JP4208555B2 - 情報処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
情報処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なるプロトコルを用いて前記端末装置と送受信する情報処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、端末装置との情報の送受信に際しての情報の処理に関するものとして、例えば特開2001−45567号公報や特開2002−229902号公報などに記載の構成が知られている。
【0003】
特開2001−45567号公報に記載のものは、端末装置にあらかじめ設定した移動スケジュールに従って移動する場合に、端末装置に搭載されたソフトウェアをサーバ装置を用いて変更するものである。具体的には、サーバ装置に、複数のソフトウェアモジュールと、移動スケジュールに応じた時刻と移動先とを関連付けたデータベースとを格納する。そして、サーバ装置は、移動スケジュールからデータベースに基づいて端末装置の移動先を認識し、移動先におけるソフトウェアモジュールを選択して端末装置に送信する。端末装置は、サーバ装置から取得した移動先に対応したソフトウェアモジュールに基づいて、あらかじめ搭載されているソフトウェアモジュールの少なくとも一部を自動的に変換する。このようにして、変換されたソフトウェアモジュールを利用して端末装置による移動先での情報の送受信処理を可能とする構成が採られている。
【0004】
特開2002−229902号公報に記載のものは、地図表示が可能な表示部を有した各種端末装置に、サーバ装置から端末装置の機種に対応した地図情報を送信するものである。具体的には、各種端末装置から通信網を介してサーバ装置へ、その機種情報と合わせて所定の地域の地図情報の送信要求をする。サーバ装置が取得した機種情報に基づいて機種を認識し、対応する地図情報を通信網を介して要求のあった端末装置へ送信する構成が採られている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−45567号公報(第7頁左欄−第10頁右欄)
【特許文献2】
特開2002−229902号公報(第7頁左欄−第8頁右欄)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、地域毎の通信網数や端末装置の機種数は多大な数であるとともに、同一通信網を利用する端末装置でも端末装置を製造する製造メーカにより情報の処理をするソフトウェアが異なる。このため、通信網や端末装置の機種、製造メーカなどの各種組み合わせにより、それぞれで対応できるソフトウェアの数は、多大な数となる。さらに、新たな端末装置の開発も盛んで、順次新たな端末装置が流通している。
【0007】
また、例えば携帯電話などにおいてはメール処理や住所録管理、着信音処理など、近年の端末装置自体の処理能力の向上により端末装置における多種の情報処理が可能となり、それぞれの処理を実行する多種のソフトウェアが搭載されている。このため、上述したように、1つのソフトウェアでも各種の端末装置に対応した複数のソフトウェアが必要となり、ソフトウェアの数も多数となっている。このことから、サーバ装置で管理する全ての端末装置に対応可能なソフトウェアが多大な情報量となり、それだけの情報量を格納する構成がサーバ装置に必要となるとともに、多大なソフトウェアを格納するのに多大な労力が必要となる問題が一例として挙げられる。
【0008】
本発明は、上述したような実情などに鑑みて、情報処理の対応性が向上する情報処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、無線媒体を利用して情報を送受信する通信機能を備え各種機能で動作する携帯型の通信端末装置の前記機能に関し、前記通信端末装置を動作させる機能で利用される情報を、前記通信端末装置毎に異なるプロトコルを用いて前記通信端末装置と送受信するための情報処理装置であって、前記情報を送受信するためのプロトコルを格納するプロトコル格納手段と、前記プロトコルを変換する内容に関するパラメータ情報を格納するパラメータ情報格納手段と、前記通信端末装置の機種に関する機種情報および前記送受信する情報の機能に関する機能情報を認識する送受信条件認識手段と、この送受信条件認識手段にて認識した前記機種情報および前記機能情報に基づいて、前記通信端末装置の機種および送受信する前記情報の機能に対応して前記情報の送受信が可能に前記プロトコルを適宜変換させるプロトコル変換手段と、このプロトコル変換手段にて変換されたプロトコルを用いて前記情報を前記通信端末装置と送受信する情報送受信手段と、を具備し、前記プロトコル変換手段は、前記機種情報および前記機能情報に基づいて対応する前記プロトコルを前記プロトコル格納手段から選出するセレクタ部と、前記機種情報および前記機能情報に基づいて対応する前記パラメータ情報および前記プロトコルの変換する状態の指令に関するスクリプト情報を取得し、前記スクリプト情報の指令に従って前記取得したパラメータ情報により対応する前記プロトコルを変換するスクリプト処理手段と、を備えたことを特徴とした情報処理装置である。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の情報処理装置と、ネットワークを介して前記情報処理装置と接続され、前記プロトコル、前記パラメータ情報および前記スクリプト情報のうちの少なくともいずれか1つを前記情報処理装置に提供するサーバ装置と、を具備したことを特徴とした情報処理システムである。
【0012】
請求項9に記載の発明は、演算手段により無線媒体を利用して情報を送受信する通信機能を備え各種機能で動作する携帯型の通信端末装置の前記機能に関し、前記通信端末装置を動作させる機能で利用される情報を、前記通信端末装置毎に異なるプロトコルを用いて前記通信端末装置と送受信するための情報処理方法であって、前記情報を送受信するためのプロトコルを格納するプロトコル格納手段と、前記プロトコルを変換する内容に関するパラメータ情報を格納するパラメータ情報格納手段と、を用い、前記演算手段は、前記通信端末装置の機種に関する機種情報および前記送受信する情報の機能に関する機能情報を認識する工程と、これら認識した前記機種情報および前記機能情報に基づいて、所定のプロトコルを前記通信端末装置の機種および前記送受信する情報の機能に対応した前記プロトコルに変換し、前記機種情報および前記機能情報に基づいて対応する前記プロトコルを前記プロトコル格納手段から選出し、前記機種情報および前記機能情報に基づいて対応する前記パラメータ情報および前記プロトコルの変換する状態の指令に関するスクリプト情報を取得し、前記スクリプト情報の指令に従って前記取得したパラメータ情報により対応する前記プロトコルを変換する工程と、この変換したプロトコルを用いて前記情報を前記通信端末装置と送受信する工程と、を実施することを特徴とする情報処理方法である。
【0013】
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の情報処理方法を演算手段に実行させる ことを特徴とした情報処理プログラムである。
【0014】
