JP4215164B2 - 建設機械の油圧駆動装置及びアタッチメント用流量切替弁装置 - Google Patents

建設機械の油圧駆動装置及びアタッチメント用流量切替弁装置 Download PDF

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Description

本発明は、建設機械の油圧駆動装置及びアタッチメント用流量切替弁装置に係り、特に油圧掘削機等の建設機械に装着したアタッチメント用アクチュエータを駆動する圧油の流量をアタッチメントの種類に応じて切替えることのできるアタッチメント用流量切替弁装置を備えた建設機械の油圧駆動装置及びそのアタッチメント用流量切替装置に関する。
上部旋回体と下部走行体とからなる油圧掘削機においては、作業機を構成しているブーム、アーム、バケット等を回転させるための油圧シリンダや、左右の履帯を駆動する走行モータ等、多数の油圧アクチュエータを備えており、これらの各アクチュエータを自在に駆動するため、通常、2個の可変容量型の油圧ポンプを搭載している。また、作業機として通常装着されているバケットの代わりにアタッチメントとしてクラッシャー、油圧ブレーカ等を装着して構造物、岩塊等の破砕作業その他を行うことがある。これらのアタッチメントは、それぞれのアタッチメントに用いられている油圧機器が異なるため、要求流量も異なっている。例えば、クラッシャーを駆動する場合は2ポンプ分の流量を必要とし、油圧ブレーカを駆動する場合は1ポンプ分の流量でも良い。
一方、上記の各アタッチメントは1台の油圧掘削機を用いて、必要とする度にアタッチメントを交換して使用することが多い。したがって、油圧掘削機に対しては、装着したアタッチメントに即時適応できるように、アタッチメントに供給する流量を容易に切替えられることが要求されている。
このような要求に対して、特開平3−5531号公報や特開平3−212524号公報に記載の技術がある。
特開平3−5531号公報に記載の技術は、一方の油圧ポンプの吐出回路にアタッチメント操作用のサービス弁を配置し、他方の油圧ポンプの吐出回路に合流弁を配置し、アタッチメントの必要流量に応じて合流弁の入切作動により一方の油圧ポンプのみによる1ポンプ駆動と、他方の油圧ポンプとの2ポンプ駆動を選択する構成となっている。
特開平3−212524号公報に記載の技術は、アタッチメント用アクチュエータに第1流量より少ない第2流量を供給するために、アタッチメント用切換弁のフルストロークを変えるストローク規制手段を設ける構成となっている。ストローク規制手段の具体的構成としては、ヒンジを介して運転室のフロアに設けられたペダルストッパであり、このペダルストッパによりペダルの最大踏み量を規制することによりアタッチメント用切換弁のフルストロークを変えている。ペダルストッパは、ヒンジを介してフロアに固定した台にペダルストロークを微調整するボルトを取り付けたものである。この従来技術では、アタッチメント用切換弁のフルストローク(ペダルの最大踏み量)が制限されても、アタッチメント負荷の大小に係わらず圧油を供給できるようにすることが必要であり、そのためにベースとなる油圧回路システムとしては、圧力補償弁付きのクローズドタイプのコントロールバルブを用い、油圧ポンプの吐出量制御をロードセンシング制御により行う油圧回路が採用されている。
特開平3−5531号公報 特開平3−212524号公報
しかしながら上記従来技術には次のような問題点がある。
まず、特開平3−5531号公報に記載の技術では次のような問題がある。
<装着容易性及び汎用性>
2個の油圧ポンプ(主ポンプ)からアタッチメント用アクチュエータに圧油を合流して供給可能とするためにサービス弁と合流弁の2個のバルブを必要とするとともに、合流用の2本の配管を必要とし、更に合流弁に操作パイロット圧を選択的に供給可能とするため、油圧パイロット回路に2個のパイロット回路切換弁を設けなければならない。このため油圧回路にアタッチメント用流量切替機能を付加するためには、多数の部品を追加する必要があり、装着に手間と時間がかかる。また、後付けも難しく、汎用性に劣る。
<信頼性及びコスト>
