JP4246947B2 - First agent for permanent wave - Google Patents

First agent for permanent wave Download PDF

Info

Publication number
JP4246947B2
JP4246947B2 JP2002025086A JP2002025086A JP4246947B2 JP 4246947 B2 JP4246947 B2 JP 4246947B2 JP 2002025086 A JP2002025086 A JP 2002025086A JP 2002025086 A JP2002025086 A JP 2002025086A JP 4246947 B2 JP4246947 B2 JP 4246947B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
agent
permanent wave
hair
permanent
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002025086A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2003226623A (en
Inventor
義美 中村
Original Assignee
ホーユー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ホーユー株式会社 filed Critical ホーユー株式会社
Priority to JP2002025086A priority Critical patent/JP4246947B2/en
Publication of JP2003226623A publication Critical patent/JP2003226623A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4246947B2 publication Critical patent/JP4246947B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーマネントウェーブ用第1剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、毛髪をパーマネントウェーブ処理する場合には、パーマネントウェーブ用第1剤によって毛髪ケラチンのS−S結合を還元開鎖させた後、パーマネントウェーブ用第2剤によって毛髪ケラチンのS−S結合を酸化閉鎖させる。こうすれば、ロッドなどを使って予め毛髪に形成しておいたウェーブを半永久的に固定することができる。
【0003】
ところで、特開昭61−183212号公報には、カチオン化デキストラン又はカチオン化セルロースとケラチン加水分解物とを含有するパーマネントウェーブ用第1剤が開示されている。このパーマネントウェーブ用第1剤によれば、ケラチン加水分解物が有する毛髪補修効果によって毛髪の損傷を低減しながらパーマネントウェーブ処理することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のパーマネントウェーブ用第1剤には、パーマネントウェーブ処理時の毛髪の損傷を低減することができるという有利な点がある反面、ケラチン加水分解物に起因するべたつきやごわつきによってパーマネントウェーブ処理後の毛髪の感触が優れないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、パーマネントウェーブ処理時の毛髪の損傷を低減することができると同時に、処理後の毛髪の感触を良化することができるパーマネントウェーブ用第1剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、(A)還元剤、(B)アルカリ剤、(C)カチオン化デキストランを0.01重量%以上且つ0.8重量%以下、(D)植物由来のタンパク加水分解物又はその誘導体、(F)両性界面活性剤及びアニオン性界面活性剤から選ばれる一種以上の界面活性剤、並びに(G)両性ポリマーを含有することを要旨とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のパーマネントウェーブ用第1剤において、さらに、(E)アミノ変性シリコーンを含有することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のパーマネントウェーブ用第1剤において、前記(E)アミノ変性シリコーンは、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体から選ばれる少なくとも一種である。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のパーマネントウェーブ用第1剤において、前記(F)両性界面活性剤としてヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインを含有することを要旨とする。
【0008】
請求項に記載の発明は、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のパーマネントウェーブ用第1剤において、さらに、前記(G)両性ポリマーとして塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド・アクリル酸のターポリマーを含有することを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態について説明する。
本実施形態のパーマネントウェーブ用第1剤には、(A)還元剤、(B)アルカリ剤、(C)カチオン化デキストラン及びデキストラン硫酸ナトリウムの少なくともいずれか一方、(D)植物由来のタンパク加水分解物又はその誘導体、(E)アミノ変性シリコーン、(F)両性界面活性剤及びアニオン性界面活性剤から選ばれる一種以上の界面活性剤、並びに(G)両性ポリマーが含有されている。
【0010】
なお、本明細書中における「パーマネントウェーブ用第1剤」とは、毛髪ケラチンのS−S結合の開鎖と閉鎖に基づき毛髪に半永久的な変形を施す剤においてS−S結合の還元開鎖を担う第1剤をいう。すなわち、「パーマネントウェーブ用第1剤」には、毛髪にウェーブを形成するためのパーマネントウェーブ剤の第1剤が含まれるほか、縮毛や癖毛を矯正するための縮毛矯正剤の第1剤も含まれる。
【0011】
パーマネントウェーブ用第1剤は、パーマネントウェーブ剤の第1剤である場合にはコールド式あるいは加温式の用法で使用され、縮毛矯正剤の第1剤である場合にはコールド式若しくは加温式の用法、又は高温型ヘアアイロンを使う用法で使用される。
【0012】
パーマネントウェーブ用第1剤に含有される各成分のうち、まずはじめに、A成分である還元剤について説明する。
パーマネントウェーブ用第1剤に含有される還元剤としては、チオグリコール酸;チオグリコール酸アンモニウム、チオグリコール酸ナトリウム、チオグリコール酸モノエタノールアミンなどのチオグリコール酸塩;グリセリンチオグリコレートなどのチオグリコール酸のエステル;システイン;システイン塩酸塩、N−アセチル−L−システインなどのシステイン塩;チオグリセロール、チオ乳酸、チオリンゴ酸、システアミン等のメルカプト化合物;亜硫酸;亜硫酸アンモニウム、亜硫酸ナトリウムなどの亜硫酸塩;亜硫酸水素アンモニウム、亜硫酸水素ナトリウムなどの亜硫酸水素塩;チオ硫酸;チオ硫酸ナトリウムなどのチオ硫酸塩等が挙げられる。なお、パーマネントウェーブ用第1剤としては、A成分として還元剤を一種のみ含有するものであっても、二種以上含有するものであってもよい。
【0013】
