JP4220998B2 - 全光変換器 - Google Patents

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Description

本発明は、強度変調された光信号をDPSK形式に変調された光信号へ変換するための全光変換器に関する。この全光変換器は光伝送分野における用途がある。
OOK(On/Off Keying)による強度変調が周知である。この場合、パルスは“1”を表し、パルスの不存在は“0”を表す。
差動位相偏移変調(DPSK:Differential Phase Shift Keying)が周知である。DPSK形式においては、2つの隣接パルス間の位相差で情報が伝送される。
DPSK形式への伝送は、感度が良いので有利である。さらに、光モードでは、2つの信号間の位相差を解析することが容易である。
現在、光伝送分野には、振幅暗号化された2進電気信号を、DPSK形式へコード化された光信号へ変換する変換器が存在する。これらの変換器は、電子的構成と光学的構成とを兼ね備える。
前記変換器の電子的部分は、排他的OR(XOR)ゲートを備える。情報を表す電気信号は、振幅変調されて論理ゲートの第1の入力に到着する。論理ゲートの出力は、第1の入力に対して1ビット時間遅れの状態で、論理ゲートの第2の入力へ接続される。
具体的な事例においては、搬送波としての機能を果たす光信号が、例えばマッハツェンダー型などのオプトエレクトロニック変調器(光電子変調器)へ送られる。この変調器は、論理ゲートの出力からの電気信号により制御されると共に、“1”に等しい電気信号の状態が光信号におけるπの位相差に関連付けられるように、変調を生じさせる。
電子的構成と光学的構成とを兼ね備えるこれらの変換器は、20GHzを超える周波数のものはとても高価であり、40GHzを超える周波数のものは現存しない。
従って、課題は、強度変調された光信号をDPSK形式に変調された光信号へ変換するための全光変換器を提供することである。
本発明は、特定の周波数に限定されず、全ての帯域に適用可能である。
以下、2対2又は50:50カプラを3dBカプラという。
以下、この出力から配信される信号が完全に吸収されるならば、構成部の出力は接続されておらず、信号上流又は下流に干渉しないと言える。受信した信号の振幅がゼロならば、構成部の入力は供給されないと言える。
本発明の目的は、従来技術における欠点を持たない変換器を提案することにある。
この目的を達成するために、強度変調された光信号をDPSK形式に変調された光信号へ変換するための全光変換器を提案する。この全光変換器は、第1の強度変調された光信号のための第1の入力と、前記第1の光信号と前記第1の光信号に同期する第2の光信号との間に差分符号化を実行するよう適合された差分符号化モジュールと、前記差分符号化モジュールにより実行された差分符号化に従って光信号の位相を変調するよう適合された変調装置と、DPSK形式に変調された光信号を配信する前記変調装置の出力とを備えることを特徴とする。
有利なことに、前記差分符号化モジュールは、排他的OR機能とフィードバックループとを利用して差分符号化を実行する。
有利なことに、排他的OR機能を導入するために、前記差分符号化モジュールが、その第1の入力に前記第1の光信号が供給され、その第2の入力に前記第2の光信号が供給され、その第2の出力が非接続である第1の光カプラと、その第1の入力が前記第1の光カプラの第1の出力により供給され、その第2の入力が非供給である第2の光カプラと、その入力が第2の光カプラの第2の出力により供給される非線形吸収装置と、その第1の入力が前記第2のカプラの第1の出力により供給され、その第2の入力が前記非線形吸収装置の出力により供給され、その第2の出力が非接続であり、その第1の出力が前記排他的OR機能の結果を表す信号を配信する第3の光カプラとを備える。
有利なことに、前記差分符号化モジュールが、その第1の入力が前記第3の光カプラの前記第1の出力により供給され、その第2の入力が非供給であり、その第1の出力が前記変調装置へ供給し、その第2の出力が前記フィードバックループへ供給する第4の光カプラを備える。
有利なことに、同期する前記第2の光信号が前記フィードバックループにより配信される。
