JP4240214B2 - 送信装置、受信装置、通信システムおよび多重タイミング補償方法 - Google Patents

送信装置、受信装置、通信システムおよび多重タイミング補償方法 Download PDF

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    • H04L5/02Channels characterised by the type of signal
    • H04L5/023Multiplexing of multicarrier modulation signals

Description

本発明は、送信装置、受信装置、通信システムおよび多重タイミング補償方法に関し、特には、配線遅延等により発生する、複数の信号の多重部への入力タイミングのずれを制御する送信装置、受信装置、通信システムおよび信号の多重タイミング補償方法に関する。
デジタルデータを伝送する方式として、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式が知られている。
OFDM方式は、所定の伝送帯幅内に、互いに直交する複数の搬送波(以下「サブキャリア」と称する。)を設け、逆フーリエ変換を用いることにより、それぞれのサブキャリアを、伝送すべきディジタル情報によって一括して変調(OFDM変調)を施し、変調を施したサブキャリアを合成、すなわち多重化し、多重化した信号(OFDM信号)を伝送する方式である。
OFDM方式では、OFDM変調が施されたOFDM信号を復調するために、フーリエ変換が用いられる。OFDM方式では、例えば、フーリエ変換の開始タイミングを補正するための情報としても用いられるパイロットシンボル(パイロットサンプル)が、データシンボルの間に挿入される場合がある(特許文献1(特表2003−510952号公報)参照)。
図17は、特許文献1に記載されたOFDM通信システムを説明するためのブロック図である。以下、図17を参照して、特許文献1に記載されたOFDM通信システムを簡単に説明する。なお、図17に示したOFDM通信システムでは、N個のサブキャリアを有するものとする。
図17において、パイロットシンボル挿入器101は、データシンボルストリームを受信し、受信したデータシンボルストリームに対して一定の区間ごとにシンボル単位でパイロットシンボルを挿入する。
直列/並列変換器103は、パイロットシンボル挿入器101から出力されたシンボルをN個のサンプルに分離し、分離したサンプルを並列に逆高速フーリエ変換器(以下「IFFT」と称する。)105へ供給する。
IFFT105は、直列/並列変換器103から出力されるN個のサンプルを受信し、逆高速フーリエ変換(以下「逆フーリエ変換」と称する)、すなわち、OFDM変調を遂行して、OFDMシンボルを生成し、生成したOFDMシンボルをガードインターバル(以下「GI」と称する。)挿入器107へ出力する。
GI挿入器107は、OFDMシンボルの前段にガードインターバルを挿入し、OFDM信号を生成する。
ディジタル/アナログ変換器(以下「DAC」と称する)109は、GI挿入器107から出力されるOFDM信号をアナログ形態のOFDM送信信号へ変換し、アナログ形態のOFDM送信信号を送信する。
送信されたOFDM送信信号は、アナログ/ディジタル変換器(以下「ADC」と称する)111で受信される。
ADC111は、受信したOFDM送信信号を、GIおよびN個のOFDMサンプルで構成されたディジタル形態のOFDM信号へ変換し、ディジタル形態のOFDM信号をGI除去器112へ出力する。
GI除去器112は、入力されるOFDM信号に含まれているGIを除去し、N個のOFDMサンプルで構成されたOFDMシンボルを出力する。
ADC111およびGI除去器112は、所定のタイミングエラー推定信号によって動作する。
高速フーリエ変換器(以下「FFT」と称する)114は、N個のOFDMサンプルで構成されたOFDMシンボルを受信して、受信したN個のOFDMサンプルに対して高速フーリエ変換(以下「フーリエ変換」と称する)、すなわち、OFDM復調を遂行し、復調したN個のサンプルを出力する。
FFT114から出力されたN個のサンプルは、並列/直列変換器115によってシンボルに変換された後、パイロットシンボル検出器116へ提供される。
パイロットシンボル検出器116は、並列/直列変換器115から出力されたシンボルの中からパイロットシンボルを検出し、検出したパイロットシンボルをタイミング補償器117へ出力し、かつ、パイロットシンボルを除去したシンボル、すなわちデータシンボルを出力する。
タイミング補償器117は、パイロットシンボル検出器116からパイロットシンボルを受信すると、受信したパイロットシンボルに基づきタイミングエラーを求め、求められたタイミングエラーを補償した後、ADC111およびGI除去器112へタイミングエラー推定信号を出力する。
以下、タイミング補償器117について説明する。
タイミング補償器117は、パイロットシンボル検出器116によって検出されたパイロットシンボルの位相と、予め知られている基準位相との差を求めた後、その値の変化率を利用してタイミングエラーを推定する。なお、パイロットシンボルから遅延プロファイルを測定し、測定した遅延プロファイルに基づき、タイミングエラーの推定を行う技術が、知られている。
OFDM方式で情報を送信する送信装置の中には、装置の実装の都合上、複数のOFDM信号をアナログ的に多重、具体的には時分割多重し、時分割多重した信号を受信装置に送信する送信装置がある。
図18は、多重化したOFDM信号を用いて通信を行う送信装置と受信装置とを示したブロック図である。
図18において、送信装置1201は、第1の信号生成部103と、第2の信号生成部104と、多重部105とを含む。なお、図18では、信号生成部を2台しか示していないが、信号生成部は2台に限らず、2台より多い場合もある。
第1の信号生成部103は、第1のOFDM信号SSO(1)を生成する。また、第2の信号生成部104は、第2のOFDM信号SSO(2)を生成する。なお、第1のOFDM信号SSO(1)の複数のサブキャリア(搬送波)は、第2のOFDM信号SSO(2)の複数のサブキャリア(搬送波)と、同一であるものとする。
多重部105は、第1のOFDM信号SSO(1)と第2のOFDM信号SSO(2)とをアナログ的に多重する。具体的には、多重部105は、第1のOFDM信号SSO(1)と第2のOFDM信号SSO(2)とを、時分割多重する。多重部105は、時分割多重した信号を、送信信号STXとして送信する。なお、多重部105は、入力される複数の信号を共通のタイミングで読み込み、共通のタイミングで読み込んだ複数の信号を時分割多重する。
受信装置1202は、復調部107と、データ再生部108とを含む。
復調部107は、送信信号STXに対応する受信信号SRXを受信し、受信した受信信号SRXに対してOFDM復調を施し、復調信号SDMOを出力する。
データ再生部108は、復調信号SDMOに対してシンボル判定を行い、シンボル判定結果を復調データ系列SRDATとして出力する。
特表2003−510952号公報
しかしながら、複数のOFDM信号をアナログ的に多重、具体的には時分割多重する場合、複数のOFDM信号が多重部に入力されるタイミングに、ばらつきが生じる場合がある。このばらつきは、例えば、OFDM信号を生成する信号生成部と多重部との間に介在するケーブルの長さの違いや、信号生成部の個体差等に基づき発生する。
複数のOFDM信号が多重部に入力されるタイミングにばらつきが生じると、多重部による多重タイミングがずれてしまうという問題が生じる。
図19と図20は、多重部による多重タイミングのずれを説明するための説明図である。なお、図19と図20において、図18で示したものと同一のものには同一符号を附してある。
図19は、第2の信号生成部104から出力された第2のOFDM信号SSO(2)が、第1の信号生成部103から出力された第1のOFDM信号SSO(1)よりΔtだけ遅れて多重部105に供給された場合に、多重部105が出力する時分割多重信号105aの状態を示した図である。
図20は、第2の信号生成部104から出力された第2のOFDM信号SSO(2)が、第1の信号生成部103から出力された第1のOFDM信号SSO(1)と同時に多重部105に供給された場合に、多重部105が出力する時分割多重信号105bの状態を示した図である。
図19に示された時分割多重信号105aに含まれる第2のOFDM信号SSO(2)は、図20に示された時分割多重信号105bに含まれる第2のOFDM信号SSO(2)より、第1のOFDM信号SSO(1)に対してΔtだけ遅れた信号になっている。
よって、図20に示された時分割多重信号105bに含まれる第2のOFDM信号SSO(2)を復調してデータを取得する場合、Δtに起因するデータ取得誤りが発生する可能性が生じる。データ取得誤りが発生すると、通信品質が低下してしまう。
なお、多重部による多重タイミングのばらつきに起因する通信品質の低下は、OFDM信号を時分割多重する際にのみ発生する問題ではなく、多重部で複数の信号を時分割多重する際に発生する問題である。
本発明の目的は、複数の信号を時分割多重する場合に生じる可能性のある多重タイミングのばらつきに起因する通信品質の低下を抑制することが可能な送信装置、受信装置、通信システムおよび信号の多重タイミング補償方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のM送信装置は、複数の信号生成部と、前記複数の信号生成部のそれぞれが出力する信号を入力とし、該複数の信号を時分割多重した信号を送信信号として出力する多重部と、前記多重部が出力する送信信号に基づき生成した補正信号を、前記複数の信号生成部のすべてまたは一部に出力する補正信号生成部とを含み、前記複数の信号生成部は、前記補正信号が入力された際、該補正信号に基づき、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正することを特徴とする。
