JP4229291B2 - 在圏情報管理サーバ、在圏情報管理方法 - Google Patents

在圏情報管理サーバ、在圏情報管理方法 Download PDF

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Description

本発明は在圏情報管理サーバ、在圏情報管理方法に関し、特に在圏情報消滅後にそれを復旧させる機能を有する在圏情報管理サーバ、在圏情報管理方法に関する。
(ネットワークの構成例)
SIP(Session Initiation Protocol)を使用した通信を実現するためのネットワークの一構成例について図10を参照して説明する。同図に示されているネットワークは、複数のSIPサーバ101−1、101−2…それぞれに対応するエリアによって形成される無線LAN(Local Area Network)の圏内に存在しているユーザaの移動端末A、ユーザbの移動端末Bをはじめとする移動端末同士の通信を実現するものである。
また、このネットワークには、複数の在圏情報管理サーバ102と、これに対応して設けられた加入者情報管理システム103とを備えている。
SIPサーバ101−1、101−2…は、IP電話サービスをIPネットワーク上で稼働させる呼制御サーバであり、ネットワークに接続されている移動端末の位置登録処理を行うことができる。
移動端末が無線LAN使用可能エリアに在圏時に在圏情報登録処理として移動端末が使用するSIPサーバが、いずれかの在圏情報管理サーバ102に登録される。この登録は、必ずSIPサーバを経由して移動端末が在圏情報管理サーバにアクセスすることで行われる。各SIPサーバ101−1、101−2…と各在圏情報管理サーバ102とはフルメッシュにて接続されているので、SIPサーバ101−1、101−2…は移動端末のアクセスを受けて全ての在圏情報管理サーバ102にアクセスすることができる。
在圏情報管理サーバ102は、ユーザの移動端末が使用するSIPサーバ101−1、101−2…の情報を在圏情報として登録する。
加入者情報管理システム103は、ユーザのサービス契約情報やサービス提供状態を保持するシステムであり、移動端末が無線LAN圏内にて使用できるサービスの情報についても管理する。そのため、加入者情報管理システム103は、在圏情報管理サーバ102が移動端末の在圏情報登録処理を実施したタイミングにてSIPサーバに対して移動端末に関連するサービス情報を通知する。この場合、在圏情報管理サーバ102から加入者情報管理システム103に対して加入者情報の問い合わせが行われ、取得された加入者情報がSIPサーバに送信される。
加入者情報を取得したSIPサーバ101−1、101−2…では移動端末の在圏情報の他に在圏情報管理サーバ102から取得した移動端末に関連するサービス情報を格納する。在圏情報管理サーバ102は、全ての加入者情報管理システム103とフルメッシュにて接続されているので、どのSIPサーバ101−1、101−2…に対してもユーザ情報を提供することができる。
(在圏情報登録処理)
SIPを使用した通信において、移動端末は無線LAN使用可能エリアに在圏時に在圏情報登録処理を実施する。この在圏情報登録処理について、図11を参照して説明する。
同図において、無線LAN圏内のユーザaの移動端末Aは在圏情報登録要求S11を周期的に送信し、SIPサーバを経由して在圏情報管理サーバに対して移動端末が使用するSIPサーバの登録を行う。また、移動端末からアクセスされたSIPサーバにおいても移動端末の在圏情報の格納を実施する。この在圏情報登録処理は、通常30〜60分間隔で実施される。在圏情報登録処理が行われると、SIPサーバでは、移動端末の在圏情報の他に在圏情報管理サーバから取得した移動端末を使用する加入者のサービス情報を格納する。
在圏情報登録処理は、以下のように行われる。SIPサーバ101−1から在圏情報登録要求S12を受信した在圏情報管理サーバ102は、加入者情報管理システム103に対して移動端末のユーザに関する加入者情報取得要求S13を送信する。そして、加入者情報管理システム103からの加入者情報通知S14を受信した在圏情報管理サーバ102は、在圏情報管理テーブルへの在圏情報登録処理S15を行う。
さらに、在圏情報管理サーバ102は、ユーザ情報通知S16を送信し、加入者情報通知S14によって取得した加入者情報をSIPサーバ101−1に通知する。SIPサーバ101−1では、ユーザ情報テーブルへのユーザ情報登録S17を行う。ユーザ情報の登録が完了すると、SIPサーバ101−1は、要求応答S18をユーザaの移動端末Aに送信する。
SIPサーバ101−1は、取得した情報を元にして移動端末からのサービス実施要求に対してサービス提供可/不可を判断して、移動端末毎に適した呼制御を実施する。そのため、加入者情報管理システム103にてユーザ情報の変更やサービス提供条件の変更が発生した際には、在圏情報管理サーバ102を介して、移動端末の在圏情報を保持するSIPサーバに対して、すみやかにユーザ情報やサービス条件の変更を通知する。こうすることで、加入者情報管理システム103にて管理するユーザ情報・サービス条件に従ってサービスを提供することが可能となる。
