JP4240357B2 - 移動体用情報提示装置及び方法並びに情報提示用プログラム - Google Patents

移動体用情報提示装置及び方法並びに情報提示用プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、インターネット等の通信ネットワークにおけるブラウザによるページ表示において、車両等の移動体で使用される場合のユーザインタフェースに改良を施した移動体用情報提示装置及び方法並びに情報提示用プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネット上における情報提供等の代表的サービスとしては、電子メールに並び、WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)が挙げられる。これはサーバ・クライアント・システム型のサービスで、その名称は、世界中(ワールド・ワイド)のサーバに存在する無数のページを、ハイパーリンクと呼ばれる関連付け機能により蜘蛛の巣(ウェブ)のように結合していることに由来する。
【0003】
WWWでは、情報単位となる各ページは、HTML(HyperText Markup Language)等のページ記述言語で記述されたデータで表され(本出願においてページデータと呼ぶ)、ページデータはページを構成する文字列や画像、それらの表示態様指定などを含み、クライアントシステム(以下単に「クライアント」とも呼ぶ)のブラウザ・ソフトウェアからのページリクエストに応じサーバシステム(以下単に「サーバ」とも呼ぶ)から返送される。すなわち、インターネット接続用のTCP/IP処理機能に、ブラウザを組み合わせれば、多様な機器でWWWの情報を入手し、表示することが可能である。
【0004】
また、ページ間を結合するハイパーリンクは、単に「リンク」とも呼ばれ、ページデータ中に埋め込まれる記述であり、リンク元の文字列や画像(オブジェクトと呼ぶ)の指定と、そのオブジェクトが操作されたときの飛び先(ジャンプ先)ページの指定(URL)を含む。また、一般的には、ハイパーリンクが設定されたオブジェクトについては表示画面上において、青色など特定の色がついたり、下線がついたり、マウスでポイント(指し示す)するとポインタが手の形になったり、押しボタン型で表示されるなど、それとわかるような表示が行われる。
【0005】
そして、各ページが関連先のページへのこのようなハイパーリンクを張る(設定)ことにより、閲覧者は、マウスクリック等によりオブジェクトを操作するだけで、次のページや目次ページ、他のリンク先などへ表示が切り替わり、関連する必要な情報を次々と容易に得ることが可能となっている。これは、つまり、サーバシステム等を構成する単体の機器内部のデータストレージ(たとえばCD−ROMやHDD等)のデータを、HTMLという書式を使い、リンクという形で関連付けることによって、目的とする情報に容易に到達できるようになっている。この方式においては、例えば、新しい情報が加えられた場合には、個々のHTMLファイルに変更を加えるだけで、いわばネットワークで構築された多量のデータベース全体が更新されるという特徴を持っている。
【0006】
このようなリンクが動作する具体的処理手順は次のようになる。まず、ハイパーリンクが設定されたページ中のオブジェクトが操作されると、最初にクライアント側が、ハイパーリンクの記述にしたがって、そこに記述された飛び先のファイルが存在するサーバに対して、目的とするファイルを要求するページリクエストを送信する。サーバはその要求にこたえる形で該当するHTMLファイルを送出し、クライアント側では受け取ったHTMLファイルをブラウザ・ソフトウェアが表示装置に表示する。そして、同様に、HTMLファイルに埋め込まれた次のハイパーリンクをたどることにより、目的とするファイルが逐次得られ、引き続き情報を入手することが可能となる。
【0007】
ここで、リンクを辿るには、希望のリンクを選択する何らかのリンク操作が必要であり、このような場合の具体的従来技術は、クライアントがサーバから取得したページの情報を、ディスプレイ上にHTMLファイルの規則にしたがって表示し、その中のオブジェクトに対し、マウスなどのポインティングデバイスによるポインタでポイント(指し示す)しマウスボタンをクリックする等の操作を行うか、タッチパネルディスプレイの該当個所に指でタッチするなどの操作であった。
【0008】
このように、インターネットに代表される情報提示システムにおいては、データベースを、HTMLという情報提示書式の中に、情報自体と、これらを関連付ける「リンク」というものを同時に提供することで、ユーザが多くの情報から必要とする情報に容易に到達できるようになり、広範囲に用いられている。また、新規の情報が加えられた場合には、その部分におけるHTMLの内容の相対関係を変更するだけで、全体構造を変更する必要がないという特徴がある。また、このHTMLという情報提示書式においては、情報とそのリンクを同一の画面上に構成することが可能であるために、多くの情報がある場合であっても、その全体像を良好に把握する手段として有効に利用することが可能である。
【0009】
