JP4233668B2 - プリンティングプロセス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、着色剤と、ビヒクルと、ゲル化剤成分とを含む相変化又はホットメルトインク組成物に関し、更に詳しくは、特にアコースティックインクプリンティングプロセス及び装置に有用な、例えば融点が約25℃から約150℃、好ましくは約30℃から約70℃のホットメルトインクに関する。参考文献は、例えば米国特許第5,121,141号、同第5,111,220号、同第5,128,726号、同第5,371,531号で、特に前述のいくつかの特許に示されているアコースティックインクプロセス、例えば記録媒体上に画像をプリンティングするアコースティックインクプリンタなどに関する開示内容はすべて本願に引用して援用する。
【0002】
更に詳しくは、本発明の相変化インクは、染料や顔料などの着色剤と、液体、固体炭化水素又はワックス、又は液体と固体ビヒクルの混合物、及びその他公知のビヒクルと、本願中に例示した、主にインクを例えば約20℃から約100℃、更に詳しくは約40℃から約90℃(この間のすべての温度を含む)でゲル化するゲル化剤とを含む。本発明のゲル化剤は、例えば疎水性又は非極性液体、例えばトルエン、ヘキサン、ペンタン、オクタン、Isopar、Magie Brothers社製Magiesolなどをゲル化できる。更に詳しくは、ゲル化剤又は成分は、インクのゲル化に有用である。本発明のインクを用いると、普通紙及びコート紙上に画像耐久性の良好な優れた現像画像と、透明材料上に後の融解ステップを要することなく優れた投影効率と、優れた防シワ性とを実現できる。また、インクは、良好な、実施の形態においては優れた耐光性と、優れた耐水性を有する。更に、本発明の実施の形態において、本発明のインクには水が必要ないため、用紙の望まざるカールを除去又は最小限にすることが可能である。また、水が存在しないことが好ましいとされるので、インク中に好ましくは水が存在しないため、乾燥器が不要となり、アコースティックインクジェット装置とプロセスのコストを最小限に抑えられる。また更に、本発明の実施の形態を用いると、低粘度のインクが可能となる。TA Instrument社製Carrim−Med CSL−100レオメータで測定した粘度は、例えば、約40℃から約125℃、好ましくは約40℃から約70℃で、例えば約1から約10センチポイズである。また、当該インクは、アコースティックプリンティング装置を用いて、低吐出温度、例えば約130℃未満の低温度、更に詳しくは約50℃から約125℃で利用できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
アコースティックインクプリンティングではインクの粘度は低くなければならない。例えば、最も好ましいのは吐出中約1から約5センチポイズである。従って、室温で液体又はペーストなどの軟質のインク、例えば約100℃未満の温度で約1から約10センチポイズのインクは低温度で容易に吐出する。しかしながら、紙上に吐出された液体インクの接着性が弱いと、色間のにじみやスミア不良が生じる。このプリント質の欠陥を克服するために、室温で固体、高温で液体のインクを選択する。その結果、紙上に吐出中は粘度が低いが、ひとたびインクが大気条件によって紙上で冷却されると固化するので、接着性とスミア性が改善される。このようなインクは、高温では液体であるが室温では固体に変化するので、相変化インクと称される。
【0004】
【課題を解決するための手段】
公知のインク組成物とプロセスはそれらの意図した目的にふさわしいが、インクジェットプリンティング及び好ましくはアコースティックインクプリンティングに適した相変化又はホットメルトインク組成物に対するニーズは依然としてある。更に、非常に低い吐出温度、好ましくは約150℃未満、更に好ましくは約50℃から約125℃で、約10センチポイズ未満、例えば約1から約10、好ましくは1から約5センチポイズ(cp)といった低粘度の相変化又はホットメルトインク組成物が求められている。当該インクは、各種の普通紙に適合し、コート紙には写真質の画像を生成する。更に、普通紙に、高品質、耐光性、及び優れた耐水性画像を生成する半固体のホットメルトインク組成物も求められている。更に、各種の普通紙に、低コストで、テキスト及びグラフィックともに高品質の、高品質速乾画像を生成する半固体ホットメルトインクジェット用インク組成物も求められている。この場合、インクビヒクルは用紙構造内に広がり続けることができるが、染料などの着色剤は用紙表面に保持される。