JP4213349B2 - 膨張装置 - Google Patents
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Description
・発明の分野
本発明は、膨張装置に係わり、特別にはバルーンカテーテル等の、膨張可能な部材と共に使用するための膨張装置に関する。
【0002】
・背景の説明
バルーンカテーテルは、バルーン血管形成術(angioplasty)及びステント(stent)処置(delivery)等の、幾つかの医療工程で使用される。バルーンは、注射器(syringe)アセンブリの一般的な形で膨張装置により膨張されても良く、一般的に前記装置が、バルーン圧力の適正な調整可能である一方で、バルーンの迅速な膨張又は収縮を可能にすることは好都合である。更に膨張装置が、オペレータが連続的に力を適用しないで、所定の圧力でバルーンを維持することは好都合である。
【0003】
例えばRyanの米国特許第5,137,514号及びRobinson等の米国特許第5,147,300号等の、注射器のピストンを、自由に往復動する方法、及びねじ切られるか又はロック(固定)された方法の両方で、バレル(筒)に対して動かすことが出来る、注射器設計の幾つかの膨張装置が提案されている。これらの特許で開示されるの様な装置は、ピストンをねじ切られた形態(mode)にロックしても良いねじ係合機構を具備する。しかし各ケースにおいて、オペレータは、ねじ係合機構が解放される前に、トリガを押すか又は制御ボタンを動かすかのいずれかが必要である。
【0004】
・発明の概要
本発明による膨張装置は、バレルと、少なくとも部分的にバレル内に配置されるピストンと、更にバレルの少なくとも一部分を囲むカラーとを具備する。ピストンはねじ切られた部分を具備する。カラー及びバレルは、バレルがカラースプリングにより、カラー内の均衡位置に向かって押しつけられた状態で、お互いに関して軸方向に可動である。ナットは、バレルの凹部内に少なくとも部分的に配置されても良く、ナットは内部のねじ切られた面及び外部のカム(camming)面を具備する。ナットは、バレルの軸に対して実質的に横の軸に沿って可動であっても良く、ナットスプリングによりカラーカム面に向かって押しつけられることが好ましい。バレルが均衡位置にある場合に、ナットの内部のねじ切られた面は、バレル内のピストンの自由な動きを妨げる固定位置にある。バレルが均衡位置から動く場合に、カラーカム面はナットを横に動かすので、ピストンはバレル内で自由に動くことが出来る。
【0005】
・詳細な説明
図1は、本発明による膨張装置の例示の実施の形態を示す。例示の膨張装置は、カラー13により囲まれるバレル11を具備する。ピストン15は、ハンドル23がピストン15の近位端部に設置される状態で、バレル11と共に作用して注射器アセンブリを形成しており、「近位」とは一般的にオペレータに(図2から4では右に向かって)より近い膨張装置の部分を意味する。以下に記述する機構を経由して、バレル11はカラー13内で軸方向に可動であるが、中央の均衡位置に向かって押しつけられる(biased)。バレル11がその均衡位置にあるときに、ピストン15はバレル11内でねじの動きだけが可能である。しかし、バレル11が均衡位置から離れるように動くときに、ピストン15はバレル11内で自由に可動である。以下で記述するように、ピストン15を引くか又は押すと、バレル11はその均衡位置から離れるように動く傾向がある。従ってもし、ピストン15をバレル11内で素早く動かす必要がある場合は、ピストン15は単純に所定の方向で押すか又は引かれても良く、それはその方向で自由に動く。一旦放すと、ピストン15は、バレル11内で所定位置に再度固定され、ねじの動き(threadable movement)だけが可能である。
【0006】
バレル11は円筒形状であることが好ましく、「円筒状」という用語には、バレル11(又は任意の別の要素)が実質的に円筒形状である形態が含まれる。バレル11の遠位端部は、例えばバルーンカテーテル(図示されない)の様な、膨張可能な部材に接続し且つ流体連絡するように構成される。任意の既知又は適切な接続部がこの目的で使用されても良い。バレル11の近位の端部は、ピストン15を収容するために開いた状態でも良い。カラー13はまた、円筒形状であることが好ましく、バレル11の外側面を見せるアーチ形の開口49を具備しても良い。従って開口49により、図1及び5で最も良く分かるように、オペレータがバレル11の外側面の目盛りのマーキングを見ることが出来ても良い。
