JP4211024B2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

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    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2400/00Auxiliary features or devices for producing, working or handling ice
    • F25C2400/06Multiple ice moulds or trays therefor

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  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動製氷機構を備えた冷凍冷蔵庫に関するものであり、さらに詳しくは冷凍冷蔵庫の製氷に係わる改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図23は、特開平9―310946号公報に記載された従来の冷凍冷蔵庫の側面側から見た縦断面図であり、図24は離氷機構の拡大側面図であり、又図25は離氷機構の拡大背面図である。
図23、図24において10は離氷機構であり、貯氷箱の氷の有無を検知する検氷レバー13、製氷皿21を回転するギアボックス14、氷作成用の容器が2列に並んだ製氷皿21等から構成される。又、33は給水機構を構成する、製氷皿21に給水する給水パイプである。
【0003】
前記のような構造の冷凍冷蔵庫において、貯氷箱の氷の量を検氷レバー13で検知し、その量が既定量(以下、満氷と呼ぶ)に達せず、かつ、製氷皿21本体の裏側底部に取付けられ、上記製氷皿21本体の温度を検出する製氷皿温度検出センサの検出温度が設定値以下になっているとき、図25に示すようにギアボックス14が駆動し製氷皿21を回転子、ひねりを加えることにより、製氷皿21内の氷が離氷される。その後,給水ポンプが作動し、冷凍冷蔵庫内に設けられた給水タンクの給水パイプ33より、製氷皿21に給水される。そのとき、製氷皿21が複数ある場合は、図25に示すように枝分かれした形状の給水パイプ33を用いて給水される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の冷凍冷蔵庫の製氷皿21は、氷を作成する容器が図25に示すように、2列の製氷皿を用いていたので、1回の製氷で得られる氷粒の量は、図24に示すように8粒と少なく、1晩かけてもユーザが満足できる氷の量には達しなかった。
【0005】
また、製氷量を増やすために、製氷皿21を大きくすると、離氷の際に製氷皿21の回転軌跡が大きくなるので、離氷するために大きなトルクをもつ駆動部を必要とし、ギアボックス14の製作に多大の費用がかかるという問題があった。
【0006】
さらに、製氷皿21を複数持つ冷凍冷蔵庫においては、給水経路が図25に示すように単純に枝分れした形状であったために、それぞれの製氷皿21に同時に給水しなくてはならず、製氷皿によって氷のできる時間が異なっても、氷が最後にできる製氷皿に同期して離氷しなくてはならなかったので、効率的でないという問題点があった。
【0007】
本発明は前記のような問題点を解消するためになされたもので、冷凍冷蔵庫の従来の製氷に関する改良を行うことを目的とする。
即ち、1回の製氷で得られる氷の数を増やし、製氷能力を向上することを目的とする。
また、多種多様な氷を作成し、ユーザーニーズに適合することを目的とする。
また、氷作成時に離氷が容易となる離氷機構を得ることを目的とする。
また、氷作成時に複数の製氷皿毎に離氷できる離氷機構を得ることを目的とする。
また、氷作成時に複数の製氷皿から同時に離氷できる離氷機構を得ることを目的とする。
また、氷作成時に複数の製氷皿毎に給水できる給水機構を得ることを目的とする。
また、氷作成時に複数の製氷皿を同時に給水できる給水機構を得ることを目的とする。
また、製氷皿毎に貯氷箱を設けて、氷の選別を容易とすることを目的とする。
さらに、製氷専用の製氷用冷却器を設けて製氷能力を向上することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の冷凍冷蔵庫は、異なる種類の氷粒を作ることができる2つの製氷皿と、各製氷皿毎に別々に給水可能な給水機構と、冷却により生成された氷を各製氷皿毎に別々に離氷可能な離氷機構と、各製氷皿毎にそれぞれ対応した貯氷箱とを備え、前記2つの製氷皿は、透明氷作成手段の作用を受けて製氷する製氷皿と前記透明氷作成手段の作用を受けずに製氷する製氷皿とであり、前記貯氷箱のいずれかが満氷に達しておらず、かつその貯氷箱に対応する前記製氷皿の氷が予め定めた離氷条件を満足したとき、前記離氷機構が前記対応する製氷皿に対して独立に離氷を行い、その離氷された製氷皿に対して前記給水機構が独立に給水を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】
参考形態1.