上記のように油圧回路が複雑となるため、油圧回路の信頼性が低下する。また、点検整備工数の増大や製造原価の上昇を招く。
<流量調整>
アタッチメント用アクチュエータに供給する油量は1ポンプまたは2ポンプの2段階切換えであり、流量の微調整ができない。
特開平3−212524号公報に記載の技術には次のような問題がある。
<ベースシステム>
ベースとなる油圧回路システムは、圧力補償弁付きのクローズドタイプのコントロールバルブを用いるロードセンシング油圧回路に限られ、従来より建設機械の油圧回路として多く使用されているセンターバイパスタイプのコントロールバルブを用いたオープンセンタ油圧回路には、適応不可能である。
<信頼性>
ペダルとペダルストッパによるストローク規制であるため、ペダルとペダルストッパの機械的な接触摩耗による経年変化により、設定流量が変化することが懸念される。このため油圧掘削機の信頼性を低下させる。
<流量調整>
ペダルストッパのボルトを調整することによりペダルのストロークを調整し、流量を調整する。この場合、流量調整はペダルストッパを機械に装着した状態でしか行うことができず、機械組み立て時の流量調整作業が手間である。
本発明の目的は、装着が容易で汎用性に優れ、信頼性が高く、流量調整が容易であり、しかも装着する油圧回路の種類を問わないアタッチメント用流量切替装置を備えた建設機械の油圧駆動装置及びそのアタッチメント用流量切替装置を提供することである。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、油圧ポンプと、この油圧ポンプに接続されたアタッチメント用制御弁と、このアタッチメント用制御弁によって制御されるアタッチメント用アクチュエータとを備え、前記アタッチメント用アクチュエータは、大流量を必要とする第1アクチュエータと、この第1アクチュエータと交換可能であり、第1アクチュエータが必要とする流量より少ない小流量を必要とする第2アクチュエータを含む建設機械の油圧駆動装置において、前記アタッチメント用アクチュエータが大流量を必要とする第1アクチュエータか小流量を必要とする第2アクチュエータかに応じて大流量側と小流量側のいずれかに操作される操作手段と、前記アタッチメント用制御弁と前記アタッチメント用アクチュエータとの間に配置され、前記操作手段の操作により前記アタッチメント用アクチュエータに供給される圧油の流量を大流量と小流量とに切り換える最大流量カット弁装置とを備え、前記最大流量カット弁装置は、前記アタッチメント用制御弁から出力された圧油の流量を前記アタッチメント用アクチュエータに供給する油路と、この油路を流れる圧油の最大流量をカットするバルブ手段と、前記操作手段が大流量側に操作されたときは前記バルブ手段の機能を無効とし、前記操作手段が小流量側に操作されると前記バルブ手段の機能を有効とする操作切替手段とを有し、前記バルブ手段は、前記油路に配置された絞りと、閉方向作動のばねを有し、前記絞りの前後差圧が前記ばねが定める設定値以下のときは前記ばねの力により閉じ、前記絞りの前後差圧が前記設定値を超えると開いて前記油路の圧油を戻り回路にバイパスさせるバイパス弁とを有し、前記操作切替手段は、前記操作手段が大流量側に操作されたときは前記バイパス弁を閉状態に保持し、前記操作手段が小流量側に操作されると前記バイパス弁の閉状態の保持を解除するものとする。
操作手段を大流量側に操作したときは、操作切替手段はバルブ手段の機能を無効とし、バルブ手段はアタッチメント用制御弁から出力された圧油の流量をそのまま通過させる。これによりアタッチメント用アクチュエータには大流量が供給可能となる。
操作手段を小流量側に操作すると、操作切替手段はバルブ手段の機能を有効とし、バルブ手段は油路を流れる圧油の最大流量をカットする。これによりアタッチメント用アクチュエータには小流量が供給可能となる。
このように同一アタッチメント用制御弁で操作される、大流量を必要とする第1アクチュエータと小流量を必要とする第2アクチュエータとの交換に伴う流量切替は、操作手段を操作して最大流量カット弁装置の有効、無効を切り換えることにより極めて簡単に行うことができる。
また、最大流量カット弁装置はアタッチメント用制御弁とアタッチメント用アクチュエータとの間に配置される構成であるため、配置構成が簡単で装着が容易であり、かつ後付けも容易であり汎用性に優れている。