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の情報処理プログラムが演算手段にて読取可能に記録されたことを特徴とした情報処理プログラムを記録した記録媒体である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の情報処理システムの一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は情報処理システムを示す概略構成図である。図2は、情報処理システムを示すブロック図である。図3は、端末装置の内部構成を示すブロック図である。図4は、通信プロトコルの構成を示す説明図である。図5は、スクリプト型モジュールDBのテーブル構造を示す説明図である。図6は、サーバ装置のユーザDBのテーブル構造を示す説明図である。図7は、サーバ装置のサービス機能DBのテーブル構造を示す説明図である。図8は、機能情報DBのテーブル構造を示す説明図である。
【0016】
〔情報処理システムの構成〕
図1において、100は情報処理システムで、この情報処理システム100は、情報を送受信するための通信プロトコルを処理するシステムである。そして、この情報処理システム100は、ネットワーク200と、情報処理装置としての端末装置300と、端末装置としての携帯端末装置400と、情報処理装置としても機能するサーバ装置500と、を備えている。
【0017】
ネットワーク200は、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)などの汎用のプロトコルに基づくインターネットやイントラネットなどとして構成される。また、ネットワーク200は、例えば無線媒体201を用いて図示しない基地局を介して情報を送受信するための通信網としても作用する。そして、このネットワーク200には、端末装置300と、携帯端末装置400と、サーバ装置500とが接続されている。
【0018】
端末装置300は、例えば端末本体311、端末入力装置312、端末表示装置313などを備えた汎用のコンピュータなどである。この端末装置300の端末本体311は、例えば図2に示すように、送受信条件認識手段としても機能する演算手段としての端末演算手段320と、プロトコル格納手段としての端末記憶手段330と、を備えている。なお、本発明における演算手段としては、例えば1つのパーソナルコンピュータ、複数のコンピュータをネットワーク状に組み合わせた構成、マイクロコンピュータなどの素子、あるいは複数の電子部品が搭載された回路基板などをも含む。
【0019】
端末演算手段320には、情報処理システム100を利用するためのアプリケーションソフトウェアがインストールされ、ネットワーク部321と、データベース(DB)ブリッジ部322と、シリアルポート323と、USB(Universal Serial Bus)ポート324と、IrDAポート325と、COMブリッジ部326と、アプリケーション部327と、プロトコル変換手段としての通信エンジン部328と、が構成されている。また、端末演算手段320は、端末入力装置312の入力操作により設定入力された設定内容を認識したり、端末表示装置313の表示制御などをも実施する。端末記憶手段330には、データベース管理システム(database management system:DBMS)331と、実行ファイル型モジュールDB332と、パラメータ情報格納手段としてのスクリプト型モジュールDB333と、が構成されている。
【0020】
ネットワーク部321は、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)やUDP(User Datagram Protocol)などにより、ネットワーク200であるインターネット上でホームページなどを閲覧するなど情報を送受信する。このネットワーク部321は、アプリケーション部327に接続され、アプリケーション部327により制御されて適宜ネットワーク200を介して各種情報を送受信する。
【0021】
DBブリッジ部322は、端末記憶手段330に接続され、端末記憶手段330と情報を送受信、すなわち端末記憶手段330からの情報の読み出しや端末記憶手段330への情報の書き込みなどを実施する。このDBブリッジ部322は、アプリケーション部327に接続され、アプリケーション部327により制御されて端末記憶手段330と情報を送受信する。
【0022】
シリアルポート323は、例えばケーブル線314を介して携帯端末装置400に着脱可能に接続され、携帯端末装置400と情報を送受信する。このシリアルポート323は、COMブリッジ部326に接続されている。
【0023】
USBポート324は、例えば各種端末装置300や端末入力装置312、端末表示装置313あるいは印刷装置やイメージスキャナなどの図示しない周辺機器と着脱可能に接続され、これら周辺機器と情報を送受信する。このUSBポート324は、COMブリッジ部326に接続されている。なお、周辺機器が接続されていなくてもよい。
【0024】
IrDAポート325は、赤外線通信協会(Infrared Data Association:IrDA)の規格で、赤外線を利用して周辺機器と情報を送受信するためのポートである。このIrDAポート325は、COMブリッジ部326に接続されている。
【0025】
COMブリッジ部326は、シリアルポート323、USBポート324、IrDAポート325などの各種ポートが接続され、携帯端末装置400や各種周辺機器と情報を送受信するための処理をする。すなわち、各ポート323,324,325に対応して送受信可能に情報を処理する。このCOMブリッジ部326は、通信エンジン部328に接続されている。
【0026】
アプリケーション部327は、ネットワーク部321を制御してネットワーク200を介してサーバ装置500と情報を送受信する。また、アプリケーション部327は、DBブリッジ部322を介して端末記憶手段330から情報を読み出すとともに情報の書き込み処理をする。さらに、アプリケーション部327は、通信エンジン部328に接続され、シリアルポート323に接続された携帯端末装置400との情報の送受信を実施させるための制御をする。
【0027】
通信エンジン部328は、アプリケーション部327による制御に基づいて、適宜端末記憶手段330に記憶された情報を用いて、接続された携帯端末装置400と情報を送受信する。この通信エンジン部328は、図3に示すように、アプリケーション・インターフェース部328aと、セレクタ部328bと、スクリプト処理手段としてのスクリプト・デコード部328cと、情報送受信手段としてのシリアルインターフェース部328dと、ロンギングデバック部328eとを有している。
【0028】
アプリケーション・インターフェース部328aは、アプリケーション部327と接続され、アプリケーション部327からの各種制御信号を取得して、通信エンジン部328で処理させるためのデータに変換する。
【0029】
セレクタ部328bは、アプリケーション・インターフェース部328aから取得した情報に基づいて、例えば端末入力装置312で設定された内容に対応する情報を選出する。この端末入力装置312で設定された内容は、携帯端末装置400と情報を送受信するための各種情報、例えば携帯端末装置400の機種などの固有の特定情報や、携帯端末装置400を特定する情報などである。
【0030】
