JP4242887B2 - 工具、工具ホルダおよび工作機械 - Google Patents

工具、工具ホルダおよび工作機械 Download PDF

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Description

本発明は、工作機械の主軸に装着されるワークを加工する工具、エンドミル等の加工具を保持する工具ホルダ、この工具または工具ホルダが主軸に着脱される工作機械に関する。
たとえば、マシニングセンタ等の主軸を備えた工作機械では、主軸の最大回転数(単位時間当たり)は主軸を回転自在に保持する主軸受の構造や潤滑方式によって決定されるため、この最大回転数より増速した回転数で工具を回転させたい場合には、たとえば、増速装置を用いている。
増速装置としては、たとえば、工具を保持し主軸に着脱可能となっており、主軸の回転力を遊星歯車機構等の歯車機構によって増速して工具の回転数を増速させるものが知られている。
たとえば、マシニングセンタにおいて、一時的に主軸の最大回転数よりも工具の回転数を増速させたい場合には、上記のような増速装置を主軸に対して通常の工具と同様に装着し、工具を高い回転数で回転させている。
ところで、上記のような歯車機構による増速装置によって工具を主軸の回転数よりも増速する場合に、数万回転〜数十万回転の超高速回転させると、増速装置の発熱が増大し、工具の熱膨張のために加工精度に影響することがある。また、数万回転〜数十万回転の超高速回転では、増速装置からの騒音も増大する。さらに、増速装置は、たとえば、数万回転〜数十万回転の回転に耐えうる信頼性の高い構造にするため、比較的製造コストが高騰するという不利益も存在した。
また、歯車機構による増速装置の場合、歯車や軸受の潤滑が必要であり、潤滑油の供給経路および排出経路を増速装置内に設けるため、装置が大型化し、自動工具交換装置による自動交換が難しいという不利益も存在した。
また、他の増速方法として、工具を駆動するモータに高周波モータを使用し、この高周波モータに特別に用意された制御装置から駆動電流を供給し、工具を高速回転させる方法が採られる場合がある。しかしながら、この方法では、電力を外部から供給するケーブルが存在するため、工具の自動交換を通常の工具と同様に行うことが難しく、また、設備コストが比較的高いという不利益が存在する。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであって、その目的は、通常の工具と同様に工作機械の主軸に着脱自在に装着され、外部から電力を供給することなく工作機械の主軸よりも高い回転数を得ることができ、外部の電源等と結線することなく駆動可能で、加えて、自動工具交換が可能なように小型化された工具、工具ホルダおよびこれらを備えた工作機械を提供することにある。
本発明の第1の観点の工具は、工作機械の主軸に着脱可能に装着される工具であって、ワークを加工する加工具と、前記加工具を駆動する電動機と、前記工作機械の主軸から回転力が供給され、前記電動機を駆動させる電力を発生する発電機と、前記発電機の発電した電力により動作し、前記電動機および/または前記発電機の動作状態の情報を出力する制御回路と、前記制御回路から出力された情報を外部から視認可能に表示する表示手段とを有する。
好適には、前記動作状態の情報は、前記電動機に供給される電流値である。
本発明の第2の観点の工具は、工作機械の主軸に着脱可能に装着される工具であって、ワークを加工する加工具と、前記加工具を駆動する電動機と、前記工作機械の主軸から回転力が供給され、前記電動機を駆動させる電力を発生する発電機と、前記電動機の回転数を検出する回転検出手段と、前記発電機の発電した電力により動作し、前記回転検出手段の検出した回転数の情報を出力する制御回路と、前記制御回路から出力された情報から特定される回転数を外部から視認可能に表示する回転数表示手段とを有する。
好適には、前記制御回路は、前記電動機の駆動制御を行う。