また、パーマネントウェーブ用第1剤に含有される還元剤の量は、下限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して0.01重量%以上が好ましく、1重量%以上がより好ましい。というのも還元剤の含有量が少なすぎると毛髪に十分なウェーブを形成できない(あるいは縮毛を十分に矯正できない)恐れがあるからである。一方、上限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して15重量%以下が好ましく、10重量%以下がより好ましい。というのも還元剤の含有量が多すぎると過度の還元によって毛髪の損傷が引き起こされる恐れがあるからである。
【0014】
次に、B成分であるアルカリ剤について説明する。
パーマネントウェーブ用第1剤に含有されるアルカリ剤としては、アンモニア;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどのアルカノールアミン類;2−アミノ−2−メチル−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−プロパンジオール、イソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、炭酸グアニジン、塩酸グアニジン、硫酸グアニジンなどの有機アミン類;アルギニン、リジンなどの塩基性アミノ酸;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどの無機アルカリ等が挙げられる。なお、パーマネントウェーブ用第1剤としては、B成分としてアルカリ剤を一種のみ含有するものであっても、二種以上含有するものであってもよい。
【0015】
また、パーマネントウェーブ用第1剤に含有されるアルカリ剤の量は、下限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して0.01重量%以上が好ましい。一方、上限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して15重量%以下が好ましい。というのもアルカリ剤の含有量が多すぎるとアルカリ剤によって毛髪の損傷が引き起こされる恐れが高くなるからである。
【0016】
次に、C成分であるカチオン化デキストラン及びデキストラン硫酸ナトリウムについて説明する。
パーマネントウェーブ用第1剤には、C成分としてカチオン化デキストラン及びデキストラン硫酸ナトリウムの少なくともいずれか一方が含有されている。
【0017】
パーマネントウェーブ用第1剤に含有されるC成分の量は、下限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して0.01重量%以上が好ましく、0.05重量%以上がより好ましく、0.1重量%以上が最も好ましい。一方、上限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して1重量%以下が好ましく、0.8重量%以下がより好ましく、0.5重量%以下が最も好ましい。というのもC成分の含有量が多すぎるとパーマネントウェーブ処理後の毛髪にごわつきが感じられることがあるからである。
【0018】
次に、D成分である植物由来のタンパク加水分解物及びその誘導体について説明する。
パーマネントウェーブ用第1剤には、D成分として植物由来のタンパク加水分解物又はその誘導体が含有されている。
【0019】
パーマネントウェーブ用第1剤に含有されるD成分としては、大豆タンパク、アーモンドタンパク、小麦タンパク、米(米糠)タンパク、トウモロコシタンパク、ジャガイモタンパクなどの加水分解物;これらのタンパク加水分解物をトリメチルアンモニウム塩、高級アルキル第4級アンモニウム塩等でカチオン化した誘導体;これらのタンパク加水分解物のN−アシル化誘導体、アルキルエステル誘導体、あるいはシリル化誘導体等が挙げられる。なお、パーマネントウェーブ用第1剤としては、植物由来のタンパク加水分解物及びその誘導体から選ばれる一種のみをD成分として含有するものであっても、二種以上をD成分として含有するものであってもよい。
【0020】
ちなみに、植物由来のタンパク加水分解物及びその誘導体としては、プロモイスWS、プロモイスWG(以上、株式会社成和化成製)、GLUADIN W20(ヘンケル社製)、トリティゾール、クロペプタイドW、ハイドロモンド、ハイドロトリティカムWQ(以上、クローダ社製)等の市販品を使用してもよい。
【0021】
また、パーマネントウェーブ用第1剤に含有されるD成分の量は、下限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して0.01重量%以上が好ましい。一方、上限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して5重量%以下が好ましい。というのもD成分の含有量が多すぎるとパーマネントウェーブ処理後の毛髪にごわつきが感じられることがあるからである。
【0022】
次に、E成分であるアミノ変性シリコーンについて説明する。
パーマネントウェーブ用第1剤に含有されるアミノ変性シリコーンとしては、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体等が挙げられる。その中でも好ましいものとしては、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体が挙げられる。というのもパーマネントウェーブ用第1剤にアミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体を配合すると、パーマネントウェーブ処理後の毛髪の感触を特に良化することができるからである。なお、パーマネントウェーブ用第1剤としては、E成分としてアミノ変性シリコーンを一種のみ含有するものであっても、二種以上含有するものであってもよい。
【0023】
また、パーマネントウェーブ用第1剤に含有されるアミノ変性シリコーンの量は、下限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して0.1重量%以上が好ましく、0.5重量%以上がより好ましく、1重量%以上が最も好ましい。一方、上限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して5重量%以下が好ましく、4重量%以下がより好ましく、3重量%以下が最も好ましい。というのもアミノ変性シリコーンの含有量が多すぎるとパーマネントウェーブ処理後の毛髪にべたつきが感じられることがあるからである。
【0024】
次に、F成分である界面活性剤について説明する。
パーマネントウェーブ用第1剤には、F成分として両性界面活性剤及びアニオン性界面活性剤から選ばれる一種以上の界面活性剤が含有されている。
【0025】
前記両性界面活性剤としては、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ二ナトリウム塩、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどのイミダゾリン系両性界面活性剤;ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ココアミドプロピルベタイン、オレアミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ココベタイン、オレイルベタイン、ラウリルベタイン、セチルベタイン、スルホベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインなどのベタイン系両性界面活性剤等が挙げられる。
【0026】