ここで、機能情報としては、例えば携帯電話の場合では、電話帳を管理する電話帳機能、メールを管理するメール機能、着信メロディを管理する着メロ機能、待ち受け画像データなどの待ち受け情報を管理する待ち受け機能などが例示できる。また、対応する情報としては、例えば図4に示すように、特定情報に基づいてその携帯端末装置400と情報を送受信するための通信プロトコルである基本プロトコル、機能情報に基づいて各種機能で処理される携帯端末装置400に格納された各種情報、例えば電話帳データ、メールデータ、着メロデータ、待ち受けデータなどの各種機能データを送受信するための通信プロトコルである拡張プロトコルなど、通信プロトコルモジュール332aである。
【0031】
そして、これら通信プロトコルモジュール332aは、アプリケーションソフトウェアのインストールの際に、端末記憶手段330の実行ファイル型モジュールDB332として格納される。すなわち、アプリケーション部327により、端末入力装置312で設定された内容に基づいて、端末記憶手段330から所定の通信プロトコルモジュール332aを読み取り、セレクタ部328bで適宜通信プロトコルモジュール332aを選出して携帯端末装置400と機能データなどの情報を送受信するための通信プロトコルを設定する。
【0032】
スクリプト・デコード部328cは、セレクタ部328bで選出した通信プロトコルモジュール332aを適宜スクリプト情報333aに基づいて、接続された携帯端末装置400と機能データなどの情報を送受信できる通信プロトコルに変換する。ここで、スクリプト情報333aは、アプリケーションソフトウェアのインストールの際、あるいは適宜設定により生成されて端末記憶手段330のスクリプト型モジュールDB333として格納される。すなわち、アプリケーション部327により、端末入力装置312で設定された内容に従って、スクリプト型モジュールDB333に格納されたスクリプト情報333aを選択したり、携帯端末装置400に対応するスクリプト情報333aを設定して一旦スクリプト型モジュールDB333に格納する。そして、選択あるいは設定したスクリプト情報333aを用いて、スクリプト・デコード部328cで適宜通信プロトコルモジュール332aを適宜読み取りって適宜変換するなどして実行する。
【0033】
シリアルインターフェース部328dは、セレクタ部328bで設定された通信プロトコルを用いて、シリアルポート323に接続された携帯端末装置400と各種情報を送受信する処理をする。
【0034】
ロンギングデバック部328eは、シリアルインターフェース部328dで通信プロトコルにより処理されて携帯端末装置400から取得した情報の処理状況の情報を端末記憶手段330にログ情報331aとして記憶させる処理をする。このロンギングデバック部328eは、シリアルインターフェース部328dで取得した情報が端末装置300で利用できないような情報としてエラーが生じていた場合、エラーログとして例えば端末表示装置313などに表示させる処理をする。なお、このロンギングデバック部328eは、例えばアプリケーションソフトウェアの出荷前においてのみ情報の送受信や処理状況などをログ情報331aとして取得し、出荷時にはこのロンギングデバック部328eが通信エンジン部328に構成されないアプリケーションソフトウェアの構成としてもよい。
【0035】
一方、端末記憶手段330のDBMS331は、アプリケーションソフトウェアを処理する上で利用される各種情報を適宜呼び出し可能に記憶する。
【0036】
実行ファイル型モジュールDB332は、上述したように、携帯端末装置400と機能データなどの各種情報を送受信するための基本プロトコルモジュールや拡張プロトコルモジュールなどの図4に示す各種通信プロトコルモジュール332aをそれぞれ1つのレコードとして記録するテーブル構造のデータベースである。
【0037】
スクリプト型モジュールDB333は、上述したように、スクリプト・デコード部328cで拡張プロトコル332aを適宜スクリプト情報333aに基づいて変換する内容の情報であるパラメータ情報333bで変換するための図5に示すようなスクリプト情報333aおよびパラメータ情報333bなどを、それぞれ1つのレコードとして記録するテーブル構造のデータベースである。
【0038】
携帯端末装置400は、例えば携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)、携帯情報端末機(personal digital assistant:PDA)、携帯可能なノート型パーソナルコンピュータなど、携帯移動可能な通信機能を備えた通信端末で、携帯端末本体411、携帯端末入力装置412、携帯端末表示装置413などを備えている。この携帯端末装置400は、端末装置300と同様、ネットワーク200であるインターネット上でホームページなどを閲覧するためのブラウザソフトや電子メールソフトなどがインストールされ、ネットワーク200を介して各種情報を送受信可能となっている。また、携帯端末装置400は、通信アンテナ414を有し、ネットワーク200の通信網を介して無線媒体201により情報を送受信可能となっている。さらに、携帯端末装置400には、ケーブル線314を介して端末装置300と接続可能に構成され、端末装置300と情報の送受信が可能となっている。なお、通信網を介しても情報の送受信が可能である。
【0039】
サーバ装置500は、サーバ本体510と、サーバ端末装置520と、を備えている。
【0040】
サーバ端末装置520は、情報処理システム100の管理者の操作により、基本プロトコルモジュールや拡張プロトコルモジュールなどの実行ファイル型モジュールである通信プロトコルモジュール332aや、スクリプト情報333aおよびパラメータ情報333bなどのスクリプト型モジュール、メール機能や着メロ機能などの提供するサービス機能の機能情報などの設定・入力を実施する。この設定・入力の実施により、端末装置300への配信が実施される。
【0041】
サーバ本体510は、例えばネットワーク200と接続されるWWW(World Wide Web)サーバとして構成される。そして、サーバ本体510は、図示しないサーバ記憶手段と、演算手段としても機能するサーバ演算手段と、を備えている。また、サーバ記憶手段は、モジュールDBと、ユーザDBと、サービス機能DBと、機能情報DBと、を備えている。なお、上述したように、本発明における演算手段としては、例えば1つのパーソナルコンピュータ、複数のコンピュータをネットワーク状に組み合わせた構成、マイクロコンピュータなどの素子、あるいは複数の電子部品が搭載された回路基板などをも含む。
【0042】
サーバ記憶手段のモジュールDBは、サーバ端末装置520で設定・入力された通信プロトコルモジュール332aやスクリプト型モジュールなどを呼び出し可能に記憶する。すなわち、各モジュール332a,333a,333bをそれぞれ1つのレコードとして記録したテーブル構造のデータベースとして構成される。
【0043】
ユーザDBは、ネットワーク200を介して端末装置300から出力されたユーザ情報531、例えば図6に示すように、ユーザ名情報531a、ユーザを特定するシリアルナンバ情報531b、ユーザが利用する金融システムにおけるキャッシュカードナンバ情報531c、ユーザの住所情報531d、ユーザのメールアドレス情報531e、携帯端末装置400である携帯電話の番号などを1つのレコードとして記録したテーブル構造のデータベースとして構成される。なお、ユーザ情報531は、ネットワーク200を介して取得した情報に限らず、サーバ端末装置520で設定入力されたユーザ情報531も記憶可能である。
【0044】
