JP4229748B2 - Sliding door - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は建物の通路口に備えられるスライド開きドアに関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の通路口に備えられるドアとしては、開き戸、引戸、折り畳みドア、アコーディオンドア等があり、ドア自体が横方向に移動自在であるスライド式ドア(例えば、特許文献1等参照)と、ドア自体が回動自在である開き式ドア(例えば、特許文献2等参照)とに大別される。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−12136号公報
【特許文献2】
特開平10−317801号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、開き式ドアによる場合、そのドアの回転半径内に障害物が存在すると、障害物に接触して開閉することができないという欠点がある。例えば、車椅子や運搬用の荷台が通路口を通行する際、それ自体がドアの障害物となることがあり、通路口を通行することが困難になる。
【0005】
一方、スライド式ドアによる場合、ドアをスライドさせて完全に閉じたとしても、そのドアの端部が張り出しており、これが通路口を通行する上で障害物になり得るという欠点がある。例えば、車椅子や運搬用の荷台が通路口を通ることができる横幅であるにもかかわらず、ドアの端部に接触して通路口を通行することが困難なケースがある。
【0006】
本発明は上記事情を鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、通行する上で障害になることが少ない新規なスライド開きドアを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のスライド開きドアは、建物の通路口に前後方向に並べて取り付けられる回動ドアとスライドドアとを有しており、スライドドアが回動ドアに対して閉位置から開位置にかけて横方向に移動可能である一方、回動ドアが閉位置から開位置にかけてスライドドアとともに回動可能なスライド開きドアであって、スライドドアの上端面に幅方向に形成された溝の回動ドア側の内部に配設された第1のローラと、スライドドアの前記溝の反回動ドア側の設けられた第2のローラと、スライドドアの前記溝の内部に配設されており且つ第2のローラを前記溝の内部から外部にかけて移動自在に支持する揺動ブラケットと、第2のローラが前記溝の外部に常時位置するように揺動ブラケットに対して付勢する弾性部材と、ドアの固定枠に取り付けられ且つ閉位置から開直前位置にかけて移動するスライドドアの第2のローラを案内するレール部材であって開直前位置のスライドドアの第2のローラを弾性部材の弾性力に抗して前記溝の内部にまで下降させるための下り傾斜面を有した第1のガイドレールと、回動ドアの上側近くのスライドドアの前記溝に入り込み可能な位置に設けられており且つ閉位置から開位置にかけて移動するスライドドアの第1のローラを案内する第2のガイドレールと、開位置にあるスライドドアの横方向の移動を規制し、回動ドアが閉位置にあるときに当該規制を解除するスライドドア規制機構とを具備している。
【0008】
スライドドア規制機構については、例えば、回動ドアの上端面に前後方向に移動自在に設けられたストッパー部材と、ストッパー部材の先端部がドアの固定枠の一部に接触し得る方向にストッパー部材に対して付勢する弾性部材とを有しており、ストッパー部材は、その先端部がドアの固定枠の一部に接触しない位置で、スライドドアの上端面に設けられた突起部材に係合する係合片を有している構成のものを用いると良い。
【0009】
好ましくは、第1のガイドレールをドアの固定枠の内部に取り付けるようにすることが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るスライド開きドアを図面を参照して説明する。図1は同スライド開きドアの正面図、図2は同スライド開きドアの模式的平面図、図3は同スライド開きドアの第1のガイドレール等を示す部分断面図、図4は同スライド開きドアの第2のガイドレール等を示す部分断面図、図5は同スライド開きドアを構成するスライドドアの上端面の溝に取り付けられるローラブロックを示す図であって、(a)は縦断面図、(b)は側面図、(c)は一部省略平面図、図6は同スライド開きドアを構成する回動ドアの上端面に取り付けられるスライドドア規制機構を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【0011】
本発明の実施の形態に係るスライド開きドアは、図1及び図2に示すように建物の通路口αに前後方向に並べて取り付けられる回動ドア100とスライドドア200とを有しており、スライドドア200が回動ドア100に対して閉位置から開位置にかけて横方向(図2中矢印方向)に移動可能である一方、回動ドア100が閉位置から開位置にかけてスライドドア200とともに90度以上の範囲で回動可能になっている。具体的には以下のような構成となっている。
【0012】