本発明の第3の観点の工具ホルダは、ワークを加工する加工具を保持可能で、工作機械本体の主軸に着脱可能に装着される工具ホルダであって、前記加工具を駆動する電動機と、前記主軸の回転力に基づいて、前記電動機を駆動させる電力を発生する発電機と、前記電動機の回転数を検出する回転検出手段と、前記発電機の発電した電力により動作し、前記回転検出手段の検出した回転数の情報を出力する制御回路と、前記制御回路から出力された情報から特定される回転数を外部から視認可能に表示する回転数表示手段とを有する。
本発明の第4の観点の工作機械は、主軸と、前記主軸を駆動する駆動手段と、前記主軸とワークとの相対位置を変更する少なくとも一の制御軸とを備える工作機械本体と、前記駆動手段および制御軸を加工プログラムにしたがって駆動制御する制御装置と、ワークを加工する加工具、前記加工具を駆動する電動機、前記工作機械本体の主軸から回転力が供給され、前記電動機を駆動させる電力を発生する発電機、前記電動機の回転数を検出する回転検出手段、前記発電機の発電した電力により動作し、前記回転検出手段の検出した回転数の情報を出力する制御回路および前記制御回路から出力された情報から特定される回転数を外部から視認可能に表示する回転数表示手段を備え、前記工作機械本体の主軸に着脱可能に装着される工具とを有する。
本発明によれば、通常の工具と同様に工作機械の主軸に着脱自在に装着され、外部から電力を供給することなく工作機械の主軸よりも高い回転数を得ることができ、外部の電源等と結線することなく駆動可能で、加えて、自動工具交換が可能なように小型化された工具、工具ホルダおよびこれらを備えた工作機械が提供される。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
第1実施形態
図1は、本発明が適用される工作機械の一例としてのマシニングセンタの構成図である。なお、マシニングセンタはいわゆる複合加工の可能な数値制御工作機械である。
マシニングセンタ1は、工作機械本体2と、数値制御装置(NC装置)450と、プログラマブルコントローラ(PLC)150とを備えている。
図1において、工作機械本体2は、門型のコラム38の各軸によって両端部を移動可能に支持されたクロスレール37を備えており、このクロスレール37上を移動可能に支持されたサドル44を介してラム45が鉛直方向(Z軸方向)に移動可能に設けられている。
サドル44には、水平方向にクロスレール37内を通じて図示しないねじ部が形成されており、これに外周にねじ部が形成された送り軸41が螺合している。
送り軸41の一端部には、サーボモータ19が接続されており、送り軸41はサーボモータ19によって回転駆動される。
送り軸41の回転駆動によって、サドル44はY軸方向に移動可能となり、これによってラム45のY軸方向の移動および位置決めが行われる。
さらに、サドル44には、鉛直方向に図示しないねじ部が形成されており、これに外周にねじ部が形成された送り軸42がねじ込まれている。送り軸42の端部には、サーボモータ20が接続されている。
サーボモータ20によって送り軸42が回転駆動され、これによりサドル44に移動可能に設けられたラム45のZ軸方向の移動および位置決めが行われる。
ラム45内には、主軸モータ31が内蔵され、この主軸モータ31はラム45に回転自在に保持された主軸46を回転駆動する。
主軸46の先端には、エンドミルなどの加工具とこの加工具を保持する工具ホルダからなる工具Tが装着され、主軸46の回転によって工具Tが駆動される。
ラム45の下方には、加工すべきワークが固定されるテーブル35がX軸方向に移動可能に設けられている。テーブル35には、図示しないねじ部が形成されており、これにX軸方向に沿って設けられた図示しない送り軸が螺合しており、この図示しない送り軸にサーボモータ18が接続されている。
テーブル35は、サーボモータ18の回転駆動によってX軸方向の移動および位置決めが行われる。
また、2本の門型コラム38には、図示しないねじ部がそれぞれ形成されており、これに螺合する送り軸32aをクロスレール昇降用サーボモータ32によって回転駆動することによりクロスレール37は昇降する。
自動工具交換装置(ATC)39は、主軸46に対して各種工具Tを自動交換する。
この自動工具交換装置39は、たとえば、図示しないマガジンにエンドミル、ドリル等の各種加工具を工具ホルダによって保持した工具Tを収納しており、主軸46に装着された工具Tを図示しない工具交換アームによってマガジンに収納し、必要な工具Tを主軸46に工具交換アームによって装着する。