サービス機能DBは、ユーザが利用するサービス機能の内容に関するサービス内容情報532を格納、例えば図7に示すように、シリアルナンバ情報531bに関連付けられたメール機能や待ち受け機能などの各種機能を所定の携帯端末装置400で利用するための各種ソフトウェアモジュール532aなどを1つのレコードとして記録したテーブル構造のデータベースとして構成される。サービス内容情報532は、端末装置300で設定されてネットワーク200を介して取得した内容に基づいて生成する場合に限らず、サーバ端末装置520で設定入力されたものをも記憶可能である。
【0045】
機能情報DBは、サーバ端末装置520で設定入力したサービス機能自体の内容に関する機種対応機能情報533を格納、例えば図8に示すように、ユーザに提供するサービス機能である機能情報についての内容で、携帯端末装置400の機種情報533a、機能内容情報533b、機能のモジュール情報533c、機能のバージョン情報533dなどを1つのレコードとして記録したテーブル構造のデータベースとして構成される。
【0046】
また、サーバ演算手段は、ネットワーク200を介して接続された端末装置300や携帯端末装置400と各種情報の送受信を実施する。すなわち、サーバ記憶手段に格納された情報を端末装置300や携帯端末装置400に送信するとともに、端末装置300や携帯端末装置400から送信される情報を受信し、サーバ記憶手段に格納させる処理をする。
【0047】
〔情報処理システムの動作〕
次に、上記情報処理システムの動作について図面を参照して説明する。
【0048】
(携帯端末装置のデータ編集)
まず、携帯端末装置の各種データの編集などのために、端末装置および携帯端末装置間での情報の送受信の動作について図面を参照して説明する。図9は、通信プロトコルを説明する説明図である。図10は、データ編集の処理動作を示すシーケンス図である。
【0049】
あらかじめ、端末装置300に、情報処理システム100のアプリケーションソフトウェアをインストールしておく。また、端末装置300に携帯端末装置400を例えばケーブル線314を介して接続する。そして、端末表示装置313の画面表示に従って、端末入力装置312を操作し、携帯端末装置400で利用されている各種機能の機能データを処理、例えば端末装置300に転送するなどの処理を設定入力する。具体的に、携帯端末装置400として携帯電話とし、端末装置300で携帯電話の電話帳機能の電話帳データ、メール機能のメールデータ、着メロ機能の着メロデータ、待ち受け機能の待ち受け画像データを適宜処理する場合を例示して説明する。
【0050】
まず、端末装置300の端末入力装置312の入力操作にて、接続された携帯端末装置400の機種、すなわち複数のうちのいずれかの通信網を利用するものであって、いずれかの製造メーカのいずれかの機種であるかの機種情報533aを設定入力する。なお、設定入力に限らず、例えばアプリケーション部327や通信エンジン部328などにて自動的に認識する構成としてもよい。さらに、携帯端末装置400からの送信させるいずれかの機能データ、例えば電話帳データ、メールデータ、着メロデータおよび待ち受け画面データを選択して設定入力する。
【0051】
この携帯端末装置400の設定入力により、端末装置300のアプリケーション部327は通信エンジン部328を適宜制御する。そして、通信エンジン部328のセレクタ部328bは、設定入力された機種情報533aおよび送受信させる機能データに対応する機能の機能情報に基づいて、端末記憶手段330の実行ファイル型モジュールDB332に記憶された所定の拡張プロトコル332aを選択する。
【0052】
例えば、図9(a)に示すように、携帯端末装置400の機種が「A123b」では、拡張プロトコル332aとして機能Aデータを送受信するための「プロトコルA」、機能Bデータを送受信するための「プロトコルB」、機能Cデータを送受信するための「プロトコルC」、機能Dデータを送受信するための「プロトコルD」が必要となる。このため、セレクタ部328bは、拡張プロトコル332aとして、「プロトコルA−C」、「プロトコルB」、「プロトコルD−E」を取得する。また、機種が「B123b」では、図9(b)に示すように、同様に「プロトコルE」、「プロトコルA」、「プロトコルC」および「プロトコルB」が必要となるため、「プロトコルD−E」、「プロトコルA−C」、「プロトコルB」を取得する。さらに、機種が「JB456」では、図9(c)に示すように、「プロトコルA」、「プロトコルC」、「プロトコルF」および「プロトコルE」が必要となるため、「プロトコルA−C」、「プロトコルF」、「プロトコルD−E」を取得する。
【0053】
さらに、通信エンジン部328のスクリプト・デコード部328cは、端末記憶手段330のスクリプト型モジュールDB333から、所定のスクリプト情報333aおよびパラメータ情報333bを取得する。例えば、パラメータ情報333bとして、例えば「パラメータA」、「パラメータC」および「パラメータD」を取得する。同様に、機種「B123b」では、「パラメータE」、「パラメータA」および「パラメータC」を取得し、機種「JB456」では、「パラメータA」、「パラメータC」および「パラメータE」を取得する。スクリプト情報333aは、端末入力装置312の入力操作により、携帯端末装置400の機種や処理する機能に対応して設定された例えば図5に示すような内容である。
【0054】
そして、スクリプト・デコード部328cは、スクリプト情報333aに基づいてパラメータ情報333bで拡張プロトコル332aを機種情報533aおよび機能情報に対応する拡張プロトコル332aに適宜変換する。なお、変換が必要ない、すなわちスクリプト情報333aで変換する旨が指定されていない拡張プロトコル332aはそのままとする。例えば、機種が「A123b」では、スクリプト情報333aにより、「プロトコルA−C」を「パラメータA」で処理して「拡張プロトコルA」に変換し、「プロトコルA−C」を「パラメータC」で処理して「プロトコルC」に変換し、「プロトコルD−E」を「パラメータD」で処理して「プロトコルD」に変換し、「プロトコルB」はそのまま「拡張プロトコルB」とする。このような処理により、例えば図9に示すように、機種「A123b」では、機種や処理する機能に対応する所望の基本プロトコル332aや拡張プロトコル332aである「拡張プロトコルA」、「拡張プロトコルB」、「拡張プロトコルC」および「拡張プロトコルD」を取得する。
【0055】
この後、通信エンジン部328のシリアルインターフェース部328dは、適宜処理された基本プロトコル332aや拡張プロトコル332aを用いて、携帯端末装置400と所定の信号を応答させ、機能Aデータ、機能Bデータ、機能Cデータおよび機能Dデータを順次受信する。すなわち、例えば機種が「A123b」では、図10に示すように、拡張プロトコル332aの「拡張プロトコルA」を用いて、シリアルインターフェース部328dは、携帯端末装置400に機能Aに関する機能Aデータの有無を問う旨の情報である「コマンドA1」を携帯端末装置400に送信する。そして、携帯端末装置400から機能Aデータがある旨の情報である「レスポンスA1」を端末装置300に出力する。この「レスポンスA1」を受信したシリアルインターフェース部328dは、機能Aデータの送信指令に関する情報である「コマンドA2」を携帯端末装置400に送信する。これにより、携帯端末装置400は、「レスポンスA2」として機能Aデータを端末装置300に送信する。そして、機能Aデータを受信した端末装置300は、機能Aデータを受信した旨の「コマンドA3」を携帯端末装置400に送信し、機能Aデータを送受信するための処理が終了する。このようにして、順次電話帳機能やメール機能、着メロ機能、待ち受け画面機能などの各種機能データを取得する。
