JP4224886B2

JP4224886B2 - Front body structure of the vehicle

Info

Publication number: JP4224886B2
Application number: JP08864899A
Authority: JP
Inventors: 建治中村; 建次郎三木; 重昭渡邊
Original assignee: Mazda Motor Corp
Current assignee: Mazda Motor Corp
Priority date: 1999-03-30
Filing date: 1999-03-30
Publication date: 2009-02-18
Anticipated expiration: 2019-03-30
Also published as: JP2000280932A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の前部車体構造、特に、シュラウドパネルの前側にラジエータが配置された車両の前部車体構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
周知のように、自動車等の車両の前部には、エンジン冷却系の放熱手段としてのラジエータが配置され、このラジエータは、通常、エンジンルーム前部において車幅方向に配設されたシュラウドパネルに支持される（例えば、特開平６−２８６６５７号公報参照）。このラジエータとシュラウドパネルとの前後方向のレイアウトに関して、車種によっては、ラジエータがシュラウドパネルよりも前側に配置される場合がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように、ラジエータをシュラウドパネルよりも前側に配置した場合、ラジエータコアやファンなどの補機類を含めてラジエータを支障無くレイアウトするためには、一般に、ラジエータとシュラウドパネルとの間隔を、両者の前後位置が逆の場合に比べて、より大きく設定する必要が生じる。
このため、ラジエータをシュラウドパネルに支持させるブラケット（ラジエータブラケット）の長さも不可避的により長くなり、ラジエータのような重量物を安定かつ確実に支持させるためには、上記ラジエータブラケットを有効に補強する必要がある。この場合、一般にスペースの余裕に乏しく手狭なエンジンルーム内での補強であるので、極力小さなスペースでまた少ない部品点数で行うことが求められる。
【０００４】
そこで、この発明は、シュラウドパネルの前側にラジエータが配置された車両の前部車体構造において、部品点数の増加を抑制し且つスペースの有効利用を図りつつ、ラジエータブラケットを有効に補強できるようにすることを目的としてなされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
このため、本願の請求項１の発明(以下、これを本願の第１の発明という。)に係る車両の前部車体構造は、エンジンルーム前部において車幅方向に配設されたシュラウドパネルの前側にラジエータが配置された車両の前部車体構造であって、上記ラジエータの左右両側において上記シュラウドパネルを補強するために上下方向に延設されたシュラウドサイドステーと、上記ラジエータの上部をシュラウドパネルの上部に対して支持するために前後方向に延設されたラジエータブラケットとが設けられ、上記シュラウドサイドステーの上部には、上記ラジエータブラケットと結合される結合部が一体に形成されていることを特徴としたものである。
【０００６】
また、本願の請求項２に係る発明（以下、これを本願の第２の発明という。）は、上記第１の発明において、上記シュラウドサイドステーの結合部が、上記シュラウドパネルの上部より所定距離前方に離間した位置で上記ラジエータブラケットに結合されていることを特徴としたものである。
更に、本願の請求項３に係る発明（以下、これを本願の第３の発明という。）は、上記第１又は第２の発明において、上記シュラウドサイドステーの結合部が、上記ラジエータブラケットの下面に結合されていることを特徴としたものである。
また更に、本願の請求項４に係る発明（以下、これを本願の第４の発明という。）は、上記第１から第３の発明の何れかにおいて、上記シュラウドサイドステーは、上記ラジエータとフロントランプとの間に位置していることを特徴としたものである。
【０００７】
また更に、本願の請求項５に係る発明（以下、これを本願の第５の発明という。）は、上記第１からは第４の発明の何れかにおいて、上記ラジエータブラケットの前部に、フロントバンパを支持するバンパ支持部が設けられていることを特徴としたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図１及び図２は、本実施の形態に係る車両の右側（車室内から見た右側）の車体前部におけるラジエータの支持構造を示す平面説明図および正面説明図である。