一方、前記アニオン性界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、セチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウムなどのアルキル硫酸塩;ポリオキシエチレン(以下、「POE」という)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリルエーテル硫酸アンモニウム、POEアルキルエーテル硫酸ナトリウム、POEアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン、POEアルキルエーテル硫酸アンモニウム、POEノニルフェニルエーテル硫酸ナトリウムなどのポリオキシエチレンアルキル/アルキルアリルエーテル硫酸塩;スルホコハク酸ナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、POEスルホコハク酸二ナトリウム、POEスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク酸POEラウロイルエタノールアミドエステル二ナトリウム、ウンデシレノイルアミドエチルスルホコハク酸二ナトリウムなどのスルホコハク酸塩;ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウムなどのN−アシルスルホン酸塩;ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミンなどのアルキルベンゼンスルホン酸塩;テトラデセンスルホン酸ナトリウムなどのα−オレフィンスルホン酸塩;ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸二ナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリウムなどのN−アシルアミノ酸塩;POEラウリルエーテルリン酸などのPOEアルキルエーテルリン酸及びその塩等が挙げられる。
【0027】
また、パーマネントウェーブ用第1剤に含有される界面活性剤の量は、下限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して0.05重量%以上が好ましい。一方、上限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して10重量%以下が好ましい。というのも界面活性剤の含有量が多すぎても界面活性剤の効果、すなわち有効成分が毛髪へ浸透するのを助ける効果に関して飽和に達するからである。
【0028】
次に、G成分である両性ポリマーについて説明する。
パーマネントウェーブ用第1剤に含有される両性ポリマーとしては、N−メタクリロイルエチルN,N−ジメチルアンモニウムα−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸ブチル共重合体(市販名ユカフォーマーAM−75;三菱化学株式会社製)、アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル・アクリル酸オクチルアミド共重合体(市販名アンフォマー28−4910;ナショナルスターチ社製)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体(市販名マーコート280,295;カルゴン社製)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド・アクリル酸のターポリマー(市販名マーコートプラス3330,3331;カルゴン社製)、アクリル酸・アクリル酸メチル・塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム共重合体(市販名マーコート2001;カルゴン社製)等が挙げられる。なお、パーマネントウェーブ用第1剤としては、G成分として両性ポリマーを一種のみ含有するものであっても、二種以上含有するものであってもよい。
【0029】
また、パーマネントウェーブ用第1剤に含有される両性ポリマーの量は、下限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して0.05重量%以上が好ましく、0.1重量%以上がより好ましく、0.5重量%以上が最も好ましい。一方、上限についてはパーマネントウェーブ用第1剤の全重量に対して5重量%以下が好ましく、4重量%以下がより好ましく、3重量%以下が最も好ましい。というのも両性ポリマーの含有量が多すぎるとパーマネントウェーブ処理後の毛髪にごわつきが感じられることがあるからである。
【0030】
パーマネントウェーブ用第1剤は、以上説明したA〜G成分を水に混合させることによって調製される。こうして調製されるパーマネントウェーブ用第1剤のpHは7.5〜9.5が好ましい。
【0031】
本実施形態によって得られる効果について、以下に記載する。
・ 本実施形態によれば、パーマネントウェーブ用第1剤に含まれる植物由来のタンパク加水分解物又はその誘導体がパーマネントウェーブ処理時に毛髪に吸着されて毛髪を保護・補修するように働くことによって、パーマネントウェーブ処理時の毛髪の損傷を低減することができる。
【0032】
・ 本実施形態によれば、パーマネントウェーブ用第1剤にはパーマネントウェーブ処理時に毛髪を保護・補修する成分として、ケラチン加水分解物でなく、植物由来のタンパク加水分解物又はその誘導体が配合されている。植物由来のタンパク加水分解物又はその誘導体は、ケラチン加水分解物などの動物由来のタンパク加水分解物に比べて、毛髪に吸着したときにべたつきやごわつきの原因となる恐れが小さいので、パーマネントウェーブ処理後に毛髪の感触が悪化するのを抑制することができる。
【0033】
・ 本実施形態によれば、パーマネントウェーブ用第1剤に含まれるカチオン化デキストラン又はデキストラン硫酸ナトリウムの働きによって、パーマネントウェーブ処理後の毛髪の感触を良化することができる。
【0034】
・ 本実施形態によれば、パーマネントウェーブ用第1剤に含まれるアミノ変性シリコーンの働きによって、パーマネントウェーブ処理後の毛髪の感触を良化することができる。
【0035】
・ 本実施形態によれば、パーマネントウェーブ用第1剤に含まれる界面活性剤の働きによって、毛髪の損傷低減や感触良化にかかる有効成分の毛髪へ浸透性を向上させることできる。よって、毛髪の損傷低減や感触良化の効果を高めることができる。
【0036】
・ 本実施形態によれば、パーマネントウェーブ用第1剤に含まれる両性ポリマーの働きによって、パーマネントウェーブ処理後の毛髪の感触を良化することができる。
【0037】
なお、前記実施形態を次のように変更して構成することもできる。
・ 前記実施形態のパーマネントウェーブ用第1剤に含まれるE成分のアミノ変性シリコーンを省いて構成するようにしてもよい。
【0038】
・ 前記実施形態のパーマネントウェーブ用第1剤に、従来のパーマネントウェーブ用第1剤で一般的に使用されている各種の添加剤などを添加してもよい。すなわち、油脂類、高級アルコール類、炭化水素、カチオン性ポリマー、アニオン性ポリマー、非イオン性ポリマー、天然系増粘剤、保湿剤、抗菌剤、キレート剤、香料などを加えてもよい。
【0039】
【実施例】
次に、実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1〜4,、参考例1,2及び比較例1〜4の各例のパーマネントウェーブ用第1剤を下記表1(a)に示す組成でそれぞれ調製した。また、パーマネントウェーブ用第2剤は、臭素酸ナトリウムを8.0重量%、キサンタンガムを0.1重量%、クエン酸を適量(pHを6とする量)、精製水を残部混合して調製した。
【0040】
各例のパーマネントウェーブ用第1剤と前記パーマネントウェーブ用第2剤を組み合わせて使用して毛髪をパーマネントウェーブ処理したとき、パーマネントウェーブ処理後の毛髪の感触、ウェーブの弾力、ウェーブの均一性を以下の基準でもって官能評価した。その結果を表1(b)に示す。
【0041】
5:非常に良い、4:良い、3:普通、2:悪い、1:非常に悪い。
なお、パーマネントウェーブ処理される毛髪は、20代の日本人女性の化学的処理がなされていない毛髪から作製した毛束(30本一束、長さ15cm)である。パーマネントウェーブ処理するときには、その毛束を直径1cmのロッドに巻き付け、パーマネントウェーブ用第1剤を塗布して37℃で15分間放置し、次いでパーマネントウェーブ用第2剤を塗布して室温で15分放置した後、水洗して乾燥させた。
【0042】
【表1】