ところで、近年、車載用電子機器の多機能化は著しく、従来のラジオ、オーディオシステムとしての機能のみならず、ナビゲーションシステムやビデオシステムとしての機能も追加されているものが広く普及している。中でも、ナビゲーションシステムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録された情報や、ネットワークを介して取得したデータベースに基づいて、出発地から目的地までの最適の経路を検索できるとともに、目的地となる地点や、周辺施設の情報等を取得することもできるので、いわば情報機器としての機能を有している。
【0010】
このような情報機器において、記録媒体に記録された多量の情報から必要な情報を取得する場合には、あらかじめ階層構造で分類された情報を、ディスプレイ等の表示装置に、大分類名からボタン表示し、そのボタンのいずれかをカーソル等で選択することによって、次位の階層の分類名をボタン表示してそのいずれかを選択し、最終的に最も下の階層の分類名を選択した段階で、最終的にその分類名に相当する情報が表示される。例えば、ナビゲーションシステムにおける目的地設定のような場合には、最初に目的地設定の方法を選択した後で、大分類、小分類といったように選択していき、最後に地名もしくは、固有名詞という形で選択を行う
【0011】
しかしながら、車載用情報機器においては、表示装置に一度に表示することのできるボタンの数に制限があったり、提示可能な階層構造に制限があるために、それらの分類方法に多くの制限がある。これに対処するため、それぞれの機器は特有の分類方法をとっているが、その作成者が意図した分類方法と、ユーザが意図する分類方法が一致しない場合がある。かかる場合には、ナビゲーションシステムにおいて目的地を設定する際に、必要以上の時間が要求されることになる。
【0012】
また、このような階層構造の項目を、一つ一つ指定していく方法の場合には、それを制御するシステムが階層構造を常に正確に把握しておく必要があり、新規のデータを加えたり変更したりする場合には、データを更新することのほかに、そのデータ構造を、それぞれの機器固有の制限の下で、再構築及び更新する必要が生じてくる。ユーザ固有の情報を加える場合においても、その階層構造を変えるためには、難しい手続を踏む必要がある。例えば、車両内のデータベースのように、比較的変更頻度が少ない情報の場合には、システムが階層構造を把握し続けることはある程度可能である。しかしながら、ネットワークを介して取得するデータベースを対象とするような場合には、データベースの変更が頻繁に行なわれるために、それらの階層構造を、車載機器内のシステムが把握することは困難である。
【0013】
これに対処するため、車載用情報機器においても、携帯電話等の通信制御装置を介して、HTML及びリンク等のインターネット上のサービスを利用することにより、情報の提示を受ける技術が提案されている。このような情報提示方式を導入することにより、単に、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体や、ネットワークを介して取得したデータベースから情報の提示を受ける場合に比べて、上記のような利点、すなわち、多くの情報の中から、ユーザが必要とする情報を容易に得ることができ、情報の更新や全体像の把握も容易となる。従って、例えば、車両外の環境において、インターネットを介して、あらかじめナビゲーションにおける目的地の設定や情報の収集を行っておき、その情報を車載情報機器に持ち込んで利用するという方法もとられるようになってきている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車両外の環境において、上記のインターネットに代表されるような方式を用いて利用しているデータを、車両の内部において利用しようとすると、それぞれの機器に固有のデータベースの階層構造に基づいて、種々の操作を行う必要が生じるために、ユーザインタフェースに大きな違いがあり、これがユーザに対してより大きな混乱を与える要因となる。
【0015】
また、車両が停止状態の場合には、車両外と同じような環境を実現し易いが、ユーザが車両を運転中の場合には、車両外においては考慮する必要がなかった種々の制限事項が多くなる。これに対処するため、提供される情報の構造自体を変更して、車両内での利用に合わせてしまうと、現状の階層構造に近いものになり、車両外での利用形態と大きく変わってしまうために、ユーザの負担が大きくなる。
【0016】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、その目的は、移動体の内外において、共通のインタフェースで利用することができ、ユーザへの負担が少ない移動体用情報提示装置及び方法並びに情報提示用プログラムを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、他のファイルとの関連を表すリンク情報を含むHTMLファイルをページとして表示する表示装置を備えた移動体情報提示装置において、前記表示装置に表示された表示領域内の任意の領域に表示されている前記リンク情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された前記リンク情報を示す名称となる文字列を用いて、複数の前記文字列全体で一領域を構成するユーザインタフェース画像を作成するユーザインタフェース画像作成手段と、前記表示領域内の前記任意の領域以外の領域に、前記ユーザインタフェース画像作成手段によって作成された前記ユーザインタフェース画像を合成表示する表示制御手段と、を備えたユーザインタフェース装置と、前記表示制御手段によって合成表示した前記ユーザインタフェース画像における前記リンク情報を示す名称となる文字列の選択を、ユーザより受付ける入力装置と、を備えたことを特徴とする。
