JP4241224B2 - Vehicle seat - Google Patents

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JP4241224B2
JP4241224B2 JP2003191189A JP2003191189A JP4241224B2 JP 4241224 B2 JP4241224 B2 JP 4241224B2 JP 2003191189 A JP2003191189 A JP 2003191189A JP 2003191189 A JP2003191189 A JP 2003191189A JP 4241224 B2 JP4241224 B2 JP 4241224B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば2ドアタイプの車両におけるフロントシート、あるいは3列シートタイプの車両における2列目シート(ミドルシート)に採用されるウォークイン機能を備えた車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ウォークイン機能を備えたシートは、そのシートバックを前方へ倒すと、それに連動してシートスライド機構のロックが解除される。これによってシートを、通常のスライド調整領域を超えた前方位置へスライドさせることができる。すなわち、2ドアタイプの車両においては、そのフロントシートのウォークイン機能を使用することにより、リヤシートの乗降を容易にしている。また、3列のシート(フロント、ミドル、リヤの各シート)を備えたタイプの車両では、ミドルシートのウォークイン機能を使用することにより、リヤシートの乗降が容易になる。
なお、ウォークイン機能を備えたシートについては、例えば特許文献1に開示された技術が既に知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−20266号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
車両によっては、ウォークイン機能を備えたシートにおけるシートクッションの前側端部と、その前方に位置する部材(内装壁やシート背面など)との間の距離を充分に確保できない場合がある。その場合、ウォークイン機能を備えたシートを、そのスライド調整領域を超えた前方位置へスライドさせたとき、シートクッションの前側端部と、その前方に位置する部材とが干渉し、充分な移動量が得られない。このため、乗降のためのスペースが充分に確保できない。
本発明は、従来の課題を解決しようとするもので、その目的は、ウォークイン機能を備えたシートを、通常のスライド調整領域を超えた前方位置へスライドさせたときに、その後方に確保されるスペースを一段と拡張することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、シートクッションに対してシートバックをリクライニング装置によって前方へ倒すとともに、シートスライド機構によってシートをスライド可能な状態にすることができるウォークイン機能を備えた車両用シートであって、前記リクライニング装置は、前記シートバックにおける上部寄りの側部に設けられている操作レバーを前方向へ回動操作することにより、そのロックが解除されてシートバックを前方へ倒すことが可能に設定されている。そして、このシートバックが前方へ倒れることにより、回動操作状態の操作レバーがシートスライド機構のレールと概ね平行になり、かつ、シートスライド機構のスライドロック手段が解除されてシートを前方向へスライドさせることが可能に設定されている。またシートバックを所定の角度まで前方へ倒すことにより、それに連動してシートクッションが跳ね上げられる方向へ回動するように設定されている。
このように、ウォークイン機能を使用する際には、操作レバーを操作する方向、シートバックを倒す方向およびシートをスライドさせる方向の全てが車両の前方向に統一されているので、操作性がよい。また、この際にシートクッションを跳ね上げられる方向へ回動させる、といったチップアップ機能を併せて発揮させることができ、これによってシートクッションの前方への張り出し量が少なくなり、その分、シートを前方へ余分にスライドさせることができる。この結果、前方へ倒し込まれたシートバック後方のスペース(昇降用あるいは格納用スペース)を一段と拡張することができる。
そして、シートバックの上部寄り側部に設けられている操作レバーは、リクライニング装置の回転中心から上方へ離れた位置にあることから、この操作レバーの操作と併行してシートバックをリクライニング装置の中心回りに前方へ倒すための操作荷重が小さくなる。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載された車両用シートであって、シートクッションの後部が回動軸によって回動可能に支持されている。そして、前記シートクッションに対して跳ね上げる回動方向への弾性力を付与する弾性体と、この弾性体による前記シートクッションの回動をロックする回動ロック手段と、シートバックを所定の角度まで前方へ倒すことによって作動する連動部材とを備えている。この連動部材の作動により、前記回動ロック手段のロックを解除するように設定されている。
この構成により、比較的簡単な構成で、かつ、シートバックの倒し込みに伴ってシートクッションの前側端部を跳ね上げるタイミングを容易に設定できる。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載された車両用シートであって、連動部材は、回動ロック手段に連結された第1の作動部と、スライドロック手段に連結された第2の作動部とを備えている。そして、シートバックを所定の角度まで前方へ倒したときの前記連動部材の作動により、前記第1および第2の作動部を通じて前記回動ロック手段および前記スライドロック手段のロックを共に解除するように設定されている。
