JP4243107B2

JP4243107B2 - Plastic pallet

Info

Publication number: JP4243107B2
Application number: JP2003009256A
Authority: JP
Inventors: 晃雄隅田
Original assignee: Sanko Co Ltd
Current assignee: Sanko Co Ltd
Priority date: 2003-01-17
Filing date: 2003-01-17
Publication date: 2009-03-25
Anticipated expiration: 2023-01-17
Also published as: JP2004217287A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品の運搬、移送、保管等に使用される合成樹脂製パレットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、パレットの側壁に、内周囲に傾斜した凹部を形成し、該凹部に、フォークリフトのフォーク先端部を挿入することにより、フォークリフトを使って、荷台等に載置されたパレットを押して、パレットを、所定の位置に移動させるようにしたパレットが知られている（第１公知文献−実用新案登録第２５２０３４７号公報）。
【０００３】
また、従来、合成樹脂製パレットの側壁に、把手用の凹部を形成し、該把手用の凹部に手を差し込んで、搬送するようにした合成樹脂製パレットが知られている（第１公知文献−特開平８−１３３２８６号公報）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の合成樹脂製パレットにおいては、後述する段バラシ機の操作部材の爪の挿入を想定したものではないので、段バラシ機に対応することができないという問題があった。即ち、第１公知文献に記載のパレットに形成されている凹部は、フォーク先端部を挿入して、パレットを押し出すだけのものであり、段積みされたパレットを持ち上げるために、凹部に、フォーク先端部を挿入するためのものではないので、凹部の内周囲は傾斜しており、従って、凹部に、フォーク先端部を挿入して、パレットを持ち上げた際に、フォーク先端部からパレットが滑り落ちるという問題があった。また、第２公知文献に記載の凹部は、単に、把手用の凹部であり、深さが浅いので、フォーク先端部を、十分に、凹部に挿入することができず、従って、合成樹脂製パレットを持ち上げた際に、フォーク先端部から合成樹脂製パレットが滑り落ちるという問題があった。
【０００５】
また、多段に段積みされた空の合成樹脂製パレットを、下から順次取り出す際（段バラシする際）には、下から二番目に位置している合成樹脂製パレットに形成されている凹部に、操作部材の爪を挿入して、下から二番目より上に位置する合成樹脂製パレットを持ち上げなければならないので、合成樹脂製パレットに形成されている凹部付近の強度が十分でないと、合成樹脂製パレットが損傷することになるが、従来のパレットには、このような合成樹脂製パレットの凹部付近の強度に対する考慮がなされていないために、合成樹脂製パレットが損傷するという問題があった。
【０００６】
本発明の目的は、上述した従来の合成樹脂製パレットが有する課題を解決することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、一対の互いに平行な端部桁と該端部桁間に位置する中間桁とを有し、前記端部桁と前記中間桁との間に、フォーク挿入孔が形成されている合成樹脂製パレットにおいて、前記端部桁の側壁に形成された、段バラシ機の爪が挿入可能な爪挿入凹部が、デッキ部に対して略水平な天部及び底部を有しているとともに、前記底部及び前記天部を構成する交差リブの間隔が、端部桁内に位置する交差リブの間隔より狭く形成されており、更に、前記爪挿入凹部を構成する相対する内壁が、前記爪挿入凹部を構成する奥壁からデッキ部の側壁方向に向かって、末広がり状に傾斜されており、更にまた、前記端部桁と前記中間桁との間に位置するデッキ部の裏面に形成された交差リブのうち、両端部に位置する交差リブの間隔を、それ以外の交差リブの間隔に比べて、狭く形成したものである。
【０００８】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【０００９】
先ず最初に、図７〜図１２を用いて、多段に段積みされた本発明の空の合成樹脂製パレットを、下から順次取り出して、即ち、段バラシして、ローラーコンベヤー等の搬送装置に移動させる、所謂、段バラシ機の一例について概説する。
【００１０】
段バラシ機には、合成樹脂製パレットＰを挟むように、上下動及び互いに接離可能な一対の操作部材Ｈが対向して配設されており、操作部材Ｈの両端部には、板状の爪ｈ１が突設されている。一方、合成樹脂製パレットＰの相対する側壁面の両端部には、操作部材Ｈの爪ｈ１が挿入可能な後述する爪挿入凹部６が形成されている。複数のローラーｔ１が配設されたテーブルｔ２は、垂直に設置された上下動用シリンダーｔ３のピストンロッドｔ３’に取着されており、テーブルｔ２には、適当数の合成樹脂製パレットＰ１〜Ｐ６が段積み状態に載置されている。ｔ４は、テーブルｔ２付近に、水平に設置された押出用シリンダーであり、押出用シリンダーｔ４のピストンロッドｔ４’には、押出ブロックｔ４”が取着されている。Ｃは、上下動用シリンダーｔ３のピストンロッドｔ３’に取着されたテーブルｔ２に隣接して設置されたローラーコンベヤーである。