更に、フェザリングの最小限なホットメルトインクジェット用インク組成物も求められている。更に、色間のにじみが最小限の半固体ホットメルトインクジェット用インク組成物も求められている。更に、画像耐久性の優れた半固体のホットメルトインクジェット用インク組成物も求められている。更に、アコースティックインクジェットプリンティングプロセスでの使用に適したホットメルトインクジェット用インク組成物も求められている。更に、基板をプリンティング前に加熱し、プリンティング後に室温に冷却するインクジェットプリンティングプロセスに適したホットメルトインク組成物も求められている(遅延プリンティングプロセス)。更に、染料濃度が比較的低くても高光学濃度が達成できるインクジェットプリンティングに適したインク組成物も求められている。更に、プリンティング後、紙などの基板のカールが最小限に抑えられるか回避され、また、優れたシワ特性が達成可能で、画像のスミアが少なく、インクの粘度が低いため、低温で吐出でき、引いては利用電力が少なく、プリントヘッドの寿命の延長が可能な、インクジェットプリンティングに適したインク組成物も求められている。このようなニーズは、本発明の実施の形態のインクを用いて達成可能である。
【0005】
本発明の特徴は、アコースティックインクジェットプリンタに、ビヒクルと、着色剤と、疎水性ゲル化成分と、を含むインクを組み込むことを特徴とするプリンティングプロセスである。また、本発明の別の特徴は、(a)自由表面を有する液体インクの液溜めと、前記インクの自由表面を集束音響放射で放射してオンデマンド方式で個々のインク滴をエジェクタから吐出するための1つ以上の液滴エジェクタを含むプリントヘッドとを有するアコースティックインクプリンタにおいて、前記放射は、焦点面に有限胴部直径で集束され、前記インクは、ビヒクルと、着色剤と、疎水性ゲル化成分とを含むインクであるアコースティックインクプリンタを用意し、(b)前記インクの液滴を約50℃から約125℃の温度で像様のパターンに記録紙上に吐出させるプロセスである。また、本発明の参考態様の別の特徴は、各種の普通紙に適合し、コート紙には写真質の画像を生成する相変化又はホットメルトインク組成物を提供することである。
【0006】
更に本発明の参考態様の別の特徴は、約50℃から約125℃で約1から約10センチポイズの低粘度の熱インクジェット用インク組成物を提供することである。
【0007】
更に本発明の参考態様の別の特徴は、色間のにじみが最小限のゲル化インクジェット用インク組成物を提供することである。
【0008】
更に本発明の参考態様の別の特徴は、優れた耐水性と耐光性と画像耐久性を示すゲル化インクジェット用インク組成物を提供することである。
【0009】
更に本発明の参考態様の別の特徴は、実質的に水を含まず、従ってアコースティックインクジェットプリンティングプロセスに適したゲル化インクジェット用インク組成物を提供することである。
【0010】
更に本発明の参考態様別の特徴は、水を含まないか最小限の熱インク組成物、及び、プリンティング前に基板を加熱し、プリンティング後に室温に冷却するインクジェットプリンティングプロセスに適した熱インク組成物を提供することである(加熱及び遅延プリンティングプロセス)。
【0011】
更に本発明の参考態様の別の特徴は、着色剤濃度が比較的低くても高光学濃度が達成できるインクジェットプリンティングに適したインク組成物を提供することである。
【0012】
更に本発明の参考態様の別の特徴は、プリンティング後の基板のカールが最小限の、インクジェットプリンティングに適した無水ホットメルトインク組成物を提供することである。
【0013】
更に本発明の参考態様の別の特徴は、インクの粘度が、例えば約50℃から約125℃の吐出温度、好ましくは約50℃から約80℃の更に低い吐出温度で、好ましくは約1から約10センチポイズであることにより、妥当な電力レベルで優れた吐出が可能な半固体ホットメルトインクを提供することにある。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明は、炭化水素のゲル化を可能とする成分に関する。更に詳しくは、本発明は、インクビヒクルと、着色剤と、例えば下式に示すようなアルキルアリールシクロアルカノールのゲル成分、更に詳しくは、トランス4−ターシャリー−ブチル−1−フェニル−シクロヘキサノールとを含むインク組成物であって、前記ゲル成分は、インク中に適切な様々な量、例えば約0.5から約10、好ましくは約1から約3重量%含まれ、インクの全成分を合わせると約100%又は100部となるインク組成物に関する。ゲル化成分のために、例えば、約20℃から約60℃の低融点を有するインクは、約50℃から約125℃の吐出温度で約1から約10センチポイズという粘度を変化させることがない。