また、本発明の送信装置は、前記複数の信号生成部のそれぞれが、パイロットシンボルを含む信号を出力し、前記補正信号生成部は、前記送信信号が有する個々の信号が含んでいるパイロットシンボルに基づき生成した補正信号を、前記複数の信号生成部のすべてまたは一部に出力することを特徴とする。
また、本発明の送信装置は、前記複数の信号生成部のそれぞれが、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力することを特徴とする。
また、本発明の通信システムは、前記送信装置と、前記送信装置が出力する送信信号を受信する受信装置とを含むことを特徴とする。
また、本発明の受信装置は、複数の信号生成部と、前記複数の信号生成部のそれぞれが出力する信号を入力とし、該複数の信号を時分割多重した信号を送信信号として出力する多重部とを含む送信装置から送信される前記送信信号を受信する受信装置であって、前記送信装置が出力する送信信号を受信し、受信した送信信号を復調した復調信号を出力する復調部と、前記復調部が出力する復調信号を入力とし、該入力された復調信号に対してシンボル判定を行い、該シンボル判定の結果を復調データ系列として出力するデータ再生部と、前記復調部が出力する復調信号に基づき生成した補正信号を、前記復調部に出力する補正信号生成部とを含み、前記復調部は、前記補正信号生成部が生成した補正信号に基づき、受信した送信信号が有する、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正することを特徴とする。
また、本発明の受信装置は、前記複数の信号生成部のそれぞれが、パイロットシンボルを含む信号を出力し、前記補正信号生成部は、前記受信した送信信号が有する個々の信号が含んでいるパイロットシンボルに基づき生成した補正信号を、前記復調部に出力することを特徴とする。
また、本発明の受信装置は、前記複数の信号生成部のそれぞれは、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力することを特徴とする。
また、本発明の通信システムは、複数の信号生成部と、前記複数の信号生成部のそれぞれが出力する信号を入力とし、該複数の信号を時分割多重した信号を送信信号として出力する多重部とを含むOFDM送信装置と、前記OFDM受信装置とを含むことを特徴する。
また、本発明の多重タイミング補償方法は、複数の信号生成部と、前記複数の信号生成部のそれぞれが出力する信号を入力とし、該複数の信号を時分割多重した信号を送信信号として出力する多重部とを含む送信装置が行う多重タイミング補償方法であって、前記多重部が出力する送信信号に基づき生成した補正信号を、前記複数の信号生成部のすべてまたは一部に出力する補正信号生成ステップと、前記補正信号生成ステップで出力する補正信号に基づき、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正する補正ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の多重タイミング補償方法は、複数の信号生成部と、前記複数の信号生成部のそれぞれが出力する信号を入力とし、該複数の信号を時分割多重し、該複数の信号を時分割多重した信号を送信信号として出力する多重部とを含む送信装置から送信される前記送信信号を受信し、受信した送信信号を復調した復調信号を出力する復調ステップと、前記復調ステップで出力する復調信号を入力とし、該入力された復調信号に対してシンボル判定を行い、該シンボル判定の結果を復調データ系列として出力するデータ再生ステップと、前記復調ステップが出力する復調信号に基づき、前記受信した送信信号が有する、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正するための補正信号を生成する補正信号生成ステップと、前記補正信号生成ステップが生成した補正信号に基づき、受信した送信信号が有する、前記複数の信号の多重部への入力タイミングのずれを補正する補正ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の多重タイミング補償方法は、前記複数の信号生成部のそれぞれが、パイロットシンボルを含む信号を出力し、前記補正信号生成ステップは、前記送信信号が有する個々の信号が含んでいるパイロットシンボルに基づき生成した補正信号を、前記複数の信号生成部のすべてまたは一部に出力することを特徴とする。
また、本発明の多重タイミング補償方法は、前記複数の信号生成部のそれぞれが、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力することを特徴とする。
本発明によれば、複数の信号の多重部への入力タイミングのずれを、送信装置において、または受信装置において、補償することができ、複数の信号の多重部への入力タイミングのずれに基づく通信品質の低下を防止することが可能となる。
また、多重化された複数の信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、複数の信号の多重部への入力タイミングのずれを補正するための補正信号を生成するので、既存のパイロットシンボルを用いて補正信号を生成することが可能となる。
また、複数の信号生成部のそれぞれが、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力する場合、複数のOFDM信号の多重部への入力タイミングのずれを、OFDM送信装置において、またはOFDM受信装置において、補償することができ、複数のOFDM信号の多重部への入力タイミングのずれに基づく通信品質の低下を防止することが可能となる。
また、多重化された複数のOFDM信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、複数のOFDM信号の多重部への入力タイミングのずれを補正するための補正信号を生成するので、既存のパイロットシンボルを用いて補正信号を生成することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施例のOFDM通信システムを示すブロック図である。
図1において、OFDM通信システムは、OFDM送信装置1と、OFDM受信装置2とを含む。
OFDM送信装置1は、第1信号生成部11と、第2信号生成部12と、多重部13と、送信遅延補正信号生成回路14とを含む。
なお、本実施例では、複数の信号生成部として、2つの信号発生部としているが、複数の信号発生部は、2つの信号発生部に限らず、適宜変更可能である。
第1信号生成部11は、所定の間隔でパイロットシンボルが挿入されている第1のOFDM信号SSO(1)を出力する。第1信号生成部11は、送信遅延補正信号生成回路14が出力する補償信号SDCO(1)に基づき、第1のOFDM信号SSO(1)を制御する。
第2信号生成部12は、所定の間隔でパイロットシンボルが挿入されている第2のOFDM信号SSO(2)を出力する。第2信号生成部12は、送信遅延補正信号生成回路14が出力する補償信号SDCO(2)に基づき、第2のOFDM信号SSO(2)を制御する。
なお、第1のOFDM信号Sso(1)の複数のサブキャリア(搬送波)は、第2のOFDM信号Sso(2)の複数のサブキャリア(搬送波)と同一である。また、第1のOFDM信号Sso(1)と第2のOFDM信号Sso(2)とは、初期段階では、同じタイミングで出力される。
多重部13は、第1のOFDM信号SSO(1)と第2のOFDM信号SSO(2)とを、アナログ的に多重、具体的には、時分割多重する。多重部13は、時分割多重した信号を、送信信号STXとして送信する。なお、多重部13は、入力される複数の信号を共通のタイミングで読み込み、共通のタイミングで読み込んだ複数の信号を時分割多重する。
補正信号生成部としての送信遅延補正信号生成回路14は、多重部13が出力する送信信号STXに基づき、複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングのずれを補正するための補償信号(補正信号)SDCOを生成する。
具体的には、送信遅延補正信号生成回路14は、送信信号STXが有する複数のOFDM信号のそれぞれが含んでいるパイロットシンボルに基づき、該複数のOFDM信号のそれぞれの遅延プロファイルを生成し、生成した複数の遅延プロファイルに基づき、該複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングのずれを補正するための補償信号SDCOを生成する。
本実施例のように複数のOFDM信号が2つのOFDM信号である場合は、送信遅延補正信号生成回路14は、第1のOFDM信号SSO(1)が含んでいるパイロットシンボルに基づき、第1のOFDM信号SSO(1)の遅延プロファイルを生成し、さらに、送信信号STXが有する第2のOFDM信号SSO(2)が含んでいるパイロットシンボルに基づき、第2のOFDM信号SSO(2)の遅延プロファイルを生成する。
送信遅延補正信号生成回路14は、第1のOFDM信号SSO(1)の遅延プロファイルと第2のOFDM信号SSO(2)の遅延プロファイルとに基づき、第1のOFDM信号SSO(1)と第2のOFDM信号SSO(2)とのOFDM信号の多重部13への入力タイミングのずれを補正するための補償信号SDCOを生成する。
なお、複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングのずれは、複数のOFDM信号のそれぞれが、各信号生成部から多重部へと送信される間に発生する遅延の差に依存する。
例えば、本実施例のように複数のOFDM信号が2つの場合、複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングのずれは、第1のOFDM信号SSO(1)が第1信号生成部11から多重部105へと送信される間に発生する遅延と、第2のOFDM信号SSO(2)が第2信号生成部12から多重部105へと送信される間に発生する遅延との差に依存する。