即ち、スライドドア200の上端面に幅方向に形成された溝201の回動ドア側の内部に配設されたローラ210、220(第1のローラに相当する)と、スライドドア200の溝201の反回動ドア側の設けられたローラ230(第2のローラに相当する)と、スライドドア200の溝201の内部に配設されており且つローラ230を溝201の内部から外部にかけて移動自在に支持する揺動ブラケット240と、ローラ230が溝201の外部に常時位置するように揺動ブラケット240に対して付勢するスプリング250(弾性部材に相当する)と、ドアの固定枠300に取り付けられており且つ閉位置から開直前位置にかけて移動するスライドドア200のローラ230を案内するレール部材であって開直前位置のスライドドア200のローラ230をスプリング250の弾性力に抗して溝201の内部にまで下降させるための下り傾斜面430を有した第1のガイドレール400と、回動ドア100の上部におけるスライドドア200の溝201に入り込み可能な位置に設けられており且つ閉位置から開位置にかけて移動するスライドドア200のローラ210、220を案内する第2のガイドレール500と、開位置にあるスライドドア200の横方向の移動を規制し、回動ドア100が閉位置にあるときに当該規制を解除するスライドドア規制機構600と有した構成となっている。以下、各部を詳細に説明する。
【0013】
建物の通路口αはドアの固定枠300の内部に位置している。即ち、固定枠300は建物の柱や横桟等に相当するもので、通路口αの上側、左側、右側、下側に位置するものを上側枠301、左側枠302、右側枠303、下側枠304として各々示している。このような固定枠300に回動ドア100及びスライドドア200が取り付けられている。
【0014】
回動ドア100は左側枠302の内側に図外のヒンジを介して取り付けられている。上側枠301の奥側の一部は下方に延びており、この部分にスライドドア200の裏面上部等が当接するようになっている。このことから回動ドア100は図2に示すように前方方向にのみ開閉可能になっている。
【0015】
回動ドア100の下端面の図1中右側には回動ドア100の裏面に突出した形で鉄板101が取り付けられている。鉄板101上にはローラ102が上向きに取り付けられている。ローラ102はスライドドア200に下端面に幅方向に形成された溝202に入り込みようになっている。また、回動ドア100の上端面には図4に示すように第2のガイドレール500が取り付けられている。
【0016】
第2のガイドレール500は回動ドア100の横幅より若干短い長さを有した断面略コ字状の金属板であって、図4に示すように回動ドア100の上端面に取り付けられるベース部501と、ローラ210、220を案内するレール部502とを有している。レール部502は回動ドア100の裏面側で且つスライドドア200の溝201に入り込むことが可能な位置に配置されている。
【0017】
スライドドア200は図1に示すように回動ドア100と同じ高さ寸法となっている。その上端面に幅方向に形成された溝201の内部には、図1中左側にローラ210が取り付けられている一方、右側に図5に示すローラブロック260が取り付けられている。
【0018】
ローラブロック260は金属製のLアングルであって、これにローラ220、揺動ブラケット240、スプリング250及び突出部材270が取り付けられている。ローラブロック260の側面内側にローラ220及び揺動ブラケット240が軸支されている。
【0019】
揺動ブラケット240はローラ220の図5(a)中右側に配置された金属製の板状体であり、ローラブロック260の側面に軸241により軸支されている。揺動ブラケット240の先端部にはローラ230が軸支されており、軸241にはスプリング250が取り付けられている。スプリング250により揺動ブラケット240が図5(a)中反時計方向に付勢される。ただ、揺動ブラケット240の他端部がローラブロック260の底面上に当接することから、揺動ブラケット240は図5(a)に示すように斜め45度の状態で維持される。この状態でローラ230は図3に示すように溝201の外部に位置しており、図1に示すようにスライドドア200の上端面から突出している。
【0020】
突出部材270は断面略コ字状をなした金属製の板材であって、ローラブロック260上の揺動ブラケット240に対向した位置に取り付けられている。突出部材270の上面271には円盤状をなしたストッパー272が高さ調整可能にネジ止めされている。ストッパー272の外周面には、スライドドア200を勢い良く閉めた際の衝撃を柔らげるためにクッション材で覆われている。
【0021】
突出部材270の上面271のうち図5(c)中左側には案内部273及び切り欠き274が形成されている。ストッパー272の大部分については勿論のこと、案内部273及び切り欠き274についても図3に示すように溝201の外部に位置しており、スライドドア200の上端面から若干突出している。但し、図5(c)には揺動ブラケット240が図示省略されている。
【0022】
第1のガイドレール400はスライドドア200の横幅より若干長い金属板であって、閉位置から開直前位置にかけて移動するスライドドア200のローラ230を案内する断面略コ字状のレール部410(図3参照)と、開直前位置のスライドドア200のローラ230をレール部410から脱落させるための切り欠き部420と、レール部410から脱落した後の開直前位置のスライドドア200のローラ230をローラ210、220の高さ位置まで徐々に下降させて案内するための下り傾斜面430と、ローラ210、220の高さ位置まで下降した開直前位置のスライドドア200のローラ230をそのままの高さ位置で案内するための平行案内面440とを有した構成となっている。
【0023】
なお、レール部410の端部については、ローラ230の進入を容易にするために下方に向かって若干広げられている。
【0024】
このような第1のガイドレール400が図1に示すように上側枠301の右側半分の内部に取り付けられている。そのためスライドドア200の上端面から突出しているローラ230等については上側枠301で覆い隠される。但し、この点は図1において正確に表されていない。
【0025】