(発着信処理)
次に、発着信処理について図12を参照して説明する。
同図において、移動端末Aからの発信による接続要求S21を受けたSIPサーバ101−1は、在圏情報管理サーバ102に在圏情報確認要求S22を送信し、着信先ユーザの移動端末(以下、着信先移動端末と呼ぶ)の在圏情報を取得するための問い合わせを行う。着信先の移動端末Bがこの時既に在圏情報登録処理を実施していた場合、在圏情報管理サーバ102は、着信先移動端末が使用するSIPサーバを把握している。このため、在圏情報管理サーバ102は、着ユーザ情報読み出し処理S23を行い、在圏情報通知S24を返信する。これにより、問い合わせ元である発信元移動端末を管理するSIPサーバ101−1に対して着信先SIPサーバ101−2の情報を通知する。
その後、発信元移動端末を管理するSIPサーバ101−1は、着信先SIPサーバ101−2に対して接続要求S25の転送処理を実施する。これにより、着信先SIPサーバ101−2から着信先の移動端末Bに接続要求S26が送信されることになる。
なお、以上の処理については非特許文献1に記載されている。
(在圏情報管理サーバ障害時の処理)
上述した在圏情報管理サーバが故障する等、障害が発生した場合の処理について図13を参照して説明する。
同図において、移動端末Aの使用しているSIPサーバ101−1をユーザ毎に管理する在圏情報管理サーバ102に障害が発生すると、登録されているSIPサーバの在圏情報が消滅する。すると、在圏情報管理テーブルの内容はデフォルト値S30に戻ってしまう。
その後、移動端末Aからの発信による接続要求S31を受けたSIPサーバ101−1は、在圏情報管理サーバ102に在圏情報確認要求S32を送信し、着信先移動端末の在圏情報を取得するための問い合わせを行う。この問い合わせに対し、在圏情報管理サーバ102は着ユーザ情報読み出し処理S33を行う。しかしながら、在圏情報管理テーブルの内容はデフォルト値S30であるため、在圏情報通知NGS34が返信される。したがって、SIPサーバ101−1は、ユーザbの移動端末Bについての在圏情報(すなわちSIPサーバ101−2)を取得できない。このため、移動端末Aから移動端末Bへの接続は行うことができないことになる。
なお、携帯電話網において用いられるロケーションレジスタに障害が発生した場合に、位置情報を復旧させる技術が特許文献1〜特許文献3に記載されている。
特開2000−224642号公報 特開2004−80451号公報 特開平11−234729号公報 3GPP TS29.228 V6.7.0(2005−06) IP Multimedia(IM) Subsystem Cx and Dx interfaces; Signalling flows and message contents(Release 6)
上述したように、移動端末の使用しているSIPサーバをユーザ毎に管理する在圏情報管理サーバに障害が発生し、登録されているSIPサーバの在圏情報が消滅してしまった場合、在圏情報管理サーバとSIPサーバとの間に、移動端末の在圏情報の有無でアンマッチが生じることとなる。そのため、以下の問題が発生する。
(1)加入者情報管理システムにて加入者情報の変更やサービス提供条件の変更が発生した場合に、加入者情報管理システムは在圏情報管理サーバに対して、ユーザが在圏するSIPサーバへの加入者情報更新を通知する必要があるが、該当ユーザが使用するSIPサーバの在圏情報が消去されてしまっているため、移動端末の情報を保持するSIPサーバに対してユーザ情報やサービス条件の変更を通知することができず、加入者情報管理システムにて管理するユーザ情報に従ったサービス条件にてサービスを提供することが不可能となる。
(2)SIPサーバからの着信ユーザ状態問い合わせに対して、着信先移動端末の使用するSIPサーバを特定することができず、着信接続が不可能となる。
特許文献1に記載されている技術は、ロケーションレジスタの内容を、他のロケーションレジスタに記憶させておくものであり、記憶させておく情報量が大きくなるという問題がある。特許文献2に記載されている技術においても、バックアップしておく情報量が多くなるという問題がある。特許文献3に記載されている技術は、位置情報復旧処理において位置情報処理が集中しないように予めグループ分けするにすぎず、上記の問題を解決することはできない。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は位置情報のバックアップを必要とせず、在圏情報管理サーバの移動端末が在圏するSIPサーバ情報が消去された場合においても正常にサービスを提供するためにSIPサーバの在圏情報を復旧させることのできる在圏情報管理サーバ、在圏情報管理方法を提供することである。