送信遅延補正信号生成回路14は、生成した補償信号を、複数の信号生成部、本実施例では、第1信号生成部11と第2信号生成部121とのすべてまたは一部に出力する。
OFDM受信装置2は、復調部21と、データ再生部22とを含む。
復調部21は、送信信号STXに対応した受信信号SRXを受信し、受信信号SRXを入力としてOFDM復調を行い、OFDM復調により生成された復調信号SDMOを出力する。
データ再生部22は、復調信号SDMOに対してシンボル判定を行い、シンボル判定結果を復調データ系列SRDATとして出力する。
図2は、第1信号生成部11の一例を示したブロック図である。なお、第2信号生成部12の構成は第1信号生成部11と同様の構成なので、第2信号生成部12の説明は割愛する。
図2において、第1信号生成部11は、送信系列作成部11aと、シリアル/パラレル変換部11bと、逆高速フーリエ変換部(以下「IFFT」と称する。)11cと、ガードインターバル(以下「GI」と称する。)付加部11dとを含む。
送信系列作成部11aは、複数のデータシンボルが直列に並んだデータシンボルストリームに対して一定の区間ごとにパイロットシンボルが挿入されたデータシンボルストリームSTDATを作成し、作成したデータシンボルストリームSTDATをシリアル/パラレル変換部11bに出力する。
また、送信系列作成部11aは、送信遅延補正信号生成回路14から出力された補償信号SDCOに基づき、複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングのずれを補正するようにデータシンボルストリームSTDATを制御する。
例えば、送信系列作成部11aは、補償信号SDCOに基づき、複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングのずれを時間軸上で補正するようにデータシンボルストリームSTDATの出力タイミングを補正する。
シリアル/パラレル変換部11bは、送信系列作成部11aが出力するデータシンボルストリームSTDATの個々のシンボルを、OFDM信号のサブキャリア数Mと同じM個のサンプルに分離し、分離したM個のサンプルSPDAT(1)〜SPDAT(M)を並列に出力する。
IFFT11cは、シリアル/パラレル変換部11bから出力されるM個のサンプルSPDAT(1)〜SPDAT(M)を逆高速フーリエ変換(以下「逆フーリエ変換」と称する。)、すなわち、OFDM変調して、OFDMシンボルSIFFTOを生成し、生成したOFDMシンボルSIFFTOをGI付加部11dへ出力する。
GI付加部11dは、OFDMシンボルSIFFTOの前段にガードインターバルを挿入し、ガードインターバルが挿入されたOFDMシンボルSIFFTOを、OFDM信号SSO(1)として出力する。
図3は、送信遅延補正信号生成回路14の一例を示したブロック図である。
図3において、送信遅延補正信号生成回路14は、チャネル推定値測定部14aと、遅延プロファイル測定部14bと、時間遅延推定部14cとを含む。
チャネル推定値測定部14aは、送信信号STXが有するOFDM信号ごとに、該OFDM信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、該OFDM信号に対応するチャネル推定を行い、該チャネル推定の結果をチャネル推定信号SCEOとして出力する。
具体的には、チャネル推定値測定部14aは、送信信号STXが有する第1のOFDM信号SSO(1)が含んでいるパイロットシンボルを検出し、検出したパイロットシンボルに基づき、第1のOFDM信号SSO(1) に対応するチャネル推定を行い、該チャネル推定の結果を第1のチャネル推定信号SCEO(1)として出力する。
また、チャネル推定値測定部14aは、送信信号STXが有する第2のOFDM信号SSO(2)が含んでいるパイロットシンボルを検出し、検出したパイロットシンボルに基づき、第2のOFDM信号SSO(2) に対応するチャネル推定を行い、該チャネル推定の結果を第2のチャネル推定信号SCEO(2)として出力する。
遅延プロファイル測定部14bは、チャネル推定値測定部14aが出力する、OFDM信号ごとのチャネル推定信号SCEOに基づき、該OFDM信号ごとに遅延プロファイルを生成し、生成した遅延プロファイルを遅延プロファイル信号SDPOとして出力する。
具体的には、遅延プロファイル測定部14bは、第1のチャネル推定信号SCEO(1)に基づき、第1のOFDM信号SSO(1) に対応する遅延プロファイル信号SDPO(1)を生成し、第2のチャネル推定信号SCEO(2)に基づき、第2のOFDM信号SSO(2) に対応する遅延プロファイル信号SDPO(2)を生成する。
時間遅延推定部14cは、遅延プロファイル測定部14bが出力する、OFDM信号ごとの遅延プロファイル信号SDPOに基づき、複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングの時間差を検出し、検出した時間差を、複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングの時間差を補正するための時間遅延補正信号SDCOとし、この時間遅延補正信号SDCOを、複数の信号生成部としての第1信号生成部11および第2信号生成部12のすべてまたは一部に出力する。
図4は、チャネル推定値測定部14aの一例を示したブロック図である。
図4において、チャネル推定値測定部14aは、FFT14a1と、パラレル/シリアル変換部14a2とを含む。
FFT14a1は、送信信号STXが有するOFDM信号に含まれるパイロットシンボルが存在している期間の間、送信信号STXをフーリエ変換する。つまり、FFT14a1は、送信信号STXが有するOFDM信号に含まれるパイロットシンボルをフーリエ変換する。
なお、パイロットシンボルが存在している期間は予め定まっており、また、多重部13の多重タイミングのずれは、パイロットシンボルに付与されたガードインターバルによって補償されるので、FFT14a1は、送信信号STXが有するOFDM信号に含まれるパイロットシンボルをフーリエ変換することができる。
パラレル/シリアル変換部14a2は、FFT14aの出力をパラレル/シリアル変換し、直列に並べたFFT14aの出力を、チャネル推定信号SCEOとして出力する。なお、第1のOFDM信号SSO(1)に含まれるパイロットシンボルに基づいて生成されたチャネル推定信号SCEOは、第1のチャネル推定信号SCEO(1)となり、第2のOFDM信号SSO(2)に含まれるパイロットシンボルに基づいて生成されたチャネル推定信号SCEOは、第2のチャネル推定信号SCEO(2)となる。
図5は、遅延プロファイル測定部14bの一例を示したブロック図である。
図5において、遅延プロファイル測定部14bは、シリアル/パラレル変換部14b1と、0補間部14b2と、IFFT14b3とを含む。
シリアル/パラレル変換部14b1は、チャネル推定信号SCEOを、M個のパラレルデータ信号SIFFTI(1)〜SIFFTI(M)に変換する。
0補間部14b2は、パラレルデータ信号SIFFTI(1)〜SIFFTI(M)の中のSIFFTI(M/2)とSIFFTI(M/2+1)の間にL(Lは1以上の整数)個の0を補間し、M+L個の逆フーリエ変換部入力信号SIFFTI(1)〜SIFFTI(M+L)を作成する。
なお、本実施例では、図4に示したパラレル/シリアル変換部14a2と、図5に示したシリアル/パラレル変換部14b1とを用いているが、図4に示したパラレル/シリアル変換部14a2と、図5に示したシリアル/パラレル変換部14b1とを省略して、図4に示したFFT14a1の出力を、IFFT14b3の入力としてもよい。
図6は、0補間部14b2の処理を説明するための説明図である。具体的には、図6(a)は、0補間部14b2により0が補間される前のM個のパラレルデータ信号SIFFTI(1)〜SIFFTI(M)を周波数軸上に並べた説明図である。図6(b)は、0補間部14b2により0が補間された後のM+L個の逆フーリエ変換部入力信号SIFFTI(1)〜SIFFTI(M+L)を周波数軸上に並べた説明図である。
図5に戻って、IFFT14b3は、逆フーリエ変換部入力信号SIFFTI(1)〜SIFFTI(M+L)を逆フーリエ変換し、M/(M+L)サンプルの解像度で検出された遅延プロファイル信号SDPOを出力する。
なお、第1のチャネル推定信号SCEO(1)に基づいて生成された遅延プロファイル信号SDPOは、遅延プロファイル信号SDPO(1)となり、第2のチャネル推定信号SCEO(2)に基づいて生成された遅延プロファイル信号SDPOは、遅延プロファイル信号SDPO(2)となる。
次に、動作を説明する。
図7および図8は、第1のOFDM信号SSO(1)と第2のOFDM信号SSO(2)との多重部13への入力タイミングのずれを、時間軸上で補償する動作を説明するための説明図である。なお、図7および図8において、前図と同一のものには、同一符号を附してある。
第1信号生成部11から出力される第1のOFDM信号SSO(1)と、第2信号生成部12から出力される第2のOFDM信号SSO(2)とが、同じタイミングで出力されても、第1のOFDM信号SSO(1)が伝送されるケーブル線の長さと、第2のOFDM信号SSO(2)が伝送されるケーブル線の長さとの違い等により、第1のOFDM信号SSO(1)が多重部13に入力されるタイミングと、第2のOFDM信号SSO(2)が多重部13に入力されるタイミングとが異なる場合がある。
例えば、図7に示すように、第2のOFDM信号SSO(2)が多重部13に入力されるタイミングが、第1のOFDM信号SSO(1)が多重部13に入力されるタイミングより、Δt時間遅れる場合、多重部13における多重タイミングがΔt時間ずれる。この場合、多重部13が出力する送信信号STXに含まれる第2のOFDM信号SSO(2)は、Δt時間の遅れがない場合に比べてΔt時間遅れる。
