータベース化し、前記データ編集手段において、統合されたデータは、該データに一体的に付属された専用のビューアプログラムによってのみ閲覧可能とした、ことを特徴とする動画連動式情報の入出力システムである。
【0022】
請求項4の発明は、動画取込用カメラと、所定長さを有する連結部材と、該連結部材をモニタ上に設置するための固定部とを備え、前記動画取込用カメラは、マイクが一体的に設けられ、前記連結部材は、固定部において回動できるように構成され、且つ、該連結部材は中空部を有する部材と棒状部材とから構成され、該棒状部材の上端は部材に設けた中空部の上端を突き抜けて挿通させた構成とし、前記連結部材は、動画入力時には情報提供者の視線位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させるとともに、動画入力時以外には表示装置上の表示画面を遮らない位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させることができるように構成した、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の動画連動式情報の入出力システムにおいて用いられる動画入力装置である。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
【0028】
本発明は、上述のように情報提供者自身で簡易かつ低コストで製作できるものでありがながら、同時に、アピールに関わる情報その他の統合的なビジュアル情報の提供及び記録を可能とするとともに、情報利用者においても、簡易かつ効果的な利用が図ることができるアピール支援システム及びその動画入力装置を提供することを目的とするものである。
【0029】
従って、本発明は、統合的なビジュアル情報の提供及び記録が可能となれば、その情報提供がより円滑に行い得る分野に応用することができる。例えば、就職や転職、大学入試における個人情報のアピールや、営業先における会社や商品のアピールのほか、日常業務としての上司への日報や営業報告の提出などである。また、日記やアルバムとして利用する際にも、簡易かつ効果的なビジュアル情報としての記録が可能となる。
【0030】
実施例は、本発明を就職や転職の際における個人情報のアピールに利用した電子履歴書システムである。
【0031】
実施例は、主として就職や転職における求職者による個人情報のアピールと、求人側におけるその情報の利用に関するものである。
【0032】
本実施例において、アピールに関する情報を提供する情報提供者は求職者である。一方、アピールの対象となる情報利用者は、企業等の求人者並びに公的機関である職業安定所(ハローワーク)や職業紹介所など就職や転職を支援する支援者である。
【0033】
図1においては、そのシステムを利用する際に使用する装置の概要を示している。
【0034】
本発明を利用する場合に必要な装置としては、まず、基本データの入力から編集、出力までを行うコンピュータ1が必要となる。このコンピュータ1は、官公庁や求人者である各企業等、転職支援者であるハローワーク等において設置されたものを用いても良く、或は求職者が個人として所有するパーソナルコンピュータを用いても良い。
【0035】
コンピュータ1は、コンピュータ本体2とモニタ3とからなり、キーボード4及びマウス5を備えている。また、音声ガイダンスを出力するスピーカ6を備え、また、外部記録媒体に出力するために、フレキシブルディスク用の書込可能なディスクドライブ7とCD−R書込記録装置8とを備え、紙媒体への出力用にプリンタ9を接続している。
【0036】
ビジュアルデータをネットワーク上で利用可能とするためには、コンピュータネットワークに接続又は接続可能な状態であることが好ましい。
【0037】
そして、モニタ上には、求職者のアピールする動画を入力するための動画入力装置21が設置されている。動画入力装置21の構成としては、カメラ22が、モニタ3の上部に設置した固定部25によって設置されている。固定部25は、コンピュータ側部や下部に設置しても良いが、図1では、モニタ3上部に固定部25を設け、固定部25から連結部材24によりカメラ22を移動自在に支持している。また、カメラ22には、求職者のアピール情報を音声として集音するためのマイク23が一体的に設けられている。
【0038】
連結部材24は、図2において二点差線で示したように、固定部25において回動できるように構成され、カメラ22が移動自在に位置できる。動画取込時にはカメラ22がモニタ3の画面上に表示される所定の目線標準ポイント11の前面に位置できるとともに、動画取込時以外においては、二点差線で示したように、カメラ22がモニタ3前面を遮らない状態にすることができるように移動自在に構成されている。