Figure 0004246947
表1に示すように、実施例1〜4,7はいずれも感触に関する評価が3以上であり、比較例1〜4に比べて優れる結果が得られた。また実施例1〜4,7は、ウェーブの弾力及び均一性に関する評価についてもいずれも3以上と良好な結果が得られた。
【0043】
なお、パーマネントウェーブ用第1剤がカチオン化デキストランを含有する実施例1と、カチオン化デキストランを含有しない比較例2及び4の結果を比較すると、カチオン化デキストランが感触の良化、並びにウェーブの弾力及び均一性の向上に寄与していることが示唆される。
【0044】
また、植物由来のタンパク加水分解物を含有する実施例1と、植物由来のタンパク加水分解物を含有しない比較例1及び3の結果を比較すると、植物由来のタンパク加水分解物も感触の良化、並びにウェーブの弾力及び均一性の向上に寄与していることが示唆される。
【0045】
さらには、パーマネントウェーブ用第1剤がアミノ変性シリコーンを含有する実施例1及び実施例3と、アミノ変性シリコーンを含有しない実施例4の結果を比較すると、アミノ変性シリコーンが感触の良化、並びにウェーブの弾力及び均一性の向上に寄与していることが示唆される。また、実施例1と実施例3との結果を比較すると、同じアミノ変性シリコーンでもアミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体の方が感触を良化させる効果が大きいことが示唆される。
【0046】
加えて、パーマネントウェーブ用第1剤が界面活性剤を含有する実施例1,2及び7と、界面活性剤を含有しない参考例2の結果を比較すると、界面活性剤も感触の良化、並びにウェーブの弾力及び均一性の向上に寄与していることが示唆される。
【0047】
また、パーマネントウェーブ用第1剤が両性ポリマーを含有する実施例1と、両性ポリマーを含有しない参考例1の結果を比較すると、両性ポリマーも感触の良化、並びにウェーブの弾力及び均一性の向上に寄与していることが示唆される。
【0048】
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ (E)アミノ変性シリコーンが、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体であることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のパーマネントウェーブ用第1剤。このようにすれば、パーマネントウェーブ処理後の毛髪の感触を特に良化することができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1から請求項に記載の発明によれば、パーマネントウェーブ処理時の毛髪の損傷を低減することができると同時に、処理後の毛髪の感触を良化することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a first agent for permanent wave.
[0002]
[Prior art]
In general, in the case of permanent wave treatment of hair, the SS bond of hair keratin is reduced and opened by the first permanent wave agent, and then the SS bond of hair keratin is oxidized and closed by the second agent of permanent wave. Let In this way, the wave previously formed on the hair using a rod or the like can be semi-permanently fixed.
[0003]
JP-A-61-183212 discloses a first agent for permanent wave containing cationized dextran or cationized cellulose and a keratin hydrolyzate. According to the first agent for permanent wave, permanent wave treatment can be performed while reducing hair damage by the hair repairing effect of the keratin hydrolyzate.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-mentioned first agent for permanent wave has the advantage that hair damage during permanent wave treatment can be reduced, but after permanent wave treatment due to stickiness and wrinkle caused by keratin hydrolyzate. There was a problem that the feel of hair was not excellent.
[0005]
The present invention has been made paying attention to the problems existing in the prior art as described above. The object is to provide a first permanent wave agent that can reduce hair damage during permanent wave treatment and at the same time improve the feel of the hair after treatment.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, a first aspect of the present invention, (A) a reducing agent, (B) an alkali agent, (C) a 0.01 wt% cationized dextran and 0.8% by weight Hereinafter, (D) a plant-derived protein hydrolyzate or derivative thereof, (F) one or more surfactants selected from amphoteric surfactants and anionic surfactants, and (G) an amphoteric polymer. The gist.
[0007]
The gist of the second aspect of the invention is that the first agent for permanent wave of the first aspect further comprises (E) an amino-modified silicone.
The invention described in claim 3 is the first permanent wave agent according to claim 2, wherein the (E) amino-modified silicone is an aminoethylaminopropylsiloxane / dimethylsiloxane copolymer, aminoethylaminopropylmethylsiloxane. -It is at least 1 type chosen from a dimethylsiloxane copolymer.
Invention of Claim 4 contains the palm oil fatty-acid amide propyl betaine as said (F) amphoteric surfactant in the 1st agent for permanent waves as described in any one of Claims 1-3. This is the gist.
[0008]
Invention according to claim 5, in the first agent for permanent wave according to any one of claims 1 to 4, further wherein (G) dimethyldiallylammonium chloride-acrylamide-acrylic acid amphoteric polymers It is a summary to contain the terpolymer of .
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments embodying the present invention will be described.
The first permanent wave agent of the present embodiment includes (A) a reducing agent, (B) an alkaline agent, (C) at least one of cationized dextran and sodium dextran sulfate, and (D) plant-derived protein hydrolysis. Or an derivative thereof, (E) amino-modified silicone, (F) one or more surfactants selected from amphoteric surfactants and anionic surfactants, and (G) amphoteric polymers.
[0010]
In the present specification, the “permanent wave first agent” is responsible for the reductive opening of the S—S bond in an agent that semipermanently deforms the hair based on the opening and closing of the SS bond of hair keratin. Refers to the first agent. That is, the “first permanent wave agent” includes the first permanent wave agent for forming waves on the hair, as well as the first straightening agent for correcting curly hair and eyelashes. Agents are also included.
[0011]
The first permanent wave agent is used in a cold or warm manner when it is the first permanent wave agent, and cold or warm when it is the first hair straightener. Used in formula usage, or usage with high-temperature hair irons.
[0012]
Of the components contained in the first permanent wave agent, first, the reducing agent as the A component will be described.
The reducing agent contained in the first permanent wave agent includes: thioglycolic acid; thioglycolates such as ammonium thioglycolate, sodium thioglycolate, monoethanolamine thioglycolate; thioglycols such as glycerin thioglycolate Esters of acids; cysteine; cysteine salts such as cysteine hydrochloride, N-acetyl-L-cysteine; mercapto compounds such as thioglycerol, thiolactic acid, thiomalic acid, cysteamine; sulfites; sulfites such as ammonium sulfite and sodium sulfite; Examples thereof include bisulfites such as ammonium hydrogen and sodium bisulfite; thiosulfuric acid; thiosulfates such as sodium thiosulfate and the like. In addition, as a 1st agent for permanent waves, even if it contains only 1 type of reducing agents as A component, it may contain 2 or more types.
[0013]
The amount of the reducing agent contained in the first permanent wave agent is preferably 0.01% by weight or more and more preferably 1% by weight or more with respect to the total weight of the first permanent wave agent. This is because if the content of the reducing agent is too small, there is a risk that sufficient waves cannot be formed in hair (or curly hair cannot be sufficiently corrected). On the other hand, the upper limit is preferably 15% by weight or less, more preferably 10% by weight or less, based on the total weight of the first agent for permanent wave. This is because if the content of the reducing agent is too large, hair may be damaged by excessive reduction.
[0014]
Next, the alkaline agent that is the component B will be described.
The alkaline agent contained in the first permanent wave agent is ammonia; alkanolamines such as monoethanolamine, diethanolamine, and triethanolamine; 2-amino-2-methyl-propanol, 2-amino-2-methyl- Organic amines such as propanediol, isopropanolamine, diisopropanolamine, guanidine carbonate, guanidine hydrochloride and guanidine sulfate; basic amino acids such as arginine and lysine; inorganic alkalis such as sodium hydroxide, potassium hydroxide and lithium hydroxide Can be mentioned. In addition, as a 1st agent for permanent waves, even if it contains only 1 type of alkaline agents as B component, it may contain 2 or more types.
[0015]
The amount of the alkaline agent contained in the first permanent wave agent is preferably 0.01% by weight or more with respect to the total weight of the first agent for permanent wave. On the other hand, the upper limit is preferably 15% by weight or less based on the total weight of the first agent for permanent wave. This is because if the content of the alkaline agent is too large, the risk of causing hair damage by the alkaline agent increases.