本発明の請求項1による在圏情報管理サーバは、ユーザの移動端末が、どのSIPサーバに対応するエリアに存在しているかを示す在圏エリア情報と前記在圏エリア情報の信頼性を示す在圏保証フラグとを対応付けて管理するための在圏情報管理テーブル(例えば、図1中の在圏情報管理テーブル111aに対応)と、自装置の異常を検出した場合に、前記在圏保証フラグを保証なしに設定するフラグ更新手段(例えば、図1中の障害検出部113に対応)と、外部から指定されたユーザの移動端末についての在圏問い合わせを、前記在圏保証フラグが保証なしに設定されている場合に全てのSIPサーバに送出する在圏問い合わせ手段(例えば、図1中の在圏情報登録制御部110に対応)と、前記在圏問い合わせに対する応答の内容に基づいて在圏情報管理テーブルの内容を書き換えるテーブル書き換え手段(例えば、図1中の在圏情報登録制御部110に対応)とを含むことを特徴とする。在圏問い合わせを全てのSIPサーバに送出することにより、情報をバックアップとして記憶させておく必要はなく、かつ、在圏情報を復旧させることができる。
本発明の請求項2による在圏情報管理サーバは、請求項1において、前記在圏問い合わせ手段は、移動端末に対する着信と移動端末についての加入者情報の更新との少なくとも一方を契機として、前記在圏問い合わせを送出することを特徴とする。このようにすれば、在圏保証フラグが“保証なし”に設定されたユーザに対してのSIPサーバ問い合わせ要求やユーザ情報の変更が発生した時に全SIPサーバに対して在圏状態問い合わせを実施し、在圏情報を復旧させることができる。
本発明の請求項3による在圏情報管理サーバは、請求項1又は2において、自装置の異常検出時に起動され、移動端末からの在圏登録周期に応じて設定された時間を計時する、障害経過タイマを更に含み、前記障害経過タイマによる計時満了後は、前記在圏問い合わせを送出しないことを特徴とする。こうすることにより、在圏情報管理サーバの障害前に位置登録済みのユーザが、次の周期的な在圏位置登録を行う期間を含めた時間を障害経過タイマの時間とすることで、障害経過タイマが計時満了後は一律在圏状態問い合わせを起動させない処置をとることが可能となり、障害後位置登録処理が行われない間のみ在圏状態問い合わせを実施することで、在圏状態管理サーバならびにSIPサーバの負荷を軽減することができる。
本発明の請求項4による在圏情報管理サーバは、請求項1から請求項3までのいずれか1項において、前記テーブル書き換え手段は、前記在圏問い合わせに対する応答の内容が在圏なし及びエラーのいずれか一方である場合、前記在圏エリア情報を非在圏に設定し、前記在圏保証フラグを保証ありに設定することを特徴とする。このようにすれば、全SIPサーバに対して在圏状態問い合わせを実施した結果、全SIPサーバからの応答が“在圏なし”もしくはその他エラーを受けた場合でも在圏情報問い合わせを再度実施する必要がないと判断した場合に、在圏状態管理サーバならびにSIPサーバの負荷を軽減することができる。
本発明の請求項5による在圏情報管理サーバは、請求項1から請求項4までのいずれか1項において、前記テーブル書き換え手段は、新規の移動端末ユーザについてのオペレータ端末からの加入者情報の登録の際に、前記在圏保証フラグを保証ありに設定することを特徴とする。このようにすれば、障害発生後、位置登録処理が行われない間のみ在圏情報問い合わせを実施することができる。
本発明の請求項6による在圏情報管理方法は、ユーザの移動端末が、どのSIPサーバに対応するエリアに存在しているかを示す在圏エリア情報と前記在圏エリア情報の信頼性を示す在圏保証フラグとを対応付けて管理するための在圏情報管理テーブルを有する在圏情報管理サーバにおける在圏情報管理方法であって、前記在圏情報管理サーバの異常を検出した場合に、前記在圏保証フラグを保証なしに設定するフラグ更新ステップ(例えば、図4中のデフォルト状態S50に対応)と、外部から指定されたユーザの移動端末についての在圏問い合わせを、前記在圏保証フラグが保証なしに設定されている場合に全てのSIPサーバに送出する在圏問い合わせステップ(例えば、図7中のステップS105、図8中のステップS124に対応)と、前記在圏問い合わせに対する応答の内容に基づいて在圏情報管理テーブルの内容を書き換えるテーブル書き換えステップ(例えば、図7中のステップS108、図8中のステップS127に対応)とを含むことを特徴とする。在圏問い合わせを全てのSIPサーバに送出することにより、情報をバックアップとして記憶させておく必要はなく、かつ、在圏情報を復旧させることができる。
本発明は、在圏問い合わせを、在圏保証フラグが保証なしに設定されている場合に全てのSIPサーバに送出することにより、情報をバックアップとして記憶させておく必要はなく、在圏情報管理サーバの移動端末が在圏するSIPサーバ情報が消去された場合においても正常にサービスを提供するためにSIPサーバの在圏情報を復旧させることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示されている。