【0039】
図3では、回動方向は、縦方向であるが、横方向に回動できるように構成しても良い。
【0040】
また、同様の作用をするための構成としては、例えば、連結部材24を可撓性を有する素材とすることができる。
【0041】
尚、図2では、連結部材24は、中空部を有する部材24aと棒状部材24bとから構成してある。棒状部材24bは、部材24aに設けた中空部を挿通させた構成となっているため、上下位置も調整できるようになっている。そのため、視線位置へのカメラ22の配置がより適切に行える。
【0042】
また、上述のようにカメラ22には、求職者の声を集音するためのマイク23が一体的に設けられているため、求職者の声をカメラ22と同様の位置から正面から集音できる。
【0043】
また、文字入力装置としては、主としてキーボード4であるが、音声テキスト変換ソフトを利用することにより、マイク23から音声として入力したものを文字情報として変換することもできる。更に、すべてリストから選択可能としてマウス5のみで入力できるようにしても良い。また、この場合、マウス5による選択の代わりとしてタッチパネルによる選択を用いても良い。
【0044】
また、紙媒体に出力する場合にプリンタ9が必要となる。
【0045】
本システムは、上述のように、主として官公庁、各企業等の求人者、ハローワーク等就職や転職の支援者に設置されたコンピュータ1を利用して行うことができるほか、各自所有のコンピュータ1を利用して行うことができるが、その場合、本システムを行うプログラムをパッケージ販売又はWeb上から入手することにより用いることができる。
【0046】
本システムでの処理は、図3のフローチャートに示すように、大きく分類して、入力ステップ(S1からS8)と編集ステップ(S9からS10)と出力ステップ(S11からS21)に分類できる。
【0047】
入力ステップは更に、基本データ入力ステップ(S1からS3)と、メインスナップ撮影ステップ(S4及びS5)と、動画データ入力ステップ(S6からS8)とに分類される。
【0048】
尚、実施例では、動画入力ステップの前にメインスナップを撮影するステップ(S4及びS5)を設けている。メインスナップとは、紙媒体における履歴書においては、添付写真に相当するものであるが、メインスナップ撮影ステップを設けずに、動画入力ステップで撮影された動画の一場面をメインスナップとして利用することもできる。
【0049】
以下、図4から図19に本発明を利用した電子履歴書システムの概要を示す。これらの図を利用して、順を追って説明していく。
【0050】
図4は、電子履歴書システムのメイン画面である。「電子履歴書システム」と言うタイトルが示され、求職者は、タイトル下方の「スタートボタン」をクリックすることにより本システムが開始する。
【0051】
図5から図8は、基本データ入力画面である(S1)。ここで入力されたデータは、求職者の履歴情報として活用されるものである。求職者は、画面又は音声の指示に従って、必要な情報を入力する。
【0052】
尚、情報入力は、通常キーボード4やマウス5を利用するが、ハローワークなどに設置する場合、それらの入力機器を使用したことがない求職者のために、音声をテキストに変換するソフトを利用して、すべて音声で入力ができるようにしたり、タッチパネル方式を利用したりすることで、それらの求職者の利便を図ることができる。
【0053】
図5から図8は、一般的に経歴を示すに必要とされる項目を入力するものである。図5の画面では、氏名・フリガナ・生年月日・年齢・結婚暦・最終学歴・住所・最寄駅・出身地・電話番号・携帯電話番号・メールアドレスなどの求職者を特定するためのデータ及び経験した業界についての情報を入力する。経験した業界についての入力は、「農・水産」や「建設・建築」等の予め用意されたボタンをクリックすることによる一覧選択式となっているが、入力者の負担軽減のため、各項目は、このような一覧からの選択式としても良く、ドロップダウンリストから選択しても良い。図4では、夫々のボタンをクリックすると、クリックされた業種が一覧の上部にある空白内に入力されるようになっている。もっとも一覧に掲げられた項目は、一般的なものであり、それ以外の業種については、空白に直接書込みができる。
図6は「会社役員・社長」「総務」等の経験職種・「主任」「係長」と言った経験役職・「協調性がある」「リーダーシップがある」等の長所を一般的な項目から選択するとともに、資格・特技・実績等を自由に書き込めるようになっている。
【0054】
図7は、「ゴルフ」や「テニス」等の趣味、「農・水産」や「建設・建築」等の将来の希望職種・「キャリアアップ」や「生活の向上・安定」といった将来の目標を選択もしくは、書き込めるようになっている。