送信遅延補正信号生成回路14は、第1のOFDM信号SSO(1)の遅延プロファイルと、第2のOFDM信号SSO(2)の遅延プロファイルとを測定し、測定した2つの遅延プロファイルに基づき、多重部13における多重タイミングのずれΔt時間を測定し、時間補償信号SDCO(2)=Δtを、第2信号生成部12に送信する。
具体的には、送信遅延補正信号生成回路14内のチャネル推定値測定部14aが、送信信号STXが有する第1のOFDM信号SSO(1)が含んでいるパイロットシンボルを検出し、検出したパイロットシンボルに基づき、第1のOFDM信号SSO(1) に対応するチャネル推定を行い、該チャネル推定の結果を第1のチャネル推定信号SCEO(1)として出力する。
また、チャネル推定値測定部14aは、送信信号STXが有する第2のOFDM信号SSO(2)が含んでいるパイロットシンボルを検出し、検出したパイロットシンボルに基づき、第2のOFDM信号SSO(2) に対応するチャネル推定を行い、該チャネル推定の結果を第2のチャネル推定信号SCEO(2)として出力する。
遅延プロファイル測定部14bは、第1のチャネル推定信号SCEO(1)に基づき、第1のOFDM信号SSO(1) に対応する遅延プロファイル信号SDPO(1)を生成し、第2のチャネル推定信号SCEO(2)に基づき、第2のOFDM信号SSO(2) に対応する遅延プロファイル信号SDPO(2)を生成する。
時間遅延推定部14cは、遅延プロファイル測定部14bが出力するOFDM信号ごとの遅延プロファイル信号SDPOに基づき、複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングの時間差を検出し、検出した時間差を、複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングの時間差を補正するための時間遅延補正信号SDCOとし、この時間遅延補正信号SDCOを、第2信号生成部12に出力する。
図9は、第1のOFDM信号SSO(1) に対応する遅延プロファイルSDPO(1)と、第2のOFDM信号SSO(2) に対応する遅延プロファイルSDPO(2)との関係を示した説明図である。なお、図9において、横軸tは遅延時間を示し、縦軸は電力を示す。
図10は、図9に示した、遅延プロファイルSDPO(1)のピーク値Bと遅延プロファイルSDPO(2)のピーク値Aとを含む部分の拡大図である。なお、図10において、横軸tは遅延時間を示し、縦軸は電力を示す。
時間遅延推定部14cは、図10に示した、遅延プロファイルSDPO(1)のピーク値Bと遅延プロファイルSDPO(2)のピーク値Aとのずれ時間であるΔtを測定し、時間補償信号SDCO(2)=Δtを、第2信号生成部12に送信する。
第2信号生成部12は、受信した時間遅延補償信号SDCO(2)=Δtに基づき、図8に示すように、第1のOFDM信号SSO(1)の出力タイミングより、第2のOFDM信号SSO(2)の出力タイミングをΔt時間だけ早くすることによって、多重部13において多重タイミングずれが補償された送信信号STXが作成されるようにする。
なお、多重部13での多重タイミングずれの補償は、送信信号STXに含まれているパイロットシンボルを用いて複数回行うことができる。
また、Δtの温度変化等による変動が小さい場合は、第1信号生成部11と第2信号生成部12とにキャリブレーションモードを実装し、各々に最初に入力される補償信号SDCO(1)と補償信号SDCO(2)とを記憶しておき、この値で固定的に補償することも可能である。
本実施例では、複数のOFDM信号の中の所定のOFDM信号(本実施例では、第1のOFDM信号)に対する、複数のOFDM信号の中から前記所定のOFDM信号を除いた残りのOFDM信号(本実施例では、第1のOFDM信号)の遅延時間を検出し、検出した遅延時間を補償信号とした。
しかしながら、所定のタイミング(例えば、図10におけるタイミング0)に対する、複数のOFDM信号のそれぞれの遅延時間(図10における、Δt1時間とΔt2時間)を検出し、検出したそれぞれの遅延時間を補償信号としてもよい。なお、この場合、遅延時間(Δt1時間とΔt2時間)の測定は、時間遅延推定部14cが行う。
以上の動作により、異なる信号生成部で生成されたOFDM信号間の遅延差を補償した信号多重が実現できる。
図11は、本発明の他の実施例における第2のOFDM通信システムを示したブロック図である。なお、図11において、前図と同一のものには、同一符号を附してある。
図11において、OFDM通信システムは、OFDM送信装置3と、OFDM受信装置4とを含む。
OFDM送信装置3は、第1信号生成部31と、第2信号生成部32と、多重部13とを含む。
なお、本実施例では、複数の信号生成部として、2つの信号発生部としているが、複数の信号発生部は、2つの信号発生部に限らず、適宜変更可能である。
第1信号生成部31および第2信号生成部32とは、図1に示した第1信号生成部11とほぼ同様の構成である。第1信号生成部31および第2信号生成部32が、第1信号生成部11と異なる点は、補償信号に基づき、OFDM信号を制御しない点である。
OFDM受信装置4は、復調部41と、送信遅延補正信号生成回路42と、データ再生部22とを含む。
復調部41は、多重部13が出力する送信信号STXに対応する受信信号SRXを受信し、受信した受信信号SRXをOFDM復調し、OFDM復調した受信信号SRXを復調信号SDMOとして出力する。
また、復調部41は、送信遅延補正信号生成回路42から出力される補償信号SDCOに基づき、OFDM復調した受信信号SRXを補正する。
送信遅延補正信号生成回路42は、復調部41が出力する復調信号SDMOに基づき、復調信号SDMOが有する、複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングのずれを補正するための補償信号SDCOを生成し、生成した補償信号SDCOを、復調部41に出力する。具体的には、送信遅延補正信号生成回路42は、復調信号SDMOに含まれているパイロットシンボルに基づき、復調信号SDMOが有する、複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングのずれを補正するための補償信号を生成する。
例えば、送信遅延補正信号生成回路42は、復調信号SDMOが有する複数のOFDM信号のそれぞれが含んでいるパイロットシンボルに基づき、該複数のOFDM信号のそれぞれの遅延プロファイルを生成し、生成した複数の遅延プロファイルに基づき、該複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングのずれを補正するための補償信号を生成する。
本実施例のように複数のOFDM信号が2つのOFDM信号である場合は、送信遅延補正信号生成回路42は、第1のOFDM信号SSO(1)が含んでいるパイロットシンボルに基づき、第1のOFDM信号SSO(1)の遅延プロファイルを生成し、さらに、送信信号STXが有する第2のOFDM信号SSO(2)が含んでいるパイロットシンボルに基づき、第2のOFDM信号SSO(2)の遅延プロファイルを生成する。
送信遅延補正信号生成回路42は、第1のOFDM信号SSO(1)の遅延プロファイルと第2のOFDM信号SSO(2)の遅延プロファイルとに基づき、第1のOFDM信号SSO(1)と第2のOFDM信号SSO(2)とのOFDM信号の多重部13への入力タイミングのずれ、例えば位相差のずれを補正するための補償信号を生成する。
送信遅延補正信号生成回路42は、生成した補償信号を、復調部41に出力する。
図12は、復調部41の一例を示したブロック図である。
図12において、復調部41は、GI除去部41aと、FFT41bと、位相変動量補正部41cと、パラレル/シリアル変換部41dとを含む。
GI除去部41aは、受信信号SRXからガードインターバルを除去し、ガードインターバルを除去した受信信号SRXを、GI除去部出力信号SDGIOとして出力する。
FFT41bは、GI除去部出力信号SDGIOをフーリエ変換(OFDM変調)し、フーリエ変換したGI除去部出力信号SDGIOを、フーリエ変換出力信号SFFTO(1)〜SFFTO(M)として出力する。
位相変動量補正部41cは、送信遅延補正信号生成回路42が出力する補償信号、具体的には位相変動量補償信号SDCOに基づき、フーリエ変換出力信号SFFTO(1)〜SFFTO(M)において、第1のOFDM信号SSO(1)と第2のOFDM信号SSO(2)との多重部13への入力タイミングのずれに起因する位相変動差を補償し、位相変動差を補償したフーリエ変換出力信号SFFTO(1)〜SFFTO(M)を、パラレル/シリアル変換部入力信号SPSI(1)〜SPSI(M)として出力する。
パラレル/シリアル変換部41dは、パラレル/シリアル変換部入力信号SPSI(1)〜SPSI(M)をパラレル/シリアル変換し、パラレル/シリアル変換したパラレル/シリアル変換部入力信号SPSI(1)〜SPSI(M)を、復調部出力信号SDMOとして出力する。
図13は、送信遅延補正信号生成回路42の一例を示したブロック図である。
図13において、送信遅延補正信号生成回路42は、チャネル推定値測定部42aと、位相変動量推定部42bとを含む。
チャネル推定値測定部42aは、図4に示したチャネル推定値測定部14aの構成からFFT14a1を省略したものであり、送信信号が有するOFDM信号ごとに、該OFDM信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、該OFDM信号に対応するチャネル推定を行い、該OFDM信号ごとのチャネル推定の結果を、該OFDM信号ごとのチャネル推定信号として出力する。
