JP4241204B2 - Method and apparatus for compacting concrete at the top of the tunnel - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トンネル天頂部の打設空間に充填されたコンクリートを締め固める方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、型枠を用いてトンネル天頂部にコンクリートの打設空間を形成し、この打設空間に鉄筋や鋼線等のガイド部材を張設し、ガイド部材にバイブレータを吊り下げ、バイブレータの給電ケーブルをケーブルリールに巻き取って、バイブレータを切羽側へ牽引し、打設空間に充填されたコンクリートをバイブレータにより締め固める方法が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−3795号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の締め固め方法によると、型枠組み工程に先立ち、ガイド部材を天頂部に張設する必要があり、段取り作業が煩雑化する問題点があった。また、バイブレータをガイド部材に吊り下げた状態で牽引するので、バイブレータの振動が型枠表面のコンクリートに充分伝わらず、トンネルの天井に露出するコンクリート面の品質が低下する不具合もあった。
【0005】
本発明の目的は、上記課題を解決し、バイブレータのガイド部材を省略し、段取り作業を簡略化できるとともに、バイブレータの振動を型枠表面のコンクリートに効率よく伝え、天頂部のコンクリート面を高品質に成形できるトンネル天頂部のコンクリート締め固め方法及び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の締め固め方法は、トンネルの天頂部に設けられた型枠の上で、トンネル周方向に延びるフレームと該フレームに設けた複数の振動発生器及び複数の車輪とを備えたトンネル周方向に長いバイブレータを牽引手段により索状部材を介しトンネル軸線方向へ牽引し、該車輪を型枠の上で転動させて該バイブレータを移動し、天頂部の打設空間に充填されたコンクリートをバイブレータで締め固めることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の締め固め装置は、トンネル周方向に延びるフレームと該フレームに設けた複数の振動発生器及び複数の車輪とを備え、該車輪がトンネルの天頂部に設けられた型枠の上で転動するものであるトンネル周方向に長いバイブレータと、バイブレータに連結された索状部材と、索状部材を介してバイブレータをトンネル軸線方向へ牽引し、該車輪を型枠の上で転動させて該バイブレータを移動する牽引手段とから構成したことを特徴とする。
【0008】
ここで、バイブレータの牽引方向は、通常、トンネルの坑口側から切羽側であるが、逆方向でもよく、両方向へ往復させてもよい。索状部材としては、ワイヤロープ、チェーン、ベルト、合成又は天然繊維ロープ等を使用できる。牽引手段としては、電動ウインチ、手巻きウインチ、油圧ウインチ、油圧シリンダ等を使用できる。
【0009】
バイブレータは、特定の形状に限定されず、例えば、全体が棒状、格子状、平板状のものを使用できる。ただし、天頂部の打設空間に充填されたコンクリートを効率よく加振できる点で、前記のとおり、トンネル周方向に長い形状のものとする。具体的には、前記のとおり、バイブレータがトンネル周方向に延びるフレームを備え、フレームに複数の振動発生器と複数の車輪とを設ける。
【0010】
この場合、バイブレータを天頂部の型枠の検査窓を通して打設空間に容易に出し入れできるように、フレームを型枠と平行な面内で折畳可能に構成するのが望ましい。また、振動発生器の給電ケーブルがコンクリートによって流されないように、バイブレータより牽引手段側の型枠に、給電ケーブルを保持するケーブル保持具を取り付けるとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。この実施形態のトンネルにおいては、図1に示すように、地山の掘削面1に支保コンクリート2が吹付工法により施工され、支保コンクリート2に覆工コンクリート3が型枠工法により施工されている。覆工コンクリート3を成形する型枠4は自走台車5上にフレーム6を介して円筒状に組み立てられ、型枠4の各部に扉7を備えた検査窓8が設けられている。
【0012】
トンネルの側壁部に設けられた型枠4aは支保コンクリート2との間に側壁部打設空間10を形成し、検査窓8からこの打設空間10に注入されたコンクリートによって覆工コンクリート3の側盤部3aが打設される。また、トンネルの天頂部に設けられた型枠4bは支保コンクリート2との間に天頂部打設空間11を形成し、扉7の注入口12からこの打設空間11に注入されたコンクリートによって覆工コンクリート3の天盤部3bが打設される。なお、注入口12は、図4に示すように、打設空間11の坑口側端部と中間部とに2つ設けられている。
【0013】
