JP4213980B2 - 電子透かし埋込装置、電子透かし埋込方法およびプログラム - Google Patents

電子透かし埋込装置、電子透かし埋込方法およびプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地物と前記地物に関し英字、数字、文字のいずれかで表記される属性を含む地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋込装置、および、電子透かし埋込方法、ならびに、電子透かしを埋め込むためのコンピュータプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、地図データに対し電子透かしを埋め込む方法としては、例えば(特許文献1)に記載されたものが知られている。この(特許文献1)では、電子透かしを埋め込む方法として、オリジナルの地図データに対し、地物を示す図形の位置をずらすとか、一つの地物を示す図形と他の地物を示す図形とを重ねることなど、ベクトルデータの座標や位相を変更する技術が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−24844号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の地図データの電子透かしは、ベクトルデータの座標や位相を変更するため、地図としての正確性を損なうばかりでなく、第三者に容易に解析される虞があった。また、属性を示すプレーンテキストの不正複製に対しては、適用できなかった。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑み、地図としての品質を保ちつつ、第三者に容易に解析されない電子透かしを地図データに埋め込むための電子透かし埋込装置、および、電子透かし埋込方法、ならびに、コンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題の少なくとも一部を解決するために、請求項1は、地物と、前記地物に関し英字、数字、文字のいずれかで表記される属性とを含む地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋込装置であって、前記地図データを参照する地図データ参照手段と、前記属性を表記するに際し、意味が略同一でかつ表記が異なる電子透かしパターンデータを参照する電子透かしパターンデータ参照手段と、前記地図データ参照手段および前記電子透かしパターンデータ参照手段を用いて、前記地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋込手段と、を備え、前記地図データは、所定の業種ごとに分類されており、前記電子透かし埋込手段は、前記所定の業種ごとに、前記電子透かしを埋め込むことを特徴とする
【0007】
ここで、地物とは、建造物(家屋、店舗、ビルディング、バス停など)、道路(高速、国道、県道、一般道など)などの人工的に造られた人工物や、山、川、草、木などの自然物が相当する。また、属性とは、地物に関して地図情報として記録されるべき種々の情報が含まれる。例えば、地物が建造物である場合には、建造物の名称、住所(地番、戸番含む)、居住者(姓名または事業所名)、高さ(階数含む)などに関する情報が相当する。また、地物が道路である場合には、道路の名称、種別(高速、国道、県道、一般道)、道路幅、車線数、交差点名称に関する情報が相当する。
所定の業種とは、例えば、交通機関(鉄道、地下鉄、航空など)、飲食店(ファーストフード、ファミリーレストランなど)、宿泊施設(大規模ホテル、ビジネスホテル、民宿、ペンションなど)、娯楽施設(遊園地、ボウリング場、映画館など)、福祉施設、病院、警察署、商業ビルなどが相当し、所定の業種ごとに電子透かしを埋め込むとは、上記に従って分類された業種ごとに電子透かしを埋め込むことをいう。
【0008】
地図データ参照手段は、地図データを参照する。ここで、地図データとは、地物と、地物に関し英字、数字、文字のいずれかで表記される属性とを含むものであれば、用途に限定はなく、いわゆる住宅地図データ、市街地図データ、地形地図データ、地勢地図データ、道路地図データ(カーナビゲーション用地図を含む)、観光案内地図データその他であってもよい。また、データの形式(フォーマット)に限定はなく、DXF形式その他であってもよい。さらに、地図データは、ディスプレイに表示される場合、拡大・縮小したり、移動・回転できれば、より好ましい。地図の表現方法は、二次元、三次元どちらでも構わない。その他、鳥瞰図であってもよい。
【0009】