これにより、シートバックを前方へ倒すだけで、シートがスライド可能となり、かつ、これとほぼ同時にシートクッションが跳ね上げられた状態になるので、操作性が向上する。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1,2又は3に記載された車両用シートであって、シートクッションは、シートスライド機構を有するレッグプレートに対し、上下方向へ回動可能に支持されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、ウォークイン機能を備えたシートを一部破断して表した側面図である。図2は、シート下部の内部構造を拡大して表した側面図である。図3は、図2のA−A矢視方向の断面図である。図4は、同じく図2のB−B矢視方向の断面図である。
【0010】
図1で示すように、シートは、シートクッション10とシートバック20とを備えている。そして、シート全体は、その両サイドにあるレッグプレート13で支持されており、レッグプレート13は、シートスライド機構14によって前後方向へスライドできるようになっている。シートスライド機構14は、具体的には、シートの両サイドに配置された一対のスライドレールである。これらのレールは、車体のフロア側に固定されたロアレール15に対し、レッグプレート13側に固定されたアッパレール16がスライド可能に組み付けられた構成になっている。なお、両サイドのレッグプレート13は、以下で説明する各部材およびリクライニング装置22と共にカバー18で被われている。
【0011】
図2で示すように、シートクッション10のクッションフレーム11は、その後部がレッグプレート13に対し、回動軸12によって回動可能に支持されている。一方、シートバック20のバックフレーム21下部は、レッグプレート13に固定された上部プレート13aに対し、リクライニング装置22を介して連結されている。リクライニング装置22は、そのリクライニング軸22aに回動力を加える操作により、その回動力が加えられている間はロックが解除される。したがって、リクライニング装置22のロックを解除すれば、シートバック20をリクライニング軸22aの軸線回りに前後方向へ倒すことができ、シートバック20の傾きを調整することができる。
【0012】
図1で示すように、シートバック20における上部寄りの側部(アウトサイド)には、操作レバー23が設けられている。この操作レバー23は、バックフレーム21に対し、軸23aによって回動操作できるように取り付けられている。そして、操作レバー23の回動操作により、ケーブル24を通じてリクライニング装置22のロックが解除されるようになっている。なお、操作レバー23は、シートバック20の傾きを調整するときの操作レバーとは別に、ウォークイン機能を使用する際の専用レバーとして設けられることもある。
【0013】
図2〜4で明らかなように、クッションフレーム11とレッグプレート13との間には、シートクッション10をチップアップさせるための第1リンク30および第2リンク31が設けられている。第1リンク30は、上下向きに位置しており、その上端部が連結ピン33によってクッションフレーム11に連結されている。第2リンク31は、レッグプレート13に固定された支持軸32の軸線回りに回動できるように支持されている。
【0014】
支持軸32の軸上には、スパイラルスプリング36が組み付けられている。このスプリング36の弾性により、第2リンク31は、図2において時計回り方向へ常に付勢されている。レッグプレート13には、第2リンク31を受け止めるためのストッパー43が固定されている。このストッパー43により、第2リンク31の時計回り方向への回動位置を規制し、結果として、つぎに説明するシートクッション10のチップアップ位置を規制する。
【0015】
第2リンク31は、二つの端部31a,31bを有し、一方の端部31aと第1リンク30の下端部とが連結ピン34で連結されている。このため、スプリング36によって第2リンク31に作用している回動力は、第1リンク30を通じてクッションフレーム11を、回動軸12の軸線回りに押し上げるように作用する。すなわち、シートクッション10は、その前側端部を跳ね上げる方向へ回動する、といったチップアップのための回動力を常に受けている。なお、レッグプレート13には、シートクッション10をチップアップ状態から通常の使用状態に戻したときにクッションフレーム11を受け止める緩衝部材17が設けられている(図2)。
【0016】
第2リンク31の他方の端部31bには、ロックピン35が固定されている。また、レッグプレート13には、ロック部材37が回動軸38の軸線回りに回動できるように取り付けられている。このロック部材37の上端部は、第2リンク31のロックピン35に係合可能なフック形状になっている。そして、回動軸38の軸上に組み付けられているトーションスプリング39は、ロック部材37を図2において時計回り方向へ付勢している。このスプリング39の弾性力により、常時はロックピン35とロック部材37との係合が保持され、スパイラルスプリング36による第2リンク31の回動が受け止められている。
【0017】
このように、スパイラルスプリング36は、シートクッション10に対し、その前側端部を跳ね上げる回動方向への弾性力を付与する、といった機能を果たし、本発明の「弾性体」に相当する。また、ロックピン35、ロック部材37およびトーションスプリング39などにより、シートクッション10がチップアップ状態に回動するのをロックする、といった機能を果たし、本発明の「回動ロック手段」に相当する。
【0018】
図2で示すように、レッグプレート13の上部プレート13aには、連動部材40のほぼ中間部分が、リクライニング軸22aと同軸線回りに回動できるように支持されている。この連動部材40は、その回動中心を基準とする一方側に二つの端部40a,40bを有し、反対側に一つの端部40cを有している。そして、端部40aにはケーブル44(インナケーブル46)の一端が連結され、端部40bにはリンク52の一端部が連結されている。
【0019】
