JP4229810B2 - 通信試験装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の通信試験装置の原理図である。
図に示すように通信試験装置1は、データフレーム生成手段1a、連続番号付加手段1b、試験データ付加手段1c、送信手段1d、受信手段1e、連続番号判断手段1f、および試験データ比較手段1gを有している。中継装置2は、ネットワークに接続されて通信を行う装置で、例えば、ルータやスイッチ、ハブである。中継装置2は、第1の通信プロトコルに対応した第1のデータフレームおよび第2の通信プロトコルに対応した第2のデータフレームの両方で通信することができる。通信試験装置1と中継装置2は、光ケーブルまたは電気ケーブルで接続されている。図には通信試験装置1と中継装置2とで送受信がされる第1のデータフレーム3a,3b,3d,3gおよび第2のデータフレーム3c,3f,3eが示してある。
連続番号付加手段1bは、第1のデータフレームと第2のデータフレームとにまたがって、連続した番号を付加する。
送信手段1dは、第1のデータフレームおよび第2のデータフレームを、付加されている番号の順に中継装置2に送信する。なお、図1においては、番号は、第2のデータフレーム3e,3f、第1のデータフレーム3g、…、第1のデータフレーム3b、第2のデータフレーム3c、第1のデータフレーム3d、…第1のデータフレーム3aの順に連続して付加されている。
連続番号判断手段1fは、第1のデータフレームおよび第2のデータフレームが、付加されている番号の順に受信されたか否かを判断する。
図2は、本発明の通信試験装置の適用例を示した図である。
図に示すように通信試験装置は、本体10とコンソール11とから構成されている。通信試験装置の本体10と中継装置12は、光ケーブルまたは電気ケーブルで接続されている。
次に、通信試験装置の本体10のハードウェア構成について説明する。
図に示すように本体10は、CPU10bによって装置全体が制御されている。CPU10bには、バス10iを介してFPGA(Field Programmable Gate Array)10a、ROM10c、RAM10d、MACデバイス10e、通信I/F10hが接続されている。MACデバイス10eには、PHYデバイス10fが接続され、PHYデバイス10fには、回線I/F10gが接続されている。
ここで、IPv6の通信プロトコルに対応するデータフレーム、IPv4の通信プロトコルに対応するデータフレームについて説明する。まず、IPv4の通信プロトコルに対応するデータフレームについて説明する。
図に示すデータフレーム21は、IPv4の通信プロトコルに対応するデータフレームで、OSI参照モデルの第2層から第4層の部分が示されている。データフレーム21は、MAC(Media Access Control)ヘッダ21a、IPv4ヘッダ21b、UDP(User datagram protocol)ヘッダ21c、およびUDPデータグラム21dに分けることができる。
図5は、VLANタグを有するIPv4のデータフレームのフレームフォーマットを示した図である。
図6は、IPv6のデータフレームのフレームフォーマットを示した図である。
図に示すデータフレーム23は、IPv6の通信プロトコルに対応するデータフレームで、OSI参照モデルの第2層から第4層の部分が示されている。データフレーム23は、MACヘッダ23a、IPv6ヘッダ23b、UDPヘッダ23c、およびUDPデータグラム23dに分けることができる。
図7は、VLANタグを有するIPv6のデータフレームのフレームフォーマットを示した図である。
図8は、FPGAの機能ブロック図である。
図に示すようにFPGA10aは、IPv4とIPv6のデータフレームを混在して生成するIPv4/IPv6デュアルスタックフレーム生成部30、中継装置12から受信したデータフレームが適正か否かを検査するIPv4/IPv6デュアルスタックフレーム検査部40、データフレームが適正でなかった場合、適正でなかったデータフレームの前後のデータフレームを記憶するフレーム蓄積部50、生成されたデータフレームを、MACデバイス10e、PHYデバイス10f、および回線I/F10gを介して中継装置12に送信する送信MACインターフェース60、および中継装置12からデータフレームを、回線I/F10g、PHYデバイス10f、およびMACデバイス10eを介して受信する受信MACインターフェース70を有している。
レジスタ部53は、CPU10bからデータが設定される。また、レジスタ部53は、フレーム蓄積部50の各部によってデータが書き込まれる。レジスタ部53に書き込まれたデータは、CPU10bによって読み出される。レジスタ部53は複数のレジスタからなり、複数のデータを一時記憶する。
図に示すようにMACヘッダ生成部31は、MACDA生成部31a、MACSA生成部31b、VLANTag生成部31c、およびFrameType生成部31dを有している。