天頂部打設空間11に充填されたコンクリートを締め固める装置は、図2,図3に示すように、天頂部の型枠4bの上にバイブレータ15を備えている。このバイブレータ15は、トンネル周方向に長く延びるフレーム16と、モータ及び振動子(図示略)を内蔵した一対の振動発生器17とから構成されている。振動発生器17は、フレーム16の延長方向に突出するように、フレーム16の両端締結部16aに取り付けられている。
【0014】
フレーム16は、2本の鋼製パイプを枢軸18で連結することにより、型枠4bと平行な円筒面内で折畳可能に構成されている。フレーム16には、型枠4bの上で転動する3つの車輪19と、2本のワイヤロープ20(索状部材)が連結される一対の牽引金具21と、振動発生器17から延びる給電ケーブル22をフレーム16の外部に取り出す一対のケーブル取出口23(エルボを使用)とが設けられている。
【0015】
一方、図4,図5に示すように、自走台車5の切羽側端部には作業用足場25が設けられ、作業用足場25にスタンド26を介し2台の電動ウインチ27(牽引手段)が設置されている。電動ウインチ27のドラム27aにはワイヤロープ20が巻き付けられ、ドラム27aの回転によりワイヤロープ20を介しバイブレータ15がトンネル軸線方向において坑口側(図4の左側)から切羽側(図4の右側)へ牽引される。
【0016】
バイブレータ15より電動ウインチ27側の型枠4bには、一対二組のケーブル保持具29が設けられている。図2,図3に示すように、ケーブル保持具29は鋼棒を折り曲げて形成され、基端が検査窓8の窓枠8aにボルト30で取り付けられ、先端側の直線部分に複数のフック31が固着されている。そして、振動発生器17の給電ケーブル22がフック31により支持され、バイブレータ15の近傍において天頂部打設空間11の上部に保持されている。
【0017】
なお、この実施形態では、ワイヤロープ20及び給電ケーブル22が結束金具32により等ピッチで束ねられ、ケーブル保持具29に保持されている。天頂部打設空間11の切羽側端部には妻型枠33(図4参照)が設けられ、妻型枠33にワイヤロープ20及び給電ケーブル22の通し孔(図示略)が設けられている。結束金具32は妻型枠33の外側で取り外され、給電ケーブル22が電動ウインチ27の手前でワイヤロープ20から分離されている。
【0018】
次に、天頂部打設空間11に充填されたコンクリートを締め固める方法について説明する。覆工コンクリート3は、自走台車5の長さに応じたスパン(例えば約10m)で、左右の側盤部3aが打設されたのちに、天盤部3bが打設される。天盤部3bの打設にあたっては、図4,図5に示すように、天頂部打設空間11にバイブレータ15及びケーブル保持具29が設置されるとともに、ワイヤロープ20及び給電ケーブル22が配線される。
【0019】
この場合、バイブレータ15は、フレーム16を二つ折りにし(図3参照)、坑口側の検査窓8から挿入したのち、型枠4bの上で展開する。こうすれば、型枠組立後であっても、長尺のバイブレータ15を天頂部の型枠4b上に簡単に設置することができる。ケーブル保持具29は、バイブレータ15より切羽側の検査窓8から挿入し、基端を窓枠8aに取り付け、先端側のフック31にワイヤロープ20と給電ケーブル22を保持する。なお、天頂部の型枠4bを組み立てる際に、バイブレータ15を型枠4bと打設済み天盤部3bとの接続部分から予め挿入しておいてもよい。
【0020】
天盤部3bを成形するコンクリートは、まず、坑口側の注入口12から打設空間11に注入される。注入されたコンクリートは、図5に鎖線Cで示すように、切羽側から坑口側へ徐々に迫り上がる形態で打設空間11に充填される。この状態で、振動発生器17と電動ウインチ27とを起動し、コンクリートをバイブレータ15で締め固めつつ、バイブレータ15を電動ウインチ27によりワイヤロープ20を介し切羽側へ牽引する。このとき、給電ケーブル22には張力が作用しない。
【0021】
また、電動ウインチ27は、連続的に駆動してもよく、間欠的に駆動してもよい。どちらの場合も、バイブレータ15はワイヤロープ20に導かれ、型枠4bの上で車輪19を転がして一直線に移動する。このため、従来とは異なり、バイブレータ15を案内するためのガイド部材が不要になり、型枠組み工程の前にガイド部材を設置するための段取り作業を省略できるうえ、ガイド部材を埋め殺しにする無駄もなくなる。
【0022】
振動発生器17の振動はフレーム16を介し3つの車輪19に伝播する。そして、一対の振動発生器17が打設空間11下部のコンクリートを加振し、フレーム16が頂部のコンクリートを加振する。従って、1本のバイブレータ15によりトンネル周方向の各部でコンクリートを効率よく均質に締め固めることができ、さらに、車輪19から型枠4bへの振動伝播によって、トンネルの天井に露出するコンクリート面を美しく成形することができる。
【0023】
バイブレータ15が切羽側へ進むに従い、ケーブル保持具29を切羽側の検査窓8に順送りして取り付け直し、給電ケーブル22とワイヤロープ20を常にバイブレータ15の近辺に保持する。こうすれば、ケーブル22とワイヤロープ20がコンクリートに流されて埋没するおそれがなく、特に、ケーブル22の断線を防止できる。その後、コンクリートを中間の注入口12から充填し、同様に締め固め、天盤部3bの全長を打設したのち、バイブレータ15を最も切羽側の検査窓8から、或いは、妻型枠33の一部に設けた扉付きの取出口(図示略)から取り出す。
【0024】