【0055】
図8は、求職者におけるモットーと、「学生時代の友人・知人」や「趣味の関係での知人」等大切にしている人脈等を書き込むことができる。
【0056】
これらの入力が必要な情報は、求人側において予め指定することができるため、求人の際に最も重要視する項目等の設定ができ、項目の追加や変更は、自由に行うことができる。
【0057】
図5から図8に示した必要項目に入力が終えると、データ確認画面に進む(S2)。
【0058】
図9は、図5から図8において入力したデータの確認画面である(S3)。ここで修正があれば、修正が必要な項目をクリックすると、図5から図8における夫々の入力画面に戻ることができ、必要な上方修正を行うことができる。
【0059】
以上が基本データ入力画面である。
【0060】
この際、図示しないが、紙媒体における履歴書の写真に相当するメインスナップ(代表写真)を撮影することができる(S4及びS5)。ここで撮影されたメインスナップは、出力後、メイン画面におけるメインスナップとして用いられ、また、紙媒体のJIS規格等の履歴書出力時には、写真貼付位置にプリントされる。
【0061】
続いて、図10以後は、ステップ動画入力ステップ(S6)に進む。動画入力メイン画面(図10)においては、基本データの入力作業の終了と、動画撮影開始を通知する。このとき、動画入力時の一般的な注意を説明する。ここで、「スタート」ボタンをクリックすると、動画入力開始画面(図11)が表示される。
【0062】
動画入力開始画面(図11)では、画面中段中央に、動画入力中に求職者が視点をあわせる標準ポイント11が示されている。目線標準ポイント11は、図11では、円の中に十字を表示することにより表示されている。求職者は、パソコン上部に設置されたカメラアタッチメントの連結部材24を利用して、カメラを標準の位置に合わせる。
【0063】
アタッチメントを利用しない場合においても、一般にパソコン上部等に設置されているカメラに向かって視線を合わせることもできるが、アタッチメントを利用してカメラ22を目線標準ポイント11の位置に設置することにより、入力中の求職者は、画面上段の模範となる解答を参考にしながら、かつ、視線をほぼ移動することがなく、画面中段中央のカメラ目線で、質問に対する受け答えが可能となる。
【0064】
そのため、適切な回答ができるとともに、カメラ目線が適切な位置に保たれ、求人側の利用において、求職者の自然な視線でのアピールを閲覧することができる。
【0065】
画面上段に示されている模範となる解答例は、基本データ入力ステップ(S1からS3)で入力した基本データを反映した内容が示されているため、質問に対する解答を容易かつ円滑に行うことができる。ここで、模範解答例は、画面上段に示すことで、これを参考に解答する求職者は、より自然な視線位置で解答することができる。
【0066】
そして、標準ポイント11の下には、入力制限タイムを示すタイム表示部が設けられている。タイム表示部には、所定の質問に対する標準的な回答時間に少し余裕を持たせた時間が表示されている。
【0067】
中段左側には、「撮影開始」と「撮影終了」を制御するそれぞれのボタンが用意してある。画面中段右側には、案内を行うアニメーションが示されている。このほか、図示しないが、動画入力中の映像のプレビュー画面を設けても良い。
【0068】
より具体的に説明すると、図11の画面では、「模範解答を参考に制限時間内に回答してください。」と言う音声メッセージによるガイダンスが流れた後、画面下段には、「お名前と年齢、出身地、現在のお住まいをお聞かせください。」という質問内容が音声ガイダンスとともに示される。これに対応して、画面上段には、入力済みの基本データを反映した回答例が示されている。
【0069】
ここでは、基本データとして、氏名:山田太郎、年齢:50歳、出身:大阪市、住所:新宿区が登録されており、模範解答例では、これを反映して、「山田太郎、50歳、大阪市の出身です。現在新宿区に住んでいます。」と示されている。
【0070】
求職者は、これを参考に回答する。これにより求職者は、質問内容に対する回答を予め用意する作業を大幅に簡素化できるとともに、画面中央に位置するカメラ22を目線の標準として合わせたままで的確な回答を行うことができる。
【0071】
求職者が「撮影開始」ボタンを押すと、撮影が開始され、タイム表示部においては、5秒のカウントダウンが始まる(図11)。もっともタイム内で早く言い終えた場合には、自ら「撮影停止」ボタンをクリックして撮影を終了しても良い。動画入力が終了すると動画入力終了画面が表示される(図12)。ここで、求職者は、ここで入力した動画を確認することができる。