有利なことに、前記フィードバックループが、光位相偏移装置と光増幅器とを備える。
有利なことに、前記フィードバックループが、前記第2の光信号を前記第1の光信号に対して整数のビット時間遅延させるように適合された可調光遅延装置をさらに備える。
有利なことに、前記変調装置が、その第1の入力が前記差分符号化モジュールによって符号化された信号により供給され、その第2の入力が前記符号化された信号に対して位相がπ/2ずれた信号により供給され、その第2の出力が非接続であり、その第1の出力がDPSK形式に変調された光信号を配信する光カプラを備える。
有利なことに、変調装置が、第2の入力の上流に、前記符号化された信号に対して前記位相がずれた信号を整数のビット時間遅延させるよう適合された可調光遅延装置を備える。
有利なことに、前記DPSK形式に変調された光信号の位相は、前記排他的OR機能の結果に従って、ゼロからπまで変化する。
有利なことに、前記光カプラが3dB光カプラである。
有利なことに、前記第1の光信号がE0の振幅を有し、前記第2の光信号がE0の振幅を有すると共に前記第1の光信号に対して−π/2の位相差を有し、前記光増幅器が12.04dBのゲインを有し、前記非線形吸収装置がα=√2/2でα2・E0より若干大きい閾値を有し、前記変調装置の光カプラの第2の入力を供給する信号が(α4/2)・E0の振幅と、前記変調装置の光カプラの第1の入力を供給する信号に対してπ/2の位相偏移とを有する。
上述した本発明の特徴は、他のものと同様に、本発明に基づく変換器を表す唯一の図についてされる以下の実施例の説明の解釈からより明確に現れる。
唯一の図は、DPSK形式に変調された光信号への強度変調された光信号の変換を行なう全光変換器10を示す。
変換器10は第1の入力152aを備え、この第1の入力152aに第1の光信号12が投入される。光信号12は、データ列を表し、OOK形式に従って強度変調される。この光信号は、OOK変調された電気信号をOOK変調された光信号へ変換するオプトエレクトロニック変調器で電気信号から生成されたものでもよい。
変換器10は、第2の入力162eを備え、この第2の入力162eに、その後DPSK形式に変調される光搬送波16(連続的又は非連続的なもの)が投入される。
変換器10は、第1の出力162cを備え、この第1の出力162cからDPSK形式に変調された光信号14が配信される。
このようにして、変換器10は、DPSK形式に変調された光信号への強度変調された光信号の全光変換を実行する。
変換器10は、差分符号化モジュール100と変調装置(変調に適合された装置)200とを備える。
変調装置200は、差分符号化モジュール100の出力へ接続された第1の入力162aを備え、この第1の入力162aで差分符号化モジュール100により符号化された信号が受信される。変調装置200は、搬送波16が投入される第2の入力162eを備える。また、変調装置200は、第1の出力162cを備える。変換器10の第1の出力162cは、DPSK形式に変調された光信号14を配信する。変調装置200は、差分符号化モジュール100によって実行された差分符号化に従って光信号16の位相を変調する。
変調装置200は、第5番目に番号付けされることとなるカプラ202,位相偏移装置204,そして可調光遅延装置(調節可能な光遅延装置)206を備えて構成される。
第5のカプラ202は、第1の入力162aと第2の入力162bとを備える。また、第5のカプラ202は、第1の出力162cと、接続されていない第2の出力162dとを備える。
位相偏移装置204及び可調光遅延装置206は、第2の入力162eと第2の入力162bとの間に直列に接続される。
位相偏移装置204(調整可能でもよい)は、第1の入力162aにある信号と第2の入力162bにある信号との間で、特定の位相偏移を確実なものとすべく調整されている。
可調光遅延装置206は、第5のカプラ202の2つの入力162a,162bの信号を構成するビットについて同期化を可能とする。とりわけ、可調光遅延装置206は、整数の遅れビット時間を有するように調整されている。後述するように、この可調光遅延装置206は常に必要であるわけではない。