【0015】
【化2】
Figure 0004233668
上記式中、Rは、好ましくはアルキル、アリール、アルコキシ、水素、ハロゲン化物、又はハロゲン化炭化水素である。
【0016】
本発明において、着色剤と疎水性液体ビヒクル(類)を含む液体インクはゲル化されうる。更に詳しくは、液体インクは、低濃度、例えばインクの約0.5から約3重量%のゲル化剤でゲル化される。このようなゲル化インクは、例えば約25℃から約60℃の範囲の融点を有し、約50から約80℃の温度で融解すると、TA Instrument社製Carrim−Med CSL−100レオメータでの測定で約0.3から約10センチポイズの低粘度を示し、アコースティックインクプリンティング装置によって容易に吐出される。ひとたび紙上に吐出されて大気条件により冷却されると、インクは液状から固体ゲル状へ相変化し、その結果、ゲル化剤を含まない液体インクと比べて、改良された接着性と改良されたスミア性を有し、色間のにじみもない。本発明は、非液体インク、例えば半固体又はペーストインクのゲル化にも関する。本態様においては、非液体インクの融点が上昇、又は固体の堅さへとゲル化し、それによって紙上での優れたインク接着性と優れたインクスミア性を提供する。
【0017】
本発明の態様は、
ビヒクルと、着色剤と、疎水性ゲル化成分とを含む非水性インク組成物;
ビヒクルと、着色剤と、アルキルアリールシクロアルカノールのゲル化成分とを含む好ましくは非水性のインク組成物;
ゲル化成分が、トランス4−ターシャリー−ブチル−1−フェニル−シクロヘキサノールであるインク。
【0018】
ゲル化成分が、本願に図示した式で表されるアルキルアリールシクロアルカノールであるインク;
ゲル化成分が約0.5から約10重量%含まれるインク;
ゲル化成分が、トランス4−t−ブチル−1−フェニルシクロヘキサノールであるインク;
ゲル化成分が約0.5から約3重量%含まれるインク;
ゲル化成分が約0.5から約10重量%含まれるインク;
ゲル化成分が約0.5から約2重量%含まれるインク;
ビヒクルは室温で液体であるインク;
ビヒクルは、固体の炭化水素ワックス、オキサゾリン、ベンゾオキサゾリン、アミド又はアミノエステルであるインク組成物;
オキサゾリンビヒクルは、2−ステアリル−5−エチル−5−メトキシステアレート−オキサゾリン、2−ステアリル−5−エチル−5−ヒドロキシメチル−オキサゾリン、2−ステアリル−4−エチル−オキサゾリン、2−ステアリル−4−メトキシステアレート−オキサゾリン、2−ステアリル−4−ヒドロキシメチル−オキサゾリン、2−ステアリル−4−ヒドロキシメチル−ビス−5,5−(メトキシステアレート)−オキサゾリン、2−ステアリル−5−ヒドロキシメチル−5−(メトキシステアレート)−オキサゾリン、及び2−ステアリル−ベンゾオキサゾリンからなる群から選ばれるインク組成物;
ビヒクルは、炭素原子数約18から約1,000の炭化水素ワックスであるインク組成物;
ビヒクルは、液体のヘプタン、オクタン、ノナン、ドデカン、Isopar、Magiesol、トルエン、キシレン、テルピン、ナフサであるインク組成物;
ビヒクルは、液体ビヒクルと固体ビヒクルの約10/90から約90/10の混合物であるインク組成物;
インクの粘度は、約50℃から約120℃で約1から約10センチポイズであり、約20℃から約40℃の室温では固体であるインク組成物;
着色剤は染料で約0.05から約20重量%含まれるか、着色剤は染料で約1から約5重量%含まれ、着色剤は染料のシアン、マゼンタ、イエロー、ブルー、グリーン、ブラウン、ブラック、又はそれらの混合物であるインク組成物;
ビヒクルと、着色剤と、アルキルアリールシクロアルカノールのゲル化成分を含むインクを、アコースティックインクジェットプリンタに組み込むことを含むプリンティングプロセス;
インクは非水性で、インクの粘度は約50℃から約125℃で約1から約25センチポイズであるプロセス;
(a)自由表面を有する液体インクの液溜めと、インクの自由表面を集束音響放射で放射してオンデマンド方式で個々のインク滴をエジェクタから吐出するための1つ以上の液滴エジェクタを含むプリントヘッドとを有するアコースティックインクプリンタにおいて、放射は、焦点面に有限胴部直径(finite waist diameter)で集束され、インクは、ビヒクルと、着色剤と、アルキルアリールシクロアルカノールのゲル化成分とを含むインクであるアコースティックインクプリンタを用意し、(b)インクの液滴を約50℃から約125℃の温度で像様のパターンに記録紙上に吐出させることを含むプロセス;