また、油圧回路構成が簡素化されるので、油圧回路の信頼性が高く、点検整備工数および製造原価が低減される。
また、最大流量カット弁装置はバルブ手段を含む構成であるため、設定手段(ばね)を調整することにより任意に流量を調整することができる。また、その流量調整は、最大流量カット弁装置を機械に組み込む前(事前)に行うことができるため、流量調整作業が容易である。また、事前に流量の微調整が可能であるので、その点でも汎用性に優れている。
更に、バルブ手段によって大流量と小流量に切り換えるので、機械的な接触摩耗による経年変化が少なく、設定流量の変化が生じにくい。
また、アタッチメント用制御弁とアタッチメント用アクチュエータとの間に最大流量カット弁装置を配置する構成であるため、装着する油圧回路の種類を問わず、従来より建設機械の油圧回路として多く使用されているセンターバイパスタイプのコントロールバルブを用いたオープンセンタ油圧回路、圧力補償弁付きのコントロールバルブを用いるロードセンシング油圧回路のいずれにも対応可能であり、この点でも汎用性に優れている。
2)好ましくは、前記バイパス弁は、前記絞りの上流側の圧力が信号圧として導かれる開方向作動の第1受圧部と、前記絞りの下流側の圧力が信号圧として導かれる閉方向作動の第2受圧部とを有し、前記操作切替手段は、前記絞りの上流側の圧力を信号圧として前記第1受圧部に導かれる経路に配置され、前記操作手段が大流量側に操作されたときは前記経路を非導通とし、前記操作手段が小流量側に操作されると前記経路を導通させる切替弁であるものとする
)また、上記目的を達成するために、本発明は、アタッチメント用制御弁とアタッチメント用アクチュエータとの間に配置される建設機械のアタッチメント用流量切替装置において、前記アタッチメント用アクチュエータが大流量を必要とするアクチュエータか小流量を必要とするアクチュエータかに応じて大流量側と小流量側のいずれかに操作される操作手段と、前記アタッチメント用制御弁と前記アタッチメント用アクチュエータとの間に配置され、前記操作手段の操作により前記アタッチメント用アクチュエータに供給される圧油の流量を大流量と小流量とに切り換える最大流量カット弁装置とを備え、前記最大流量カット弁装置は、前記アタッチメント用制御弁から出力された圧油の流量を前記アタッチメント用アクチュエータに供給する油路と、この油路を流れる圧油の最大流量をカットするバルブ手段と、前記操作手段が大流量側に操作されたときは前記バルブ手段の機能を無効とし、前記操作手段が小流量側に操作されると前記バルブ手段の機能を有効とする操作切替手段とを有するものとする。
以上説明したように本発明によれば次の各効果が得られる。
(1)同一アタッチメント用制御弁で操作される、大流量を必要とする第1アクチュエータと小流量を必要とする第2アクチュエータとの交換に伴う流量切替は、操作手段を操作して最大流量カット弁装置の有効、無効を切り換えることにより極めて簡単に行うことができる。
(2)最大流量カット弁装置はアタッチメント用制御弁とアタッチメント用アクチュエータとの間に配置される構成であるため、配置構成が簡単で装着が容易であり、かつ後付けも容易であり汎用性に優れている。
(3)油圧回路構成が簡素化されるので、油圧回路の信頼性が高く、点検整備工数および製造原価が低減される。
(4)最大流量カット弁装置はバルブ手段を含む構成であるため、ばね等の設定手段を調整することにより任意に流量を調整することができる。
(5)流量調整は、最大流量カット弁装置を機械に組み込む前(事前)に行うことができるため、流量調整作業が容易である。また、事前に流量の微調整が可能であるので、その点でも汎用性に優れている。
(6)バルブ手段によって大流量と小流量に切り換えるので、機械的な接触摩耗による経年変化が少なく、設定流量の変化が生じにくい。