【0056】
そして、順次機能データを取得した通信エンジン部328は、ロンギングデバック部328eで適宜機能データの送受信に関するログ情報331aを端末記憶手段330に記憶させ、エラーなく適切に機能情報を取得したことを認識すると、携帯端末装置400のデータ編集処理を終了する。なお、上述したように、アプリケーションソフトウェアの出荷前である開発段階での確認の際に実施し、通常の送受信や処理の際のエラーは監視しない構成としてもよい。
【0057】
(携帯端末装置の機能拡張)
次に、携帯端末装置の機能拡張のための動作について図面を参照して説明する。図11は、拡張する機能をネット配信により取得するための動作を示すフローチャートである。図12は、ウエッブブラウザなどによる画面表示で表示される機能設定画面を示す概念図である。図13は、ウエッブブラウザなどによる画面表示で表示される機能要求画面を示す概念図である。なお、図12および図13において、画面表示は、ウエッブブラウザによるものに限らず、アプリケーション部327にて適宜処理した画面表示などの別途開発された画面表示などでもできる。
【0058】
まず、あらかじめ、端末装置300に、情報処理システム100のアプリケーションソフトウェアをインストールしておく。また、端末装置300に携帯端末装置400を例えばケーブル線314を介して接続する。そして、情報処理システムが利用できるように、あらかじめシリアルナンバを取得する。このシリアルナンバは、例えばアプリケーションソフトウェア毎にそれぞれ添付された固有のシリアルナンバや、アプリケーション部327によりネットワーク部321にてネットワーク200を介してサーバ装置500に接続し、ユーザ名情報531aやキャッシュカードナンバ情報531c、住所情報531d、メールアドレス情報531eなどのユーザ情報531をサーバ装置500に送信して会員登録によりサーバ装置500から送信されるシリアルナンバ情報531bなどから取得する。
【0059】
そして、図11に示すように、端末表示装置313の画面表示に従って、端末入力装置312を操作し、携帯端末装置400の機能拡張、例えば携帯端末装置400で利用できる機能を増やすなどの処理を設定入力する。この機能の拡張の旨の設定入力により、端末表示装置313に表示される画面表示に従って、その拡張する機能のソフトウェアモジュール532aであるライセンスキーを取得する旨を、端末入力装置の入力操作にて設定入力する(ステップS1)。具体的には、図12に示すように、ウエッブブラウザやアプリケーション部327の制御などによる画面表示で表示される機能設定画面610に従って設定入力する。この機能設定画面610には、機種情報533aを設定入力する機種リストボックス611と、拡張する機能に関する機能情報を設定する機能リストボックス612とを有する。なお、機能リストボックス612は、図12に示すように、既に利用している機種や利用できない機種などは選択できないように他の表示とは異なる表示形態とするとよい。
【0060】
この後、図11に示すように、端末入力装置312の入力操作にて、機能リストボックス612で選択した機能の拡張を要求する場合には、画面表示に従って要求する旨を設定入力する(ステップS2)。具体的には、図13に示すように、ウエッブブラウザやアプリケーション部327の制御などによる画面表示で表示される機能要求画面620に切り替え、この機能要求画面620に従って設定入力する。この機能要求画面620には、図12に示す機能リストボックス612で選択された機能が表示されるテキストボックス621と、このテキストボックス621に表示される機能の拡張を要求する旨、すなわち機能をネット配信により購入する旨を設定するコマンドボタン622と、表示される機能ではなくキャンセルする旨のコマンドボタン623とを有している。そして、コマンドボタン622を端末入力装置312で入力操作することにより、所定の機能の拡張を要求する旨が設定入力される。
【0061】
この所定の機能の拡張を要求する旨の設定入力により、図11に示すように、アプリケーション部327はネットワーク部321を制御してネットワーク200を介してサーバ装置500に接続する。そして、アプリケーション部327は、機能拡張の要求の際に別途設定入力されたシリアルナンバ情報531bと、機能設定画面610の機種リストボックス611で選択された機種の機種情報533aと、機能リストボックス612で選択された機能の機能情報とを、サーバ装置500に送信する。そして、サーバ装置500がシリアルナンバ情報531b、機種情報および機能情報を受信することにより(ステップS3)、適宜認証や与信などを実施し、機種情報533aおよび機能情報に基づいて、要求された機能が対象となる携帯端末装置400に対応した機能のソフトウェアモジュール532aであるライセンスキーを送信する(ステップS4)。
【0062】
そして、端末装置300は、サーバ装置500から送信されるライセンスキーを受信すると(ステップS5)、受信したライセンスキーがエラーなく受信できたか否かを判断し、エラーなく良好に受信した場合には受信を確認した旨の情報をサーバ装置500に送信する(ステップS6)。なお、エラーがある場合には、再度送信を要求する旨をサーバ装置500に要求し、再送信させる。
【0063】
そして、受信を確認した旨の情報を受信したサーバ装置500は(ステップS7)、新たに配信した機能に関する機能情報をシリアルナンバ情報531bと関連付けてサーバ記憶手段のサービス機能DBにサービス内容情報532として記憶させ、新たに配信した拡張した機能を登録する(ステップS8)。この後、サーバ装置500は、シリアルナンバ情報531bに基づいて、ユーザ情報531のキャッシュカードナンバ情報531cを用いて決済処理する(ステップS9)。例えば各金融機関が管理する付加価値通信網(Value-Added Network:VAN)であるいわゆる金融VANに構築されたファームバンキング(Firm Banking:FB)を利用して決済処理したり、決済処理する旨の表示により、管理者に決済処理を促す案内を報知する処理などをする。
【0064】
また、サーバ装置500から送信される登録した旨の情報を端末装置300が受信すると(ステップS10)、ステップS5で受信したライセンスキーを用いて、携帯端末装置400と適宜情報を送受信して携帯端末装置400で機能が利用できるように設定する(ステップS11)。例えば、端末装置300は、基本プロトコル332aを読み取り、この基本プロトコル333aを用いて取得したライセンスキーを携帯端末装置400に送信してライセンスキーが利用できるように設定、すなわちインストールさせる。
【0065】
(携帯端末装置の機能更新)
次に、携帯端末装置の機能更新のための動作について図面を参照して説明する。図14は、機能を更新するための動作を示すフローチャートである。
【0066】
まず、あらかじめ、端末装置300に、情報処理システム100のアプリケーションソフトウェアをインストールしておく。また、端末装置300に携帯端末装置400を例えばケーブル線314を介して接続する。そして、上述したように、情報処理システムが利用できるように、あらかじめシリアルナンバを取得する。
【0067】
そして、端末表示装置313の画面表示に従って、端末入力装置312を操作し、携帯端末装置400で利用されている機能を更新する旨の設定入力をする。この機能の更新の旨の設定入力により、端末装置300は接続されている携帯端末装置400と適宜情報を送受信し、現在利用できる機能の機能情報であるモジュール情報533cおよび機能のバージョンに関するバージョン情報533dを取得する。