インクは非水性で、インクの粘度は約50℃から約125℃で約1から約25センチポイズであるプロセス。
【0019】
着色剤と、本願中に図示した式のゲル化成分とを含むインク組成物;
ゲル化成分はトランス4−ターシャリー−ブチル−1−フェニル−シクロヘキサノール、ビヒクルはオキサゾリン又はベンゾオキサゾリン、インクの粘度は約50℃から約125℃で約1から約25センチポイズであるインク;
アルキルは約1から約25個の炭素原子を含み、アリールは約6から約30個の炭素原子を含むインク;
ゲル化成分はアルキルアリールシクロアルカノールであるインク;及び
ゲル化成分はトランス4−ターシャリー−ブチル−1−フェニル−シクロヘキサノールであるインクに関する。
【0020】
インクビヒクルの実例は知られている。その他の例は本願に引用した係属中の出願に例示されている。インクビヒクルの具体例は、Isopar、Magiesol、ナフサ(Naphtha)、テルピン類(Terpines)などの液体炭化水素、又は炭素原子数約18から約1,000、好ましくは約25から約700のポリエチレンなどの炭化水素ワックスで、例えば、炭素原子数が例えば約350から約700のUnilinシリーズ、又は、Petrolite社製のP−500、P−1000、P−3000、EP−700などのPolywaxシリーズ、米国特許第5,698,017号のオキサゾリン、有機アルコール類、アミド類、エステル類、エステル−アミド類、ビステルアミド類(bisteramides)などである。インクビヒクルは適切な様々な量含まれるが、例えば約2から約90、好ましくは約25から約50重量%、若しくは部である。インクビヒクルは室温では液体でも固体でもよいが、約50℃から約150℃の高温では約1から約10センチポイズの低粘度の液体であることが好ましい。
【0021】
好ましくは、ゲル化成分はトランス4−ターシャリー−ブチル−1−フェニル−シクロヘキサノールである。ゲル化成分の実例は、本願中に図示された式で表されるものを含む。当該式中、Rは、本願中に示したように、炭素原子数が例えば1から約25、好ましくは2から約18のアルコキシやアルキル、及び炭素原子数が例えば約6から約30のアリールである。更には、例えばR=H、OCH3、CF3、Cl、Br、I、F、又はPhである。アルキルは、好ましくは、例えば炭素原子数約2から約18の、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、ステアリルなどである。アルコキシは、好ましくは、メトキシ、プロポキシ、エトキシ、又はブトキシである。アリールは、フェニル、ナフチル、ベンジルなどである。ゲル化剤又はゲル化成分の具体例は、トランス4−ターシャリー−ブチル−1−フェニル−シクロヘキサノール、トランス4−ターシャリー−ブチル−1−4’フルオロフェニル−シクロヘキサノール、トランス4−ターシャリー−ブチル−1−4’メトキシフェニル−シクロヘキサノール、トランス4−ターシャリー−ブチル−1−4’クロロフェニル−シクロヘキサノール、及びトランス4−ターシャリー−ブチル−1−ビフェニル−シクロヘキサノールである。これらのゲル化成分は適切な様々な量含まれるが、例えばインクの約0.5から約10重量%、好ましくは約1から約3重量%である。
【0022】
インク組成物中には必要に応じて耐光性のUV吸収剤も含まれる。例えば、(1)2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール(Ciba Geigy Corporation社製Tinuvin 900)、(2)2−[2’−ヒドロキシ−3,5−ジ−(1,1−ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾール(ICI America Corporation社製Topanex 100BT)、(3)ビス[2−ヒドロキシ−5−tert−オクチル−3−(ベンゾトリアゾール−2−イル)フェニルメタン(Fairmount−Corporation社製Mixxim BB/100)、(4)2−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(Ciba Geigy Corporation社製Tinuvin 327)、(5)2−(4−ベンゾイル−3−ヒドロキシフェノキシ)エチルアクリレート(Aldrich Chemical Company社製Cyasorb UV−416、#41,321−6)、(6)トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート(Goodrich Chemicals社製Good−rite UV3114)などである。