これらの図に示すように、本実施の形態に係る前部車体構造では、エンジンルーム１の前部において車幅方向に配設されたシュラウドパネル１０よりも前側に、エンジン冷却系の放熱手段としてのラジエータＲが配置され、該ラジエータＲはその上部がブラケット２０(ラジエータブラケット)を介してシュラウドパネル１０の上部(シュラウドアッパ１２)に支持されている。
【０００９】
該シュラウドパネル１０には、図１１に示すように左右側部に側端パネル部１１がそれぞれ設けられ、この側端パネル部１１の内側には、図１２に示すように補強用のステー１５（シュラウドサイドステー）がそれぞれ配置されている。
尚、具体的には図示しなかったが、左右の側端パネル部１１の下方には、車体前後方向に延びる左右一対のフロントフレームが配設されており、上記シュラウドサイドステー１５は、より好ましくは、その下端側が車体前部において前後方向の強度・剛性が最も高い上記フロントフレームに結合されている。
【００１０】
また、左右の側端パネル部１１はシュラウドパネル１０の上部を形成する上記シュラウドアッパ１２によって互いに連結されている。本実施の形態では、左右の側端パネル部１１とシュラウドアッパ１２とは、プレス加工によって一体成形されている。尚、上記側端パネル部１１の外側には、フロントランプやフロントフェンダパネルあるいはタイダウンフック（いずれも不図示）などの複数の構成部材を支持して上記フロントフレームに最終的に結合されるユニットブラケット４０が取り付けられている。
【００１１】
図１及び図２から良く分かるように、ラジエータＲの外方にはフロントランプＬが配置されており、該フロントランプＬは、その上部が取付ブラケット４１及び４２を介してシュラウドアッパ１２に、その下部内側が取付ブラケット４３を介して側端パネル部１１にそれぞれ支持され、更に、その外側部が上記ユニットブラケット４０で支持される。
上記シュラウドサイドステー１５は、このフロントランプＬとラジエータＲとの間に位置している。このように、上記シュラウドサイドステー１５はラジエータＲとフロントランプＬとの間に位置しているので、両者間の空きスペースを有効に利用してシュラウドサイドステー１５を配設することができる。
【００１２】
このシュラウドサイドステー１５は、図９及び図１０に詳しく示すように、
基本的には上部が平板状で下部が断面Ｌ字状に形成されたステー本体１６を有し、該本体１６の平板状の上部には、側端パネル部１１及びシュラウドアッパ１２への固定用の突出片１７,１７が設けられている。また、ステー本体１６の下部にはフロントフレームへの取付用の取付部１８が設けられている。更に、ステー本体１６の上端には、上記ラジエータブラケット２０と結合される上端結合部１９が形成されている。
尚、この上端結合部１９が、本願請求項に記載した「（ラジエータブラケットと結合される）結合部」に相当している。
【００１３】
このように形成されたシュラウドサイドステー１５は、図７及び図８に示すように、上側の突出片１７がシュラウドアッパ１２と側端パネル部１１のほぼ境界部分に、また、下側の突出片１７が側端パネル部１１に、それぞれ例えばスポット溶接で接合することにより、側端パネル部１１の内端部に固定されてシュラウドパネル１０を補強している。そして、このシュラウドサイドステー１５の下部は、フロントフレーム(不図示)に接合されるようになっている。
【００１４】
上記ラジエータブラケット２０は、図３〜図６に示すように、例えば、所定厚さの鋼板をプレス加工により一体成形したもので、シュラウドアッパ１２への結合用穴部２１ｈを有する第１取付部２１と、ラジエータＲの上部との結合用穴部２２hを有する第２取付部２２と、フロントバンパ７との結合用穴部２３ｈを有する第３取付部２３とを備えている。この第３取付部２３が、本願請求項に記載した「バンパ支持部」に相当している。
該第３取付部２３は第２取付部２２の前側に位置し該第２取付部２２に対して所定量だけ段下げされ、また、該第２取付部２２は第１取付部２１に対して一定量だけ断下げして形成されている。
【００１５】
上記第２取付部２２の結合用穴部２２ｈには、ラジエータＲへの振動入力を抑制するために例えばゴム製のマウント部材２４が取り付けられている。
また、この第２取付部２２には、上記シュラウドサイドステー１５の上端結合部１９との結合のために、ステー結合用穴部２２ａが設けられている。そして、図６に示すように、上記第１取付部２１をボルト２１Ｂによりシュラウドアッパ１２に締結固定するとともに、上記シュラウドサイドステー１５の上端結合部１９と第２取付部２２とをボルト２２Ｂにより結合させることにより、ラジエータブラケット２０は、強度部材であるシュラウドサイドステー１５に結合支持されて補強されることになる。
【００１６】
したがって、シュラウドパネル１０よりも前側にラジエータＲがレイアウトされることに起因してラジエータブラケット２０が長く設定され、ラジエータブラケット２０の固定部とラジエータ支持部との間隔Ｅが広くなっても、ラジエータブラケット２０を有効に補強することができる。