【0068】
この後、アプリケーション部327は、ネットワーク部321を制御して、ネットワーク200を介してサーバ装置500に接続する。そして、アプリケーション部327は、更新する機能があるか否かを問い合わせる旨の情報をサーバ装置500に送信する(ステップS21)。このステップS21の情報の送信の再、携帯端末装置400から取得した全ての機能のモジュール情報533cと各機能のバージョン情報533dとを合わせて送信する。
【0069】
そして、端末装置300から送信された情報を受信したサーバ装置500は(ステップS22)、サーバ記憶手段の機能情報DBに格納された機種対応機能情報533と比較し(ステップS23)、更新する機能があるか否かを判断する(ステップS24)。すなわち、取得したモジュール情報533cのバージョン情報533dと、機種対応機能情報533のモジュール情報533cのバージョン情報533dとを比較する。そして、バージョン情報533dの数値が大きいか否かを判断し、機種対応機能情報533のバージョン情報533dの方が大きくないと判断した場合、そのバージョン情報533dのモジュール情報533cは新しくないと判断する。この後、更新するデータがない旨の案内を作成、あるいはあらかじめ用意されている案内をサーバ記憶手段から読み取るなどして取得し(ステップS25)、端末装置300に送信する(ステップS26)。
【0070】
また、ステップS24において、機種対応機能情報533のバージョン情報533dの方がバージョン情報533dの数値が大きいと判断した場合、そのバージョン情報533dのモジュール情報533cが新しく更新されていると判断する。そして、その新しくなったモジュール情報533cに対応するソフトウェアモジュール532aをサーバ記憶手段から読み取り(ステップS27)、ステップS26に進んで読み取ったソフトウェアモジュール532aを端末装置300に送信する。
【0071】
そして、サーバ装置500から送信される案内や更新されたソフトウェアモジュール532aを受信した端末装置300は(ステップS28)、案内やソフトウェアモジュール532aがエラーなく適切に受信できたか否かを判断する(ステップS29)。ステップS29で、エラーなく適切にソフトウェアモジュール532aを受信したと判断した場合には、取得した機能を更新する処理をする。例えば、端末装置300は、基本プロトコル333aを読み取り、この基本プロトコル333aを用いて取得したソフトウェアモジュール532aを携帯端末装置400に送信して新たなソフトウェアモジュール532aに更新、すなわちインストールさせる処理をする(ステップS30)。
【0072】
また、ステップS29で、受信にエラーが生じたと判断した場合には、エラー処理を実施し(ステップS31)、更新する処理を終了する。このステップS31でのエラー処理としては、例えば、再度ソフトウェアモジュール532aや案内の情報の送信を要求する旨をサーバ装置500に要求して再送信させたり、エラーが生じた旨を表示させるなどが例示できる。
【0073】
〔情報処理システムの作用効果〕
上述したように、上記実施の形態では、各種機能で動作する携帯端末装置400の機能に関する機能データを、携帯端末装置400毎に異なる通信プロトコルモジュール332aを用いて携帯端末装置400と送受信するための情報処理システム100を構成する端末装置300であって、機能データを送受信するための通信プロトコルモジュール332aを格納する端末記憶手段330の実行ファイル型モジュールDB332と、携帯端末装置400の機種に関する機種情報533aおよび送受信する機能データの機能に関する機能情報を認識する端末演算手段320と、携帯端末装置400の機種および送受信する機能データの機能に対応して機能データの送受信が可能に通信プロトコルモジュール332aを適宜変換させる通信エンジン部328と、この通信エンジン部328にて変換された通信プロトコルモジュール332aを用いて機能データを送受信するシリアルインターフェース部328dと、を設ける。
【0074】
そして、端末演算手段320により、携帯端末装置400の機種に関する機種情報533aおよび送信する機能データに関する機能情報を認識し、通信エンジン部328により、認識した機種情報533aおよび機能情報に基づいて通信プロトコルモジュール332aを携帯端末装置400の機種および送受信する機能データの機能に対応した通信プロトコルモジュール332aに変換する。そして、シリアルインターフェース部328dにて、変換した通信プロトコルモジュール332aを用いて機能データを携帯端末装置400と送受信する。
【0075】
このため、類似する通信プロトコルモジュール332aを共通化して、適宜各携帯端末装置400の機種毎でかつ各機能毎に対応するように一部を変更・追加・削除するなどの簡易な変換をすればよく、各携帯端末装置400の機種毎でかつ各機能毎に対応した膨大な通信プロトコルモジュール332aを用意する必要がなく、機能データを送受信するための通信プロトコルモジュール332aの情報量を低減でき、処理負荷が低減して処理の高速化が図れ、情報処理の対応性を向上できる。さらには、新たな機種や新たな機能、あるいは機種の設定の変更などでも、その機種の所定の機能データを送受信するための通信プロトコルモジュール332aに類似する通信プロトコルモジュール332aの一部を変更することで容易に対応でき、別途通信プロトコルモジュール332aを追加する必要がなく、対応が容易で、汎用性を向上できる。
【0076】
そして、通信エンジン部328は、端末入力装置312で設定入力された機種情報533aおよび機能情報に基づいて、スクリプト・デコード部328cにより、通信プロトコルモジュール332aを変換する内容に関するパラメータ情報333bを用いて、通信プロトコルモジュール332aの変換する状態の指令に関するスクリプト情報333aを設定し、このスクリプト情報333aに基づいて対応するパラメータ情報333bで通信プロトコルモジュール332aを変換させる。このため、共通化した通信プロトコルモジュール332aを変換する情報量の少ないパラメータ情報333bおよび情報量の少ないスクリプト情報333aを利用するので、各携帯端末装置400の機種毎でかつ各機能毎に対応した膨大な通信プロトコルモジュール332aを用意する場合に比して全体としての情報量を容易に低減できる。さらには、新たな機種や新たな機能、あるいは機種の設定の変更などでも、それらに対応するパラメータ情報333bおよびスクリプト情報333aを用いればよく、容易に汎用性の向上が図れる。
【0077】
さらに、スクリプト情報333aとして、機種情報533aおよび機能情報に基づいて設定することにより、各機種毎および機能毎にスクリプト情報333aを用意しておく必要がなく、より情報量を低減できるとともに、例えば携帯電話などの利用する機能が多数あり、送受信させる機能データの種類を適宜組み合わせても容易に対応できる。
【0078】
なお、別途スクリプト情報333aを用意しておき、スクリプト型モジュールDB333などに格納させるようにしてもよい。この場合には、既にスクリプト情報333aがあるため、対応するスクリプト情報333aを選択すればよく、処理の高速化が容易に図れる。
【0079】
