JP2008171225A - データベース自動移行システム - Google Patents

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Abstract

【課題】特別な知識や熟練を必要とせず、データベースの移行作業を自動的に行うことの出来るデータベース自動移行システムを提供する。
【解決手段】データを移行させるために必要なシェルスクリプトをすべて作成する手段と、前記シェルスクリプトを自動的に実行させる手段とを備えている。これにより、データを移行させるために必要なシェルスクリプトが順番に実行されていって、担当者の手を煩わせることなく、自動的にデータベースの移行作業が完了する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データベースのデータを他のデータベースに移行させるためのデータベース自動移行システムに関する。
従来、データベースシステムの変更や、あるデータベースのデータを他のシステムで使用する場合などにおいて、データベースのデータの移行が行われている。しかしながら、データベースのデータの移行作業は、移行特有の知識や熟練が必要であり、かつ、繁雑な作業手順や大きな物理資源を必要とする仕事であった。また、移行前データベースが構成されているコンピュータシステムと移行後データベースが構成されているコンピュータシステムのメーカーや、型式が異なる場合は、移行前後のどちらかのコンピュータシステムのメーカーが作製した特殊なツール等が必要であった。
前記特殊なツール等の不要な方法及びシステムとして、データ移行方法およびデータ移行システム(特許文献1)が提案されている。
特許文献1に記載されたデータ移行システムは、ホスト側に蓄積された移行対象のデータをデータベース単位で順次出力したシーケンシャルファイルから、予め設定したデータベーステキスト変換ファイルに従い、移行先のデータベースに合わせて編集したデータベーステキストファイルを作成するデータベーステキスト作成処理手段と、このデータベーステキストファイルのデータを前記移行先のデータベースにロードするローダとを備えている。
このため、ホスト側は蓄積されたデータを単にデータベース単位のシーケンシャルファイルとして出力すればよく、データ移行先のコンピュータシステムでは、出力されたシーケンシャルファイルを移行先のデータベースに合わせて編集してデータベーステキストファイルを作成するので、ホスト側の機器やツールに依存することなく、汎用的にデータ処理を行うことが出来るとしている。
特開2004−110283号公報
しかしながら、特許文献1に記載のデータ移行システムでは、移行処理が全自動で行われる機能は無いので、結局、データベース移行作業には特有の知識や熟練が必要であり、担当者にとって負担となっていた。
また、移行前後におけるデータのコンペア処理が行われていないため、正常に移行が行われたか否かをチェックするための検証を別途行う必要があった。
更に、移行後データベースのテーブルに新規カラムがある場合には、その初期設定は、別途行わなければならなかった。
更にまた、データベースの移行に必要な、移行前のデータベースのテーブルを削除するSQL、移行後のデータベースにテーブルを作成するSQL、移行処理を行うシェルスクリプトを別途準備する必要があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、全自動でデータベースの移行、データのコンペア処理、移行後データベースの新規カラムの初期設定、移行前データベースのテーブルの削除を行うことが出来るデータベース自動移行システムを提供しようとするものである。
本発明の課題は、下記の各発明によって解決することが出来る。
即ち、本発明のデータベース自動移行システムは、移行前データベースから移行後データベースへデータを移行させるデータベース自動移行システムであって、移行前データベースの各データの構成や属性を定義した移行前テーブル定義データと、移行後データベースの各データの構成や属性を定義した移行後テーブル定義データとを記憶装置から読み込む手段と、データを移行させるためのシェルスクリプトであるデータ移行シェルスクリプトを作成するシェルスクリプト作成手段と、前記データ移行シェルスクリプトを自動的に実行させるシェルスクリプト実行手段とを有し、前記データ移行シェルスクリプトとして、移行前データベースから移行対象データをバイナリ形式で抽出して移行データファイルを作成するシェルスクリプトと、記憶装置から読み込まれた前記移行前テーブル定義データを基にして、移行前データベースのテーブルを削除するSQLを生成し、そのSQLを実行するシェルスクリプトと、記憶装置から読み込まれた前記移行後テーブル定義データを基にして、移行後データベースのテーブルを作成するSQLを生成し、そのSQLを実行するシェルスクリプトと、前記移行データファイルを移行後データベースのテーブルにセットアップするシェルスクリプトとを含んでいることを主要な特徴としている。