ケーブル44(インナケーブル46)の他端は、ロック部材37の下端部に連結されている。なお、ケーブル44におけるアウタケーブル45の両端部は、レッグプレート13に固定された止め金具によってそれぞれ位置決めされている。したがって、連動部材40とロック部材37とは、インナケーブル46の引っ張り力を通じて互いに連動する。このケーブル44が、本発明の「回動ロック手段に連結された第1の作動部」に相当する。
【0020】
連動部材40の端部40cは、バックフレーム21に固定された当接ブラケット42と接触可能に位置している。そこで、シートバック20(バックフレーム21)を所定の角度まで前方へ倒すと、当接ブラケット42が端部40cに当たる。その後はシートバック20の回動に伴って、連動部材40がシートクッション10と同方向へ回動する。
【0021】
なお、レッグプレート13の上部プレート13aには、ストッパー19が固定されている(図2)。このストッパー19の突片19aは、インナケーブル46を通じてトーションスプリング39の力を受けている連動部材40を受け止め、その回動位置を規制している。また、ストッパー19の突片19bは、当接ブラケット42を受け止めることが可能であり、シートバック20が前方へ最も倒し込まれる位置を規制することができる。
【0022】
図5は、カバー18内において図2とは別の構成部位を表した側面図である。この図面で示されている解除レバー50は、シートスライド機構14のロックを解除操作するためのもので、レッグプレート13に対し、支持軸51の軸線回りに回動できるように支持されている。この解除レバー50の自由端部と、連動部材40の端部40bとが、リンク52によって連結されている。また、解除レバー50は、リンク53,54を通じて解除リンク55に連結されている。
【0023】
解除リンク55は、レッグプレート13に対し、軸56の軸線回りに回動できるように取り付けられている。この解除リンク55の回動は、シートスライド機構14のロック爪57に作用する。周知のように、ロック爪57は、ロアレール15およびアッパレール16の切り欠き部に対して共に係合することで、両レール15,16の相対的なスライドを阻止する。この状態がシートスライド機構14のロック状態である。そして、解除リンク55が、図5の時計回り方向へ回動することにより、ロック爪57を両レール15,16の切り欠き部から外すように機能する。これにより、シートスライド機構14のロックが解除される。
【0024】
このように、両レール15,16の切り欠き部とロック爪57とが、本発明における「スライドロック手段」に相当する。また、リンク52、解除レバー50、リンク53,54および解除リンク55が、本発明の「スライドロック手段に連結された第2の作動部」に相当する。なお、シートクッション10をチップアップさせるための構成部材、本発明の「回動ロック手段」を構成する各部材、「スライドロック手段」を構成する各部材、両ロック手段のロックを解除するための「第1,2の作動系」を構成する部材は、シートの両サイドにそれぞれ配置されている。ただし、「第2の作動系」の解除レバー50については、片方のサイドにおいて操作できればよく、反対サイドでは、解除レバー50に対応する箇所において、グリップなどのないリンクが使用される。
【0025】
つづいて、ウォークイン機能を使用する際の操作について説明する。
まず、図1で示すように、操作レバー23を軸23aの軸線回りに矢印aの方向(前方向)へ操作することにより、ケーブル24の引っ張り力を通じてリクライニング装置22のロックが解除される。これに伴い、シートバック20がレッグプレート13に対してリクライニング軸22a回りに矢印bの方向(前方向)へ回動する。
【0026】
これにより、シートバック20が、実線で示す通常の起立位置b-1から仮想線で示す前傾位置b-2まで倒れると、図6で示すように当接ブラケット42が連動部材40の端部40cに当たる。シートバック20が、さらに図6の仮想線で示す前傾位置b-3まで倒れ込むことにより、連動部材40がリクライニング軸22aと同軸線回りに反時計回り方向へ回動する。これによって、連動部材40の端部40aに連結されているケーブル44(インナケーブル46)が引っ張られる。このため、「回動ロック手段」の構成部材であるロック部材37が、図2において回動軸38の軸線回りに反時計回り方向(トーションスプリング39の力に逆らう方向)へ回動する。この結果、ロック部材37が、第2リンク31のロックピン35から外れ、「回動ロック手段」が解除される。
【0027】
このロック解除に伴い、第2リンク31がスパイラルスプリング36の力によって支持軸32の軸線回りに時計回り方向へ回動する。これにより、第2リンク31の端部31aに連結されている第1リンク30を通じてクッションフレーム11が押し上げられる。このため、シートクッション10が図6の矢印cの方向へ回動し、図6の仮想線で示すようにシートクッション10の前側端部が跳ね上がったチップアップ状態になる。このように、シートクッション10をチップアップさせることにより、図6で示す寸法Sの分だけ、シートクッション10の前方への張り出し量が少なくなる。なお、シートクッション10のチップアップ位置は、第2リンク31が図2の仮想線で示すようにストッパー43で受け止められることで規制される。
【0028】
シートバック20が、さらに前傾位置b-3から図7の仮想線で示す前傾位置b-4まで倒れ込むことにより、連動部材40の反時計回り方向への回動が進む。これにより、連動部材40の端部40bに連結されているリンク52が引っ張られ、それに連動して解除レバー50が支持軸51の軸線回りに矢印d方向へ回動する。この結果、図5のリンク53,54を通じて解除リンク55が軸56の軸線回りに時計回り方向へ回動操作される。この解除リンク55の回動によって、ロック爪57が両レール15,16の切り欠き部から外れ、シートスライド機構14のロック、すなわち「スライドロック手段」が解除される。
【0029】