差分符号化モジュール100は、第1の入力152aと、変調装置200の第1の入力162aへ接続され、符号化された信号を配信する第1の出力158cとを備える。
ここで、差分符号化モジュール100の構造について詳述する。
差分符号化モジュール100は、4つの光カプラ102,104,106,108と、非線形吸収装置110と、フィードバックループ(帰還閉路)30とを備える。
第1のカプラ102は、第1の信号12が供給される第1の入力152aと、例えばフィードバックループ30などにより配信され第1の信号12に同期した第2の光信号が供給される第2の入力152bとを備える。また、第1のカプラ102は、第1の出力152cと、接続されていない第2の出力152dとを備える。
第2の光カプラ104は、第1のカプラ102の第1の出力152cにより供給される第1の入力154aと、供給されない第2の入力154bとを備える。また、第2の光カプラ104は、第1の出力154cと第2の出力154dとを備える。
非線形吸収装置110は、その振幅が閾値以下である電磁界を吸収すると共に、その振幅が閾値を超える電磁界を伝送することを可能とする。非線形吸収装置110は、可飽和吸収型又は非線形光ループである場合もある。非線形吸収装置110は、第2のカプラ104の第2の出力154dにより供給される入力を備える。
第3の光カプラ106は、第2のカプラ104の第1の出力154cにより供給される第1の入力156aと、非線形吸収装置110の出力により供給される第2の入力156bとを備える。また、第3の光カプラ106は、第1の出力156cと、接続されていない第2の出力156dとを備える。
第4の光カプラ108は、第3のカプラ106の第1の出力156cにより供給される第1の入力158aと、供給されない第2の入力158bとを備える。また、第4の光カプラ108は、変調装置200へ供給する第1の出力158cと、フィードバックループ30へ供給する第2の出力158dとを備える。
フィードバックループ30は、光位相偏移装置112,光増幅器114,そして、第1の信号12に対して第1のカプラ102の第2の入力152bにある第2の信号を整数のビット時間で遅らせるように適合された可調光遅延装置116を備える。
差分符号化モジュール100は、第1の入力152aにある第1の光信号12と、第1のカプラ102の第2の入力152bにあり第1の光信号に同期した第2の光信号とに基づいて、全光方式でデータ列の差分符号化を実行する。
差分符号化モジュール100は、特に、第1のカプラ102,第2のカプラ104,第3のカプラ106及び非線形吸収装置110の組み合わせの効力により、入力152a,152bにある各信号間に排他的OR機能を実行する。第3のカプラ106の第1の出力156cにある信号は、入力152a,152bにある各信号間への排他的OR論理機能を表す。
各構成102,104,106,108,202は、3dB光カプラである。これらのカプラから来る光信号は、下記の行列方程式を満足する。
Figure 0004220998
当該行列方程式において、α=√2/2のとき、E1及びE2はカプラの第1及び第2の入力にある電磁界であり、S1及びS2は、カプラの第1及び第2の出力にある電磁界である。
第1の入力152aにある元の信号12は、E0又はゼロに等しい振幅を有する電磁界である。
第2の入力152bにある光信号は、E0又はゼロに等しい振幅を有すると見なされる電磁界であり、その振幅がE0に等しい場合には、第1の入力152aにある光信号に対して−π/2の位相偏移となる。
ここで、非線形吸収装置110の閾値は、その振幅がα2・E0より若干大きい任意の電磁界を伝送するために、α2・E0より若干大きくなるように選ばれる。以下に示されるように、前記閾値は、その振幅が2α2・E0に等しい電磁界の伝送を可能とし、その振幅がゼロ又はα2・E0に等しい電磁界を吸収するように選ばれる。
差分符号化モジュール100の機能は、以下に検討される。
第1のカプラ102は、入力152a,152bの結合を実行し、このように結合された光信号を第1の出力152cで配信する。第1の出力152cにある光信号は、前記方程式(1)中のS1に対応する。
以下の表は、前記方程式(1)中のE1及びE2に対応する入力152a,152bにある各信号、すなわち、第1の信号12と第1のカプラ102の第2の入力152bにある第2の信号との振幅に基づいて、第1の出力152cにある信号の振幅及び位相の取り得る値をまとめる。
Figure 0004220998
第1の出力152cにおける信号の位相は、出力信号がゼロでないならば、一定、かつ第1の入力152aにある信号の位相に等しい。信号の位相は、出力信号がゼロの場合には、全く意味を持たない。
第1の出力152cにある信号は、第2のカプラ104の第1の入力154aへ投入される。このとき、第2のカプラ104の第1の入力154aにある信号は、前記方程式(1)中のE1に相当する。第2のカプラ104の出力154c,154dにある各信号は、前記方程式(1)中のS1及びS2の役目を果たす。表(2)と同様の表が、第1の入力154aにある信号の振幅値に基づいて、第2のカプラ104用に記載されている。
Figure 0004220998
第2のカプラ104の第2の出力154dから出る信号は、非線形吸収装置110の入力の方へ向けられる。閾値に割り当てられた値の光において、構成110から出力される信号156bの振幅は、ゼロ又は2α2・E0に等しい。閾値がα2・E0より若干大きい値に固定されているため、その振幅が2α2・E0に等しい信号だけが伝送される。
表(3)と同様の表が、第3のカプラ106用に記載されており、第1の入力156aの信号は、第2のカプラ104の第1の出力154cの信号と同じものであり、第2の入力156bの信号は、非線形吸収装置110の出力の信号と同じものである。第1の出力156cの信号は、前記方程式(1)中のS1に相当する。
Figure 0004220998
第3のカプラ106の第1の出力156cは、排他的OR機能の結果を表す信号を配信する。入力152a,152bにある各信号間の排他的OR機能は、3つのカプラ102,104,106及び非線形吸収装置110の作用により実行されたものである。その上、出力位相は、それを監視する必要がないように、一定である。
フィードバックループ30へ導入し、かつ変調装置200に供給するために、第3のカプラ106の第1の出力156cにある信号は、変調装置200の第1の入力162aとフィードバックループ30との両方へ送られる必要がある。このために、第4のカプラ108は、第3のカプラ106の直ぐ後段に使用される。このような手段は、信号を分けるための単純な手段であることが好ましい。第4のカプラ108の機能は、変調装置200及びフィードバックループ30に供給するために、信号を分けることである。
第3のカプラ106の第1の出力156cにある信号は、第4のカプラ108の第1の入力158aへ伝送される。表(4)と同様の表が、第4のカプラ108用に記載されている。ここで、信号S1,S2は、出力158c,158dに相当する。
Figure 0004220998
ゼロでない即ちE=α4・E0(6)のとき、第1の出力158cの電磁界は、前記の通り、変調装置200に供給される。
ゼロでない即ちE=α4・E0・eiπ/2(7)のとき、第2の出力158dの電磁界は、前記の通り、フィードバックループ30に供給される。
このとき、出力158dの前記電磁界は、差分符号化モジュール100の第2の入力152bにある電磁界を発生させるために利用される。
第1のカプラ102では、第2の入力152bにある電磁界は振幅E0と、第1の入力152aにある電磁界に対しての−π/2の位相偏移とを有することが見込まれている。
第4のカプラ108の第2の出力158dにある電磁界から生じる当該結果を得るために、光位相偏移装置112は所定の位置に配置される。この位相偏移装置112は、πの位相偏移を引き起こし、−π/2まで位相を変化させる効果を有する。第4のカプラ108の第2の出力158dから出される信号の位相偏移は、理論上はπ/2であるが、様々な構成が寄生的な位相偏移を持ち込む可能性がある。従って、−π/2まで位相を効果的に変化させるために、調整可能な位相偏移装置112を備えるのが好ましい。
12.04dBゲインを有する光増幅器114は、光増幅器114の出力電磁界の振幅をE0又はゼロへ変化させる。
そこには、振幅E0、かつ第1の入力152aにある電磁界に対して−π/2だけ位相のずれがある電磁界が存在する。
可調光遅延装置116は、2つの入力152a,152bの信号を構成する各ビットを互いに同期化するために、所定の位置に配置される。とりわけ、可調光遅延装置116は、整数の遅れビット時間を有するように調整される。
差分符号化モジュール100は、入力信号152aと、フィードバックループに導入するために第2の入力152bにループバック(帰還)する第2の出力158dひいては入力信号152bとの2つの入力信号間にまさに差分符号化を実行する。
変調装置200は、その第2の入力162eから光信号16が供給され、光信号16の電磁界は、(α4/2)・E0の振幅と、πで一定の位相とを有する。
位相偏移装置204は、第1の入力162aの信号における位相に対してπ/2の位相偏移を与えるために、所定の位置に配置される。位相偏移装置112と同様に、この新しい位相偏移装置は、2つの信号間におけるπ/2の位相差を補償するために調整可能としてもよい。
重要なのは、第5のカプラ202の第2の入力162bにある信号には、変調装置200の第1の入力162aにある符号化された信号に対してπ/2だけ位相のずれがあることである。
表(5)と同様の表が記載されている。信号E1,E2は入力162a,162bの信号に対応し、信号S1は出力162cの信号に対応する。
Figure 0004220998
その結果、出力電磁界は所定の振幅を有し、信号は強度変調されない。
他方では、信号の位相は変化し、差分符号化モジュール100の入力152a,152b間における排他的OR論理機能の結果に従ってπの位相偏移を有する。情報は位相差で符号化され、その結果、第1の出力162cにより配信される信号は、DPSK形式に変調された信号14である。
可調光遅延装置206は、第5のカプラ202の2つの入力162a,162bにおける信号のビットの同期化を可能とする。とりわけ、光遅延装置206は、整数の遅れビット時間を有するように調整される。
出力162cで出される信号がNRZ−DPSK(Non-Return-to-Zero-DPSK)形式である場合は、搬送波16が連続波であるので、光遅延装置206は必要でない。
出力162cで出される信号がRZ−DPSK(Return-to-Zero-DPSK)形式である場合は、搬送波16が変調された波であり、かつ信号間の同期化が必要であるので、光遅延装置206は必要である。
もちろん、本発明は、上記実施例に限定されず、当業者が想到し得る多くの変形が可能である。
例えば、何も発生させない完全な構成の場合は、構成の絶対値が一例として与えられ、これらの値は、信号の振幅の実効値を理論値に対して調整可能とするために、適合させる必要がある。
DPSK形式に変調された光信号への強度変調された光信号の変換を行なう全光変換器を示すブロック図である。

Claims (9)

  1. 強度変調された光信号をDPSK形式に変調された光信号へ変換するための、
    第1の強度変調された光信号(12)のための第1の入力(152a)と、
    前記第1の光信号(12)と前記第1の光信号(12)に同期する第2の光信号との間に差分符号化を実行するよう適合された差分符号化モジュール(100)と、
    前記差分符号化モジュール(100)により実行された差分符号化に従って光信号(16)の位相を変調するよう適合された変調装置(200)と、
    DPSK形式に変調された光信号(14)を配信する前記変調装置(200)の出力(162c)と
    を備えた全光変換器( 10 )において、
    前記差分符号化モジュール( 100 )は、
    その第1の入力( 152 a)に前記第1の光信号( 12 )が供給され、その第2の入力( 152 b)に前記第2の光信号が供給され、その第2の出力( 152 d)が非接続である第1の光カプラ( 102 )と、
    その第1の入力( 154 a)が前記第1の光カプラ( 102 )の第1の出力( 152 c)により供給され、その第2の入力( 154 b)が非供給である第2の光カプラ( 104 )と、
    その入力が第2の光カプラ( 104 )の第2の出力( 154 d)により供給される非線形吸収装置( 110 )と、
    その第1の入力( 156a )が前記第2の光カプラ( 104 )の第1の出力( 154 c)により供給され、その第2の入力( 156 b)が前記非線形吸収装置( 110 )の出力により供給され、その第2の出力( 156 d)が非接続であり、その第1の出力( 156 c)が排他的OR機能の結果を表す信号を配信する第3の光カプラ( 106 )と、
    前記排他的OR機能の結果を表す信号を、前記変調装置( 200 )とフィードバックループ( 30 )へ供給する第4の光カプラ( 108 )と、
    差分符号化を実行するための前記第2の光信号を配信する前記フィードバックループ( 30 )と、
    を備え、
    前記第1の光カプラ( 102 )、前記第2の光カプラ( 104 )、前記第3の光カプラ( 106 )及び前記非線形吸収装置( 110 )の組み合わせの効力により、前記第1の光カプラ( 102 )の第1の入力( 152 a)及び第2の入力( 152 b)にある各信号間に前記排他的OR機能を実行し、前記差分符号化を実行する、
    ことを特徴とする全光変換器(10)。
  2. 前記差分符号化モジュール(100)の第4の光カプラ( 108 が、その第1の入力(158a)が前記第3の光カプラ(106)の前記第1の出力(156c)により供給され、その第2の入力(158b)が非供給であり、その第1の出力(158c)が前記変調装置(200)へ供給され、その第2の出力(158d)が前記フィードバックループ(30)へ供給されるものであることを特徴とする請求項記載の全光変換器(10)。
  3. 同期する前記第2の光信号が前記フィードバックループ(30)により配信されることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1つに記載の全光変換器(10)。
  4. 前記フィードバックループ(30)が、光位相偏移装置(112)と光増幅器(114)とを備えることを特徴とする請求項記載の全光変換器(10)。
  5. 前記フィードバックループ(30)が、前記第2の光信号を前記第1の光信号(12)に対して整数のビット時間遅延させるように適合された可調光遅延装置(116)をさらに備えることを特徴とする請求項記載の全光変換器(10)。
  6. 前記変調装置(200)が、その第1の入力(162a)が前記差分符号化モジュール(100)によって符号化された信号により供給され、その第2の入力(162b)が前記符号化された信号に対して位相がπ/2ずれた信号により供給され、その第2の出力(162d)が非接続であり、その第1の出力(162c)がDPSK形式に変調された光信号(14)を配信する光カプラ(202)を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の全光変換器(10)。
  7. 変調装置(200)が、第2の入力(162b)の上流に、前記符号化された信号に対して前記位相がずれた信号を整数のビット時間遅延させるよう適合された可調光遅延装置(206)を備えることを特徴とする請求項記載の全光変換器(10)。
  8. 前記光カプラ(102,104,106,108,202)が3dB光カプラであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の全光変換器(10)。
  9. 前記第1の光信号(12)がE0の振幅を有し、前記第2の光信号がE0の振幅を有すると共に前記第1の光信号(12)に対して−π/2の位相差を有し、前記光増幅器(114)が12.04dBのゲインを有し、前記非線形吸収装置(110)がα=√2/2でα2・E0より若干大きい閾値を有し、前記変調装置(200)の光カプラ(202)の第2の入力(162b)を供給する信号が(α4/2)・E0の振幅と、前記変調装置(200)の光カプラ(202)の第1の入力(162a)を供給する信号に対してπ/2の位相偏移とを有することを特徴とする請求項記載の全光変換器(10)。
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