また、必要に応じてインク組成物に用いる耐光性の抗酸化剤は、例えば、(1)ビス−(1,2,3,6−テトラヒドロベンズアルデヒド)ペンタエリトリトールアセタール(Mobay Corporation社製Vulkazon AFS/IG)、(2)ジオクタデシル3,3’−チオジプロピオネート(Aldrich Chemical Company社製Cyanox、STDP、#41,310−0)、(3)2,2,4−トリメチル−1,2−ヒドロキノリン(Mobay Corporation社製Vulkanox HS)、(4)オクチル化ジフェニルアミン(AnchorCorporation社製Anchor ODPA)、(5)N,N’−β,β’−ナフタレン−p−フェニレンジアミン(Anchor Corporation社製Anchor DNPD)、(6)エチル(R)−(+)−2−{4−[(トリフルオロメチル)フェノキシ]フェノキシ}プロピオネート(Aldrich#25,074−0)、(7)3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピオネート(Aldrich#39,024−0)などである。
【0023】
適切な着色剤は、有効量含まれるが、一般的に約1から約25、更に詳しくは例えば約2から約5重量%である。顔料と染料、顔料、染料、顔料混合物、染料混合物などであるが、油溶性染料が好ましい。例えば、ビヒクル中に分散又は実質的に溶解でき、他のインク成分との相溶性があれば、いずれの染料や顔料を用いてもよい。
【0024】
適切な顔料の例は、バイオレットトナー(Violet Toner) VT−8015(Paul Uhlich)、パリオゲンバイオレット(Paliogen Violet) 5100(BASF)、パリオゲンバイオレット(Paliogen Violet) 5890(BASF)、パーマネントバイオレット(Permanent Violet) VT 2645(Paul Uhlich)、ヘリオゲングリーン(Heliogen Green) L8730(BASF)、アーガイルグリーン(Argyle Green) XP−111−S(Paul Uhlich)、ブリリアントグリーントナー(Brilliant Green Toner) GR 0991(Paul Uhlich)、リトールスカーレット(Lithol Scarlet) D3700(BASF)、トルイジンレッド(Toluidine Red)(Aldrich)、スカーレットフォーサーモプラスト(Scarlet for Thermoplast) NSD PS PA(Ugine Kuhlmann of Canada)、E.D.トルイジンレッド(E.D.Toluidine Red)(Aldrich)、リトールルビントナー(Lithol Rubine Toner)(Paul Uhlich)、リトールスカーレット(Lithol Scarlet) 4440(BASF)、ボンレッド(BonRed) C(Dominion Color Company)、ロイヤルブリリアントレッド(Royal Brilliant Red) RD−8192(Paul Uhlich)、オラセットピンク(Oracet Pink) RF(Ciba−Geigy)、パリオゲンレッド(Paliogen Red) 3871K(BASF)、パリオゲンレッド(Paliogen Red) 3340(BASF)、リトールファーストスカーレット(LitholFast Scarlet) L4300(BASF)、ヘリオゲンブルー(Heliogen Blue) L6900、L7020(BASF)、ヘリオゲンブルー(Heliogen Blue) K6902、K6910(BASF)、ヘリオゲンブルー(Heliogen Blue) D6840、D7080(BASF)などである。
【0025】
