JP4231750B2 - 計量機能を有する容器 - Google Patents

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本発明は、計量機能を有する容器、詳しくは、粉粒物や小片物などを計量して排出することのできる機能を追加した計量機能を有する容器に関する。
粉ミルク、粉石鹸、ふりかけ食品、ペットフード、茶葉、入浴剤などの粉粒物や小片物などは、それらを入れた容器から必要量を小分けして使用している。そして、小分けする手段として、従来は、一定量を計り取ることのできる計量スプーンを使って容器の内容物をすくい出したりしていた。また、内容物が液体である場合には、容器に装着したキャップ型の蓋の内部に有底筒体でなる所定容積の計量容器を取り付け、容器を倒立させてその計量容器に液体を計り取った後、容器から蓋を外して計計容器内の液体を排出するようにしたものもあった(たとえば特許文献1参照)。
特開2003−20057号公報
しかしながら、計量スプーンを使って一定量の内容物をすくい取る場合は、計量スプーンが余分に必要になり、その計量スプーンを予め容器の内部に入れて商品を提供しなければならないという煩わしさがあった。また、特許文献1に見られるように、蓋の内部に別の計量容器を取り付けたものでは、計量容器が大きいと蓋も大きくせざるを得なくなって、蓋が必要以上に大きくなりやすいという欠点があった。
本発明は以上の状況や欠点に鑑みてなされたものであり、それほど正確な計量を必要としないが、ある程度の目安量を小分けして排出するという操作を、計量スプーンや蓋に取り付けた計量容器を用いずに容易に行うことのできる計量機能を有する容器を提供することを目的とする。
また、本発明は、蓋体を容器本体に装着したままスライドさせて当該容器を振り動かすといった簡便な操作を行うだけで、内容物を小分けすることができ、小分けした内容物を排出することのできる計量機能を備えた容器を提供することを目的とする。
特に、本発明は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、その他の量販店などで食品や茶葉、入浴剤などの粉粒物や小片物を入れて販売することに汎用的に使用されている浅底のプラスチックトレイでなる蓋付き容器の形状を基本として、そのような形状の容器に内容物の小分け機能ないし計量機能を持たせることのできる計量機能を有する容器を提供することを目的とする。
本発明に係る計量機能を有する容器は、合成樹脂成形体でなり、円弧状の開口縁を有し、平面視円形で、かつ有底の容器本体と、合成樹脂成形体でなり、上記容器本体に脱着されてその容器本体の開口を開閉し、かつ、上記容器本体の開口縁に対してスライド自在な、平面視円形の蓋体とを備えるものを対象としている。
本発明では、上記容器本体にその内部空間を主室と、その主室に収容した内容物の一部を小分けして排出するための小分け室とに仕切る仕切り壁がさらに備わり、上記蓋体には、その蓋体を容器本体の開口縁に対して回転方向にスライドさせることによって上記仕切り壁の上縁の全長部分に対峙する仕切り位置とその仕切り位置から偏った非仕切り位置との間で変位可能な掻取り部と、この掻取り部と共に合成樹脂で一体成形され、掻取り部が仕切り位置に位置しているときに上記主室を閉じ、かつ、上記掻取り部が非仕切り位置に位置しているときに上記仕切り壁の上側に内容物の流通空間を形成して上記主室と上記小分け室とを連通させる蓋主部と、上記掻取り部に連設して延び出され、掻取り部と共に合成樹脂で一体成形され、掻取り部との連設箇所のところで開閉することができ、掻取り部が仕切り位置に位置しているときに上記小分け室に対向する補助蓋とが備わっている
この容器では、蓋体をスライドさせてその掻取り部を容器本体の仕切り壁に対峙する仕切り位置に変位させると、蓋主部によって容器本体の主室が閉じられ、補助蓋が小分け室に対向する。補助蓋は開閉可能である。そのため、容器本体を傾けるなどすると、小分け室に入っている内容物が蓋体の口部から排出される。なお、このときには、容器本体の主室が蓋体の蓋主部によって閉じられているので、主室の内容物がこぼれ落ちることはない。
