JP4245865B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して、相互にファイルの利用が可能な情報処理装置および情報処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像情報や音声情報をはじめとする各種の情報がデジタル化され、それらの情報をランダムアクセス性に優れたディスク媒体に記録する装置が商品化されている。
【0003】
また、ネットワークが普及しつつあり、情報のデジタル化にあわせて、そのネットワークに接続されている複数の機器間において、相互にデータ(デジタル情報)の授受が行われるようになっている。
【0004】
ところで、このように相互に利用されるデータの中には、その著作権を保護すべき情報が含まれていることがある。このような情報が不正にコピーなされないようにするために、ネットワークに接続され、相互にデータを利用することのある情報処理装置には、不正にコピーがなされないような装置が組み込まれている。
【0005】
例えば、特開平10−301492号公報には、不正にコピーがなされないように、データに暗号化・復号化処理を施す情報処理システムが記載されている。
【0006】
上記公報に記載の情報処理システムは、複数の情報処理装置がネットワークを介して接続されている。各情報処理装置は、ファイル(データ)を記憶するための記憶装置を備えている。また、記憶装置は、各情報処理装置間で共有されており、情報処理装置に記憶されているファイルはネットワーク内で相互に利用することができる。
【0007】
これらの情報処理装置では、ネットワークに接続された他の情報処理装置にデータを送信する際、著作権保護が必要なファイルについては、ファイルのコピーができないように暗号化処理を施す。
【0008】
また、上記情報処理装置は、ファイルの暗号化・復号化処理を、物理層およびアプリケーション層で行う。
【0009】
物理層においては、各装置に備えられたLANインターフェースが、機器の認証、暗号化、復号化の機能を備えている。即ち、まず、ファイルの送信に先立って、ファイルを送信する装置間で認証を行う。認証の結果、送信先(受信側)の装置が不正コピーを行わない装置であることが確認されると、ファイルの送信を行う。
【0010】
このとき、所定の手順により得られた暗号化鍵情報を用いて、暗号化処理されたファイルを送信し、受信側では復号化処理を行う。
【0011】
また、パソコンなどのような、物理層とアプリケーション層とのつながりが希薄な装置においては、不正なコピーツールソフトを用いてコピーが行われる虞があるため、アプリケーション層でもファイルの暗号化・復号化処理を行う。
【0012】
このようにネットワーク内で相互にファイルの共有をする場合、著作権保護が必要なファイルについては、暗号化した状態でファイルの送信が行われる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、どのように高度な暗号技術を用いても、暗号を用いる場合、暗号は解読されてしまう虞がある。そして、一旦、暗号が解読されてしまうと、不正なコピーツールソフトが作られ、ファイルが不正にコピーされることになる。
【0014】
よって、ファイルの不正コピーを防止するためには、暗号化処理だけでなく、複数の手法を組み合わせることが重要となる。
【0015】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、不正コピーをより確実に防止することができる情報処理装置および情報処理方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、上記の課題を解決するために、ネットワークを介して接続された受信装置にファイルを送信する情報処理装置において、上記ネットワークにおいて許可される上記ファイルの利用に関するファイル情報に基づいて、転送レートを制御する制御手段を備えることを特徴としている。
【0017】
上記の構成によれば、例えば、一切の利用を禁止する「利用禁止」、再生のみ可能な「再生のみ可」、コピー可能な「コピー可」といったファイル情報に基づいて、転送レートを制御することができる。
【0018】
従って、転送レートを小さく設定することにより、ファイルをコピーするのにかかる時間を長くすることができる。この結果、暗号化処理されたファイルに対して暗号が解読されたとしても、不正コピーを抑制することができる。即ち、暗号化処理とあわせて用いることにより、不正コピーをより確実に防止することができる。
【0019】
上記の情報処理装置は、ファイル情報が、ファイルがコピー可能か否かを示す情報を含むことが好ましい。
【0020】
上記の構成によれば、著作権保護が必要であり、ファイルのコピーが不可の場合に、転送レートを制御して制限することができる。
【0021】
上記の情報処理装置は、ファイル情報が、ファイルが再生可能か否かを示す情報を含むことが好ましい。
【0022】
上記の構成によれば、ファイルがコピーも再生も不可である場合には、利用禁止として受信装置にファイルを送信しないようにすることができる。
【0023】