スライドドア規制機構600は、図6に示すように回動ドア100の上端面に取り付けられた鉄板であるベース板610と、ベース板610上の前後方向に移動自在に設けられたストッパー部材620と、ストッパー部材620の先端部621が上側枠301の一部(上側枠301の奥側の一部で下方に延びた部分。以下、これを単に上側枠301の一部と称する)に接触し得る方向にストッパー部材620に対して付勢するスプリング630(弾性部材に相当する)とを有している。
【0026】
ベース板610は、第2のガイドレール500に隣接する形で回動ドア100の上端面のうち図1中右側に取り付けられており、回動ドア100の上端面にネジ止めされる取付部611と、スライドドア200の上端面に対向し得る位置に配置される天板部612とを有している。天板部612の下面にはストッパー部材620及びスプリング630が水平方向に取り付けられている。
【0027】
ストッパー部材620は天板部612の下面に形成された軸6121を中心として図中a、bの方向に回動可能な鉄製のレバー片であって、上側枠301の一部に接触する方向に向けられた先端部621と、図6中の右側の端部を下方に向け折り曲げて形成された係合片622とを有している。この係合片622には、スライドドア200の突起部材270の切り欠き274に係合し得るようになっている。
【0028】
スプリング630は軸6121に取り付けられており、このスプリング630によりストッパー部材620が付勢されている。即ち、スプリング630の弾性力によりストッパー部材620が図中a方向に傾き、これにより先端部621が上側枠301の一部に接触可能である。この状態では、係合片622がスライドドア200の突起部材270の切り欠き274に係合可能になっている。一方、先端部621が上側枠301の一部に接触すると、スプリング630の弾性力に抗してストッパー部材620が図中b方向に傾く。この状態では、係合片622がスライドドア200の突起部材270の切り欠き274に係合不可能になっている。
【0029】
以上のように構成されたスライド開きドアの動作について説明する。まず、図1 に示すように回動ドア100及びスライドドア200が閉位置にある状態では、上側枠301の一部にスライドドア200の裏面上部及びストッパー部材620の先端部621が接触することになる。このためストッパー部材620は図6中b方向に傾いている。なお、上側枠301の一部と回動ドア100又はスライドドア200の裏面側との双方には、この状態を維持するためのマグネットが設けられている。
【0030】
このように閉位置にあるスライドドア200をスライドさせると、この過程でローラ230が第1のガイドレール400のレール部410により、ローラ210が第2のガイドレール500より各々案内されて移動する。この状態はローラ230がレール部410から脱落することになる開直前位置まで続く。スライドドア200が開直前位置までスライドされると、ローラ230がレール部410から脱落するものの、ローラ220が第2のガイドレール500により案内されることから、スライドドア200が開直前位置に達してもその姿勢が不安定になることはない。
【0031】
ローラ230がレール部410から脱落した後、ローラ230が下り傾斜面430に案内されて、スプリング250の弾性力に抗してスライドドア200の溝201の内部にまで下降し、その後、平行案内面440により案内される。この状態になると、揺動ブラケット240が一部がベース板610の天板部612の下に潜り込む形になり、その後、スライドドア200が開位置に達すると、ストッパー272が天板部612の端部に当接する。
【0032】
ストッパー部材620は図6中b方向に傾いていることから、先端部621が突起部材270の切り欠き274に係合されることはない。よって、スライドドア200を自由にスライドさせることが可能になる。
【0033】
スライドドア200を回動ドア100とともに回動させることができるのは、ローラ230がレール部410から脱落した状態、即ち、スライドドア200が閉位置及び開直前位置にある状態だけである。ただ、スライドドア200が閉位置にある状態で、回動ドア100をスライドドア200とともに少しでも回動させると、ストッパー部材620の先端部621が上側枠301の一部から離れる。これに伴って、ストッパー部材620がスプリング630の弾性力により図中a方向に傾き、係合片622がスライドドア200の突起部材270の切り欠き274に係合する。即ち、スライドドア200が回動ドア100に連結される。このため回動ドア100が閉位置から開位置にかけて回動する過程で、スライドドア200が遠心力によりスライドすることはない。
【0034】
このようなスライド開きドアにおいては、回動ドア100をスライドドア200とともに完全に開けた状態では、通行を妨げる障害物が何も存在しない。回動ドア100等の回転半径も従来の開き戸式ドアに比べて半分であるので、回転半径内に障害物が存在することも少ない。即ち、車椅子や運搬用の荷台であっても容易に通路口αを通行することが可能になり、この点でドアとしての高性能化を図ることが可能になる。
【0035】
また、回動ドア100を回動させる過程でスライドドア200が不意にスライドしないようにされているので、安全性も万全である。さらに、回動ドア100とスライドドア200との高さ位置が同じであり、第1のスライドレール400が上側枠301の内部に取り付けられて隠れていることから、ドアとしての見栄えが良く、この点でのメリットもある。
【0036】
なお、本発明に係るスライド開きドアは上記実施の形態に限定されず、例えば、スライドドア規制機構に関しては、開位置にあるスライドドアの横方向の移動を規制し、回動ドアが閉位置にあるときに当該規制を解除する機能が得られる機構であるならば、どのようなものを用いてもかまわない。また、弾性部材についても同一の機能が得られるならば、どのようなものを用いてもかまわない。
