JP4207705B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
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Description
しかし、静止画を正しく静止画と判定しないと垂直解像度が高い静止画像が生成できないことから、動画寄りの判定を行う従来の動き適応型IP変換では、静止画の垂直解像度を犠牲にして絵としての破綻を防止していた。
この特許文献1に記載された方法で時間的に異なる多くの画素情報を反映させる方法としては、たとえば、現フィールドと2フィールド遅延データとの差分、1フィールド遅延データと3フィールド遅延データとの差分、2フィールド遅延データと6フィールド遅延データとの差分、現フィールド遅延データと6フィールド遅延データとの差分といった広範で複雑に組み合わせたフィールド差分を計算する。この各差分を、あらかじめ決められたしきい値と比較してフラグを立て、得られたフラグデータの論理和を算出し、このフラグデータの論理和によって動画と静止画の混合比を決めている。また、空間的に異なる画素の情報を用いる場合としては、特許文献1に記載されているように、補間したい画素の上下合わせて4ラインで補間演算を行う場合などが、これにあたる。
また、4:3の画面を16:9の画像に変換する際に、有効画面領域の上下に黒帯を付けて表示する場合、黒帯と有効画面領域の境界で、上記と同じ理由によりエッジがはっきりしたり、ぼやけたりすることがある。
この方法では、動き検出の結果から、現ライン、1ライン前の出力および1ライン後の出力を用いて3ラインとも動きあり、または、3ラインとも動きなし以外の場合、すなわち、この3ライン内で動きありと無しの画素が隣り合わせる場合、動画と静止画の境界ありと判断する。この境界判定の結果と、動き検出の結果が矛盾する箇所がなくなるようにラインデータの置き換えを行う。
しかし、この特許文献2に記載された方法では、動きの有無の判定が、現ラインと、その時間的に1ライン分前後したラインの動きの判断だけでなされている。このため、動きの有無の判定に時間的に広範な画素情報が反映されないことから、動きの有無の判断が誤ってなされる可能性がある。この場合、動画と静止画の境界に段差ができ、ひどいときにはテロップ等の静止画の輪郭がギザギザになるなどの不都合が生じる。特許文献2に記載された方法は、この点で改善の余地がある。
前記画素データの補間ステップでは、前記動き検出の結果にもとづいて同一フィールド内の複数の画素データを用いた補間により前記インターレース画像のライン間に新たなデータを作成する際、当該補間時にデータを用いる複数の画素の前記履歴値を参照し、前記同一フィールド内で履歴値の差が一定以上の隣接した2画素が検出されたときは、当該2画素の一方のデータを2画素間に拡張して配置する。
また、好適に、前記画素データ補間部は、フィールド内でインターレースの映像信号のデータが存在しないラインの画素データを当該フィールド内の画素データからの補間により生成するフィールド内補間部と、前記ラインの画素データを複数のフィールド内のデータからの補間により生成するフィールド間補間部と、前記フィールド内補間部からの補間データと、前記フィールド間補間部からの補間データとを所定の比率で混合する画素データ混合部と、前記動き検出部の検出結果と前記履歴値を入力し、検出結果により決まる混合比を、前記履歴値が大きいほどフィールド間補間部からの補間データの比率が高まるように変化させる混合比設定部と、を有し、前記フィールド内補間部は、前記履歴値生成部から前記履歴値を入力し、前記2画素が検出されたときに、当該2画素の一方のデータを2画素間に拡張して配置する処理を実行する。
また、フィールド内補間の場合、履歴値が大きい2画素のうち履歴値が小さい画素が動画側境界、履歴値が大きい画素が静止画側境界を構成する。この境界判別は、履歴値を用いているため、一方は動きがあり、他方は動きがない2画素であっても、そのような状態が続かない場合は、履歴値の差が大きくならないので境界と判断されない。したがって、境界の判定精度が高く、テロップなどの輪郭が正しく表示される。
