JP4242922B1 - 色彩診断装置,及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は,季節感を考慮した配色を提案できる色診断装置を提供することを目的とする。また,コンピュータを,色彩診断装置として機能させるためのプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】 上記課題は,色データベース(7)を用いた色彩診断装置であって,前記色データベース(7)は,季節により色を分類・体系化した季節テーブルを有し,入力画像に含まれる色を上記色データベース(7)に基づいて分析し,前記入力画像に含まれる色の季節に関する情報を出力できる,色彩診断装置により解決される。また,本発明は,コンピュータをそのような色彩診断装置として機能させるプログラムをも提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は,色彩診断装置,及びプログラムなどに関する。
特開2006-331344号公報(下記特許文献1)には,日本人が服飾を着用する際の服飾のカラー診断を,日本人の伝統的美意識に則って行い得るカラー診断方法が開示されている。
この文献に記載されたカラー診断方法は,撮影した頭部情報をRGBに分析する。そして,RGBをHSBカラーモードへ変換し,所定の数値を付加したものを推薦色とするものである。
たとえば,同じ緑色でも様々なものがある。たとえば,「若芽の色」と「枯れかけた葉の色」は色彩としては類似するかもしれないが,季節感は大きく異なる。
すなわち,色相を用いて数値化した指標のみを用いて色彩を変化させる場合,色が全体として不調和である場合や,好ましくない印象をもたらす場合もある。
特開2006-331344号公報
そこで,本発明は,季節感を考慮した配色を提案できる色診断装置を提供することを目的とする。また,コンピュータを,色彩診断装置として機能させるためのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は,基本的には,色データベース(7)を用いた色彩診断装置に関する。そして,色データベース(7)は,季節により色を分類・体系化した季節テーブルを有する。そして,色彩診断装置は,入力画像に含まれる色を上記色データベース(7)に基づいて分析する。これにより,色彩診断装置は,入力画像に含まれる色の季節に関する情報を出力できる。この色の季節に関する情報が不調和であれば,修正した色を用いて再度分析することで,修正後の色の季節に関する情報を得ることができる。これにより,季節感を考慮した配色を提案できる。
本発明によれば,季節感を考慮した配色を提案できる色診断装置を提供できる。また,本発明によれば,コンピュータを,色彩診断装置として機能させるためのプログラムを提供できる。
以下,図面を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。しかしながら,以下説明する形態はある例であって,当業者にとって自明な範囲で適宜修正することができる。
図1は,本発明の色彩診断装置の基本構成を示すブロック図である。図1に示されるように,本発明の色診断装置(1)は,画像読取り手段(3)と,領域分け手段(5)と,色データベース(7)と,色マッチング手段(9)と,出力手段(11)とを含む。なお,本発明の色診断装置(1)は,さらに,色彩評価手段(12a)と,色彩評価データベース(12b)とを含んでもよいし,又は,さらに色補正案演算手段(13)を含んでもよい。なお,図1において,符号4は,コンピュータを示す。そして,点線はコンピュータ(4)の内部を示す。コンピュータ(4)は,入出力装置,演算装置,制御装置及び記憶装置を有しており,それぞれバスなどで接続されている。これにより情報の授受を行うことができるようにされている。また,記憶装置のうちのメインメモリには,制御プログラムを記憶したCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体が格納されている。そして,入力装置から情報が入力されると,制御部は,適宜制御プログラムを読み出して,制御プログラムの指令に従い,適宜記憶装置に記憶された情報を読み出し,演算装置にて演算を行う。そして,演算結果を適宜記憶装置に記憶し,出力装置から出力する。すなわち,本発明は,コンピュータ(4)を,画像読取り手段(3)と,領域分け手段(5)と,色データベース(7)と,色マッチング手段(9)と,出力手段(11)とを含む装置として機能させるためのプログラムや,そのようなプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体をも提供する。