以下、本発明の実施の形態及び参考形態について図を参照しながら説明する。なお、従来例と同一又は相当するものは同一の符号を付して説明を省略する。
図1は参考形態1の冷凍冷蔵庫の正面図あり、図2は同じく図1のZ−Z線断面図であり、又図3は同じく離氷機構を上から見た平面図である。
【0010】
図1において、1は冷凍冷蔵庫本体、2は冷蔵室、3は製氷室、4は切替室、5は野菜室、6は冷凍室である。
【0011】
図2において、7は圧縮機、8は冷却器、9は送風機であり、冷却器8で冷却された空気を送風機9で冷凍冷蔵庫内の前記各室に送り、循環している。
11は製氷皿、12は製氷皿11の温度検出センサー、13は検氷レバーであり、後述の貯氷箱50の氷の量を高さによって検出する。14は製氷皿11を駆動するギアボックスである。
また、31は給水タンク、32は給水ポンプ、33は給水パイプであり、これらで給水機構30を構成する。
また、50は製氷皿11から離氷した氷を貯める貯氷箱である。
【0012】
図3において、製氷皿11内には氷粒を形成する容器が形成されており、長手方向に3列、長手方向と直角方向に5列あり、15個の容器により15個の氷粒が形成される。以下製氷皿11は、長手方向に容器が3列のもの、製氷皿21は長手方向に容器が2列のものとする。
また、製氷皿11の温度検出センサ12は、製氷皿11の裏側底部に設けられている。15はギアボックス14に連結した製氷皿駆動軸、16は製氷皿11に給水時に、水が各容器に均等に給水するために容器間に設けられた給水路、17は製氷皿の回転軸、18は製氷皿11に付随したストッパー、19は離氷機構支持部、20は離氷機構支持部19に付随した固定のストッパーである離氷用ストッパーである。
【0013】
温度検出センサ12、検氷レバー13、ギアボックス14、製氷皿駆動軸15、製氷皿の回転軸17、ストッパー18、離氷機構支持部19、離氷用ストッパー20等で離氷機構10を構成する。
また、離氷機構10及び給水機構30により自動製氷機構40を構成する。
また、製氷皿11、離氷機構10及び給水機構30は、製氷室3内に設置される。
【0014】
前記のような構造の自動製氷機構40では、貯氷箱50の氷の量を検氷レバー13で検出し、その量が満氷に達せず、かつ、製氷皿温度検出センサ12の検出温度が設定値以下のとき、即ち、氷生成手段である製氷皿温度検出センサ12及び検氷レバー13の氷の生成及び貯氷量の検出に基づいて、製氷皿11はギアボックス14の駆動軸15により駆動され、回転軸17で回転し、そのストッパー18が離氷用ストッパー20に当たり、さらに所定量回転し、ひねりが加えられることにより、製氷皿11から氷粒が離氷し、貯氷箱50に貯められる。製氷皿11は、回転し、元に戻る。
空になった製氷皿11には、水で満たされた給水タンク31から給水ポンプ32により給水パイプ33を通じて、給水される。
【0015】
参考形態による冷凍冷蔵庫の自動製氷機構40では、従来の2列の製氷皿21よりも氷粒の個数の多い3列の製氷皿11を用いることによって、1回の離氷で従来の1.5倍の製氷量を得ることができ、製氷能力が向上する。
即ち、本参考形態では、従来の氷作成のスペースにおいて、従来のギアボックス14を使用して、更に特に製氷時間を長くすることなく、製氷皿11を若干大きくすることにより、従来と同じ大きさの氷粒を個数を多く製氷できる。
【0016】
実施の形態1.
前記参考形態1では、図3に示すように、製氷皿11の容器は同形状、同容量のものを配置し、同形状、同容量の氷粒を得るようにしているが、本実施の形態では、図4の製氷皿11aに示すように、製氷皿11a内の容器を3列に配置し、異形状、異容量の氷粒を得るようにしてもよい。本実施の形態では使用者が好みに応じて、氷粒を選択することができる。
その他の構成は参考形態1と同じである。
【0017】
参考形態2.
