JP4227187B2 - 立体映像観賞用メガネ - Google Patents
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Description
[0068] そこで、最終的に利用される立体ディスプレイ装置を想定し、そのディスプレイ装置の限界飛び出し量、限界奥行き量を超えないように、撮影時の表示部9で確認できるように、指標を設ける。これは実体で形成してもよいし、立体画像で形成しても良い。想定される立体ディスプレイ装置は、典型的な立体ディスプレイ装置のデータを用いても良いし、ユーザーが選択或いは設定しても良い。
るかのように感じてしまうことになる。
鑑賞距離をDA 立体視野上の距離感をDT とすれば、
DT=DA/(1−bs/Bs)の関係となり、
DT=2000/(1−32.5/65)=4000mm 4メートルの距離に見える。
DT=1000/(1−32.5/65)=2000mm 2メートルの距離に見える。このように無限遠の被写体像の表示間隔を人間の眼幅間隔よりも狭く設定した立体映像を鑑賞した場合、前記段落[0006]に記載の現象が発生するのは必然である。
Bs=65mm 65×(1000−10)/1000=64.35mm
の間隔であり、人間の眼幅間隔とあまり違わない。即ち、人間は無限遠の物体を常に平行に見ていることになる。ならば、立体テレビジョンにおいても無限遠被写体の左右像の表示間隔を人間の眼幅寸法と等しい間隔に表示すべきである。
30倍の場合は、Bs×30=65×30=1950mm 約2メートル
50倍の場合は、Bs×50=65×50=3250mm 約3.5メートル
立体視に於いて3.5メートルの視距離は左右の視野の融合が極めて容易な距離で、2メートルは略限界値である。そこで、無限遠像の左右の間隔を眼幅間隔と等しいBsの間隔に表示した場合、ディスプレイ上で同一位置(左右方向の)に表示(左右の視野を合致)するべき近距離の被写体距離、つまり、ディスプレイを観るための推奨鑑賞距離(図示のDR)で、左右用の表示画面が視野内で一致して一つの窓のように見える仮想の窓、即ち、“ステレオの窓”の見える距離である。
る(撮影の意図はなくても添景として写る場合がある)機会が増大する。即ち、鑑賞時の視野内に推奨鑑賞距離DR以近の像が写る場合であり、このような場合、左右用の画面(ピクチャーフレーム)が二重にずれて見えることが多い(特にテレビジョンに於いてはディスプレイそのものがずれて見えるのは勿論のこと、その影響はテレビジョンの周囲の景況まで及ぶので注意を要する)。以上を考慮すれば、推奨鑑賞距離DRは2.5メートルくらいが適当と思われるが、その他、テレビジョンを設置する部屋の広さ等も考慮して決定すべきである。
画面幅をWとすれば、
Bs=65 W=65×20=1300mm
画面幅Wは約1300mmとなる。
水平鑑賞画角をβとして、
推奨鑑賞距離をDR
基準画面幅(基準寸法)をWoとすれば、
Wo=2DR・tan(β/2)
推奨鑑賞距離をDR=2500とすれば、
Wo=2×2500×tan(40/2)
tan20°=0.363970232
Wo=2×2500×0.36397≒1800mm
1800mmの幅のディスプレイを必要とする。因みにディスプレイの縦横比を3対4とすれば1800×5/4=2250mm
2250/25.4=88.58 約90インチサイズを必要とする。
像の間隔は、本来1/2に比例縮小されて図示のBs/2=bsの間隔に表示される。それを、図示するように幅狭サイズのディスプレイ上においても無限遠の左右像の間隔を眼幅に等しい間隔のBsの寸法に表示するために左右用夫々の画面全体を移動させれば左右用の画面の中心間距離はBs/2=bsの量、互いに離れることになる。従って、基準寸法のディスプレイDo上では同じ位置に重ねて表示されるべく最短距離の被写体の左右の像(図2のCLとCR)は、ディスプレイDo上では図4に図示のCl及びCrの夫々の位置にbsの間隔に離れて表示される。図4において、ディスプレイD1上に無限遠の被写体像Il及びIrを眼幅間隔Bに等しい間隔で表示し、ディスプレイDo上では同一位置に合致して写るべき左右の像Cl及びCrを間隔bsで表示し1.25メートルの距離から立体視すれば、2.5メートルの位置にディスプレイDoを置いたと同等に見えることになる。
´を右用の画面はC´〜D´を夫々遮蔽(黒色表示)しなければならない。図示で明らかなように基準寸法よりも大きい寸法のディスプレイを使用する場合、例えば2倍に拡幅する場合、基準寸法のディスプレイのD2の幅W2の2倍よりも更に眼幅寸法のBsを付加した広幅のディスプレイW2´が要求される。
サイズや推奨鑑賞距離を決定するにあたって重要な要素となるからである。
図示において距離に対する投影比は、r=f/Dcであり、
センサディスタンスDsは、Ds=DL+DL・rとなる。
上記数式で決定される状態で、左右夫々の撮像素子上に投影された画像を送信し、受像機側で左右夫々の画面に表示すればよい。
EL 左の眼
ER 右の眼
Bs 人間の眼幅
Do 基準寸法ディスプレイ
Is 無限遠の立体像
IL 左の無限遠像
IR 右の無限遠像
CL 左の近距離像
CR 右の近距離像
DR 推奨鑑賞距離
θ 視角
E 人の眼
Wo 基準寸法ディスプレイ幅
W1 基準寸法よりも小さいディスプレイD1の幅(図示例はWo/2)
W1´ 基準寸法よりも小さいディスプレイD1の実際の幅
Cs 近距離の立体像
bs 眼幅よりも狭い間隔(図示例はBs/2)
W2 基準寸法よりも大きいディスプレイD2の幅(図示例は2Wo)
W2´ 基準寸法よりも大きいディスプレイD2の幅
PL ディスプレイW2´上に表示する左用映像
PR ディスプレイW2´上に表示する右用映像
CL ディスプレイW2´上に表示する最短距離の被写体像(左)
CR ディスプレイW2´上に表示する最短距離の被写体像(右)
Ds ステレオカメラの左右の撮像素子の中心間距離(センサディスタンス)
DL テレオカメラの左右の光軸間距離(レンズディスタンス)
f 撮影レンズの焦点距離
Dc ステレオカメラの左右の視野が合致する距離
r 投影比(r=f/Dc)
Claims (1)
- 立体テレビジョンのディスプレイ上に振幅方向が同一の偏光によって左右用の映像を交互に時分割表示し、その立体映像の左右用の視野を分離して見るためのメガネであって、メガネの左右に偏光板を取り付け、その左右夫々の偏光板の前方に液晶板を設け、受像機から発信される赤外線信号に同期して前記左右夫々の液晶板を交互に駆動して左右の視野を分離して立体視するものであって、更に、メガネに傾斜角センサを取り付けて、鑑賞時に水平に対する傾き角度を検出して視野閉時に於ける液晶の印加電圧をメガネの傾きに応じて制御することによって、視野閉時の遮光状態が常に最大となるように補正する立体映像観賞用メガネ。
Priority Applications (1)
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JP2008144528A JP4227187B2 (ja) | 2008-06-02 | 2008-06-02 | 立体映像観賞用メガネ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008144528A JP4227187B2 (ja) | 2008-06-02 | 2008-06-02 | 立体映像観賞用メガネ |
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