図には、固定値のMAC_DAの生成、および巡回値のMAC_DAの生成を説明する表81が示してある。表81に示すように、MAC_DAは、固定値、巡回値ともに48ビットで表される。
図には、VLANタグの生成を説明する表82が示してある。VLANタグの値は、レジスタ部39に設定するデータで変更することができる。VLANタグの値は、レジスタ部39に設定されるデータが変更されるまで可変されない固定値である。
図12は、Frame_Typeの生成を説明する図である。
IPv4ヘッダ情報生成部32aは、IPv4ヘッダのヘッダ情報を生成する。ヘッダ情報は、IP_Ver.、IPヘッダ長、TOS、Total_Length、Identification、Flag、Fragment_Offset、Time_To_Live、Protocol、およびHeader_Checksumである。また、IPv4ヘッダ情報生成部32aは、IPv4ヘッダのIP_SA、IP_DAを生成する。
図には、IPv4ヘッダ情報の生成を説明する表84が示してある。表84に示すように、ヘッダ情報のIP_Ver.は4ビットで表され、IPv4であることを示す0x4となる。IPヘッダ長は4ビットで表され0x5となる。TOSは8ビットで表され0x00となる。Total_Lengthは16ビットで表されるデータフレームの長さとなる。Identificationは16ビットで表され0x0000となる。Flagは3ビットで表され0x0となる。Fragment_Offsetは13ビットで表され0x000となる。Time_To_Liveは8ビットで表され0x20となる。Protocolは8ビットで表され0x11となる。Header_Checksumは16ビットで表されIPv4ヘッダのチェックサム値となる。なお、Total_LengthとHeader_Checksumの値は、ハードウェアによって計算される。その他のIPv4ヘッダ情報の値は、例えば、ハードウェアに固定値として設定される。
図には、固定値のIP_DAの生成、および巡回値のIP_DAの生成を説明する表85が示してある。表85に示すように、IP_DAは、固定値、巡回値ともに32ビットで表される。
IPv6ヘッダ情報生成部33aは、IPv6ヘッダのヘッダ情報を生成する。ヘッダ情報は、Ver.、Traffic_Class、Flow_Label、Payload_Length、Next_Header、Hop_Limit、およびHeader_Checksumである。また、IPv6ヘッダ情報生成部33aは、IPv6ヘッダのIP_SA、IP_DAを生成する。
図には、IPv6ヘッダ情報の生成を説明する表86が示してある。表86に示すように、Ver.は4ビットで表され、IPv6であることを示す0x6となる。Traffic_Classは8ビットで表され0x00となる。Flow_Labelは20ビットで表され0x00000となる。PayLoad_Lengthは16ビットで表されるペイロードの長さとなる。Next_Headerは8ビットで表され0x11となる。Hop_Limitは8ビットで表され0xFFとなる。なお、Payload_Lengthの値は、ハードウェアによって計算される。その他のIPv6ヘッダ情報の値は、例えば、ハードウェアに固定値として設定される。
図には、固定値のIP_DAの生成、および巡回値のIP_DAの生成を説明する表87が示してある。表87に示すように、IP_DAは、固定値、巡回値ともに128ビットで表される。
図17は、UDPヘッダの生成を説明する図である。
シーケンシャル番号生成部35aは、16ビットのすべてが0のPN_PADDING、チェックデータパターンが試験データであることを示すPN_ID、チェックデータパターンの長さを示すPN_LENGTH、および連続した番号のPN_SEQを生成する。
図には、PN_IDの生成を説明する表89が示してある。表89に示すように、PN_IDの値は32ビットで表され、レジスタ部39に設定されるデータが反映される。レジスタ部39にUDPデータグラムが試験データであることを示す値を書き込むことによって、PN_IDは、UDPデータグラムのチェックデータパターンが試験データであることを示すこととなる。
図に示すようにPN_SEQは、32ビットで表される。PN_SEQは、0x00000000から1ずつインクリメントした値に1を加算した値である。PN_SEQは、0xFFFFFFFFの次には0x00000000となって、再び1ずつインクリメントした値となる。
図には、チェックデータパターンの生成を説明する表90が示してある。表90に示すように、チェックデータパターンが固定値の場合、チェックデータパターン生成部35bは、レジスタ部39で指定される32ビットの値をチェックデータパターンとして生成する。レジスタ部39に指定されるデータは、試験者によりコンソール11から送られる。