また、蓋体をスライドさせてその掻取り部を仕切り位置から偏った非仕切り位置に変位させることによって、蓋主部によって形成されている内容物の流通空間を仕切り壁の上側に位置させ、その状態で容器を振り動かしたりすると、容器本体の主室に収容されている内容物が仕切り壁を乗り越えながら上記流通空間を経て小分け室に入る。そして、十分な量の内容物を小分け室に入れた後、蓋体をスライドさせてその掻取り部を容器本体の仕切り壁に対峙する仕切り位置に変位させると、仕切り部に入った余剰の内容物が掻取り部によって主室に戻され、小分け室にその内容積に見合った量の内容物が残り、これによって内容物が小分けされる。
本発明では、掻取り部が仕切り位置で上記仕切り壁の上縁の全長部分に重なり合い、かつ、その掻取り部は、上記仕切り壁の上縁と擦れあって仕切り位置と非仕切り位置との相互間で変位するようになっていることが望ましく、これによれば、小分け室によって計り取られる内容物の量の正確度が向上する。
本発明では、蓋体に掻取り部との連設箇所のところで開閉することができ、掻取り部が仕切り位置に位置しているときに上記小分け室に対向する補助蓋が備わり、その補助蓋が掻取り部と共に合成樹脂で一体成形されている、という構成を採用しているので、小分け室に内容物を計り取った後で容器を振り動かしたりしても、その小分け室を閉じている補助蓋によって小分けされた内容物がこぼれ落ちることが防止される。
本発明では、容器本体と蓋体とのそれぞれが平面視円形の合成樹脂成形体でなり、蓋体が容器本体の開口縁に対して環状経路を往復方向にスライド自在である、という構成を採用しているこの発明の作用については後述する実施形態を参照して詳細に説明する。
本発明に係る計量機能を有する容器は、容器の内容物のほぼ一定量を小分けして排出するという操作を、計量スプーンや蓋に取り付けた計量容器を用いずに容易に行うことができるので、粉ミルク、粉石鹸、ふりかけ食品、ペットフード、茶葉、入浴剤などの粉粒物や小片物などの小分けして使用するものを収容する容器としてきわめて有益である。また、蓋体を容器本体に装着したままスライドさせて当該容器を振り動かすといった簡便な操作を行うだけで、内容物を小分けすることができ、しかも、小分けした内容物を排出することができるので、使用勝手がよい。特に、本発明を、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで食品や茶葉、入浴剤などの粉粒物や小片物を入れて販売することに汎用的に使用されている浅底のプラスチックトレイでなる蓋付き容器に適用すると、そのような汎用的な容器に内容物の小分け機能ないし計量機能を持たせることができるという利便がある。
図1は参考形態に係る計量機能を有する容器Vの概略斜視図、図2は蓋体5の掻取り部57を非仕切り位置にスライドさせた状態での上記容器Vの断面図、図3は蓋体5の掻取り部57を仕切り位置にスライドさせた状態での上記容器Vの断面図である。
この容器Vは、透明なプラスチック成形体(合成樹脂成形体)でなる浅底タイプの容器本体1とこの容器本体1に脱着されてその容器本体1の開口を開閉する蓋体5とを備えている。
容器本体1は、平面視略矩形であって、その周囲壁11の上縁で外側に張り出した鍔部によって開口縁12が形成されている。そして、その長手方向中間部分に、容器本体1の内部空間を横切る仕切り壁13が一体に備わっていて、この仕切り壁13の上縁13aが周囲壁11の開口縁12よりも少し低位に位置している。仕切り壁13は、容器本体1の内部空間を主室15とその主室15よりも内容積の小さな小分け室16とに仕切るために形成されている。