[0016]
Next, the cationized dextran and dextran sulfate sodium which are C components are demonstrated.
The first agent for permanent wave contains at least one of cationized dextran and sodium dextran sulfate as the C component.
[0017]
The amount of the C component contained in the permanent wave first agent is preferably 0.01% by weight or more, more preferably 0.05% by weight or more, with respect to the total weight of the permanent wave first agent, 0.1% by weight or more is most preferable. On the other hand, the upper limit is preferably 1% by weight or less, more preferably 0.8% by weight or less, and most preferably 0.5% by weight or less based on the total weight of the first agent for permanent wave. This is because if the C component content is too high, the hair after permanent wave treatment may feel stiff.
[0018]
Next, the plant-derived protein hydrolyzate and its derivative, which are D components, will be described.
The first agent for permanent wave contains a plant-derived protein hydrolyzate or derivative thereof as a D component.
[0019]
D component contained in the first permanent wave agent includes hydrolysates such as soy protein, almond protein, wheat protein, rice (rice bran) protein, corn protein, and potato protein; these protein hydrolysates are trimethylammonium. Derivatives cationized with salts, higher alkyl quaternary ammonium salts, etc .; N-acylated derivatives, alkyl ester derivatives, silylated derivatives, etc. of these protein hydrolysates. Note that the first permanent wave agent contains two or more types as D component even if it contains only one type selected from plant-derived protein hydrolysates and derivatives thereof as D component. May be.
[0020]
Incidentally, plant-derived protein hydrolysates and derivatives thereof include Promois WS, Promois WG (manufactured by Seiwa Kasei Co., Ltd.), GLUADIN W20 (manufactured by Henkel), Tritisol, Clopeptide W, Hydromond, Hydrotri Commercial products such as TICAM WQ (manufactured by Croda) may be used.
[0021]
Further, the amount of the D component contained in the first permanent wave agent is preferably 0.01% by weight or more with respect to the total weight of the first agent for permanent wave. On the other hand, the upper limit is preferably 5% by weight or less based on the total weight of the first agent for permanent wave. This is because if the content of the D component is too large, the hair after permanent wave treatment may feel stiff.
[0022]
Next, the amino-modified silicone that is the E component will be described.
Examples of the amino-modified silicone contained in the permanent wave first agent include aminoethylaminopropylsiloxane / dimethylsiloxane copolymer and aminoethylaminopropylmethylsiloxane / dimethylsiloxane copolymer. Among these, aminoethylaminopropylmethylsiloxane / dimethylsiloxane copolymer is preferable. This is because, when an aminoethylaminopropylmethylsiloxane / dimethylsiloxane copolymer is added to the first permanent wave agent, the feel of the hair after the permanent wave treatment can be particularly improved. In addition, as a 1st agent for permanent waves, even if it contains only 1 type of amino modified silicone as an E component, it may contain 2 or more types.
[0023]
The amount of the amino-modified silicone contained in the first permanent wave agent is preferably 0.1% by weight or more, and more preferably 0.5% by weight or more with respect to the total weight of the first agent for permanent wave. More preferred is 1% by weight or more. On the other hand, the upper limit is preferably 5% by weight or less, more preferably 4% by weight or less, and most preferably 3% by weight or less based on the total weight of the first agent for permanent wave. This is because if the content of the amino-modified silicone is too large, the hair after permanent wave treatment may feel sticky.
[0024]
Next, the surfactant that is the F component will be described.
The first agent for permanent wave contains one or more surfactants selected from amphoteric surfactants and anionic surfactants as the F component.
[0025]
Examples of the amphoteric surfactant include 2-undecyl-N, N, N- (hydroxyethylcarboxymethyl) -2-imidazoline sodium, 2-cocoyl-2-imidazolinium hydroxide-1-carboxyethyloxy disodium salt Imidazoline-based amphoteric surfactants such as 2-heptadecyl-N-carboxymethyl-N-hydroxyethylimidazolinium betaine; lauryldimethylaminoacetic acid betaine, cocoamidopropyl betaine, oleamidopropyl betaine, lauramidopropyl betaine, cocobetaine And betaine amphoteric surfactants such as oleyl betaine, lauryl betaine, cetyl betaine, sulfobetaine, and coconut oil fatty acid amidopropyl betaine.
[0026]
On the other hand, examples of the anionic surfactant include sodium lauryl sulfate, triethanolamine lauryl sulfate, ammonium lauryl sulfate, sodium cetyl sulfate, sodium stearyl sulfate, and potassium lauryl sulfate; polyoxyethylene (hereinafter referred to as “POE”). Polyoxyethylene such as sodium lauryl ether sulfate, POE lauryl ether sulfate triethanolamine, POE lauryl ether ammonium sulfate, POE alkyl ether sodium sulfate, POE alkyl ether sulfate triethanolamine, POE alkyl ether ammonium sulfate, POE nonylphenyl ether sodium sulfate Alkyl / alkyl allyl ether sulfate; sodium sulfosuccinate, lauryl sulfosuccinate dinatri , Sulfosuccinates such as disodium POE sulfosuccinate, disodium lauryl POE sulfosuccinate, disodium sulfosuccinate POE lauroyl ethanolamide ester, undecylenoylamide ethylsulfosuccinate; palm oil fatty acid methyl taurine sodium, lauroyl methyl taurine N-acyl sulfonates such as sodium; alkyl benzene sulfonates such as dodecylbenzene sulfonate triethanolamine; α-olefin sulfonates such as sodium tetradecene sulfonate; sodium lauroyl sarcosine, sodium N-lauroyl-L-glutamate N-acylamino such as N-stearoyl-L-glutamate disodium, N-myristoyl-L-glutamate sodium Acid salts; POE alkyl ether phosphoric acid such as POE lauryl ether phosphoric acid and salts thereof.
[0027]
In addition, the amount of the surfactant contained in the first permanent wave agent is preferably 0.05% by weight or more with respect to the total weight of the first agent for permanent wave. On the other hand, the upper limit is preferably 10% by weight or less based on the total weight of the first agent for permanent wave. This is because even if the content of the surfactant is too high, saturation is reached with respect to the effect of the surfactant, that is, the effect of helping the active ingredient to penetrate into the hair.
[0028]
Next, the amphoteric polymer as the G component will be described.
As the amphoteric polymer contained in the first permanent wave agent, N-methacryloylethyl N, N-dimethylammonium α-N-methylcarboxybetaine / butyl methacrylate copolymer (commercial name Yukaformer AM-75; Mitsubishi Chemical Corporation) Company-made), hydroxypropyl acrylate / butylaminoethyl methacrylate / octylamide acrylate copolymer (commercial name Amphomer 28-4910; manufactured by National Starch Co., Ltd.), dimethyldiallylammonium chloride / acrylic acid copolymer (commercial name MERCOAT) 280,295; manufactured by Calgon), terpolymer of dimethyldiallylammonium chloride / acrylamide / acrylic acid (commercial name: Marquat Plus 3330, 3331; manufactured by Calgon), acrylic acid / methyl acrylate / methacrylic chloride Bromide trimethylammonium copolymer (trade name Merquat 2001, manufactured by Calgon Corporation). In addition, as a 1st agent for permanent waves, even if it contains only 1 type of amphoteric polymer as G component, it may contain 2 or more types.
[0029]