【００１１】
次に、テーブルｔ２に段積みされた合成樹脂製パレットＰ１〜Ｐ６の一番下に位置する合成樹脂製パレットＰ１を、ローラーコンベヤーＣに移動させるには、先ず最初に、下から二番目に位置する合成樹脂製パレットＰ２の相対する側壁面に形成された爪挿入凹部６に、操作部材Ｈの爪ｈ１を挿入するとともに、操作部材Ｈを上動させて、下から二番目より上の合成樹脂製パレットＰ２〜Ｐ６を持ち上げ、その後、押出用シリンダーｔ４を作動させピストンロッドｔ４’を進出させて、図９に示されているように、一番下に位置する合成樹脂製パレットＰ１を、ローラーコンベヤーＣに載置する。ローラーコンベヤーＣに載置された一番下に位置する合成樹脂製パレットＰ１は、ローラーコンベヤーＣにより、所望の場所に搬送される。
【００１２】
その後、図１０に示されているように、押出用シリンダーｔ４のピストンロッドｔ４’を退避させるとともに、上下動用シリンダーｔ３を作動させピストンロッドｔ３’を上動させて、図１１に示されているように、下から二番目より上の合成樹脂製パレットＰ２〜Ｐ６を、テーブルｔ２に載置する。次いで、操作部材Ｈを、互いに離反する方向に移動させて、下から二番目に位置する合成樹脂製パレットＰ２の相対する側壁面に形成された爪挿入凹部６から、操作部材Ｈの爪ｈ１を抜き、その後、上下動用シリンダーｔ３を作動させピストンロッドｔ３’を下動させて、図８に示されている元の位置に戻す。
【００１３】
上述した動作を繰り返すことにより、操作部材Ｈや上下動用シリンダーｔ３や押出用シリンダーｔ４等からなる段バラシ機を用いて、テーブルｔ２に段積みされた多数の合成樹脂製パレットＰ１〜Ｐ６を、下から順に、ローラーコンベヤーＣに移載することができる。
【００１４】
次に、図１及び図２に示されているような、同一形状の一対のスキッドＳを、溶着することにより形成された合成樹脂製パレットＰを用いて、本発明の実施例について説明する。
【００１５】
一例としてのスキッドＳは、物品が載置されるデッキ部１と、デッキ部１の一方の相対する辺部１’側で、且つ、辺部１’に沿って形成された相対する筒状の端部桁部２’と、端部桁部２’間に形成された筒状の中間桁部３’とを有している。端部桁部２’内に位置するデッキ部１の裏面には、縦横に走る交差リブ２ａ、２ｂが垂設されており、また、中間桁部３’内に位置するデッキ部１の裏面にも、縦横に走る交差リブ３ａ、３ｂが垂設されており、更に、端部桁部２’内及び中間桁部３’内以外のデッキ部１の裏面（端部桁部２’と中間桁部３’間に位置するデッキ部１の裏面）にも、縦横に走る交差リブ１ａ、１ｂが垂設されている。また、交差リブ１ａ、１ｂ、２ａ、２ｂ、３ａ、３ｂのうち、一方の交差リブ１ａ、２ａ、３ａは、デッキ部１の一方の相対する辺部１’に略平行であり、且つ、略等間隔に形成されており、もう一方の交差リブ１ｂ、２ｂ、３ｂは、デッキ部１のもう一方の相対する辺部１”に略平行であり、且つ、略等間隔に形成されている。なお、交差リブ１ａ、１ｂ、２ａ、２ｂ、３ａ、３ｂの高さ（デッキ部１の裏面から各リブの下端までの距離）は、その全部を、或いは、その一部を、端部桁部２’及び中間桁部３’の高さ（デッキ部１の裏面から各桁部の下端までの距離）と同じ高さに形成することも、或いは、端部桁部２’及び中間桁部３’の高さより低く形成することもできる。
【００１６】
デッキ部１の相対するもう一方の辺部１”側に位置する端部桁部２’の側壁２ｃには、側壁２ｃ側及び上方（図１及び図２においては、デッキ部１が下に位置し、端部桁部２’や中間桁部３’が上に位置しているので、上方と称したが、デッキ部１が上に位置し、端部桁部２’や中間桁部３’が下に位置している場合には、下方になる。）が開放されているとともに、側壁２ｃに略平行な奥壁４ａ’、相対する内壁４ｂ’及び底部（デッキ部１が上に位置し、端部桁部２’や中間桁部３’が下に位置している場合には、天部）４ｃ’とを有する凹部４’が形成されている。奥壁４ａ’や内壁４ｂ’の高さ（デッキ部１の裏面から奥壁４ａ’や内壁４ｂ’の端部までの距離）は、端部桁部２’及び中間桁部３’の高さと同じ高さに形成されている。
【００１７】
凹部４’を構成する相対する内壁４ｂ’は、奥壁４ａ’から側壁２ｃ方向に向かって、末広がり状に傾斜している。また、底部（或いは、天部）４ｃ’は、デッキ部１の裏面に形成された交差リブ４ｃ１、４ｃ２の先端により形成されており、交差リブ４ｃ１、４ｃ２の先端により形成される仮想面は、デッキ部１に対して略水平に形成されている。底部（或いは、天部）４ｃ’を構成する交差リブ４ｃ１、４ｃ２のうち、一方の交差リブ４ｃ１は、デッキ部１の一方の相対する辺部１’に略平行であり、もう一方の交差リブ４ｃ２は、デッキ部１のもう一方の相対する辺部１”に略平行に形成されている。
【００１８】
凹部４’を構成する底部（或いは、天部）４ｃ’を形成する交差リブ４ｃ１、４ｃ２の間隔は、端部桁部２’内に位置するデッキ部１の裏面に垂設された交差リブ２ａ、２ｂの間隔より、狭く形成されており、端部桁部２’に凹部４’を形成したことによる強度の低下を補償するように構成されている。また、端部桁部２’と中間桁部３’間に位置するデッキ部１の裏面に形成された交差リブ１ａ、１ｂのうち、両端部（デッキ部１のもう一方の相対する辺部１”側）に位置する交差リブ１ａ’、１ｂ’の間隔は、それ以外の交差リブ１ａ、１ｂの間隔に比べて、狭く形成されており、端部桁部２’に凹部４’を形成したことによる強度の低下を、凹部４’付近に位置する、端部桁部２’と中間桁部３’間の交差リブ１ａ’、１ｂ’の間隔を狭くすることにより、更に補償するように構成されている。