また、ファイルが、コピーは不可であり、かつ、再生は可能である場合には、転送レートを、ファイルの再生に最低限必要な値に制限することができる。
【0024】
従って、著作権保護のためのファイル情報に応じて転送レートを制御することができ、不正コピーを防止することができる。
【0025】
上記の情報処理装置は、制御手段が、ファイル情報を、接続された情報処理装置外部のデータベースから取得することが好ましい。
【0026】
上記の構成によれば、例えば、ネットワークでの利用を前提に考えられていないCDなど、ファイル情報が付与されていない媒体に記憶されているファイルであっても、外部のデータベースからそのファイル情報を取得することにより、不正コピーを防止することができる。
【0027】
上記の情報処理装置は、ファイルごとのファイル情報を記憶し、情報処理装置本体に対して着脱可能に構成されている記憶手段を備え、制御手段は、記憶手段からファイル情報を取得することが好ましい。
【0028】
上記の構成によれば、例えば、メモリーカードなどの記憶手段(可換型メモリ)にファイル情報が記憶されていることにより、小売店などで記憶手段にコピー権を記録するようにすれば、外部のデータベースに接続できないユーザでもコピー権を購入することができる。
【0029】
上記の情報処理装置は、ファイル情報が、ファイルを利用するユーザごとに設定されていることが好ましい。
【0030】
上記の構成によれば、同一のファイルであっても、コピー権を購入したユーザにだけコピーを許可することができる。
【0031】
本発明の情報処理方法は、ネットワークを介して接続された受信装置にファイルを送信する情報処理装置の情報処理方法において、上記ネットワークにおいて許可されるファイルの利用に関するファイル情報を取得するファイル情報取得処理と、上記取得したファイル情報に基づいて、上記ファイルを送信するときの転送レートを決定する転送レート決定処理と、上記決定した転送レートで上記ファイルを送信するファイル送信処理とを有することを特徴としている。
【0032】
上記の構成によれば、ファイル情報に基づいて、転送レートを制御することができる。
【0033】
従って、著作権保護の必要なファイルについては転送レートを小さく設定することにより、ファイルをコピーするのにかかる時間を長くすることができる。この結果、暗号化処理されたファイルに対して暗号が解読されたとしても、不正コピーを抑制することができる。即ち、暗号化処理とあわせて用いることにより、不正コピーをより確実に防止することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図1および図2に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0035】
図1は、本実施の形態に係る情報処理装置がネットワークを介して複数接続された情報処理システムの要部の構成を示す。同図に示すように、本情報処理システムは、バス(通信媒体、ネットワーク)6を介して、ビデオレコーダ(情報処理装置)1、パソコン(情報処理装置)2、ディスプレイ装置(情報処理装置)3、および、ホームサーバ(情報処理装置)4が接続されている。
【0036】
バス6は、ビデオレコーダ1、パソコン2、ディスプレイ装置3、および、ホームサーバ4などの情報処理装置をネットワーク接続するものであれば特に限定されるものではなく、例えば、Ethernetなどの有線方式や、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11bなどの無線方式を用いることができる。バス6としては、転送レートやネットワーク接続されている各装置の設置場所などの条件を考慮して適宜選択すれば良い。なお、有線方式と無線方式とを組み合わせて用いてもかまわない。
【0037】
ビデオレコーダ1は、テレビ放送などの動画情報を圧縮処理して、内蔵されたハードディスク装置15などに記憶する装置である。
【0038】
ビデオレコーダ1は、内部バスに接続された、コントローラ11、LAN(Local Area Network)インターフェース12、ユーザインターフェース13、ビデオインターフェース14、ハードディスク装置15、および、ENC/DEC16を備える。また、ビデオレコーダ1は、ENC/DEC16に接続されたチューナ17を備える。
【0039】
コントローラ11は各ブロック(インターフェース12、ユーザインターフェース13、ビデオインターフェース14、ハードディスク装置15、ENC/DEC16)からの情報を収集し、各ブロックの制御を行う。
【0040】
LANインターフェース12は、ビデオレコーダ1とバス6とを接続するためのものであり、信号やプロトコルをバス6に適合したものに変換する。また、LANインターフェース12は、バス6を介して伝送されるデータに暗号化処理および復号化処理を施す。
【0041】
チューナ17は、テレビ放送を受信するためのものである。
【0042】
ハードディスク装置15は、記憶装置であり、例えば、データをファイルにして保存する。
【0043】
ENC/DEC16は、動画情報を所定の圧縮方式で圧縮または伸張処理するものである。
【0044】