(ネットワークの全体構成)
本発明の実施形態にかかる在圏管理サーバを用いたネットワークの全体構成は、図10を参照して先述した構成と同様である。
すなわち、SIPサーバ−1、101−2…は、IP電話サービスをIPネットワーク上で稼働させる呼制御サーバであり、ネットワークに接続されている移動端末の位置登録処理を行うことができる。
移動端末が無線LAN使用可能エリアに在圏時に在圏情報登録処理として移動端末が使用するSIPサーバを在圏情報管理サーバ102に登録するが、必ずSIPサーバを経由して在圏管理サーバにアクセスされる。各SIPサーバと各在圏情報管理サーバとがフルメッシュにて接続されることで、各SIPサーバは移動端末のアクセスを受けて全ての在圏情報管理サーバにアクセスすることができる。
在圏情報管理サーバ102は、SIPサーバからの位置登録要求を受けてユーザの移動端末が使用するSIPサーバの登録を実施することで各ユーザの在圏状態を管理する。
加入者情報管理システム103は、ユーザのサービス契約情報やサービス提供状態を保持するシステムで、移動端末が無線LAN圏内にて使用できるサービスの情報についても管理する。そのため、在圏情報管理サーバが移動端末の在圏情報登録処理を実施したタイミングにてSIPサーバに対して移動端末に関連するサービス情報を通知するため、在圏情報管理サーバから加入者情報管理システムに対して加入者情報の問い合わせを行い、取得した加入者情報をSIPサーバに送信する。
加入者情報を取得したSIPサーバでは移動端末の在圏情報の他に在圏情報管理サーバ102から取得した移動端末に関連するサービス情報を格納する。在圏情報管理サーバ102は、全ての加入者情報管理システム103とフルメッシュにて接続されているので、どのSIPサーバに対してもユーザ情報を提供することができる。
(在圏情報管理サーバの構成)
本発明の実施形態にかかる在圏情報管理サーバの構成例について図1を参照して説明する。この在圏情報管理サーバは、一般的なコンピュータ装置を利用して、構成することができる。
同図に示されているように、在圏情報管理サーバ102は、在圏情報登録制御部110と、在圏情報管理テーブル111aが格納されている格納部111と、加入者情報取得制御部112と、在圏情報管理サーバ(つまり自装置)の異常を検出すると、在圏情報管理テーブル111aに保持される全ユーザの在圏保証フラグを“保証なし”に設定する障害検出部113とから構成されている。
在圏情報登録制御部110は、SIPサーバとのインタフェースを保持し、SIPサーバから在圏情報登録要求を受信して在圏情報登録結果および加入者のサービス情報をSIPサーバに通知する機能をもつ。また加入者情報取得制御部112から通知のあった加入者情報をSIPサーバに通知する機能をもつ。
格納部111には、在圏情報管理テーブル111aが格納されている。在圏情報登録制御部110並びに障害検出部113からのアクセスを受け、在圏情報管理テーブルの更新を行う。
(在圏情報管理テーブル)
図2は、在圏情報管理テーブル111aの構成例を示す図である。同図に示されているように、在圏情報管理テーブル111aには、ユーザ毎の在圏情報(すなわち使用するSIPサーバの情報)と、在圏保証フラグとが含まれている。各項目のデフォルト状態は、在圏情報:非在圏、在圏保証フラグ:保証なしとする。
加入者情報取得制御部112は、加入者情報管理システムとのインタフェースを保持し、在圏情報登録制御部110からの加入者情報の取得要求を受信した加入者情報取得制御部112は、加入者情報管理システムに対してユーザ情報の取得を行う。また、加入者情報取得制御部112は加入者情報管理システムからのユーザ情報の更新を通知されると、在圏情報登録制御部110に対してユーザ情報の通知も実現する。
障害検出部113は在圏情報管理サーバの異常を検出すると、在圏情報管理テーブル111aに保持される全ユーザの在圏情報並びに在圏保証フラグをデフォルト状態(在圏情報:非在圏、在圏保証フラグ:保証なし)に設定する。
(在圏情報登録処理)
図3は、本発明による在圏情報管理サーバを採用したネットワークにおける在圏情報登録処理イメージを示す図である。
同図において、無線LAN圏内のユーザaの移動端末Aは在圏情報登録要求S41を周期的に送信する。移動端末Aは、例えば、30分〜60分周期でそれを送信する。移動端末Aから在圏情報登録要求を受けたSIPサーバ101−1はユーザaの情報を管理する在圏情報管理サーバ102に対して在圏情報登録要求S42を送信する。在圏情報登録要求S42を受信した在圏情報管理サーバ102は、ユーザaの加入者情報を取得するために、加入者情報管理システム103に対して加入者情報取得要求S43を送信する。加入者情報管理システム103では、ユーザaの情報を加入者情報通知S44にて在圏情報管理サーバ102に通知する。