画像読取り手段(3)は,画像を読取り,入力画像を得る手段である。画像読取り手段(3)として,カラー画像を取得できるものであれば特に限定されない。画像読取り手段(3)の例は,カラースキャナ,i1Pro(登録商標),デジタルカメラなどがあげられる。また,画像読取り手段(3)は,CADデータを装置内に入力できるものであってもよい。この場合,たとえば,イラストレータ(登録商標)などで作成した,画像データを受信する手段が,画像読取り手段(3)として機能することとなる。このようにすれば,イラストレータが作成したCAD図面の季節感などをもチェックできることとなる。
領域分け手段(5)は,入力画像を色により領域分けする手段である。入力画像がコンピュータグラフィックスで作成されている場合は,画像情報を分析することにより領域分け手段(5)を実装できる。
領域分け手段(5)の例は,入力画像をラインごとに掃引して色相や輝度を分析するものである。たとえば,入力画像をラインごとに掃引し,輝度の変化が一定以上の場合に別領域と判断すればよい。また,入力画像をラインごとに掃引し,色合いが大きく変化した場合に,別領域と判断してもよい。そして,入力画像を領域分けした後に,その領域ごとの色を記憶する。この領域に含まれる複数のピクセルは,光や影の影響を受けて色彩や輝度が変化していることがある。たとえば,領域に含まれる色彩や輝度の平均値をその領域の色とすればよい。
色データベース(7)は,季節により色を分類・体系化した季節テーブルを有する。
季節テーブルは,それぞれの色を色相により数値化した指標と関連して,季節指標及び季節情報を記憶する。季節指標は,色が示す季節を数値化したものである。たとえば,1年を春夏秋冬の4つにわけ,それをさらに6つの節気にわけて,それぞれの節気をさらに5日ごとの候にわける。季節は一巡するため,たとえば,1年をXY空間における単位円状に配置し,原点からの角度θをもって各季節,各節気,各候を表現する。たとえば,θ=0が,元日となるようにし,自然の特徴を基に色を分類・体系化する。すると,たとえば,季節1日ごとに,角度が異なることとなる。そして,ある日を象徴する色には,その日に応じた角度が振られることとなる。たとえば,1月10日の空の色は,季節感を示す,10度の角度とともに記憶されてもよい。また,たとえば,RGBごとに季節指標が設けられてもよい。また,季節指標を評価する際は,たとえば,単位円上に季節指標をおいて,その距離を用いて評価してもよい。このようにすることで,たとえば,12月31日を示す色と,1月2日を示す色とは,近い季節感を有するように評価できる。なお,「春」などという情報は,季節情報として用いてもよい。なお,「春」などという情報は,季節情報として用いてもよい。
図2は,季節テーブルの例である。この例では,季節が,4季,24節,及び72候に分けられている。これらは,季節指標であり,かつ季節情報であってもよい。そして,各色は,色を示すIDとともに,Labにより数値化した指標,CMYKにより数値化した指標,RGBにより数値化した指標と関連して,対応する4季,24節,及び72候が振られている。この結果,たとえば,秋を示す色と,春を示す色とでは大きく季節感が異なるといった評価を行うことができることとなる。すなわち,入力画像に含まれる色を領域ごとに数値化した指標により表現し,それらの季節を読み出した場合,季節の分布からずれる領域を把握できることとなる。
色マッチング手段(9)は,領域分け手段(5)が領域分けしたそれぞれの領域に含まれる色を数値化する色数値化手段と,色数値化手段が数値化した数値を用いて,季節テーブルから,季節指標,及び季節情報を読み出す指標読出し手段を有する。すなわち,色数値化手段は,領域分けしたそれぞれの領域に含まれる色を受け取って,色相に応じて数値化する。これは,各テーブルに記憶される色の数値化と同じアルゴリズムに基づくものである。この数値化の方法として,Labによるもの,CMYKによるもの,RGBによるものなどがあげられる。このように色彩などを用いて色を数値化する方法は公知である。RGBによる数値化において,たとえば,RGB=1の場合,x=1,y=0,z=0のように数値化されればよい。そしてこれに基づいて,さらに数値化がなされてもよい。その結果,図2に示されるFf1100などの指標値を得ることができる。そして,指標値が一致したものがあれば色マッチングの結果として抽出すればよい。たとえば,RGB分析の指標値がFf1100であれば,データベースから指標値がFf1100と関連して記憶されている情報を読み出すことで,この領域の色が,色ID2番の若草色であるという情報を入手できる。指標値が一致するものがない場合は,もっとも近接する指標値を有するものをもとめ,その指標値を用いて色情報を抽出すればよい。
出力手段(11)は,領域分け手段(5)が領域分けしたそれぞれの領域に含まれる色についての季節情報を含む情報を出力する。具体的には,季節情報や心理的効果情報を含む情報が,バッファなどに記憶されているので,その情報を読み出して,モニタなどに出力する。
これにより,入力画像に含まれる色の季節情報を表示できる。
次に,本発明の好ましい態様は,色彩評価手段(12a)と,色彩評価データベース(12b)とを含むものであるから,この点について説明する。