(7)アタッチメント用制御弁とアタッチメント用アクチュエータとの間に最大流量カット弁装置を配置する構成であるため、装着する油圧回路の種類を問わず、従来より建設機械の油圧回路として多く使用されているセンターバイパスタイプのコントロールバルブを用いたオープンセンタ油圧回路、圧力補償弁付きのコントロールバルブを用いるロードセンシング油圧回路のいずれにも対応可能であり、この点でも汎用性に優れている。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明を油圧掘削機の油圧駆動装置に適用した場合の実施の形態を示す油圧回路図である。
図1において、主ポンプ1,5にアクチュエータ60(又は61),62を駆動するための流量制御弁2,3がそれぞれ接続されている。流量制御弁2は主ポンプ1,5の合計流量を通すことができるスプールを備え、主ポンプ1の主回路9と主ポンプ5の主回路10との合流回路11に配置されている。流量制御弁3は主ポンプ5の主回路10に配置されている。
流量制御弁2,3はいずれも6ポート3位置のセンターバイパス型の切換弁であり、流量制御弁2のアクチュエータポートはアクチュエータライン21a,21、最大流量カット弁装置40(後述)、アクチュエータライン22a,22bを介してアクチュエータ60(又は61)に接続され、流量制御弁3のアクチュエータポートはアクチュエータライン23,24を介してアクチュエータ62に接続されている。また、流量制御弁2,3は油圧パイロット切り換え式であり、それらの両端にパイロット受圧部2a,2b及び3a,3bが設けられている。
アクチュエータ60,61はアタッチメント用のアクチュエータであり、例えばアクチュエータ60はクラッシャー用であり、アクチュエータ61はブレーカ用である。クラッシャー及びブレーカは作業機アタッチメントとして交換可能である。作業機アタッチメントは油圧掘削機の作業機の先端にバケットの代わりに装着される。また、クラッシャ用のアクチュエータ60は大流量(例えば2ポンプ分)を必要とするアクチュエータであり、ブレーカ用のアクチュエータ61はそれよりも少ない小流量(例えば1ポンプ分)を必要とするアクチュエータである。
アクチュエータ62は例えば油圧掘削機のアーム用である。
主回路10及び合流回路11には例えば油圧掘削機のブーム、旋回、走行等のアクチュエータを駆動する流量制御弁も配置されているが、それらは省略している。
また、アタッチメント操作用のペダル13により作動するパイロットバルブ14が設けられ、パイロットバルブ14はパイロットポンプ12の吐出圧を元圧として、ペダル13の操作方向と操作量に応じた操作パイロット圧を生成し、この操作パイロット圧はパイロット回路15又は16を介して流量制御弁2の両端のパイロット受圧部2a、2bに送られる。
以上のように構成した油圧駆動装置に本実施の形態のアタッチメント用流量切替装置が設けられている。このアタッチメント用流量切替装置は、油圧掘削機に装着されたアタッチメント用アクチュエータが大流量を必要とするクラッシャー用のアクチュエータ60であるか小流量を必要とするブレーカ用のアクチュエータ61であるかに応じて操作される電気スイッチ54と、アタッチメント用の流量制御弁2とアタッチメント用のアクチュエータ60(又は61)との間に配置され、電気スイッチ54の操作によりアクチュエータ60(又は61)に供給される圧油の流量を大流量と小流量とに切り換える最大流量カット弁装置40とを備えている。
最大流量カット弁装置40は、アクチュエータライン21a,21bをアクチュエータライン22a,22bにつなげる油路50,51と、油路50,51にそれぞれ設けた絞り(固定絞り)41a,41bと、油路50と油路51を接続するバイパスライン52,53と、バイパスライン52,53に設けられたバイパス弁42a,42bと、バイパス弁42a,42bを操作する操作切替弁45とからなり、操作切替弁45は電気スイッチ54により操作される。
バイパスライン52は、油路50が圧油供給側となるときの絞り41aの上流側と油路51の絞り41bの下流側とを接続し、バイパスライン53は、油路51が圧油供給側となるときの絞り41bの上流側と油路50の絞り41aの下流側とを接続している。
バイパス弁42a,42bは閉位置と開位置との間で動作する切替弁であり、バイパス弁42a,42bは閉方向作動のばね43,44を備えている。ばね43,44はプリセット力(ばね強さの初期設定)を調整可能な可変ばねであり、例えばねじの出し入れによりばね強さを変えることができる。