【0037】
【発明の効果】
以上、本発明に係るスライド開きドアによる場合、スライドドアが回動ドアに対して閉位置から開位置にかけて横方向に移動可能である一方、回動ドアが閉位置から開位置にかけてスライドドアとともに回動可能な構成となっているので、回動ドアをスライドドアとともに完全に開けた状態では、通行を妨げる障害物が存在せず、回動ドア等の回転半径も従来の開き戸式ドアに比べて小さいことから、回転半径内に障害物が存在するケースも少ない。それ故、通行する上で障害になることが非常に少ないというメリットを奏する。しかも回動ドアが閉位置である状態ではスライドドアを自由にスライドさせることが可能であるものの、回動ドアを閉位置から開位置にかけて回動させる際には、その遠心力等によりスライドドアが不意にスライドしないように工夫されているので、安全性に関しても万全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスライド開きドアを説明するための図であって、同スライド開きドアの正面図である。
【図2】同スライド開きドアの模式的平面図である。
【図3】同スライド開きドアの第1のガイドレール等を示す部分断面図である。
【図4】同スライド開きドアの第2のガイドレール等を示す部分断面図である。
【図5】同スライド開きドアを構成するスライドドアの上端面の溝に取り付けられるローラブロックを示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は一部省略平面図である。
【図6】同スライド開きドアを構成する回動ドアの上端面に取り付けられるスライドドア規制機構を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
100 回動ドア
200 スライドドア
201 溝
210、220 ローラ(第1のローラ)
230 ローラ(第2のローラ)
240 揺動ブラケット
250 スプリング(弾性部材)
300 固定枠
400 第1のガイドレール
430 下り傾斜面
500 第2のガイドレール
600 スライドドア規制機構[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sliding door provided in a passage opening of a building.
[0002]
[Prior art]
Examples of the door provided in the passageway of the building include a sliding door, a sliding door, a folding door, an accordion door, etc., and the door itself is movable in the lateral direction (for example, see Patent Document 1) and the door itself. Is roughly classified into an open-type door (for example, see Patent Document 2).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-12136 A [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-317801 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of an open-type door, there is a drawback that if there is an obstacle within the rotation radius of the door, the door cannot be opened and closed in contact with the obstacle. For example, when a wheelchair or a loading platform passes through a passageway, the door itself may become an obstacle for the door, making it difficult to pass through the passageway.
[0005]
On the other hand, in the case of a sliding door, even if the door is slid and completely closed, the end of the door protrudes, and there is a drawback that this can become an obstacle when passing through the passage opening. For example, there is a case where it is difficult to pass through the passage opening in contact with the end portion of the door, although the wheelchair or the carrier for transportation is wide enough to pass through the passage opening.