色彩評価データベース(12b)は,色数値化手段が数値化する数値と関連して,色彩評価情報を記憶する。色彩評価手段(12a)は,色数値化手段が数値化した数値を指標として,色彩評価データベース(12b)から色彩評価情報を読み出す手段である。
そして,この場合,出力手段(11)は,さらに,色彩評価手段(12a)が読み出した色彩評価情報を出力する。たとえば,Ff1100と関連して,若草色に対する評価コメント「春の草原をイメージさせる爽やかな色であり,この色は,前向きな気分をもたらすという心理的効能を有しています。」が出力される。
なお,上記態様では,色彩評価データベース(12b)は,色数値化手段が数値化する数値と関連して,色彩評価情報を記憶するとしたが,これに代えて,色数値化手段が数値化する数値と関連して,占い情報を記憶してもよい。占い情報は,色数値化手段が数値化する数値に対応する季節や色と関連付けられている。そして,色彩評価手段(12a)は,色数値化手段が数値化した数値を指標として,色彩評価データベース(12b)から占い情報を読み出し,出力手段(11)は,さらに,色彩評価手段(12a)が読み出した占い情報を出力する。たとえば,Ff1100と関連して,「3月26日〜3月30日(雀始巣)に生まれた人の運勢」が出力される。
また,本発明の別の好ましい態様は,色補正案演算手段(13)を含むものであるから,この点について説明する。色補正案演算手段(13)は,分布演算手段と,色抽出手段と,補正候補抽出手段とを有する。
分布演算手段は,季節指標を用いて,領域分け手段(5)が領域分けしたそれぞれの領域に含まれる季節指標の分布を得る。たとえば,各領域の色について四季が求められている場合,季節の分布状況を得ればよい。
色抽出手段は,分布演算手段が求めた分布を用いて,季節指標の分布が所定の閾値以内になるように,領域分けされた色のうち分布から外れるものを抽出する。たとえば,8割以上の面積を占める領域が,「春」という季節指標を有している場合,「春」でない季節指標を有しているものを抽出すればよい。さらに,たとえば,7割以上の領域が,「春,夏,秋」という季節指標を有している場合は,これらの範囲から外れるものを抽出すればよい。ここで,もっとも領域を多く占める季節を求めるためには,以下のようにすればよい。すなわち,各領域の面積を求める。そして,各領域の示す季節を把握する。その上で,季節ごとに,領域を集計し,それらの面積を合計する。このようにして最も多い季節を示す領域と,それ以外の領域とを把握すればよい。
補正候補抽出手段は,色抽出手段が抽出した分布から外れる色について,色相により数値化された指標が所定の範囲に属する色であって,分布の所定の閾値以内に含まれるものを抽出する。たとえば,上記の例では,「春」以外の季節を有する領域を抽出する。この春以外の季節を有する色の指標がRGBでFf0022であったとする。この場合,この数値に近い数値の色指標を有する色を,データベースから抽出する。そして,Ff0022に近い色から,その色の有する季節指標を読み出す。その結果,季節指標として,「春」が読み出されるまで,色の抽出作業を行う。すると,たとえば,Ff0000が読み出された場合,この色の季節指標は「春」であるから,補正候補として,Ff0000である朱色が抽出されればよい。
指標読出し手段は,補正候補抽出手段が抽出した色の色相により数値化された指標を用いて,季節テーブルから,季節情報を読み出す。具体的には,Ff0000を用いて,「春」などの情報を読み出す。
出力手段(11)は,この補正候補の季節情報を出力する。これにより,補正候補の有する季節感を出力できる。なお,この出力を見たユーザが,納得し,その旨が入力された場合,このコンピュータ(4)が補正候補色に色を変換する処理を行うことで,調和のある色彩をコーディネートできることとなる。
ここで,出力手段(11)が出力する情報は,補正候補抽出手段が抽出した色をプリンタで印刷するための配色情報をさらに含んでいてもよい。配色情報も,CMYKやRGBによって表される。これにより,個々にふさわしい色情報を提供し,その色をそのまま印刷することができる。
又は,出力手段(11)は,補正候補抽出手段が抽出した色を,ラッキーカラーとして出力してもよい。そして,この出力を見たユーザは,深層心理に影響を受け,ラッキーカラーを意識して行動するようになる。
また,入力画像が車の画像である旨が予め設定されている場合,又は,入力画像を解析した結果,車の画像であることが判明した場合,出力手段(11)は,補正候補抽出手段が抽出した色を,車体を塗装する色として出力してもよい。これにより,季節感を踏まえた車体の色の候補情報を出力できる。そして,この出力を見たユーザが納得した場合は,車の塗装業者は,車体の色を補正候補色に変換する。すなわち,車のオーダーメード塗装が可能となる。なお,車体とは,四輪自動車,二輪自動車,鉄道車両などのいずれの車体であってもよい。
同様に,入力画像が家具の画像である場合,出力手段(11)は,補正候補抽出手段が抽出した色を,家具を塗装する色として出力してもよい。これにより,季節感を踏まえた家具の色の候補情報を出力できる。そして,この出力を見たユーザが納得した場合は,家具の製造業者は,家具の色を補正候補色に変換する。すなわち,家具のオーダーメード塗装が可能となる。