また、バイパス弁42a,42bはそれぞれ開方向作動のパイロット受圧部71a,71bと方向作動のパイロット受圧部72a,72bを有し、バイパス弁42aのパイロット受圧部71aには圧力信号ライン46a,46bを介して、油路50が圧油供給側となるときの絞り41aの上流側の圧力が導かれ、バイパス弁42aのパイロット受圧部72aには圧力信号ライン46cを介して、油路50が圧油供給側となるときの絞り41aの下流側の圧力が導かれ、バイパス弁42bのパイロット受圧部71bには圧力信号ライン47a,47bを介して、油路51が圧油供給側となるときの絞り41bの上流側の圧力が導かれ、バイパス弁42bのパイロット受圧部72bには圧力信号ライン47cを介して、油路51が圧油供給側となるときの絞り41bの下流側の圧力が導かれている。
つまり、バイパス弁42aのパイロット受圧部71a,72aには、油路50が圧油供給側となるときは絞り41aの前後差圧が開弁方向に作用し、バイパス弁42bのパイロット受圧部71b,72bには、油路51が圧油供給側となるときは絞り41bの前後差圧が開弁方向に作用している。
以上により絞り(固定絞り)41a,41bとバイパス弁42a,42bとは、それぞれ、油路50,51を流れる圧油の最大流量をカットするバルブ手段として機能する。
操作切替弁45は圧力信号ライン46a,47aと圧力信号ライン46b,47bとの間に配置され、圧力信号ライン46aと圧力信号ライン46bを非導通とし、かつ圧力信号ライン47aと圧力信号ライン47bを非導通とするA位置(遮断位置)と、圧力信号ライン46aと圧力信号ライン46bを導通し、かつ圧力信号ライン47aと圧力信号ライン47bを導通する位置(導通位置)との間で切り換え可能である。また、操作切替弁45はソレノイド駆動部45aを有し、電気スイッチ54がOFFのときはソレノイド駆動部45aは非励磁であり、操作切替弁45はA位置にあり、電気スイッチ54がONになるとソレノイド駆動部45aは励磁され、操作切替弁45はB位置に切り換えられる。電気スイッチ54がOFFのときは電気スイッチ54を大流量側に操作したときであり、電気スイッチ54がONのときは電気スイッチ54を小流量側に操作したときである。
以上により操作切替弁45は、電気スイッチ54が大流量側に操作されたときは上記バルブ手段(絞り41a,41b及びバイパス弁42a,42b)の機能を無効とし、電気スイッチ45が小流量側に操作されるとバルブ手段(絞り41a,41b及びバイパス弁42a,42b)の機能を有効にする操作切替手段として機能する。
次に、最大流量カット弁装置40を備えたアタッチメント用流量切替装置の機能及び動作について説明する。
通常、アタッチメント用のアクチュエータを備えた油圧駆動装置には最大流量カット弁装置40(アタッチメント用流量切替装置)は備えられていない。このような油圧駆動装置において、油圧掘削機の作業機アタッチメントとして例えばクラッシャー又はブレーカを装着した場合は、アタッチメント用のペダル13の踏み込み量に応じてパイロット圧が流量制御弁2のパイロット受圧部2a又は2bに作用し、流量制御弁2の開口面積を制御する。主ポンプ1から送られる圧油は主回路9を通り、また主ポンプ5から送られる圧油は主回路10、流量制御弁3のセンタバイパス通路、合流回路11を通って両者が合流し、その合流した圧油が流量制御弁2を経てクラッシャ用のアクチュエータ60又はブレーカ用のアクチュエータ61に送られる。つまり、主ポンプ1,5の合計流量がアクチュエータ60,61へ供給される。この場合、大流量を要求するクラッシャ用のアクチュエータ60では、問題がなく、好都合であるが、小流量を要求するブレーカ用のアクチュエータ61では、主ポンプ1,5より大流最が供給され、機器(アクチュエータ61)の破損を生じるおそれがある。
最大流量カット弁装置40を備えたアタッチメント用流量切替装置はそのような問題を解決する。
油圧掘削機の作業機アタッチメントとして例えばクラッシャーを装着した場合、つまり装着した作業機アタッチメントのアクチュエータが大流量を必要とするアクチュエータ60である場合は、電気スイッチ50をOFFのままとして(大流量側に操作して)操作切替弁45のソレノイド駆動部45aを非励磁とする。この場合は、操作切替弁45はA位置(遮断位置)にあり、圧力信号ライン46aと圧力信号ライン46bを非導通とし、かつ圧力信号ライン47aと圧力信号ライン47bを非導通とする。その結果、バイパス弁42a,42bは図示の閉位置となる。