動画情報の記録時には、ENC/DEC16への入力信号は、チューナ17や図示しない外部入力端子から、アナログまたはデジタル信号として与えられる。ENC/DEC16で圧縮処理されたデータは、ハードディスク装置15に転送され、ファイルとして保存(記憶)される。
【0045】
また、動画情報の再生時には、圧縮処理されたデータのファイルは、ハードディスク装置15から読み出され、ENC/DEC16に転送されて伸張処理が施される。
【0046】
ビデオインターフェース14には、ENC/DEC16において伸張処理された動画情報が送られる。ビデオインターフェース14は、送られてきた伸張処理された動画情報を、接続されているテレビ5に適合した信号形式に変換する。
【0047】
ユーザインターフェース13は、リモコンや操作ボタンなどから入力されたユーザの操作をコントローラ11に伝達したり、また、コントローラ11からの情報を表示したりするためのものである。
【0048】
なお、ENC/DEC16では、動画情報だけでなく静止画情報の圧縮・伸張処理ができるようにしてもよい。
【0049】
パソコン(パーソナルコンピュータ)2には、図示しないハードディスク装置や光ディスク装置などの記憶装置が内蔵、または、外部接続されている。
【0050】
パソコン2は、実行するソフトウェアに応じて各種の情報処理ができる装置である。主な処理内容としては、ホームページ閲覧、電子メール、文書作成、印刷、表計算、画像処理、動画再生、音声再生などが挙げられる。
【0051】
また、パソコン2は、拡張ボードによりその機能を追加あるいは変更することができる。例えば、パソコン2に、チューナ/ビデオキャプチャボードを追加することにより、テレビ放送を見たり、動画情報を圧縮処理したりすることができるようになる。この場合、ビデオレコーダ1とほぼ同様な機能を実現することができる。
【0052】
ホームサーバ4は、ビデオレコーダ1で作成した動画情報やパソコン2で作成した各種の情報などを、ファイルとして保存するための装置であり、かつ、ネットワーク内の各情報処理装置におけるファイルを管理するためのファイル管理情報を保存するための装置である。即ち、ホームサーバ4は、ファイルサーバとしての機能と、管理情報サーバとしての機能を有する。
【0053】
ホームサーバ4は、内部バスに接続された、コントローラ41、LANインターフェース42、ユーザインターフェース43、および、ハードディスク装置45を備える。
【0054】
コントローラ41は各ブロック(LANインターフェース42、ユーザインターフェース43、ハードディスク装置45)からの情報を収集し、各ブロックの制御を行う。
【0055】
LANインターフェース42は、ホームサーバ4とバス6とを接続するためのものであり、信号やプロトコルをバス6に適合したものに変換する。また、LANインターフェース42は、バス6を介して伝送されるデータに暗号化処理および復号化処理を施す。
【0056】
ハードディスク装置45は、各種の情報を保存するための記憶装置である。
【0057】
ユーザインターフェース43は、リモコンや操作ボタンなどから入力されたユーザの操作をコントローラ41に伝達したり、また、コントローラ41からの情報を表示したりするためのものである。
【0058】
なお、データを記憶する記憶装置としては、ハードディスク装置15・45を用いることに限定されるものではなく、例えば、光ディスク(記録媒体)にデータを記憶させる光ディスク装置などを用いてもかまわない。
【0059】
また、ユーザインターフェース43については、ホームサーバ4に対する各種の操作をネットワーク経由で行うようにすることも可能であり、この場合、操作のためのハードウェアを省略することができる。
【0060】
ディスプレイ装置3は、動画情報や静止画情報などを画像として表示する装置であり、内部バスに接続された、コントローラ31、LANインターフェース32、ユーザインターフェース33、および、デコーダ38を備える。また、ディスプレイ装置3は、デコーダ38に接続され、画像を表示するディスプレイ39を備える。
【0061】
コントローラ31は各ブロック(LANインターフェース32、ユーザインターフェース33、デコーダ38)からの情報を収集し、各ブロックの制御を行う。
【0062】
LANインターフェース32は、ディスプレイ装置3とバス6とを接続するためのものであり、信号やプロトコルをバス6に適合したものに変換する。また、LANインターフェース32は、バス6を介して伝送されるデータに暗号化処理および復号化処理を施す。
【0063】
デコーダ38は、圧縮データファイルを伸張処理するものである。例えば動画情報の再生時には、バス6を介して、圧縮データファイルが読み出され、デコーダ38に転送されて伸張処理が行われる。伸張処理が施された動画情報は、デコーダに接続されたディスプレイ39に表示される。
【0064】
この圧縮データファイルを読み出す対象の装置としては、記憶装置を備えた装置であればどれでもよい。例えば、ビデオレコーダ1、パソコン2、あるいは、ホームサーバ4のいずれからでも圧縮データファイルを読み出すことができる。
【0065】
ユーザインターフェース33は、リモコンや操作ボタンなどから入力されたユーザの操作をコントローラ31に伝達したり、また、コントローラ31からの情報を表示したりするためのものである。