【００１９】
上述した構成を有する同一形状の一対のスキッドＳを、端部桁部２’の先端同士及び中間桁部３’の先端同士を、それぞれ、溶着することにより、図３に示されているような合成樹脂製パレットＰが形成されることになる。
【００２０】
一対のスキッドＳを、端部桁部２’の先端同士及び中間桁部３’の先端同士を、それぞれ、溶着することにより形成された合成樹脂製パレットＰは、その先端が溶着された端部桁部２’により、端部桁２が形成され、また、その先端が溶着された中間桁部３’により、中間桁３が形成され、そして、端部桁２と中間桁３との間には、フォーク挿入孔５が形成されることになる。
【００２１】
また、一対のスキッドＳを、端部桁部２’の先端同士及び中間桁部３’の先端同士を、それぞれ、溶着することにより形成された合成樹脂製パレットＰは、上述したスキッドＳのデッキ部１の相対するもう一方の辺部１”側に位置する端部桁部２’の側壁２ｃに形成された、奥壁４ａ’と相対する内壁４ｂ’と底部（或いは、天部）４ｃ’とからなる凹部４’により、合成樹脂製パレットＰのフォーク挿入孔５が形成されている側の側壁ｐ１には、段バラシ機の操作部材Ｈの爪ｈ１が挿入可能な爪挿入凹部６が形成されることになる。
【００２２】
上述したようにして形成された爪挿入凹部６は、一対のスキッドＳの奥壁４ａ’により形成される奥壁６ａと、一対のスキッドＳの相対する内壁４ｂ’により形成される相対する内壁６ｂと、一対のスキッドＳの底部（或いは、天部）４ｃ’により形成される底部６ｃと、該底部６ｃと相対する天部６ｄとにより構成されている。
【００２３】
端部桁部２’に形成された凹部４’の底部（或いは、天部）４ｃ’を構成する交差リブ４ｃ１、４ｃ２の先端により形成される仮想面は、デッキ部１に対して略水平に形成されているので、一対のスキッドＳを溶着することにより形成される合成樹脂製パレットＰに形成された爪挿入凹部６を構成する底部６ｃ及び天部６ｄの仮想面６ｃ１、６ｄ１も、図６に示されているように、デッキ部１に対して略水平である。従って、爪挿入凹部６に挿入された操作部材Ｈの板状の爪ｈ１の上面ｈ１ａと、爪挿入凹部６を構成する天部６ｄの仮想面６ｄ１とが一致し、操作部材Ｈの板状の爪ｈ１に載置される合成樹脂製パレットＰの爪挿入凹部６を構成する天部６ｄに加えられる負荷が分散化されるので、爪挿入凹部６を構成する天部６ｄが損傷するようなことを防止することができるとともに、操作部材Ｈの板状の爪ｈ１からの合成樹脂製パレットＰの落下を防止することができる。
【００２４】
また、爪挿入凹部６の内壁６ｂを形成するスキッドＳの相対する内壁４ｂ’が、奥壁４ａ’から側壁２ｃ方向に向かって、末広がり状に傾斜しているので、爪挿入凹部６の相対する内壁６ｂも、奥壁６ａから側壁２ｃ方向に向かって、末広がり状に傾斜しており、従って、段バラシ機を構成する爪挿入凹部６への操作部材Ｈの爪ｈ１の挿入が容易になる。
【００２５】
更に、一対のスキッドＳの底部（或いは、天部）４ｃ’により形成される爪挿入凹部６の底部６ｃと天部６ｄとは、交差リブ４ｃ１、４ｃ２により形成されており、しかも、交差リブ４ｃ１、４ｃ２の間隔は、端部桁部２’内、即ち、端部桁２内に位置する交差リブ２ａ、２ｂの間隔より狭く形成されているので、端部桁２に爪挿入凹部６が形成されていることによる、端部桁２の強度や剛性の低下、ひいては、合成樹脂製パレットＰの強度や剛性の低下を補償することができる。
【００２６】
更にまた、上述したように、端部桁部２’と中間桁部３’間に位置するデッキ部１の裏面に形成された交差リブ１ａ、１ｂのうち、両端部（デッキ部１の一方の相対する辺部１’側）に位置する交差リブ１ａ’、１ｂ’の間隔を、それ以外の交差リブ１ａ、１ｂの間隔に比べて狭く形成したので、一対のスキッドＳを溶着して形成された合成樹脂製パレットＰのフォーク挿入孔５の開口部の強度が強化されるので、フォーク挿入孔５の開口部の側方に位置する端部桁２に、爪挿入凹部６を形成したことによる端部桁２の強度や剛性の低下、ひいては、合成樹脂製パレットＰの強度や剛性の低下を、更に補償することができる。
【００２７】
なお、上述した実施例には、一対の端部桁２と端部桁２間に形成された中間桁３とからなり、端部桁２と中間桁３との間に、フォーク挿入孔５が形成された、所謂、二方差しの合成樹脂製パレットＰが示されているが、合成樹脂製パレットの四隅に隅桁が形成され、また、隅桁間に中間桁が形成され、更に、合成樹脂製パレットの中央部に中央桁が形成されている、所謂、四方差しの合成樹脂製パレットに、本発明を適用することもでき、この場合には、上述した爪挿入凹部６は、隅桁に配設することになる。
【００２８】
上述したように、合成樹脂製パレットＰの端部桁２に、段バラシ機の爪ｈ１が挿入可能な爪挿入凹部６を形成したので、デッキ部１等の厚さの薄い箇所に爪挿入凹部６を形成した場合に比べて、合成樹脂製パレットＰの強度や剛性の低下を抑制することができる。
【００２９】
合成樹脂製パレットＰの端部桁２に形成された爪挿入凹部６の天部６ｄを、デッキ部１に対して略水平としたので、爪挿入凹部６に挿入された操作部材Ｈの板状の爪ｈ１の上面ｈ１ａと、爪挿入凹部６を構成する天部６ｄの仮想面６ｄ１とが一致し、従って、操作部材Ｈの板状の爪ｈ１に載置される合成樹脂製パレットＰの爪挿入凹部６を構成する天部６ｄに加えられる負荷が分散化されるので、爪挿入凹部６を構成する天部６ｄが損傷するようなことを防止することができるとともに、操作部材Ｈの板状の爪ｈ１からの合成樹脂製パレットＰの落下を防止することができる。