蓋体5は、容器本体1の周囲壁11に嵌合可能な略矩形環状に形作られた溝形の凹入部51を有し、その凹入部51の外周上端に外側へ張り出した略矩形環状の鍔部52が備わっている。この鍔部52は、前後方向片側部位52aが同方向他側部位52bよりも短くなるように欠除されてその欠除箇所が口部53として形成されている。また、蓋体5では、凹入部51によって囲まれた箇所が膨らみ部54として形成されている。この蓋体5は、その凹入部51を容器本体1の周囲壁11に嵌合させて鍔部52の左右の各部位52c,52cを容器本体1の開口縁12に重ね合わせることによって容器本体1に装着される。この装着状態では、蓋体5の凹入部51が容器本体1の周囲壁11により直線状経路を前後に案内されて往復方向にスライド自在となる。そして、図2のように、蓋体5が前方へスライドされてその凹入部51の前端が容器本体1の周囲壁11の前端に当たった状態では、凹入部51の前端が容器本体1の仕切り壁13よりも前側に偏った箇所に位置し、かつ、容器本体1の主室15と小分け室16との全体が、凹入部51と鍔部52の他側部位52bと膨らみ部54とによって形成される蓋本体部55によって覆われる。これに対し、図3のように、蓋体5が後方へスライドされてその凹入部51の後端が容器本体1の周囲壁11の後端に当った状態では、凹入部51の前端が容器本体1の仕切り壁13の上縁13aに重なり合い、口部53が容器本体1の小分け室16を開放し、凹入部51と膨らみ部54とによって形成される蓋主部56が容器本体1の主室15を閉じる。
ここで、蓋体5の凹入部51の前端は掻取り部57を形成しており、図3のようにこの掻取り部57が容器本体1の仕切り壁13の上縁13aに重なり合って対峙しているときの掻取り部57の位置が仕切り位置である。これに対し、図2のように蓋体5を容器本体1の開口縁12に対して前方へスライドさせることによって掻取り部57を仕切り壁13の前側へ偏らせたときの掻取り部57の位置が非仕切り位置である。したがって、図3のように蓋体5を後方Rへスライドさせて掻取り部57を仕切り位置にしたときには、掻取り部57が容器本体1の仕切り壁13に重なり合って対峙すると共に、容器本体1の小分け室16が蓋体5の口部53によって開放され、かつ、容器本体1の主室15が蓋主部56(凹入部51と膨らみ部54)によって閉じられる。これに対し、図2のように蓋体5を前方Fへスライドさせて掻取り部57を非仕切り位置にしたときには、掻取り部57が容器本体1の仕切り壁13の前側に偏ると共に、仕切り壁13の上側に、膨らみ部54によって形成される内容物の流通空間Sが位置して主室15と小分け室16とがその流通空間Sによって連通し、かつ、蓋本体部55(凹入部51と鍔部52の他側部位52bと膨らみ部54)が主室15と小分け室16とを閉じる。
以上のように構成された容器にVにおいて、容器本体1には、蓋体5を取り外した状態で、粉ミルク、粉石鹸、ふりかけ食品、ペットフード、茶葉、入浴剤などの粉粒物や小片物などの流動性を備えた物が収容され、その後で、蓋体5を容器本体1に装着する。そして、店頭などではその状態で陳列される。このときには、図2のように掻取り部57が非仕切り位置に位置して蓋体5の蓋本体部55が容器本体1の主室15と小分け室16とを閉じている。
内容物を小分けして排出するときには、蓋体5を後方Rへスライドさせて掻取り部57を図3のように仕切り位置に位置させることにより、蓋体5の口部53で容器本体1の小分け室16を開放してから容器Vを傾けるなどして小分け室53の内容物Mを排出する。
この場合、図2のように、蓋体5の蓋本体部55で容器本体1の主室15と小分け室16とを閉じているときに、小分け室16で余剰の内容物Mが盛り上がっているようにときには、図3のように蓋体5を後方Rへスライドさせて掻取り部57を非仕切り位置から仕切り位置まで移動させる操作により、掻取り部57が小分け室16で盛り上がっている余剰の内容物Mを仕切り壁13を越えて主室15側に押し戻す。そのため、図3のように口部53が小分け室16を開放したときには、小分け室16にはその内容積に見合った量の内容物Mが入っているだけであるので、容器Vを傾けるなどして小分け室53の内容積に見合う量の内容物Mが排出される。