NC装置450は、上記のサーボモータ18,19,20および、クロスレール昇降用サーボモータ32の駆動制御を行う。
NC装置450は、具体的には、予め加工プログラムで規定されたワークの加工手順にしたがって、サーボモータ18,19,20および32による工具Tとワークとの間の位置および速度制御を行う。また、NC装置450は、加工プログラムにおいて、たとえば、Sコードで規定された主軸モータ31の回転数(単位時間当りの回転数)を解読することにより主軸46の回転数の制御を行う。
さらに、NC装置450は、NCプログラムにおいて、たとえば、Mコードで規定された工具Tの交換を動作を解読することにより、各種工具Tの自動交換を実行する。
PLC150は、NC装置450および操作パネル500と接続されている。このPLC150は、予め決められたシーケンスプログラムにしたがって、マシニングセンタ1の起動、停止を行ったり、操作パネル500の表示部を点灯、消灯する信号を出力する等の各種シーケンス制御を行う。
また、PLC150は、主軸モータ31を駆動制御する主軸モータドライバ157と接続されている。PLC150は、主軸モータ31の起動、停止および速度制御を行うための制御指令を主軸モータドライバ157に出力する。なお、PLC150は各種シーケンス制御を行う。
図2は、本発明の工具の一実施形態の構成を示す断面図である。
図2において、工具60は、刃具100と、この刃具100を保持する工具ホルダ61とから構成される。なお、刃具100は本発明の加工具の一実施態様である。また、本実施形態に係る工具60は、上記した通常の工具Tと同様に自動工具交換装置39によって主軸46に着脱される。
工具ホルダ61は、装着部62と、ケース部材66,67および68からなるケース65と、発電機70と、電動機80と、工具保持部90と、回り止め部材85とを備えている。
装着部62は、把持される把持部62aと、上記の主軸46の先端部に形成されたテーパスリーブ46aに装着されるテーパシャンク部62bと、このテーパシャンク部62bの先端部に形成されたプルスタッド62cと、ケース部材66に回転自在に保持される軸部62dとを備えている。
装着部62の把持部62aは、上記した自動工具交換装置39の工具交換アームによって、自動工具交換装置39のマガジンから主軸46に装着される際および主軸46から自動工具交換装置39のマガジンへ搬送される際に把持される。
装着部62のテーパシャンク部62bは、主軸46のテーパスリーブ46aに装着されることによって、中心軸が主軸46の中心軸と同心になる。
装着部62のプルスタッド62cは、装着部62が主軸46のテーパスリーブ46aに装着されると、主軸46に内蔵された図示しないクランプ機構のコレットによってクランプされる。なお、主軸46に内蔵されたクランプ機構は周知技術であるので詳細については省略する。
装着部62の軸部62dは、ケース部材66の内周に複数の軸受72を介して回転自在に保持されている。
ケース部材67の内周には、保持部材73を介して発電機70および電動機80が保持されている。
発電機70は、入力軸71が装着部62の軸部62dと同心に連結されており、この発電機70には主軸46の回転力が装着部62を介して伝達される。
発電機70には、たとえば、三相同期発電機が用いられる。
電動機80は、図示しない導電ケーブルによって、発電機70で発電された電力が供給される。この電動機80は、発電機70から供給される電力によって駆動される。
電動機80には、たとえば、三相誘導電動機を用いることができる。
工具保持部90は、回転軸91と、この回転軸91と電動機80の回転軸81とを連結するカップリング93と、回転軸91の先端部に固定された工具装着部材95とを有する。
回転軸91は、ケース部材68の内周に複数の軸受92を介して回転自在に保持されている。
回転軸91の先端側は、ケース部材68に抜け止め部材94によって抜け止めされている。
刃具100は、工具装着部95に保持されており、この刃具100はワークを加工する。刃具100は、具体的には、ドリル、エンドミル等の各種の刃具である。又、他の加工具としては、研磨工具や砥石等が挙げられる。