【００３０】
合成樹脂製パレットＰの端部桁２に形成された爪挿入凹部６の底部６ｃと天部６ｄとを構成する交差リブ４ｃ１、４ｃ２の間隔を、端部桁２内に位置する交差リブ２ａ、２ｂの間隔より狭く形成したので、端部桁２に爪挿入凹部６を形成したことによる端部桁２の強度や剛性の低下、ひいては、合成樹脂製パレットＰの強度や剛性の低下を補償することができる。
【００３１】
端部桁２と中間桁３間に位置するデッキ部１の裏面に形成された交差リブ１ａ、１ｂのうち、フォーク挿入孔５の開口部付近に位置する交差リブ１ａ’、１ｂ’の間隔を、それ以外の交差リブ１ａ、１ｂの間隔より狭くしたので、端部桁２に、爪挿入凹部６を形成したことによる端部桁２の強度や剛性の低下、ひいては、合成樹脂製パレットＰの強度や剛性の低下を、更に補償することができる。
【００３２】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【００３３】
桁に、段バラシ機の爪が挿入可能な爪挿入凹部を形成したので、デッキ部等の厚さの薄い箇所に爪挿入凹部を形成した場合に比べて、合成樹脂製パレットの強度や剛性の低下を抑制することができる。
【００３４】
桁に形成された爪挿入凹部の天部を、デッキ部に対して略水平としたので、段バラシ機の爪に載置される合成樹脂製パレットの爪挿入凹部を構成する天部に加えられる負荷が分散化されるので、爪挿入凹部を構成する天部が損傷するようなことを防止することができるとともに、爪からの合成樹脂製パレットの落下を防止することができる。
【００３５】
桁に形成された爪挿入凹部の天部を構成する交差リブの間隔を、桁内に形成されている交差リブの間隔より狭くしたので、桁に爪挿入凹部を形成したことによる桁の強度や剛性の低下、ひいては、合成樹脂製パレットの強度や剛性の低下を補償することができる。
【００３６】
桁間に位置するデッキ部の裏面に形成された交差リブのうち、フォーク挿入孔の開口部付近に位置する交差リブの間隔を、それ以外の交差リブの間隔より狭くしたので、桁に、爪挿入凹部を形成したことによる桁の強度や剛性の低下、ひいては、合成樹脂製パレットの強度や剛性の低下を、更に補償することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明の合成樹脂製パレットを構成するスキッドの裏面図である。
【図２】図２は図１に示されている本発明の合成樹脂製パレットを構成するスキッドの部分斜視図である。
【図３】図３は本発明の合成樹脂製パレットの全体斜視図である。
【図４】図４は図３に示されている本発明の合成樹脂製パレットの部分斜視図である。
【図５】図５は図３に示されている本発明の合成樹脂製パレットの部分水平断面図である。
【図６】図６は図３に示されている本発明の合成樹脂製パレットの部分垂直断面図である。
【図７】図７は段バラシ機に配置された本発明の合成樹脂製パレット等の概略平面図である。
【図８】図８は本発明の合成樹脂製パレットが配置された段バラシ機の概略正面図である。
【図９】図９は同じく本発明の合成樹脂製パレットが配置された段バラシ機の概略正面図である。
【図１０】図１０は同じく本発明の合成樹脂製パレットが配置された段バラシ機の概略正面図である。
【図１１】図１１は同じく本発明の合成樹脂製パレットが配置された段バラシ機の概略正面図である。
【図１２】図１２は同じく本発明の合成樹脂製パレットが配置された段バラシ機の概略正面図である。
【符号の説明】
Ｈ・・・・・・・・・・・・・段バラシ機
ｈ２・・・・・・・・・・・・爪
Ｐ・・・・・・・・・・・・・合成樹脂製パレット
Ｓ・・・・・・・・・・・・・スキッド
１・・・・・・・・・・・・・デッキ部
１ａ、１ｂ・・・・・・・・・交差リブ
２・・・・・・・・・・・・・端部桁
２ａ、２ｂ・・・・・・・・・交差リブ
３・・・・・・・・・・・・・中間桁
３ａ、３ｂ・・・・・・・・・交差リブ
５・・・・・・・・・・・・・フォーク挿入孔
６・・・・・・・・・・・・・爪挿入凹部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a synthetic resin pallet used for transportation, transfer, storage and the like of articles.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a concave portion inclined on the inner periphery is formed on the side wall of the pallet, and the fork lift is inserted into the concave portion so that the pallet placed on the loading platform or the like is pushed using the forklift. A pallet that is moved to a predetermined position is known (first known document-utility model registration No. 2520347).