図には、エラー挿入を説明する表91が示してある。エラー挿入部35cは、レジスタ部39に設定されるデータに基づいて、生成されたチェックデータパターンにビットエラーを挿入する。エラー挿入位置は、1ワード目の最上位ビット(ビット31)に挿入する。また、エラー挿入部35cは、レジスタ部39に設定されるデータに基づいて、シーケンシャル番号が1つ飛ばしてデータフレームに付加されるようにする。また、エラー挿入部35cは、レジスタ部39に設定されるデータに基づいて、シーケンシャル番号が2個連続してデータフレームに付加されるようにする。
IPv4フレーム調整部36a、IPv6フレーム調整部36bは、レジスタ部39に設定されたデータに基づいて、デュアルスタックフレーム多重部38が生成するIPv4のデータフレームとIPv6のデータフレームの全体の負荷率を決定する。また、IPv4フレーム調整部36a、IPv6フレーム調整部36bは、レジスタ部39に設定されたデータに基づいて、IPv4、Ipv6のデータフレームの生成比率を決定する。生成比率は、レジスタ部39に設定されるデータに基づいて、固定値にするかランダムにするかを決めることができる。
図には、生成比率を説明する表92が示してある。IPv4フレーム調整部36a、IPv6フレーム調整部36bは、レジスタ部39に設定されたデータに基づいて、負荷率を決め、レジスタ部39に設定されたデータに基づいて、IPv4とIPv6の生成比率を決める。例えば、IPv4フレーム調整部36a、IPv6フレーム調整部36bは、レジスタ部39に設定されたデータに基づいて、負荷率が50%、IPv4とIPv6のデータフレームの生成比率が40%、60%と決定する。
IPv4フレーム長調整部37a、IPv6フレーム長調整部37bは、レジスタ部39に設定されるデータに基づいて、データフレームを固定値のフレーム長またはランダムのフレーム長にするかを決定する。データフレームを固定値のフレーム長にする場合、IPv4フレーム長調整部37aは、レジスタ部39に設定されたデータに基づいて、デュアルスタックフレーム多重部38が生成するIPv4のデータフレームのフレーム長を決定する。IPv6フレーム長調整部37bは、レジスタ部39に設定されたデータに基づいて、デュアルスタックフレーム多重部38が生成するIPv6のデータフレームのフレーム長を決定する。
図には、フレーム長を説明する表93が示してある。固定値のフレーム長のデータフレームを生成する場合、IPv4フレーム長調整部37a、IPv6フレーム長調整部37bは、レジスタ部39に設定されたデータに基づいてフレーム長を決定する。例えば、IPv4フレーム長調整部37aは、デュアルスタックフレーム多重部38が生成するIPv4のデータフレームのフレーム長が、64バイトとなるように決定する。IPv6フレーム長調整部37bは、デュアルスタックフレーム多重部38が生成するIPv6のデータフレームのフレーム長が、1518バイトとなるように決定する。
図9に示すデュアルスタックフレーム多重部38は、各部から生成されるヘッダおよびデータをつなぎ合わせ、図4〜図7に示したデータフレームを1つずつ生成する。デュアルスタックフレーム多重部38は、ランダムにIPv4およびIPv6のデータフレームを生成する。ただし、負荷率調整部36の指示する負荷率および生成比率でIPv4、IPv6のデータフレームをランダムに生成する。また、フレーム長調整部37の指示するフレーム長でIPv4、IPv6のデータフレームを生成する。
図24は、図8のIPv4/IPv6デュアルスタックフレーム検査部の詳細な機能ブロック図である。
バージョン検査部41aは、受信されたデータフレームのMACヘッダのFrame_Typeが0x0800であるか否かを検査する。Frame_Typeが0x0800であった場合、バージョン検査部41aは、IPv4ヘッダのバージョン検査をする。
図には、IPv4ヘッダのバージョン検査を説明する表94が示してある。バージョン検査部41aは、受信されたデータフレームのIPv4ヘッダのIP_Ver.と、期待値(0x4:バージョン4)とを比較する。バージョン検査部41aは、IPv4ヘッダのIP_Ver.が期待値と一致していない場合、検査対象外としてデータフレームを破棄する。また、バージョン検査部41aは、レジスタ部46にIPバージョンエラーの書き込みをする。
図26は、IPv4ヘッダのプロトコル種別検査を説明する図である。
図には、IPv4ヘッダのチェックサム検査を説明する表96が示してある。ヘッダチェックサム検査部41cは、IPv4ヘッダ内のチェックサムを算出し、IPv4ヘッダのHeader_Checksumの値と比較する。ヘッダチェックサム検査部41cは、算出したチェックサムの値と、IPv4ヘッダのHeader_Checksumの値が一致しない場合、受信されたデータフレームを破棄する。また、ヘッダチェックサム検査部41cは、レジスタ部46にHeader_Checksumエラーの書き込みをする。