シートスライド機構14のロックが解除された時点で、バックフレーム21の当接ブラケット42が、図8で示すようにストッパー19の突片19bで受け止められる。既に説明したように、この状態でのシートバック20は、最も前方へ倒し込まれた位置に規制されている。そして、シートに図8の矢印e方向(前方向)へ力を加えることで、シートを図8の仮想線で示す位置へスライドさせることができる。
【0030】
このように、シートバック20を前方へ倒し込むことに連動する連動部材40の回動により、シートクッション10の「回動ロック手段」および「スライドロック手段」が共に解除される。したがって、シートを図8の仮想線で示す位置へスライドさせるための操作が簡単となる。また、シートクッション10をチップアップさせて、その前方への張り出し量を少なくした分、シートを余分にスライドさせることができる。したがって、シートバック20の後方に確保されるスペースが、これまでのウォークイン機能を備えたシートよりも拡張されることになる。
【0031】
なお、シートを元の使用状態に戻すには、シートを図8の実線位置にスライドさせる。これと併行して、操作レバー23の操作により、リクライニング装置22のロックを解除してシートバック20を通常の起立位置に戻すとともに、シートクッション10を元の位置に押し下げる。これによって、「回動ロック手段」および「スライドロック手段」が再びロック状態に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウォークイン機能を備えたシートを一部破断して表した側面図
【図2】シート下部の内部構造を拡大して表した側面図
【図3】図2のA−A矢視方向の断面図
【図4】図2のB−B矢視方向の断面図
【図5】図2とは別の構成部位を表した側面図
【図6】ウォークイン機能を備えたシートにおいて回動ロック手段の解除時を表した側面図
【図7】ウォークイン機能を備えたシートにおいてスライドロック手段の解除時を表した側面図
【図8】ウォークイン機能を備えたシートにおいてシートのスライド操作を表した側面図
【符号の説明】
10 シートクッション
12 回動軸
14 シートスライド機構
20 シートバック
36 スプリング(弾性体)
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle seat having a walk-in function that is employed in, for example, a front seat in a two-door type vehicle or a second row seat (middle seat) in a three-row seat type vehicle.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when a seat with a walk-in function is tilted forward, the seat slide mechanism is unlocked in conjunction with the seat back. As a result, the seat can be slid to the front position beyond the normal slide adjustment area. That is, in a two-door type vehicle, the use of the walk-in function of the front seat facilitates getting on and off the rear seat. In addition, in a vehicle of a type having three rows of seats (front, middle, and rear seats), the use of the middle seat walk-in function makes it easy to get on and off the rear seat.
As for a sheet having a walk-in function, for example, a technique disclosed in Patent Document 1 is already known.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 8-20266
[Problems to be solved by the invention]
Depending on the vehicle, there may be a case where the distance between the front end portion of the seat cushion in the seat having the walk-in function and a member (such as an interior wall or the back of the seat) located in front of the seat cushion cannot be secured sufficiently. In that case, when a seat with a walk-in function is slid to the front position beyond the slide adjustment area, the front end of the seat cushion interferes with the member located in front of the seat cushion, and the amount of movement is sufficient. Cannot be obtained. For this reason, a sufficient space for getting on and off cannot be secured.