このような状態で、アタッチメント用のペダル13を操作して上記のように流量制御弁2を操作した場合、バイパス弁42a,42bは上記のように図示の閉位置にあるので、主ポンプ1,5より吐出され、流量制御弁2を通過した流量は、アクチュエータライン21a又は21b、最大流量カット弁40の油路50又は51及び絞り41a又は41bを介して、その全流量がアクチュエータ60へ供給される。つまり、この場合は従来と同様に主ポンプ1,5からの圧油が合流してアクチュエータ60に供給される。
油圧掘削機の作業機アタッチメントとして例えばブレーカを装着した場合、つまり装着した作業機アタッチメントのアクチュエータが小流量を必要とするアクチュエータ61である場合は、作業員は電気スイッチ50を操作してONにして(小流量側に操作して)操作切替弁45のソレノイド駆動部45aを励磁する。この場合は、操作切替弁45は導通位置に切り換えられ、圧力信号ライン46aと圧力信号ライン46bを導通し、圧力信号ライン47aと圧力信号ライン47bを導通し、その結果、バイパス弁42a,42bのパイロット受圧部71a,72a及び71b,72bには絞り41a,41bの前後差圧が作用する。
このような状態で、アタッチメント用のペダル13を操作して上記のように流量制御弁2を操作した場合、アクチュエータライン21aが圧油供給側である場合は、バイパス弁42aのパイロット受圧部71a,72aには上記のように絞り41aの前後差圧が作用するので、バイパス弁42aは絞り41aの前後差圧とばね43の力がバランスした位置となり、絞り41aの前後差圧(圧力信号ライン46a,46bの圧力と圧力信号ライン46cの圧力との差圧)がばね43で設定された差圧以上になると、バイパス弁42aは開位置となって、戻り側の油路51に余剰の流量をバイパスすることになる。
また、アクチュエータライン21bが圧油供給側である場合も同様であり、絞り41bの前後差圧(圧力信号ライン47a,47bの圧力と圧力信号ライン47cの圧力との差圧)がばね44で設定された差圧以上になると、バイパス弁42bは開位置となって、戻り側の油路50に余剰の流量をバイパスすることになる。
つまり、絞り41a又は41bの前後差圧がばね43又は44で設定された差圧以上になると、バイパス弁42a又は42bは開いた状態となり、戻り側の通路へ余剰の流量をバイパスする。
絞り41a,41bは固定絞りであり、絞り41a,41bの開口面積をそれぞれAa,Abとし、絞り41a,41bの前後差圧をそれぞれΔPa,ΔPbとし、絞り41a,41bの通過流量をそれぞれQa,Qbとすると、
Qa=定数×Aa×√ΔPa
Qb=定数×Ab×√ΔPb
であることから、アクチュエータライン21a又は21b,油路50又は51,アクチュエータライン22a又は22bには流量Qa,Qb以上の流量は流れないことになる。つまり、主ポンプ1,5より吐出した流量は、流量Qa,Qbのみアクチュェータ61へ供給される。
図2は、特開平3−5531号公報に記載の従来技術と特開平3−212524号公報に記載の従来技術と本実施の形態のアタッチメント用流量切替装置との流量制御機能を比較した図である。
特開平3−5531号公報に記載の従来技術では、ベースシステムがロードセンシング油圧回路であるため、合流弁を切り、1ポンプ流量(小流量)としたときのメータリング特性の傾き(流量変化)は図示の如く緩やかとなり、アタッチメント用の流量制御弁を操作するペダル13の全ストロークでメータリング領域を確保することができる。1ポンプ流量か2ポンプ流量かの選択であるので、小流量の調整はできない。
特開平3−212524号公報に記載の従来技術では、ペダルストッパによるペダルのストローク規制であるため、1ポンプ流量(小流量)としたときのメータリング特性の傾き(流量変化)は図示の如く2ポンプ流量(大流量)時と同じである。減流量の程度(小流量の調整)はペダルストッパのボルトの調整により任意に設定可能である。また、ペダルストロークが規制されるため、それに応じてメータリング領域も狭くなり、操作性は劣る。