[0003]
Conventionally, a synthetic resin pallet is known in which a concave portion for a handle is formed on the side wall of the synthetic resin pallet, and the hand is inserted into the concave portion for the handle to be conveyed (first known document). -JP-A-8-133286).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional synthetic resin pallet described above, there is a problem that it cannot be used for a stepping machine because it does not assume insertion of a nail of an operation member of the stepping machine described later. In other words, the recess formed in the pallet described in the first known document is only to insert the fork tip and push out the pallet. In order to lift the stacked pallet, The inner periphery of the recess is inclined because it is not for inserting the part, and therefore, when the tip of the fork is inserted into the recess and the pallet is lifted, the pallet slips from the tip of the fork. was there. Further, the concave portion described in the second known document is merely a concave portion for a handle, and since the depth is shallow, the fork tip portion cannot be sufficiently inserted into the concave portion. There was a problem that the synthetic resin pallet slipped off from the tip of the fork when lifting up.
[0005]
When empty plastic resin pallets stacked in multiple stages are taken out sequentially from the bottom (when they are stepped apart), the concave parts formed in the synthetic resin pallet located second from the bottom Because it is necessary to lift the synthetic resin pallet located above the second from the bottom by inserting the nail of the operation member, if the strength near the recess formed in the synthetic resin pallet is not sufficient, the synthetic resin However, the conventional pallet has a problem that the pallet made of synthetic resin is damaged because the strength in the vicinity of the concave portion of the pallet made of synthetic resin is not taken into consideration.
[0006]
An object of the present invention is to solve the problems of the above-described conventional synthetic resin pallet.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object, the present invention has a pair of mutually parallel end beams and an intermediate beam positioned between the end beams, and between the end beam and the intermediate beam, In the synthetic resin pallet in which the fork insertion hole is formed, the claw insertion recess formed on the side wall of the end girder and into which the claw of the corrugating machine can be inserted has a top part that is substantially horizontal to the deck part and together and a bottom, spacing of the cross rib forming the bottom and the top portion are formed narrower than the interval of the crossing ribs located at the end in the digits, further composing the nail insertion recess A deck in which opposing inner walls are inclined in a divergent shape from the back wall constituting the claw insertion recess toward the side wall of the deck portion, and are further positioned between the end beam and the intermediate beam Of the intersecting ribs formed on the back of the part, located at both ends The distance difference ribs, compared to the spacing of the other cross ribs is obtained by narrower.
[0008]
【Example】
Examples of the present invention will be described below. However, the present invention is not limited to these examples as long as the gist of the present invention is not exceeded.
[0009]
First, using FIG. 7 to FIG. 12, the empty synthetic resin pallets of the present invention stacked in multiple stages are sequentially taken out from the bottom, that is, stepped, and transferred to a conveying device such as a roller conveyor. An example of a so-called corrugating machine to be moved will be outlined.
[0010]
A pair of operation members H that can be moved up and down and can be moved toward and away from each other are arranged opposite to each other so that the synthetic resin pallet P is sandwiched between the plate-separating machines. The nail | claw h1 is protrudingly provided. On the other hand, a claw insertion recess 6 (described later) into which a claw h1 of the operation member H can be inserted is formed at both ends of the opposite side wall surfaces of the synthetic resin pallet P. A table t2 on which a plurality of rollers t1 are disposed is attached to a piston rod t3 ′ of a vertically moving cylinder t3, and an appropriate number of synthetic resin pallets P1 to P6 are provided on the table t2. It is placed in a stacked state. t4 is an extruding cylinder installed horizontally near the table t2, and an extruding block t4 ″ is attached to the piston rod t4 ′ of the extruding cylinder t4. C represents the vertical movement cylinder t3. It is a roller conveyor installed adjacent to the table t2 attached to the piston rod t3 ′.
[0011]
Next, in order to move the synthetic resin pallet P1 positioned at the bottom of the synthetic resin pallets P1 to P6 stacked on the table t2 to the roller conveyor C, first, the second position from the bottom is set. Synthetic resin above the second from the bottom by inserting the claw h1 of the operation member H into the claw insertion recess 6 formed on the opposing side wall surface of the synthetic resin pallet P2 and moving the operation member H upward. The pallets P2 to P6 are lifted, and then the extrusion cylinder t4 is actuated to advance the piston rod t4 ′. As shown in FIG. 9, the synthetic resin pallet P1 located at the bottom is moved to the roller. Place on conveyor C. The synthetic resin pallet P <b> 1 positioned at the bottom placed on the roller conveyor C is conveyed to a desired place by the roller conveyor C.