The present invention is intended to solve the conventional problems, and its purpose is secured behind a seat having a walk-in function when the seat is slid to a forward position beyond a normal slide adjustment area. Is to further expand the space.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is for achieving the above object, and is configured as follows.
The invention according to claim 1 is a vehicle seat having a walk-in function in which a seat back is tilted forward by a reclining device with respect to a seat cushion and a seat can be slid by a seat slide mechanism. Thus, the reclining device can be unlocked and the seat back can be tilted forward by rotating the operation lever provided on the side near the upper part of the seat back in the forward direction. Is set to When the seat back is tilted forward, the operation lever in the turning operation state becomes substantially parallel to the rail of the seat slide mechanism , and the slide lock means of the seat slide mechanism is released and the seat is slid forward. It is set to be possible. Further, when the seat back is tilted forward to a predetermined angle, the seat back is set to rotate in a direction in which the seat cushion is flipped up.
As described above, when using the walk-in function, the operation direction of the operation lever, the direction of tilting the seat back, and the direction of sliding the seat are all unified in the front direction of the vehicle, so operability is good. . In addition, the tip-up function of rotating the seat cushion in the direction in which the seat cushion is flipped up can be exhibited at the same time, thereby reducing the amount of protrusion of the seat cushion to the front, and accordingly, the seat is moved forward. Can be slid to extra. As a result, the space behind the seat back that has been tilted forward (the space for lifting or lowering) can be further expanded.
Since the operation lever provided on the side closer to the upper part of the seat back is located away from the rotation center of the reclining device, the seat back is moved to the center of the reclining device in parallel with the operation of the operation lever. The operation load for tilting forward is reduced.
[0006]
The invention according to claim 2 is the vehicle seat according to claim 1, wherein a rear portion of the seat cushion is rotatably supported by a rotation shaft. And, an elastic body that imparts an elastic force in a rotational direction to be flipped up with respect to the seat cushion, a rotation locking means that locks the rotation of the seat cushion by the elastic body, and a seat back up to a predetermined angle And an interlocking member that operates by being tilted forward. It is set so that the lock of the rotation lock means is released by the operation of the interlocking member.
With this configuration, it is possible to easily set the timing at which the front end of the seat cushion is flipped up with a relatively simple configuration and as the seat back is folded down.
[0007]
A third aspect of the present invention is the vehicle seat according to the second aspect, wherein the interlocking member includes a first actuating portion coupled to the rotation locking means and a first locking portion coupled to the slide locking means. 2 operating parts. Then, by the operation of the interlocking member when the seat back is tilted forward to a predetermined angle, both the rotation lock unit and the slide lock unit are unlocked through the first and second operation parts. Is set.
Thus, the seat can be slid by simply tilting the seat back forward, and the seat cushion is flipped up almost simultaneously with this, so that the operability is improved.
[0008]
A fourth aspect of the present invention is the vehicle seat according to the first, second, or third aspect, wherein the seat cushion is supported so as to be rotatable in the vertical direction with respect to a leg plate having a seat slide mechanism. ing.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below.
FIG. 1 is a side view showing a partially broken sheet having a walk-in function. FIG. 2 is an enlarged side view showing the internal structure of the lower part of the seat. 3 is a cross-sectional view in the direction of arrows AA in FIG. 4 is a cross-sectional view taken along the line B-B in FIG.
[0010]
As shown in FIG. 1, the seat includes a seat cushion 10 and a seat back 20. The entire seat is supported by leg plates 13 on both sides thereof, and the leg plate 13 can be slid in the front-rear direction by a seat slide mechanism 14. Specifically, the seat slide mechanism 14 is a pair of slide rails arranged on both sides of the seat. These rails are configured such that an upper rail 16 fixed to the leg plate 13 side is slidably assembled to a lower rail 15 fixed to the floor side of the vehicle body. The leg plates 13 on both sides are covered with a cover 18 together with each member and the reclining device 22 described below.
[0011]
As shown in FIG. 2, the rear portion of the cushion frame 11 of the seat cushion 10 is rotatably supported by the rotation shaft 12 with respect to the leg plate 13. On the other hand, the lower part of the back frame 21 of the seat back 20 is connected to the upper plate 13 a fixed to the leg plate 13 via a reclining device 22. The reclining device 22 is unlocked while the turning force is applied by an operation of applying turning force to the reclining shaft 22a. Therefore, if the reclining device 22 is unlocked, the seat back 20 can be tilted back and forth around the axis of the reclining shaft 22a, and the inclination of the seat back 20 can be adjusted.