【0007】
ピストン15はバレル11内に部分的に配置されており、ピストンヘッド17と、軸21と、ハンドル23を具備することが好ましい。ピストンヘッド17は、バレル11の遠位部分内に流体を保持するように設計されており、バレル11の内側面に対してシールを形成する任意の形状を具備しても良い。例示の実施の形態においてピストンヘッド17は、幅広い円錐形の遠位端部面及びピストンヘッド17の外側周囲溝に配置されることが好ましいOリング19を具備する。Oリング19は、バレル11の内側面に対して弾力性のあるシールを保持するために、圧縮できることが好ましい。
【0008】
図2から4の図示される実施の形態において、軸21は、バレル11の近位部分に設置された内側の支持構造65によりバレル11内で支持される。ピストン15を安定にすることに加えて、支持構造65は、ピストンヘッド17に対する受け面(abutment)として作用しても良く、所定の地点を越えるピストン15の近位の動きを防止する。軸21は、以下に詳細に記述するように、ナット31のねじ切られた面33に係合するねじ切られた部分22を具備する。膨張可能な部材を膨張するために使用される膨張流体が、近位方向にピストン15に力を作用する場合があるので、ねじ切られた部分22とナット31の間の係合が、ピストン15の近位の動きに特に抵抗することが好都合である。結局ねじ切られた部分22は、各ねじの遠位面が、ねじの近位面よりピストン軸に対してより高い角度で配置される非対称な(asymmetrical)ねじを具備することが好ましい。このねじの形態は図2から4の各々に図示される。
【0009】
ハンドル23は、必要であれば、軸21の近位端部に具備されても良い。ハンドル23は、任意の適当な形状を具備して良く、ノブ、リング、又はオペレータにより操作可能な別のつかむことが可能な部材を具備する。しかしハンドル23は図1から4に示されるように、軸21に横に配置される曲線で細長い部材であることが好ましい。
【0010】
ピストン15の軸方向の動きは、バレル11内にやはり具備されても良いナット31により調整されても良い。ナット31は、バレル11及び軸21に対して実質的に横方向である軸に沿って可動であることが好ましい。ナット31の軸方向の動きを防止するために、ナット31は、任意の適当な状態で、軸方向の位置で保持されても良いが、ナット31は、バレル11の凹部63内に保持されることが好ましい。「凹部」は、ナット31の軸方向の動きを最小限にするか又は防止する任意の形状を具備することが理解されるべきである。従って凹部63は、例えばバレル11内の1以上の開口等の、バレル11の内側面に配置された積極的な(positive)構造、又はバレル11の内側面上の1以上の刻み目(indentations)を具備しても良い。図示された実施の形態において凹部63は、支持構造65内に形成されており、例えばナットスプリング37を支持するような形状の開口を具備する。
【0011】
ナット31は例えば、ねじ切られた部分22に選択的に係合する内側のねじ切られた面33を具備する。一般的に「ナット」とは、ねじ切られた面等を具備する任意の要素を具備すると認識されるべきである。ナット31はまた、ピストン15に対して内側のねじ切られた面33に実質的に対向して設置されることが好ましい外側のカム面35を具備することが好ましい。ナット31は、外側のカム面35がカラーカム面39に接触しても良いように、バレル11内の開口61を通り伸張しても良い。カラーカム面39は従って、突き出る外側のカム面35がカラーカム面39に接触するように、開口61に整列することが好ましい。外側のカム面35は、外側のカム面35がカラーカム面39に沿って滑らかに滑ることが可能な、滑らかな凸面として形成されることが好ましい。但し、外側のカム面の任意の適当な形状が適用されても良い。カム面35と39間の接触を保持するために、ナットスプリング37は、カラーカム面39に向かってナット31を押しつけるように形成されており、「ナットスプリング」は、任意のスプリング、弾性部材又はカラーカム面39に向かってナット31を押しつけ可能な別の要素を具備する。