【0066】
なお、デコーダ38は、ハードウェアにおいて実現することに限定されるものではなく、ソフトウェアで実現することもできる。
【0067】
また、ディスプレイ装置3では、ディスプレイ39を用いて、動画情報や静止画情報だけでなく、ホームページの閲覧なども可能である。これらをディスプレイ39上に表示するための表示処理は、コントローラ31のソフトウェアにより実現することができる。
【0068】
このように、記憶装置を備えた複数の情報処理装置がネットワーク接続された情報処理システムにおいては、それらの記憶装置(パソコン2における記憶装置、ハードディスク装置15・45)を共有することができる。即ち、各記憶装置に記憶されているファイルは、情報処理装置間で相互に利用(例えば、閲覧や移動など)することができる。このファイル共有のためのファイルシステムとしては、例えば、NFS(Network File System)などが挙げられる。
【0069】
例えば、ある情報処理装置の記憶装置に記憶されているファイルを、別の情報処理装置で利用する場合、当該ファイルが記憶されている情報処理装置から、ファイルを利用したい情報処理装置に、ファイルが送信される。
【0070】
このとき、送信されるファイルが著作権保護の必要のあるものであると、送信の際、ファイルは不正にコピーされないように暗号化処理される。そして、この暗号化処理されたファイルは、そのファイルを受信した情報処理装置において、復号化処理される。
【0071】
ここで、ファイルの送信の際の暗号化・復号化処理、および、本実施の形態の情報処理装置において特徴的な構成である転送レートの制御について説明する。
【0072】
まず、ファイルの転送の際の暗号化・復号化処理の一例について説明する。
【0073】
一般に、ファイルを送信する際、不正コピー防止のために何の処理(例えば、暗号化・復号化処理)も施さない場合、情報処理装置間で、ファイルのコピーが容易に行われることとなる。
【0074】
しかしながら、情報処理装置から送信されるファイルの中には、著作権保護が必要なファイルも含まれている。
【0075】
そこで、著作権保護が必要なファイルについては、ファイルが不正にコピーされないよう、暗号化処理が施されて送信される。
【0076】
また、情報処理装置は、ファイルの暗号化・復号化処理を、例えば物理層およびアプリケーション層で行う。
【0077】
物理層においては、各装置に備えられたLANインターフェース(例えば、LANインターフェース12・32・42)が、機器の認証、暗号化・復号化処理をする機能を備えている。即ち、まず、ファイルの送信に先立って、ファイルを送受信する装置間で認証を行う。認証の結果、受信側(送信先)の装置が不正コピーを行わない装置であることが確認されると、ファイルを送信する。
【0078】
このとき、所定の手順により得られた暗号化鍵情報を用いて、暗号化処理されたファイルを送信し、受信側で受信したファイルの復号化処理を行う。
【0079】
また、パソコン2などのような、物理層とアプリケーション層とのつながりが希薄な装置においては、不正なコピーツールソフトを用いてコピーが行われる虞があるため、アプリケーション層でもファイルの暗号化・復号化処理を行ってもよい。
【0080】
なお、ファイルが不正にコピーされないために施される暗号化処理、および、それに伴う復号化処理の方法については、特に限定されるものではない。
【0081】
このようにネットワーク内で相互にファイルの共有をする場合、著作権保護が必要なファイルについては、不正にコピーされないように、暗号化した状態でファイルの送信が行われる。
【0082】
以下、ファイルを送信する際の送信速度(単位時間当りの送信データ量、以下、転送レートと称する)の制御について説明する。ここでは、ビデオレコーダ(受信装置)1からホームサーバ(情報処理装置)4に、ビデオファイルのファイル送信要求がなされた場合の処理について説明する。
【0083】
ビデオファイルのファイル送信要求がなされ、ファイルを送信するとき、そのファイルを送信する情報処理装置(ここではホームサーバ4)は、送信するファイルの属性情報(以下、ファイル属性情報(ファイル情報)と称する)に基づいて、その転送レートを制御する。
【0084】
ファイル属性情報は、ファイルを管理するためのファイル管理情報に含まれている。
【0085】
このファイル管理情報は、ネットワーク内において記憶装置などの記憶領域を有し、ファイルを共有する複数の情報処理装置1・2・4が有する(記憶する)ものである。
【0086】
なお、ファイル管理情報は、記憶装置を有する複数の情報処理装置に記憶されているファイルに関するもので情報処理装置1・2・4において同一のものである。
【0087】
また、光ディスクなどの交換可能な記憶媒体を使用する情報処理装置においては、現在情報処理装置内に格納されていない記憶媒体についてのファイル管理情報を記憶するための、不揮発性メモリを備えていることが好ましい。
【0088】
これにより、情報処理装置内に格納されていない記憶媒体に記憶されたファイルについてのファイル管理情報も得ることができる。
【0089】