図6,図7,図8は締め固め装置の別の実施形態を示すものである。この締め固め装置は、バイブレータ15を型枠4bの上で一時的に係留するピン41を備えている点、給電ケーブル22をピン状のケーブル保持具51で保持している点で、前記実施形態の装置と相違する。図6,図7に示すように、係留ピン41及びピン状ケーブル保持具51は、坑口側の注入口12の手前位置と切羽側の適宜位置とにおいて、バイブレータ15より電動ウインチ27側の型枠4bに取り付けられている。
【0025】
係留ピン41は、図8(a)に示すように、型枠4bの下面に固着された支持筒42と、支持筒42に挿入された係止パイプ43と、係止パイプ43を支持筒42に対し上下2段に連結する連結ピン44とから構成されている。係止パイプ43には、支持筒42の下端に合わせて下段位置を決める目印線45が刻まれている。そして、係止パイプ43は、上段位置で天頂部打設空間11に進入し、バイブレータ15を係留し、下段位置で打設空間11から退出し、バイブレータ15を解放し、型枠4bの孔46を塞ぐようになっている。なお、この係留ピン41を前記実施形態の締め固め装置に用いることも可能である。
【0026】
ケーブル保持具51は、図8(b)に示すように、型枠4bの下面に固着された支持筒52と、支持筒52に挿入された保持パイプ53と、保持パイプ53にかえて支持筒52に挿入される栓パイプ54と、保持パイプ53又は栓パイプ54を支持筒52に連結する連結ピン55とから構成されている。そして、バイブレータ15より電動ウインチ27側の支持筒52に保持パイプ53を取り付け、その上端の凹部56に給電ケーブル22を保持し、バイブレータ15が通過後の支持筒52には栓パイプ54を取り付け、その上端で型枠4bの孔46を閉塞できるようになっている。
【0027】
この実施形態の締め固め装置によれば、コンクリートの注入初期に、バイブレータ15をワイヤロープ20の張力のもとで係留ピン41に係留しておくことで、コンクリート圧によってバイブレータ15が変動するおそれがなく、締め固め作業を適正な位置で開始することができる。また、ケーブル保持具51がピン状に形成されているので、前記実施形態のケーブル保持具29と比較し、型枠4bに対する着脱が容易であり、また、給電ケーブル22を天頂部打設空間11のより高い位置で確実に保持できる利点がある。
【0028】
なお、図7に示すように、ケーブル保持具51がトンネル周方向の略中央に位置しているので、給電ケーブル22はバイブレータ15両端部のケーブル取出口23から中央部の金具57を通してケーブル保持具51に掛けらている。ワイヤロープ20は、前記実施形態とは異なり、ケーブル保持具51に保持されず、給電ケーブル22と分離した状態で電動ウインチ27まで延びている。
【0029】
本発明の締め付け方法及び装置は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するようなバイブレータを用いるなど、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)図9に示すバイブレータ61は、フレーム16がトンネル周方向に長く延び、かつ平面「く」字形に屈曲するように形成されている。
(2)図10に示すバイブレータ71は、トンネル周方向に長い2本のフレーム16の間に、トンネル軸線方向を向く振動発生器17を複数本(例えば6本)並設し、全体が格子状に形成されている。
(3)図11に示すバイブレータ81は、トンネル周方向に長い薄箱形のフレーム82の内側に、トンネル軸線方向を向く振動発生器17を複数本(例えば6本)並設し、全体が平板状に形成されている。
【0030】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明に係る締め固め方法及び装置によれば、トンネル天頂部の型枠上で車輪付バイブレータを牽引するので、バイブレータのガイド部材を省略して、段取り作業を簡略化できるとともに、バイブレータの振動を型枠表面のコンクリートに効率よく伝えて、天頂部のコンクリート面を高品質に成形できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すトンネル天頂部の横断面図である。
【図2】トンネル天頂部のコンクリートを締め固める装置を示す正面図である。
【図3】同締め固め装置の平面図である。
【図4】天頂部のコンクリートを締め固める方法を示すトンネル縦断面図である。
【図5】同締め固め方法を示す平面図である。
【図6】締め固め装置の別の実施形態を示すトンネル縦断面図である。
【図7】同締め固め装置の平面図である。
【図8】同締め固め装置の係留ピン及びケーブル保持具を示す正面図である。
【図9】バイブレータの変更例を示す平面図である。
【図10】バイブレータの別の変更例を示す2面図である。
【図11】バイブレータのさらに別の変更例を示す2面図である。
【符号の説明】
3 覆工コンクリート
3a 側盤部
3b 天盤部
4 型枠
4b 天頂部の型枠
8 検査窓
11 天頂部打設空間
12 注入口
15 バイブレータ
16 フレーム
17 振動発生器
19 車輪
20 ワイヤロープ
22 給電ケーブル
27 電動ウインチ
29 ケーブル保持具
51 ケーブル保持具
61 バイブレータ