以下、参考形態2について図を参照しながら説明する。図5は離氷機構を上から見た平面図、図6はその縦断面図である。
【0018】
図5、図6において、貯氷箱50の氷の量を検氷レバー13で検出し、その量が満氷に達しておらず、かつ、製氷皿温度検出センサ12の検出温度が設定値以下のとき、製氷皿11はギアボックス14の駆動軸15によって離氷方向とは反対に回転し、そのストッパー18は第1の離氷ストッパー20aに当り、さらに所定量回転することで1度目のひねりが加えられる。
【0019】
次に、製氷皿11がギアボックス14によって離氷方向に回転し、そのストッパー18は第2の離氷ストッパー20bに当り、さらに所定量回転することで2度目のひねりが加えられ、離氷し、貯氷箱50に氷粒を蓄える。
この際、1度目のひねり量は氷が離氷しないように、2度目のひねり量より少なくしてもよい。即ち、ストッパーに当たった後の所定の回転量を少なくする。
その他の構成は参考形態1又は実施の形態1と同じである。
【0020】
参考形態による自動製氷機構40では、離氷するためのひねりの前に離氷方向とは逆回転に、即ち、反対方向に1度目のひねりを加えることで氷粒の1対角方向が製氷皿11から剥離してから離氷方向に回転するので、3列の製氷皿11を離氷するのにも容易に離氷でき、又少ないトルクで離氷することができる。
【0021】
なお、前記参考形態2では同形状、同容量の氷粒を3列に配置した製氷皿11を使用したが、図4に示すような異形状、異容量の氷粒を3列に配置した製氷皿11aまたは従来の2列の製氷皿21など製氷皿の形態は問わない。
【0022】
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。図7は給水機構の概略図、図8は離氷機構を上から見た平面図、又図9は製氷時の離氷から給水までの一連の流れを示したフローチャートである。
【0023】
図7において、水で満たされた給水タンク31が所定の位置にセットされると、給水ポンプ32により揚水され、二股に分かれた給水パイプ33aを通じて、2個の製氷皿21に同時に給水する。但し、図7では説明上、給水ポンプ32が給水パイプ33a、製氷皿21の上方にあるが、これらの位置関係は図1に記載のように給水ポンプ32により、上方にある給水パイプ33に揚水し、下方の製氷皿21に供給する、又は下方にある給水タンク31から給水ポンプ32により揚水し、上方の製氷皿21に供給するのが一般的である(以下の図10、図11、図13、図14も同様である)。
【0024】
図8において、13は検氷レバー、14aは2個の製氷皿のそれぞれの駆動軸15aをもつギアボックスであり、2個の製氷皿21はそれぞれ、給水路16aをもち、製氷皿温度検出センサ12が取付けられ、製氷皿21の回転軸17aは離氷機構支持部19aに接続されている。
【0025】
前記のような構造の自動製氷機構40において、貯氷箱50の氷の量を検氷レバー13で検出し、その量が満氷に達せず、かつ、製氷皿温度検出センサ12の検出温度が設定値以下のとき、2個の製氷皿21はギアボックス14aによって2本の駆動軸15aを介して同時に回転し、それぞれのストッパー18aがそれぞれの離氷用ストッパー20cと当り、さらに回転が加えられことによってひねりが加えられ、同時に離氷後、元に戻るまで回転する。
その後、図7に示した給水機構30によって、同時に給水される。
【0026】
図9によって離氷から給水までの動作を説明する。
ステップS1にて、一方の製氷皿21に関し、製氷皿温度検出センサ12(サーミスタA)にて製氷皿21内の水の温度を測定し、ステップS2にて、例えば、温度が所定温度(X℃)以下で、かつ所定の時間(Y分)経過の離氷条件を満たしていない場合は、ステップS1に戻り、離氷条件を満たしている場合は、氷ができており製氷完了としステップ3に進む。このときの離氷条件の具体例としては、製氷皿温度検出センサの温度が−5℃以下が100分以上、−7℃以下が30分以上、−11℃以下(時間は問わない)などとする。又、経過時間は所定の温度になったら制御装置がタイマーの経過時間を積算する。
【0027】
次に、ステップ3では、もう一方の製氷皿21に関し、製氷皿温度検出センサ12(サーミスタB)にて製氷皿21内の水の温度を測定し、ステップS4にて、同じ離氷条件を満たしていない場合はステップS1に戻り、離氷条件を満たしている場合は氷ができており製氷完了としステップ5に進む。