[0012]
As shown in FIG. 1, an operation lever 23 is provided on the side (outside) of the seat back 20 near the upper part. The operation lever 23 is attached to the back frame 21 so as to be rotated by a shaft 23a. The reclining device 22 is unlocked through the cable 24 by the turning operation of the operation lever 23. Note that the operation lever 23 may be provided as a dedicated lever for using the walk-in function, separately from the operation lever for adjusting the inclination of the seat back 20.
[0013]
As apparent from FIGS. 2 to 4, a first link 30 and a second link 31 for tipping up the seat cushion 10 are provided between the cushion frame 11 and the leg plate 13. The first link 30 is positioned vertically, and an upper end portion of the first link 30 is coupled to the cushion frame 11 by a coupling pin 33. The second link 31 is supported so as to be rotatable about the axis of the support shaft 32 fixed to the leg plate 13.
[0014]
A spiral spring 36 is assembled on the shaft of the support shaft 32. Due to the elasticity of the spring 36, the second link 31 is always urged clockwise in FIG. A stopper 43 for receiving the second link 31 is fixed to the leg plate 13. The stopper 43 restricts the rotational position of the second link 31 in the clockwise direction, and as a result, restricts the tip-up position of the seat cushion 10 described next.
[0015]
The second link 31 has two end portions 31 a and 31 b, and one end portion 31 a and the lower end portion of the first link 30 are connected by a connecting pin 34. For this reason, the rotational force acting on the second link 31 by the spring 36 acts to push up the cushion frame 11 around the axis of the rotation shaft 12 through the first link 30. That is, the seat cushion 10 always receives a turning force for tip-up such as turning in a direction in which the front end is flipped up. The leg plate 13 is provided with a buffer member 17 that receives the cushion frame 11 when the seat cushion 10 is returned from the tip-up state to the normal use state (FIG. 2).
[0016]
A lock pin 35 is fixed to the other end 31 b of the second link 31. In addition, a lock member 37 is attached to the leg plate 13 so as to be rotatable around the axis of the rotation shaft 38. The upper end portion of the lock member 37 has a hook shape that can be engaged with the lock pin 35 of the second link 31. And the torsion spring 39 assembled | attached on the axis | shaft of the rotating shaft 38 is urging | biasing the lock member 37 clockwise in FIG. The elastic force of the spring 39 keeps the engagement between the lock pin 35 and the lock member 37 at all times, and the rotation of the second link 31 by the spiral spring 36 is received.
[0017]
As described above, the spiral spring 36 functions to give the seat cushion 10 an elastic force in the rotational direction in which the front end is flipped up, and corresponds to the “elastic body” of the present invention. Further, the lock pin 35, the lock member 37, the torsion spring 39, and the like perform a function of locking the seat cushion 10 from turning to the tip-up state, and corresponds to the “turning lock means” of the present invention.
[0018]
As shown in FIG. 2, a substantially intermediate portion of the interlocking member 40 is supported on the upper plate 13a of the leg plate 13 so as to be able to rotate about a coaxial line with the reclining shaft 22a. The interlocking member 40 has two end portions 40a and 40b on one side with respect to the rotation center thereof, and one end portion 40c on the opposite side. One end of a cable 44 (inner cable 46) is connected to the end 40a, and one end of a link 52 is connected to the end 40b.
[0019]
The other end of the cable 44 (inner cable 46) is connected to the lower end portion of the lock member 37. Note that both end portions of the outer cable 45 in the cable 44 are respectively positioned by fasteners fixed to the leg plate 13. Therefore, the interlocking member 40 and the lock member 37 are interlocked with each other through the pulling force of the inner cable 46. This cable 44 corresponds to the “first operating portion connected to the rotation lock means” of the present invention.
[0020]
The end portion 40c of the interlocking member 40 is positioned so as to be in contact with the contact bracket 42 fixed to the back frame 21. Therefore, when the seat back 20 (back frame 21) is tilted forward to a predetermined angle, the contact bracket 42 comes into contact with the end portion 40c. Thereafter, the interlocking member 40 rotates in the same direction as the seat cushion 10 as the seat back 20 rotates.
[0021]
A stopper 19 is fixed to the upper plate 13a of the leg plate 13 (FIG. 2). The protruding piece 19a of the stopper 19 receives the interlocking member 40 that receives the force of the torsion spring 39 through the inner cable 46, and regulates its rotational position. Further, the protruding piece 19b of the stopper 19 can receive the abutting bracket 42 and can regulate the position where the seat back 20 is most tilted forward.
[0022]
FIG. 5 is a side view showing a configuration part different from FIG. 2 in the cover 18. The release lever 50 shown in this drawing is for releasing the lock of the seat slide mechanism 14 and is supported by the leg plate 13 so as to be rotatable around the axis of the support shaft 51. The free end of the release lever 50 and the end 40 b of the interlocking member 40 are connected by a link 52. The release lever 50 is connected to the release link 55 through the links 53 and 54.