そして、加入者情報管理システム103からの加入者情報通知S44を受信した在圏情報管理サーバ102は、在圏情報管理テーブルへの在圏情報登録処理S45を行う。この場合、在圏情報管理サーバ102は、在圏情報管理テーブルのユーザaの情報を参照し、在圏情報にSIPサーバ101−1の情報を更新するとともに、在圏保証フラグを“保証あり”に更新する。その後、在圏情報管理サーバ102は、ユーザ情報通知S46を送信し、加入者情報管理システムより取得したユーザaの加入者情報をSIPサーバ101−1に通知する。SIPサーバ101−1では、ユーザ情報テーブルへのユーザ情報登録S47を行う。ユーザ情報の登録が完了すると、SIPサーバ101−1は、要求応答S48をユーザaの移動端末Aに送信する。
ところで、上記の動作においては、移動端末からの在圏情報登録処理が周期的に行われることから(例えば、30分〜60分周期)、障害経過タイマとして障害復旧から周期時間+α(αはマージン、以下同じ)の時間が経過した後は、SIPサーバに対する在圏状態問い合わせ機能を動作させずに、在圏情報確認要求を送信したSIPサーバに対して問合せのあったユーザが未在圏である旨を通知している。この処理によって、SIPサーバからの在圏情報確認要求受信時に、在圏情報管理サーバ障害前に位置登録済みのユーザがいる場合は周期的な位置登録が実施されるはずであるため、障害経過タイマ満了後は一律在圏状態問い合わせを起動させない処置をとることが可能となり、障害後位置登録処理が行われない間のみ在圏状態問い合わせを実施することで、在圏状態管理サーバならびにSIPサーバの負荷を軽減することができる。
(在圏情報管理サーバ障害時の処理)
図4は、本発明による在圏情報管理サーバ障害時の処理イメージを示す図である。
同図において、在圏情報管理サーバ102にて障害が発生した場合は、在圏情報管理テーブルの在圏情報及び在圏保証フラグの内容がクリアされ、デフォルト状態S50(すなわち、在圏情報:非在圏、在圏保証フラグ:保証なし)に遷移する。そのため、SIPサーバ101−1、101−2にて無線LAN在圏の移動端末情報を保持している場合は、その情報の内容と在圏情報管理サーバ102の在圏情報管理テーブルの情報の内容とがアンマッチとなる。
例えば、同図を参照すると、SIPサーバ101−1に保持されているユーザaの在圏情報は“在圏”であるのに対し、在圏情報管理サーバ102の在圏情報管理テーブルにはユーザaの在圏情報は“非在圏”として登録されているので、両者は一致しない。同様に、SIPサーバ101−2に保持されているユーザbの在圏情報は“在圏”であるのに対し、在圏情報管理サーバ102の在圏情報管理テーブルにはユーザbの在圏情報は“非在圏”として登録されているので、両者は一致しない。このように破線矢印で示されている、情報のアンマッチの状態を、在圏情報管理サーバの動作によって解消する。
(在圏情報管理サーバの動作)
図5及び図6を参照して本発明の実施形態にかかる在圏情報管理サーバの動作例について説明する。
図5は、本発明の実施形態にかかる在圏情報管理サーバの動作例を示す図であり、データ消滅後の着信契機でのデータ復旧処理例が示されている。同図において、ユーザaの移動端末Aから接続要求信号S61が送信されると、SIPサーバ101−1は、着ユーザbの移動端末Bの在圏SIPサーバを問い合わせるため、在圏情報確認要求S62を在圏情報管理サーバ102に向けて送信する。この在圏情報確認要求S62を受けた在圏情報管理サーバ102は、在圏情報管理テーブルの移動端末Bの在圏情報を参照する処理S63を行う。在圏情報管理サーバ102は、在圏情報“非在圏”の場合に在圏保証フラグを参照し、“保証なし”の場合には全SIPサーバに向けて移動端末Bの在圏情報問い合わせS65を送信する。ユーザbの移動端末Bについての情報を保持するSIPサーバ101−2は、在圏情報問い合わせ結果S65を在圏情報管理サーバ102に返信する。これにより、在圏情報管理サーバ102は移動端末Bの在圏情報を取得することができる。
在圏情報管理サーバ102は、取得した在圏情報を在圏情報管理テーブルに反映させ、また在圏情報が保証されることを表す在圏保証フラグを“保証あり”に設定する処理S66を行う。その後在圏情報管理サーバ102は、SIPサーバ101−1に対して着ユーザbの在圏SIPサーバ問い合わせ結果S67にてユーザbの在圏するSIPサーバはSIPサーバ101−2であることを通知して、着信接続処理を継続する。これにより、SIPサーバ101−1から接続要求信号S68が送信され、これを受信したSIPサーバ101−2から移動端末Bに向けて接続要求信号S69が送信される。
なお、全SIPサーバに対して在圏状態問い合わせを実施した結果、在圏情報管理サーバ102にて受信した全SIPサーバからの応答が“在圏なし”もしくはその他エラーを受けた場合でも、在圏情報問い合わせを再度実施する必要がないと判断した場合は、在圏情報管理テーブルの在圏保証フラグを“保証あり”に変更し、在圏情報を“非在圏”として保持する。