図1に示す画像処理装置1は、大別すると、フィールド遅延部2、フレーム差分演算部3、画素データ補間部4、および、静止画の履歴値生成部5から構成されている。
ここで1フィールドの表示時間(または時間軸上でのフィールド画面間隔)を「F」で表し、位相が進んでいることを「+」、位相が遅れていることを「−」の符号で示す。また、現時点を「0」で表記する。図1に示す状態では、フィールド画像Fi(0)が入力されている時(現時点)において、それより1フィールド表示時間(以下、単に1Fという)だけ前に第1のフィールド遅延部21に入力され、現時点より1Fだけ位相が進んだ隣のフィールド画面Pi(+F)が第1のフィールド遅延部21から出力されている。また、2フィールド表示時間(以下、単に2Fという)だけ現時点より前に第1のフィールド遅延部21に入力され、2Fだけ位相が進んださらに隣のフィールド画面Pi(+2F)が第2のフィールド遅延部22から出力されている。
インターレース表示画面は、絵として完成された画面(1フレーム)を2回の飛び越し走査を経て表示することは先に述べたが、図2において、第1回目の走査による第1フィールド画面に属する画素(あるいは画素データ)を白丸で表示し、第2回目の走査による第2フィールド画面に属する画素(あるいは画素データ)を黒丸で表示しているものとする。この場合、現時点の入力画面Pi(0)と、これより1Fだけ位相が進んだ画面Pi(+F)との組み合わせで1フレームが構成され、そのさらに位相が進んだ隣の画像の組、すなわちPi(+2F)と不図示のPi(+3F)とにより他の1フレームが構成される。図3に示すように、画素を黒丸で示した第2フィールド画面Pi(+F)と、その両側の第1フィールド画面Pi(0)およびPi(+2F)とは、1ライン走査間隔Lだけずれた垂直方向の位置関係にある。また、飛び越し走査であることから、各画面の画素データラインの間隔は2ライン走査間隔(2L)に設定されている。
なお、フィールド内補間部41には、履歴値生成部5により生成された3種類の履歴値が入力されている。これらの履歴値については後述する。
以下、このように同じフィールド内の複数の画素データから生成された動画用の新たな画素データからなるフィールド画面を「動画補間画面Pm」という。
以下、このように異なるフィールドに属する複数の画素データから生成された静止画用の新たな画素データからなるフィールド画面を「静止画補間画面Ps」という。
本実施の形態における画素データ混合部43の混合比Rmixは変更可能となっている。たとえば上記構成では、2つの乗算器の係数が変更可能になっている。
履歴値メモリ52は、画素ごとにアドレスが割り当てられたメモリ空間を有し、アドレスにより指定された画素ごとの保持データ(履歴値)をインクリメント可能に構成されている。なお、図1においては、注目している画素の現時点の履歴値をHk(0)と表記し、1F遅延後の履歴値をHk(+F)、2F遅延後の履歴値をHk(+2F)と表記している。第1の履歴値フィールド遅延部54から1F遅延後の履歴値Hk(+F)が出力され、第2の履歴値フィールド遅延部55から2F遅延後の履歴値Hk(+2F)が出力されている。第2の履歴値フィールド遅延部55の内部の詳細は図示していないが、その内部に設けられた最初のライン遅延部の出力から(1F+2L(2走査ライン))遅延後の履歴値Hk−1(+F)が出力されている。これら3つの履歴値Hk(+F),Hk−1(+F)およびHk(+2F)は、前述したフィールド内補間部41に入力されている。