ケース部材66,67および68は、たとえば、ボルト等の締結手段によって連結されており、これらケース部材66、67および68がケース65を構成している。
ケース部材66の外周には、回り止め部材85が設けられている。
回り止め部材85は、装着部62が主軸46のテーパスリーブ46aに装着されることにより、主軸46側の、たとえば、ラム45等の非回転部47に形成された嵌合穴47aに先端85aが挿入される。
これにより、ケース部材66、すなわち、ケース65は、主軸46が回転しても回転が規制される。
回転検出機構
上記した工具60には、ケース65に形成された挿通孔65hおよびこの挿通孔65hに連通する回り止め部材85に形成された挿通孔85hに挿通された光ファイバ200と、この光ファイバ200の一端に接続された光学部品201と、光ファイバ200の他端に接続された光学部品202と、電動機80の回転軸91に設けられた反射鏡125とが設けられている。なお、光ファイバ200および光学部品201,202は本発明の導光手段の一実施態様であり、回転軸91に設けられた反射鏡125は本発明の光信号生成手段の一実施態様である。
一方、主軸46側には、非回転部47の嵌合穴47a内に設けられた光学部品251と、この光学部品251に一端が接続され非回転部47に形成された挿通孔47hに挿通された光ファイバ250と、この光ファイバ250の他端と接続されたセンサアンプ400とが設けられている。なお、光学部品251、光ファイバ250およびセンサアンプ400は本発明の受発光手段の一実施態様である。
図3は、電動機80の回転数を検出するための要部構成を示す図である。
図3において、光学部品201は、電動機80の回転軸91に対向する位置に固定されており、光ファイバ200によって導かれる光を回転軸91に向けて出力するとともに、回転軸91からの反射光を光ファイバ200に導く。
光学部品202は、回り止め部材85が非回転部47の嵌合穴47aに嵌合することによって、光学部品251に対向配置される。この光学部品202は、光学部品251から出力される光を光ファイバ200に導くとともに、光ファイバ200を通じて出力される回転軸91からの反射光を光学部品251に出力する。
光学部品251は、センサアンプ400から光ファイバ250を通じて出力される光を光学部品202に出力するとともに、光学部品202から出力される回転軸91からの反射光を光ファイバ250に導く。
センサアンプ400は、発光素子401および受光素子402を備えている。発光素子401は、たとえば、レーザダイオードで構成され、受光素子402は、たとえば、フォトダイオードで構成される。
このセンサアンプ400は、発光素子401から光ファイバ250に光を出力するとともに、光ファイバ250を通じて入力される回転軸91からの反射光を受光素子402で受光する。
受光素子402は、受光した光をその強度に応じた電気信号に変換し、この信号402sをPLC150に出力する。
PLC150は、センサアンプ400からの信号402sに基づいて、電動機80の回転数を検出する。また、PLC150は、検出した電動機80の回転数をNC装置450に出力する。なお、PLC150は、本発明の回転数検出手段の一実施態様である。
次に、本実施形態に係る工具60の動作の一例について説明する。
まず、自動工具交換装置39によって、工具装着部95に刃具100を保持した工具60を工作機械本体2の主軸46に装着する。
工具60は、回り止め部材85の先端部85aが非回転部47の嵌合穴47aに嵌合挿入され、ケース65の回転が規制される。
回り止め部材85の先端部85aが非回転部47の嵌合穴47aに嵌合挿入されると、上記した光学部品202と光学部品251とが対向した状態となる。
ここでセンサアンプ400の発光素子401から光を出力させると、光ファイバ250および光学部品251を通じて、この光が非接触で光学部品202に入力される。光学部品202に入力された光は、光ファイバ200を通じて光学部品201から回転軸91に向けて出力される。
この状態から主軸46を回転数N0 で回転させると、工具60の装着部62が回転し、主軸46の回転力が発電機70に伝達される。
これにより、発電機70は、たとえば、三相同期発電機を用いた場合には、三相交流電力を発電する。