【0018】
請求項10の発明は、請求項1の発明を方法の観点から捉えたものであり、他のファイルとの関連を表すリンク情報を含むHTMLファイルを、表示装置を用いてページとして表示する移動体用情報提示方法において、前記表示装置に表示された表示領域内の任意の領域に表示されている前記リンク情報を抽出する抽出処理と、前記抽出処理によって抽出された前記リンク情報を示す名称となる文字列を用いて、複数の前記文字列全体で一領域を構成するユーザインタフェース画像を作成するユーザインタフェース画像作成処理と、前記表示領域内の前記任意の領域以外の領域に、前記ユーザインタフェース画像作成処理によって作成された前記ユーザインタフェース画像を合成表示する表示制御処理と、を含むユーザインタフェース制御処理と、前記表示制御処理によって合成表示した前記ユーザインタフェース画像における前記リンク情報を示す名称となる文字列の選択を、ユーザより受付ける入力処理と、を実行することを特徴とする。
【0019】
請求項11の発明は、請求項1,10の発明をコンピュータにより実行可能なプログラムの観点から捉えたものであり、移動体に搭載されたコンピュータを制御することにより、他のファイルとの関連を表すリンク情報を含むHTMLファイルを、表示装置を用いてページとして表示させる移動体用情報提示プログラムにおいて、前記表示装置に表示された表示領域内の任意の領域に表示されている前記リンク情報を抽出させる抽出処理と、前記抽出処理によって抽出された前記リンク情報を示す名称となる文字列を用いて、複数の前記文字列全体で一領域を構成するユーザインタフェース画像を作成させるユーザインタフェース画像作成処理と、前記表示領域内の前記任意の領域以外の領域に、前記ユーザインタフェース画像作成処理によって作成された前記ユーザインタフェース画像を合成表示させる表示制御処理と、を含むユーザインタフェース制御処理と、前記表示制御処理によって合成表示した前記ユーザインタフェース画像における前記リンク情報を示す名称となる文字列の選択を、ユーザより受付けさせる入力処理と、を有することを特徴とする。
【0020】
この態様では、ページデータ中のリンク先情報を、ページとともに、ユーザインタフェース画像として項目表示して、その項目を入力装置によって選択することによりリンク先へジャンプすることができるので、移動体内での操作を、移動体外での通常の情報機器に対する使い勝手に近いものとすることができ、ユーザに負担がかからない。
【0021】
請求項2の発明は、請求項1記載の移動体用情報提示装置において、前記入力装置は、前記ユーザインタフェース画像における前記リンク情報を示す名称となる文字列の表示位置と相対的に対応する位置に複数のスイッチを備え、前記複数のスイッチのうち、前記リンク情報を示す名称となる文字列の表示位置に相対的に対応するスイッチをユーザが選択することにより、前記選択されたスイッチに対応する前記リンク内容情報を含むリンク先へジャンプさせることを特徴とする。
この態様では、入力装置におけるスイッチが、選択される項目の位置に対応しているので、ユーザが手探りでの選択操作をし易い。
【0022】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の移動体用情報提示装置において、前記表示装置は、前記ユーザインタフェース画像における前記リンク情報を示す名称となる文字列を選択するタッチパネルを備えたことを特徴とする。
この態様では、表示装置に設けられたタッチパネルによって、ユーザが視覚的に確認しながら項目の選択ができるので、操作し易い。
【0023】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の移動体用情報提示装置において、前記入力装置は、前記ユーザインタフェース制御装置に対して、前記表示装置へのユーザインタフェース画像の表示及び非表示の切り替えを指示する切替指示手段を有することを特徴とする。
この態様では、切替指示手段によって、必要なときにのみ、ユーザインタフェース画像を表示させることができるので、通常のページ表示等、他の表示の邪魔にならない。
【0024】
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の移動体用情報提示装置において、前記切替指示手段は、タッチセンサであることを特徴とする。
この態様では、タッチセンサによってユーザインタフェース画像の表示、非表示を切り替えることができるので、運転中の操作がし易い。
【0025】
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の移動体用情報提示装置において、前記入力装置と前記ユーザインタフェース制御装置とは、無線を介して信号を送受信可能に設けられていることを特徴とする。
この態様では、入力装置とユーザインタフェース制御装置との間に配線を必要とせず、入力装置の配置位置の自由度が高くなるので、ユーザが操作し易い位置に配置して、利便性を向上させることができる。
【0026】
請求項7の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の移動体用情報提示装置において、前記入力装置と前記ユーザインタフェース制御装置とは、赤外線を介して信号を送受信可能に設けられていることを特徴とする。