[0006]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a novel sliding door that is less likely to become an obstacle to passage.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The sliding door of the present invention has a pivoting door and a sliding door that are attached to the passage opening of the building in the front-rear direction, and the sliding door extends laterally from the closed position to the open position with respect to the pivoting door. While the movable door is movable, the sliding door is a sliding opening door that can be rotated together with the sliding door from the closed position to the open position. A first roller disposed on the side of the sliding door, a second roller provided on the counter-rotating door side of the groove of the sliding door, and a second roller disposed within the groove of the sliding door A swing bracket that is movably supported from the inside to the outside of the groove, an elastic member that biases the swing bracket so that the second roller is always located outside the groove, and a door fixing frame Attached to And a rail member for guiding the second roller of the sliding door that moves from the closed position to the position immediately before opening, and the second roller of the sliding door immediately before the opening position resists the elastic force of the elastic member. The first guide rail having a downwardly inclined surface for lowering to the inside and the slide door near the upper side of the rotating door are provided at a position where the groove can enter and move from the closed position to the open position. A second guide rail that guides the first roller of the sliding door, and a sliding door that restricts the lateral movement of the sliding door in the open position and releases the restriction when the rotating door is in the closed position And a regulation mechanism.
[0008]
As for the sliding door regulating mechanism, for example, a stopper member provided on the upper end surface of the rotating door so as to be movable in the front-rear direction, and a stopper member in a direction in which the tip of the stopper member can come into contact with a part of the fixed frame of the door. The stopper member engages with the protruding member provided on the upper end surface of the slide door at a position where the tip portion does not contact a part of the fixed frame of the door. It is good to use the thing of the structure which has an engaging piece to do.