これにより、移行前データベースからデータを抽出し、移行前データベースのテーブルを削除し、移行後データベースのテーブルを作成し、移行後データベースのテーブルに移行前のデータベースから抽出したデータをセットアップする作業が自動的に実行されることになる。よって、担当者は、データベース移行についての特有の知識や、熟練を必要とせずにデータベース移行作業を行うことが出来る。
また、移行前データベースから移行対象データの抽出は、バイナリ形式で行う。これにより、移行のために必要な記憶装置容量などの物理的資源が少なくてすむ。
また、本発明のデータベース自動移行システムは、前記データ移行シェルスクリプトとして、データベースの移行が誤り無く行われたか否かを検証するための移行前検査ファイルを、移行前データベースからデータを抽出し、テキスト形式に変換することによって作成するシェルスクリプトと、データベースの移行が誤り無く行われたか否かを検証するための移行後検査ファイルを、移行後データベースからデータを抽出し、テキスト形式に変換することによって作成するシェルスクリプトと、前記移行前検査ファイルと、前記移行後検査ファイルとの全件コンペアを行い、コンペア結果を出力するシェルスクリプトとを含んでいることを主要な特徴としている。
これにより、データベースの移行後のデータの信頼性を保証することが出来るので、別途、データベース移行後のデータの検証を行う必要がない。
更に、本発明のデータベース自動移行システムは、前記データ移行シェルスクリプトとして、自らを除く、前記データ移行シェルスクリプトの全てを、所定の順番で、自動的に実行させるための自動実行シェルスクリプトを含んでおり、前記シェルスクリプト実行手段は、前記自動実行シェルスクリプトを実行させる手段を含むことを主要な特徴としている。
これにより、データベースの移行に必要な全ての作業が全自動で行われることになり、データベース移行担当者の負担が軽減されることになる。
更にまた、本発明のデータベース自動プログラムは、移行前データベースから移行後データベースへデータを移行させるデータベース自動移行プログラムであって、移行前データベースの各データの構成や属性を定義した移行前テーブル定義データと、移行後データベースの各データの構成や属性を定義した移行後テーブル定義データとを記憶装置から読み込むステップと、データを移行させるためのシェルスクリプトであるデータ移行シェルスクリプトを作成するシェルスクリプト作成ステップと、前記データ移行シェルスクリプトを自動的に実行させるシェルスクリプト実行ステップとを有し、前記データ移行シェルスクリプトとして、移行前データベースから移行対象データをバイナリ形式で抽出して移行データファイルを作成するシェルスクリプトと、記憶装置から読み込まれた前記移行前テーブル定義データを基にして、移行前データベースのテーブルを削除するSQLを生成し、そのSQLを実行するシェルスクリプトと、記憶装置から読み込まれた前記移行後テーブル定義データを基にして、移行後データベースのテーブルを作成するSQLを生成し、そのSQLを実行するシェルスクリプトと、前記移行データファイルを移行後データベースのテーブルにセットアップするシェルスクリプトとを含んでいることを主要な特徴としている。
これにより、移行前データベースからデータを抽出し、移行前データベースのテーブルを削除し、移行後データベースのテーブルを作成し、移行後データベースのテーブルに移行前のデータベースから抽出したデータをセットアップする作業が自動的に実行されることになる。よって、担当者は、データベース移行についての特有の知識や、熟練を必要とせずにデータベース移行作業を行うことが出来る。
また、移行前データベースから移行対象データの抽出は、バイナリ形式で行う。これにより、移行のために必要な記憶装置容量などの物理的資源が少なくてすむ。
また、本発明のデータベース自動移行プログラムは、前記データ移行シェルスクリプトとして、データベースの移行が誤り無く行われたか否かを検証するための移行前検査ファイルを、移行前データベースからデータを抽出し、テキスト形式に変換することによって作成するシェルスクリプトと、データベースの移行が誤り無く行われたか否かを検証するための移行後検査ファイルを、移行後データベースからデータを抽出し、テキスト形式に変換することによって作成するシェルスクリプトと、前記移行前検査ファイルと、前記移行後検査ファイルとの全件コンペアを行い、コンペア結果を出力するシェルスクリプトとを含んでいることを主要な特徴としている。
これにより、データベースの移行後のデータの信頼性を保証することが出来るので、別途、データベース移行後のデータの検証を行う必要がない。