また、地図データは、本電子透かし埋込装置内一体に構成しても、別体に構成しても良い。別体に構成した場合には、両者をネットワークで接続した構成とすることが可能である。ネットワークは、典型的には、インターネットであるが、インターネットに限らず、LAN(Local Area Network)や専用線によるネットワークなど、限定的なものであってもよい。ネットワークは、有線または無線により通信させる構成を採ることができる。
【0010】
電子透かしパターンデータ参照手段は、電子透かしパターンデータを参照する。ここで、電子透かしパターンデータとは、属性を表記するに際し、意味が略同一でかつ表記が異なる電子透かしのパターンに関する情報である。たとえば、属性が英字で表される場合、「TANAKA」と「Tanaka」、「Aビル」と「aビル」のように大文字と小文字を置き換えたり、「TANAKA」と「TANAKA」、「Aビル」と「Aビル」のように全角と半角を置き換えることが相当する。また、属性が数字で表される場合、「10」と「10」のように全角と半角を置き換えたり、「41」と「四十一」と「四一」のようにアラビア数字と漢数字とローマ数字を置き換えることが相当する。
【0011】
また、属性が文字で表される場合には、「田中」と「たなか」と「タナカ」と「TANAKA」のように、漢字と平仮名と片仮名と英字を互いに置き換えたり、「田中恭一」と「田中」のように、姓名のうち名を省略したり、「田中恭一」と「田中 恭一」のように、姓と名との間に空白(スペース)を挿入したり、「佐々木」と「佐佐木」のように、繰り返し文字を使用したものとしないものとを置き換えたりすることが相当する。また、「阿佐が谷」と「阿佐ヶ谷」、「一瀬」と「一ノ瀬」、「通り」と「通」のように、送り仮名を変更、追加、省略したり、「インターネット」と「インタネット」、「マシーン」と「マシン」のように、長音符を省略したりすることも含まれる。さらに、「ウイスキー」と「ウヰスキー」、「ラジオ」と「ラヂオ」のように、現日本語表記と旧外来語表記を互いに置き換えることも含まれる。その他、「駐車場」と「パーキング」と「P」を互いに置き換えること、「トイレ」と「御手洗」と「WC」を互いに置き換えることも含まれる。
【0012】
なお、電子透かしパターンデータは、地図データと同様に、本電子透かし埋込装置内一体に構成しても、別体に構成してもよい。別体に構成した場合には、両者をネットワークで接続した構成とすることが可能である。ネットワークは、典型的には、インターネットであるが、インターネットに限らず、LAN(Local Area Network)や専用線によるネットワークなど、限定的なものであってもよい。ネットワークは、有線または無線により通信させる構成を採ることができる。
【0013】
電子透かし埋込手段は、地図データ参照手段および電子透かしパターンデータ参照手段を用いて、地図データに対して電子透かしを埋め込む。
【0014】
電子透かしを埋め込みは、英字、数字、文字などで表される属性に対して行なわれ、例えば、地物が建造物である場合には、建造物の名称、住所(地番、戸番含む)、居住者(姓名または事業所名)、高さ(階数含む)などに関する情報に対してであり、また、地物が道路である場合には、道路の名称、種別(国道、県道、一般道)、道路幅、車線数、交差点名称に対してである。埋め込み数は、単数であってもいいし、複数であってもよい。複数である場合、たとえば、複数箇所の建造物の名称を対象とする方法や、建造物の名称、居住者名、道路の名称を一つを対象とする方法、それら両者を組み合わせる方法などを採用することができる。埋め込み数が複数である場合、第三者に容易に解析されないというメリットがある。
【0015】
また、電子透かしを埋め込みは、上記属性のうち、通常表示されるものに対してであってもよいし、通常表示されずに特殊な操作をした場合に表示されるものに対してであっても、どちらでも構わない。後者の例としては、たとえば、地図データが住宅地図データの場合、いわゆる別記(建物がマンションのように多層階である場合は、居住者の一覧などを別ウィンドウで表示)といわれる情報が相当し、この場合、第三者に容易に解析されないというメリットがある。
【0016】
請求項1の発明によれば、地図としての品質を保ちつつ、第三者に容易に解析されない電子透かしを地図データに埋め込むための電子透かし埋込装置を提供することができる。さらに、所定の業種の単位で隈なく電子透かしが埋め込まれているので、一部の業種の地図データのみが不正複製された場合であっても、不正複製を防止することができる。
【0017】
なお、電子透かしを埋め込む業種は、単数であってもいいし、複数であってもよい。複数である場合、第三者に容易に解析されないというメリットがある。
また、電子透かしが埋め込まれた地図データの提供方法は、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVDなどの記録媒体に記録して行なってもよいし、記録媒体を介することなく、インターネットなどのネットワークを介して配信するようにしてもよい。後者の場合、電子透かしの埋め込み方法として、利用者から地図配信の要求があったとき、配信する地図データに対し動的に電子透かしを埋め込む構成を採用することができる。