ここで、ファイル管理情報の構成の一例について説明する。ファイル管理情報は、少なくとも、「ファイル種類」、「ファイル名」、および、「パス」に関する情報を含んでいる。ここでは、ファイルの検索時に便利なように、ファイル管理情報として、「ファイル種類」、「ファイル名」、および、「パス」の他に、「タイトル」、「ネットワーク識別子」、「装置名」、「サイズ」、および、「日時」に関する情報を含んでいる。
【0090】
なお、ファイル管理情報が含む情報は、ファイル検索時に必要あるいは便利な情報であれば特に限定されるものではない。
【0091】
「ファイル種類」としては、ファイルの種類(分類)ごとに予め決められたコードを格納する。そのコードの一例を次の表1に示す。
【0092】
【表1】
Figure 0004245865
【0093】
上記表1においては、ファイルの種類が、ビデオ、オーディオ、静止画、テキストである場合の一例について示す。例えばビデオの場合、そのファイルの内容が高画質ビデオであれば、そのコードを「V_HD」とする。
【0094】
また、ファイルごとにファイル種類を付与する方法としては、ユーザが逐次入力する方法と情報処理装置がファイル種類を自動的に付与する方法とがある。
【0095】
ファイル種類を自動的に付与する方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、パソコン2などではファイル名としてファイル種類に関連付けられた拡張子が含まれているので、それに基づいて、ファイル種類を付与する方法でもよい。また、ファイルのデータフォーマットを分析しファイル種類を付与する方法でもよい。さらに、ビデオレコーダ1では、録画などユーザの操作により記録するファイル種類が決まっているので、リモコンなどの操作に応じてファイル種類を付与してもよい。
【0096】
なお、パソコン2などでは、アプリケーションソフトによってさまざまなファイル種類を扱うことができるため、必要に応じてそれらについてもコードを付与しておくことが好ましい。
【0097】
「タイトル」としては、内容を示すような任意の名前を格納する。例えば、録画したテレビ放送の場合、「Drama1」といった番組名などをタイトルとすることができる。
【0098】
「ファイル名」としては、例えば、「Video1」など、ファイルごとに任意につけられた名前を格納する。
【0099】
「ネットワーク識別子」はファイル属性情報である。「ネットワーク識別子」としては、そのファイルのネットワークでの利用許可情報(利用許可状態の情報)を格納する。
【0100】
ネットワークでの利用許可状態は、そのファイルにおいて、一切の利用を禁止する「利用禁止」、再生のみ可能な「再生のみ可」、コピー可能な「コピー可」の3状態に分かれている。ネットワークでの利用許可状態としては、当該ファイルが、この3状態のいずれに該当するのかをコード情報として格納する。
【0101】
なお、ネットワークでの利用許可状態は、上記3状態に限定されるものではなく、さらに詳細に分けてもかまわない。例えば、再生可能回数やコピー可能回数を設定したり、再生可能範囲やコピー可能範囲を設定したりしてもよい。
【0102】
コピー可能範囲として、例えば、ファイルが音楽CD(コンパクトディスク)に記録されている場合、曲の始めの20秒だけコピー可能にしておけば、1曲まるごとコピーされることを防止し、かつ、新曲のプロモーションなどへの利用が可能となる。また、イントロ部分を用いた曲検索などへの利用も考えられる。
【0103】
「装置名」としては、ファイルが記録されている情報処理装置名を格納する。
【0104】
「パス」としては、ファイルが記録されている記憶装置のディレクトリのパスを格納する。上記装置名とパスとを用いると、簡単にファイルにアクセスすることができ、アクセスに要する時間の短縮化を図ることができる。
【0105】
「サイズ」としては、ファイルのサイズ(データ量)を格納する。
【0106】
「日時」としては、ファイル作成(更新)日時を格納する。ファイル管理情報としてこの日時を格納しておくことにより、日時を使ったファイル検索が可能となる。例えば、2000年10月以降のファイルを探すといったことができるようになる。
【0107】
次に、上記「ネットワーク識別子」をファイル属性情報として、ファイルの送信の際、転送レートを制御する方法について、図2のフローチャートに基づいて説明する。
【0108】
情報処理装置(ホームサーバ4)は、他の情報処理装置(ビデオレコーダ1)からファイル送信要求を受けると、ファイルの送信処理を開始する。
【0109】
以下、転送レートの制御を伴うホームサーバ4におけるファイルの送信処理(情報処理)について説明する。
【0110】
まず、ホームサーバ4は、ビデオレコーダ1からファイル送信要求を受けると、ホームサーバ4におけるファイル管理情報を検索する。そして、ファイル属性情報としての「ネットワーク識別子」、即ち、ネットワークでの利用に関する情報が、ホームサーバ4に記憶されているか否かを検出する(S1)。
【0111】
ここで、ネットワークでの利用に関する情報(ファイル情報)とは、当該ファイルがコピー可能であるか否か、および、再生可能であるか否かという情報である。