[0023]
The release link 55 is attached to the leg plate 13 so as to be rotatable around the axis of the shaft 56. The rotation of the release link 55 acts on the lock claw 57 of the seat slide mechanism 14. As is well known, the locking claw 57 engages with the notch portions of the lower rail 15 and the upper rail 16 together to prevent relative sliding of the rails 15 and 16. This state is the locked state of the seat slide mechanism 14. Then, the release link 55 rotates in the clockwise direction of FIG. 5 to function to remove the lock claw 57 from the notches of the rails 15 and 16. As a result, the lock of the seat slide mechanism 14 is released.
[0024]
Thus, the notches of the rails 15 and 16 and the lock claw 57 correspond to the “slide lock means” in the present invention. Further, the link 52, the release lever 50, the links 53 and 54, and the release link 55 correspond to the “second operating portion connected to the slide lock means” of the present invention. It should be noted that the constituent members for tip-up of the seat cushion 10, the respective members constituting the “rotation lock means” of the present invention, the respective members constituting the “slide lock means”, and the lock means for releasing both lock means The members constituting the “first and second operating systems” are respectively disposed on both sides of the seat. However, the “second operating system” release lever 50 only needs to be operated on one side, and on the opposite side, a link without a grip or the like is used at a position corresponding to the release lever 50.
[0025]
Next, operations when using the walk-in function will be described.
First, as shown in FIG. 1, the operation lever 23 is operated in the direction of arrow a (forward direction) around the axis of the shaft 23a, whereby the reclining device 22 is unlocked through the pulling force of the cable 24. Along with this, the seat back 20 rotates in the direction of the arrow b (forward direction) around the reclining shaft 22 a with respect to the leg plate 13.
[0026]
As a result, when the seat back 20 is tilted from the normal standing position b-1 indicated by the solid line to the forward inclined position b-2 indicated by the phantom line, the contact bracket 42 is moved to the end of the interlocking member 40 as shown in FIG. It hits 40c. When the seat back 20 further falls to the forward inclined position b-3 indicated by the phantom line in FIG. 6, the interlocking member 40 rotates counterclockwise around the reclining shaft 22a and the coaxial line. As a result, the cable 44 (inner cable 46) connected to the end 40a of the interlocking member 40 is pulled. For this reason, the lock member 37, which is a constituent member of the “rotation lock means”, rotates in the counterclockwise direction (the direction against the force of the torsion spring 39) about the axis of the rotation shaft 38 in FIG. As a result, the lock member 37 is disengaged from the lock pin 35 of the second link 31, and the “rotation lock means” is released.
[0027]
As the lock is released, the second link 31 is rotated clockwise around the axis of the support shaft 32 by the force of the spiral spring 36. As a result, the cushion frame 11 is pushed up through the first link 30 connected to the end 31 a of the second link 31. For this reason, the seat cushion 10 is rotated in the direction of the arrow c in FIG. 6, and the front end of the seat cushion 10 is flipped up as shown by the phantom line in FIG. In this way, by tipping up the seat cushion 10, the amount of forward protrusion of the seat cushion 10 is reduced by the size S shown in FIG. Note that the tip-up position of the seat cushion 10 is regulated by the second link 31 being received by the stopper 43 as indicated by the phantom line in FIG.
[0028]
When the seat back 20 further falls from the forward tilt position b-3 to the forward tilt position b-4 indicated by the phantom line in FIG. 7, the interlocking member 40 rotates in the counterclockwise direction. As a result, the link 52 connected to the end portion 40 b of the interlocking member 40 is pulled, and the release lever 50 rotates in the direction of the arrow d around the axis of the support shaft 51 in conjunction therewith. As a result, the release link 55 is rotated clockwise around the axis line of the shaft 56 through the links 53 and 54 in FIG. By the rotation of the release link 55, the lock claw 57 is detached from the notches of the rails 15 and 16, and the lock of the seat slide mechanism 14, that is, the "slide lock means" is released.
[0029]
When the seat slide mechanism 14 is unlocked, the contact bracket 42 of the back frame 21 is received by the projecting piece 19b of the stopper 19 as shown in FIG. As already described, the seat back 20 in this state is restricted to the position where it is most pushed down. Then, by applying a force to the sheet in the direction of arrow e (forward direction) in FIG. 8, the sheet can be slid to the position indicated by the phantom line in FIG.