更に、本発明のデータベース自動移行プログラムは、前記データ移行シェルスクリプトとして、自らを除く、前記データ移行シェルスクリプトの全てを、所定の順番で、自動的に実行させるための自動実行シェルスクリプトを含んでおり、前記シェルスクリプト実行ステップは、前記自動実行シェルスクリプトを実行させるステップを含むことを主要な特徴としている。
これにより、データベースの移行に必要な全ての作業が全自動で行われることになり、データベース移行担当者の負担が軽減されることになる。
以上、説明したように、本発明のデータベース自動移行システムによれば、データベースの移行に特有の知識や熟練を必要とすることなく、全自動でデータベースの移行を行うことが出来る。
また、データベースの移行処理においては、データはバイナリ形式で扱うので、データベースの移行処理に必要な記憶装置容量などの、物理的資源が少なくてすむ。
更に、データベースの移行前後のデータのコンペア処理を行うので、移行後データの信頼性を保証することが出来る。
以下、添付図面を参照しながら、本発明のデータベース自動移行システムの一実施形態を詳細に説明する。
<構成>
図1は、本実施の形態におけるデータベース自動移行システムの概略構成を示すブロック図である。図1において、データベース自動移行システム1は、シェルスクリプト作成部2と、シェルスクリプト実行部3とから構成されている。シェルスクリプト作成部2は、移行前テーブル定義データ4と、移行後テーブル定義データ5とを読み込んでそれらの内容を基に、データベースを移行させるためのシェルスクリプトを作成して記憶装置6に保存する。ここで、記憶装置6は、データベース自動移行システム1の外部にある装置として記載されているが、記憶装置6は、データベース自動移行システム1の内部にあっても良い。
シェルスクリプト作成部2で作成されるシェルスクリプトには、移行データファイル作成シェルスクリプトと、移行前検査ファイル作成シェルスクリプトと、移行前テーブル削除シェルスクリプトと、移行後テーブル作成シェルスクリプトと、移行データセットアップ処理シェルスクリプトと、移行後検査ファイル作成シェルスクリプトと、検査ファイルコンペア処理シェルスクリプトと、全自動実行シェルスクリプトとがある。
移行データファイル作成シェルスクリプトとは、移行対象データベースから移行対象データをバイナリ形式で抽出し、移行データファイルを作成する命令が記載されたシェルスクリプトのことである。
移行前検査ファイル作成シェルスクリプトとは、データベースの移行が誤り無く行われたか否かを検証するための移行前検査ファイルを、移行前データベースからデータを抽出し、そのデータをテキスト形式に変換することによって作成する命令が記載されたシェルスクリプトのことである。
移行前テーブル削除シェルスクリプトとは、移行前テーブル定義データ4に記載されたテーブルIDを基に、移行前データベースのテーブルを削除するSQLを生成し、そのSQLを実行する命令が記載されたシェルスクリプトのことである。
移行後テーブル作成シェルスクリプトとは、移行後テーブル定義データ5を基に、移行後データベースのテーブルを作成するSQLを生成し、そのSQLを実行する命令が記載されたシェルスクリプトのことである。
移行データセットアップ処理シェルスクリプトとは、移行データファイル作成シェルスクリプトによって作成された移行データファイルを、移行後データベースのテーブルにセットアップする命令が記載されたシェルスクリプトのことである。
移行後検査ファイル作成シェルスクリプトとは、データベースの移行が誤り無く行われたか否かを検証するための移行後検査ファイルを、移行後データからテキスト形式にて作成する命令が記載されたシェルスクリプトのことである。
検査ファイルコンペア処理シェルスクリプトとは、移行前検査ファイル作成シェルスクリプトによって作成された移行前検査ファイルと、移行後検査ファイル作成シェルスクリプトによって作成された移行後検査ファイルとの全件コンペアを行い、コンペア結果を出力する命令が記載されたシェルスクリプトのことである。
全自動実行シェルスクリプトとは、前記移行データファイル作成シェルスクリプトから前記検査ファイルコンペア処理シェルスクリプトまでの全てのシェルスクリプトを順番に自動的に実行させる命令が記載されたシェルスクリプトのことである。
シェルスクリプト実行部3は、記憶装置6に保存されている全自動実行シェルスクリプトを、データベースが構成されているシステムに実行させる。これにより、データベースが構成されているシステム上で、移行データファイル作成シェルスクリプトから検査ファイルコンペア処理シェルスクリプトまでが順番に、自動的に、実行される。移行データファイル作成シェルスクリプトから検査ファイルコンペア処理シェルスクリプトまでが実行されることにより、データベースの移行が全自動で行われることになる。
<動作>
次に、本実施形態のデータベース自動移行システムの動作について説明する。