【0112】
なお、ファイルによっては、ネットワーク識別子のないファイルもある(S1でNO)。例えば、ホームサーバ4に備えられたCDに記憶されているファイルに対してファイル送信要求を受けた場合などである。このようなCDは、ネットワークでの利用を前提に考えられていないので、「ネットワーク識別子」に該当するような、ネットワークでの利用を著作権者が禁止する、あるいは、許可するというファイル属性情報は付与されていない。
【0113】
このような場合、接続された外部のデータベースを検索してファイル属性情報を検索する(S2)。このファイル属性情報は、外部のデータベースに登録されているものとする。
【0114】
例えばCDの場合、ファイル属性情報検索には、CDごとに割り当てられた固有番号を用いる。このとき、ホームサーバ4と外部のデータベースとの間では、なりすましによる偽の情報取得を防止するため、デジタル署名や暗号化など、公知の技術により情報のやり取りを行う。
【0115】
上記データベースに登録するファイル属性情報は、CDごとの固有番号に限定されるものではなく、例えば、ユーザごとに異なる設定とすることもできる。これにより、同じCDであっても、コピー権を購入したユーザにだけコピーを許可することができる。
【0116】
このように、外部のデータベースからファイル属性情報を取得することにより、CDのように著作権保護のしくみが整備される以前のファイルについても、著作権者の要望に沿った著作権保護が可能となる。また、データベースは随時更新可能なので、著作権保護情報を必要に応じて変更することもできる。
【0117】
また、ファイル属性情報は、メモリーカードなどの可換型メモリ(記憶手段)に記憶させるようにしてもかまわない。この場合、ホームサーバ4に、メモリーカードリーダーを接続し、メモリーカードに記憶されたファイル属性情報を読み出す。小売店でメモリーカードにコピー権を記録するようにすれば、外部のデータベースに接続できないユーザでもコピー権を購入することができる。
【0118】
そして、ホームサーバ4内、または、外部のデータベースからファイル属性情報を取得する(ファイル情報取得処理、S3)。
【0119】
次に、取得したファイル属性情報に基づいて、ファイルが「再生のみ可能」か否かを調べる(S4)。
【0120】
そして、再生のみ可能なファイルでない場合(S4でNO)、「コピー可能」か否かを調べる(S5)。また、ファイルが再生のみ可能でもコピー可能でもない場合(S5でNO)、即ち、再生もコピーも不可である場合、当該ファイルは利用禁止ファイルとされる。即ち、ホームサーバ4は、ビデオレコーダ1に対して、ファイルの送信を拒否する(S8)。
【0121】
一方、S5でコピー可能な場合(S5でYES)、データの送信を行う(S9)。この場合、ファイルの転送レートは、ホームサーバ4およびビデオレコーダ1に内蔵されているLANインターフェース42・12と、バス6上を流れる他の装置からの情報量とによって決まる。
【0122】
例えば、LANインターフェース42・12の最大転送レートが100Mbpsであり、バス6上に競合する送信データがない場合、ほぼ100Mbpsの転送レートでファイルの送信を行うことができる。
【0123】
なお、コピー可能なファイルについては、不正コピーの防止を目的とした暗号化処理は必要ない。
【0124】
次に、S4で再生のみ可能と判別された場合(S4でYES)、ファイルの転送レート情報を取得する(S6)。ここで、転送レート情報(転送レートに関する情報)とは、ファイルを正規の速度で再生する場合に必要となる転送レート(正規の転送レート)のことをいう。
【0125】
この転送レート情報については、例えば、ファイル管理情報から取得する方法、ファイルデータから取得する方法、ディスク種類から決定する方法などがある。
【0126】
ファイル管理情報から取得する方法としては、例えば、ファイル管理情報に転送レートに関する情報を格納しておく方法や、ファイル種類から決定する方法などが考えられる。
【0127】
ファイル種類から決定するには、例えば、ファイル管理情報に記憶されている「ファイル種類」を用いることができる。即ち、表1に示すように、「ファイル種類」が高画質ビデオの場合は10Mbps、標準画質ビデオの場合は5Mbpsというように「ファイル種類」と正規の転送レートを予め関連付けておけばよい。
【0128】
ファイルデータから転送レート情報を取得する方法としては、例えば、ファイルフォーマットに従って、ファイルの所定の位置から転送レート情報を抜き出す方法や、再生時間が既知であれば、ファイル容量を再生時間で割ることにより平均転送レートを求める方法などが考えられる。
【0129】
また、ディスクの種類により転送レートを決めることもできる。あるいは、例えばCDの場合、正規の転送レートは約1.4Mbpsであるが、バス6上において送信データの競合が発生した場合に対応できるように、受信側では受信バッファを備えているので、正規の転送レートよりも遅い転送レートで送信することもできる。
【0130】
ホームサーバ4は、このようにして取得したファイルの転送レート情報をLANインターフェース(制御手段)42に設定する(転送レート決定処理、S7)。
【0131】