【0018】
請求項2に記載の電子透かし埋込装置は、請求項1に記載の電子透かし埋込装置において、電子透かし埋込手段は、前記電子透かしを埋め込んだ地図データを識別するための識別情報を、該地図データと関連付けて記憶する識別情報記憶部を備えることとしたものである。
【0019】
ここで、識別情報とは、電子透かしを埋め込んだ個々の地図データを特定するための情報である。したがって、たとえば、地図データが記録媒体に記録して提供される場合、識別情報はその記録媒体に記録された地図データの単位で付与されることになる。また、地図データがネットワークを介して提供される場合、その配信する地図データの単位で付与されることになる。後者の場合、地図データを配信する際に利用者が判明しているので、利用者に応じて識別情報を決定する構成を採用することができる。この場合、識別情報から利用者を容易に特定することができる。
【0020】
請求項2の発明によれば、電子透かしを埋め込んだ地図データと識別情報とを対応づけることができる。そのため、地図データが不正に複製された場合、この識別情報に基づいて、地図データの不正複製元を容易に突き止めることができる。
【0021】
請求項3に記載の電子透かし埋込装置は、請求項1または2に記載の電子透かし埋込装置であって、前記地図データは、所定の領域に区分されており、前記電子透かし埋込手段は、前記所定の領域にごとに、前記電子透かしを埋め込むことを特徴とする。
【0022】
ここで、所定の領域に区分するとは、例えば、行政界(市、区、町、村など)、電話局番(市外局番など)、郵便番号(上3桁など)、商業圏、メッシュ(地図の一次メッシュ、二次メッシュなど)など、商取引上の一般的な流通単位に従って区分することが相当し、所定の領域ごとに電子透かしを埋め込むとは、上記に従って区分された領域ごとに電子透かしを埋め込むことをいう。
【0023】
請求項3に記載の発明によれば、所定の領域ごとに電子透かしが埋め込まれているので、一部の地域の地図データのみが不正複製された場合でも、不正複製を防止することができる。
【0024】
なお、電子透かしを埋め込む領域は、単数であってもいいし、複数であってもよい。複数である場合、第三者に容易に解析されないというメリットがある。
【0025】
請求項4に記載の電子透かし埋込装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の電子透かし埋込装置であって、前記地図データは、所定のレイヤに区分されており、前記電子透かし埋込手段は、前記所定のレイヤごとに、前記電子透かしを埋め込むことを特徴とする。
【0026】
ここで、所定のレイヤに区分するとは、例えば、居住者名称、一般建物名称、目標物名称、交差点名称、パス停名称、地番・戸番名称、その他の文字列、記号、行政界、道路、建物、地形図別にレイヤを区分することが相当し、所定のレイヤごとに電子透かしを埋め込むとは、上記に従って区分されたレイヤごとに電子透かしを埋め込むことをいう。
【0027】
たとえば、居住者名称レイヤの場合、「田中」と「たなか」と「タナカ」と「TANAKA」、一般建物名称レイヤの場合、「Aビル」と「aビル」、目標物名称レイヤの場合、「ロッテリア」と「ロツテリア」(登録商標)、交差点名称レイヤの場合、「○○高校前・△1丁目」と「△1丁目・○○高校前」、バス停名称レイヤの場合、「競馬場前・北九州大学前」と「北九州大学前・競馬場前」をそれぞれ置き換えることが相当する。
【0028】
請求項4に記載の発明によれば、レイヤ単位で電子透かしが埋め込まれているので、一部のレイヤの地図データのみが不正複製された場合であっても、不正複製を防止することができる。
【0029】
なお、電子透かしを埋め込むレイヤは、単数であってもいいし、複数であってもよい。複数である場合、第三者に容易に解析されないというメリットがある。
【0030】
請求項5に記載の電子透かし埋込装置は、前記地図データは、所定の縮尺で表示可能とされており、前記電子透かし埋込手段は、前記所定の縮尺ごとに、前記電子透かしを埋め込むことを特徴とする。
【0031】
ここで、所定の縮尺とは、例えば、「1/500〜1/3000」、「1/3000〜1/1万」、「1/1万〜1/5万」、「1/5万〜1/20万」という4個の縮尺範囲が相当し、所定の縮尺ごとに電子透かしを埋め込むとは、上記4個の縮尺範囲の地図を縮尺変更自在に表示するために対応づけられた4個の地図データベースごとに、電子透かしを埋め込むことをいう。
【0032】