ステップ5では、検氷レバー13にて貯氷箱50内の氷の量を検氷し満氷の場合はステップ1に戻り、満氷でない場合はステップS6に進む。
ステップS6では、2個の製氷皿21両方の離氷を同時に行い、ステップS7に進み給水をした後、ステップS1に戻る。
なお、製氷皿温度検出センサ12(サーミスタA、B)にて製氷皿21内の水の温度を測定するのは、タイマー等で、所定の間隔で行う。
【0028】
本実施の形態による製氷機構では、2つのギアボックス14を用いず、1個のギアボックス14aで2個の製氷皿を同時に回転するため、1回の離氷動作で2個の製氷皿21を別々に離氷する場合に比べて、2倍の製氷量を得ることができる。また、1個のギアボックス14aで2個の製氷皿を離氷することができ、部品点数の削減及びコストダウンが可能となる。
【0029】
また、図10は、給水機構の別の例で、給水タンク31内に2本の給水パイプ33を接続した受け皿35を設けた給水機構であり、図10のような給水機構を用いてもよい。この構造によって、給水ポンプ32から受け皿35に水を揚水し、それぞれの給水パイプ33からそれぞれの製氷皿21に同時に給水することができ、図7の給水機構30と同様の効果が得られる。
なお、その他の構成は、参考形態1、2又は実施の形態1に同じである。また、本実施の形態において、製氷皿21は3列の製氷皿11でもよい。
【0030】
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。図11は給水機構の概略図、図12は製氷皿の離氷から給水までの流れを示したフローチャートである。
【0031】
図11において、水で満たされた給水タンク31が所定の位置にセットされると、給水ポンプ32により揚水され、二股に分かれ、その分岐点に水を供給する給水パイプ33bを切り替える切替手段34をもち、給水パイプ33bを通じて、2個の製氷皿21にそれぞれ選択的に給水できる。
【0032】
図12により、2個の製氷皿21の離氷から給水までの動作を説明する。
ステップS1で、一方の製氷皿21に関して、製氷皿温度検出センサ12(サーミスタA)にて製氷皿21内の水の温度を測定し、ステップS2にて実施の形態4と同じ離氷条件を満たしていな場合は、ステップS7に進み、離氷条件を満たしている場合は、氷ができており製氷完了としステップ3に進む。
ステップ3では、検氷レバー13にて貯氷箱50内の氷の量を検氷し、満氷の場合はステップ7に進み、満氷でない場合はステップS4に進み、製氷皿21から離氷する。
その後、ステップS5に進み切替手段34を用いて離氷した製氷皿21に切替手段34を切替え給水路33bを連結し、給水を行う。
【0033】
次に、ステップS7で製氷皿温度検出センサ12(サーミスタB)にて、もう一方の製氷皿21内の水の温度を測定し、ステップS8にて離氷条件を満たしていない場合はステップS1に戻り、離氷条件を満たしているときは氷ができており製氷完了としステップS9に進む。
ステップS9では、検氷レバー13にて貯氷箱50内の氷の量を検氷し、満氷の場合はステップS1に戻り、満氷でない場合はステップS10に進み、製氷皿21から離氷する。
その後、ステップS11に進み,切替手段34を用いて離氷した製氷皿21に給水路33bを連結し、給水を行いステップ1に戻る。
なお、製氷皿温度検出センサ12(サーミスタA、B)にて製氷皿21内の水の温度を測定するのは、タイマー等で、所定の間隔で行う。
【0034】
前記の実施の形態では2個の製氷皿21を同時に回転させ離氷させ、給水したが、本発明実施のように2本の駆動軸15aを別々のタイミングで回転することができるギアボックス14を用いて離氷することで、それぞれの製氷皿21の製氷完了時に、それぞれ離氷可能である。
冷凍冷蔵庫において、製氷皿21の製氷所要時間は冷気の吹き込み位置と製氷皿21の設置位置の関係等によって異なってくるので、一方の製氷皿21の製氷が完了した時点で、もう一方の製氷皿の製氷状態に左右されることなく離氷できるので、より効率的に製氷し、氷粒を蓄えることができる。
なお、その他の構成は、前記の参考形態1、2又は実施の形態1に同じである。また、本実施の形態において、製氷皿21は3列の製氷皿11でもよい。
【0035】
実施の形態4.