また同様に,入力画像が壁,壁紙,又は壁面の画像である場合,出力手段(11)は,補正候補抽出手段が抽出した色を,壁,壁紙,又は壁面の画像を塗装する色として出力してもよい。これにより,季節感を踏まえた壁,壁紙,又は壁面の画像の色の候補情報を出力できることになる。そして,この出力を見たユーザが納得した場合は,建築物の内装業者は,壁,壁紙,又は壁面の色を補正候補色に変換する。すなわち,壁,壁紙,又は壁面のオーダーメード塗装が可能となる。
また,本発明のさらに別の好ましい態様は,上述した色補正案演算手段(13)を含み,さらに,地域情報入力手段と,地域色データベースと,抽出色修正手段とを有するものであるから,この点について説明する。色補正案演算手段(13)は,上述したように,分布演算手段と,色抽出手段と,補正候補抽出手段とを有する。
地域色データベースは,地域名と関連して,禁止色情報を記憶する。たとえば,宗教上のタブー色に関する情報が地域ごとに禁止色情報として地域色データベースに記憶される。
地域情報入力手段は,地域名を入力する手段である。抽出色修正手段は,地域情報入力手段により入力された地域名を用いて,地域色データベースから当該地域の禁止色情報を読み出し,補正候補抽出手段が抽出した色が当該禁止色であるか判断する手段である。
そして,補正候補抽出手段が抽出した補正候補色が,地域情報入力手段により入力された地域名に関連した禁止色であると判断された場合,出力手段(11)は,その旨を出力する。そして,この出力を見たユーザは,補正候補色に色を変換するのを回避することで,地域ごとのタブー色を軽減することができる。又は,補正候補色が禁止色であると判断された場合,出力手段(11)が,その旨を出力しないように制御してもよい。
なお,上述した態様では,地域色データベースは,地域名と関連して,禁止色情報を記憶するとしたが,これに代えて,地域名と関連して,推薦色情報を記憶してもよい。推薦色情報としては,たとえば,地域の特産品を想起させる色に関する情報が考えられる。
この場合における抽出色修正手段は,地域情報入力手段により入力された地域名を用いて,地域色データベースから当該地域の推薦色情報を読み出し,補正候補抽出手段が抽出した色の色相を数値化した値と,当該推薦色との色相を数値化した値とを比較し,これらの値が一定の範囲内にある場合に,当該推薦色を補正候補色として選択する手段である。そして,出力手段(11)は,領域分け手段(5)が領域分けしたそれぞれの領域に含まれる色についての季節情報と,抽出色修正手段が補正候補色として選択した推薦色,及び前記推薦色についての季節情報とを含む情報を出力する。これにより,地域ごとの推薦色を考慮することができる。
また,本発明の別の好ましい態様は,色データベース(7)は,上述した季節テーブルだけでなく,心理的効能により色を分類・体系化した心理テーブルも含んだものである。
図1に示したように,本発明の色診断装置(1)は,画像読取り手段(3)と,領域分け手段(5)と,色データベース(7)と,色マッチング手段(9)と,出力手段(11)とを含む。なお,本発明の色診断装置(1)は,さらに色補正案演算手段(13)を含んでもよい。なお,図1において,符号4は,コンピュータを示す。そして,点線はコンピュータ(4)の内部を示す。コンピュータ(4)は,入出力装置,演算装置,制御装置及び記憶装置を有しており,それぞれバスなどで接続されている。これにより情報の授受を行うことができるようにされている。また,記憶装置のうちのメインメモリには,制御プログラムを記憶したCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体が格納されている。そして,入力装置から情報が入力されると,制御部は,適宜制御プログラムを読み出して,制御プログラムの指令に従い,適宜記憶装置に記憶された情報を読み出し,演算装置にて演算を行う。そして,演算結果を適宜記憶装置に記憶し,出力装置から出力する。すなわち,本発明は,コンピュータ(4)を画像読取り手段(3)と,領域分け手段(5)と,色データベース(7)と,色マッチング手段(9)と,出力手段(11)とを含む装置として機能させるためのプログラムや,そのようなプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体をも提供する。
画像読取り手段(3)は,画像を読取り,入力画像を得る手段である。画像読取り手段(3)として,カラー画像を取得できるものであれば特に限定されない。画像読取り手段(3)の例は,カラースキャナ,i1Pro(登録商標),デジタルカメラなどがあげられる。また,画像読取り手段(3)は,CADデータを装置内に入力できるものであってもよい。この場合,たとえば,イラストレータ(登録商標)などで作成した,画像データを受信する手段が,画像読取り手段(3)として機能することとなる。このようにすれば,イラストレータが作成したCAD図面の季節感などをもチェックできることとなる。