4個の地図データベースは、たとえば、「1/500〜1/3000」には建物の形状や名称、道路等が示された住宅地図、「1/3000〜1/1万」には建物の形状は示されているが主要な名称や道路だけが示された市街地図、「1/1万〜1/5万」には建物の形状は示されず、道路や主要な施設の記号が示された1/2.5万地形地図、「1/5万〜1/20万」には地図、地勢地図とは道路や主要な施設の記号が示された1/20万地勢地図が相当する。
【0033】
請求項5に記載の発明によれば、所定の縮尺の単位で、電子透かしが埋め込まれているので、一部の縮尺の地図データのみが不正複製された場合であっても、一定の効力を発揮する。
【0034】
なお、電子透かしを埋め込む縮尺は、単数であってもいいし、複数であってもよい。複数である場合、第三者に容易に解析されないというメリットがある。
【0039】
請求項地物と、前記地物に関し英字、数字、文字のいずれかで表記される属性を含む地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋込方法であって、地図サーバの地図データ参照手段が、所定の業種ごとに分類された前記地図データを参照する地図データ参照工程と、前記属性を表記するに際し、地図サーバの電子透かしパターンデータ参照手段が、意味が略同一でかつ表記が異なる電子透かしパターンデータを参照する電子透かしパターンデータ参照工程と、前記地図データ参照工程および前記電子透かしパターンデータ参照工程を用いて、地図サーバの電子透かし埋込手段が、前記所定の業種ごとに前記地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋込工程と、を備える。
【0040】
請求項地物と、前記地物に関し英字、数字、文字のいずれかで表記される属性を含む地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋め込みのためのコンピュータプログラムであって、所定の業種ごとに分類された前記地図データを参照する地図データ参照機能と、前記属性を表記するに際し、意味が略同一でかつ表記が異なる電子透かしパターンデータを参照する電子透かしパターンデータ参照機能と、前記地図データ参照機能および前記電子透かしパターンデータ参照機能を用いて、前記所定の業種ごとに前記地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋込機能と、をコンピュータにより実現するためのコンピュータプログラムである。
【0041】
なお、本発明は上述した態様のみならず、種々の態様で構成することができる。例えば、コンピュータプログラムを記録した記録媒体として構成してもよい。ここで記録媒体とは、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および、外部記憶装置等のコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
【0042】
また、本発明は電子透かし埋込装置、方法、プログラムおよび記録媒体のみならず、埋め込んだ電子透かしを抽出する装置、方法、プログラムおよび記録媒体として構成することもできる。たとえば、電子透かし抽出装置として構成する場合、地物と、前記地物に関し英字、数字、文字のいずれかで表記される属性とを含み、電子透かしが埋め込まれた地図データから該電子透かしを抽出する電子透かし抽出装置であって、前記地図データを参照する地図データ参照手段と、前記属性を表記するに際し、意味が略同一でかつ表記が異なる電子透かしパターンデータを参照する電子透かしパターンデータ参照手段と、前記地図データ参照手段および前記電子透かしパターンデータ参照手段を用いて、前記地図データから電子透かしを抽出する電子透かし抽出手段と、を備える構成を採用することができる。
【0043】
こうすることにより、地図データが不正に複製された場合、容易にその事実を発見することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図16を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による電子透かし埋込装置を有するネットワークシステムを示すブロック図である。
【0045】
図1において、1は電子透かし埋込装置としてのCPU(中央処理装置)、2は英字、数字、文字等を入力するための入力装置、3は画像や文字を表示する表示装置、4はデータを記憶するRAM、5はデータやプログラム等を記憶するROM、6はハードディスク、61は地図データを格納する地図データベース、62は電子透かしパターンデータを格納する電子透かしパターンデータベース、63は管理データを格納する管理データベース、7は構成要素1〜6から成る地図サーバ、8は地図サーバ7と利用者のパソコン9との間で通信を行うためのインターネット等のネットワークである。
【0046】