【0072】
この後、次項目移動確認画面が表示され、再度取り直す場合には、「繰り返し」ボタンを押して図11に戻って動画入力を行う(S8)。
【0073】
次の項目について動画入力を進めるには、「次へ進む」ボタンを押して、次の項目、例えば、図13のように「大切にしている人脈や分野」等の質問に回答する。その他「経歴」や「資格」について質問項目に対する回答という形で、同様に、動画入力を行う(S7)。
【0074】
必要な項目すべてについて動画入力が終了して、修正が不要となった段階で、入力ステップは完了する(S7、S8)。
【0075】
次に、本発明のシステムにおいて基本データと動画データとの統合編集が行われ(S9)、ファイル出力選択画面が表示される(図14)。ここでは、出来上がった統合データのプレビューを行うことができ、最終的なデータとして確定してよいかを確認できる(S10、S11)。プレビュー画面表紙は、図15のようになる。テキストページプレビューは図16のようになる。
【0076】
また、出力方法としては、図14に示すように、主として、外部記録媒体に記録する方法(S16からS18)と、ネットワークを利用して求人側に送信する方法(S19からS21)と、紙媒体に出力する方法(S12からS15)がある。
【0077】
フレキシブルディスクなど容量の少ない記録媒体に記録する場合に、動画データ等を極めて簡素化してデータサイズを最小限とした「ミニマム出力」、CD−R等の大容量記録媒体に出力する場合の「ノーマル出力」、更に画質等にこだわった「ハイクオリティ出力」が可能である(図14)。
【0078】
尚、記録媒体としては、求人者の所定の記録媒体とすることができ、たとえば、フレキシブルディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW等が利用できる。
【0079】
ネットワークを利用する場合、必要があれば、メール送信可能なサイズにファイルをまとめ、又は圧縮して添付ファイルとして求人者や支援者に送信する(S19からS21)。
【0080】
その他、本データをインターネット上において、個人的に、またはそのようなデータを取り扱うサイトにアップデートしてウェブページとして公開しても良い。
【0081】
また、例えば、ハローワークや求人企業内のデータベースに登録する場合に、求職者は、それらの場所に設置した本システムの装置で統合データを作成して、直接、或は、ネットワークを利用してそのようなデータベースに登録することができる。
【0082】
いずれの場合においても、ファイルは、主としてHTML文書とすることができる。そして、動画データは、DATファイル、AVIファイルなどWeb上で標準的な動画保存形式とする。これによって、利用者側においても、インターネット閲覧可能なブラウザと動画を閲覧できる標準的なプラグインソフトがあれば、特に専用のソフトウェアを必要としないからである。
【0083】
但し、改ざん防止等のセキュリティの観点からは、統合データに専用のビューアプログラムを一体的に付属することにより、当該ビューアプログラムによってのみ情報利用者が閲覧可能として、書換を禁止することもできる。
【0084】
尚、紙媒体として出力する場合には、基本情報入力ステップにおいてメインスナップとして登録した写真とともに、通常のJIS規格等の履歴書の形式でプリントアウトすることができる(S15)。
【0085】
そして、統合データを電子データとして受け取った利用者は、ファイルを開くとメイン画面(図17)が表示され、利用者においても履歴書出力ができるとともに、アピール情報を画面上で閲覧できる。
【0086】
メイン画面には、電子履歴書のタイトル、氏名、ビジュアルページへのショートカットとテキストページへのショートカット、及びメインスナップ、プリントアウトボタンが表示されている。
【0087】
メインスナップは、メインスナップ撮影ステップを設けて撮影したスナップでも良いが、動画入力ステップにおいて入力された動画の一部を用いることもできる。
【0088】
また、図示しないが、プリントアウトボタンをクリックすると、紙媒体へ出力する種種の方法が示される。種種の方法としては、一般的なJIS規格等の紙履歴書形式で出力する方法や会社の指定する形式、小冊子形式で出力する方法などがある。
【0089】
メインページで、テキストページへのショートカットをクリックすると図18のテキストページが表示される。テキストページにおいてもメインスナップを表示しても良い。
【0090】
一方、メインページからビジュアルページへのショートカットをクリックすると、図19のビジュアルページが表示される。
【0091】