三相同期発電機の発生する三相交流電力の周波数fは、三相同期発電機の極数をP1 とし、主軸46の回転数をN0 〔min-1〕とすると、次式(1)によって表される。
[数1]
f=P1 ×N0 /120〔Hz〕 …(1)
したがって、主軸46を回転数N0 で回転させると、上記(1)式で表される周波数fの三相交流電力が電動機80に供給される。
ここで、電動機80に三相誘導電動機を用いたとすると、この三相誘導電動機の極数がP2 とすると、三相誘導電動機は三相交流の1サイクルで2/P2 回転することから、すべりがないときの三相誘導電動機の同期速度N1 は、次式(2)で表される。
[数2]
1 =120×f/P2 〔min-1〕 …(2)
したがって、主軸46の回転数N0 に対する工具の回転数N1 は次式(3)によって表される。
[数3]
1 =N0 ×P1 /P2 〔min-1〕 …(3)
(3)式からわかるように、主軸46の回転数N0 は、上記(3)式で表される回転数N1 に変速される。
(3)式で示すように、三相同期発電機の極数P1 と三相誘導電動機の極数P2 との比を適宜設定することにより、主軸46の回転数N0 に対する工具の回転数N1 の変速比を任意に設定することが分かる。
すなわち、主軸46の回転数N0 を増速したい場合には、極数比P1 /P2 を1より大きくし、減速したい場合には、極数比P1 /P2 を1より小さくなるように、三相同期発電機の極数P1 および三相誘導電動機の極数P2 を予め選択すればよい。
たとえば、主軸46の最大回転数Nmax が3000min-1であるとすると、通常の工具を用いたワークの加工では、主軸46の回転数は上記の最大回転数Nmax の範囲で十分である場合が多い。
一方、主軸46の最大回転数Nmax が3000min-1のマシニングセンタ1を使用し、たとえば、ワークにアルミニウム合金材を用いてこれを高速加工したい場合には、工具の回転数を、たとえば、30000min-1に増速させたいような場合がある。
このような場合のために、マシニングセンタ1の自動工具交換装置39のマガジンに工具60を予め収容しておく。なお、工具60は、増速比が10となるように、上記の極数比P1 /P2 が10である三相同期発電機および三相誘導電動機を内蔵させる。
自動工具交換装置39によって、主軸46に通常の工具と同様に工具60を自動装着する。
主軸46を主軸モータ31を駆動して回転させるが、工具60に保持された工具の回転数は、主軸46の回転数によって制御する。すなわち、NC装置450にダウンロードするNCプログラムにおいて、主軸46の回転数をSコードで指定することにより、工具60の刃具100の回転数を規定しておく。すなわち、NC装置450は、主軸46の回転数を制御することにより、工具60の刃具100の回転数を制御する。
たとえば、工具60の刃具100を30000min-1で回転させたい場合には、NCプログラムにおいてSコードで主軸46の回転数を3000min-1に指定しておく。
主軸46を3000min-1で回転させると、発電機70は主軸46の回転数および極数P1 に応じた周波数の三相交流を発生する。
電動機80は、発電機70から供給される三相交流によって駆動され、工具60の刃具100は、略30000min-1の回転数で回転する。
上記のように刃具100が増速された状態で、テーブル35に固定されたワークと刃具100(主軸46)とを加工プログラムにしたがって相対移動させることにより、ワークの切削加工が行われる。
一方、電動機80の回転軸91が回転している間には、回転軸91に設けられた反射鏡125が光学部品201に対向する位置にくると、反射鏡125は光学部品201からの光を光学部品201に向けて反射する。したがって、光学部品201には回転軸91の回転数に同期した強度の光信号が入力されることになる。
回転軸91の回転数に同期した強度をもつ光信号は、光ファイバ200,250を通じてセンサアンプ400の受光素子402に入射する。受光素子402は、この光信号を光電変換し、信号402sをPLC150に出力する。
PLC150は、この信号402sに基づいて、電動機80の回転数を検出し、検出した回転数をNC装置450に出力する。