適切な染料の例は、ポンタミン(Pontamine)、フードブラック(Food Black) 2、キャロダイレクトターコイズFBLスープラコンク(Carodirect Turquoise FBL Supra Conc.)(ダイレクトブルー199)(Carolina Color and Chemical社製)、スペシャルファーストターコイズ8GLリキッド(Special Fast Turquoise 8 GL Liquid)(ダイレクトブルー86)(Mobay Chemical社製)、イントラボンドリキッドターコイズ(Intrabond Liquid Turquoise)GLL(ダイレクトブルー86)(Crompton and Knowles社製)、シブラクロンブリリアントレッド(Cibracron Brilliant Red) 38−A(リアクティブレッド4)(Aldrich Chemical社製)、ドリマレンブリリアントレッド(Drimarene Brilliant Red) X−2B(リアクティブレッド56)(Pylam,Inc)、レバフィックスブリリアントレッド(Levafix Brilliant Red) E−4B(Mobay Chemical社製)などである。
【0026】
特に好ましいのは油溶性染料であるが、油溶性染料の中でもアルコール可溶染料がインクビヒクルとの相溶性の点から好ましい。適切なアルコール可溶染料の例は、ネオザポンレッド(Neozapon Red) 492(BASF社製)、オラソールレッド(Orasol Red) G(Ciba−Geigy社製)、ダイレクトブリリアントピンク(Direct Brilliant Pink) B(Crompton−Knolls社製)、アイゼンスピロンレッド(Aizen Spilon Red) C−BH(Hodogaya Chemical Company)、カヤノールレッド(Kayanol Red) 3BL(Nippon Kayaku Company)、レバノールブリリアントレッド(Levanol Brilliant Red) 3BW(Mobay Chemical Company)などである。
【0027】
必要に応じて使用するインク添加剤として殺生物剤がある。例えば、Dowicil 150、200、及び75、安息香酸塩類、ソルビン酸塩類などで、インク中に有効量、例えば約0.0001から約2重量%、好ましくは約0.01から約1.0重量%含まれる。殺生物剤の量は一般的にインク1gにつき約10から25mgとなる。湿潤剤などのその他のインク添加剤もインクに加えてよい。
【0028】
本発明のインクはいずれかの適切な方法で調製できる。例えば、単に、成分の混合、加熱、攪拌などである。
【0029】
本発明のインクの特徴は、本願中に示したとおりであるが、例えば融点が約25℃から約70℃、粘度が、TA Instrument社製Carrim−Med CSL−100レオメータによる測定で、約50℃から約125℃で、1から約25センチポイズ、好ましくは約10センチポイズといったことなどである。
【0030】
本発明のインクは、普通紙、コート紙、透明材料などの基板をプリンティングプロセス中に加熱してインク内での液晶相形成を容易にするようなプリンティングプロセスに特に適している。透明基板を使用する際には、通常、最高温度を約100℃から約110℃に制限するが、これは透明基板のベースシートに通常使用されるポリエステルが高温で変形しやすいからである。ただし、特製の透明材料や紙の基板は高温に耐えられるので、150℃、場合によっては200℃という温度への暴露にも適することが多い。標準的な基板加熱温度は約40℃から約140℃、好ましくは約60℃から約95℃であるが、この範囲外でもよい。
【0031】
本発明のインクはアコースティックインクジェットプリンティングプロセスでの使用にも適する。
【0032】
本願に記載の光学濃度は、Pacificpectrograph Color Systemで測定した。当該システムは、光学センサとデータ端末の2大要素で構成される。光学センサは6インチ(15.24cm)の積分球を用い、拡散光照明と8度の視野を提供する。当該センサを用いて、透過率と反射率サンプルのどちらも測定できる。反射率サンプルを測定する場合、鏡面成分を含める。高解像度全分散の格子モノクロメータを用いて、380から720nmのスペクトルを走査した。データ端末は、12インチ(30.48cm)のCRTディスプレイ、操作パラメータ選択及び三刺激値入力用の数字キーボード、及び、製品標準情報入力用の英数字キーボードを備える。
【0033】
インクジェット画像の耐光値は、英国ロンドンのMicroscal Company社製Mark V Lightfast Testerで測定した。
【0034】
インクジェット画像の耐水値は、熱水(50℃)で2分間水洗した前後の光学濃度データから求めた。
【0035】
【実施例】
実施例I.