そして、携帯端末装置400として携帯電話やPHS、PDAなどの通信機能を備えた携帯型の通信端末とし、携帯端末装置400を動作させる機能で利用されるデータを送受信させる。このため、機能が複数あり通信プロトコルモジュール332aが膨大となる携帯端末装置400と各機能毎で利用する複数の機能データを送受信する場合に、特に良好に情報量の減少を図ることができ、また、携帯電話のように新機種や新機能、機能変更などが開発される場合でも、その都度アプリケーションソフトウェアを更新する必要がなく、単にパラメータ情報333bおよびスクリプト情報333aを用意し、これらを用いることにより対応でき、特に良好に対応できる。
【0080】
また、サーバ装置500で適宜新機種や新機能、機能変更などに対応して共通化された拡張プロトコル332aやパラメータ情報333b、スクリプト情報333aなどを用意して配信可能とし、適宜端末装置300で取得して携帯端末装置400と機能データの送受信をするようにすることで、対応する携帯端末装置400のみの拡張プロトコル332aやパラメータ情報333b、スクリプト情報333aなどを取得すればよく、端末装置300にインストールする情報量をさらに減少でき、端末装置300の処理負荷の低減、処理速度の高速化が容易に図れる。
【0081】
さらに、サーバ装置500で、機能のソフトウェアであるソフトウェアモジュール532aを配信可能とすることで、携帯端末装置400の機能の追加もできるようになり、必要な機能だけを携帯端末装置400にインストールすればよく、携帯端末装置400の処理負荷の低減、処理速度の高速化が容易に図れる。さらには、利用者の利用状況に対応して携帯端末装置400に利用する機能のソフトウェアモジュール532aのみをインストールさせることで、コストの低減が図れ、利用の拡大が容易に図れる。さらには、ユーザに付与するライセンスや機能などの管理が容易にできる。
【0082】
また、ソフトウェアモジュール532aをサーバ装置500から送信する構成とすることにより、サーバ装置500で集約してソフトウェアモジュール532aを管理でき、ソフトウェアモジュール532aの更新なども容易にできる。さらに、ソフトウェアモジュール532aのバージョン情報533dを管理するため、携帯端末装置400の機能のソフトウェアモジュール532aを適宜新しいソフトウェアモジュール532aに更新させることができ、より利用の拡大が容易に図れる。
【0083】
そして、情報処理システム100を利用するためのアプリケーションソフトウェアをパーソナルコンピュータなどの端末装置300にインストールして、端末装置300を情報処理装置として利用する構成としたため、携帯端末装置400の機能データの編集などが汎用のコンピュータなどの端末装置300で可能となり、容易に利用の拡大を図ることができる。
【0084】
また、アプリケーションソフトウェア自体もサーバ装置500から配信可能とする構成により、例えばCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)やDVD−ROM(Digital Versatile Disc - Read Only Memory)などの記録媒体を用いることなく、単にネットワーク200を介してアプリケーションソフトウェアをダウンロードしてインストールすればよく、より利用の拡大を容易に図ることができる。
【0085】
〔実施の形態の変形〕
なお、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
【0086】
すなわち、サーバ装置500を用いた情報処理システム100として説明したが、サーバ装置500を用いず、単に端末装置300と携帯端末装置400とで機能データの送受信や機能のソフトウェアモジュール532aを送信してインストールさせる構成としてもよい。
【0087】
また、端末装置300は、パーソナルコンピュータなどに限らず、いずれの構成でもできる。すなわち、上述した構成を実施可能なスペックのいずれの装置をも利用できる。同様に、携帯端末装置400も通信機能を備えた通信端末に限らず、端末装置300のようなパーソナルコンピュータなどでもできる。すなわち、端末装置300間で各種データなどの各種情報を送受信するための通信プロトコルを、上述したように適宜変換して情報を送受信させるようにしてもよい。この場合には、処理が異なるパーソナルコンピュータ間でも、上述したように容易に情報の送受信をすることができる。さらに、サーバ装置500についても、上述した構成に限らず、例えば単にサーバのみの構成としてもよく、上述した構成を実施可能なスペックのいずれの装置を利用することもできる。
【0088】
そして、機能の拡張や更新ができる構成として説明したが、単に機能データの送受信のみできる構成としたり、機能データの送受信の他、機能の拡張または更新のいずれか一方のみができる構成としてもよい。
【0089】
また、端末装置300を介して機能の追加や更新をして説明したが、端末装置300を介することなく、ネットワーク200を介してサーバ装置500と携帯端末装置400との間で機能の追加や更新をしてもよい。すなわち、サーバ装置500を端末装置300と同様に機能させてもよい。さらには、端末装置300と携帯端末装置400との間の送受信としてケーブル線314を介して説明したが、無線媒体201を介して送受信させる構成としたり、一旦ネットワーク200を介して送受信させるようにしてもよい。
【0090】
そして、携帯端末装置400とサーバ装置500との間でも情報の送受信ができるように通信網をも含むネットワーク200の構成で説明したが、単にインターネットあるいはイントラネットのみのネットワーク200の構成としてもよい。
【0091】
また、機能のソフトウェアモジュール532aの更新として、端末装置300の入力操作により更新の必要性を判断し、一旦端末装置300にダウンロードしてから携帯端末装置400に転送する構成について説明したが、端末装置300に携帯端末装置400を接続した際に自動的に適宜更新させるようにしたり、携帯端末装置400の利用の際や定期的に、端末装置300を介することなくネットワーク200を介して適宜自動的に更新させるなどしてもよい。
【0092】
そして、情報処理システムを利用するためのアプリケーションソフトウェアをパーソナルコンピュータなどの端末装置300にインストールして、端末装置300を情報処理装置として利用する構成で説明したが、アプリケーションソフトウェアと同様の機能を搭載した回路基板などを端末装置300に組み込んだり、専用の端末装置300としてもよい。
【0093】
また、アプリケーションソフトウェアのインストールの際に、ある程度の拡張プロトコル332aおよびスクリプト情報333aやパラメータ情報333bを端末装置300に格納して説明したが、拡張プロトコル332aおよびスクリプト情報333aやパラメータ情報333bを端末装置300に格納させず、サーバ装置500から受信して利用する構成としてもよい。
【0094】
そして、機能の追加の処理の際にソフトウェアモジュール532aを取得したのちに、決済処理する構成で説明したが、決済処理は別途実施する構成としたり、機能の追加を無料として決済処理しない構成としてもよい。
【0095】
また、更新の処理の際に、機能の追加のように有料として決済処理するようにしてもよい。
【0096】
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における情報処理システムを示す概略構成図である。
【図2】前記一実施の形態における情報処理システムを示すブロック図である。