図6は、本発明の実施形態にかかる在圏情報管理サーバの動作例を示す図であり、データ消滅後の加入者情報更新契機でのデータ復旧処理例が示されている。同図において、加入者情報管理システム103から移動端末Bのユーザbの加入者情報更新通知S71を受けた在圏情報管理サーバ102は、在圏情報管理テーブルの移動端末Bの在圏情報を参照する処理S72を行う。在圏情報管理サーバ102は、在圏情報“非在圏”の場合に在圏保証フラグを参照し、“保証なし”の場合には全SIPサーバに向けて移動端末Bの在圏情報問い合わせS73を送信する。ユーザbの移動端末Bについての情報を保持するSIPサーバ101−2は、在圏情報問い合わせ結果S74を在圏情報管理サーバ102に返信する。これにより、在圏情報管理サーバ102は移動端末Bの在圏情報を取得することができる。
在圏情報管理サーバ102は、取得した在圏情報を在圏情報管理テーブルに反映させ、また在圏情報が保証されることを表す在圏保証フラグを“保証あり”に設定する処理S75を行う。その後在圏情報管理サーバ102は、SIPサーバ101−2に対してユーザbの加入者情報更新要求S76を送信し、SIPサーバ101−2にて加入者情報更新が実施される。
なお、全SIPサーバに対して在圏状態問い合わせを実施した結果、在圏情報管理サーバ102にて受信した全SIPサーバからの応答が“在圏なし”もしくはその他エラーを受けた場合でも、在圏情報問い合わせを再度実施する必要がないと判断した場合は、在圏情報管理テーブルの在圏保証フラグを“保証あり”に変更し、在圏情報を“非在圏”として保持する。
(在圏情報復旧手順シーケンス)
図7及び図8を参照して本発明の実施形態にかかる在圏情報復旧手順について説明する。
図7は、本発明の実施形態にかかる在圏情報復旧手順(着信契機)を示すシーケンス図であり、図5の動作例に対応している。
同図を参照すると、発信者であるユーザaの移動端末Aからの接続要求信号の受信時(ステップS101)に、SIPサーバ101−2は在圏情報管理サーバ102に向けて在圏情報確認要求信号を送信する(ステップS102)。
在圏情報管理サーバ102は、SIPサーバ101−2からの在圏情報確認要求信号受信時に、在圏情報管理テーブルを参照すると共に障害経過タイマの起動を確認する。この結果、在圏情報が“非在圏”で、かつ、障害経過タイマが起動中であり、さらに在圏保証フラグが“保証なし”の場合(ステップS103→S104)、在圏情報管理サーバ102が接続されている全てのSIPサーバに対して在圏問合せを実施する(ステップS105)。在圏問合せ信号には問合せを行うユーザを示す情報が設定される。
在圏問合せを受けた各SIPサーバは、問合せがあったユーザが在圏しているか否かの確認を行う(ステップS106)。そして、各SIPサーバは、ユーザが在圏していれば在圏問合せ応答にて該当ユーザが在圏している旨を返信し(ステップS107)、ユーザが在圏していなければ在圏問合せ応答にて該当ユーザが在圏していない旨を返信する(ステップS107)。
在圏情報管理サーバ102は在圏問合せ応答にてユーザが在圏している旨を受信すると在圏情報管理テーブルの在圏保証フラグを“保証なし”から“保証あり”に更新する(ステップS108)。この更新処理により、在圏情報管理テーブルの状態は、着信側端末Bについて、在圏情報が“SIPサーバ101−1”又は“非在圏”、在圏保証フラグが“保証あり”となる(ステップS109)。在圏問合せ応答にてユーザが在圏している旨の返信を受信した場合は、在圏情報確認要求を送信したSIPサーバに向けて即座に在圏情報確認応答にて該当ユーザが在圏しているSIPサーバの情報を通知する(ステップS110)。
ステップS103において在圏情報が“在圏”もしくは障害経過タイマが起動中でない場合、又はステップS104において在圏保証フラグが“保証あり”の場合、在圏情報管理テーブルの状態は、着信側端末Bについて、在圏情報が“非在圏”又は“SIPサーバ101−1”、在圏保証フラグが“保証あり”となる(ステップS111)。この場合、在圏情報確認要求を送信したSIPサーバに対して問合せのあったユーザが未在圏又は在圏である旨を通知する(ステップS110)。
図8は、本発明の実施形態にかかる在圏情報復旧手順(加入者情報更新契機)を示すシーケンス図であり、図6の動作例に対応している。
同図を参照すると、加入者情報管理システムからの加入者情報更新通知信号の受信時(ステップS121)に、在圏情報管理サーバ102は在圏情報管理テーブルを参照すると共に障害経過タイマの起動を確認する。この結果、在圏情報が“非在圏”で、かつ、障害経過タイマが起動中であり、さらに在圏保証フラグが“保証なし”の場合(ステップS122→S123)、在圏情報管理サーバ102が接続されている全てのSIPサーバに対して在圏問合せを実施する(ステップS124)。在圏問合せ信号には問合せを行うユーザを示す情報が設定される。