[0012]
Thereafter, as shown in FIG. 10, the piston rod t4 ′ of the extrusion cylinder t4 is retracted and the vertical movement cylinder t3 is operated to move the piston rod t3 ′ upward, as shown in FIG. In this manner, the synthetic resin pallets P2 to P6 that are the second from the bottom are placed on the table t2. Next, the operation member H is moved away from each other, and the nail h1 of the operation member H is moved from the nail insertion recess 6 formed on the opposite side wall surface of the synthetic resin pallet P2 located second from the bottom. After that, the cylinder t3 for vertical movement is actuated to move the piston rod t3 ′ downward to return to the original position shown in FIG.
[0013]
By repeating the above-described operation, a number of synthetic resin pallets P1 to P6 stacked on the table t2 are lowered using a stepping machine composed of the operation member H, the vertical movement cylinder t3, the extrusion cylinder t4, and the like. , In order, can be transferred to the roller conveyor C.
[0014]
Next, an embodiment of the present invention will be described using a synthetic resin pallet P formed by welding a pair of skids S having the same shape as shown in FIGS. 1 and 2.
[0015]
The skid S as an example is a deck portion 1 on which an article is placed, and one of the opposite side portions 1 ′ of the deck portion 1, and an opposite cylindrical shape formed along the side portion 1 ′. It has end girder 2 'and cylindrical intermediate girder 3' formed between end girder 2 '. Cross ribs 2a and 2b running vertically and horizontally are suspended on the back surface of the deck portion 1 located in the end girder portion 2 ', and on the back surface of the deck portion 1 located in the intermediate girder portion 3'. Also, cross ribs 3a and 3b running vertically and horizontally are suspended, and the back surface of the deck portion 1 other than the end girder portion 2 ′ and the middle girder portion 3 ′ (the end girder portion 2 ′ and the intermediate girder). Cross ribs 1a and 1b running vertically and horizontally are also provided vertically on the back surface of the deck portion 1 located between the portions 3 '. Of the intersecting ribs 1a, 1b, 2a, 2b, 3a, 3b, one intersecting rib 1a, 2a, 3a is substantially parallel to one opposite side 1 'of the deck portion 1 and is substantially The other intersecting ribs 1b, 2b, 3b are formed at equal intervals, and are substantially parallel to the other opposite side portion 1 ″ of the deck portion 1 and are formed at substantially equal intervals. Note that the height of the intersecting ribs 1a, 1b, 2a, 2b, 3a, 3b (distance from the back surface of the deck portion 1 to the lower end of each rib) is all or part of the end girder portion. It may be formed at the same height as the height of 2 ′ and intermediate girder part 3 ′ (distance from the back of deck part 1 to the lower end of each girder part), or end girder part 2 ′ and intermediate girder part 3 It can be formed lower than the height of '.
[0016]
On the side wall 2c of the end spar 2 'located on the opposite side 1 "side of the deck section 1, the side wall 2c side and above (in FIG. 1 and FIG. 2, the deck section 1 is positioned below). Since the end girder 2 'and the intermediate girder 3' are located on the upper side, it is referred to as the upper side. However, the deck part 1 is located on the upper side, and the end girder 2 'and the intermediate girder 3'. Is located below, the bottom wall 4a 'is substantially parallel to the side wall 2c, the opposite inner wall 4b' and the bottom (the deck portion 1 is located above). When the end girder part 2 ′ and the intermediate girder part 3 ′ are positioned below, a recess 4 ′ having a top part 4c ′ is formed. The back wall 4a ′ and the inner wall 4b ′ The height (distance from the back surface of the deck portion 1 to the end portions of the back wall 4a ′ and the inner wall 4b ′) is formed to be the same height as the end girder portion 2 ′ and the intermediate girder portion 3 ′.
[0017]
Opposing inner walls 4b ′ constituting the recess 4 ′ are inclined in a divergent shape from the back wall 4a ′ toward the side wall 2c. The bottom (or top) 4c ′ is formed by the tips of the intersecting ribs 4c1 and 4c2 formed on the back surface of the deck portion 1, and the virtual surface formed by the tips of the intersecting ribs 4c1 and 4c2 is: It is formed substantially horizontally with respect to the deck portion 1. Of the cross ribs 4c1 and 4c2 constituting the bottom (or top) 4c ', one cross rib 4c1 is substantially parallel to one opposite side 1' of the deck portion 1 and the other cross rib. 4c2 is formed substantially parallel to the other opposite side 1 "of the deck portion 1.
[0018]
The interval between the intersecting ribs 4c1 and 4c2 that form the bottom (or top) 4c 'constituting the recess 4' is such that the intersecting rib 2a that is suspended from the back surface of the deck portion 1 located in the end spar 2 '. 2b is formed to be narrower than the interval 2b, and is configured to compensate for a decrease in strength due to the formation of the recess 4 'in the end beam 2'. Further, of the cross ribs 1a and 1b formed on the back surface of the deck portion 1 located between the end beam portion 2 ′ and the intermediate beam portion 3 ′, both end portions (the other opposite side portion 1 of the deck portion 1). The interval between the cross ribs 1a 'and 1b' located on the "side" is narrower than the interval between the other cross ribs 1a and 1b, and the recess 4 'is formed in the end beam portion 2'. The reduction in strength due to this is further compensated by narrowing the interval between the cross ribs 1a ′ and 1b ′ between the end girder 2 ′ and the intermediate girder 3 ′ located in the vicinity of the recess 4 ′. Has been.