位相変動量推定部42bは、第1のチャネル推定信号SCEO(1)に対する第2のチャネル推定信号SCEO(2)のサブキャリア毎の位相変動量Φ(R)を検出する。つまり、送信遅延補正信号生成回路42は、複数のOFDM信号の多重部13への入力タイミングのずれに起因する、復調信号が有する複数のOFDM信号の位相変動量を、チャネル推定値に基づき検出する。
位相変動量推定部42bにおいて検出される、第1のチャネル推定信号SCEO(1)に対する第2のチャネル推定信号SCEO(2)のサブキャリア毎の位相変動量Φ(R)は、第2のOFDM信号SSO(2)の位相変動量補償信号SDCO(2)として、復調部41、具体的には位相変動量補正部41cに出力される。
次に、動作を説明する。なお、以下では、図1に示した実施例と異なる点、具体的には、位相変動量推定部42bと、復調部41とを中心に動作を説明する。
図14および図15は、第1のOFDM信号SSO(1)と第2のOFDM信号SSO(2)との多重部13への入力タイミングのずれを、周波数軸上で補償する動作を説明するための説明図である。なお、図14および図15において、前図と同一のものには、同一符号を附してある。
第1信号生成部31から出力される第1のOFDM信号SSO(1)と第2信号生成部32から出力される第2のOFDM信号SSO(2)とが同じタイミングで出力されても、第1のOFDM信号SSO(1)が伝送されるケーブル線の長さと、第2のOFDM信号SSO(2)が伝送されるケーブル線の長さとの違い等により、第1のOFDM信号SSO(1)が多重部13に入力されるタイミングと、第2のOFDM信号SSO(2)が多重部13に入力されるタイミングとが異なる場合がある。
例えば、第2のOFDM信号SSO(2)が多重部13に入力されるタイミングが、第1のOFDM信号SSO(1)が多重部13に入力されるタイミングより、Δt時間遅れる場合、多重部13における多重タイミングがΔt時間ずれる。位相変動量推定部42bは、図3に示した遅延プロファイル測定部14bおよび時間遅延推定部14cが行う動作と同様の動作を行うことによって、このΔt時間を推定する。
この場合、受信信号SRXにおいて、第1のOFDM信号SSO(1)に対する第2のOFDM信号SSO(2)のサブキャリア毎の位相差Φ(R)(ただし、Rは、M以下の整数)は、図14に示すように、Φ(R)=Δt×(f(R)−fc)になる。ただし、fcはサブキャリア周波数の中心周波数であり、f(R)はサブキャリアRの周波数である。
位相変動量推定部42bは、推定したΔtを用いて、第1のOFDM信号SSO(1)に対する第2のOFDM信号SSO(2)のサブキャリア毎の位相差Φ(R)を、上述した演算式に基づき計算する。
位相変動量推定部42bは、第1のOFDM信号SSO(1)に対する第2のOFDM信号SSO(2)のサブキャリア毎の位相差Φ(R)を、第2のOFDM信号SSO(2)の位相変動量補償信号SDCO(2)として、位相変動量補正部41cに出力する。
位相変動量補正部41cは、第2のOFDM信号SSO(2)の位相変動量補償信号SDCO(2)の逆特性を、図15に示すように、第2のOFDM信号SSO(2)に対するフーリエ変換出力信号SFFTO(1)〜SFFTO(M)のそれぞれ(サブキャリア毎)に乗算し、第1のOFDM信号SSO(1)と第2のOFDM信号SSO(2)との多重部13への入力タイミングのずれに起因する位相変動差を補償する。
なお、位相変動量推定部42bは、第1のOFDM信号SSO(1)の位相変動量補償信号SDCO(1)を出力するようにしてもよい。つまり、位相変動量推定部42aは、第1のOFDM信号SSO(1)の位相を位相基準値とし、この位相基準値に対する、複数のOFDM信号のチャネル推定信号のそれぞれのサブキャリアごとの位相変動量を検出し、検出したそれぞれの位相変動量を補償信号位相変動量として出力するようにしてもよい。
また、本実施例では、復調部41において、第1のOFDM信号SSO(1)と第2のOFDM信号SSO(2)との多重部13への入力タイミングのずれに起因する位相変動差を補償する例を示したが、復調部41において、第1のOFDM信号SSO(1)と第2のOFDM信号SSO(2)との多重部13への入力タイミングのずれに起因する時間差を補正するようにしてもよい。
この場合、送信遅延補正信号生成回路42内の位相変動量推定部42bのかわりに、図3に示した遅延プロファイル推定部14bおよび時間遅延推定部14cとを用いればよい。
図16は、送信遅延補正信号生成回路42内の位相変動量推定部42bのかわりに、図3に示した遅延プロファイル推定部14bおよび時間遅延推定部14cとを用いた場合の復調部41の一例を示した図である。なお、図16において、前図と同一のものには同一番号を附してある。
図16において、時間遅延補償部41eは、送信遅延補正信号生成回路14から出力される補償信号に基づき、受信信号SRXに含まれるOFDM信号の出力タイミングを調整することによって、第1のOFDM信号SSO(1)と第2のOFDM信号SSO(2)との多重部13への入力タイミングのずれに起因する時間差を補正する。
以上の動作により、異なる信号生成部で生成されたOFDM信号間の遅延差を受信装置において補償することができる。
なお、図1に示した送信遅延補正信号生成回路14内の遅延プロファイル推定部14bおよび時間遅延推定部14cのかわりに、図13に示した位相変動量推定部42bを用いてもよい。この場合、図2に示した送信系列作成部11aは、送信遅延補正信号生成回路42から出力される位相変動量補償信号の逆特性を、シンボルのサンプルごとに乗算することにより、第1のOFDM信号SSO(1)と第2のOFDM信号SSO(2)との多重部13への入力タイミングのずれに起因する位相変動差を補償するようにすればよい。
各実施例によれば、複数のOFDM信号の多重部への入力タイミングのずれを、OFDM送信装置において、またはOFDM受信装置において、補償することができ、複数のOFDM信号の多重部への入力タイミングのずれに基づく通信品質の低下を防止することが可能となる。
また、多重化された複数のOFDM信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、複数のOFDM信号の多重部への入力タイミングのずれを補正するための補正信号を生成するので、既存のパイロットシンボルを用いて補正信号を生成することが可能となる。
また、上記の各実施例では、複数の信号生成部のそれぞれが、パイロットシンボルを含むOFDM信号を出力する例を示したが、複数の信号生成部のそれぞれが出力する信号は、パイロットシンボルを含むOFDM信号に限るものではない。例えば、複数の信号生成部のそれぞれが出力する信号は、パイロットシンボルを含む信号でよい。
また、上記の各実施例では、複数の信号生成部のそれぞれが、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力する例を示したが、複数の信号生成部のそれぞれが出力する信号は、OFDM信号に限るものではなく、適宜変更可能である。
したがって、本発明によれば、複数の信号の多重部への入力タイミングのずれを、送信装置において、または受信装置において、補償することができ、複数の信号の多重部への入力タイミングのずれに基づく通信品質の低下を防止することが可能となる。
また、多重化された複数の信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、複数の信号の多重部への入力タイミングのずれを補正するための補正信号を生成するので、既存のパイロットシンボルを用いて補正信号を生成することが可能となる。
以上説明した各実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
本発明の一実施例のOFDM通信システムを示したブロック図である。 図1に示した信号生成部11の一例を示したブロック図である。 図1に示した送信遅延補正信号生成回路14の一例を示したブロック図である。 図3に示したチャネル推定値測定部14aの一例を示したブロック図である。 図3に示した遅延プロファイル測定部14bの一例を示したブロック図である。 図5に示した0補間部14b2の処理を説明するための説明図である。 図1に示したOFDM通信システムの動作を説明するための説明図である。 図1に示したOFDM通信システムの動作を説明するための説明図である。 図3に示した時間遅延測定部14cの動作を説明するための説明図である。 図9の一部拡大図である。 本発明の他の実施例のOFDM通信システムを示したブロック図である。 図11に示した復調部41の一例を示したブロック図である。 図11に示した送信遅延補正信号生成回路42の一例を示したブロック図である。 図11に示したOFDM通信システムの動作を説明するための説明図である。 図11に示したOFDM通信システムの動作を説明するための説明図である。 図11に示した復調部41の他の例を示したブロック図である。 従来のOFDM通信システムを示したブロック図である。 従来のOFDM通信システムを示したブロック図である。 図18に示した従来のOFDM通信システムの動作を説明するための説明図である。 図18に示した従来のOFDM通信システムの動作を説明するための説明図である。
符号の説明
1 OFDM送信装置
11 第1信号生成部
11a 送信系列作成部
11b シリアル/パラレル変換部
11c IFFT
11d GI付加部
12 第2信号生成部
13 多重部
14 送信遅延補正信号生成回路
14a チャネル推定値測定部
14a1 FFT
14a2 パラレル/シリアル変換部
14b 遅延プロファイル測定部
14b1 シリアル/パラレル変換部
14b2 0補間部
14b3 IFFT
14c 時間遅延推定部
2 OFDM受信装置
21 復調部
22 データ再生部
3 OFDM送信装置
31 第1信号生成部
32 第2信号生成部
4 OFDM受信装置
41 復調部
41a GI除去部
41b FFT
41c 位相変動量補正部
41d パラレル/シリアル変換部
41e 時間遅延補償部
42 送信遅延補正信号生成回路
42a チャネル推定値測定部
42b 位相変動量推定部