【0012】
カラーカム面39は、双方向性であることがことが好ましく、これは、ナット31がカラーカム面39に沿って近位又は遠位のいずれかで動く場合に、ナット31がカラーカム面39により下方向に押しつけられる(図2から4で示される様に)ことを意味する。特別には、カラーカム面39は、図2から4で示されるように、浅い凹面であることが好ましい。更にバルーンの加圧(膨張)及びバルーンの収縮における力は異なるので、カラーカム面39は、その遠位端部に向かってよりもその近位端部に向かってより傾斜が少ないことが好ましい。これにより、バルーンを収縮する場合に、オペレータはより大きな機械的な恩恵を受ける。これとは別に浅いV形状又は別の適当な形状の面が適用されても良い。双方向のカラーカム面39は、もし単一方向だけの自由な動きが必要な場合には、具備される必要はない。その状態において、「単一方向の」カム面が具備されても良い。
【0013】
その「ホームポジション」と定義されても良い偏らない均衡位置において、バレル11は、外側のカム面35がカラーカム面39の谷の中央地点又はその近傍に存在しても良いように、カラー13内で軸方向に配置される。この位置は図2で示される。バレル11は、バレル11及びカラー13の両者に係合するカラースプリング41により均衡位置に向かって押されて(urged)も良い。図示される実施の形態においてカラースプリング41は、バレル11の外側面及びカラー13の内側面に配置される複数の接合部(abutments)43により仕切られる(bordered)。バレル11がカラー13内で軸方向に動く際に、接合部43は、お互いに干渉しないように、半径方向に間隔を開けられても良い。バレル11がその均衡位置にある場合に、ナット31は、内側のねじ切られた面33が軸21のねじ切られた部分22に係合する「固定位置」にある。ナット31が固定位置にある場合に、ピストン15はバレル11内でねじの動きだけが可能である。即ちピストン15は回転しても良く、更に回転が良好な軸方向の動きを生じる。
【0014】
図3は均衡位置から離れるバレル11を備える膨張装置を示しており、それは、この図においてピストン15を近位に引くことにより達成される。カラー13に対するピストン15の近位への動きは最初に、カラー13内でバレル11及びピストン15を近位に動かす(バレル11及びピストン15は最初はナット31により固定されるので)。バレル11及びピストン15のこの近位への動きにより、ナット31はカラーカム面39に沿って移動させられており、ナット31――及び特別には内側のねじ切られた面33――を下方向に(図3に関して)押しつける。結局、内側のねじ切られた面33はもはや、ねじ切られた部分22に係合しないで、ピストン15はバレル11内で自由に可動になる。「自由に可動」とは、ピストン15が、回転しないで、軸方向に動いても良い状態を単に示しており、ピストン15が内側のねじ切られた面33と幾分少し接触を保持する動きを含むことが理解されるべきである。
【0015】
ピストン15が所定の位置に達した場合に、もし必要ならば、オペレータは、カラー13を保持する一方で、ピストン15を単に放すかあるいは膨張装置全体を単に放すことが出来る。カラースプリング41はその後、その均衡位置にバレル11を押し(urge)、それにより順にナット31が固定位置(図2で示す様な)に戻ることが可能になる。ピストン15はその後、バレル11内で軸方向に固定されて、ねじの動きだけが可能である。この状態において、膨張可能な部材を素早く収縮することが必要な場合に、オペレータはピストン15を近位に引き、ピストン15をバレル11内の所定の位置まで引き込んでも良い。一旦所定の圧力に到達すると、オペレータは、ピストン15を放すか又は装置全体を解放可能である。バレル11は、カラースプリング41によりその均衡位置に押されて、ナット31は固定位置に設定され(enter)、それによりオペレータにより良好な調整状態にピストン15の軸方向の動きを制限する。