バージョン検査部42aは、受信されたデータフレームのMACヘッダのFrame_Typeが0x86DDであるか否かを検査する。Frame_Typeが0x86DDであった場合、バージョン検査部42aは、IPv6ヘッダのバージョン検査をする。
図には、IPv6ヘッダのバージョン検査を説明する表97が示してある。バージョン検査部42aは、受信されたデータフレームのIPv6ヘッダのVer.と、期待値(0x6:バージョン6)とを比較する。バージョン検査部42aは、IPv6ヘッダのVer.が期待値と一致していない場合、検査対象外としてデータフレームを破棄する。また、バージョン検査部42aは、レジスタ部46にIPバージョンエラーの書き込みをする。
図には、IPヘッダのNext_Header検査を説明する表98が示してある。ネクストヘッダ検査部42bは、受信されたデータフレームのIPv6ヘッダのNext_Headerと、期待値(0x11:UDP)とを比較する。ネクストヘッダ検査部42bは、IPv6ヘッダのNext_Headerと期待値が一致していない場合、検査対象外としてデータフレームを破棄する。また、ネクストヘッダ検査部42bは、レジスタ部46にプロトコル種別エラーの書き込みをする。
フレームID検査部43aは、受信されたデータフレームのUDPデータグラムのPN_IDを検査する。フレームID検査部43aは、UDPデータグラムのPN_IDが、シーケンシャル番号生成部35aが生成したPN_IDに一致しているか否かを判断する。
図には、UDPデータグラムのPN_ID検査を説明する表99が示してある。フレームID検査部43aは、受信されたデータフレームのUDPデータグラムのPN_IDと、シーケンシャル番号生成部35aが生成したPN_ID(期待値)とを比較する。受信されたデータフレームのPN_IDと期待値とが一致しない場合、UDPデータグラムのチェックデータパターンは試験データではないとして、フレームID検査部43aは、受信されたデータフレームを破棄する。また、フレームID検査部43aは、レジスタ部46にフレームIDエラーの書き込みをする。
図には、データフレームの連続性検査を説明する表100が示してある。シーケンシャル番号検査部43bは、シーケンシャル番号の期待値と受信されたデータフレームのシーケンシャル番号を比較する。シーケンシャル番号検査部43bは、シーケンシャル番号生成部35aと同様の連続した番号の期待値を生成する。
図に示すようにシーケンシャル番号の期待値は、1、2、3、4、…である。IPv4、IPv6、IPv6、IPv4、…の順で受信されたデータフレームのシーケンシャル番号が1、2、3、3、…であったとする。この場合、4であるべきシーケンシャル番号が3となっている。また、シーケンシャル番号が3、3、…と重複している。従って、この例では、シーケンシャル番号検査部43bは、シーケンスエラーとフレーム重複エラーを検出する。
図には、チェックデータパターン検査を説明する表101が示してある。チェックデータパターン生成部35bが、ランダムのチェックデータパターンを生成している場合、データパターン検査部44は、チェックデータパターン生成部35bがPNパターンを生成している生成多項式と同じ生成多項式により、期待値を生成する。データパターン検査部44は、生成した期待値と、受信されたデータフレームのチェックデータパターンを比較する。期待値と受信されたデータフレームのチェックデータパターンとが一致しなかった場合、データパターン検査部44は、レジスタ部46にPNパターンビットエラーの書き込みをする。なお、図20においてチェックデータパターン生成部35bは、X31+X28+1の生成多項式を用いている。従ってこの場合、データパターン検査部44は、X31+X28+1の生成多項式を用いて期待値を生成する。
図24に示すように同期処理部45は、再同期処理部45aおよび非再同期処理部45bを有している。
図において、受信されたデータフレームは、シーケンシャル番号が1、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、…の順で受信されている。2のシーケンシャル番号のデータフレームが受信されるべきところに、3のシーケンシャル番号のデータフレームが受信され、エラーが発生している。通常であれば、シーケンシャル番号検査部43bは、2の期待値の次には3の期待値を生成する。しかし、再同期処理部45aは、エラーの発生したシーケンシャル番号3の次の番号である4の期待値を生成するように、シーケンシャル番号検査部43bを制御する。
非再同期処理部45bは、レジスタ部46によって非再同期処理が選択された場合、図に示すように連続した番号の期待値を生成するようにシーケンシャル番号検査部43bを制御する。非再同期処理では、再同期処理を行わずにチェックデータパターンの検査を強制的に続ける。再同期処理では、シーケンシャル番号のエラーや試験データのデータ化けが激しい場合、永遠に同期確立ができなくなる可能性があり、データフレームの検査を行うことができなくなる場合があるためである。このような場合に非再同期処理によって強制的にデータフレームの検査を続行する。