The amount of amphoteric polymer contained in the first permanent wave agent is preferably 0.05% by weight or more, more preferably 0.1% by weight or more, based on the total weight of the first permanent wave agent. Preferably, 0.5% by weight or more is most preferable. On the other hand, the upper limit is preferably 5% by weight or less, more preferably 4% by weight or less, and most preferably 3% by weight or less based on the total weight of the first agent for permanent wave. This is because if the content of the amphoteric polymer is too large, the hair after permanent wave treatment may feel stiff.
[0030]
The first agent for permanent wave is prepared by mixing the components A to G described above with water. The pH of the first agent for permanent wave thus prepared is preferably 7.5 to 9.5.
[0031]
The effects obtained by this embodiment will be described below.
-According to this embodiment, the plant-derived protein hydrolyzate or derivative thereof contained in the first permanent wave agent is adsorbed to the hair during the permanent wave treatment and acts to protect and repair the hair, thereby allowing the permanent Hair damage during wave treatment can be reduced.
[0032]
-According to this embodiment, the first agent for permanent wave contains not a keratin hydrolyzate but a plant-derived protein hydrolyzate or a derivative thereof as a component for protecting and repairing hair during permanent wave treatment. Yes. Plant-derived protein hydrolysates or their derivatives are less likely to cause stickiness and stiffness when adsorbed to hair compared to animal-derived protein hydrolysates such as keratin hydrolysates. It is possible to suppress later deterioration of the feel of the hair.
[0033]
-According to this embodiment, the touch of the hair after a permanent wave process can be improved by the effect | action of the cationized dextran or sodium dextran sulfate contained in the 1st agent for permanent waves.
[0034]
-According to this embodiment, the touch of the hair after a permanent wave process can be improved by the effect | action of the amino modified silicone contained in the 1st agent for permanent waves.
[0035]
-According to the present embodiment, the action of the surfactant contained in the first agent for permanent wave can improve the permeability of the active ingredient for reducing hair damage and improving touch to the hair. Therefore, the effect of reducing hair damage and improving touch can be enhanced.
[0036]
-According to this embodiment, the touch of the hair after permanent wave processing can be improved by the action of the amphoteric polymer contained in the first agent for permanent wave.
[0037]
In addition, the said embodiment can also be changed and comprised as follows.
- it may be configured by omitting the amino-modified silicone down the E component contained in the first agent for permanent wave of the embodiment.
[0038]
-Various additives generally used in the conventional first permanent wave agent may be added to the first permanent wave agent of the embodiment. That is, fats and oils, higher alcohols, hydrocarbons, cationic polymers, anionic polymers, nonionic polymers, natural thickeners, humectants, antibacterial agents, chelating agents, fragrances, and the like may be added.
[0039]
【Example】
Next, the present invention will be described more specifically with reference to examples and comparative examples.
The 1st agent for permanent wave of each example of Examples 1-4 , 7 and Reference Examples 1 and 2 and Comparative Examples 1-4 was prepared with the composition shown in the following Table 1 (a), respectively. In addition, the second agent for permanent wave was prepared by mixing 8.0% by weight of sodium bromate, 0.1% by weight of xanthan gum, an appropriate amount of citric acid (an amount with a pH of 6), and the remainder of purified water. .
[0040]
When the permanent wave treatment is performed using a combination of the first permanent wave agent and the second permanent wave agent in each case, the hair feel, wave elasticity, and wave uniformity after the permanent wave treatment are as follows: Sensory evaluation was performed based on the above criteria. The results are shown in Table 1 (b).
[0041]
5: Very good, 4: Good, 3: Normal, 2: Bad, 1: Very bad.
In addition, the hair to be subjected to the permanent wave treatment is a hair bundle (one bundle of 30 pieces, 15 cm in length) produced from hair that has not been chemically treated by a Japanese woman in her 20s. When the permanent wave treatment is performed, the hair bundle is wound around a rod having a diameter of 1 cm, the first permanent wave agent is applied and allowed to stand at 37 ° C. for 15 minutes, and then the second permanent wave agent is applied for 15 minutes at room temperature. After leaving it to stand, it was washed with water and dried.
[0042]
[Table 1]
Figure 0004246947
As shown in Table 1, each of Examples 1 to 4 and 7 had a feel evaluation of 3 or more, and excellent results were obtained as compared with Comparative Examples 1 to 4. In Examples 1 to 4 and 7, good results of 3 or more were obtained for the evaluation of wave elasticity and uniformity.
[0043]
In addition, comparing the results of Example 1 in which the first agent for permanent wave contains cationized dextran and the results of Comparative Examples 2 and 4 that do not contain cationized dextran, cationized dextran has improved feeling and wave elasticity. It is suggested that it contributes to improvement of uniformity.
[0044]
Moreover, when the result of Example 1 containing a plant-derived protein hydrolyzate and the results of Comparative Examples 1 and 3 not containing a plant-derived protein hydrolyzate are compared, the plant-derived protein hydrolyzate is also improved in touch. , As well as improving the elasticity and uniformity of the wave.
[0045]
Furthermore, when the results of Example 1 and Example 3 in which the first agent for permanent wave contains amino-modified silicone and the result of Example 4 that does not contain amino-modified silicone are compared, the amino-modified silicone improves the feel and It is suggested that it contributes to the improvement of the elasticity and uniformity of the wave. Further, comparing the results of Example 1 and Example 3, it is suggested that aminoethylaminopropylmethylsiloxane / dimethylsiloxane copolymer is more effective in improving the feel even with the same amino-modified silicone.
[0046]
In addition, comparing the results of Examples 1, 2, and 7 in which the first agent for permanent wave contains a surfactant and Reference Example 2 that does not contain a surfactant, the surfactant also has improved feel and It is suggested that it contributes to the improvement of the elasticity and uniformity of the wave.
[0047]
Moreover, when the result of Example 1 in which the first agent for permanent wave contains an amphoteric polymer is compared with the result of Reference Example 1 that does not contain an amphoteric polymer, the amphoteric polymer also improves the feel and improves the elasticity and uniformity of the wave. It is suggested that it contributes to.
[0048]
Next, the technical idea that can be grasped from the embodiment will be described below.
The (E) amino-modified silicone is an aminoethylaminopropylmethylsiloxane / dimethylsiloxane copolymer, the first agent for permanent wave according to any one of claims 2 to 4. In this way, it is possible to particularly improve the feel of the hair after the permanent wave treatment.
[0049]
【The invention's effect】
Since this invention is comprised as mentioned above, there exist the following effects.
According to the first to fifth aspects of the invention, hair damage during permanent wave treatment can be reduced, and at the same time, the feel of the hair after treatment can be improved.