これにより、NC装置450は電動機80の回転数を常時監視することが可能となる。また、NC装置450は検出した電動機80の回転数を用いて主軸46の回転制御を行うことにより、電動機の回転制御を間接的に行うことも可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、通常の工具と同様にユニット化された工具ホルダ61に発電機70および電動機80を内蔵し、発電機70で発生した電力で電動機80を駆動することで、主軸46に対する工具60の回転速度を増速させるため、主軸46を高速回転させても歯車装置のように発熱が増大せず、工具60の熱膨張が抑えられて加工精度の低下が抑制される。
さらに、本実施形態によれば、電動機80のイナーシャを主軸46のイナーシャよりも小さくできるため、主軸46を直接に高速回転させる場合に比べて、刃具100の応答性を向上できる。
また、本実施形態によれば、主軸46の回転速度を変速させる工具60を主軸46に対して着脱自在とし、かつ、自動工具交換装置39によって通常の工具と同様に交換可能となっているため、通常の回転速度の範囲での加工を行いながら、高速加工の要求に対して即座に対応することができる。
また、本実施形態によれば、主軸46の回転によって発電した電力によって刃具100を駆動するため、外部から駆動電流を供給する必要がなく、この結果、電源供給のための配線が必要ない。
また、本実施形態によれば、工具60側には、光学部品、光ファイバおよび反射鏡のみを設け、発光素子や受光素子を工具60外に設けて工具60に内蔵された電動機80の回転数を検出する構成としているため、工具60の構造を簡素化でき、小型化が可能となり、工具60を自動工具交換に適したものとすることができる。
なお、上述した実施形態では、反射鏡125を回転軸91に設ける構成としたが、回転軸91の一部を鏡面加工してもよい。また、反射鏡125は、回転軸91の周方向に沿って複数配置することも可能である。
また、電動機80の回転数の検出方法は、上述した反射鏡125を用いた方法に限定されない。たとえば、回転軸91に透過孔をもつ円板を設け、円板の一方面側から光を出力し、円板の他方面側から透過孔を通過した光を受光することによって電動機80の回転数に応じた光信号を生成する構成とすることも可能であり、工具60の外部から光を供給して電動機80の回転数に応じた光信号を生成して外部に出力する構成であればあらゆる構成を採用できる。
第2実施形態
図4は、本発明の工具の他の実施形態の構成を示す正面図である。なお、図4において、上述した実施形態と同一構成部分については同一の符号を使用している。
図4に示すように、本実施形態に係る工具160は、ケース65の外側面にディジタル表示器600を備えている。このディジタル表示器600は、工具160に内蔵された電動機の回転数を表示する。
図5は、本実施形態に係る工具160の電気系の構成図である。
本実施形態に係る工具160は、上述した第1の実施形態に係る工具60と同様に、発電機70および電動機80を内蔵している。発電機70は装着部62を通じて主軸46の回転が伝達され発電する。発電機70には、たとえば、三相同期発電機が用いられる。
本実施形態に係る工具160は、発電機70および電動機80に加えて、整流回路302、電力逆変換回路303および制御回路304を備えている。
これら整流回路302、電力逆変換回路303および制御回路304は、上記ケース65に内蔵されている。
整流回路302は、発電機70で発電された交流電流を直流電流に整流して電力逆変換回路303に供給する。
また、整流回路302は、整流した直流電流の一部を制御回路304の電源として供給する。
電力逆変換回路303は、整流回路302から供給された直流電流を電動機80を駆動するのに必要な周波数の交流電流に変換するインバータであり、たとえば、PWMインバータで構成される。
制御回路304は、マイクロプロセッサ305と、ROM(Read Only Memory)306と、RAM(Random Access Memory)307と、カウンタ回路308と、A/D変換回路310と、D/A変換回路309とを備えている。