また、内容物Mを小分けして排出するのに際して、小分け室16に十分な量の内容物が入っていないようなときには、図2のように蓋体5の蓋本体部55で容器本体1の主室15と小分け室16とを閉じているときに、容器Vを振り動かすなどして、主室15の内容物Mを、膨らみ部54によって形成されている内容物の流通空間Sを経て主室15から小分け室16に十分な量だけ送り込み、その後、蓋体5を後方Rへスライドさせる。
図4は本発明の実施形態に係る計量機能を有する容器Vの平面図、図5は図4のV−V線断面図、図6は蓋体5の掻取り部57を非仕切り位置にスライドさせた状態での上記容器Vの断面図である。
この容器Vは、透明なプラスチック成形体(合成樹脂成形体)でなる容器本体1とこの容器本体1に脱着されてその容器本体1の開口を開閉する蓋体5とを備えている。
容器本体1は、平面視円形であって、その周囲壁11の上縁で外側に張り出した鍔部によって開口縁12が形成されている。そして、その直径方向中間部分に、容器本体1の内部空間を横切る仕切り壁13が一体に備わっていて、この仕切り壁13の上縁13aが周囲壁11の開口縁12よりも少し低位に位置している。仕切り壁13は、容器本体1の内部空間を主室15とその主室15よりも内容積の小さな小分け室16とに仕切るために形成されている。
蓋体5は、容器本体1の周囲壁11に嵌合可能な円弧状に形作られた溝形の凹入部51を有し、その凹入部51の外周上端に外側へ張り出した円弧状の鍔部52が備わっている。また、円弧状の凹入部51の端部相互間に亘ってまっすぐな掻取り部57が溝形に形作られていて、この掻取り部57の外側部分が口部53とされている。この実施形態では、口部53に、掻取り部57に一体に連設して延び出された板片状の補助蓋59が配備されていて、その補助蓋59を掻取り部57との連設箇所aのところで開閉することができるようになっている。
また、蓋体5では、円弧状の凹入部51とまっすぐな掻取り部57とによって囲まれた箇所が膨らみ部54として形成されている。この蓋体5は、円弧状の凹入部51を容器本体1の周囲壁11に嵌合させて鍔部52を容器本体1の開口縁12に重ね合わせることによって容器本体1に装着される。この装着状態では、蓋体5の凹入部51が容器本体1の周囲壁11により環状経路を周方向に案内されて往復方向にスライド自在となる。そして、容器本体1に装着した蓋体5を回転させて特定の位置にした場合には、図4又は図5のように、蓋体5の掻取り部57が容器本体1の仕切り壁13の上縁13aに重なり合って対峙した仕切り位置となるのに対し、容器本体1に装着した蓋体5を回転させて上記した特定の位置以外の箇所にした場合には、図6のように掻取り部57が仕切り壁13に交差する姿勢位置に偏ったり、あるいは、図示していないけれども、掻取り部57が仕切り壁13から離れた位置に偏ったりする。このように掻取り部57が仕切り壁13から偏っているときの位置が非仕切り位置である。したがって、図4又は図5のように蓋体5を周方向にスライドさせて掻取り部57を仕切り位置にしたときには、掻取り部57が容器本体1の仕切り壁13に重なり合って対峙すると共に、容器本体1の小分け室16が蓋体5の口部53に配備されている補助蓋61よって閉じられ、かつ、容器本体1の主室15が、凹入部51と膨らみ部54とによって形成される蓋主部56によって閉じられる。これに対し、図6のように蓋体5を周方向にスライドさせて掻取り部57を仕切り壁13と交差する非仕切り位置にしたときには、仕切り壁13の上側に、膨らみ部54によって形成される内容物の流通空間が位置して主室15と小分け室16とがその流通空間Sによって連通し、かつ、凹入部51と掻取り部57と膨らみ部54とによって形成される蓋本体部55及び補助蓋61が主室15と小分け室16とを閉じる。
以上のように構成された容器にVにおいて、容器本体1には、蓋体5を取り外した状態で、粉ミルク、粉石鹸、ふりかけ食品、ペットフード、茶葉、入浴剤などの粉粒物や小片物などの流動性を備えた物が収容され、その後で、蓋体5を容器本体1に装着する。そして、店頭などではその状態で陳列される。