また、11は地図要求の有無を判定する地図要求受付手段、12は地図データベース61に格納された地図データを参照する地図データ参照手段、13は電子透かしパターンデータベース62に格納された電子透かしパターンデータを参照する電子透かしパターンデータ参照手段、14は電子透かしパターンデータを地図データに埋め込む電子透かし埋込手段、15は地図データを配信する地図配信手段である。
【0047】
このように構成された電子透かし埋込装置(CPU)1について、その動作を図2を用いて説明する。図2は、図1の電子透かし埋込装置1の動作を示すフローチャートである。
【0048】
図2において、まず、地図要求受付手段11は地図要求の有無を判定する(ステップS1)。地図要求は、利用者のパソコン9が電子透かし埋込装置1に対し、利用者の欲する領域データ(例えば戸畑区中原新町を示す領域データ)や利用者ID番号を送信することにより行う。ステップS1で地図要求有りと判定した場合は、次に地図データ参照手段12は、上記領域データに基づいて選択された地図データを地図データベース61から読み出す(ステップS2、地図データ参照工程)。次に、電子透かしパターンデータ参照手段13は、地図データ参照手段12における地図データの参照の終了後、電子透かしパターンデータベース62に格納された電子透かしパターンデータのいずれかを選択して読み出す(ステップS3、電子透かしパターンデータ参照工程)。次に、電子透かし埋込手段14は、電子透かしパターン参照手段13にて選択して読み出した電子透かしパターンデータと利用者IDに基づいて、地図データ参照手段12から読み出した地図データに電子透かしを埋め込む(ステップS4、電子透かし埋込工程)。すなわち、地図データ参照手段12と電子透かしパターンデータ参照手段13を用いて電子透かしが埋め込まれた地図データを作成する。次に、地図配信手段15は、電子透かし埋め込みがなされた地図データを利用者のパソコン9に配信する(ステップS5)。
【0049】
次に、電子透かしの埋め込みの具体例について図3〜図7を用いて説明する。図3は地図データのデータ構造を説明するための説明図、図4は電子透かしパターンデータのデータ構造を説明するための説明図、図5は電子透かしの埋め込みがなされた地図データのデータ構造を説明する説明図、図6は電子透かしが埋め込まれた地図データを識別するための識別情報を、該地図データと関連付けて記憶した識別情報のデータ構造を説明する説明図、図7(a)は電子透かしを埋め込まれる前のオリジナルの地図データを、表示装置3において表示した状態を示す状態図であり、図7(b)は電子透かしを埋め込んだ後の地図データを、表示装置3もしくは利用者のパソコン9において表示した状態を示す状態図である。
【0050】
図3において、地物集合IDは例えば種々の建物の集合であり、地物IDは例えばそれぞれの個別の建物であり、中心点は上記領域データで指定した領域の座標中心点である。タイプは表示タイプであり、ここでは図形である。領域は図3に示すように1丁目、・・・、10丁目の領域であり、属性はここでは「田中」や「鈴木」といった地物の属性を表す苗字である。
【0051】
地図要求が利用者のパソコン9からなされたとき、利用者のIDを取得するとともに、電子透かしパターンデータ参照手段13は或る電子透かしパターンを選択する。ここでは、利用者IDとして201、電子透かしパターンデータIDとして1が選択されたので、電子透かしが埋め込まれる地物は、地物集合ID=20、120、220・・・、に含まれる地物ID=1、電子透かしパターンは、これらの地物の属性を、「漢字」から「ひらがな」に変換することとなる。
【0052】
図5に示すように、地物集合ID=20、地物ID=1の属性が、「田中」から「たなか」に変換されている。また、識別情報記憶部63には、図6に示すように、地物ID、地物集合ID、電子透かしパターンデータID、利用者ID番号が対応付けて記憶される。ここでは、地物ID=1、地物集合ID=20、120、220・・・、電子透かしパターンID=1、利用者ID番号=201となっている。このように電子透かしが埋め込まれた地図データは、利用者のパソコン9へ送信される。図7(b)は、利用者のパソコン9へ送信された地図データが、パソコン9に表示された状態を示し、地物ID=1の属性が、「田中」から「たなか」に変換されている。なお、図7(b)では省略しているが、地物集合ID=120、220・・・、の地物ID=1の属性も同様に「漢字」から「ひらがな」に変換されている。
【0053】
このように属性において「漢字」を「ひらがな」にするのは電子透かし埋込方法の1方法であるが、その他の方法としては、図8〜図13および(表1)に示す方法がある。図8は(a)、(b)は(表1)の省略の分類欄にある電子透かし埋込方法の一つを示す説明図、図9(a)、(b)は(表1)の表記揺れの分類欄にある電子透かし埋込方法の一つを示す説明図、図10(a)、(b)は(表1)の捏造の分類欄にある電子透かし埋込方法を示す説明図、図11、図13は種々のレイヤにおける電子透かし埋込方法を示す説明図である。図12に、各レイヤL1〜L6を組み合わせを示す