ROM306は、電動機80の駆動制御、たとえば、ベクトル制御による電動機80の可変速制御をするための制御用プログラムを記憶保持している。
RAM307は、マイクロプロセッサ305の演算に必要なデータ等を記憶保持する。
マイクロプロセッサ305は、ROM306に記憶された制御用プログラムを実行し、各種演算を行ってD/A変換回路309を介して電力逆変換回路303に制御信号304sを出力する。この制御信号304sは、たとえば、PWM制御信号である。
また、マイクロプロセッサ305は、電動機80の回転数を検出し、電動機80の回転数情報Rnをディジタル表示器600に出力する。
A/D変換回路310は、電流検出器312で検出された電力逆変換回路303から電動機80に供給される電流値をディジタル信号に変換してマイクロプロセッサ305に出力する。
電動機80には、回転位置検出器311が設けられている。この回転位置検出器311には、たとえば、光学式ロータリエンコーダやレゾルバが使用される。
カウンタ回路308は、回転位置検出器311の検出した電動機80の回転量に応じたパルス信号をカウントしてマイクロプロセッサ305に出力する。
上記構成の制御回路304は、発電機70が主軸46の回転によって発電することにより電源が供給され動作可能となる。
制御回路304には、電動機80の回転量および駆動電流が入力されるため、制御回路304のROM306に予め所要の制御プログラムを用意しておくことにより、電動機80の各種の駆動制御が可能となる。
たとえば、電動機80に同期電動機を用いた場合に、この同期電動機を可変速制御したい場合には、予め、速度指令パターンをROM306に設定しておき、この速度指令パターンにしたがって速度制御することが可能である。
次に、上記構成の工具160の動作の一例について説明する。
工具160を主軸46に装着し主軸46を回転させると、発電機70は発電する。
発電機70によって発電された交流電流は、整流回路302によって直流電流に整流され、制御回路304および電力逆変換回路303に供給される。
制御回路304に電力が供給されると、制御回路304は動作を開始し、ROM306に記憶されたプログラムを実行する。このプログラムにより、電力逆変換回路303から所定周波数の交流が電動機80に供給され、電動機80が駆動される。
電動機80が駆動されると、この電動機80の回転数に応じた数のパルス信号が回転位置検出器311からカウンタ回路308に入力される。カウンタ回路308はこのパルス信号の数を逐次カウントし、カウント値をマイクロプロセッサ305に出力する。
マイクロプロセッサ305は、カウンタ回路308から入力されるカウント値から電動機80の回転数を換算し、この電動機80の回転数を用いて、電動機80の回転位置制御、速度制御、トルク制御等を行う。
さらに、マイクロプロセッサ305は、電動機80の回転数情報Rnをディジタル表示装置600に逐次出力する。
これにより、ディジタル表示装置600には、現在の電動機80の回転数が表示される。
本実施形態では、工具60は主軸46とは電気的に独立している。このため、工具60の動作状態を把握するには、無線装置等で工具60の外部に工具60の動作状態を知らせる情報を送信するなどの構成とする必要があるが、ディジタル表示装置600をケース65に設けることにより、工具60の動作状態を簡易に把握することが可能となる。
なお、本実施形態では、ディジタル表示器600に電動機80の回転数を表示する構成としたが、たとえば、電動機80に供給される電流値等の他の電動機80の動作状態を示す情報を表示することも可能であり、また、電動機80の動作状態を示す複数の情報を表示する構成とすることも可能である。
さらに、電動機80に限らず、発電機70の動作状態を検出し、これを外部から視認可能に表示することも可能である。
本発明が適用される工作機械の一例としてのマシニングセンタの構成図である。 本発明の工具の一実施形態の構成を示す断面図である。 電動機80の回転数を検出するための要部構成を示す図である。 本発明の工具の他の実施形態の構成を示す正面図である。 本実施形態に係る工具160の電気系の構成図である。
符号の説明
1…マシニングセンタ
2…工作機械本体
31…主軸モータ
39…自動工具交換装置
46…主軸
60,160…工具