図2は、本実施形態のシステム構成図及びデータフロー図である。シェルスクリプト作成部2は、移行前テーブル定義データ4と、移行後テーブル定義データ5とを基に移行対象項目確定処理を行い、次に、データベースの移行処理を実行するために必要なシェルスクリプトを作成する。移行対象項目確定処理により、移行対象項目ファイル7が作成される。
(移行対象項目確定処理)
移行対象項目確定処理について説明する。この処理においては、はじめに移行前テーブル定義データ4と、移行後テーブル定義データ5とを基に、移行が可能なカラム、移行するときの属性や桁数の情報の確定を行う。
図3に示す移行対象項目確定処理のフローチャートを用いて更に詳細に説明する。移行対象項目確定処理は、全体制御部と、移行前テーブル検索処理部とにより行われる。全体制御部は、図3(a)に示すように、はじめに初期値として件数カウンタnに1をセット(S100)した後、移行前テーブル検索処理(S101)を行う。
その後、件数カウンタnを1カウントアップ(102)し、移行後テーブル定義データ5に記載されたテーブル(以後、移行後テーブルと称する。)において、件数カウンタnが示す行に有効データが存在するか否かを判定(S103)する。有効データが存在する場合は、ステップS101に戻って引き続き処理を行い、そうでない場合は終了となる。
(移行前テーブル検索処理部)
次に、移行前テーブル検索処理部について説明する。移行前テーブル検索処理部は、図3(b)に示すように、はじめに初期値として件数カウンタmに1をセット(S200)した後、移行後テーブルのn行の項目IDと、移行前テーブル定義データ4に記載されたテーブル(以後、移行前テーブルと称する。)のm行の参照カラムとを比較する(S201)。比較した結果が不一致の場合は、件数カウンタmを1カウントアップ(S202)し、移行前テーブルにおける件数カウンタmが示す行に有効データが存在するか否かを判定する(S203)。有効データが存在する場合は、ステップS201に戻って引き続き処理を行い、そうでない場合は終了する。
ステップS201において、移行後テーブルのn行の項目IDと、移行前テーブルのm行の参照カラムとの比較結果が一致していた場合は、移行前後でのカラム属性の同一性を判定する(S204)。カラム属性が同一でない場合は、移行後テーブルの属性に合わせるように属性変換を行い(S205)、次にステップS206を実行する。カラム属性が同一の場合は、ステップS205を実行せずにステップS206を実行する。
ステップS206では、移行前後のカラム桁数の同一性を判定する。カラム桁数が同一でない場合は、移行後テーブルの桁数に合わせるように桁数変換を行い(S207)、次にステップS208を実行する。カラム桁数が同一の場合は、ステップS207を実行せずにステップS208を実行する。
ステップS208では、以上の処理の結果、移行後テーブルの項目IDと一致した参照カラムを持つ移行前テーブルの項目が、属性変更、桁数変更を行われて移行対象項目ファイルに出力される。
(各シェルスクリプトの実行手順とデータフロー)
図2に戻って、シェルスクリプト実行部3の動作とデータフローについて説明する。
データベース移行システム1は、移行対象項目ファイル7を作成した後、データベースを自動的に移行するためのシェルスクリプトを作成する。作成されるシェルスクリプトは、前述した移行データファイル作成シェルスクリプトから全自動実行シェルスクリプトまでである。次に、シェルスクリプト実行部3は、全自動実行シェルスクリプトを実行することにより、移行データファイル作成シェルスクリプトから検査ファイルコンペア処理シェルスクリプトまでが自動的に順番に実行されることになる。このため、データベースの移行全体がノーオペレーションで完遂されることになる。
まず、移行データファイル作成シェルスクリプト8が実行されることにより、移行対象項目ファイル7に記載されている各項目のデータが、移行前データベース13からバイナリ形式で抽出され、移行データファイル9として保存される。このため、データベースの移行において一般に使用されるワーク用テーブルが不必要であり、データベースの移行に必要なデータもバイナリ形式のファイルのみであることから、移行時に使用する物理的資源等を最小限ですませることが出来る。
次に、移行前検査ファイル作成シェルスクリプト10が実行されることにより、移行対象項目ファイル7に記載された各項目のデータが、移行前データベース13から抽出され、テキスト形式に変換されて移行前検査ファイル11として保存される。
次に、移行前テーブル削除シェルスクリプト12が実行されることにより、移行前データベース13のテーブルを削除するSQLが実行されて、移行前データベース13のテーブルが削除される。
次に、移行後テーブル作成シェルスクリプト14が実行されることにより、テーブルを作成するSQLが実行されて、移行後データベース15に移行後テーブル定義データ5で定義されたテーブルが作成される。このとき、テーブルIDは、移行後テーブル定義データ5のテーブルIDが引用され、項目ID、属性、桁数、も同様に移行後テーブル定義データ5の、項目ID、属性、桁数が引用されて作成される。