前記実施の形態の図11に示すような給水機構30の代りに、図13に示すような給水機構30を用いても良い。
図13は、給水機構の概略図であり、水で満たされた給水タンク31が所定の位置にセットされた状態で、2個の製氷皿21が離氷されたとき、それぞれの給水ポンプ32により揚水され、それぞれの給水パイプ33を通じて、それぞれの製氷皿に給水する。
【0036】
実施の形態5.
前記実施の形態の図11に示すような給水機構30の代りに、図14に示すような給水機構を用いてもよい。
図14は給水機構30の概略図であり、水で満たされた2つの給水タンク31aが所定の位置にセットされた状態で、2個の製氷皿21が離氷されたとき、それぞれの給水タンク31a内の給水ポンプ32により揚水され、それぞれの給水パイプ33を通じて、それぞれの製氷皿21に給水する。
【0037】
本実施の形態4、5による製氷機構では、製氷皿21によって氷のできる時間が異なっても、2個の製氷皿21に同時に給水しなくてもよいので、1個の製氷皿21にて製氷が完了してからもう一方が製氷完了するまで待って同時に離氷する無駄な時間を節約することができる。
なお、当然ながら、同時に給水も可能である。
【0038】
実施の形態6.
前記実施の形態から実施の形態5においては、2個の製氷皿21の容器は同形状のものを用いて説明したが異なる容器を持つ製氷皿2個を用いてもよい。
図15は離氷機構10を上から見た平面図であり、2個の製氷皿のうち、製氷皿21aは製氷皿21と容器の大きさが異なり、生成氷粒の大きさの異なる製氷皿である。即ち、製氷皿21、21a間で容器の容量が異なり、それぞれの製氷皿21、21a内では容量は同じである。
この2個の製氷皿21、21aを2本の駆動軸15aをもつギアボックス14aに接続して、離氷機構10を構成する。
本実施の形態によると、1つの冷凍冷蔵庫から、大小2種類の氷を作ることができ、ユーザは使用目的に応じて好みの大きさを選ぶことができる。
【0039】
また、氷の大きさが相違することにより、氷のできる時間も相違するが、前記実施の形態に記載のように、氷ができたタイミングで、それぞれ別々に離氷し、かつ、前記の別々に給水できる給水機構を30により給水することにより、効率的に製氷できる。
但し、2個の製氷皿21、21aを遅く氷ができる方に合せて同時に、離氷及び給水してもよい。
また、製氷皿21a内でも容器の大きさを変えて、よりバラエテイに富んだ氷とすることもできる。
また、製氷皿は、3列の製氷皿11でもよい。
【0040】
実施の形態7.
前記の実施の形態から実施の形態における自動製氷機構40では、2個の製氷皿21の容器は同形状のものを用いて説明したが容器の異なる製氷皿2個を用いてもよい。
図16は離氷機構10を上から見た平面図であり、2個の製氷皿のうち、製氷皿21bは製氷皿21と容器の形状が異なり、生成氷粒の形状が異なる製氷皿である。
この2個の製氷皿21、21bを2本の駆動軸15aをもつギアボックス14aに接続して、離氷機構10を構成する。
本実施の形態によると、1つの冷凍冷蔵庫から、形状の異なる2種類の氷を作ることができ、ユーザは使用目的に応じて好みの大きさを選ぶことができる。
【0041】
また、氷の形状が相違することにより、氷のできる時間も相違するが、前記実施の形態に記載のように、氷ができたタイミングで、それぞれ別々に離氷し、かつ、前記の別々に給水できる給水機構を30により給水することにより、効率的に製氷できる。
但し、2個の製氷皿21、21bを遅く氷ができる方に合せて同時に、離氷及び給水してもよい。
また、製氷皿21bの容器は、製氷皿21の容器と形状が異なり、製氷皿21b内では容器形状は同じでも、相違してもよい。
また、製氷皿は、3列の製氷皿11でもよい。
【0042】
実施の形態8.