Claims (5)

(A)還元剤、(B)アルカリ剤、(C)カチオン化デキストランを0.01重量%以上且つ0.8重量%以下、(D)植物由来のタンパク加水分解物又はその誘導体、(F)両性界面活性剤及びアニオン性界面活性剤から選ばれる一種以上の界面活性剤、並びに(G)両性ポリマーを含有することを特徴とするパーマネントウェーブ用第1剤。(A) a reducing agent, (B) an alkali agent, (C) a 0.01 wt% cationized dextran and 0.8% by weight or less, (D) protein hydrolyzate or a derivative thereof derived from a plant, (F 1) One or more surfactants selected from amphoteric surfactants and anionic surfactants, and (G) an amphoteric polymer first agent for permanent waves. さらに、(E)アミノ変性シリコーンを含有することを特徴とする請求項1に記載のパーマネントウェーブ用第1剤。  Furthermore, (E) amino modified silicone is contained, The 1st agent for permanent waves of Claim 1 characterized by the above-mentioned. 前記(E)アミノ変性シリコーンは、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体から選ばれる少なくとも一種である請求項2に記載のパーマネントウェーブ用第1剤。  3. The permanent wave-use silicone according to claim 2, wherein the (E) amino-modified silicone is at least one selected from aminoethylaminopropylsiloxane / dimethylsiloxane copolymer and aminoethylaminopropylmethylsiloxane / dimethylsiloxane copolymer. 1 agent. 前記(F)両性界面活性剤としてヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインを含有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のパーマネントウェーブ用第1剤。The first agent for permanent wave according to any one of claims 1 to 3, wherein the amphoteric surfactant (F) contains coconut oil fatty acid amidopropyl betaine. 前記(G)両性ポリマーとして塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド・アクリル酸のターポリマーを含有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のパーマネントウェーブ用第1剤。5. The permanent wave first agent according to claim 1, wherein the amphoteric polymer contains a terpolymer of dimethyldiallylammonium chloride, acrylamide, and acrylic acid as the amphoteric polymer.
JP2002025086A 2002-02-01 2002-02-01 First agent for permanent wave Expired - Fee Related JP4246947B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002025086A JP4246947B2 (en) 2002-02-01 2002-02-01 First agent for permanent wave