なお、LANインターフェース42自体に転送レートを設定(制御)する機能がない場合、コントローラ(制御手段)41で制御する。例えばCDの場合、正規の転送レートは上述したように約1.4Mbpsなので、ほぼ、この転送レートが得られるようにファイルの送信を行う(ファイル送信処理、S9)。また、このとき、不正コピーを防止するため暗号化処理を施してファイル転送を行う。
【0132】
このとき、例えば、バス6の最大転送レートを100Mbpsとすると、これは正規の転送レートの1.4Mbpsに比べて大きいので、ホームサーバ4は、ファイルの送信を間欠的に行う。これにより、平均転送レートが1.4Mbps程度になるように、ファイルの送信を制御する。
【0133】
また、このようにしてファイルの転送レートを制限しても、平均転送レートが約1.4Mbpsとなるので、転送される音楽データは途切れることなく正常に再生される。従って、受信側の情報処理装置であるビデオレコーダ1におけるファイルの再生動作には全く不都合は生じない。
【0134】
ここで、ビデオレコーダ1でなく、不正コピーツールを内蔵した不正装置からホームサーバ4にファイル送信要求が出され、不正コピーがなされる場合を考える。
【0135】
まず、不正装置は、バス6を介して、再生しか許可されていないファイルを、ホームサーバ4から不正装置内に送信させる。
【0136】
そして、送信されたファイルに対して不正コピーツールを用いて暗号を復号化し、不正装置内の記憶装置に記憶する。
【0137】
しかしながら、再生のみ可能なファイルの転送レートは、再生スピードにあわせて正規の転送レートに設定されているため、バス6の最大転送レートよりはるかに遅い転送レートに設定されている。
【0138】
従って、コピー可能なファイルをコピーするときに比べて時間がかかる。
【0139】
例えばCDの場合、バス6の最大転送レートは100Mbpsであるのに対して、転送レートは送信側の装置であるホームサーバ4において1.4Mbpsに制限されている。
【0140】
このため、不正装置を用いたファイルのコピーに要する時間は、ビデオレコーダ1を用いた場合の約70(100/1.4)倍の時間がかかることとなる。
【0141】
以上のように、情報処理装置は、ネットワークを介して接続された他の情報処理装置(受信装置)にファイルを送信する情報処理装置において、ネットワークにおいて許可されるファイルの利用に関するファイル属性情報に基づいて、転送レートを制御するLANインターフェースあるいはコントローラ(制御手段)を備える。
【0142】
上記の構成によれば、例えば、他の情報処理装置においてファイルの一切の利用を禁止する「利用禁止」、再生のみ可能な「再生のみ可」、コピー可能な「コピー可」といったファイル属性情報に基づいて、転送レートを0から最大転送レートまで制御することができる。
【0143】
従って、転送レートを小さく設定することにより、ファイルをコピーするのにかかる時間を長くすることができる。これにより、不正コピーをするためには、不正コピーツールを入手する手間がかかる上に、それを用いても、正規のコピー権を持つユーザに比べて、多くの時間を要することになる。
【0144】
この結果、暗号化処理されたファイルに対して暗号が解読されたとしても、不正コピーには多大な労力・時間がかかることとなるため、不正コピーを抑制することができる。即ち、暗号化処理などとあわせて用いることにより、不正コピーをより確実に防止することができる。
【0145】
【発明の効果】
本発明の情報処理装置は、以上のように、ネットワークにおいて許可される上記ファイルの利用に関するファイル情報に基づいて、転送レートを制御する制御手段を備える構成である。
【0146】
これにより、例えば、一切の利用を禁止する「利用禁止」、再生のみ可能な「再生のみ可」、コピー可能な「コピー可」といったファイル情報に基づいて、転送レートを制御することができる。
【0147】
従って、転送レートを小さく設定することにより、ファイルをコピーするのにかかる時間を長くすることができる。この結果、暗号化処理されたファイルに対して暗号が解読されたとしても、不正コピーを抑制することができる。即ち、暗号化処理とあわせて用いることにより、不正コピーをより確実に防止することができるといった効果を奏する。
【0148】
本発明の情報処理装置は、ファイル情報が、ファイルがコピー可能か否かを示す情報を含む構成である。
【0149】
これにより、著作権保護が必要であり、ファイルのコピーが不可の場合に、転送レートを制御して制限することができるといった効果を奏する。
【0150】
本発明の情報処理装置は、ファイル情報が、ファイルが再生可能か否かを示す情報を含む構成である。
【0151】
これにより、ファイルがコピーも再生も不可である場合には、利用禁止として受信装置にファイルを送信しないようにすることができる。
【0152】
また、ファイルが、コピーは不可であり、かつ、再生は可能である場合には、転送レートを、ファイルの再生に最低限必要な値に制限することができる。
【0153】
従って、著作権保護のためのファイル情報に応じて転送レートを制御することができ、不正コピーを防止することができるといった効果を奏する。