この場合において、このラジエータブラケット２０の補強は、シュラウドパネル１０を補強するために元々設けられているシュラウドサイドステー１５を利用して行われるので、部品点数の増加を招くことはない。
【００１７】
以上のようにしてラジエータブラケット２０をシュラウドアッパ１２及びシュラウドサイドステー１５に対して固定した後、ラジエータＲの上端側をナット２２Ｎにより第２取付部２２に取り付けると共に、フロントバンパ７の上端後部をボルト２３Ｂにより第３取付部２３に締結固定するようになっている。
このように、ラジエータブラケット２０の前部に、フロントバンパ７を支持する第３取付部２３が設けられているので、部品点数を特に増やすことなくフロントバンパ７の支持部を設けることができる。
【００１８】
尚、本発明は、以上の実施態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更あるいは設計上の改良等が可能であることは言うまでもない。
【００１９】
【発明の効果】
本願の第１の発明に係る車両の前部車体構造によれば、シュラウドパネルを補強するために上下方向に延設されたシュラウドサイドステーの上部にラジエータブラケットと結合される結合部が一体に形成されているので、該ラジエータブラケットは、強度部材であるシュラウドサイドステーに結合支持されて補強されることになる。
したがって、シュラウドパネルよりも前側にラジエータがレイアウトされることに起因してラジエータブラケットが長く設定されても、該ラジエータブラケットを有効に補強することができる。この場合において、このラジエータブラケットの補強は、シュラウドパネルを補強するために元々設けられているシュラウドサイドステーを利用して行われるので、部品点数の増加を招くことはない。
【００２０】
また、本願の第２の発明によれば、基本的には上記第１の発明と同様の効果を奏することができる。特に、上記シュラウドサイドステーの結合部を、上記シュラウドパネルの上部より所定距離前方に離間した位置で上記ラジエータブラケットに結合させることができる。
更に、本願の第３の発明によれば、基本的には上記第１又は第２の発明と同様の効果を奏することができる。特に、上記シュラウドサイドステーの結合部を、上記ラジエータブラケットの下面に結合させることができる。
また更に、本願の第４の発明によれば、基本的には上記第１から第３の発明の何れかと同様の効果を奏することができる。特に、上記シュラウドサイドステーはラジエータとフロントランプとの間に位置しているので、両者間の空きスペースを有効に利用してシュラウドサイドステーを配設することができる。
【００２１】
また更に、本願の第５の発明によれば、基本的には上記第１から第４の発明の何れかと同様の効果を奏することができる。しかも、その上、上記ラジエータブラケットの前部に、フロントバンパを支持するバンパ支持部が設けられているので、部品点数を特に増やすことなくフロントバンパの支持部を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係る車両の右側車体前部におけるラジエータの支持構造を示す平面説明図である。
【図２】上記ラジエータの支持構造を示す正面説明図である。
【図３】上記ラジエータを支持するラジエータブラケットの全体斜視図である。
【図４】上記ラジエータブラケットの平面説明図である。
【図５】上記ラジエータブラケットの正面説明図である。
【図６】図５のＹ６−Ｙ６線に沿った上記ラジエータブラケットの縦断面説明図で、
【図７】上記車両の車体前部に配設されるシュラウドパネルとシュラウドサイドステーの組立構造を示す平面説明図である。
【図８】上記シュラウドパネルとシュラウドサイドステーの組立構造を示す正面説明図である。
【図９】上記シュラウドサイドステーの斜視図である。
【図１０】上記シュラウドサイドステーの正面説明図である。
【図１１】上記シュラウドパネルの斜視図である。
【図１２】上記シュラウドパネルにシュラウドサイドステーを取り付けた組立斜視図である。
【符号の説明】
１…エンジンルーム
７…フロントバンパ
１０…シュラウドパネル
１５…シュラウドサイドステー
１９…シュラウドサイドステーの上端結合部
２０…ラジエータブラケット
２３…ラジエータブラケットの第３取付部
Ｌ…フロントランプ
Ｒ…ラジエータ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a front body structure of a vehicle, and more particularly to a front body structure of a vehicle in which a radiator is disposed on the front side of a shroud panel.