【0054】
【表1】
Figure 0004213980
【0055】
図8は姓名の表札の一部を姓だけにした場合を示し、図9は姓名を分離して空白を挿入する場合を示す。図10(a)、(b)は階を捏造する場合を示し、図10(a)の現実には10階であるものに対して、図10(b)に示すように、A棟の階を11階というように捏造している。
【0056】
図11は居住者名称レイヤL1、一般建物名称レイヤL2、目標物名称レイヤL3、交差点名称レイヤL4、バス停名称レイヤL5、地番・戸番名称レイヤL6を示す。居住者名称レイヤL1における電子透かし埋込方法は図8〜図10や(表1)に示した方法であり、一般建物名称レイヤL2における電子透かし埋込方法は例えばAビルの名称をaビルというように変更する方法((表1)の分類のビル・アパートに示す方法)、目標物名称レイヤL3における電子透かし埋込方法は例えば「ロッテリア(登録商標)」を「ロツテリア」というように表記変更する方法((表1)の分類の表記揺れに示す方法)、交差点名称レイヤL4における電子透かし埋込方法は、例えば「○○高校前・△1丁目」を「△1丁目・○○高校前」というように表記順を入れ替える方法、バス停名称レイヤL5における電子透かし埋込方法は、例えば「競馬場前・北九州大学前」を「北九州大学前・競馬場前」というように表記順を入れ替える方法、地番・戸番名称レイヤL6における電子透かし埋込方法は、例えば「地番」・「戸番」を削除(地番・戸番程度の削除は、居住者名が判別できる程度の削除である)する方法である。
【0057】
(表1)には、上記以外に、表記揺れに示す方法として、「駐車場」を「パーキング」や「P」と表示する方法、テクノセンタービルの「ビル」を「ビルディング」、「ビルヂング」と表示する方法、「漢字」を「カタカナ」に変更する方法などがある。
【0058】
(表1)の分類のレイヤ変更に示す方法ついて、図13を用いて説明する。図13はレイヤ変更を説明するための説明図である。図13には、レイヤL1〜L5が示されている。レイヤ変更とは、レイヤL4とL5との間やレイヤL3とL4との間に示すような変更であり、レイヤL4にはレイヤL5のソーコという文字列が加えられており、またレイヤL3にはレイヤL4のAビルという文字列が加えられている。このようにすることにより、地図表示においてレイヤL1からL4を使用する場合に、本来は表示されないソーコの文字列が表示されることになり、第三者による不正複製であることが直ぐに分かることになる。
【0059】
以上のように本実施の形態によれば、地図データを参照する地図データ参照手段12と、属性を表記するに際し、意味が略同一でかつ表記が異なる電子透かしパターンデータを参照する電子透かしパターンデータ参照手段13と、地図データ参照手段12および電子透かしパターンデータ参照手段13を用いて、地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋込手段14と、を備えたことにより、特定属性の地図(特定地図)において、意味が略同一でかつ表記が異なる電子透かしパターンデータを埋め込むことができるので、第三者が地図データを不正複製した場合、容易にその事実を発見することができる。
【0060】
また、電子透かし埋込手段14は、電子透かしを埋め込んだ地図データを識別するための識別情報を関連付けて記憶する識別情報記憶部63を備えたことにより、属性と用いた電子透かしパターンデータとを対応づけることができるので、どの属性にはどの電子透かしパターンが用いられているかを容易に判別することができる。そのため、地図データが不正に複製された場合、この識別情報に基づいて、地図データの不正複製元を容易に突き止めることができる。
【0061】
ここで、識別情報は、地物集合IDに対して埋め込み可能な電子透かしパターンがK種類あったとして、透かし無しを含めてlog2(k+1)ビットの透かし情報に該当する。たとえば、利用者の総数が100である場合、利用者ID=50に対して、地物集合ID=20に含まれる地物のうち、地物IDの下2桁が利用者IDと一致するもの全てに透かしIDを適用することにより、透かし情報のビット数を増やして堅牢性をあげることができる。さらに、地物ID+10を一致するもの全てに透かしID=2を適用するなど、複数種類の透かしを組合せて用いてもよい。透かしの一部が市販の電話帳データなどに基づいて消去されたとしても、透かしを組み込んでいない地物郡に対して、透かしを組み込んだ地物郡における透かしの痕跡が明らかに強く認められれば、流出経路の特定や盗用の立証が可能となる。
【0062】
(実施の形態2)