図17は透明氷製氷を説明する概略図である。21cは2列の製氷皿21にヒータ22を取付けたもので、通常の氷より透明度の高い氷を作ることができる製氷皿21cである。その他の構成は、前記の各参考形態及び各実施の形態と同じである。
【0043】
製氷皿21cでは、ヒータ22によって氷粒の白濁の原因となる気泡を氷粒外に逃がしながら凍結させることにより、製氷皿21で製氷する通常の氷粒よりも透明度の高い氷粒(透明氷)を作ることができる。ここで、製氷皿21cとヒータ22とで透明氷作成手段を構成する。
【0044】
この2個の製氷皿21、21cを2本の駆動軸15aをもつギアボックス14aに接続して離氷機構10を構成する。
本実施の形態によって、1つの冷凍冷蔵庫から2種類の氷(透明氷、通常氷)を作ることができ、ユーザは使用目的に応じて好みの種類の氷粒を選ぶことができる。
また、実施の形態6、7のように透明氷の製氷皿21cの容器を一方の製氷皿21の容器と形状又は大きさを相違させてもよい。このようにすれば、様々な種類の氷を同時に作ることができ、ユーザは使用目的に応じて好みの種類の氷粒を選ぶことができる。
【0045】
本実施の形態でも、製氷皿21、21c間では氷のできる時間も相違するが、氷ができたタイミングで、それぞれ別々に離氷し、かつ、前記の別々に給水できる給水機構を30により給水することにより、効率的に製氷できる。
但し、2個の製氷皿21、21cを同時に、離氷及び給水してもよい。
また、製氷皿は、3列の製氷皿11でもよい。
【0046】
実施の形態9.
以下、本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。図18は離氷機構の概略図であり、13aは検氷レバー、50aは貯氷箱である。
前記実施の形態6から8における自動製氷機構40では、2種類の異なる氷粒を作ることができるが、これらを貯氷する貯氷箱50は1つであったが、本実施の形態では、製氷皿毎に貯氷箱50a、50aと2つ設ける。即ち、実施の形態8から10のいずれかにおいて、種類の異なる氷が得られる製氷皿毎に2つの貯氷箱50a、50aを設ける。
【0047】
2つの貯氷箱50a、50aの氷の量を、それぞれの検氷レバー13aでそれぞれ検出し、その量が満氷に達しておらず、かつ、それぞれの製氷皿温度検出センサの検出温度が設定以下等の前記の離氷条件を満足するとき、ギアボックス14aはそれぞれの製氷皿21を独立に離氷を行い、又、給水機構30が給水を行う。
【0048】
本実施の形態による自動製氷機構40では、2個の異なる製氷皿21、製氷皿21a(21b、21c)を持つことで、異なる種類の氷粒ができるが、貯氷箱50aを共有するのではなく、それぞれの製氷皿21、製氷皿21a(21b、21c)に対応させることで、ユーザが目的に応じた氷粒をより選択しやすくすることができる。
【0049】
また、図19に示すように、製氷皿21毎に仕切りの付いた貯氷箱50bを用いても同様の効果が得られる。
【0050】
実施の形態10.
以下、実施の形態10について図を用いて説明する。図20は本実施の形態の冷凍冷蔵庫の側面方向から見た縦断面図であり、8aは製氷専用の冷却手段として用いられた製氷用冷却器であり、冷凍冷蔵庫全体を冷却する冷却器8とは別に製氷室3内又はその近傍に設置されている。
前記参考形態1、2及び実施の形態1から9における自動製氷機構40の冷却手段として専用の冷却器を用いることで製氷時間の短縮させることができる。
【0051】
前記のような構造の冷凍冷蔵庫においては、自動製氷機機構40専用の冷却器8を設けることで冷却能力が向上し、前記参考形態1、2及び実施の形態1から9において、製氷能力を向上させることができ、さらに短期間で大量の氷を作ることを可能とする。さらに扉開閉、外気温、貯蔵食品量などの影響を受けにくい。
【0052】
実施の形態11.