4−t−ブチルシクロヘキサノンと臭化フェニルマグネシウムからトランス−4−t−ブチル−1−フェニル−シクロヘキサノールのゲル化剤の合成
磁気スターラ、凝縮器、均圧滴下漏斗、及びアルゴンパージを備えた1リットルの丸底フラスコに、250mlのドライエーテルと12.16g(0.5モル)の削ったマグネシウム(マグネシウムターニング)を入れた。これに、78.51g(0.5モル)のブロモベンゼンを、エーテル還流を比較的定常に保つような速度で注意深く1滴ずつ加え、臭化フェニルマグネシウムを生成させた。添加には約1時間を要した。完全を期すために約25℃の室温で更に0.5時間攪拌した後、50mlのドライエチルエーテルに溶かした69.41g(0.45モル)の4−t−ブチルシクロヘキサノンを1時間にわたってゆっくり添加し、標記生成物を生成させた。次に、200mlの希塩化アンモニウム溶液を加えて、反応混合物を加水分解した。得られた2相混合物をろ過し、4−t−ブチル−1−フェニル−シクロヘキサノールの約50:50のシス及びトランス異性体混合物としての生成物を得た。該混合物の性質は、nmrでt−ブチル基のプロトンが0.8及び0.9ppmに現れることから容易に示された。次に、トランス異性体を酢酸エチルのゲル化によって以下のようにして容易に分離した。上記混合物46gを250mlの熱酢酸エチルに溶解した後、約60℃に加熱した。全体を約25℃の室温に冷却すると、該混合物はセミハードゲルとなった。ろ過と乾燥により、トランス異性体生成物であるトランス−4−t−ブチル−1−フェニル−シクロヘキサノールの高濃縮サンプル(nmrで約90%)が得られる。当該生成物のt−ブチルのnmr信号は、標準物質のTMSに対し0.8ppmに現れる。当該一連のプロセスを反復することにより、158℃の融点を有する純度約99.7%の純異性体が得られる(融点報告値158〜159℃、Edgar W.Garbisch,Jr.及びDennis B.Patterson、J.Am.Chem.Soc.,53,4978,1988)。
【0036】
実施例II−IV.
3重量%のBASF社製ネオパンブルー(Neopan Blue)と、95〜96重量%のIsopar Lと、約0.5から約2%のトランス−4−t−ブチル−1−フェニル−シクロヘキサノールとの混合物を攪拌しながら約10分間加熱し(80℃)、ゲル化インクのシリーズを調製した。約25℃の室温に冷却後の粘度とゲル化点(冷却時)を、TA Instrument社製Carrim−Med CSL−100レオメータで測定した。これを表1に示す。ηは粘度を、cpはセンチポイズを表す。
【0037】
【表1】
Figure 0004233668
実施例V−XI.
3重量%のBASF社製スーダンレッド(Sudan Red)と、Isopar Lと2−ステアリル−5−エチル−5−メトキシステアレート−オキサゾリン又はVybarやEP−700(Petrolite社製)などのポリエチレンワックスのいずれかを含む固体ビヒクルと、約1から約2%の上記トランス−4−t−ブチル−1−フェニル−シクロヘキサノールとの混合物を攪拌しながら約10分間加熱し(125℃)、ゲル化インクのシリーズを調製した。ビヒクルはインクの95重量%を占める。2種のビヒクルの使用比率は表2の( )内に示した。
【0038】
【表2】
Figure 0004233668
粘度とゲル化点(冷却時)は、TA Instrument社製Carrim−Med CSL−100レオメータで測定した。上記インクはすべて、アコースティックプリンティングテスト装置を用いて普通紙上に80℃で吐出させた。
【0039】
本発明のインクをアコースティックジェットプリンタに使用すると、優れた解像度と、100%に近い優れた耐水性と、MFLEN値で約0から5といった最小限の色間のにじみと、優れた耐久性と、比較的低濃度の染料で約1.2から約2といった高光学濃度を有する画像が得られ、プリンティング後の基板のカールも最小限に抑えられた。

Claims (2)

  1. アコースティックインクジェットプリンタに、ビヒクルと、着色剤と、疎水性ゲル化成分と、を含むインクを組み込むことを特徴とするプリンティングプロセス。
  2. (a)自由表面を有する液体インクの液溜めと、前記インクの自由表面を集束音響放射で放射してオンデマンド方式で個々のインク滴をエジェクタから吐出するための1つ以上の液滴エジェクタを含むプリントヘッドとを有するアコースティックインクプリンタにおいて、前記放射は、焦点面に有限胴部直径で集束され、前記インクは、ビヒクルと、着色剤と、疎水性ゲル化成分とを含むインクであるアコースティックインクプリンタを用意し、(b)前記インクの液滴を約50℃から約125℃の温度で像様のパターンに記録紙上に吐出させることを特徴とするプロセス。
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