実施の形態1ではユーザが電子透かし埋込処理を指定したエリア毎に動的に(その都度)行う電子透かし埋込装置や電子透かし埋込方法について説明したが、静的に指定エリア毎たとえば行政地区ごとに行うこともできる。このことを以下に説明する。
【0063】
図14は、本発明の実施の形態2による電子透かし埋込装置を示すコンピュータ装置を示すブロック図である。図14において、入力装置2、表示装置3、RAM4、ROM5、ハードディスク6、地図データベース61、電子透かしパターンデータベース62、管理データベース63は図1と同様のものなので、略同一符号を付し、説明は省略する。1Aは本実施の形態による電子透かし埋込装置としてのCPU(中央処理装置)である。
【0064】
図14の電子透かし埋込装置1Aは、図1と同様の地図データ参照手段12と電子透かしパターンデータ参照手段13と電子透かし埋込手段14とを有すると共に、処理対象となる地図領域(ここでは行政地区)を指定する地図指定手段16と電子透かし埋込手段14により作成された地図データをCD−ROMに格納するROM作成手段17とを有する。
【0065】
このように構成された電子透かし埋込装置(CPU)1Aについて、その動作を図14および図15を用いて説明する。図15は、図14の電子透かし埋込装置1Aの動作を示すフローチャートである。
【0066】
図15において、地図指定手段16は、処理対象となる地図領域としての行政地区(例えば戸畑区中原新町)が指定されたか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11で行政地区が指定されたと判定した場合は次に地図データ参照手段12は、上記行政地区に基づいて選択された地図データを地図データベース61から読み出す(ステップS12、地図データ参照工程)。次に、電子透かしパターン参照手段13は、地図データ参照手段12における参照の終了後、電子透かしパターンデータベース62に格納された電子透かしパターンデータのいずれかを選択して読み出す(ステップS13、電子透かしパターン参照工程)。次に、電子透かし埋込手段14は、電子透かしパターン参照手段13からの電子透かしパターンデータを地図データ参照手段12からの地図データに埋め込む(ステップS14、電子透かし埋込工程)。すなわち、地図データ参照手段12と電子透かしパターン参照手段13を用いて電子透かしが埋め込まれた地図データを作成する。次に、ROM作成手段17は、電子透かし埋め込みがなされた地図データを任意のCD−ROMに格納する(ステップS15)。
【0067】
図16は、一般的なパソコン9を示す構成図である。パソコン9は、表示装置3とCD−ROMを駆動するディスクドライブ10とを有する。図16において、ステップS15で地図データが格納されたCD−ROMをディスクドライブ10に装着して行政地区を指定する、例えば戸畑区中原新町1丁目というように指定することにより、その指定した行政地区が表示装置3に表示される。例えば図7に示すように苗字が「たなか」とひらがな表示された戸畑区中原新町1丁目の地図が表示される。
【0068】
以上のように本実施の形態によれば、電子透かしパターンデータが埋め込まれた地図データをCD−ROMに格納するようにしたので、パソコン等のコンピュータを用いて任意の場所で任意の時間に所望の地図(上記例では戸畑区中原新町1丁目の地図)を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による電子透かし埋込装置を有するネットワークシステムを示すブロック図
【図2】図1の電子透かし埋込装置の動作を示すフローチャート
【図3】地図データの例を示すデータ図
【図4】電子透かしパターンデータにおける電子透かしパターンIDとその内容を示すデータ図
【図5】電子透かし埋め込みがなされた地図データを示すデータ図
【図6】識別情報記憶部としての管理データベースに記憶される識別情報を示すデータ図
【図7】(a)電子透かしを埋め込む前の地図データが、表示装置3に表示された状態を示す第1の例
(b)利用者のパソコン9へ送信された地図データが、パソコン9に表示された状態を示す第1の例
【図8】(a)電子透かしを埋め込む前の地図データが、表示装置3に表示された状態を示す第2の例
(b)利用者のパソコン9へ送信された地図データが、パソコン9に表示された状態を示す第2の例
【図9】(a)電子透かしを埋め込む前の地図データが、表示装置3に表示された状態を示す第3の例
(b)利用者のパソコン9へ送信された地図データが、パソコン9に表示された状態を示す第3の例
【図10】(a)電子透かしを埋め込む前の地図データが、表示装置3に表示された状態を示す第4の例
(b)利用者のパソコン9へ送信された地図データが、パソコン9に表示された状態を示す第4の例
【図11】種々のレイヤにおける電子透かし埋込方法を示す説明図
【図12】種々のレイヤにおける電子透かし埋込方法を示す説明図