【0016】
図4は、例えばピストン15を遠位に素早く動かしてバルーンカテーテルを膨張することが必要な場合の、反対の状態の同じ基本概念を示す。ピストン15を遠位方向でバレル11内に動かすことにより(即ち、図4で左へ)、バレル11をカラー13内で遠位に動かす。この動きにより、順次ナット31をカラーカム面39に沿って移動させて、ナット31を下方に押しつける。結局ピストン15はバレル11内で自由に可動になり、それが押される限り、遠位方向の動きを継続する。ピストン15が放される時に、バレル11は均衡位置に戻り、ナット31は固定位置に戻り、ピストン15を所定位置に固定する。
【0017】
本発明による膨張装置は従って、装置のオペレーションがオペレータにとって効果的に明瞭であるので、使用するのに非常に単純かつ便利である。ピストン15は、動きの所定の方向に力を適用することにより、非常に素早く簡単に近位又は遠位に駆動されても良い。一旦所定の位置に達すると、ピストン15は、それを放すことにより所定の位置に固定されても良い。同時にピストン15の良好な調整が、ピストン15を回転することにより、簡単に達成される。オペレータは別個のトリガ、ボタン又はスウィッチを作動することは強制されないので、オペレータは自由であり、仕事に、より良好に集中できる。
【0018】
タブ51と53により、バルーンを減圧するか又は、もしバルーンが真空状態まで放出された場合に、バルーンを加圧する(即ち真空を排除する)、別の方法が提供される。オペレーションにおいて、バルーン等の膨張可能な部材は、ある期間高圧で維持されても良い。これとは別にバルーンは真空状態まで排気されても良い場合がある。これらの状態は、タブ51と53を共に単純に締めつけて(squeezing)バレル11をカラー13内で押しつけることにより取り消しても良い。これによりナット31をその固定位置から離れるように動かし、ピストン15をバレル11内で自由に動かして、バルーンを減圧又は加圧(その初期状態によって)する事が可能である。タブ51と53を片手だけで共に締めつけても良く、オペレータのもう一方の手が塞がっている場合でさえも、減圧又は加圧が可能である。
【0019】
本発明による膨張装置は、任意の適当な材料及び製造方法を使用して製造されても良い。バレル11は、ガラス又はポリカーボネート等の、透明な(clear)プラスティックにより形成されることが好ましい。カラー13は、ピストンがポリカーボネートにより形成されても良い一方で、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂:acrylonitrile−butadiene−stylene)から形成されることが好ましい。
【0020】
図6から13は、本発明による膨張装置の別の実施の形態を示す。図6では例えば、凹部63及びナット31は、ピストン15に対して少し「後傾角度(backward angle)」で配置される。このオペレーションにおいて、ピストン15からの背圧は、角度のある凹部63に対してナット31を駆動し、それはナット31を下方向に(図6で示されるように)偏よらせる(detlect)。この下向きの力は、例えば、内側のねじ切られた面33及びねじ切られた部分22の係合を促進しても良い。これとは別に凹部63及びナット31は、ピストンからの背圧が、内側のねじ切られた面33及びねじ切られた部分22の係合を軽減する傾向のある少し「前傾角度(forward angle)」で保持可能である。前傾角度の配置は、例えば、ねじ間の摩擦により取り外しを困難にする高圧の用途において特に好都合である。
【0021】
図7から13は、ナット31及びピストン15の係合を制御するための、幾つかの別の例示の係合機構を示す。各これらの配置において、係合機構は、バレル11と、カラー13と、ピストン15に接続する。上記の機構のように、カラー13内のバレル11の軸方向の動きは、係合機構を切り離し、バレル11内のピストン15の自由な動きを可能にする。同様にバレル11がその均衡位置にある場合に、ピストン15はバレル11内で軸方向に固定されており、ねじの動きだけが可能である。上記の機構のように、バレル11はその均衡位置に押しつけられても良い。
【0022】