また、図4のテーブル定義データの例に示すように、移行後テーブル定義データのNOT NULL属性欄17に「○」が設定されている項目については、NOT NULL属性を付加し、移行情報欄18に情報が記載されている項目については、移行情報欄18から初期値情報を取得して、テーブル作成時の初期値としてその内容を設定する。このため、移行後テーブルに新規カラムがある場合においても、新規カラムの初期値設定を行うことが出来る。
図2に戻って、次に、移行データセットアップ処理シェルスクリプト16が実行されることにより、移行データファイル9の内容が移行後データベース15のテーブルにセットアップされる。
次に、移行後検査ファイル作成シェルスクリプト19が実行されることにより、移行対象項目ファイル7に記載された各項目のデータが、移行後データベース15からテキスト形式で抽出され、移行後検査ファイル20として保存される。
次に、検査ファイルコンペア処理シェルスクリプト21が実行されることにより、移行前検査ファイルと、移行後検査ファイルとの全件コンペアが行われて、コンペア結果22が出力される。このため、移行対象となる全カラムについての移行したレコード全件のコンペアを実施するため、十分な品質を保証することが出来る。また、検査ファイルは、テキスト形式なので、コンペアにおいて不一致が発生した場合においても、担当者は容易に調査を行うことが出来る。
以上説明したように、本発明においては、本来熟練者を必要とするデータベースの移行作業を、熟練者不要で、かつ、全自動で行うことが出来る。
テーブル定義データついて、図4を参照して説明する。図4は、テーブル定義データの例を示す図である。この図において、各列は、項目名称、項目ID、属性、桁、INDEX、NOT NULL、FK、参照カラム、移行情報、説明、として定義されている。これによって、各項目名称、項目IDを持つ行ごとに、各列で指定した内容が個別に定義されることになる。これは、移行前テーブル定義データでも、移行後テーブル定義データでも同様であり、図4の例に示すテーブル定義データの例は、移行後テーブル定義データとしても、移行前テーブル定義データとしても使用出来る。
なお、本発明は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変更が可能である。例えば、本発明のデータベース自動移行システムが行う動作は、記憶装置上のプログラムをコンピュータシステムのCPUが読み込み、実行することによっても行うことが出来、全く同様の作用効果を得て、発明が解決しようとする課題を解決することが出来る。
本発明のデータベース自動移行システムは、コンピュータのCPU、メモリ、記憶装置、ディスプレイ、入出力デバイス等を含むハードウェア資源上に構築されたOS、アプリケーション、データベース、プログラム等によって実現されるものであり、データベースの移行という情報処理が上記のハードウェア資源を用いて具体的に実現されるものであるから、自然法則を利用した技術的思想に該当するものであり、データベースを使用する、銀行システム、経理システム、人事システム、予約システム等の様々な分野において利用することができるものである。
本発明の一実施形態に係るデータベース自動移行システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るデータベース自動移行システムのシステム構成図及びデータフロー図である。 (a)は、移行対象項目確定処理の全体制御部フローチャートである。 (b)は、移行対象項目確定処理の移行前テーブル検索処理部フローチャートである。 テーブル定義データの例を示す図である。
符号の説明
1 データベース自動移行システム
2 シェルスクリプト作成部
3 シェルスクリプト実行部
4 移行前テーブル定義データ
5 移行後テーブル定義データ
6 記憶装置
7 移行対象項目ファイル
8 移行データファイル作成シェルスクリプト
9 移行データファイル
10 移行前検査ファイル作成シェルスクリプト
11 移行前検査ファイル
12 移行前テーブル削除シェルスクリプト
13 移行前データベース
14 移行後テーブル作成シェルスクリプト
15 移行後データベース
16 移行データセットアップ処理シェルスクリプト
17 NOT NULL属性欄
18 移行情報欄
19 移行後検査ファイル作成シェルスクリプト
20 移行後検査ファイル
21 検査ファイルコンペア処理シェルスクリプト
22 コンペア結果

Claims (6)

  1. 移行前データベースから移行後データベースへデータを移行させるデータベース自動移行システムであって、
    移行前データベースの各データの構成や属性を定義した移行前テーブル定義データと、移行後データベースの各データの構成や属性を定義した移行後テーブル定義データとを記憶装置から読み込む手段と、