図36は、図8のフレーム蓄積部の詳細な機能ブロック図である。
図に示すようにエラー検出部51は、MACヘッダエラー検出部51a、IPv4ヘッダエラー検出部51b、IPv6ヘッダエラー検出部51c、および検査エラー検出部51dを有している。
図には、エラー検出の内容を説明する表102が示してある。各ヘッダのエラーを検出する検出内容が示してある。MACヘッダエラー検出部51aは、レジスタ部53に設定されたデータに基づいて、MACヘッダのMAC_DA、MAC_SA、またはFrame_Typeのエラーを検出する。IPv4ヘッダエラー検出部51bは、レジスタ部53に設定されたデータに基づいて、IPv4ヘッダのIP_Ver.、IPヘッダ長、TOS、Identification、Flag、Fragment_Offset、Time_To_Live、Protocol、IP_DA、またはIP_SAのエラーを検出する。IPv6ヘッダエラー検出部51cは、レジスタ部53に設定されたデータに基づいて、Ver.、Traffic_Class、Flow_Label、Next_Header、Hop_Limit、IP_DA、またはIP_SAのエラーを検出する。なお、上記エラーの検出は、IPv4/IPv6デュアルスタックフレーム生成部30で生成される各ヘッダと受信されたデータフレームの各ヘッダを比較することによって行われる。
図には、エラー検出の内容を説明する表103が示してある。検査エラー検出部51dは、IPv4/IPv6デュアルスタックフレーム検査部40より検出されたシーケンシャル番号のエラーおよびチェックデータパターンのエラーを検出する。
図8の機能ブロック図の動作について説明する。IPv4/IPv6デュアルスタックフレーム生成部30のデュアルスタックフレーム多重部38は、各生成部から生成されるMACヘッダ、IPv4ヘッダ、UDPヘッダ、およびUDPデータグラムをつなぎ合わせ、IPv4のデータフレームを生成する。また、デュアルスタックフレーム多重部38は、各生成部から生成されるMACヘッダ、IPv6ヘッダ、UDPヘッダ、およびUDPデータグラムをつなぎ合わせ、IPv6のデータフレームを生成する。デュアルスタックフレーム多重部38は、負荷率調整部36からの負荷率および生成比率、フレーム長調整部37からのフレーム長に応じて、IPv4、IPv6のデータフレームを生成する。
UDPデータグラム生成部35のシーケンシャル番号生成部35aは、シーケンシャル番号を生成する。チェックデータパターン生成部35bは、レジスタ部39に設定されるデータに基づいて、固定値、インクリメント、またはPNパターンのチェックデータパターンを生成する。エラー挿入部35cは、レジスタ部39に設定されるデータに基づいて、ビットエラー、シーケンスエラー、または重複エラーとなるエラーをチェックデータパターンに挿入する。
第1の通信プロトコルに対応した第1のデータフレームと第2の通信プロトコルに対応した第2のデータフレームとをランダムに生成するデータフレーム生成手段と、
前記第1のデータフレームと前記第2のデータフレームとにまたがって、連続した番号を付加する連続番号付加手段と、
前記第1のデータフレームと前記第2のデータフレームとに試験データを付加する試験データ付加手段と、
前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームを付加された前記番号の順に前記中継装置に送信する送信手段と、
前記中継装置から前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームを受信する受信手段と、
前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームが前記番号の順に受信されたか否かを判断する連続番号判断手段と、
受信された前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームに付加されている前記試験データと、前記試験データ付加手段が付加した前記試験データとを比較する試験データ比較手段と、
を有することを特徴とする通信試験装置。
(付記3) 前記試験データ比較手段は、前記生成多項式と同じ式に基づいて、前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームに付加されている前記試験データと比較するための期待値を生成することを特徴とする付記2記載の通信試験装置。
前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームが前記番号の順に受信されなかったときまたは前記試験データの比較が異なったとき、前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームが所定数記憶された後、前記記憶手段の記憶を停止する記憶制御手段と、
をさらに有することを特徴とする付記1記載の通信試験装置。