領域分け手段(5)は,入力画像を色により領域分けする手段である。入力画像がコンピュータグラフィックスで作成されている場合は,画像情報を分析することにより領域分け手段(5)を実装できる。
領域分け手段(5)の例は,入力画像をラインごとに掃引して色相や輝度を分析するものである。たとえば,入力画像をラインごとに掃引し,輝度の変化が一定以上の場合に別領域と判断すればよい。また,入力画像をラインごとに掃引し,色合いが大きく変化した場合に,別領域と判断してもよい。そして,入力画像を領域分けした後に,その領域ごとの色を記憶する。この領域に含まれる複数のピクセルは,光や影の影響を受けて色彩や輝度が変化していることがある。たとえば,領域に含まれる色彩や輝度の平均値をその領域の色とすればよい。
色データベース(7)は,少なくとも,季節により色を分類・体系化した季節テーブルを有する,さらに,心理的効能により色を分類・体系化した心理テーブルを含んでもよい。また,これに加えて,地域により,色を分類・体系化した地域テーブルを含んでいてもよい。
季節テーブルは,それぞれの色を色相により数値化した指標と関連して,季節指標及び季節情報を記憶する。季節指標は,色が示す季節を数値化したものである。たとえば,1年を春夏秋冬の4つにわけ,それをさらに6つの節気にわけて,それぞれの節気をさらに5日ごとの候にわける。季節は一巡するため,たとえば,1年をXY空間における単位円状に配置し,原点からの角度θをもって各季節,各節気,各候を表現する。たとえば,θ=0が,元日となるようにし,自然の特徴を基に色を分類・体系化する。すると,たとえば,季節1日ごとに,角度が異なることとなる。そして,ある日を象徴する色には,その日に応じた角度が振られることとなる。たとえば,1月10日の空の色は,季節感を示す,10度の角度とともに記憶されてもよい。また,たとえば,RGBごとに季節指標が設けられてもよい。また,季節指標を評価する際は,たとえば,単位円上に季節指標をおいて,その距離を用いて評価してもよい。このようにすることで,たとえば,12月31日を示す色と,1月2日を示す色とは,近い季節感を有するように評価できる。なお,「春」などという情報は,季節情報として用いてもよい。
図3は,季節テーブルの別の例である。この例でも,図2に示した季節テーブルと同様に,季節が,4季,24節,及び72候に分けられている。これらは,季節指標であり,かつ季節情報であってもよい。そして,各色は,色を示すIDとともに,Labにより数値化した指標,CMYKにより数値化した指標,RGBにより数値化した指標と関連して,対応する4季,24節,及び72候が振られている。この結果,たとえば,秋を示す色と,春を示す色とでは大きく季節感が異なるといった評価を行うことができることとなる。すなわち,入力画像に含まれる色を領域ごとに数値化した指標により表現し,それらの季節を読み出した場合,季節の分布からずれる領域を把握できることとなる。
心理テーブルは,それぞれの色を色相により数値化した指標と関連して,心理指標及び心理的効果情報を記憶する。心理指標は,色が示す心理的効能を数値化したものである。たとえば,自然の特徴を基に各色の持つ語源,植物の花言葉,季語,文化的,歴史的背景などをもとにその色の持つ「意味」を分類・体系化することでこの心理指標と心理的効果情報とを得ることができる。RGBなどの色相ごとに心理指標や心理的効果情報が記憶されていてもよい。また,心理指標は,たとえば,都会的か牧歌的か,情熱的か冷静か,動的か静的か,お勧めか禁忌的か,早朝と関連するか深夜と関連するかなど,いくつかの座標上における数値を有するものとされてもよい。この心理テーブルは,図3に示すように,上記の季節テーブルと同じテーブルに設けられていてもよい。たとえば,心理指標は,−1〜1までの値が振られていればよい。したがって,心理テーブルでは,類似する色彩であってもそれぞれの色は異なる分類となる。たとえば,同じ赤色であっても,「血の色」と「夕暮れ」の色とは,深層心理に及ぼす影響が大きく変わるため,異なる分類となる。同様に,「若芽の色」と「枯れかけた葉の色」も,深層心理に与える季節感が大きく異なるため,異なる分類となる。
色マッチング手段(9)は,領域分け手段(5)が領域分けしたそれぞれの領域に含まれる色を数値化する色数値化手段と,色数値化手段が数値化した数値を用いて,季節テーブル及び心理テーブルから,季節指標,季節情報,心理指標及び心理的効果情報を読み出す指標読出し手段と有する。すなわち,色数値化手段は,領域分けしたそれぞれの領域に含まれる色を受け取って,色相に応じて数値化する。これは,各テーブルに記憶される色の数値化と同じアルゴリズムに基づくものである。この数値化の方法として,Labによるもの,CMYKによるもの,RGBによるものなどがあげられる。このように色彩などを用いて色を数値化する方法は公知である。RGBによる数値化において,たとえば,RGB=1の場合,x=1,y=0,z=0のように数値化されればよい。そしてこれに基づいて,さらに数値化がなされてもよい。