[0002]
[Prior art]
As is well known, a radiator as a heat radiating means for an engine cooling system is disposed at the front of a vehicle such as an automobile, and this radiator is usually mounted on a shroud panel disposed in the vehicle width direction at the front of the engine room. It is supported (see, for example, JP-A-6-286657). Regarding the layout of the radiator and the shroud panel in the front-rear direction, the radiator may be arranged on the front side of the shroud panel depending on the vehicle type.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the radiator is arranged on the front side of the shroud panel as described above, in order to lay out the radiator including the radiator core and the fans and the like without any hindrance, in general, the interval between the radiator and the shroud panel is set. As compared with the case where the front and rear positions of both are opposite, it is necessary to set larger.
For this reason, the length of the bracket (radiator bracket) for supporting the radiator on the shroud panel is inevitably longer, and in order to stably and reliably support a heavy object such as a radiator, it is necessary to effectively reinforce the radiator bracket. There is. In this case, since the reinforcement is generally performed in a narrow engine room with a small space, it is required to be performed in a space as small as possible and with a small number of parts.
[0004]
Therefore, the present invention enables a radiator bracket to be effectively reinforced while suppressing an increase in the number of parts and effectively using a space in a vehicle front body structure in which a radiator is arranged on the front side of a shroud panel. It was made for the purpose.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the vehicle body structure according to claim 1 of the present application (hereinafter referred to as the first invention of the present application) is a shroud panel disposed in the vehicle width direction at the front of the engine room. a front body structure of a vehicle radiator in the front is disposed, and the shroud side stays that extend in the vertical direction in order to reinforce the shroud panel in the right and left sides of the radiator, an upper shroud panel of the radiator A radiator bracket extending in the front-rear direction to support the upper portion of the housing, and a coupling portion coupled to the radiator bracket is integrally formed on the upper portion of the shroud side stay. It is a feature.
[0006]
In the invention according to claim 2 of the present application (hereinafter referred to as the second invention of the present application), in the first invention, the connecting portion of the shroud side stay is a predetermined distance from the upper portion of the shroud panel. The radiator bracket is coupled to the radiator bracket at a position spaced forward.
Furthermore, the invention according to claim 3 of the present application (hereinafter referred to as the third invention of the present application) is the first or second invention, wherein the connecting portion of the shroud side stay is a lower surface of the radiator bracket. It is characterized by being coupled to
Furthermore, an invention according to claim 4 of the present application (hereinafter referred to as a fourth invention of the present application) is any one of the first to third inventions, wherein the shroud side stay includes the radiator and the fan. It is characterized by being located between the front lamp.
[0007]
Furthermore, the invention according to claim 5 of the present application (hereinafter referred to as fifth invention of the present application.), In any one of the fourth aspect of the present invention from the first, in front of the radiator bracket, the front A bumper support part for supporting the bumper is provided.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 and FIG. 2 are an explanatory plan view and an explanatory front view showing a radiator support structure at the front of the vehicle body on the right side (right side as viewed from the passenger compartment) of the vehicle according to the present embodiment.
As shown in these drawings, in the front vehicle body structure according to the present embodiment, as a heat dissipation means of the engine cooling system on the front side of the shroud panel 10 disposed in the vehicle width direction in the front portion of the engine room 1. The radiator R is supported by the upper portion of the shroud panel 10 (the shroud door upper 12) via the bracket 20 (radiator bracket).
[0009]
As shown in FIG. 11, the shroud panel 10 is provided with side end panel portions 11 on the left and right side portions, respectively, and inside the side end panel portion 11 is a reinforcing stay 15 (see FIG. 12). Each shroud side stay is arranged.
Although not specifically shown, a pair of left and right front frames extending in the longitudinal direction of the vehicle body are disposed below the left and right side end panel portions 11, and the shroud side stay 15 is more preferable. Is coupled to the front frame having the highest strength and rigidity in the front-rear direction at the front portion of the vehicle body.