在圏問合せを受けた各SIPサーバは、問合せがあったユーザが在圏しているか否かの確認を行う(ステップS125)。そして、各SIPサーバは、ユーザが在圏していれば在圏問合せ応答にて該当ユーザが在圏している旨を返信し(ステップS126)、ユーザが在圏していなければ在圏問合せ応答にて該当ユーザが在圏していない旨を返信する(ステップS126)。
在圏情報管理サーバ102は在圏問合せ応答にてユーザが在圏している旨を受信すると在圏情報管理テーブルの在圏保証フラグを“保証なし”から“保証あり”に更新する(ステップS127)。この更新処理により、在圏情報管理テーブルの状態は、着信側端末Bについて、在圏情報が“SIPサーバ101−1”又は“非在圏”、在圏保証フラグが“保証あり”となる(ステップS128)。在圏問合せ応答にてユーザが在圏している旨の返信を受信すると、在圏情報管理サーバ102は在圏情報が“在圏”である場合に限り(ステップS129)、ユーザの在圏しているSIPサーバ101−1に向けて加入者情報更新通知を送信し(ステップS130)、SIPサーバ101−1にて保持しているユーザ情報の更新を行う。その後、在圏情報管理サーバ102は加入者情報管理システムに103に、加入者情報更新応答を送信する(ステップS132)。
ステップS122において在圏情報が“在圏”もしくは障害経過タイマが起動中でない場合、又はステップS123において在圏保証フラグが“保証あり”の場合、在圏情報管理テーブルの状態は、着信側端末Bについて、在圏情報が“非在圏”又は“SIPサーバ101−1”、在圏保証フラグが“保証あり”又は“保証なし”となる(ステップS131)。この場合、在圏情報管理サーバ102は在圏情報が“在圏”である場合に限り(ステップS129)、ユーザの在圏しているSIPサーバ101−1に向けて加入者情報更新通知を送信し(ステップS130)、SIPサーバ101−1にて保持しているユーザ情報の更新を行う。その後、在圏情報管理サーバ102は加入者情報管理システムに103に、加入者情報更新応答を送信する(ステップS132)。
ところで、上記の動作において、移動端末からの在圏情報登録処理が周期的に行われることから(例えば、30分〜60分周期)、障害経過タイマとして障害復旧から周期時間+αの時間が経過した後は、SlPサーバに対する在圏状態問い合わせ機能を動作させない。この処理によって、SIPサーバからの在圏情報確認要求受信時に、在圏情報管理サーバ障害前に位置登録済みのユーザがいる場合は周期的な位置登録が実施されるはずであるため、障害経過タイマ満了後は一律在圏状態問い合わせを起動させない処置をとることが可能となり、障害後位置登録処理が行われない間のみ在圏状態問い合わせを実施することで、在圏状態管理サーバならびにSIPサーバの負荷を軽減することができる。
(新規ユーザ登録手順シーケンス)
図9は、本発明の実施形態にかかる新規ユーザ登録手順を示すシーケンス図である。
同図を参照すると、新規ユーザの登録情報は、加入者情報管理システム103、在圏情報管理サーバ102に向けて、オペレータ端末から送信される(ステップS141、S142)。
オペレータ端末から新規ユーザの登録情報が送信された場合、在圏情報管理サーバ102の在圏情報管理テーブル上の該当ユーザの在圏情報及び在圏保証フラグのデフォルト状態は、在圏情報が“非在圏”、在圏保証フラグが“保証なし”となる。
オペレータ端末から新規ユーザの登録情報が送信された場合、在圏情報管理サーバ102は、SIPサーバからの在圏情報確認要求受信時もしくは、加入者情報管理システムからの加入者情報更新通知を受信したタイミングで一律在圏状態問い合わせを起動させない処置として、在圏情報管理テーブル上の該当ユーザの在圏保証フラグを“保証あり”に更新する(ステップS143)。これにより、在圏情報管理テーブル上の該当ユーザの在圏情報は、“非在圏”、在圏保証フラグは“保証あり”となる(ステップS144)。こうすることにより、障害後位置登録処理が行われない間のみ在圏状態問い合わせを実施することが可能になる。
なお、加入者情報管理システム103、在圏情報管理サーバ102からオペレータ端末に向けて、新規ユーザ登録応答が送信される(ステップS145、S146)。
(在圏情報管理方法)
上述した在圏情報管理サーバを用いて構成したネットワークにおいては、以下のような在圏情報管理方法が実現されている。すなわち、ユーザの移動端末が、どのSIPサーバに対応するエリアに存在しているかを示す在圏エリア情報と上記在圏エリア情報の信頼性を示す在圏保証フラグとを対応付けて管理するための在圏情報管理テーブルを有する在圏情報管理サーバにおける在圏情報管理方法であり、上記在圏情報管理サーバの異常を検出した場合に、上記在圏保証フラグを保証なしに設定するフラグ更新ステップ(例えば、図4中のデフォルト状態S50に対応)と、外部から指定されたユーザの移動端末についての在圏問い合わせを、上記在圏保証フラグが保証なしに設定されている場合に全てのSIPサーバに送出する在圏問い合わせステップ(例えば、図7中のステップS105、図8中のステップS124に対応)と、上記在圏問い合わせに対する応答の内容に基づいて在圏情報管理テーブルの内容を書き換えるテーブル書き換えステップ(例えば、図7中のステップS108、図8中のステップS127に対応)とを含む在圏情報管理方法が実現されている。在圏問い合わせを全てのSIPサーバに送出することにより、情報をバックアップとして記憶させておく必要はなく、かつ、在圏情報を復旧させることができる。