内容物を小分けして排出するときには、蓋体5を周方向にスライドさせて掻取り部57を図4又は図5のように仕切り位置に位置させた後、図5に仮想線で示したように補助蓋61を開いて蓋体5の口部53で容器本体1の小分け室16を開放してから容器Vを傾けるなどして小分け室53の内容物を排出する。
この場合、図6のように蓋体5の蓋本体部55及び補助蓋61で容器本体1の主室15と小分け室16とを閉じているときに、小分け室16で余剰の内容物が盛り上がっているようにときには、図4又は図5のように蓋体5を周方向にスライドさせて掻取り部57を非仕切り位置から仕切り位置まで移動させる操作により、掻取り部57が小分け室16で盛り上がっている余剰の内容物を仕切り壁13を越えて主室15側に押し戻す。そのため、図5のように補助蓋61を開けることによって口部53が小分け室16を開放したときには、小分け室16にはその内容積に見合った量の内容物Mが入っているだけであるので、容器Vを傾けるなどして小分け室53の内容積に見合う量の内容物が排出される。
また、内容物Mを小分けして排出するのに際して、小分け室16に十分な量の内容物が入っていないようなときには、図6のように蓋体5の蓋本体部55及び補助蓋61で容器本体1の主室15と小分け室16とを閉じているときに、容器Vを振り動かすなどして、主室15の内容物を、矢印Xのように、膨らみ部54によって形成されている内容物の流通空間を経て主室15から小分け室16に十分な量だけ送り込み、その後、蓋体5を後方Rへスライドさせる。
なお、図1〜図6では、同一又は相応する部分に同一符号を付すことによって説明を簡略にした。
参考形態に係る計量機能を有する容器の概略斜視図である。 参考形態に係る蓋体の掻取り部を非仕切り位置にスライドさせた状態での容器の断面図である。 参考形態に係る蓋体の掻取り部を仕切り位置にスライドさせた状態での容器の断面図である。 本発明の実施形態に係る計量機能を有する容器の平面図である。 図4のV−V線断面図である。 本発明の実施形態に係る蓋体の掻取り部を非仕切り位置にスライドさせた状態での容器の断面図である。
符号の説明
1 容器本体
5 蓋体
12 容器本体の開口縁
13 仕切り壁
13a 仕切り壁の上縁
15 主室
16 小分け室
53 口部
54 膨らみ部
55 蓋本体部
56 蓋主部
57 掻取り部
61 補助蓋
M 内容物
S 内容物の流通空間
V 計量機能を有する容器

Claims (2)

  1. 合成樹脂成形体でなり、円弧状の開口縁を有し、平面視円形で、かつ有底の容器本体と
    合成樹脂成形体でなり、上記容器本体に脱着されてその容器本体の開口を開閉し、かつ、上記容器本体の開口縁に対してスライド自在な、平面視円形の蓋体とを備える、計量機能を有する容器において、
    上記容器本体にその内部空間を主室と、その主室に収容した内容物の一部を小分けして排出するための小分け室とに仕切る仕切り壁がさらに備わり
    上記蓋体には、
    の蓋体を容器本体の開口縁に対して回転方向にスライドさせることによって上記仕切り壁の上縁の全長部分に対峙する仕切り位置とその仕切り位置から偏った非仕切り位置との間で変位可能な掻取り部と、
    この掻取り部と共に合成樹脂で一体成形され、掻取り部が仕切り位置に位置しているときに上記主室を閉じ、かつ、上記掻取り部が非仕切り位置に位置しているときに上記仕切り壁の上側に内容物の流通空間を形成して上記主室と上記小分け室とを連通させる蓋主部と、
    上記掻取り部に連設して延び出され、掻取り部と共に合成樹脂で一体成形され、掻取り部との連設箇所のところで開閉することができ、掻取り部が仕切り位置に位置しているときに上記小分け室に対向する補助蓋が備ていることを特徴とする計量機能を有する容器。
  2. 掻取り部が仕切り位置で上記仕切り壁の上縁の全長部分に重なり合い、かつ、その掻取り部は、上記仕切り壁の上縁と擦れあって仕切り位置と非仕切り位置との相互間で変位するようになっている請求項1に記載した計量機能を有する容器。
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