第1の通信プロトコルに対応した第1のデータフレームと第2の通信プロトコルに対応した第2のデータフレームとをランダムに生成し、
前記第1のデータフレームと前記第2のデータフレームとにまたがって、連続した番号を付加し、
前記第1のデータフレームと前記第2のデータフレームとに試験データを付加し、
前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームを付加された前記番号の順に前記中継装置に送信し、
前記中継装置から前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームを受信し、
前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームが前記番号の順に受信されたか否かを判断し、
前記試験データと受信された前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームに付加されている前記試験データとを比較する、
ことを特徴とする通信試験方法。
1a データフレーム生成手段
1b 連続番号付加手段
1c 試験データ付加手段
1d 送信手段
1e 受信手段
1f 連続番号判断手段
1g 試験データ比較手段
2,12 中継装置
3a,3b,3d,3g 第1のデータフレーム
3c,3f,3e 第2のデータフレーム
10 本体
10a FPGA
11 コンソール
21〜24 データフレーム
30 IPv4/IPv6デュアルスタックフレーム生成部
35 UDPデータグラム生成部
35a シーケンシャル番号生成部
35b チェックデータパターン生成部
36 負荷率調整部
37 フレーム長調整部
38 デュアルスタックフレーム多重部
40 IPv4/IPv6デュアルスタックフレーム検査部
43 シーケンシャル検査部
43b シーケンシャル番号検査部
44 データパターン検査部
45 同期処理部
50 フレーム蓄積部
51 エラー検出部
52 フレーム記憶部
Claims (5)
- ネットワークに接続される中継装置の通信試験をする通信試験装置において、
第1の通信プロトコルに対応した第1のデータフレームと第2の通信プロトコルに対応した第2のデータフレームとをランダムに生成するデータフレーム生成手段と、
前記第1のデータフレームと前記第2のデータフレームとにまたがって、連続した番号を付加する連続番号付加手段と、
前記第1のデータフレームと前記第2のデータフレームとに試験データを付加する試験データ付加手段と、
前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームを付加された前記番号の順に前記中継装置に送信する送信手段と、
前記中継装置から前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームを受信する受信手段と、
前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームが前記番号の順に受信されたか否かを判断する連続番号判断手段と、
受信された前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームに付加されている前記試験データと、前記試験データ付加手段が付加した前記試験データとを比較する試験データ比較手段と、
を有することを特徴とする通信試験装置。 - 前記連続番号判断手段は、前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームに付加されている前記番号と比較するための連続した値の期待値を生成することを特徴とする請求項1記載の通信試験装置。
- 受信された前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームをFIFO方式によって記憶する記憶手段と、
前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームが前記番号の順に受信されなかったときまたは前記試験データの比較が異なったとき、前記第1のデータフレームおよび前記第2のデータフレームが所定数記憶された後、前記記憶手段の記憶を停止する記憶制御手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1記載の通信試験装置。 - 試験データ付加手段は、外部から入力される指示によって、固定値の前記試験データ、1ずつ加算される前記試験データ、またはランダムな前記試験データを選択付加することを特徴とする請求項1記載の通信試験装置。
- データフレーム生成手段は、外部から入力される指示によって、前記第1のデータフレームと前記第2のデータフレームとの生成比率を制御することを特徴とする請求項1記載の通信試験装置。
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