この態様では、電波の干渉を受けずに、入力装置による操作を行うことができるので、他の通信機器との親和性が高い。
【0027】
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の移動体用情報提示装置において、前記表示装置、前記ユーザインタフェース制御装置及び前記入力装置は、車両に搭載されていることを特徴とする。
この態様では、車載用の情報機器でありながら、車両外の通常の情報機器と同様の操作性が得られるので、ユーザが使用し易い。
【0028】
請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の移動体用情報提示装置において、前記表示装置、前記ユーザインタフェース制御装置及び前記入力装置は、ナビゲーション装置に構成されていることを特徴とする。
この態様では、ナビゲーション装置における表示画面を利用して、ナビゲーションに必要な情報の提供を受けることができるので、車両内、特に走行中のナビゲーションの利便性が向上する。
【0029】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態(以下「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に説明する。なお、本実施形態は、情報提示装置としても、これらを実現する方法及びプログラム並びにプログラムを記録した記録媒体としても把握可能である。
【0030】
また、本実施形態は、コンピュータをプログラムやデータを含むソフトウェアで制御することにより実現できるが、この場合のハードウェアやソフトウェアの実現態様は各種変更可能であるから、以下の説明では、本発明及び本実施形態の各機能を実現する仮想的回路ブロックを用いる。
【0031】
〔実施形態の構成〕
本実施形態における移動体用情報提供装置は、図1に示すように、ROM制御装置1、一時記憶媒体制御装置2、書換可能記憶媒体制御装置3、可搬記憶媒体制御装置4、車両内ファイル制御装置5、通信制御装置6、メインCPU7、ユーザインタフェース制御装置8、入力装置9、表示装置10等によって構成されている。また、車両外において、情報を取得するためのコンピュータ20は、車両外ファイル制御装置21、通信制御装置22を有している。
【0032】
ROM制御装置1は、CD−ROMやDVD−ROM等の記憶媒体から情報を読み取るための装置である。これらの記憶媒体には、例えば、ナビゲーション装置の場合においては、基本的な地図情報や、各種地図情報に付随した店舗情報や観光地情報およびそれらの位置データ等が保存されており、その記憶媒体が交換されるまで、内容は変更されないものである。かかる記憶媒体から情報を取得する場合には、ファイルの名称等で参照することができるが、内容も変更できないことから、参照する際のファイル名等の変更はない。
【0033】
一時記憶媒体制御装置2は、メインCPU7等の一時的な記憶に用いられるものもであって、一般的なキャッシュメモリーとして使われる。通信制御装置6を介して取得したデータも、一時的に保存することができる。書換可能記憶媒体制御装置3は、例えば、HDD装置等によって構成され、ROM制御装置1からの情報と、最新の情報との間の差分情報を保持することができる。また、ユーザが、その内容を自由に変更することもできる。これらのデータを参照する場合には、ファイル名を指定することで取得することができると同時に、個々のファイルを車両内ファイル制御装置5の制御下に置くことにより、容易に参照することができる。
【0034】
可搬記憶媒体制御装置4は、コンパクトフラッシュ等の持ち運び可能な記憶媒体の制御装置であり、車両外において記憶した(書き込まれた)データ等を、車両内に持ち込むために使用するものである。車両内ファイル制御装置5は、メインCPU7からの要求に基づいて、車両内の各種記憶媒体にあるデータを、メインCPU7に渡す機能を持っている。
【0035】
通信制御装置6は、例えば、携帯電話、PHS、無線LAN装置などであって、車両外ファイル制御装置21及び通信制御装置22と、無線で接続する機能を持っている。また、インターネットへの接続機能を有するWebサーバとして構成することも可能である。
【0036】
メインCPU7は、システム全体を制御する装置である。ユーザインタフェース制御装置8は、入力装置9からの入力に応じて、表示装置10の表示画像を制御する装置であり、HTMLファイル表示エンジン81、HTMLファイル一時記憶部82、HTMLファイル解析部83、ユーザインタフェース画像作成部84、画像合成部85、入力検出部86を有している。
【0037】
HTMLファイル表示エンジン81は、一般的にWebブラウザと呼ばれている。これは、取得したHTMLファイルの内容を、HTML言語規則に従って表示する機能を持っている。HTMLファイルには、上述のように、「リンク」という他のファイルとの関連を定義する部分があり、そのリンクの指定を受けると、ネットワークを介して接続されたコンピュータ(例えば、Webサーバ)に対して、その関連付けられたファイルを要求する機能も持っている。また、HTMLファイルの内容が一度に表示装置に表示できない場合には、HTMLファイルのどの部分が現在表示されているかを、ユーザインタフェース画像作成部84、画像合成部85に伝える機能を持っている。
【0038】