[0030]
As described above, both the “rotation lock unit” and the “slide lock unit” of the seat cushion 10 are released by the rotation of the interlocking member 40 that is interlocked with the tilting of the seat back 20 forward. Therefore, the operation for sliding the sheet to the position indicated by the phantom line in FIG. 8 is simplified. In addition, the seat can be slid excessively by the amount of the seat cushion 10 being tipped up and the amount of protrusion to the front being reduced. Therefore, the space secured behind the seat back 20 is expanded as compared with the seat having the conventional walk-in function.
[0031]
To return the sheet to its original use state, the sheet is slid to the solid line position in FIG. At the same time, by operating the operation lever 23, the reclining device 22 is unlocked to return the seat back 20 to the normal standing position, and the seat cushion 10 is pushed down to the original position. As a result, the “rotation lock unit” and the “slide lock unit” are maintained in the locked state again.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a partially cutaway sheet having a walk-in function. FIG. 2 is a side view showing an enlarged internal structure of the lower part of the sheet. FIG. 4 is a cross-sectional view in the direction of arrow B-B in FIG. 2. FIG. 5 is a side view showing a component different from FIG. 2. FIG. FIG. 7 is a side view of the seat with the walk-in function. FIG. 8 is a side view of the seat with the walk-in function. FIG. 8 is a side view of the seat with the walk-in function. Side view showing symbols [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Seat cushion 12 Rotating shaft 14 Seat slide mechanism 20 Seat back 36 Spring (elastic body)

Claims (4)

シートクッションに対してシートバックをリクライニング装置によって前方へ倒すとともに、シートスライド機構によってシートをスライド可能な状態にすることができるウォークイン機能を備えた車両用シートであって、前記リクライニング装置は、前記シートバックにおける上部寄りの側部に設けられている操作レバーを前方向へ回動操作することにより、そのロックが解除されてシートバックを前方へ倒すことが可能に設定されているとともに、このシートバックが前方へ倒れることにより、回動操作状態の操作レバーがシートスライド機構のレールと概ね平行になり、かつ、シートスライド機構のスライドロック手段が解除されてシートを前方向へスライドさせることが可能に設定され、またシートバックを所定の角度まで前方へ倒すことにより、それに連動してシートクッションが跳ね上げられる方向へ回動するように設定されている車両用シート。A seat for a vehicle having a walk-in function that allows a seat back to be moved forward by a reclining device with respect to a seat cushion and that allows the seat to be slid by a seat sliding mechanism, wherein the reclining device This seat is set so that the lock can be released and the seat back can be tilted forward by rotating the operation lever provided on the side near the top of the seat back in the forward direction. When the back is tilted forward, the operation lever in the rotating operation state is almost parallel to the rail of the seat slide mechanism , and the slide lock means of the seat slide mechanism is released, and the seat can be slid forward. Set the seat back to the predetermined angle It makes that have been set vehicle seat so as to rotate in conjunction therewith in the direction splashed seat cushion. 請求項1に記載された車両用シートであって、シートクッションの後部が回動軸によって回動可能に支持されているとともに、前記シートクッションに対して跳ね上げる回動方向への弾性力を付与する弾性体と、この弾性体による前記シートクッションの回動をロックする回動ロック手段と、シートバックを所定の角度まで前方へ倒すことによって作動する連動部材とを備え、この連動部材の作動により、前記回動ロック手段のロックを解除するように設定されている車両用シート。  The vehicular seat according to claim 1, wherein a rear portion of the seat cushion is rotatably supported by a rotation shaft, and an elastic force in a rotational direction in which the seat cushion is flipped up is applied. An elastic body, a rotation lock means for locking the rotation of the seat cushion by the elastic body, and an interlocking member that operates by tilting the seat back forward to a predetermined angle. A vehicle seat set to release the lock of the rotation lock means. 請求項2に記載された車両用シートであって、連動部材は、回動ロック手段に連結された第1の作動部と、スライドロック手段に連結された第2の作動部とを備え、シートバックを所定の角度まで前方へ倒したときの前記連動部材の作動により、前記第1および第2の作動部を通じて前記回動ロック手段および前記スライドロック手段のロックを共に解除するように設定されている車両用シート。  3. The vehicle seat according to claim 2, wherein the interlocking member includes a first operating part connected to the rotation lock means and a second operating part connected to the slide lock means, It is set to release both the lock of the rotation lock means and the slide lock means through the first and second operation parts by the operation of the interlocking member when the back is tilted forward to a predetermined angle. Vehicle seat. 請求項1,2又は3に記載された車両用シートであって、シートクッションは、シートスライド機構を有するレッグプレートに対し、上下方向へ回動可能に支持されている車両用シート。  4. The vehicle seat according to claim 1, wherein the seat cushion is supported so as to be pivotable in a vertical direction with respect to a leg plate having a seat slide mechanism.
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