ビジュアルページでは、動画再生プラグインが起動し、動画再生が可能になる。また、画面右側には、求人者が知りたい情報にリンクしたショートカットボタンが表示されている。求人者は、各項目をクリックするとそれぞれの項目について求職者のアピールを閲覧することができる。
【0092】
例えば、図19は、「長所」のボタンをクリックしてみたものである。動画再生部分では、求職者が自分の長所について述べている映像が再生される。動画再生部分の下方には、その内容について基本情報入力画面(S1)で入力した内容がテロップとして表示される。ここでは、「協調性があり、リーダーシップがあります。」と表示されている。
【0093】
また、映像を一連に再生することによって、アピール内容すべてを閲覧できる。
【0094】
尚、求人側に複数の求職データが送られてきた場合には、すべてのデータを比較検討するのに役立つデータベース機能があり、複数求職者のメインスナップと、氏名・経歴等の基本データを夫々比較検討可能なデータベースとして利用できる。
【0095】
【発明の効果】
本発明によれば、情報アピール手段として、もっとも有用である文字や写真、映像、音声等を駆使した統合ビジュアルデータを情報提供者自身で簡易かつ低コストで製作できる。
【0096】
特に、紙情報の電子データ化、情報の取込、編集等に必要とされる時間とコストを大幅に減少できる。
【0097】
同時に、情報利用者においても、簡易かつ効果的な利用が図ることができる。
【0098】
例えば、就職や転職、その他いわゆるAO入試を含む大学入試において、従来の履歴書や願書におけるワンスナップと文字情報のみでは、伝えきれなかったその人となりを十分に理解することが可能となり、提出される膨大な経歴情報の整理・比較も容易となり、有用な人材の確保が可能となる。
【0099】
統合されたビジュアルデータは、例えば、就職や転職の場合であれば、企業等の求人者並びに公的機関である職業安定所(ハローワーク)や職業紹介所など就職や転職を支援する支援者において就職や転職を支援するのに利用価値が高い。
【0100】
また、本発明によるビジュアルデータの作成においては、必要時にカメラを標準ポイント11の位置に設置することにより、視線をほぼ移動することがなく、画面中央の自然なカメラ目線で、質問に対する受け答えが可能となる。
【0101】
また、これと同時に、動画入力中の情報提供者は、基本情報の反映された模範となる回答例を参考にしながら回答できるため、質問内容に対する回答を予め用意する作業を大幅に簡素化でき、歯切れの良いアピールが可能となる。
【0102】
よって、情報利用者においては、スムーズに適切な回答ができるとともに、カメラ目線が適切な位置に保たれ、情報提供者の自然な視線での円滑なアピールを閲覧することができる。
【0103】
また、標準的なブラウザを利用でき、閲覧に専用のソフトウェアを必要としない。更に、統合データに専用のビューアプログラムを一体的に付属することにより、当該ビューアプログラムによってのみ情報利用者が閲覧可能として、書換を禁止して、改ざん防止等のセキュリティを図ることもできる。
【0104】
また、入力した情報をもとに通常の履歴書等の形式で写真を含めプリントアウトすることができる。
【0105】
また、複数のすべてのデータを比較検討するのに役立つデータベース機能があり、複数のメインスナップと、氏名・経歴等の基本データ等を夫々比較検討可能なデータベースとして利用できるため、有用な情報の取捨選択が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る電子履歴書システムの概略を示す全体図である。
【図2】この発明の一実施形態に係る電子履歴書システムを示すフロー図である。
【図3】この発明の一実施形態における動画入力装置の使用状態を示す斜視図である。
【図4】この発明の一実施形態における電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図5】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図6】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図7】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図8】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図9】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図10】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