Claims (42)

  1. 複数の信号生成部と、
    前記複数の信号生成部のそれぞれが出力する信号を入力とし、該複数の信号を時分割多重した信号を送信信号として出力する多重部と、
    前記多重部が出力する送信信号に基づき生成した補正信号を、前記複数の信号生成部のすべてまたは一部に出力する補正信号生成部とを含み、
    前記複数の信号生成部は、前記補正信号が入力された際、該補正信号に基づき、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正する
    ことを特徴とする送信装置。
  2. 請求項1に記載の送信装置において、前記複数の信号生成部のそれぞれは、パイロットシンボルを含む信号を出力し、前記補正信号生成部は、前記送信信号が有する個々の信号が含んでいるパイロットシンボルに基づき生成した補正信号を、前記複数の信号生成部のすべてまたは一部に出力することを特徴とする送信装置。
  3. 請求項2に記載の送信装置において、
    前記補正信号生成部は、
    前記送信信号が有する信号ごとに、該信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、該信号に対応するチャネル推定を行い、該信号ごとのチャネル推定の結果を、該信号ごとのチャネル推定信号として出力するチャネル推定値生成部と、
    前記チャネル推定値生成部が出力する、信号ごとのチャネル推定信号に基づき、該信号ごとに遅延プロファイルを生成し、生成した信号ごとの遅延プロファイルを、該信号ごとの遅延プロファイル信号として出力する遅延プロファイル生成部と、
    前記遅延プロファイル生成部が出力する、信号ごとの遅延プロファイル信号に基づき、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングの時間差を補正するための時間遅延補正信号を生成し、生成した時間遅延補正信号を、前記複数の信号生成部のすべてまたは一部に出力する時間遅延推定部とを含み、
    前記複数の信号生成部は、前記時間遅延補正信号が入力された際、該時間遅延補正信号に基づき、前記信号の出力タイミングを補正することにより、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正する
    ことを特徴とする送信装置。
  4. 請求項2に記載の送信装置において、
    前記補正信号生成部は、
    前記送信信号が有する信号ごとに、該信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、該信号に対応するチャネル推定を行い、該信号ごとのチャネル推定の結果を、該信号ごとのチャネル推定信号として出力するチャネル推定値生成部と、
    前記チャネル推定値生成部が出力する、信号ごとのチャネル推定信号に基づき、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれに基づき発生する、前記複数の信号の位相変動量を補正するための位相変動量補正信号を生成し、生成した位相変動量補正信号を、前記複数の信号生成部のすべてまたは一部に出力する位相変動量推定部とを含み、
    前記複数の信号生成部は、前記位相変動量補正信号が入力された際、該位相変動量補正信号に基づき、前記信号の位相を補正することにより、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正する
    ことを特徴とする送信装置。
  5. 請求項3に記載の送信装置において、
    前記時間遅延推定部は、前記遅延プロファイル生成部が出力する、信号ごとの遅延プロファイル信号に基づき、前記送信信号に含まれる複数の信号の中の所定の信号が前記多重部に入力されるタイミングに対する、前記送信信号に含まれる複数の信号の中から前記所定の信号を除いた残りの信号が前記多重部に入力されるタイミングの遅延時間を検出し、検出した遅延時間を前記時間遅延補正信号とすることを特徴とする送信装置。
  6. 請求項3に記載の送信装置において、
    前記時間遅延推定部は、前記遅延プロファイル生成部が出力する、信号ごとの遅延プロファイル信号に基づき、所定のタイミングに対する、前記複数の信号が前記多重部に入力されるタイミングの遅延時間を検出し、検出した遅延時間を前記時間遅延補正信号とすることを特徴とする送信装置。
  7. 請求項5または6に記載の送信装置において、
    前記遅延プロファイル生成部は、
    前記複数の信号に含まれるパイロットシンボルを、M(Mは、前記サブキャリアの数と同じ数)個のサンプルにシリアル/パラレル変換を行うシリアル/パラレル変換部と、
    前記シリアル/パラレル変換部の出力信号の第M/2サンプルと第1+M/2サンプルの間にL(Lは、1以上の整数)個のサンプル0を補間する0補間部と、
    このM+Lサンプル毎に逆フーリエ変換を行って、M/(M+L)サンプルの解像度の遅延プロファイルを出力する逆フーリエ変換部と
    を含むことを特徴とする送信装置。
  8. 請求項4に記載の送信装置において、
    前記複数の信号生成部のそれぞれは、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力し、
    前記位相変動量推定部は、前記チャネル推定値生成部が出力する、OFDM信号ごとのチャネル推定信号に基づき、前記複数のOFDM信号ごとのチャネル推定信号の中の所定のチャネル推定信号の位相に対する、前記複数のOFDM信号のチャネル推定信号の中から前記所定のチャネル推定信号を除いた残りのチャネル推定信号のサブキャリアごとの位相変動量を検出し、検出したそれぞれの位相変動量を前記位相変動量補正信号とすることを特徴とする送信装置。
  9. 請求項4に記載の送信装置において、
    前記複数の信号生成部のそれぞれは、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力し、
    前記位相変動量補正信号生成部は、位相基準値Q(Qは0以上2π未満の任意の実数)に対する、前記複数のOFDM信号のチャネル推定信号のそれぞれのサブキャリアごとの位相変動量を検出し、検出したそれぞれの位相変動量を前記位相変動量補正信号とすることを特徴とする送信装置。
  10. 請求項1ないし7のいずれかに記載の送信装置において、前記複数の信号生成部のそれぞれは、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力することを特徴とする送信装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の送信装置と、前記送信装置が出力する送信信号を受信する受信装置とを含むことを特徴とする通信システム。
  12. 複数の信号生成部と、前記複数の信号生成部のそれぞれが出力する信号を入力とし、該複数の信号を時分割多重した信号を送信信号として出力する多重部とを含む送信装置から送信される前記送信信号を受信する受信装置であって、
    前記送信装置が出力する送信信号を受信し、受信した送信信号を復調した復調信号を出力する復調部と、
    前記復調部が出力する復調信号を入力とし、該入力された復調信号に対してシンボル判定を行い、該シンボル判定の結果を復調データ系列として出力するデータ再生部と、
    前記復調部が出力する復調信号に基づき生成した補正信号を、前記復調部に出力する補正信号生成部とを含み、
    前記復調部は、前記補正信号生成部が生成した補正信号に基づき、受信した送信信号が有する、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正する
    ことを特徴とする受信装置。
  13. 請求項12に記載の受信装置において、前記複数の信号生成部のそれぞれは、パイロットシンボルを含む信号を出力し、前記補正信号生成部は、前記受信した送信信号が有する個々の信号が含んでいるパイロットシンボルに基づき生成した補正信号を、前記復調部に出力することを特徴とする受信装置。
  14. 請求項13に記載の受信装置において、
    前記補正信号生成部は、
    前記受信した送信信号が有する信号ごとに、該信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、該信号に対応するチャネル推定を行い、該信号ごとのチャネル推定の結果を、該信号ごとのチャネル推定信号として出力するチャネル推定値生成部と、
    前記チャネル推定値生成部が出力する、信号ごとのチャネル推定信号に基づき、該信号ごとに遅延プロファイルを生成し、生成した信号ごとの遅延プロファイルを、該信号ごとの遅延プロファイル信号として出力する遅延プロファイル生成部と、
    前記遅延プロファイル生成部が出力する、信号ごとの遅延プロファイル信号に基づき、前記受信した送信信号が有する、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングの時間差を補正するための時間遅延補正信号を生成し、生成した時間遅延補正信号を、前記復調部に出力する時間遅延推定部とを含み、
    前記復調部は、前記時間遅延補正信号が入力された際、該時間遅延補正信号に基づき、前記受信した送信信号が有する信号の出力タイミングを補正することにより、前記受信した送信信号が有する、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正する
    ことを特徴とする受信装置。
  15. 請求項13に記載の受信装置において、
    前記補正信号生成部は、
    前記受信した送信信号が有する信号ごとに、該信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、該信号に対応するチャネル推定を行い、該信号ごとのチャネル推定の結果を、該信号ごとのチャネル推定信号として出力するチャネル推定値生成部と、