HTMLファイル一時記憶部82は、HTMLファイル解析部83がファイルを解析するにあたって、そのデータを一時的に記憶する機能を持っている。HTMLファイル解析部83は、取得したHTMLファイルから、ファイル間の相対関係を示すリンクに関する情報を抽出する機能を持っている。このときに取得する情報は、例えば、図2に示すように、それぞれのリンク情報がHTMLファイルのどの部分にあるかを示す表示位置の情報、リンクの内容を表現する言葉を示すリンク内容情報、リンク先のファイル情報を示すアドレス情報の3つである。各HTMLファイルを取得した時点で、これら3つの情報をそれぞれのリンクに対して取得し、表示位置が最初の部分から順次番号を付けて、リンク1、リンク2として解析を行い、HTMLファイル一時記憶部82に同時に記憶しておく。
【0039】
ユーザインタフェース画像作成部84は、あらかじめ設定された規則に従って、HTMLファイル解析部83で解析されたリンク情報と、HTMLファイル表示エンジン81から取得した現在の表示位置を示す情報を用いて、その時点におけるユーザインタフェース画像(後述する)を作成する機能を持っている。HTMLファイル表示エンジン81による表示位置が変更になった場合には、作成する画像を逐次更新する。入力装置9から、ユーザインタフェース画像に示されたリンク先を選択する入力がなされた場合には、その入力に相当するリンク先を、HTMLファイル一時記憶部82から呼び出した上で、HTMLファイル表示エンジン81若しくはメインCPU7にそのデータを渡し、通信制御装置6を介した新規HTMLファイル若しくはデータの取得プロセスに移れるようにする。
【0040】
画像合成部85は、システム全体を制御するメインCPU7で作成されるシステムの状態を表す画像と、HTMLファイル表示エンジン81で作成される画像と、ユーザインタフェース画像作成部84で作成される画像とを合成する機能を持っている。このように合成されて表示される画像は、例えば、図3に示すように、大きく分けて3つの部分からなる。1つめは、メインCPU7によって制御される現在のシステムの状態を示す領域(A)であり、ここでは現在表示しているファイルのURL情報を示している。2つめはHTMLファイル表示エンジン81によって表示される、いわゆるブラウザ画面に相当する領域である(B)。3つめは、ユーザインタフェース画像作成部84で作成されるユーザインタフェース画像に相当する領域であり(C)、HTMLファイル表示エンジン81の領域と重複して、最前面に表示される。
【0041】
入力検出部86は、入力装置9の個々の入力を検出し、関係する制御部に渡す機能を持っており、例えば、タッチパネル装置を入力装置9として用いた場合には、画面上に表示された情報のうち、ブラウザ画面の領域が画面のタッチによって入力されるとHTMLファイル表示エンジン81に、ユーザインタフェース画像の項目が画面のタッチによって入力されるとHTMLファイル解析部83及びユーザインタフェース画像作成部84に、それぞれ入力情報が渡される。また、入力装置9として、追加の若しくは異なる装置を用いた場合にも、同様に入力情報を各制御部に伝える。
【0042】
その他の入力装置9の一例として、図4に示すように、ユーザインタフェース画像に対応する多数のスイッチ91をマトリクス状に配置するとともに、タッチセンサ92を備え、赤外線を介して、ユーザインタフェース制御装置8と信号を送受信可能に構成されたスイッチマトリクス装置90を用いることもできる。なお、図4においては、スイッチ91をタクトスイッチによって構成しているが、タッチパネルのように平面状のスイッチによって構成してもよい。また、タッチセンサ92としては、圧力式のものを用いたり、誘導電流による静電容量の変動を用いる等、公知のあらゆるタイプのものを適用可能である。この場合、画面上に作成される画像情報とスイッチ91の相対的な位置関係は一致し、例えば、スイッチマトリクス装置90におけるいずれかのスイッチ91が押された場合には、それに相当するボタン表示におけるリンクが、画面上で選択されることになる。さらに、その他の入力装置9の例としては、マウスや、ジョイスティック等があるが、それらは任意に組み合わせることが可能である。
【0043】
表示装置10は、本実施形態における種々の画像を画面表示するための装置であり、例えば、液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンス(EL)ディスプレイ等、公知のあらゆるディスプレイを用いることができる。上述のように、ディスプレイ上に設置したタッチパネルを、入力装置9として用いることもできる。なお、ユーザインタフェース制御装置8は、メインCPU7と連携して機能する回路によって構成することができるが、その機能の全部若しくは一部を、メインCPU7を所定のプログラムで作動させることによって実現することもできる。
【0044】
また、車両外において、情報を取得するためのコンピュータ20としては、例えば、通常のパーソナルコンピュータ、携帯電話、PHS、PDA等を用いることができる。車両外ファイル制御装置21は、通信が接続状態であれば、車両内のメインCPU7からの要求に応じて、取得可能な情報を提供する機能を持っている。また、直接、車両外ファイル制御装置21の下の制御下にないデータであっても、インターネット等で接続されている場合で取得可能であるデータであれば、それを取得して、車両内のメインCPU7に伝達する機能を持っている。通信制御装置22は、車両内の通信制御装置6と、無線で接続する機能を有している。これを、インターネットへの接続機能を有するWebサーバとして構成することも可能である。