図11】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図12】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図13】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図14】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図15】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図16】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図17】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図18】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【図19】同様に電子履歴書システムを構成する表示画面の一つを示す図である。
【符号の説明】
1…コンピュータ
2…コンピュータ本体
3…モニタ
4…キーボード
5…マウス
6…スピーカ
7…フレキシブルディスクドライブ
8…CD−Rドライブ
9…プリンタ
11…目線標準ポイント
21…動画取込装置
22…カメラ
23…マイク
24…連結部材
24a…中空部を有する部材
24b…棒状部材
25…固定部
30…閲覧用コンピュータ
Claims (4)
- 情報提供者が、システムの指示に従って基本情報として活用される所定の基本データを入力装置を介して入力するための基本データ入力手段と、
前記基本データの項目を情報利用者において予め設定することができる基本データ項目設定手段と、
前記基本データを反映して指示される模範となる回答内容に従って情報提供者が回答を行うことにより、前記基本データに関連する映像及び音声が動画入力装置を介して動画データとして入力される動画データ入力手段と、
前記基本データと前記動画データとを相互に連動した統合データとする編集が行われるデータ編集手段と、
前記基本データと前記動画データとが相互に連動した状態で閲覧可能な統合データとして出力される統合データ出力手段と、
を具備した動画連動式情報の入出力システムであって、
前記動画入力装置は、動画取込用カメラと、所定長さを有する連結部材と、該連結部材をモニタ上に設置するための固定部とを備え、
前記連結部材は、固定部において回動できるように構成され、且つ、該連結部材は中空部を有する部材と棒状部材とから構成され、該棒状部材の上端は部材に設けた中空部の上端を突き抜けて挿通させた構成とし、
前記連結部材は、動画入力時には情報提供者の視線位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させるとともに、動画入力時以外には表示装置上の表示画面を遮らない位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させることができるように構成し、
前記統合データ出力手段は、データ編集手段において統合されたデータをフレキシブルディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RWその他の各種記録媒体の形式に適合するように調整して記録する手段であり、該記録媒体上に記録された統合データを情報利用者が閲覧することにより情報の提供を行い、
前記統合データ出力手段において、出力される複数の情報提供者の前記統合データを、情報利用者が比較検討可能な形式にデータベース化し、
前記データ編集手段において、統合されたデータは、該データに一体的に付属された専用のビューアプログラムによってのみ閲覧可能とした、
ことを特徴とする動画連動式情報の入出力システム。 - 情報提供者が、システムの指示に従って基本情報として活用される所定の基本データを入力装置を介して入力するための基本データ入力手段と、
前記基本データの項目を情報利用者において予め設定することができる基本データ項目設定手段と、
前記基本データを反映して指示される模範となる回答内容に従って情報提供者が回答を行うことにより、前記基本データに関連する映像及び音声が動画入力装置を介して動画データとして入力される動画データ入力手段と、
前記基本データと前記動画データとを相互に連動した統合データとする編集が行われるデータ編集手段と、
前記基本データと前記動画データとが相互に連動した状態で閲覧可能な統合データとして出力される統合データ出力手段と、
を具備した動画連動式情報の入出力システムであって、