    前記チャネル推定値生成部が出力する、信号ごとのチャネル推定信号に基づき、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれに基づき発生する、前記受信した送信信号が有する複数の信号の位相変動量を補正するための位相変動量補正信号を生成し、生成した位相変動量補正信号を、前記復調部に出力する位相変動量推定部とを含み、
    前記復調部は、前記位相変動量補正信号が入力された際、該位相変動量補正信号に基づき、前記受信した送信信号が有する信号の位相を補正することにより、前記受信した送信信号が有する、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正する
    ことを特徴とする受信装置。
  16. 請求項14に記載の受信装置において、
    前記時間遅延推定部は、前記遅延プロファイル生成部が出力する、信号ごとの遅延プロファイル信号に基づき、前記受信した送信信号に含まれる複数の信号の中の所定の信号が前記多重部に入力されるタイミングに対する、前記受信した送信信号に含まれる複数の信号の中から前記所定の信号を除いた残りの信号が前記多重部に入力されるタイミングの遅延時間を検出し、検出した遅延時間を前記時間遅延補正信号とすることを特徴とする受信装置。
  17. 請求項14に記載の受信装置において、
    前記時間遅延推定部は、前記遅延プロファイル生成部が出力する、信号ごとの遅延プロファイル信号に基づき、所定のタイミングに対する、前記受信した送信信号に含まれる複数の信号が前記多重部に入力されるタイミングの遅延時間を検出し、検出した遅延時間を前記時間遅延補正信号とすることを特徴とする受信装置。
  18. 請求項16または17に記載の受信装置において、
    前記遅延プロファイル生成部は、
    前記複数の信号に含まれるパイロットシンボルを、M(Mは、前記サブキャリアの数と同じ数)個のサンプルにシリアル/パラレル変換を行うシリアル/パラレル変換部と、
    前記シリアル/パラレル変換部の出力信号の第M/2サンプルと第1+M/2サンプルの間にL(Lは、1以上の整数)個のサンプル0を補間する0補間部と、
    このM+Lサンプル毎に逆フーリエ変換を行って、M/(M+L)サンプルの解像度の遅延プロファイルを出力する逆フーリエ変換部と
    を含むことを特徴とする受信装置。
  19. 請求項15に記載の受信装置において、
    前記複数の信号生成部のそれぞれは、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力し、
    前記位相変動量推定部は、前記チャネル推定値生成部が出力する、OFDM信号ごとのチャネル推定信号に基づき、前記受信した送信信号に含まれる複数のOFDM信号ごとのチャネル推定信号の中の所定のチャネル推定信号の位相に対する、前記受信した送信信号に含まれる複数のOFDM信号のチャネル推定信号の中から前記所定のチャネル推定信号を除いた残りのチャネル推定信号のサブキャリアごとの位相変動量を検出し、検出したそれぞれの位相変動量を前記位相変動量補正信号とすることを特徴とする受信装置。
  20. 請求項15に記載の受信装置において、
    前記複数の信号生成部のそれぞれは、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力し、
    前記位相変動量補正信号生成部は、位相基準値Q(Qは0以上2π未満の任意の実数)に対する、前記受信した送信信号に含まれる複数のOFDM信号のチャネル推定信号のそれぞれのサブキャリアごとの位相変動量を検出し、検出したそれぞれの位相変動量を前記位相変動量補正信号とすることを特徴とする受信装置。
  21. 請求項12ないし18のいずれかに記載の受信装置において、前記複数の信号生成部のそれぞれは、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力することを特徴とする受信装置。
  22. 複数の信号生成部と、前記複数の信号生成部のそれぞれが出力する信号を入力とし、該複数の信号を時分割多重した信号を送信信号として出力する多重部とを含む送信装置と、請求項12ないし21のいずれかに記載の受信装置とを含むことを特徴する通信システム。
  23. 複数の信号生成部と、前記複数の信号生成部のそれぞれが出力する信号を入力とし、該複数の信号を時分割多重した信号を送信信号として出力する多重部とを含む送信装置が行う多重タイミング補償方法であって、
    前記多重部が出力する送信信号に基づき生成した補正信号を、前記複数の信号生成部のすべてまたは一部に出力する補正信号生成ステップと、
    前記補正信号生成ステップで出力する補正信号に基づき、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正する補正ステップと
    を含むことを特徴とする多重タイミング補償方法。
  24. 請求項23に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記複数の信号生成部のそれぞれは、パイロットシンボルを含む信号を出力し、前記補正信号生成ステップは、前記送信信号が有する個々の信号が含んでいるパイロットシンボルに基づき生成した補正信号を、前記複数の信号生成部のすべてまたは一部に出力することを特徴とする多重タイミング補償方法。
  25. 請求項24に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記補正信号生成ステップは、
    前記送信信号が有する信号ごとに、該信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、該信号に対応するチャネル推定を行い、該信号ごとのチャネル推定の結果を、該信号ごとのチャネル推定信号として出力するチャネル推定値生成ステップと、
    前記チャネル推定値生成ステップで出力する、信号ごとのチャネル推定信号に基づき、該信号ごとに遅延プロファイルを生成し、生成した信号ごとの遅延プロファイルを、該信号ごとの遅延プロファイル信号として出力する遅延プロファイル生成ステップと、
    前記遅延プロファイル生成ステップで出力する、信号ごとの遅延プロファイル信号に基づき、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングの時間差を補正するための時間遅延補正信号を生成し、生成した時間遅延補正信号を、前記複数の信号生成部のすべてまたは一部に出力する時間遅延推定ステップとを含み、
    前記補正ステップは、前記時間遅延補正信号に基づき、前記信号の出力タイミングを補正することにより、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正する
    ことを特徴とする多重タイミング補償方法。
  26. 請求項24に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記補正信号生成ステップは、
    前記送信信号が有する信号ごとに、該信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、該信号に対応するチャネル推定を行い、該信号ごとのチャネル推定の結果を、該信号ごとのチャネル推定信号として出力するチャネル推定値生成ステップと、
    前記チャネル推定値生成ステップで出力する、信号ごとのチャネル推定信号に基づき、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれに基づき発生する、前記複数の信号の位相変動量を補正するための位相変動量補正信号を生成し、生成した位相変動量補正信号を、前記複数の信号生成部のすべてまたは一部に出力する位相変動量推定ステップとを含み、
    前記補正ステップは、前記位相変動量補正信号に基づき、前記信号生成部から出力される信号の位相を補正することにより、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正する
    ことを特徴とする多重タイミング補償方法。
  27. 請求項25に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記時間遅延推定ステップは、前記遅延プロファイル生成ステップで出力する、信号ごとの遅延プロファイル信号に基づき、前記送信信号に含まれる複数の信号の中の所定の信号が前記多重部に入力されるタイミングに対する、前記送信信号に含まれる複数の信号の中から前記所定の信号を除いた残りの信号が前記多重部に入力されるタイミングの遅延時間を検出し、検出した遅延時間を前記時間遅延補正信号とすることを特徴とする多重タイミング補償方法。
  28. 請求項25に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記時間遅延推定ステップは、前記遅延プロファイル生成ステップで出力する、信号ごとの遅延プロファイル信号に基づき、所定のタイミングに対する、前記複数の信号が前記多重部に入力されるタイミングの遅延時間を検出し、検出した遅延時間を前記時間遅延補正信号とすることを特徴とする多重タイミング補償方法。
  29. 請求項27または28に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記遅延プロファイル生成ステップは、
    前記複数の信号に含まれるパイロットシンボルを、M(Mは、前記サブキャリアの数と同じ数)個のサンプルにシリアル/パラレル変換を行うシリアル/パラレル変換ステップと、
    前記シリアル/パラレル変換ステップでの出力信号の第M/2サンプルと第1+M/2サンプルの間にL(Lは、1以上の整数)個のサンプル0を補間する0補間ステップと、