[0019]
As shown in FIG. 3, the pair of skids S having the above-described configuration are welded to the ends of the end spar 2 'and the ends of the intermediate spar 3', respectively. A synthetic resin pallet P is formed.
[0020]
The synthetic resin pallet P formed by welding the pair of skids S to the ends of the end spar 2 'and the ends of the intermediate spar 3' is the end where the ends are welded. The end girder 2 is formed by the girder part 2 ′, and the intermediate girder 3 is formed by the intermediate girder part 3 ′ whose tip is welded, and between the end girder 2 and the intermediate girder 3. The fork insertion hole 5 is formed.
[0021]
Further, the synthetic resin pallet P formed by welding the pair of skids S to the ends of the end spar 2 'and the ends of the intermediate spar 3' is the deck of the above-described skid S. The inner wall 4b ′ and the bottom (or top) 4c ′ formed on the side wall 2c of the end girder 2 ′ located on the opposite side 1 ”of the part 1 and facing the back wall 4a ′. Is formed on the side wall p1 on the side where the fork insertion hole 5 of the synthetic resin pallet P is formed. Will be.
[0022]
The claw insertion recess 6 formed as described above has a back wall 6a formed by the back walls 4a 'of the pair of skids S and an opposed inner wall 6b formed by the opposed inner walls 4b' of the pair of skids S. And a bottom 6c formed by the bottom (or top) 4c ′ of the pair of skids S, and a top 6d facing the bottom 6c.
[0023]
The virtual plane formed by the tips of the cross ribs 4c1 and 4c2 constituting the bottom (or top) 4c 'of the recess 4' formed in the end beam 2 'is substantially horizontal to the deck 1 The virtual surfaces 6c1 and 6d1 of the bottom portion 6c and the top portion 6d constituting the claw insertion recess 6 formed in the synthetic resin pallet P formed by welding the pair of skids S are also shown in FIG. As shown in FIG. 4, the deck portion 1 is substantially horizontal. Therefore, the upper surface h1a of the plate-like claw h1 of the operation member H inserted into the claw insertion recess 6 and the virtual surface 6d1 of the top portion 6d constituting the claw insertion recess 6 coincide with each other. Since the load applied to the top portion 6d constituting the claw insertion recess 6 of the synthetic resin pallet P placed on the claw h1 is dispersed, the top portion 6d constituting the claw insertion recess 6 is damaged. Can be prevented, and dropping of the synthetic resin pallet P from the plate-like claw h1 of the operation member H can be prevented.
[0024]
Further, the opposing inner wall 4b ′ of the skid S that forms the inner wall 6b of the claw insertion recess 6 is inclined in a divergent shape from the back wall 4a ′ toward the side wall 2c. The inner wall 6b is also inclined in a divergent shape from the inner wall 6a toward the side wall 2c. Therefore, the insertion of the claw h1 of the operation member H into the claw insertion recess 6 constituting the corrugating machine is facilitated.
[0025]
Furthermore, the bottom 6c and the top 6d of the claw insertion recess 6 formed by the bottom (or top) 4c ′ of the pair of skids S are formed by the intersecting ribs 4c1 and 4c2, and the intersecting rib 4c1. 4c2 is formed narrower than the interval between the cross ribs 2a and 2b located in the end spar 2 ', that is, in the end spar 2, so that the nail insertion recess 6 is formed in the end spar 2. Therefore, it is possible to compensate for a decrease in strength and rigidity of the end girder 2 and, in turn, a decrease in strength and rigidity of the synthetic resin pallet P.
[0026]
Furthermore, as described above, both ends (one of the deck portions 1) of the cross ribs 1a and 1b formed on the back surface of the deck portion 1 located between the end beam portion 2 ′ and the intermediate beam portion 3 ′. Since the distance between the intersecting ribs 1a 'and 1b' located on the opposite side 1 'side is narrower than the distance between the other intersecting ribs 1a and 1b, it is formed by welding a pair of skids S. Since the strength of the opening of the fork insertion hole 5 of the synthetic resin pallet P is reinforced, the claw insertion recess 6 is formed in the end beam 2 positioned on the side of the opening of the fork insertion hole 5. It is possible to further compensate for a decrease in strength and rigidity of the end girder 2 and a decrease in strength and rigidity of the synthetic resin pallet P.
[0027]
The embodiment described above includes a pair of end beams 2 and an intermediate beam 3 formed between the end beams 2, and a fork insertion hole 5 is provided between the end beam 2 and the intermediate beam 3. A so-called two-way synthetic resin pallet P is formed, but corner girders are formed at the four corners of the synthetic resin pallet, and intermediate girders are formed between the corner girders. The present invention can also be applied to a so-called four-way synthetic resin pallet in which a central girder is formed in the central part of the resin pallet. It will be arranged in.
[0028]
As described above, the claw insertion recess 6 into which the claw h1 of the stepping machine can be inserted is formed in the end spar 2 of the synthetic resin pallet P. Compared with the case where 6 is formed, the strength and rigidity of the synthetic resin pallet P can be suppressed from being lowered.
[0029]
Since the top portion 6d of the claw insertion recess 6 formed in the end spar 2 of the synthetic resin pallet P is substantially horizontal with respect to the deck portion 1, the plate shape of the operation member H inserted into the claw insertion recess 6 The upper surface h1a of the claw h1 coincides with the virtual surface 6d1 of the top portion 6d constituting the claw insertion recess 6, and accordingly, the claw of the synthetic resin pallet P placed on the plate-like claw h1 of the operation member H Since the load applied to the top 6d constituting the insertion recess 6 is dispersed, the top 6d constituting the claw insertion recess 6 can be prevented from being damaged, and the plate-like shape of the operation member H can be prevented. The synthetic resin pallet P can be prevented from dropping from the claw h1.