本実施の形態では、アタッチメント用の流量制御弁2とアタッチメント用アクチュエータ60又は61との間に最大流量カット弁装置40を配置し、最大流量をカットする構成であるため、小流量としたときのメータリング特性の傾き(流量変化)は、図示の如く特開平3−212524号公報に記載のものと同様、2ポンプ流量(大流量)時と同じであるが、ペダル13のストロークは規制されていないため、ペダル13をフルストロークで操作することができ、見かけ上のメータリング領域は特開平3−212524号公報のものと同様に広くなり、操作性に優れている。減流量の程度(小流量の調整)はバイパス弁42a,42bのばね43,44の強さを調整することにより任意に調整可能である。
図3は、特開平3−5531号公報に記載の従来技術と特開平3−212524号公報に記載の従来技術と本実施の形態のアタッチメント用流量切替装置との欠点及び利点(効果)を比較して示す図である。
以上のように本実施の形態の形態によれば、同一アタッチメント用の流量制御弁2で操作される、大流量を必要とするクラッシャ用のアクチュエータ60と小流量を必要とするブレーカ用のアクチュエータ61との交換に伴う流量切替は、操作手段である電気スイッチ54を操作して最大流量カット弁装置40の有効、無効を切り換えることにより極めて簡単に行うことができる。
また、最大流量カット弁装置40はアタッチメント用の流量制御弁2とアタッチメント用アクチュエータ60又は61との間に配置される構成であるため、配置構成が簡単で用着が容易であり、かつ後付けも容易であり汎用性に優れている。
また、配置構成が簡単であって油圧回路構成が簡素化されるので、油圧回路の信頼性が高く、点検整備工数および製造原価が低減される。
また、最大流量カット弁装置40はバルブ手段(バイパス弁42a,42b)を含む構成であるため、ばね43,44の強さを調整することにより任意に流量を調整することができる。また、その流量調整は、最大流量カット弁装置40を機械に組み込む前(事前)に行うことができるため、流量調整作業が容易である。また、事前に流量の微調整が可能であるので、その点でも汎用性に優れている。
更に、バルブ手段(バイパス弁42a,42b)によって大流量と小流量に切り換えるので、機械的な接触摩耗による経年変化が少なく、設定流量の変化が生じにくい。
また、アタッチメント用の流量制御弁2とアタッチメント用アクチュエータ60又は61との間に最大流量カット弁装置40を配置する構成であるため、装着する油圧回路の種類を問わず、従来より建設機械の油圧回路として多く使用されているセンターバイパスタイプのコントロールバルブを用いたオープンセンタ油圧回路、圧力補償弁付きのコントロールバルブを用いるロードセンシング油圧回路のいずれにも対応可能であり、この点でも汎用性に優れている。
本発明の一実施の形態による建設機械の油圧駆動装置とアタッチメント用流量切替装置を示す油圧回路図である。 従来技術と本発明の流量制御機能を比較した図である。 従来技術と本発明の欠点及び利点を比較して示す図である。
符号の説明
1,5,主ポンプ
2,3 流量制御弁
9,10 主回路
11 合流回路
14,15 パイロットライン
12 パイロットホンプ
13 ペダル
14 パイロット弁
21a,21b,22a,22b アクチュエータライン
40 最大流量カット弁
41a,41b 絞り
42a,42b バイパス弁
43,44 ばね
45 操作切替弁
46a,46b,46c,47a,47b,47c 圧力信号ライン
50,51 油路
52,53 バイパスライン
54 電気スイッチ
60 クラッシャー用のアクチュエータ
61 ブレーカ用のアクチュエータ
62 アクチュエータ
71a,71b,72a,72b パイロット受圧部

Claims (3)

  1. 油圧ポンプと、この油圧ポンプに接続されたアタッチメント用制御弁と、このアタッチメント用制御弁によって制御されるアタッチメント用アクチュエータとを備え、前記アタッチメント用アクチュエータは、大流量を必要とする第1アクチュエータと、この第1アクチュエータと交換可能であり、第1アクチュエータが必要とする流量より少ない小流量を必要とする第2アクチュエータを含む建設機械の油圧駆動装置において、