【0045】
〔実施形態の作用〕
以上のような本実施形態による表示制御処理の手順を、図5のフローチャート、図6〜8の表示画面例を参照して以下に説明する。なお、本実施形態においては、入力装置9の一つとして、スイッチマトリクス装置90を用いる。すなわち、ユーザは入力装置9からの操作入力によって、ブラウザを開き、ユーザインタフェース制御装置8及びメインCPU7に対して、特定のHTMLファイルの取得を要求する(ステップ501)。これは、例えば、ブラウザを開いた時に、最初に表示されるホームページとして、あらかじめ設定されたものを自動的に要求する方法で行なっても、URLの入力若しくは選択によって要求する方法で行なってもよい。
【0046】
要求されたHTMLファイルは、通信制御装置6による通信によって、車両外ファイル制御装置21から、若しくはインターネットを介してWebサーバから取得される(ステップ502)。HTMLファイル表示エンジン81は、取得したHTMLファイルの内容を、HTML言語規則に従って、表示装置10にページとして表示させる(ステップ503)。
【0047】
HTMLファイル解析部83は、取得したHTMLファイルから、ファイル間の相対関係を示すリンクに関する情報を抽出する(ステップ504)。この情報は、例えば、図2に示すような、表示位置情報、リンク内容情報、アドレス情報の3つを、表示位置が最初の部分から順次番号を付けて、リンク1、リンク2として解析を行い、HTMLファイル一時記憶部82に同時に記憶される。なお、表示位置情報は、例えば、画面のスクロールによって逐次変動し、逐次更新される。
【0048】
そして、ユーザが、スイッチマトリクス装置90を手で触れると、これがタッチセンサ92によって検出されるので、入力検出部86は、HTMLファイル解析部83及びユーザインタフェース画像作成部84に入力情報を送る(ステップ505)。すると、例えば、図6に示すように表示されたページにおいて、点線で囲った部分のリンク情報をユーザインタフェース画像とするように設定した場合には、HTMLファイル解析部83は、事前に抽出したリンク情報から、その部分に相当するリンク情報を、ユーザインタフェース画像作成部84に出力する。ユーザインタフェース画像作成部84においては、あらかじめ設定された仕様に基づいて、ユーザインタフェース画像を作成する(ステップ506)。
【0049】
ここでは、例えば、図6に示すように、スイッチマトリクス装置90の2×3のスイッチ91に合わせた画像を作成するとする。つまり、指定された領域若しくはその近傍から、4つのリンクを表示したボタンを、スイッチマトリクス装置90の両端の4つのスイッチ91に対応するようにマッピングする。また、スイッチマトリクス装置90の中央の二つのスイッチ91に対しては、画面のスクロールに必要な機能ボタン(上方向若しくは下方向の矢印ボタンに対応)に対応するようにマッピングする。
【0050】
以上のように作成されたユーザインタフェース画像は、システムの状態を表す画像と、ページの画像と合成されて、図6及び図7に示すように表示装置10の画面に表示される(ステップ507)。つまり、ユーザがこのスイッチマトリクス装置90に触れた場合には、タッチセンサ92がオンとなり、上記3つの画像が表示されるが、ユーザがスイッチマトリクス装置90に触れていない場合には、タッチセンサ92がオフとなり、ユーザインタフェース画像は表示されないように制御される。
【0051】
そして、ユーザインタフェース画像が表示された状態で、ユーザが、スイッチマトリクス装置90の中央の二つのスイッチ91のいずれか(上方向若しくは下方向の矢印ボタンに対応)を押圧すると、これが入力検出部86によって検出され(ステップ508)、HTMLファイル表示エンジン81が、表示装置10に既に表示されているページをスクロールさせるように表示させる(ステップ503)。このような画面のスクロールに従って、リンクの表示位置も変るので、これに合わせて、HTMLファイル解析部83はリンク情報を更新する(ステップ504)。その後、ユーザがこのスイッチマトリクス装置90に触れている場合には、上記のステップ505〜507と同様の処理が行なわれるので、図8に示すように、スクロールに合わせてリンク表示を変更したユーザインタフェース画像が表示される。
【0052】
また、ユーザインタフェース画像が表示された状態で、ユーザが、スイッチマトリクス装置90の両端の4つのスイッチ91のいずれかを押圧すると、これが入力検出部86によって検出され(ステップ509)、HTMLファイル表示エンジン81が、押圧されたスイッチ91に対応するリンク先のHTMLファイルの取得を要求するので(ステップ501)、上記と同様の手順によって、選択されたリンク先のページ表示、ユーザインタフェース画像表示が行なわれる(ステップ502〜507)。なお、表示装置10の画面上のタッチパネルに関しては、ユーザが視覚的に確認しながら、ユーザインタフェース画像のボタン領域に触れることによって、同様の操作を行うことができる。また、ユーザインタフェース画像を表示させない場合や、表示していない領域では通常のタッチパネルと同じ動作で入力を行うことができる。さらに、入力装置9からの操作入力によって、ブラウザを閉じることによって(ステップ510)、表示制御処理を終了する。