その結果,図3に示されるFf1100などの指標値を得ることができる。そして,指標値が一致したものがあれば色マッチングの結果として抽出すればよい。たとえば,RGB分析の指標値がFf1100であれば,データベースから指標値がFf1100と関連して記憶されている情報を読み出すことで,この領域の色が,色ID2番の若草色であるという情報を入手できる。指標値が一致するものがない場合は,もっとも近接する指標値を有するものをもとめ,その指標値を用いて色情報を抽出すればよい。なお,Ff1100と関連して読み出された心理的効果は,「夕暮れ」,「叙情的」などである。なお,特に図示しないが,Ff1100と関連してテータベースに,情熱的(−1)か冷静(+1)かについては−0.5,動的(−1)か静的(+1)かについて0.4,お勧め(−1)か禁忌的(+1)かについて−0.8,早朝(−1)か深夜(+1)かについて0.5などの数値が記憶されており,これらがFf1100と関連して読み出されればよい。
出力手段(11)は,領域分け手段(5)が領域分けしたそれぞれの領域に含まれる色についての季節情報及び心理的効果情報を含む情報を出力する。具体的には,季節情報や心理的効果情報を含む情報が,バッファなどに記憶されているので,その情報を読み出して,モニタなどに出力する。
これにより,入力画像に含まれる色の季節情報及び心理的効果情報を表示できる。
次に,本発明の好ましい態様は,色補正案演算手段(13)を含むものであるから,この点について説明する。色補正案演算手段(13)は,分布演算手段と,色抽出手段と,補正候補抽出手段とを有する。
分布演算手段は,季節指標及び心理指標のいずれか又は両方を用いて,領域分け手段(5)が領域分けしたそれぞれの領域に含まれる季節指標及び心理指標のいずれかまたは両方の分布を得る。たとえば,各領域の色について四季が求められている場合,季節の分布状況を得ればよい。もちろん,心理効果のうち動的か静的かという心理指標の分布の分布状況を得てもよい。さらに,複数のパラメータに関する分布を得てもよい。
色抽出手段は,分布演算手段が求めた分布を用いて,季節指標及び心理指標の分布が所定の閾値以内になるように,領域分けされた色のうち分布から外れるものを抽出する。たとえば,8割以上の面積を占める領域が,「春」という季節指標を有している場合,「春」でない季節指標を有しているものを抽出すればよい。さらに,たとえば,7割以上の領域が,「春,夏,秋」という季節指標を有しており,かつ,動的か静的かという心理指標が0.1以上1以下である場合は,これらの範囲から外れるものを抽出すればよい。色部分演算が,季節指標,心理指標などを用いて共通領域を見出す方法は,適宜設定したものに基づいて行えばよく公知である。もっとも簡単なものは,パラメータがひとつのものである。たとえば,季節のみに着目し,もっとも領域を多く占める季節を求めるためには,以下のようにすればよい。すなわち,各領域の面積を求める。そして,各領域の示す季節を把握する。その上で,季節ごとに,領域を集計し,それらの面積を合計する。このようにして最も多い季節を示す領域と,それ以外の領域とを把握すればよい。
補正候補抽出手段は,色抽出手段が抽出した分布から外れる色について,色相により数値化された指標が所定の範囲に属する色であって,分布の所定の閾値以内に含まれるものを抽出する。たとえば,上記の例では,「春」以外の季節を有する領域を抽出する。この春以外の季節を有する色の指標がRGBでFf0022であったとする。この場合,この数値に近い数値の色指標を有する色を,データベースから抽出する。そして,Ff0022に近い色から,その色の有する季節指標を読み出す。その結果,季節指標として,「春」が読み出されるまで,色の抽出作業を行う。すると,たとえば,Ff0000が読み出された場合,この色の季節指標は「春」であるから,補正候補として,Ff0000である朱色が抽出されればよい。
指標読出し手段は,補正候補抽出手段が抽出した色の色相により数値化された指標を用いて,季節テーブル及び心理テーブルから,少なくとも,季節情報及び心理的効果情報を読み出す。具体的には,Ff0000を用いて,「春」,「情熱」,「誕生」などの情報を読み出す。
出力手段(11)は,この補正候補の季節情報及び心理的効果情報を読み出す。これにより,補正候補の有する季節感や心理的効能を出力できる。なお,この出力を見たユーザが,納得した場合は,補正候補色に色を変換することで,調和のある色彩をコーディネートできることとなる。
本発明の色彩診断装置,及びプログラムは,光学機器などの分野で利用されうるほか,カラーコーディネート業なども分野で利用されうる。
図1は,本発明の色彩診断装置の基本構成を示すブロック図である。 図2は,季節テーブルの例である。 図3は,季節テーブルの別の例である。
符号の説明
1 色診断装置; 3 画像読取り手段; 4 コンピュータ; 5 領域分け手段; 7 色データベース; 9 色マッチング手段; 11 出力手段; 12a 色彩評価手段; 12b 色彩評価データベース; 13 色補正案演算手段