【図3】前記一実施の形態における端末装置の内部構成を示すブロック図である。
【図4】前記一実施の形態における通信プロトコルの構成を示す説明図である。
【図5】前記一実施の形態におけるスクリプト型モジュールDBのテーブル構造を示す説明図である。
【図6】前記一実施の形態におけるサーバ装置のユーザDBのテーブル構造を示す説明図である。
【図7】前記一実施の形態におけるサーバ装置のサービス機能DBのテーブル構造を示す説明図である。
【図8】前記一実施の形態における機能情報DBのテーブル構造を示す説明図である。
【図9】前記一実施の形態における通信プロトコルを説明する説明図である。
【図10】前記一実施の形態におけるデータ編集の処理動作を示すシーケンス図である。
【図11】前記一実施の形態における拡張する機能をネット配信により取得するための動作を示すフローチャートである。
【図12】前記一実施の形態における機能設定画面を示す概念図である。
【図13】前記一実施の形態における機能要求画面を示す概念図である。
【図14】前記一実施の形態における機能を更新するための動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 情報処理システム
200 ネットワーク
300 情報処理装置としての端末装置
320 送受信条件認識手段として機能する端末演算手段
328 プロトコル変換手段としての通信エンジン部
328c スクリプト処理手段としてのスクリプト・デコード部
328d 情報送受信手段としてのシリアルインターフェース部
330 プロトコル格納手段としての端末記憶手段
332a プロトコルである通信プロトコルモジュール
333 パラメータ情報格納手段としてのスクリプト型モジュールデータベース
333a スクリプト情報
333b パラメータ情報
400 端末装置としての形態端末装置
500 情報処理装置としても機能するサーバ装置
532a ソフトウェアであるソフトウェアモジュール
533a 機種情報
Claims (11)
- 無線媒体を利用して情報を送受信する通信機能を備え各種機能で動作する携帯型の通信端末装置の前記機能に関し、前記通信端末装置を動作させる機能で利用される情報を、前記通信端末装置毎に異なるプロトコルを用いて前記通信端末装置と送受信するための情報処理装置であって、
前記情報を送受信するためのプロトコルを格納するプロトコル格納手段と、
前記プロトコルを変換する内容に関するパラメータ情報を格納するパラメータ情報格納手段と、
前記通信端末装置の機種に関する機種情報および前記送受信する情報の機能に関する機能情報を認識する送受信条件認識手段と、
この送受信条件認識手段にて認識した前記機種情報および前記機能情報に基づいて、前記通信端末装置の機種および送受信する前記情報の機能に対応して前記情報の送受信が可能に前記プロトコルを適宜変換させるプロトコル変換手段と、
このプロトコル変換手段にて変換されたプロトコルを用いて前記情報を前記通信端末装置と送受信する情報送受信手段と、を具備し、
前記プロトコル変換手段は、前記機種情報および前記機能情報に基づいて対応する前記プロトコルを前記プロトコル格納手段から選出するセレクタ部と、前記機種情報および前記機能情報に基づいて対応する前記パラメータ情報および前記プロトコルの変換する状態の指令に関するスクリプト情報を取得し、前記スクリプト情報の指令に従って前記取得したパラメータ情報により対応する前記プロトコルを変換するスクリプト処理手段と、を備えた
ことを特徴とした情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置において、
前記スクリプト処理手段は、前記機種情報および前記機能情報に基づいて前記スクリプト情報を設定することにより取得する
ことを特徴とした情報処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の情報処理装置において、
前記通信端末装置にネットワークを介して前記情報を送受信可能に接続される
ことを特徴とした情報処理装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記情報送受信手段は、前記通信端末装置で動作させる機能のソフトウェアを前記通信端末装置に送信する
ことを特徴とした情報処理装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の情報処理装置と、
ネットワークを介して前記情報処理装置と接続され、前記プロトコル、前記パラメータ情報および前記スクリプト情報のうちの少なくともいずれか1つを前記情報処理装置に提供するサーバ装置と、
を具備したことを特徴とした情報処理システム。 - 請求項5に記載の情報処理システムにおいて、
前記サーバ装置は、前記情報処理装置に前記通信端末装置を動作させる機能のソフトウェアを送信可能である
ことを特徴とした情報処理システム。 - 請求項6に記載の情報処理システムにおいて、
前記サーバ装置は、前記情報処理装置を利用する利用者を特定する特定情報を格納し、前記情報処理装置からの特定情報が格納する前記特定情報と同一であると認識することにより、前記機能のソフトウェアを送信する
ことを特徴とした情報処理システム。 - 請求項6または請求項7に記載の情報処理システムにおいて、
前記サーバ装置は、前記機能のソフトウェアの送信により、決済処理する
ことを特徴とした情報処理システム。 - 演算手段により無線媒体を利用して情報を送受信する通信機能を備え各種機能で動作する携帯型の通信端末装置の前記機能に関し、前記通信端末装置を動作させる機能で利用される情報を、前記通信端末装置毎に異なるプロトコルを用いて前記通信端末装置と送受信するための情報処理方法であって、
前記情報を送受信するためのプロトコルを格納するプロトコル格納手段と、
前記プロトコルを変換する内容に関するパラメータ情報を格納するパラメータ情報格納手段と、を用い、
前記演算手段は、
前記通信端末装置の機種に関する機種情報および前記送受信する情報の機能に関する機能情報を認識する工程と、
これら認識した前記機種情報および前記機能情報に基づいて、所定のプロトコルを前記通信端末装置の機種および前記送受信する情報の機能に対応した前記プロトコルに変換し、前記機種情報および前記機能情報に基づいて対応する前記プロトコルを前記プロトコル格納手段から選出し、前記機種情報および前記機能情報に基づいて対応する前記パラメータ情報および前記プロトコルの変換する状態の指令に関するスクリプト情報を取得し、前記スクリプト情報の指令に従って前記取得したパラメータ情報により対応する前記プロトコルを変換する工程と、
この変換したプロトコルを用いて前記情報を前記通信端末装置と送受信する工程と、を実施する
ことを特徴とする情報処理方法。 - 請求項9に記載の情報処理方法を演算手段に実行させる
ことを特徴とした情報処理プログラム。 - 請求項10に記載の情報処理プログラムが演算手段にて読取可能に記録された
ことを特徴とした情報処理プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002343747A JP4208555B2 (ja) | 2002-11-27 | 2002-11-27 | 情報処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体 |
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