    このM+Lサンプル毎に逆フーリエ変換を行って、M/(M+L)サンプルの解像度の遅延プロファイルを出力する逆フーリエ変換ステップと
    を含むことを特徴とする多重タイミング補償方法。
  30. 請求項26に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記複数の信号生成部のそれぞれは、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力し、
    前記位相変動量推定ステップは、前記チャネル推定値生成ステップで出力する、OFDM信号ごとのチャネル推定信号に基づき、前記複数のOFDM信号ごとのチャネル推定信号の中の所定のチャネル推定信号の位相に対する、前記複数のOFDM信号のチャネル推定信号の中から前記所定のチャネル推定信号を除いた残りのチャネル推定信号のサブキャリアごとの位相変動量を検出し、検出したそれぞれの位相変動量を前記位相変動量補正信号とすることを特徴とする多重タイミング補償方法。
  31. 請求項26に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記複数の信号生成部のそれぞれは、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力し、
    前記位相変動量補正信号生成ステップは、位相基準値Q(Qは0以上2π未満の任意の実数)に対する、前記複数のOFDM信号のチャネル推定信号のそれぞれのサブキャリアごとの位相変動量を検出し、検出したそれぞれの位相変動量を前記位相変動量補正信号とすることを特徴とする多重タイミング補償方法。
  32. 請求項23ないし29のいずれかに記載の多重タイミング補償方法において、前記複数の信号生成部のそれぞれは、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力することを特徴とする多重タイミング補償方法。
  33. 複数の信号生成部と、前記複数の信号生成部のそれぞれが出力する信号を入力とし、該複数の信号を時分割多重し、該複数の信号を時分割多重した信号を送信信号として出力する多重部とを含む送信装置から送信される前記送信信号を受信し、受信した送信信号を復調した復調信号を出力する復調ステップと、
    前記復調ステップで出力する復調信号を入力とし、該入力された復調信号に対してシンボル判定を行い、該シンボル判定の結果を復調データ系列として出力するデータ再生ステップと、
    前記復調ステップが出力する復調信号に基づき、前記受信した送信信号が有する、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正するための補正信号を生成する補正信号生成ステップと、
    前記補正信号生成ステップが生成した補正信号に基づき、受信した送信信号が有する、前記複数の信号の多重部への入力タイミングのずれを補正する補正ステップと
    を含むことを特徴とする多重タイミング補償方法。
  34. 請求項33に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記複数の信号生成部のそれぞれは、パイロットシンボルを含む信号を出力し、前記補正信号生成ステップは、前記受信した送信信号が有する個々の信号が含んでいるパイロットシンボルに基づき、前記受信した送信信号が有する、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正するための補正信号を生成することを特徴とする多重タイミング補償方法。
  35. 請求項34に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記補正信号生成ステップは、
    前記受信した送信信号が有する信号ごとに、該信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、該信号に対応するチャネル推定を行い、該信号ごとのチャネル推定の結果を、該信号ごとのチャネル推定信号として出力するチャネル推定値生成ステップと、
    前記チャネル推定値生成ステップで出力する、信号ごとのチャネル推定信号に基づき、該信号ごとに遅延プロファイルを生成し、生成した信号ごとの遅延プロファイルを、該信号ごとの遅延プロファイル信号として出力する遅延プロファイル生成ステップと、
    前記遅延プロファイル生成ステップで出力する信号ごとの遅延プロファイル信号に基づき、前記受信した送信信号が有する、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングの時間差を補正するための時間遅延補正信号を生成する時間遅延推定ステップとを含み、
    前記補正ステップは、前記時間遅延補正信号に基づき、前記受信した送信信号が有する信号の出力タイミングを補正することにより、前記受信した送信信号が有する、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正する
    ことを特徴とする多重タイミング補償方法。
  36. 請求項34に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記補正信号生成ステップは、
    前記受信した送信信号が有する信号ごとに、該信号に含まれるパイロットシンボルに基づき、該信号に対応するチャネル推定を行い、該信号ごとのチャネル推定の結果を、該信号ごとのチャネル推定信号として出力するチャネル推定値生成ステップと、
    前記チャネル推定値生成ステップで出力する、信号ごとのチャネル推定信号に基づき、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれに基づき発生する、前記受信した送信信号が有する複数の信号の位相変動量を補正するための位相変動量補正信号を生成する位相変動量推定ステップとを含み、
    前記補正ステップは、前記位相変動量補正信号に基づき、前記受信した送信信号が有する信号の位相を補正することにより、前記受信した送信信号が有する、前記複数の信号の前記多重部への入力タイミングのずれを補正する
    ことを特徴とする多重タイミング補償方法。
  37. 請求項35に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記時間遅延推定ステップは、前記遅延プロファイル生成ステップで出力する、信号ごとの遅延プロファイル信号に基づき、前記受信した送信信号に含まれる複数の信号の中の所定の信号が前記多重部に入力されるタイミングに対する、前記受信した送信信号に含まれる複数の信号の中から前記所定の信号を除いた残りの信号が前記多重部に入力されるタイミングの遅延時間を検出し、検出した遅延時間を前記時間遅延補正信号とすることを特徴とする多重タイミング補償方法。
  38. 請求項35に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記時間遅延推定ステップは、前記遅延プロファイル生成ステップで出力する信号ごとの遅延プロファイル信号に基づき、所定のタイミングに対する、前記受信した送信信号に含まれる複数の信号が前記多重部に入力されるタイミングの遅延時間を検出し、検出した遅延時間を前記時間遅延補正信号とすることを特徴とする多重タイミング補償方法。
  39. 請求項37または38に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記遅延プロファイル生成ステップは、
    前記複数の信号に含まれるパイロットシンボルを、M(Mは、前記サブキャリアの数と同じ数)個のサンプルにシリアル/パラレル変換を行うシリアル/パラレル変換ステップと、
    前記シリアル/パラレル変換ステップでの出力信号の第M/2サンプルと第1+M/2サンプルの間にL(Lは、1以上の整数)個のサンプル0を補間する0補間ステップと、
    このM+Lサンプル毎に逆フーリエ変換を行って、M/(M+L)サンプルの解像度の遅延プロファイルを出力する逆フーリエ変換ステップと
    を含むことを特徴とする多重タイミング補償方法。
  40. 請求項36に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記複数の信号生成部のそれぞれは、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力し、
    前記位相変動量推定ステップは、前記チャネル推定値生成ステップが出力する、OFDM信号ごとのチャネル推定信号に基づき、前記受信した送信信号に含まれる複数のOFDM信号ごとのチャネル推定信号の中の所定のチャネル推定信号の位相に対する、前記受信した送信信号に含まれる複数のOFDM信号のチャネル推定信号の中から前記所定のチャネル推定信号を除いた残りのチャネル推定信号のサブキャリアごとの位相変動量を検出し、検出したそれぞれの位相変動量を前記位相変動量補正信号とすることを特徴とする多重タイミング補償方法。
  41. 請求項36に記載の多重タイミング補償方法において、
    前記複数の信号生成部のそれぞれは、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力し、
    前記位相変動量補正信号生成ステップは、位相基準値Q(Qは0以上2π未満の任意の実数)に対する、前記受信した送信信号に含まれる複数のOFDM信号のチャネル推定信号のそれぞれのサブキャリアごとの位相変動量を検出し、検出したそれぞれの位相変動量を前記位相変動量補正信号とすることを特徴とする多重タイミング補償方法。
  42. 請求項33ないし39のいずれかの多重タイミング補償方法において、前記複数の信号生成部のそれぞれは、複数のサブキャリアを有するOFDM信号を出力することを特徴とする多重タイミング補償方法。
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