71 バイブレータ
81 バイブレータ
82 フレーム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and an apparatus for compacting concrete filled in a placement space at a tunnel zenith.
[0002]
[Prior art]
In Patent Document 1, a concrete placement space is formed at the top of the tunnel using a mold, a guide member such as a reinforcing bar or steel wire is stretched in the placement space, and a vibrator is suspended from the guide member. A method is described in which a power feeding cable of a vibrator is wound around a cable reel, the vibrator is pulled toward the face, and the concrete filled in the placement space is compacted by the vibrator.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2003-3795
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the conventional compaction method, it is necessary to stretch the guide member on the zenith portion prior to the mold frame process, and there is a problem that the setup work becomes complicated. Further, since the vibrator is pulled while being suspended from the guide member, the vibration of the vibrator is not sufficiently transmitted to the concrete on the surface of the formwork, and the quality of the concrete surface exposed to the ceiling of the tunnel is deteriorated.
[0005]
The object of the present invention is to solve the above-mentioned problems, omit the guide member of the vibrator, simplify the setup work, efficiently transmit the vibration of the vibrator to the concrete on the surface of the formwork, and provide a high quality concrete surface at the zenith. It is an object of the present invention to provide a concrete compaction method and apparatus for a tunnel zenith that can be formed into a compact.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a compacting method of the present invention includes a frame extending in the circumferential direction of a tunnel on a mold provided at the top of the tunnel, a plurality of vibration generators provided on the frame, and a plurality of vibration generators. A long vibrator in the circumferential direction of the tunnel equipped with a wheel is pulled by a traction means in the tunnel axis direction through a cord-like member, the wheel is rolled on a formwork to move the vibrator, and The concrete filled in the installation space is compacted with a vibrator.