62…装着部
65…ケース
66,67,68…ケース部材
70…発電機
80…電動機
90…工具保持部
95…工具装着部
100…刃具
150…PLC
200,250…光ファイバ
251,202,201…光学部品
400…センサアンプ
450…NC装置
600…ディジタル表示器

Claims (3)

  1. 工作機械の主軸に着脱可能に装着される工具であって、
    ワークを加工する加工具と、
    前記加工具を駆動する電動機と、
    記主軸から回転力が供給され、前記電動機を駆動させる電力を発生する発電機と、
    前記電動機の回転数を検出する回転検出手段と、
    前記発電機の発電した電力により動作し、前記回転検出手段の検出した回転数の情報を出力する制御回路と、
    前記制御回路から出力された情報から特定される回転数を外部から視認可能に表示する回転数表示手段と、
    前記工作機械の非回転部に嵌合する回り止め部材と、
    自己へ導かれた光を反射することにより、前記電動機の回転数に応じた光信号を生成する光信号生成手段と、
    前記回り止め部材に設けられた工具側光学部品を備え、前記非回転部に設けられた工作機械側光学部品から前記工具側光学部品に非接触で入射した光を前記光信号生成手段へ導き、当該光信号生成手段で生成された光信号を前記工具側光学部品から出射して前記工作機械側光学部品に非接触で出力する導光手段と
    を有する工具。
  2. ワークを加工する加工具を保持可能で、工作機械の主軸に着脱可能に装着される工具ホルダであって、
    前記加工具を駆動する電動機と、
    前記主軸の回転力に基づいて、前記電動機を駆動させる電力を発生する発電機と、
    前記電動機の回転数を検出する回転検出手段と、
    前記発電機の発電した電力により動作し、前記回転検出手段の検出した回転数の情報を出力する制御回路と、
    前記制御回路から出力された情報から特定される回転数を外部から視認可能に表示する回転数表示手段と、
    前記工作機械の非回転部に嵌合する回り止め部材と、
    自己へ導かれた光を反射することにより、前記電動機の回転数に応じた光信号を生成する光信号生成手段と、
    前記回り止め部材に設けられた工具側光学部品を備え、前記非回転部に設けられた工作機械側光学部品から前記工具側光学部品に非接触で入射した光を前記光信号生成手段へ導き、当該光信号生成手段で生成された光信号を前記工具側光学部品から出射して前記工作機械側光学部品に非接触で出力する導光手段と
    を有する工具ホルダ。
  3. 主軸と、前記主軸を駆動する駆動手段と、前記主軸とワークとの相対位置を変更する少なくとも一の制御軸と、非回転部とを備える工作機械本体と、
    前記駆動手段および制御軸を加工プログラムにしたがって駆動制御する制御装置と、
    ワークを加工する加工具、前記加工具を駆動する電動機、前記主軸から回転力が供給され、前記電動機を駆動させる電力を発生する発電機、前記電動機の回転数を検出する第1回転検出手段、前記発電機の発電した電力により動作し、前記第1回転検出手段の検出した回転数の情報を出力する制御回路、前記制御回路から出力された情報から特定される回転数を外部から視認可能に表示する回転数表示手段、前記非回転部に嵌合する回り止め部材、自己へ導かれた光を反射することにより、前記電動機の回転数に応じた光信号を生成する光信号生成手段および前記回り止め部材に設けられた工具側光学部品により外部から前記工具側光学部品に入射した光を前記光信号生成手段へ導き、当該光信号生成手段で生成された光信号を前記工具側光学部品から出射して外部に出力する導光手段を備え、前記主軸に着脱可能に装着される工具と
    前記非回転部に設けられた工作機械側光学部品を備え、前記工作機械側光学部品から前記工具側光学部品に光を非接触で出力し、かつ、前記工具側光学部品から出射される前記光信号を前記工作機械側光学部品により非接触で受信する受発光手段と、
    受信した前記光信号に基づいて前記電動機の回転数を検出する第2回転数検出手段と、
    を有する工作機械。
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