[0030]
Cross ribs 2a located in the end spar 2 with the interval between the cross ribs 4c1 and 4c2 constituting the bottom 6c of the claw insertion recess 6 formed on the end spar 2 of the synthetic resin pallet P and the top 6d, Since it is formed narrower than the interval of 2b, the strength and rigidity of the end spar 2 due to the formation of the claw insertion recess 6 in the end spar 2 is compensated, and consequently the strength and rigidity of the synthetic resin pallet P are reduced. be able to.
[0031]
Among the cross ribs 1a and 1b formed on the back surface of the deck portion 1 positioned between the end beam 2 and the intermediate beam 3, the interval between the cross ribs 1a 'and 1b' positioned near the opening of the fork insertion hole 5 is set. Since the distance between the other cross ribs 1a and 1b is narrower than that, the strength and rigidity of the end girder 2 are reduced due to the claw insertion recess 6 formed in the end girder 2, and consequently the pallet P made of synthetic resin A decrease in strength and rigidity can be further compensated.
[0032]
【The invention's effect】
Since the present invention has the above-described configuration, the following effects can be achieved.
[0033]
Since the nail insertion concave part into which the nail of the stepping machine can be inserted is formed in the girder, the strength and rigidity of the synthetic resin pallet are reduced compared to the case where the nail insertion concave part is formed in a thin part such as the deck part. The decrease can be suppressed.
[0034]
Since the top of the claw insertion recess formed in the girder is substantially horizontal with respect to the deck, it can be added to the top of the claw insertion recess of the synthetic resin pallet placed on the claw of the corrugating machine. Since the load is dispersed, it is possible to prevent the top part of the claw insertion recess from being damaged, and to prevent the synthetic resin pallet from dropping from the claw.
[0035]
Since the interval between the cross ribs forming the top of the claw insertion recess formed in the girder is narrower than the interval between the cross ribs formed in the girder, the strength of the girder due to the claw insertion recess formed in the girder It is possible to compensate for the decrease in rigidity, and hence the decrease in strength and rigidity of the synthetic resin pallet.
[0036]
Of the cross ribs formed on the back surface of the deck part located between the girders, the cross ribs located near the opening of the fork insertion hole are narrower than the other cross ribs. It is possible to further compensate for a decrease in strength and rigidity of the girder due to the formation of the insertion recess, and a decrease in strength and rigidity of the synthetic resin pallet.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a rear view of a skid constituting a synthetic resin pallet according to the present invention.
FIG. 2 is a partial perspective view of a skid constituting the synthetic resin pallet shown in FIG. 1 according to the present invention.
FIG. 3 is an overall perspective view of a synthetic resin pallet according to the present invention.
FIG. 4 is a partial perspective view of the synthetic resin pallet of the present invention shown in FIG. 3;
FIG. 5 is a partial horizontal sectional view of the synthetic resin pallet of the present invention shown in FIG. 3;
6 is a partial vertical sectional view of the synthetic resin pallet of the present invention shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 7 is a schematic plan view of a synthetic resin pallet or the like of the present invention arranged in a corrugating machine.
FIG. 8 is a schematic front view of a corrugated machine in which a synthetic resin pallet according to the present invention is arranged.
FIG. 9 is a schematic front view of a corrugated machine in which the synthetic resin pallets of the present invention are similarly arranged.
FIG. 10 is a schematic front view of a corrugated machine in which the synthetic resin pallets of the present invention are similarly arranged.
FIG. 11 is a schematic front view of a corrugated machine in which the synthetic resin pallets of the present invention are similarly arranged.
FIG. 12 is a schematic front view of the corrugated machine in which the synthetic resin pallets of the present invention are similarly arranged.
[Explanation of symbols]
H ・・・・・・・・ Corrugation machine h2 ・・・・・・・・ Nail P ・・・・・・・・ Plastic plastic pallet S・・・・・・・・ Skid 1 ・・・・・・・・ Deck part 1a, 1b ・・・・・・・・・・・ Cross rib 2 ...・・・・・・・・ End girders 2a, 2b ・・・・・・・・・・・ Cross ribs 3 ・・・・・・・・ Intermediate girders 3a, 3b ・・・・・・... Cross ribs 5 ... Fork insertion hole 6 ... Claw insertion recess

Claims

In a synthetic resin pallet having a pair of mutually parallel end beams and an intermediate beam positioned between the end beams, and a fork insertion hole is formed between the end beam and the intermediate beam , said end portions formed in the side wall of the girder, nail insertable pawl insertion recess stages Balazs machine, with has a substantially horizontal top and bottom with respect to the deck portion, the bottom and the top The interval between the cross ribs constituting the portion is formed to be narrower than the interval between the cross ribs located in the end girder, and the opposing inner walls constituting the nail insertion recess are the backs constituting the nail insertion recess. Both ends of the cross ribs which are inclined toward the side wall of the deck portion from the wall and are formed on the back surface of the deck portion located between the end girders and the intermediate girders. The interval between the cross ribs located in the section is between the other cross ribs. Compared with a synthetic resin pallet, characterized in that it is narrower on.