【0154】
本発明の情報処理装置は、制御手段が、ファイル情報を、接続された情報処理装置外部のデータベースから取得する構成である。
【0155】
これにより、ファイル情報が付与されていない媒体に記憶されているファイルであっても、外部のデータベースからそのファイル情報を取得することにより、不正コピーを防止することができるといった効果を奏する。
【0156】
本発明の情報処理装置は、ファイルごとのファイル情報を記憶し、情報処理装置本体に対して着脱可能に構成されている記憶手段を備え、制御手段は、記憶手段からファイル情報を取得する構成である。
【0157】
これにより、記憶手段にファイル情報が記憶されていることにより、例えば、小売店などで記憶手段にコピー権を記録するようにすれば、外部のデータベースに接続できないユーザでもコピー権を購入することができるといった効果を奏する。
【0158】
本発明の情報処理装置は、ファイル情報が、ファイルを利用するユーザごとに設定されて構成である。
【0159】
これにより、同一のファイルであっても、コピー権を購入したユーザにだけコピーを許可することができるといった効果を奏する。
【0160】
本発明の情報処理方法は、ネットワークにおいて許可されるファイルの利用に関するファイル情報を取得するファイル情報取得処理と、取得したファイル情報に基づいて、ファイルを送信するときの転送レートを決定する転送レート決定処理と、決定した転送レートでファイルを送信するファイル送信処理とを有する構成である。
【0161】
これにより、ファイル情報に基づいて、転送レートを制御することができる。従って、著作権保護の必要なファイルについては転送レートを小さく設定することにより、ファイルをコピーするのにかかる時間を長くすることができる。
【0162】
この結果、暗号化処理されたファイルに対して暗号が解読されたとしても、不正コピーを抑制することができる。即ち、暗号化処理とあわせて用いることにより、不正コピーをより確実に防止することができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る情報処理システムの要部の構成を示すブロック図である。
【図2】ファイルの送信処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ビデオレコーダ(情報処理装置、受信装置)
2 パソコン(情報処理装置)
3 ディスプレイ装置(情報処理装置)
4 ホームサーバ(情報処理装置)
6 バス(ネットワーク)
11、31、41 コントローラ(制御手段)
12、32、42 LANインターフェース(制御手段)
15、45 ハードディスク装置
39 ディスプレイ

Claims (7)

  1. ネットワークを介して接続された受信装置にファイルを送信する情報処理装置において、
    上記ファイルの上記ネットワークでの利用許可状態の情報であるファイル属性情報が示す該ネットワークでの利用許可状態が再生のみ可能な場合に、上記ファイルの通常再生速度である正規の速度で該ファイルを再生する場合に必要となる転送レートに、上記ファイルの転送レートを制御する制御手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記ファイル属性情報は、上記ファイルがコピー可能か否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記ファイル属性情報は、上記ファイルが再生可能か否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 上記制御手段は、上記ファイル属性情報を、接続された情報処理装置外部のデータベースから取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 上記ファイルごとのファイル属性情報を記憶し、情報処理装置本体に対して着脱可能に構成されている記憶手段を備え、
    上記制御手段は、上記記憶手段から上記ファイル属性情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 上記ファイル属性情報は、上記ファイルを利用するユーザごとに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. ネットワークを介して接続された受信装置にファイルを送信する情報処理装置の情報処理方法において、
    上記情報処理装置に設けられる制御手段が、
    上記ファイルの上記ネットワークでの利用許可状態の情報であるファイル属性情報を取得するファイル属性情報取得処理と、
    上記取得したファイル属性情報が示す上記ファイルのネットワークでの利用許可状態が再生のみ可能な場合に、上記ファイルを送信するときの転送レートを、上記ファイルの通常再生速度である正規の速度で該ファイルを再生する場合に必要となる転送レートに決定する転送レート決定処理と、
    上記決定した転送レートで上記ファイルを送信するファイル送信処理とを実行することを特徴とする情報処理方法。
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