前記動画入力装置は、動画取込用カメラと、所定長さを有する連結部材と、該連結部材をモニタ上に設置するための固定部とを備え、
前記連結部材は、固定部において回動できるように構成され、且つ、該連結部材は中空部を有する部材と棒状部材とから構成され、該棒状部材の上端は部材に設けた中空部の上端を突き抜けて挿通させた構成とし、
前記連結部材は、動画入力時には情報提供者の視線位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させるとともに、動画入力時以外には表示装置上の表示画面を遮らない位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させることができるように構成し、
前記統合データ出力手段は、HTML文書その他のWeb上に配信可能なフォーマットに変換して、Web上にWebページとして配信する手段、又は電子メールとして送信する手段であり、該Web上に公開された統合データ又は受信した電子メールを情報利用者が閲覧することにより情報の提供を行い、
前記統合データ出力手段において、出力される複数の情報提供者の前記統合データを、情報利用者が比較検討可能な形式にデータベース化し、
前記データ編集手段において、統合されたデータは、該データに一体的に付属された専用のビューアプログラムによってのみ閲覧可能とした、
ことを特徴とする動画連動式情報の入出力システム。 - 情報提供者が、システムの指示に従って基本情報として活用される所定の基本データを入力装置を介して入力するための基本データ入力手段と、
前記基本データの項目を情報利用者において予め設定することができる基本データ項目設定手段と、
前記基本データを反映して指示される模範となる回答内容に従って情報提供者が回答を行うことにより、前記基本データに関連する映像及び音声が動画入力装置を介して動画データとして入力される動画データ入力手段と、
前記基本データと前記動画データとを相互に連動した統合データとする編集が行われるデータ編集手段と、
前記基本データと前記動画データとが相互に連動した状態で閲覧可能な統合データとして出力される統合データ出力手段と、
を具備した動画連動式情報の入出力システムであって、
前記動画入力装置は、動画取込用カメラと、所定長さを有する連結部材と、該連結部材をモニタ上に設置するための固定部とを備え、
前記連結部材は、固定部において回動できるように構成され、且つ、該連結部材は中空部を有する部材と棒状部材とから構成され、該棒状部材の上端は部材に設けた中空部の上端を突き抜けて挿通させた構成とし、
前記連結部材は、動画入力時には情報提供者の視線位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させるとともに、動画入力時以外には表示装置上の表示画面を遮らない位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させることができるように構成し、
前記統合データ出力手段は、情報利用者所望の形式で前記基本データ及び前記動画データの一部をイメージデータとしてプリントアウトして紙媒体上のデータとして情報利用者への配布を可能とする手段であり、該紙媒体上にプリントされた統合データを閲覧することにより情報の提供を行い、
前記統合データ出力手段において、出力される複数の情報提供者の前記統合データを、情報利用者が比較検討可能な形式にデータベース化し、
前記データ編集手段において、統合されたデータは、該データに一体的に付属された専用のビューアプログラムによってのみ閲覧可能とした、
ことを特徴とする動画連動式情報の入出力システム。 - 動画取込用カメラと、所定長さを有する連結部材と、該連結部材をモニタ上に設置するための固定部とを備え、
前記動画取込用カメラは、マイクが一体的に設けられ、
前記連結部材は、固定部において回動できるように構成され、且つ、該連結部材は中空部を有する部材と棒状部材とから構成され、該棒状部材の上端は部材に設けた中空部の上端を突き抜けて挿通させた構成とし、
前記連結部材は、動画入力時には情報提供者の視線位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させるとともに、動画入力時以外には表示装置上の表示画面を遮らない位置に前記動画取込用カメラを移動自在に位置させることができるように構成した、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の動画連動式情報の入出力システムにおいて用いられる動画入力装置。
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