[0010]
The left and right side end panel portions 11 are connected to each other by the shroud upper 12 that forms the upper portion of the shroud panel 10. In the present embodiment, the left and right side end panel portions 11 and the shroud uppers 12 are integrally formed by pressing. A unit that is finally coupled to the front frame by supporting a plurality of structural members such as a front lamp, a front fender panel, and a tie-down hook (all not shown) outside the side end panel portion 11. A bracket 40 is attached.
[0011]
As can be seen from FIGS. 1 and 2, a front lamp L is disposed outside the radiator R, and the front lamp L is attached to the shroud upper 12 via mounting brackets 41 and 42. The lower inner side is supported by the side end panel portion 11 via the mounting bracket 43, and the outer side portion is further supported by the unit bracket 40.
The shroud side stay 15 is located between the front lamp L and the radiator R. Thus, since the shroud side stay 15 is located between the radiator R and the front lamp L, the shroud side stay 15 can be disposed by effectively utilizing the space between them.
[0012]
As shown in detail in FIGS. 9 and 10, the shroud side stay 15 is
Basically, it has a stay main body 16 having a flat upper portion and a lower L-shaped cross section. The flat upper portion of the main body 16 is fixed to the side end panel portion 11 and the shroud upper 12. Projecting pieces 17 and 17 are provided. An attachment portion 18 for attachment to the front frame is provided at the lower portion of the stay main body 16. Furthermore, an upper end coupling portion 19 coupled to the radiator bracket 20 is formed at the upper end of the stay body 16.
The upper end coupling portion 19 corresponds to “a coupling portion (coupled to the radiator bracket)” recited in the claims of the present application.
[0013]
As shown in FIGS. 7 and 8, the shroud side stay 15 formed in this way has an upper projecting piece 17 at a substantially boundary portion between the shroud upper 12 and the side end panel portion 11, and a lower projecting piece. 17 is joined to the side end panel portion 11 by spot welding, for example, so that the shroud panel 10 is reinforced by being fixed to the inner end portion of the side end panel portion 11. The lower part of the shroud side stay 15 is joined to a front frame (not shown).
[0014]
As shown in FIGS. 3 to 6, the radiator bracket 20 is formed, for example, by integrally forming a steel plate having a predetermined thickness by pressing, and includes a first attachment portion 21 having a hole 21 h for coupling to the shroud upper 12. And a second mounting portion 22 having a coupling hole portion 22h with the upper portion of the radiator R, and a third mounting portion 23 having a coupling hole portion 23h with the front bumper 7. The third attachment portion 23 corresponds to a “bumper support portion” described in the claims of the present application.
The third mounting portion 23 is located on the front side of the second mounting portion 22 and is lowered by a predetermined amount with respect to the second mounting portion 22, and the second mounting portion 22 is in relation to the first mounting portion 21. It is formed by cutting down a certain amount.
[0015]
In order to suppress vibration input to the radiator R, for example, a rubber mount member 24 is attached to the coupling hole 22h of the second attachment portion 22.
The second attachment portion 22 is provided with a stay coupling hole 22 a for coupling with the upper end coupling portion 19 of the shroud side stay 15. Then, as shown in FIG. 6, the first mounting portion 21 is fastened and fixed to the shroud upper 12 by bolts 21B, and the upper end coupling portion 19 and the second mounting portion 22 of the shroud side stay 15 are coupled by bolts 22B. By doing so, the radiator bracket 20 is reinforced by being coupled and supported by the shroud side stay 15 which is a strength member.
[0016]
Therefore, even if the radiator bracket 20 is set longer because the radiator R is laid out in front of the shroud panel 10 and the distance E between the fixing portion of the radiator bracket 20 and the radiator support portion becomes wide, the radiator bracket 20 can be effectively reinforced.
In this case, the reinforcement of the radiator bracket 20 is performed by using the shroud side stay 15 originally provided to reinforce the shroud panel 10, so that the number of parts is not increased.
[0017]
After the radiator bracket 20 is fixed to the shroud upper 12 and the shroud side stay 15 as described above, the upper end side of the radiator R is attached to the second attachment portion 22 by the nut 22N, and the upper end rear portion of the front bumper 7 is bolted. The third mounting portion 23 is fastened and fixed by 23B.