【0053】
以上のように、本実施形態では、背景にHTMLファイルに基づくページをそのまま表示し、操作が必要なときには、その目的とする操作に必要なリンクの情報をユーザが利用可能な数と大きさに再編成して提示することが可能となる。通常のユーザが一般的に利用しているHTMLファイルを用いているために、それらの中にある情報の大体の傾向はユーザが把握しており、大体どのあたりに、どのような情報があるかを画像のスナップショットに近い形で慣れ親しんで記憶している。複雑な操作をする場合にはそのページに表示された情報を直接選択することで操作できるが、例えば、簡単なリンク先の選択などのようにユーザに対して付加の少ない情報を操作するような場合には、そのHTMLファイルに直接同期させつつ、リンク先を少ないボタンで見やすい形で提供できる。
【0054】
〔実施形態の効果〕
以上のような本実施形態によれば、車両の停止中や車両外のように、画面を注視して作業ができるような場合に適したページによる提示と、それらのページから操作に必要な項目を抜き出し、少数のボタンとその項目名に順次置き換えて、比較的大きな文字とボタンからなるユーザインタフェース画像で提示するような提示を、同一の画面上に重ねて表示し、且つ、その二つの提示をお互いに同期させることができる。
【0055】
従って、車両外での通常の情報機器による情報の取得と、車両内での車載機器による情報の取得とを、全く違うユーザーインタフェースで操作しているという印象を与えずに、ユーザーが普段得ている使い勝手に近い状態で、各種情報を取得でき、ユーザーが所望の情報を取得する際の操作性を改善することができる。
【0056】
また、情報を提示するユーザインタフェース画像とは別に、スイッチマトリクス装置90を利用することによって、ユーザが運転中であっても、簡単に操作することができる。特に、スイッチマトリクス装置90におけるスイッチ91が、ユーザインタフェース画像に含まれる項目の位置に対応しているので、ユーザが手探りでの選択操作をし易い。さらに、操作をするときのみ、タッチセンサ92に触れることによって、ユーザインタフェース画像を表示させることができるので、ぺージ表示等、他の表示の邪魔にならず、運転中のユーザにとって非常に操作し易い。
【0057】
また、スイッチマトリクス装置90は、赤外線を介して信号を送受信できるので、車両内での配置位置の自由度が高く、ユーザが操作し易い位置に配置して利便性を向上させることができる。さらに、赤外線を利用しているので、他の通信機器の電波の干渉を受けずに、入力装置による操作を行うことができる。
【0058】
〔他の実施形態〕
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、表示されるユーザインタフェース画像における形態や色、リンクの項目数や項目内容、機能ボタンの種類や数、リンク抽出領域等は自由に変更可能である。また、これに応じて、スイッチマトリクス装置のスイッチ数も適時変更可能である。
【0059】
また、リンク先へのジャンプ動作としては、指定されたURLへの移動だけでなく、例えば音を鳴らしたり、アニメーションを動かしたり、特定のスクリプトやアプレットのスタートなどでもよい。
【0060】
また、本発明を、ナビゲーションシステムと組合せれば、ナビゲーション装置におけるディスプレイを利用して、ナビゲーションに必要な情報の提供を効率よく受けることができ、利便性が向上する。さらに、本発明が適用される移動体としては、車両には限定されず、飛行機や船舶等、あらゆるものに適用可能である。
【0061】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、移動体の内外において、共通のインタフェースで利用することができ、ユーザへの負担が少ない移動体用情報提示装置及び方法並びに情報提示用プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の実施形態におけるリンク情報の一例を示す図。
【図3】本発明の実施形態において、合成表示に用いられるシステムの状態を示す画像(A)、ブラウザ画面(B)、ユーザインタフェース画像(C)を示す図。
【図4】本発明の実施形態におけるスイッチマトリクス装置を示す斜視図。
【図5】本発明の実施形態における表示制御処理の手順を示すフローチャート。
【図6】本発明の実施形態における表示装置の表示画面例を示す図。
【図7】本発明の実施形態におけるユーザインタフェース画像の表示、非表示の切り替えを示す図。
【図8】本発明の実施形態におけるユーザインタフェース画像のスクロール表示を示す図。
【符号の説明】
1…ROM制御装置
2…一時記憶媒体制御装置
3…書換可能記憶媒体制御装置
4…可搬記憶媒体制御装置
5…車両内ファイル制御装置
6,22…通信制御装置
8…ユーザインタフェース制御装置
9…入力装置
10…表示装置
20…コンピュータ
21…車両外ファイル制御装置
81…HTMLファイル表示エンジン
82…HTMLファイル一時記憶部
83…HTMLファイル解析部
84…ユーザインタフェース画像作成部
85…画像合成部
86…入力検出部
90…スイッチマトリクス装置
91…スイッチ
92…タッチセンサ

Claims (11)

  1. 他のファイルとの関連を表すリンク情報を含むHTMLファイルをページとして表示する表示装置を備えた移動体情報提示装置において、