【図13】レイヤ変更を説明するための説明図
【図14】本発明の実施の形態2による電子透かし埋込装置を有するコンピュータ装置を示すブロック図
【図15】図14の電子透かし埋込装置の動作を示すフローチャート
【図16】一般的なパソコンを示す構成図
【符号の説明】
1、1A CPU(中央処理装置、電子透かし埋込装置)
2 入力装置
3 表示装置
4 RAM
5 ROM
6 ハードディスク6
7 地図サーバ
8 ネットワーク
9 パソコン
11 地図要求受付手段
12 地図データ参照手段
13 電子透かしパターン参照手段
14 電子透かし埋込手段
15 地図配信手段
16 地図指定手段
17 ROM作成手段
61 地図データベース
62 電子透かしパターンデータベース
63 管理データベース

Claims (7)

  1. 地物と、前記地物に関し英字、数字、文字のいずれかで表記される属性とを含む地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋込装置であって、
    前記地図データを参照する地図データ参照手段と、
    前記属性を表記するに際し、意味が略同一でかつ表記が異なる電子透かしパターンデータを参照する電子透かしパターンデータ参照手段と、
    前記地図データ参照手段および前記電子透かしパターンデータ参照手段を用いて、前記地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋込手段と、を備え
    前記地図データは、所定の業種ごとに分類されており、
    前記電子透かし埋込手段は、前記所定の業種ごとに、前記電子透かしを埋め込むことを特徴とする電子透かし埋込装置。
  2. 請求項1に記載の電子透かし埋込装置であって、
    前記電子透かし埋込手段は、前記電子透かしを埋め込んだ地図データを識別するための識別情報を、該地図データと関連付けて記憶する識別情報記憶部を備えたことを特徴とする電子透かし埋込装置。
  3. 請求項1または2に記載の電子透かし埋込装置であって、
    前記地図データは、所定の領域に区分されており、
    前記電子透かし埋込手段は、前記所定の領域ごとに、前記電子透かしを埋め込むことを特徴とする電子透かし埋込装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の電子透かし埋込装置であって、
    前記地図データは、所定のレイヤに区分されており、
    前記電子透かし埋込手段は、前記所定のレイヤごとに、前記電子透かしを埋め込むことを特徴とする電子透かし埋込装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の電子透かし埋込装置であって、
    前記地図データは、所定の縮尺で表示可能とされており、
    前記電子透かし埋込手段は、前記所定の縮尺ごとに、前記電子透かしを埋め込むことを特徴とする電子透かし埋込装置。
  6. 地物と、前記地物に関し英字、数字、文字のいずれかで表記される属性を含む地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋込方法であって、
    地図サーバの地図データ参照手段が、所定の業種ごとに分類された前記地図データを参照する地図データ参照工程と、
    前記属性を表記するに際し、地図サーバの電子透かしパターンデータ参照手段が、意味が略同一でかつ表記が異なる電子透かしパターンデータを参照する電子透かしパターンデータ参照工程と、
    前記地図データ参照工程および前記電子透かしパターンデータ参照工程を用いて、地図サーバの電子透かし埋込手段が、前記所定の業種ごとに前記地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋込工程と、
    を備えたことを特徴とする電子透かし埋込方法。
  7. 地物と、前記地物に関し英字、数字、文字のいずれかで表記される属性を含む地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋め込みのためのコンピュータプログラムであって、
    所定の業種ごとに分類された前記地図データを参照する地図データ参照機能と、
    前記属性を表記するに際し、意味が略同一でかつ表記が異なる電子透かしパターンデータを参照する電子透かしパターンデータ参照機能と、
    前記地図データ参照機能および前記電子透かしパターンデータ参照機能を用いて、前記所定の業種ごとに前記地図データに対して電子透かしを埋め込む電子透かし埋込機能と、
    をコンピュータにより実現するためのコンピュータプログラム。
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