Claims (9)

  1. 画像読取り手段(3)と,領域分け手段(5)と,色データベース(7)と,色マッチング手段(9)と,出力手段(11)と,を含む色彩診断装置であって,

    前記画像読取り手段(3)は,画像を読取り,入力画像を得る手段であり,

    前記領域分け手段(5)は,前記入力画像を色により領域分けする手段であり,

    前記色データベース(7)は,少なくとも,
    季節により色を分類・体系化した季節テーブルと,を有し,

    前記季節テーブルは,それぞれの色を色相により数値化した指標と関連して,季節指標及び季節情報を記憶し,

    前記季節指標は,色が示す季節を数値化したものであり,

    前記色マッチング手段(9)は,
    色数値化手段と,指標読出し手段と,を有し,

    前記色数値化手段は,
    前記領域分け手段(5)が領域分けしたそれぞれの領域に含まれる色を数値化する手段であり,

    前記指標読出し手段は,
    前記色数値化手段が数値化した数値を指標として用いて,前記季節テーブルから,季節指標,及び季節情報を読み出す手段であり,

    さらに色補正案演算手段(13)を有し,

    前記色補正案演算手段(13)は,
    分布演算手段と,色抽出手段と,補正候補抽出手段とを有し,

    前記分布演算手段は,
    前記季節指標を用いて,領域分け手段(5)が領域分けしたそれぞれの領域に含まれる季節指標の分布を得る手段であり,

    前記色抽出手段は,
    前記分布演算手段が求めた季節指標の分布を用いて,前記季節指標が所定の閾値以内になるように,前記領域分けされた色のうち分布から外れるものを抽出する手段であり,

    前記補正候補抽出手段は,
    前記色抽出手段が抽出した分布から外れる色について,色相により数値化された指標が所定の範囲に属する色であって,前記分布の所定の閾値以内に含まれるものを抽出する手段であり,

    前記出力手段(11)は,
    前記領域分け手段(5)が領域分けしたそれぞれの領域に含まれる色についての季節情報及び
    前記補正候補抽出手段が抽出した色,及び前記補正候補抽出手段が抽出した色についての季節情報,
    を含む情報を出力する