図7と8は、基本的にレバー形状の係合機構を示す。特別には、外側のカム面35のカラーカム面39に沿った動きにより、ナット31はピン71の周りを回転し、ナット31をピストン15から取り外す。
【0023】
別の実施の形態において、ナット31とカラー13間の直接的な連結(linkage)があっても良い。図9と10は例えば、歯車又はラックとピニオン配置の形の係合機構を示す。図9では例えば、歯車91がピボット95を介してバレル11に回転可能に接続しても良い一方で、ラック81が、カラー13に接続しても良い。リンクアーム97はまた、例えばピボット99において歯車91に接続する。バレル11がカラー13内で動く際に、歯車91が回転し、リンクアーム97により内側のねじ切られた面をピストン15から離れるように引くように、ラックの歯83は歯車の歯93と協働する。図10は、リンクアーム97がピボット95の対向する側で歯車91に接続する以外は、基本的に同じ配置であり、更に内側のねじ切られた面33がピストン15の対向する側にある。この形態において、カラー13内のバレル11の動きにより、リンクアーム97は内側のねじ切られた面33をピストン15から離れるように押す(引くよりはむしろ)。
【0024】
図11から13では、連結配置を含む係合機構を示す。図11では例えば、リンク部材103は、ピボット105においてカラー13に、更にピボット107においてバレル11に回転可能に接続する。ナット31に配置されるピン111は、スロット接触面109の直ぐ下でリンク部材103のスロットを通り突き出る。バレル11がカラー13内で動く際に、リンク部材103は回転する。スロット接触面109は、ピン111の1つに接触して、ナット31を下方に押しつける(図11で示すように)ので、内側のねじ切られた面33はピストン15から切り離される。図12においてスロット接触面109は、図11の場合とは反対の方向に向かっており、内側のねじ切られた面33はピストン15の対向する側にある。この配置においてバレル11の動きにより、リンク部材103は内側のねじ切られた面33をピストン15から離れるように引く(押すよりはむしろ)。図13の実施の形態においてリンク部材103は、L形状で形成されており、アームはピボット107の周りを回転し、内側のねじ切られた面33をピストン15と係合させるように動き、バレル11がカラー13内で動いた際に、ピストン15との係合が外れるように動かす。
【0025】
本発明による装置は、幾つかの例示の実施の形態に関して説明されている。しかし、構成要素が例示として明確に指示されていない場合であっても、当業者にとって明白な上記の実施の形態の多くの別の変形があることが認識できる。例えばカラーカム面39は、凹面よりむしろ凸であり得るし、内側のねじ切られた面33は従って、カラーカム面39の様に、ピストン15の同じ側に配置可能である。更に膨張装置は、リッジ(縁部)47又は肩部55等の、別の形態を具備しても良く、オペレータにとってしっかりしたグリップを提供しても良い。これら及び別の修正が、記載された請求項によってのみ限定されるべき本発明の開示の範囲内にあることが認識される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による膨張装置の例示の実施の形態の立体図である。
【図2】 図2は、本発明による膨張装置の例示の実施の形態の側横断面組み立て図である。
【図3】 図3は、本発明による膨張装置の第2の例示の実施の形態の側横断面組み立て図である。
【図4】 図4は、図3の膨張装置のこれとは別の側横断面組み立て図である。
【図5】 図5は、図2の頂面図である。
【図6】 図6は、本発明による膨張装置のこれとは別の例示の実施の形態の図解的な横断面図である。
【図7】 図7は、本発明によるこれとは別の例示の係合機構の図解的な横断面図である。
【図8】 図8は、図7の機構の、図7の線8−8に沿って切断された、図面である。
【図9】 図9は、本発明による第3の例示の係合機構の図解的な側面図である。
【図10】 図10は、本発明による第4の例示の係合機構の図解的な側面図である。
【図11】 図11は、本発明による第5の例示の係合機構の図解的な側面図である。