    前記アタッチメント用アクチュエータが大流量を必要とする第1アクチュエータか小流量を必要とする第2アクチュエータかに応じて大流量側と小流量側のいずれかに操作される操作手段と、
    前記アタッチメント用制御弁と前記アタッチメント用アクチュエータとの間に配置され、前記操作手段の操作により前記アタッチメント用アクチュエータに供給される圧油の流量を大流量と小流量とに切り換える最大流量カット弁装置とを備え、
    前記最大流量カット弁装置は、
    前記アタッチメント用制御弁から出力された圧油の流量を前記アタッチメント用アクチュエータに供給する油路と、
    この油路を流れる圧油の最大流量をカットするバルブ手段と、
    前記操作手段が大流量側に操作されたときは前記バルブ手段の機能を無効とし、前記操作手段が小流量側に操作されると前記バルブ手段の機能を有効とする操作切替手段とを有し、
    前記バルブ手段は、
    前記油路に配置された絞りと、
    閉方向作動のばねを有し、前記絞りの前後差圧が前記ばねが定める設定値以下のときは前記ばねの力により閉じ、前記絞りの前後差圧が前記設定値を超えると開いて前記油路の圧油を戻り回路にバイパスさせるバイパス弁とを有し、
    前記操作切替手段は、
    前記操作手段が大流量側に操作されたときは前記バイパス弁を閉状態に保持し、前記操作手段が小流量側に操作されると前記バイパス弁の閉状態の保持を解除することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  2. 請求項記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記バイパス弁は、前記絞りの上流側の圧力が信号圧として導かれる開方向作動の第1受圧部と、前記絞りの下流側の圧力が信号圧として導かれる閉方向作動の第2受圧部とを有し、
    前記操作切替手段は、前記絞りの上流側の圧力を信号圧として前記第1受圧部に導かれる経路に配置され、前記操作手段が大流量側に操作されたときは前記経路を非導通とし、前記操作手段が小流量側に操作されると前記経路を導通させる切替弁であることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  3. アタッチメント用制御弁とアタッチメント用アクチュエータとの間に配置される建設機械のアタッチメント用流量切替装置において、
    前記アタッチメント用アクチュエータが大流量を必要とするアクチュエータか小流量を必要とするアクチュエータかに応じて大流量側と小流量側のいずれかに操作される操作手段と、
    前記アタッチメント用制御弁と前記アタッチメント用アクチュエータとの間に配置され、前記操作手段の操作により前記アタッチメント用アクチュエータに供給される圧油の流量を大流量と小流量とに切り換える最大流量カット弁装置とを備え、
    前記最大流量カット弁装置は、
    前記アタッチメント用制御弁から出力された圧油の流量を前記アタッチメント用アクチュエータに供給する油路と、
    この油路を流れる圧油の最大流量をカットするバルブ手段と、
    前記操作手段が大流量側に操作されたときは前記バルブ手段の機能を無効とし、前記操作手段が小流量側に操作されると前記バルブ手段の機能を有効とする操作切替手段とを有
    し、
    前記バルブ手段は、
    前記油路に配置された絞りと、
    閉方向作動のばねを有し、前記絞りの前後差圧が前記ばねが定める設定値以下のときは前記ばねの力により閉じ、前記絞りの前後差圧が前記設定値を超えると開いて前記油路の圧油を戻り回路にバイパスさせるバイパス弁とを有し、
    前記操作切替手段は、
    前記操作手段が大流量側に操作されたときは前記バイパス弁を閉状態に保持し、前記操作手段が小流量側に操作されると前記バイパス弁の閉状態の保持を解除することを特徴とする建設機械のアタッチメント用流量切替装置。
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