前記参考形態1、2及び実施の形態1から10として、製氷皿11、21、離氷機構10、給水機構30が設置される製氷室3は、図1に示したように、上下が冷蔵室2や野菜室5といった冷蔵温度帯に挟まれた位置に独立した製氷専用の製氷室3をもつ形態として説明したが、これに限定されることなく、図21に示すような冷凍室6の一角に製氷室3をもつようにしてもよく、また図22に示すように製氷室3の上部が冷蔵温度帯の室、下部が冷凍温度帯の室としてもよい。
【0053】
前記の各参考形態及び各実施の形態では、製氷皿11、21は、1個又は2個の例であったが、3個以上でもよく、1つのギアボックス14からそれぞれの製氷皿に接続された駆動軸15により製氷皿を、別々に、又は同時に回転させ、離氷する。給水機構機構30に関しても同様である。
また、前記各参考形態及び各実施の形態の特徴的な構成は、適宜組合せて自動製氷機構40を有する冷凍冷蔵庫とすることができる。
前記の各参考形態及び各実施の形態において、離氷機構10の検出指令、検出結果の判断、動作指令、給水機構30の動作指令等の制御は冷凍冷蔵庫の制御装置(図示なし)により行う。
なお、前記各参考形態及び各実施の形態において、製氷皿11、21、検氷レバー13、ギアボックス14、駆動軸15、給水路16、回転軸17、ストッパー18、離氷用ストッパー20、給水タンク31、給水パイプ33、冷却器8等に変形例は添え字(アルファベット)を付けて区別した(例:製氷皿11、製氷皿11a)。
【0054】
【発明の効果】
この発明に係る冷凍冷蔵庫によれば、以下のような効果を奏する。
一つの冷凍冷蔵庫で透明な氷と通常の氷を作ることができ、ユーザがニーズに応じて好みの氷を選択、使用することができる。
また、複数の製氷皿を同時に回転させ、離氷させることより、離氷機構を簡易化できる。
また、複数設けた製氷皿をそれぞれが製氷完了した時点で、他の製氷状態に左右されることなく、それぞれ離氷することによって、複数個の製氷皿を同時に離氷するよりも、製氷能力の高い製氷が可能となる。特に、異形氷、容量異なる氷、又は透明氷、通常氷と製氷皿毎に氷が異なる場合には製氷時間も製氷皿毎に異なり、製氷皿毎に離氷することは、製氷能力の向上に有効である。
また、複数の給水パイプを用いて、複数の給水経路が形成でき、製氷皿を複数設けた場合にも、給水することができる。
また、複数の給水ポンプを 1 つの給水タンク内に用いることによって製氷皿を複数設けた場合にも給水することができ、さらに各々のタイミングで給水できるので、他の製氷皿の製氷状態に左右されることのなく製氷能力の高い製氷が可能となる。
また、切替手段により給水する給水パイプを選択でき、製氷皿を複数設けた場合にも給水することができ、さらに各々のタイミングで給水できるので、他の製氷皿の製氷状態に左右されることのなく製氷能力の高い製氷が可能となる。
また、貯氷箱を製氷皿ごとに設けることによって、製氷皿毎に多種多様な氷を作っても貯氷箱に分類して貯められるので、ユーザが氷を効率良く選択することができ、さらに扉の開放時間が少なくなるので、省エネ効果もある。
また、多種多様な氷を作ることができ、ユーザがニーズに応じて好みの氷を選択、使用することができる。
さらに、製氷専用の製氷用冷却器を設けたので、製氷が完了する時間が短縮でき、製氷能力を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考形態1による冷凍冷蔵庫の正面図である。
【図2】 図1におけるZ−Z線断面図である。
【図3】 参考形態1による離氷機構を上から見た平面図である。
【図4】 実施の形態1による製氷皿を上からみた平面図である。
【図5】 参考形態2による離氷機構を上から見た平面図である。
【図6】 図5における縦断面図である。
【図7】 実施の形態2による給水機構の概略図である。
【図8】 実施の形態2による離氷機構を上から見た平面図である。
【図9】 実施の形態2による製氷時の離氷から給水までの流れを示したフローチャートである。
【図10】 実施の形態2による別の給水機構の概略図である。
【図11】 実施の形態3による給水機構の概略図である。