Thus, since the 3rd attachment part 23 which supports the front bumper 7 is provided in the front part of the radiator bracket 20, the support part of the front bumper 7 can be provided, without increasing a number of parts especially.
[0018]
It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and it goes without saying that various changes or design improvements can be made without departing from the scope of the invention.
[0019]
【The invention's effect】
According to the vehicle front body structure according to the first invention of the present application, a coupling portion coupled to the radiator bracket is integrally formed on the upper portion of the shroud side stay extending vertically to reinforce the shroud panel. Therefore, the radiator bracket is reinforced by being coupled and supported by the shroud side stay, which is a strength member.
Therefore, even if the radiator bracket is set longer due to the layout of the radiator in front of the shroud panel, the radiator bracket can be effectively reinforced. In this case, the radiator bracket is reinforced by using a shroud side stay originally provided to reinforce the shroud panel, so that the number of parts is not increased.
[0020]
In addition, according to the second invention of the present application, basically the same effect as the first invention can be obtained. In particular, the coupling portion of the shroud side stay can be coupled to the radiator bracket at a position spaced forward by a predetermined distance from the upper portion of the shroud panel.
Furthermore, according to the third invention of the present application, basically the same effect as the first or second invention can be obtained. In particular, the coupling portion of the shroud side stay can be coupled to the lower surface of the radiator bracket.
Furthermore, according to the fourth invention of the present application, basically, the same effect as any of the first to third inventions can be obtained. In particular, since the shroud side stay is located between the radiator and the front lamp, the shroud side stay can be disposed by effectively utilizing the space between the two.
[0021]
Furthermore, according to the fifth aspect of the present invention, basically it is possible to achieve the same effect as any of the first to fourth inventions the first. In addition, since the bumper support portion for supporting the front bumper is provided at the front portion of the radiator bracket, the front bumper support portion can be provided without particularly increasing the number of parts.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is an explanatory plan view showing a radiator support structure in a right front body portion of a vehicle according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front explanatory view showing a support structure of the radiator.
FIG. 3 is an overall perspective view of a radiator bracket that supports the radiator.
FIG. 4 is an explanatory plan view of the radiator bracket.
FIG. 5 is a front explanatory view of the radiator bracket.
6 is a longitudinal sectional explanatory view of the radiator bracket along the line Y6-Y6 in FIG.
FIG. 7 is an explanatory plan view showing an assembly structure of a shroud panel and a shroud side stay disposed at the front of the vehicle body of the vehicle.
FIG. 8 is a front explanatory view showing an assembly structure of the shroud panel and the shroud side stay.
FIG. 9 is a perspective view of the shroud side stay.
FIG. 10 is a front explanatory view of the shroud side stay.
FIG. 11 is a perspective view of the shroud panel.
FIG. 12 is an assembled perspective view in which a shroud side stay is attached to the shroud panel.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Engine room 7 ... Front bumper 10 ... Shroud panel 15 ... Shroud side stay 19 ... Upper end coupling | bond part 20 of a shroud side stay ... Radiator bracket 23 ... Third attachment part L of a radiator bracket ... Front lamp R ... Radiator

Claims

A vehicle front body structure in which a radiator is disposed on the front side of a shroud panel disposed in the vehicle width direction at the front of the engine room,
Vertical and shroud side stay extended in the direction extending in the longitudinal direction for supporting an upper portion of the radiator with respect to the upper portion of the shroud panel radiator in order to reinforce the shroud panel in the right and left sides of the radiator A front vehicle body structure for a vehicle, wherein a bracket is provided, and a coupling portion coupled to the radiator bracket is integrally formed on an upper portion of the shroud side stay.

2. The front body structure of a vehicle according to claim 1, wherein the connecting portion of the shroud side stay is connected to the radiator bracket at a position spaced forward by a predetermined distance from the upper portion of the shroud panel.

The vehicle front body structure according to claim 1 or 2, wherein a connecting portion of the shroud side stay is connected to a lower surface of the radiator bracket.

The shroud side stay is a front body structure of a vehicle according to any one of claims 1-3, characterized in that located between the radiator and the CFCs playing cards.

The vehicle front body structure according to any one of claims 1 to 4, wherein a bumper support portion for supporting a front bumper is provided at a front portion of the radiator bracket.