本発明は、在圏情報管理サーバに保持されている在圏情報が消滅した後にそれを復旧させる場合に利用できる。
在圏情報管理サーバの構成例を示すブロック図である。 在圏情報管理テーブルの構成例を示す図である。 本発明による在圏情報管理サーバを採用したネットワークにおける在圏情報登録処理イメージを示す図である。 本発明による在圏情報管理サーバ障害時の処理イメージを示す図である。 本発明の実施形態にかかる在圏情報管理サーバの動作例(データ消滅後の着信契機でのデータ復旧方法)を示す図である。 本発明の実施形態にかかる在圏情報管理サーバの動作例(データ消滅後の加入者情報更新契機でのデータ復旧方法)を示す図である。 本発明の実施形態にかかる在圏情報復旧手順(着信契機)を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態にかかる在圏情報復旧手順(加入者情報更新契機)を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態にかかる新規ユーザ登録手順を示すシーケンス図である。 SIPを使用した通信を実現するためのネットワークの一構成例を示す図である。 標準仕様に準拠した在圏情報登録処理を示す図である。 標準仕様に準拠した発着信処理を示す図である。 従来の在圏情報管理サーバ障害時の処理を示す図である。
符号の説明
101−1、101−2 SIPサーバ
102 在圏情報管理サーバ
103 加入者情報管理システム
110 在圏情報登録制御部
111 格納部
111a 在圏情報管理テーブル
112 加入者情報取得制御部

Claims (6)

  1. ユーザの移動端末が、どのSIPサーバに対応するエリアに存在しているかを示す在圏エリア情報と前記在圏エリア情報の信頼性を示す在圏保証フラグとを対応付けて管理するための在圏情報管理テーブルと、自装置の異常を検出した場合に、前記在圏保証フラグを保証なしに設定するフラグ更新手段と、外部から指定されたユーザの移動端末についての在圏問い合わせを、前記在圏保証フラグが保証なしに設定されている場合に全てのSIPサーバに送出する在圏問い合わせ手段と、前記在圏問い合わせに対する応答の内容に基づいて在圏情報管理テーブルの内容を書き換えるテーブル書き換え手段とを含むことを特徴とする在圏情報管理サーバ。
  2. 前記在圏問い合わせ手段は、移動端末に対する着信と移動端末についての加入者情報の更新との少なくとも一方を契機として、前記在圏問い合わせを送出することを特徴とする請求項1記載の在圏情報管理サーバ。
  3. 自装置の異常検出時に起動され、移動端末からの在圏登録周期に応じて設定された時間を計時する、障害経過タイマを更に含み、前記障害経過タイマによる計時満了後は、前記在圏問い合わせを送出しないことを特徴とする請求項1又は2記載の在圏情報管理サーバ。
  4. 前記テーブル書き換え手段は、前記在圏問い合わせに対する応答の内容が在圏なし及びエラーのいずれか一方である場合、前記在圏エリア情報を非在圏に設定し、前記在圏保証フラグを保証ありに設定することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の在圏情報管理サーバ。
  5. 前記テーブル書き換え手段は、新規の移動端末ユーザについてのオペレータ端末からの加入者情報の登録の際に、前記在圏保証フラグを保証ありに設定することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の在圏情報管理サーバ。
  6. ユーザの移動端末が、どのSIPサーバに対応するエリアに存在しているかを示す在圏エリア情報と前記在圏エリア情報の信頼性を示す在圏保証フラグとを対応付けて管理するための在圏情報管理テーブルを有する在圏情報管理サーバにおける在圏情報管理方法であって、前記在圏情報管理サーバの異常を検出した場合に、前記在圏保証フラグを保証なしに設定するフラグ更新ステップと、外部から指定されたユーザの移動端末についての在圏問い合わせを、前記在圏保証フラグが保証なしに設定されている場合に全てのSIPサーバに送出する在圏問い合わせステップと、前記在圏問い合わせに対する応答の内容に基づいて在圏情報管理テーブルの内容を書き換えるテーブル書き換えステップとを含むことを特徴とする在圏情報管理方法。
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