【図12】 図12は、図11の係合機構の第6の例示の実施の形態の図解的な側面図である。
【図13】 図13は、本発明による第7の例示の係合機構の図解的な側面図である。
Claims (27)
- バルーンカテーテルのための膨張装置であって、この装置が、
軸(axis)を有するバレルと、
バレルの少なくとも一部分を囲むカラーであって、カラー及びバレルがお互いに対して軸方向に可動であり、バレルがカラー内で均衡位置を有するカラーと、
バレル内に少なくとも部分的に配置されるピストンと、
バレルとカラーとピストンとに接続する、ナットを具備する係合機構と
を具備する膨張装置において、
バレルが均衡位置にあるときに、前記ナットは、前記ピストンに接触して、バレル内でピストンを軸方向に固定しており、バレルが均衡位置にないときに、前記ナットは前記ピストンから切り離されて、ピストンがバレル内で自由に動くことを可能にする、バルーンカテーテルのための膨張装置。 - バレルとカラーが、それぞれ円筒状であり、
バレルが均衡位置に向かって押しつけられる(biased)請求項1に記載の膨張装置。 - 前記ナットが、ピンによりバレルに接続しており、バレルが均衡位置にあるときに、ナットがピストンのねじ切られた部分に接触してピストンを軸方向に固定しており、
カラー内のバレルの動きにより、ナットがピンの周りを回転し、ピストンのねじ切られた部分からナットを切り離す請求項2に記載の膨張装置。 - 前記ナットが、歯車を経由してバレルに接続しており、
バレルが均衡位置にあるときに、ナットがピストンのねじ切られた部分に接触してピストンを軸方向に固定しており、
カラー内のバレルの動きにより、カラーのラックが歯車を回転し、ピストンのねじ切られた部分からナットを切り離す請求項2に記載の膨張装置。 - 前記ナットが、リンク部材を経由してバレルに接続しており、リンク部材がカラーに接続しており、
バレルが均衡位置にあるときに、ナットがピストンのねじ切られた部分に接触してピストンを軸方向に固定しており、
カラー内のバレルの動きによりリンク部材が、前記ナットを動かして、ピストンのねじ切られた部分からナットを切り離す請求項2に記載の膨張装置。 - バルーンカテーテルのための膨張装置であって、この装置が、
バレル軸(barrel axis)と近位端部と遠位端部とを有するバレルと、
ねじ切られた部分を具備していて、バレル内に少なくとも部分的に配置されるピストンと、
バレルの少なくとも一部分を囲むカラーであって、カラー及びバレルがお互いに対して軸方向に可動であり、バレルがカラー内でカラースプリングにより均衡位置に向かって押しつけられており、カラーカム面を具備するカラーと、更に
ナットが、バレルに接続していて、内側のねじ切られた面及び外側のカム面を具備していて、バレル軸に対して実質的に横の軸に沿って可動であって、カラーカム面に向かって押しつけられており、外側のカム面がカラーカム面に接しているナットと、
を具備する膨張装置において、
バレルが均衡位置にあるときに、前記ナットは、ナットの内側のねじ切られた面が前記ピストンのねじ切られた部分に係合する、固定位置にあるので、前記ピストンを回転させることによる、バレル内でのピストンの動きだけを可能にしており、更にバレルが均衡位置から動くときに、カラーカム面がナットを横に動かす(deflect)ので、前記ナットの内側のねじ切られた面は、前記ピストンのねじ切られた部分との係合が切り離されて、ピストンがバレル内で自由に可動である、バルーンカテーテルのための膨張装置。 - ナットがバレル内の凹部内に少なくとも部分的に配置される請求項6に記載の膨張装置。
- ナットがナットスプリングによりカラーカム面に向かって押しつけられる請求項7に記載の膨張装置。
- 内側のねじ切られた面及び外側のカム面が、ピストンの実質的に対向する側に配置される請求項8に記載の膨張装置。
- ピストンが、ピストンの近位端部に接続するハンドルを更に具備しており、
ナットが固定位置にあるときに、カラーに対するハンドルの動きが、均衡位置からバレルを動かす請求項8に記載の膨張装置。 - ハンドルがカラーに対して近位に引かれるときに、バレルが均衡位置から近位に動き、ピストンがバレルに対して近位に動く請求項10に記載の膨張装置。