【図12】 実施の形態3による製氷時の離氷から給水までの流れを示したフローチャートである。
【図13】 実施の形態4による給水機構の概略図である。
【図14】 実施の形態5による給水機構の概略図である。
【図15】 実施の形態6による離氷機構を上から見た平面図である。
【図16】 実施の形態7による離氷機構を上から見た平面図である。
【図17】 実施の形態8による透明氷製氷を説明する概略図である。
【図18】 実施の形態9による離氷機構の概略図である。
【図19】 実施の形態9による別の離氷機構の概略図である。
【図20】 実施の形態10による冷凍冷蔵庫の縦断面図である。
【図21】 実施の形態11による冷凍冷蔵庫の製氷室を説明する正面図である。
【図22】 実施の形態11による冷凍冷蔵庫の製氷室を説明する正面図である。
【図23】 従来の冷凍冷蔵庫における自動製氷装置の側面方向から見た縦断面図である。
【図24】 従来の冷凍冷蔵庫における離氷機構の拡大側面図である。
【図25】 従来の冷凍冷蔵庫における離氷機構の背面図である。
【符号の説明】
1 冷凍冷蔵庫、8a 製氷用冷却器、10 離氷機構、11 製氷皿(3列)、20 ストッパー、20a 第1のストッパー、20b 第2のストッパー、21 製氷皿(2列)、30 給水機構、31 給水タンク、32 給水ポンプ、33 給水パイプ、34 切替手段、50 貯氷箱。

Claims (9)

  1. 異なる種類の氷粒を作ることができる2つの製氷皿と、
    各製氷皿毎に別々に給水可能な給水機構と、
    冷却により生成された氷を各製氷皿毎に別々に離氷可能な離氷機構と
    各製氷皿毎にそれぞれ対応した貯氷箱とを備え、
    前記2つの製氷皿は、透明氷作成手段の作用を受けて製氷する製氷皿と前記透明氷作成手段の作用を受けずに製氷する製氷皿とであり、
    前記貯氷箱のいずれかが満氷に達しておらず、かつその貯氷箱に対応する前記製氷皿の氷が予め定めた離氷条件を満足したとき、前記離氷機構が前記対応する製氷皿に対して独立に離氷を行い、その離氷された製氷皿に対して前記給水機構が独立に給水を行う、ことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 前記離氷機構は、前記製氷皿を離氷方向に同時に回転させ、固定のストッパーに当て、さらに所定の角度回転させひねりを加えて離氷させるものであることを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
  3. 前記離氷機構は、前記製氷皿を製氷皿毎にそれぞれのタイミングで離氷方向に回転させ、固定のストッパーに当て、さらに所定の角度回転させひねりを加えて離氷させるものであることを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
  4. 前記給水機構は、給水ポンプにより給水タンクから複数の給水パイプにより前記製氷皿に給水することを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
  5. 前記給水ポンプを複数とし、前記製氷皿毎にそれぞれの給水ポンプから給水することを特徴とする請求項4記載の冷凍冷蔵庫。
  6. 給水パイプに設けた切替手段により前記複数の給水パイプに給水することを特徴とする請求項4記載の冷凍冷蔵庫。
  7. 前記給水タンクを複数とし、それぞれの給水タンクの給水ポンプから前記複数の給水パイプに給水することを特徴とする請求項4記載の冷凍冷蔵庫。
  8. 前記製氷皿は、前記製氷皿間及び製氷皿内のうち少なくとも一方で、異形容器又は容量の異なる容器を有することを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
  9. 製氷専用の製氷用冷却器を設けたことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
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