JP4217177B2 - データベースサブシステム - Google Patents
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Description
はじめに、図8においてメインシステム内のマスタデータベース稼働中の処理を示す。入力されたデータ(1.データの入力)は、マスタデータベースの内容と照合され(2.入力データのチェック)、整合性が確認できた場合はデータベースの更新を行う(3.データベースの更新)。エラーの場合はその旨をユーザーに通知し、データベースの更新は行わない。
次に、図9においてマスタデータベース停止中および稼働再開時の処理を示す。マスタデータベース停止中にもデータが入力されるが(1.データの入力)、マスタデータベースは停止中であり入力データの照合を実行することが不可能である(2.参照不可)。そこでサブシステム内で一括処理用データが作成される(3.一括処理用データの作成)。
その後、メインシステム稼働後に一括処理プログラムを作動させ、停止時に作成された一括処理用データを読み込む(4.一括処理用データの入力)。一括処理プログラムは入力されたデータを、マスタデータベースの内容と照合し(5.入力データのチェック)、整合性が確認できた場合はデータベースの更新を行う(6.データベースの更新)。エラーが発生した入力データはデータベースへの更新は行わない。
はじめに、図10においてメインシステム内のマスタデータベース稼働中の処理を示す。(1.データの入力)から(3.データベースの更新)までの処理は上記で説明した一括処理を用いる場合と同じ処理である。任意のタイミングで(4.複製)にてマスタデータベースの完全なコピーを作成し、ローカルマスタデータベースとする。このローカルマスタデータベースはマスタデータベース停止中に使用するものである。
次に、図11においてマスタデータベース停止中および稼働再開時の処理を示す。(1.データの入力)にてデータが入力されるが、(2.参照不可)で、マスタデータベースは停止中であり入力データの照合を実行することが不可能である。そこで(3.入力データのチェック)でローカルマスタデータベースを参照し入力データをチェックする。整合性が確認できた場合(4.データベースの更新)を行う。エラーの場合はその旨をユーザーに通知し、データベースの更新は行わない。
その後、メインシステム稼働後に(5.データベースの更新)で、メインシステム停止中に更新されたデータベースの内容をメインシステム内のデータベースに反映させる。
図8、図9に示されるマスタデータベース稼働後に一括処理を行う方法においては、入力時点でチェックが行えず、一括処理時に多くのエラーが発生するという問題点がある。
また図10、図11に示されるローカルマスタデータベースを作成する方法においては、完全なマスタデータベースのコピーを作成するため、コピー処理のために多くの領域、時間、手間が必要になるという問題点がある。
また特許文献1に記載の方法は、レプリカすなわちある一時点におけるマスタデータベースの完全なコピーの存在を前提とし、またこのレプリカ更新の際にデータの優先順位付けは行うが最終的にはマスタデータベースと同一の内容にまでレプリカを更新することを目的としたものであるため、上記ローカルマスタデータベースを作成する従来技術と同様に多くの領域、時間、手間が必要になるという問題点がある。
実施の形態1.
図1にこの発明の実施に係るデータベースサブシステム20を適用したシステム全体を示す。
簡易マスタデータ作成手段5は、トランザクション処理ログ保存手段4からデータを抽出し、簡易マスタデータベース6に格納する。
一括処理手段8は、一括処理用データの格納手段7から一括処理用データを入力し、これをチェックするためにマスタデータベース3を参照し、更新対象データベース9に更新を加える。
はじめに、マスタデータベースが稼働中である場合の動作を図2に基づいて説明する。 まずサブシステム20内にデータ1が入力される(ステップS1)。トランザクション処理手段2はトランザクションプログラムによりこのデータを処理する。このプログラムは入力されたデータの一部であるマスタデータ照合部をマスタデータベース3の内容と照合する(ステップS2)。
整合性が確認できた場合はデータベース9の更新を行う(ステップS3)。一方、データ照合の結果、照合確認できずエラーと判定した場合その旨をユーザーに通知し、データベース9の更新は行わない。その後、ステップS1の入力データ1およびステップS2・S3における処理の結果を、トランザクション処理ログ保存手段4に出力し、トランザクション処理ログファイルが作成される(ステップS4)。
その後、簡易マスタデータ作成手段5により簡易マスタデータベース作成プログラムが実行され、トランザクション処理ログ保存手段4からログデータを入力し(ステップS5)、一定の条件にてマスタデータを抽出し、抽出されたデータをもとに簡易マスタデータベースを作成する(ステップS6)。なお、簡易マスタデータベースを作成する、上述した条件の例としては、1週間の間に9時から17時まで作業を行った従業員番号などが挙げられる。
まずサブシステム20内にデータ1が入力される(ステップS10)。トランザクション処理手段2はトランザクションプログラムによりこのデータを処理する。このプログラムは入力されたデータの一部であるマスタデータ照合部をマスタデータベース3の内容と照合するためにマスタデータベース3へのアクセスを実行するがマスタデータベースは停止中であり入力データの照合を実行することが不可能であると判明する(ステップS11)。そこで簡易マスタデータベース6を参照し入力データ1をチェックする(ステップS12)。その後、マスタデータベース3稼働後の一括処理のために一括処理用データ7を作成する(ステップS13)。