- カラーカム面が双方向のカム面である請求項8に記載の膨張装置。
- 内側のねじ切られた面及び外側のカム面が、ピストンの実質的に対向する側に配置される請求項12に記載の膨張装置。
- ピストンの近位端部に接続するハンドルを更に具備しており、
ナットが固定位置にあるときに、カラーに対するハンドルの動きが、均衡位置からバレルを動かす請求項12に記載の膨張装置。 - ハンドルがカラーに対して近位に引かれるときに、バレルが均衡位置から近位に動き、ピストンがバレルに対して近位に動き、更に
ハンドルがカラーに対して遠位に押されるときに、バレルが均衡位置から遠位に動き、ピストンがバレルに対して遠位に動く請求項14に記載の膨張装置。 - ナットがバレル軸に対して角度を持って凹部内に配置される請求項15に記載の膨張装置。
- ナットがバレル内の開口を通り伸張してカラーカム面に接する請求項16に記載の膨張装置。
- バルーンカテーテルのための膨張装置において、この装置が、
軸と近位端部と遠位端部とを有する円筒状のバレルであって、バレルの遠位端部が、バルーンカテーテルに流体連絡するように製作されており、バレルがそこに凹部(recess)と開口を有しており、凹部と開口がお互いに実質的に半径方向に対向して配置される円筒状のバレルと、
ピストンが、
バレル内に配置されていて、バレルの内面に対するシールを保持するピストンヘッドと、
ねじ切られた部分を具備していて、バレル内に少なくとも部分的に配置される軸(shaft)であって、軸の遠位端部がピストンヘッドに接続しており、軸の近位端部がバレルの近位端部の外側に伸張する軸と、
軸の近位端部に接続するハンドルと、
を具備するピストンと、
バレルの少なくとも一部分を囲む円筒状のカラーであって、カラー及びバレルがお互いに対して軸方向に可動であり、バレルがカラースプリングによりカラー内で均衡位置に向かって押しつけられる円筒状のカラーと、
カラーの内面に配置されていて、前記バレル内の開口に整列するカラーカム面と、更に
ナットが、バレルの凹部内に少なくとも部分的に配置されていて、内側のねじ切られた面及び外側のカム面を具備していて、バレル軸に対して実質的に横の軸に沿って可動であって、ナットスプリングによりカラーカム面に向かって押しつけられており、外側のカム面がバレル内の開口を通り伸張すると共にカラーカム面に接しているナットと、
を具備する膨張装置であって、
バレルが均衡位置にあるときに、ナットの内側のねじ切られた面が、ナットの内側のねじ切られた面が軸のねじ切られた部分に係合する固定位置にあり、バレル内のピストン自由な動きを防止しており、更に
バレルが均衡位置から動くときに、カラーカム面がナットを横に動かすので、ピストンがバレル内で自由に可動であるバルーンカテーテルのための膨張装置。 - 内側のねじ切られた面及び外側のカム面が、ピストンの実質的に対向する側に配置される請求項18に記載の膨張装置。
- ナットが固定位置にあるときに、カラーに対するハンドルの動きが、均衡位置からバレルを動かす請求項18に記載の膨張装置。
- ハンドルがカラーに対して近位に引かれるときに、バレルが均衡位置から近位に動き、ピストンがバレルに対して近位に動く請求項20に記載の膨張装置。
- カラーカム面が双方向のカム面である請求項18に記載の膨張装置。
- 内側のねじ切られた面及び外側のカム面が、ピストンの実質的に対向する側に配置される請求項22に記載の膨張装置。
- ナットが固定位置にあるときに、カラーに対するハンドルの動きが、均衡位置からバレルを動かす請求項22に記載の膨張装置。
- ハンドルがカラーに対して近位に引かれるときに、バレルが均衡位置から近位に動き、ピストンがバレルに対して近位に動き、更にハンドルがカラーに対して遠位に押されるときに、バレルが均衡位置から遠位に動き、ピストンがバレルに対して遠位に動く請求項24に記載の膨張装置。
- バレルの凹部がバレル軸に関して角度を持って配置される請求項25に記載の膨張装置。
- バレルが、ピストンを支持する支持構造を具備しており、 バレルの凹部が支持構造内に形成される請求項25に記載の膨張装置。
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