    データを移行させるためのシェルスクリプトであるデータ移行シェルスクリプトを作成するシェルスクリプト作成手段と、
    前記データ移行シェルスクリプトを自動的に実行させるシェルスクリプト実行手段と、
    を有し、
    前記データ移行シェルスクリプトとして、移行前データベースから移行対象データをバイナリ形式で抽出して移行データファイルを作成するシェルスクリプトと、
    記憶装置から読み込まれた前記移行前テーブル定義データを基にして、移行前データベースのテーブルを削除するSQLを生成し、そのSQLを実行するシェルスクリプトと、
    記憶装置から読み込まれた前記移行後テーブル定義データを基にして、移行後データベースのテーブルを作成するSQLを生成し、そのSQLを実行するシェルスクリプトと、
    前記移行データファイルを移行後データベースのテーブルにセットアップするシェルスクリプトと、
    を含んでいることを特徴とするデータベース自動移行システム。
  2. 前記データ移行シェルスクリプトとして、
    データベースの移行が誤り無く行われたか否かを検証するための移行前検査ファイルを、移行前データベースからデータを抽出し、テキスト形式に変換することによって作成するシェルスクリプトと、
    データベースの移行が誤り無く行われたか否かを検証するための移行後検査ファイルを、移行後データベースからデータを抽出し、テキスト形式に変換することによって作成するシェルスクリプトと、
    前記移行前検査ファイルと、前記移行後検査ファイルとの全件コンペアを行い、コンペア結果を出力するシェルスクリプトと、
    を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のデータベース自動移行システム。
  3. 前記データ移行シェルスクリプトとして、
    自らを除く前記データ移行シェルスクリプトの全てを、所定の順番で、自動的に実行させるための自動実行シェルスクリプトを含んでおり、
    前記シェルスクリプト実行手段は、
    前記自動実行シェルスクリプトを実行させる手段を含むこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のデータベース自動移行システム。
  4. 移行前データベースから移行後データベースへデータを移行させるデータベース自動移行プログラムであって、
    移行前データベースの各データの構成や属性を定義した移行前テーブル定義データと、移行後データベースの各データの構成や属性を定義した移行後テーブル定義データとを記憶装置から読み込むステップと、
    データを移行させるためのシェルスクリプトであるデータ移行シェルスクリプトを作成するシェルスクリプト作成ステップと、
    前記データ移行シェルスクリプトを自動的に実行させるシェルスクリプト実行ステップとを有し、
    前記データ移行シェルスクリプトとして、移行前データベースから移行対象データをバイナリ形式で抽出して移行データファイルを作成するシェルスクリプトと、
    記憶装置から読み込まれた前記移行前テーブル定義データを基にして、移行前データベースのテーブルを削除するSQLを生成し、そのSQLを実行するシェルスクリプトと、
    記憶装置から読み込まれた前記移行後テーブル定義データを基にして、移行後データベースのテーブルを作成するSQLを生成し、そのSQLを実行するシェルスクリプトと、
    前記移行データファイルを移行後データベースのテーブルにセットアップするシェルスクリプトと、
    を含んでいることを特徴とするデータベース自動移行プログラム。
  5. 前記データ移行シェルスクリプトとして、
    データベースの移行が誤り無く行われたか否かを検証するための移行前検査ファイルを、移行前データベースからデータを抽出し、テキスト形式に変換することによって作成するシェルスクリプトと、
    データベースの移行が誤り無く行われたか否かを検証するための移行後検査ファイルを、移行後データベースからデータを抽出し、テキスト形式に変換することによって作成するシェルスクリプトと、
    前記移行前検査ファイルと、前記移行後検査ファイルとの全件コンペアを行い、コンペア結果を出力するシェルスクリプトと、
    を含んでいることを特徴とする請求項4に記載のデータベース自動移行プログラム。
  6. 前記データ移行シェルスクリプトとして、
    自らを除く前記データ移行シェルスクリプトの全てを、所定の順番で、自動的に実行させるための自動実行シェルスクリプトを含んでおり、
    前記シェルスクリプト実行ステップは、
    前記自動実行シェルスクリプトを実行させるステップを含むこと
    を特徴とする請求項4又は5に記載のデータベース自動移行プログラム。
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