    色彩診断装置。
  2. 前記出力手段(11)が出力する情報は,
    前記補正候補抽出手段が抽出した色をプリンタで印刷するための配色情報をさらに含む,
    請求項1に記載の色診断装置。
  3. 前記出力手段(11)は,
    前記補正候補抽出手段が抽出した色を,ラッキーカラーとして出力する
    請求項1に記載の色診断装置。
  4. 前記入力画像は,
    車の画像であり,
    前記出力手段(11)は,
    前記補正候補抽出手段が抽出した色を,車体を塗装する色として出力し,

    これにより,季節感を踏まえた車体の色の候補情報を出力できる,
    請求項1に記載の色診断装置。
  5. 前記入力画像は,
    家具の画像であり,
    前記出力手段(11)は,
    前記補正候補抽出手段が抽出した色を,家具を塗装する色として出力し,

    これにより,季節感を踏まえた家具の色の候補情報を出力できる,
    請求項1に記載の色診断装置。
  6. 前記入力画像は,
    壁,壁紙,又は壁面の画像であり,
    前記出力手段(11)は,
    前記補正候補抽出手段が抽出した色を,壁,壁紙,又は壁面を塗装する色として出力し,

    これにより,季節感を踏まえた壁,壁紙,又は壁面の色の候補情報を出力できる,
    請求項1に記載の色診断装置。
  7. さらに,地域情報入力手段と,地域色データベースと,抽出色修正手段とを有し,

    前記地域色データベースは,
    地域名と関連して,禁止色情報を記憶し,

    前記抽出色修正手段は,
    前記地域情報入力手段により入力された地域名を用いて,前記地域色データベースから当該地域の禁止色情報を読み出し,
    前記補正候補抽出手段が抽出した色が当該禁止色であるか判断する
    請求項1に記載の色診断装置。
  8. さらに,地域情報入力手段と,地域色データベースと,抽出色修正手段とを有し,

    前記地域色データベースは,
    地域名と関連して,推薦色情報を記憶し,

    前記抽出色修正手段は,
    前記地域情報入力手段により入力された地域名を用いて,前記地域色データベースから当該地域の推薦色情報を読み出し,
    前記補正候補抽出手段が抽出した色の色相を数値化した値と,当該推薦色との色相を数値化した値とを比較し,これらの値が一定の範囲内にある場合に,当該推薦色を補正候補色として選択し,

    前記出力手段(11)は,
    前記領域分け手段(5)が領域分けしたそれぞれの領域に含まれる色についての季節情報及び
    前記抽出色修正手段が補正候補色として選択した推薦色,及び前記推薦色についての季節情報,
    を含む情報を出力する,

    請求項1に記載の色診断装置。
  9. コンピュータを,色データベース(7)を用いた色彩診断装置として機能させるためのプログラムであって,

    前記色データベース(7)は,
    季節により色を分類・体系化した季節テーブルと,
    心理的効能により色を分類・体系化した心理テーブルと,を有し,

    前記色彩診断装置は,さらに,
    入力画像に含まれる色を上記色データベース(7)に基づいて分析する手段と,
    前記入力画像に含まれる色の季節,及び心理的効能に関する情報を出力する出力手段(11)と,
    これにより,前記色彩診断装置は,入力画像に含まれる色を上記色データベース(7)に基づいて分析し,前記入力画像に含まれる色の季節,及び心理的効能に関する情報を出力することができ,

    前記色彩診断装置は,さらに色補正案演算手段(13)を有し,

    前記色補正案演算手段(13)は,
    分布演算手段と,色抽出手段と,補正候補抽出手段とを有し,

    前記分布演算手段は,
    前記季節指標及び前記心理指標のいずれか又は両方を用いて,領域分け手段(5)が領域分けしたそれぞれの領域に含まれる季節指標及び心理指標のいずれかまたは両方の分布を得る手段であり,

    前記色抽出手段は,
    前記分布演算手段が求めた季節指標及び心理指標のいずれかまたは両方の分布を用いて,前記季節指標及び前記心理指標の分布が所定の閾値以内になるように,前記領域分けされた色のうち分布から外れるものを抽出する手段であり,

    前記補正候補抽出手段は,
    前記色抽出手段が抽出した分布から外れる色について,前記色相により数値化された指標が所定の範囲に属する色であって,前記分布の所定の閾値以内に含まれるものを抽出する手段であり,

    前記出力手段(11)は,
    前記領域分け手段(5)が領域分けしたそれぞれの領域に含まれる色についての季節情報及び心理的効果情報,及び
    前記補正候補抽出手段が抽出した色,及び前記補正候補抽出手段が抽出した色についての季節情報及び心理的効果情報,
    を含む情報を出力する

    プログラム。
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