たとえば、まずメインシステム10が稼働中の場合、データ1を受け取ったトランザクション処理手段2はマスタデータベース3を参照してデータチェックを行い、更新対象データベース9を更新し、結果をトランザクション処理ログ保存手段4に格納する(矢印a)。この後、簡易マスタデータ作成手段5がログデータを読み込み、簡易マスタデータベース6を作成する(矢印b)。
またメインシステム10が停止中の場合、データ1を受け取ったトランザクション処理手段2は簡易マスタデータベース6を参照してデータチェックを行い、その後の処理結果を一括処理用データの格納手段7に格納する(矢印c)。
さらに停止していたメインシステム10が稼働を再開した際は、一括処理手段8がデータを読み込み、更新対象データベース9を更新する(矢印d)。
また、マスタデータが参照できない時に入力されたトランザクションデータについても簡易マスタデータを参照することによりチェックが可能となる。この簡易マスタデータベースは、マスタデータベースの内容と完全に一致する保障はないが、過去の処理実績から作成されたものであり、参照結果にある程度の信頼性を持ち、マスタデータベース稼働再開時の一括処理の際に発生するエラーの数を減らすことができる。
実施の形態1においては、マスタデータベースが停止中である場合の動作として、更新対象データの更新までしか行わないが、この後の処理を図6に示すように行うこともできる。すなわち、トランザクション処理手段2の処理結果に応じて、簡易マスタデータベースの更新もしくは新規作成を行ってもよい。
図6においてトランザクション処理手段2は、外部からの入力データとトランザクション処理手段2による処理の結果をトランザクション処理ログ保存手段4に出力する(ステップS30)。
その後、簡易マスタデータ作成手段5により簡易マスタデータベース作成プログラムが実行され、トランザクション処理ログ保存手段4からログデータを入力し(ステップS31)、一定の条件にてマスタデータを抽出し、抽出されたデータをもとに簡易マスタデータベース6を更新もしくは新規作成する(ステップS32)。
上述した実施の形態2により、マスタデータベース停止中に入力されたデータについてもトランザクション処理ログから簡易マスタデータが抽出されるため、簡易マスタデータベースの正確性を向上させることができる。
実施の形態1においては、停止していたマスタデータベースが稼働を再開した際の動作として、更新対象データの更新までしか行わないが、この後の処理を図7に示すように行うこともできる。すなわち、一括処理手段8の処理結果に応じて、簡易マスタデータベースの更新もしくは新規作成を行ってもよい。
図7において一括処理手段8が、一括処理用データの格納手段7からの入力データと一括処理手段8による処理の結果をトランザクション処理ログ保存手段4に出力する(ステップS40)。その後、簡易マスタデータ作成手段5により簡易マスタデータベース作成プログラムが実行され、トランザクション処理ログ保存手段4からログデータを入力し(ステップS41)、一定の条件にてマスタデータを抽出し、抽出されたデータをもとに簡易マスタデータベース6を更新もしくは新規作成する(ステップS42)。
上述した実施の形態3により、マスタデータベース稼働再開時に一括処理の対象となったデータについてもトランザクション処理ログから簡易マスタデータが抽出されるため、簡易マスタデータベースの正確性を向上させることができる。
たとえば、マスタデータベースは、メインシステムでなくサブシステムに含まれていてもよい。
また簡易マスタデータベースに格納されるデータの選択基準例として、1週間の間に9時から17時まで作業を行った従業員番号のみを挙げたが、この選択基準は他のもの、たとえば3日以内に作成された伝票番号などを用いてもよい。
Claims (2)
- マスタデータベースを参照するデータベースサブシステムであって、
データを受け取って処理するトランザクション処理手段と、
前記トランザクション処理手段から出力される前記データおよび前記トランザクション処理手段の処理結果がトランザクション処理ログとして記録されるトランザクション処理ログ保存手段と、
前記トランザクション処理ログから所定の条件に基づいてデータを抽出し、この抽出されたデータに基づいて簡易マスタデータベースを作成または更新する簡易マスタデータ作成手段と、
前記簡易マスタデータ作成手段によって作成または更新される簡易マスタデータベースとを備え、
前記マスタデータベースが停止中である場合には、前記トランザクション処理手段は前記簡易マスタデータベースを参照することを特徴とするデータベースサブシステム。 - 前記マスタデータベース停止中に入力されたデータを一括処理する一括処理手段と、
前記一括処理手段の入力となる一括処理用データが格納される一括処理用データ格納手段とを備え、
前記マスタデータベースが停止中である場合には、前記トランザクション処理手段は前記一括処理用データを作成し、
前記マスタデータベースが稼働を再開した場合には、前記一括処理手段は、前記一括処理用データを処理することを特徴とする請求項1に記載のデータベースサブシステム。
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