    前記表示装置に表示された表示領域内の任意の領域に表示されている前記リンク情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記リンク情報を示す名称となる文字列を用いて、複数の前記文字列全体で一領域を構成するユーザインタフェース画像を作成するユーザインタフェース画像作成手段と、
    前記表示領域内の前記任意の領域以外の領域に、前記ユーザインタフェース画像作成手段によって作成された前記ユーザインタフェース画像を合成表示する表示制御手段と、を備えたユーザインタフェース装置と、
    前記表示制御手段によって合成表示した前記ユーザインタフェース画像における前記リンク情報を示す名称となる文字列の選択を、ユーザより受付ける入力装置と、
    を備えたことを特徴とする移動体用情報提示装置。
  2. 前記入力装置は、前記ユーザインタフェース画像における前記リンク情報を示す名称となる文字列の表示位置と相対的に対応する位置に複数のスイッチを備え、
    前記複数のスイッチのうち、前記リンク情報を示す名称となる文字列の表示位置に相対的に対応するスイッチをユーザが選択することにより、前記選択されたスイッチに対応する前記リンク内容情報を含むリンク先へジャンプさせることを特徴とする請求項1記載の移動体用情報提示装置。
  3. 前記表示装置は、前記ユーザインタフェース画像における前記リンク情報を示す名称となる文字列を選択するタッチパネルを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の移動体用情報提示装置。
  4. 前記入力装置は、前記ユーザインタフェース制御装置に対して、前記表示装置へのユーザインタフェース画像の表示及び非表示の切り替えを指示する切替指示手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の移動体用情報提示装置。
  5. 前記切替指示手段は、タッチセンサであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の移動体用情報提示装置。
  6. 前記入力装置と前記ユーザインタフェース制御装置とは、無線を介して信号を送受信可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の移動体用情報提示装置。
  7. 前記入力装置と前記ユーザインタフェース制御装置とは、赤外線を介して信号を送受信可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の移動体用情報提示装置。
  8. 前記表示装置、前記ユーザインタフェース制御装置及び前記入力装置は、車両に搭載されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の移動体用情報提示装置。
  9. 前記表示装置、前記ユーザインタフェース制御装置及び前記入力装置は、ナビゲーション装置に構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の移動体用情報提示装置。
  10. 他のファイルとの関連を表すリンク情報を含むHTMLファイルを、表示装置を用いて ページとして表示する移動体用情報提示方法において、
    前記表示装置に表示された表示領域内の任意の領域に表示されている前記リンク情報を抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理によって抽出された前記リンク情報を示す名称となる文字列を用いて、複数の前記文字列全体で一領域を構成するユーザインタフェース画像を作成するユーザインタフェース画像作成処理と、
    前記表示領域内の前記任意の領域以外の領域に、前記ユーザインタフェース画像作成処理によって作成された前記ユーザインタフェース画像を合成表示する表示制御処理と、を含むユーザインタフェース制御処理と、
    前記表示制御処理によって合成表示した前記ユーザインタフェース画像における前記リンク情報を示す名称となる文字列の選択を、ユーザより受付ける入力処理と、を実行することを特徴とする移動体用情報提示方法。
  11. 移動体に搭載されたコンピュータを制御することにより、他のファイルとの関連を表すリンク情報を含むHTMLファイルを、表示装置を用いてページとして表示させる移動体用情報提示プログラムにおいて、
    前記表示装置に表示された表示領域内の任意の領域に表示されている前記リンク情報を抽出させる抽出処理と、
    前記抽出処理によって抽出された前記リンク情報を示す名称となる文字列を用いて、複数の前記文字列全体で一領域を構成するユーザインタフェース画像を作成させるユーザインタフェース画像作成処理と、
    前記表示領域内の前記任意の領域以外の領域に、前記ユーザインタフェース画像作成処理によって作成された前記ユーザインタフェース画像を合成表示させる表示制御処理と、を含むユーザインタフェース制御処理と、
    前記表示制御処理によって合成表示した前記ユーザインタフェース画像における前記リンク情報を示す名称となる文字列の選択を、ユーザより受付けさせる入力処理と、を有することを特徴とする移動体用情報提示プログラム。
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