[0009]
It is preferable that the first guide rail is attached to the inside of the fixed frame of the door.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a sliding door according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is a front view of the sliding door, FIG. 2 is a schematic plan view of the sliding door, FIG. 3 is a partial sectional view showing a first guide rail and the like of the sliding door, and FIG. 4 is the sliding door. FIG. 5 is a partial cross-sectional view showing a second guide rail of the door, FIG. 5 is a view showing a roller block attached to a groove on an upper end surface of the slide door constituting the slide door, and (a) is a vertical cross-sectional view. (B) is a side view, (c) is a partially omitted plan view, and FIG. 6 is a view showing a sliding door regulating mechanism attached to the upper end surface of the revolving door constituting the sliding door. ) Is a plan view, and (b) is a side view.
[0011]
As shown in FIGS. 1 and 2, the sliding door according to the embodiment of the present invention includes a
[0012]
That is, the
[0013]
The building passageway α is located inside the
[0014]
The
[0015]
On the right side in FIG. 1 of the lower end surface of the rotating
[0016]
The
[0017]
As shown in FIG. 1, the
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The protruding
[0021]
A
[0022]
The
[0023]
Note that the end portion of the
[0024]
Such a
[0025]
As shown in FIG. 6, the sliding
[0026]
The
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
The operation of the sliding door configured as described above will be described. First, as shown in FIG. 1, in a state where the
[0030]
When the sliding
[0031]
After the
[0032]
Since the
[0033]
The sliding
[0034]
In such a sliding door, when the
[0035]
Further, since the
[0036]
Note that the sliding door according to the present invention is not limited to the above embodiment. For example, with respect to the sliding door regulating mechanism, the lateral movement of the sliding door in the open position is regulated, and the rotating door is in the closed position. Any mechanism may be used as long as it is a mechanism capable of obtaining the function of releasing the regulation at a certain time. Any member may be used as long as the same function can be obtained for the elastic member.
[0037]
【The invention's effect】
As described above, in the case of the sliding door according to the present invention, the sliding door can move laterally from the closed position to the open position with respect to the rotating door, while the rotating door rotates together with the sliding door from the closed position to the open position. Since it is configured to be movable, when the revolving door is fully opened together with the sliding door, there are no obstacles that obstruct the passage, and the revolving radius of the revolving door etc. is also compared to the conventional hinged door type door Since it is small, there are few cases where an obstacle exists within the turning radius. Therefore, there is an advantage that there is very little obstacle in passing. Moreover, although the sliding door can be freely slid in the state where the pivot door is in the closed position, when the pivot door is pivoted from the closed position to the open position, the slide door is caused by the centrifugal force or the like. Since it is devised so as not to slide unexpectedly, it is also safe for safety.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view for explaining a sliding door according to an embodiment of the present invention, and is a front view of the sliding door.
FIG. 2 is a schematic plan view of the sliding door.
FIG. 3 is a partial sectional view showing a first guide rail and the like of the sliding door.
FIG. 4 is a partial sectional view showing a second guide rail and the like of the sliding door.
FIGS. 5A and 5B are diagrams showing a roller block attached to a groove on an upper end surface of the sliding door constituting the sliding door, wherein FIG. 5A is a front view, FIG. 5B is a side view, and FIG. FIG.
6A and 6B are diagrams showing a sliding door restricting mechanism attached to the upper end surface of the revolving door constituting the sliding door, where FIG. 6A is a plan view and FIG. 6B is a side view.
[Explanation of symbols]
100
230 Roller (second roller)
240
300
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003117671A JP4229748B2 (en) | 2003-04-22 | 2003-04-22 | Sliding door |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003117671A JP4229748B2 (en) | 2003-04-22 | 2003-04-22 | Sliding door |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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