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002025086A JP4246947B2 (en) 2002-02-01 2002-02-01 First agent for permanent wave

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003226623A JP2003226623A (en) 2003-08-12
JP4246947B2 true JP4246947B2 (en) 2009-04-02

Family

ID=27747351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002025086A Expired - Fee Related JP4246947B2 (en) 2002-02-01 2002-02-01 First agent for permanent wave

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4246947B2 (en)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4896414B2 (en) * 2005-02-28 2012-03-14 株式会社アリミノ Hair quality improver

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003226623A (en) 2003-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
BR112015020478B1 (en) process for semi-permanent hair straightening
JP5947340B2 (en) Hair treatment agent
US11439575B2 (en) Hair cosmetic compositions containing thiol-based compounds and methods for cleansing and treating hair
JP2004018509A (en) Composition for hair treatment
JPH0296512A (en) First agent for permanent wave setting
JP5033488B2 (en) 1st hair shape control agent
JPH0253714A (en) First solution for permanent wave treatment
JP2008255029A (en) Hair deforming agent
WO2005117815A1 (en) Hair style control agent
JP4246947B2 (en) First agent for permanent wave
JP3718476B2 (en) Two-bath type permanent wave treatment agent, two-bath type permanent wave agent and two-bath type permanent wave treatment method
JP3092735B2 (en) Hair treatment agent
JP3628981B2 (en) First agent composition, permanent wave agent and method of using the same
JP2004149478A (en) Hair reshaping treatment preparation, hair reshaping treatment setting preparation and method for hair reshaping treatment
JP2925705B2 (en) 1st agent for permanent wave
JPH04139115A (en) Shampoo
JP3092822B2 (en) shampoo
JP2011084582A (en) Hair transformation agent (design forming), hair softening agent and penetrating agent for hair of low cysteamine concentration, and a hair treating method using these agents
JP3526219B2 (en) Composition for permanent wave
JP6522571B2 (en) Hair treatment agent and hair penetration enhancer
JP2021038162A (en) Hair washing agent, hair cosmetic set, treatment method of shampoo/treatment, and treatment method of acid/heat treatment
JP2019059796A (en) Hair treatment agent and hair permeation promoter
JP3092677B2 (en) 1st agent for permanent wave
JP3958896B2 (en) Permanent wave second agent composition and its treatment method
JPH0578223A (en) Shampoo

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050810

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051107

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20051111

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060825

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150116

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees