JP4219146B2 - Bag lock side lock - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はセンターロックとサイドロックとを有するかばん錠のサイドロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
旅行かばんなどの大型のかばんにおいては、通常センターロックとサイドロックとを有し、センターロックを解錠しておいて、サイドロックのプッシュレバーを押してサイドロックを解放する。またセンターロックを鎖錠すればプッシュレバーの移動も阻止されていて、プッシュレバーを押しても動かず、かばんを開けることができないような構造になっている。
【0003】
【解決すべき問題点】
前記の従来の構造では、センターロックを鎖錠し、サイドロックのプッシュレバーの動きを阻止していても、プッシュレバーを強い力で叩けばその衝撃がセンターロックにまで伝わって、錠をこわしてしまう恐れがあった。したがってセンターロックの鎖錠中にプッシュレバーを強い力で叩いても衝撃がセンターロックにまで伝わらないようにしなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は前記の課題を解決するために、センターロックとサイドロックとを有するかばん錠のサイドロックにおいて、プッシュレバーをプッシュレバー押圧片と、プッシュレバー鉤部に分割し、この二部分を、プッシュレバー自体を支承しているばねより強いばねを介して、組み合わせてあることを特徴とするかばん錠のサイドロックを得たものである。
【0005】
【実施例】
図1はセンターロックとサイドロックとを有する旅行かばんの典型的な一例の正面図であって、かばん10はかばん本体1、蓋2、正面のハンドル3、移動用のキャスタ4、側面のハンドル5を有している。又センターロックとしてダイヤル錠20を備えている。21はダイヤル錠のダイヤル(図示の例では4個)、30はサイドロック、31はプッシュレバーをそれぞれ示している。6はセンターロックが鎖錠中か解錠中かを標示する窓である。
【0006】
図2センターロックとしてのダイヤル錠20と右側のサイドロック30の機構の配置を示す上面図、図3は同じく正面からみたところを示す図である。換言すれば図2は図3をY方向からみた図、図3は図2をX方向からみた図に該当する。
【0007】
なお今後右側のサイドロックについて説明するが、反対側のサイドロックについても、構成、作用ともに同様である。
【0008】
サイドロック30において、右端のプッシュレバー31はプッシュレバー押圧片32とプッシュレバー鉤部33の二部分に分割され、第1のばね34を介して図示の如く組み合わされている。プッシュレバー31は第一プッシュプレート35と衝接し、さらに第一プッシュプレートは連結部38において第二プッシュプレート36に連結されている。又第二プッシュプレート36は底板40に設けたばね支柱41との間でばね37によって、常時は右側(プッシュレバー31側)に付勢されている。後述するダイヤル錠20の作用によって、このプッシュプレート35と36は、左側への移動が阻止されたり、自由になったりする。
【0009】
さらにプッシュレバー31は底板40に支点を持つ第2のばね48によって右方向に付勢されている。そしてこの発明はプッシュレバー31を二分割するとともに、第一のばね34を第二のばね48より可成り強くしたものである。かばんをあける時は、後述するようにダイヤル錠20を解錠状態にし、プッシュプレート35、36の左方向への移動を自由にする。そうしておいて、プッシュレバー押圧片32を左方向に押せば第一のばね34を介してプッシュレバー鉤部33を左方に押し、プッシュレバー鉤部33のところでプッシュレバー31に衝接している第一プッシュプレート35ならびに第2プッシュプレート36と一緒にプッシュレバー31が左方に動き、プッシュレバー鉤部33は底板40に設けられた係合部46から外れサイドロック30を開くことができる。この場合第一のばね34の方が第二のばね48より強いのでプッシュレバー31の二つの部分は一体として動き、弱い第二のばね48に抗して左方に動きうることとなる。
【0010】
センターロックであるダイヤル錠が鎖錠状態にあり、プッシュプレート35、36の移動が阻止されているとき、プッシュレバー押圧片32を押してもプッシュレバー鉤部33は左方への動きは阻止されているので、第一のばね34に抗してプッシュレバー押圧片32のみがプッシュレバー鉤部33とは相対的に左方に動くこととなる。したがってダイヤル錠20の鎖錠中プッシュレバー31を強い力で叩いてもばね34を介してプッシュレバー押圧片32が左方に動くのみで、プッシュプレート35、36を介して衝撃がダイヤル錠にまで伝わることはない。
【0011】
センターロックの構成とかプッシュプレートの動きを阻止したり解放したりする機構などは任意のものでよく、この発明の要旨ではないが、図2、図3に示すダイヤル錠の一例について説明する。
【0012】
図4はダイヤル錠20と組み合わすボルトの平面図、図5は図4をD方向からみた端面図、図6は図3のA−A断面図、図7は図3のB−B断面図をそれぞれ示している。
【0013】
ダイヤル錠20はダイヤル21(図示の例では4個)を有し、ダイヤル21とダイヤル軸22の間に常時はダイヤル21と回転方向に係合しているスペーサ23が介在している。スペーサ23は、ダイヤルの特定の数字のところに切り欠き24が形成されていて、暗証番号にしたがって、ダイヤル21の数字を所定の配列にすれば、スペーサ23の切り欠き24が揃う。そうすれば、ばねでダイヤル側に付勢されているボルト50の屈曲部52の突出部がスペーサ23の切り欠き24と係合し、ボルト50は回転中心部55を中心としてダイヤル21側へ揺動する。(図7)51はダイヤル21が入りこむ孔を示している。
【0014】
図7に示すようにダイヤル錠20が解錠状態にあるときは、ボルト50が時計方向にダイヤル21に向けて揺動し、L字形をしている操作部53もダイヤル21側にあるので、図2において、第二のプッシュプレート36の先端はボルト50の操作部53とダイヤル箱26との間を自由に通過できる。即ちプッシュプレート35、36もプッシュレバー31も図2、図3において、左方に自由に動くことができる。
【0015】
この解錠状態からダイヤル21を廻せば、ボルト50は、スペーサ23の切り欠き24から外れ、スペーサ23の外周面に押されて図7で反時計方向に回動し、操作部53は点線で示す位置にくる。そうすれば図2、図3、図7から判るように、ボルト50の操作部53の端面54と第二のプッシュプレート36の端面45とが衝接し、プッシュプレート36の左方への移動を阻止する。それにより、前述の如く、プッシュプレート35、36ならびにプッシュレバー鉤部33の左方への移動が阻止され、プッシュレバー押圧片32を押しても、ばね34を介してプッシュレバー押圧片32のみがプッシュレバー鉤部33に相対的に動くにすぎない。なお図7で25はダイヤルの数字とスペーサの切り欠きの位置との変更のためのチェンジレバーである。
【0016】
図2、図3において、60はダイヤル錠20の解錠状態か、鎖錠状態かを示すシグナルであって、前記のボルト50と連動して支軸63を中心として回動する。61は標示面、62は標示部である。シグナル60はボルト50の動きに連動して図6に示すように、斜線を施した位置か点線で示した位置かに動き、図1に示した窓6に解錠中か、鎖錠中かを標示する。
【0017】
なお以上の説明は図2、図3で右側のサイドロック30について行ったが、反対側も全く同様である。
【0018】
【発明の効果】
この発明のサイドロックは前記の如き構成であって、センターロックとサイドロックを有するかばん錠において、センターロックの鎖錠中にサイドロックに強い打撃力を加えてもその衝撃がセンターロックまで伝わって、センターロックに障害を与えることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】かばんの正面図
【図2】この発明の機構の配置を示す上面図
【図3】同じく正面からみたところを示す図
【図4】ボルトの平面図
【図5】図4をD方向からみた端面図
【図6】図3のA−A断面図
【図7】図3のB−B断面図
【符号の説明】
1 かばん本体
2 蓋
3 ハンドル
4 キャスタ
5 ハンドル
6 窓
10 かばん
20 ダイヤル錠
21 ダイヤル
22 ダイヤル軸
23 スペーサ
24 切り欠き
25 チェンジレバー
26 ダイヤル箱
30 サイドロック
31 プッシュレバー
32 プッシュレバー押圧片
33 プッシュレバー鉤部
34 第一のばね
35 第一プッシュプレート
36 第二プッシュプレート
37 ばね
38 プッシュプレート連結部
39 カバー引っぱりばね
40 底板
41 ばね支柱
42 リンク
43 枢軸
44 枢軸
45 第二プッシュプレート端面
46 鉤部との係合部
47 サイドロックカバー
48 第二のばね
50 ボルト
51 ダイヤルの入る孔
52 屈曲部
53 操作部
54 操作部の端面
55 回転中心部
60 シグナル
61 標示面
62 標示部
63 シグナル軸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a side lock of a bag lock having a center lock and a side lock.
[0002]
[Prior art]
A large bag such as a travel bag usually has a center lock and a side lock. The center lock is unlocked, and a push lever of the side lock is pushed to release the side lock. Also, if the center lock is locked, the push lever is prevented from moving, and it does not move when the push lever is pressed, and the bag cannot be opened.
[0003]
[Problems to be solved]
In the conventional structure described above, even if the center lock is locked to prevent the side lock push lever from moving, if the push lever is struck with a strong force, the impact is transmitted to the center lock, and the lock is broken. There was a fear. Therefore, it is necessary to prevent the impact from being transmitted to the center lock even if the push lever is hit with a strong force while the center lock is locked.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a side lock of a bag lock having a center lock and a side lock, wherein the push lever is divided into a push lever pressing piece and a push lever collar, and these two portions are pushed. The side lock of the bag lock characterized by combining through the spring stronger than the spring which supports the lever itself is obtained.
[0005]
【Example】
FIG. 1 is a front view of a typical example of a travel bag having a center lock and a side lock. A bag 10 includes a
[0006]
2 is a top view showing the arrangement of mechanisms of the
[0007]
Although the right side lock will be described below, the configuration and operation of the opposite side lock are the same.
[0008]
In the
[0009]
Further, the push lever 31 is urged rightward by a
[0010]
Dial lock is center lock is in the locked state, when the movement of the push plate 35 and 36 is blocked, the push lever hook 33 by pressing the push
[0011]
The structure of the center lock or the mechanism for preventing or releasing the movement of the push plate may be arbitrary, and although not the gist of the present invention, an example of the dial lock shown in FIGS. 2 and 3 will be described.
[0012]
4 is a plan view of a bolt to be combined with the
[0013]
The
[0014]
As shown in FIG. 7, when the
[0015]
When the
[0016]
2 and 3,
[0017]
Although the above description has been made with respect to the
[0018]
【The invention's effect】
The side lock of the present invention is configured as described above. In the bag lock having the center lock and the side lock, even if a strong impact force is applied to the side lock during the lock of the center lock, the impact is transmitted to the center lock. The center lock will not be disturbed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a bag. FIG. 2 is a top view showing the arrangement of the mechanism of the present invention. FIG. 3 is a view showing the same view from the front. FIG. 4 is a plan view of a bolt. End view from the direction [FIG. 6] AA sectional view of FIG. 3 [FIG. 7] BB sectional view of FIG.
DESCRIPTION OF
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