[0007]
The compacting device of the present invention comprises a frame extending in the circumferential direction of the tunnel, a plurality of vibration generators and a plurality of wheels provided on the frame, and the wheels are placed on a formwork provided at the top of the tunnel. The vibrator that is rolled in the tunnel circumferential direction, the cord-like member connected to the vibrator, the vibrator is pulled in the tunnel axis direction via the cord-like member, and the wheel rolls on the formwork And a traction means for moving the vibrator.
[0008]
Here, the towing direction of the vibrator is normally from the tunnel entrance side to the face side, but it may be in the reverse direction or may be reciprocated in both directions. As the rope-shaped member, a wire rope, a chain, a belt, a synthetic or natural fiber rope, or the like can be used. As the traction means, an electric winch, a manual winding winch, a hydraulic winch, a hydraulic cylinder, or the like can be used.
[0009]
The vibrator is not limited to a specific shape, and for example, a vibrator having a rod shape, a lattice shape, or a flat plate shape can be used. However, in that it can efficiently vibrate the filled concrete between hitting設空the top portion, as described above, and that of the elongated tunnel circumferential direction. Specifically, as described above, the vibrator comprises a frame which extends in the tunnel circumferential direction, Ru provided a plurality of vibration generators and a plurality of wheels to the frame.
[0010]
In this case, it is desirable that the frame is configured to be foldable in a plane parallel to the mold so that the vibrator can be easily put into and out of the placement space through the inspection window of the mold at the zenith. Moreover, it is good to attach the cable holder which hold | maintains a power feeding cable to the formwork of the pulling means side from a vibrator so that the power feeding cable of a vibration generator may not be poured with concrete.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the tunnel of this embodiment, as shown in FIG. 1, supporting
[0012]
The
[0013]
As shown in FIGS. 2 and 3, the device for compacting the concrete filled in the
[0014]
The
[0015]
On the other hand, as shown in FIGS. 4 and 5, a working
[0016]
A pair of two
[0017]
In this embodiment, the
[0018]
Next, a method for compacting the concrete filled in the zenith
[0019]
In this case, the
[0020]
The concrete that forms the
[0021]
The
[0022]
The vibration of the
[0023]
As the
[0024]
6, 7 and 8 show another embodiment of the compaction device. The compacting device includes the
[0025]
As shown in FIG. 8A, the
[0026]
As shown in FIG. 8B, the
[0027]
According to the compacting device of this embodiment, the
[0028]
As shown in FIG. 7, since the
[0029]
The tightening method and apparatus of the present invention are not limited to the above-described embodiment, and may be embodied with appropriate modifications within a range not departing from the spirit of the invention, such as using a vibrator as exemplified below.
(1) The
(2) The
(3) The
[0030]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the compaction method and apparatus according to the present invention, the vibrator with wheels is pulled on the formwork of the tunnel zenith, so the guide member of the vibrator can be omitted and the setup work can be simplified. At the same time, the vibration of the vibrator is efficiently transmitted to the concrete on the surface of the formwork, and the concrete surface at the zenith can be molded with high quality.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a tunnel zenith showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing an apparatus for compacting concrete at a tunnel zenith.
FIG. 3 is a plan view of the compaction device.
FIG. 4 is a tunnel longitudinal sectional view showing a method for compacting concrete at the zenith.
FIG. 5 is a plan view showing the compaction method.
FIG. 6 is a tunnel longitudinal sectional view showing another embodiment of a compaction device.
FIG. 7 is a plan view of the compaction device.
FIG. 8 is a front view showing an anchor pin and a cable holder of the compaction device.
FIG. 9 is a plan view showing a modification example of a vibrator.
FIG. 10 is a two-sided view showing another modification of the vibrator.
FIG. 11 is a two-side view showing still another modification of the vibrator.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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