動き比較部51にフレーム差分Dif(0)が入力されると、動き比較部51は、入力したフレーム差分Dif(0)を所定の基準REFと比較して、入力したフレーム差分Dif(0)が基準REFより大きければ(または以上であれば)「動画」、入力したフレーム差分Dif(0)が基準REF以下(または未満)であれば「静止画」といった判断を行う。動き比較部51は、「静止画」との判断を行うたびに、たとえばハイレベルのパルスを出力するような信号S51を出力しており、履歴値メモリ52は、この信号S51でハイレベルのパルスが立つたびに、記憶している当該画素の履歴値Hk(0)をインクリメントし、出力する。履歴値Hk(0)は1Fずつ2回遅延され、その過程で、上記した3つの履歴値Hk(+F),Hk−1(+F)およびHk(+2F)が取り出されフィールド内補間部41に送られる。同時に、2F遅延後の履歴値Hk(+2F)が履歴値メモリ52に送られ、履歴値メモリ52の記憶内容は履歴値Hk(+2F)により書き換えられる。このため、フィールド内補間部41に出力された履歴値Hk(+2F)を基礎として静止画と判断されるたびに履歴値が1つずつ加算される仕組みになっている。履歴値算出がフレーム差分Dif(0)にもとづいて行われることから、この点では、図3に示す画素Dk(0)またはDk(+2F)で履歴値をカウントすることが望ましい。一方、図5に示すようにフィールド間補間で画素Dk(+2F)が用いられ、画素Dk(0)は用いられない。その意味で、画素Dk(+2F)で履歴値をカウントすることが望ましく、本実施の形態では、履歴値Hk(0)を2F遅延させた後、フィールド内補間に用いることとしている。
なお、この動き比較部51と前述したフレーム差分演算部3とは、本発明の「動き検出部」の一実施態様を構成する。
図6に示す処理がスタートする時点では、履歴値メモリ52に記憶されている履歴値がHk(−2F)であるとする。ステップST1において、前回の処理で1フレーム、すなわち2フィールド(2F)遅延された履歴値、すなわちHk(0)が履歴値メモリ52に入力される。
ステップST2でフレーム差分Dif(0)が入力されると、つぎのステップST3で、フレーム差分Dif(0)を基準REFと比較する。フレーム差分Dif(0)が基準REF以上なら、当該画素が動画に属すると判断し、ステップST4Aで履歴値メモリ52の該当するアドレスに記憶された画素の履歴値Hk(0)をリセットする。これにより処理対象の画像部分が静止状態から脱し動画状態に入ったとの判断がなされる。一方、フレーム差分Dif(0)が基準REF未満なら、当該画素が静止画に属すると判断し、ステップST4Bで履歴値メモリ52の該当するアドレスに記憶された静止画の履歴値Hk(0)をインクリメントし、処理対象の画像部分で静止画状態が続いていると判断される。
その後、ステップST5において、この履歴値Hk(0)が第1および第2の履歴値フィールド遅延部54,55によって1Fずつ順次遅延され、その過程で取り出された3つの履歴値Hk(+F),Hk−1(+F)およびHk(+2F)がフィールド内補間部41に送られるとともに、履歴値Hk(+2F)の値によって履歴値メモリ52の当該画素に対応したアドレスの記憶領域の内容が書き換えられる。
この処理は、画素ごとにフレーム差分Difが入力されるたびに繰り返し実行される。
本実施の形態では、この履歴値の差の大小により補間する画素が同一オブジェクト内にあるか異なるオブジェクトの境界にあるか検出し補間方法を変える制御を行う。
図7に、フィールド内補間処理のフローチャートを示す。また、図8に3つの履歴値に対応した画素の位置関係を示す。ここで、簡略化のため、2F遅延後の履歴値Hk(+2F)を「履歴値HA」、1F遅延後の履歴値Hk(+F)を「履歴値HB」、(1F+2L)遅延後の履歴値Hk−2(+F)を「履歴値HC」と定義し、以下、この定義した履歴値の名称を用いることとする。また、この履歴値HA,HB,HCに対応した画素データをDA,DB,DC、さらに補間により求める画素データをDiとおく。
一方、履歴値HBがしきい値Vt1より大きく下部画素データDBが「静止画」の範疇に属し、履歴値HCがしきい値Vt2より小さく上部画素データDCが「動画」の範疇に属し、さらに、隣接画素データDAの履歴値HAがしきい値Vt2より小さく、この画素データDAが「動画」の範疇に属する場合、ステップST17の判断が「YES」となり、つぎのステップST18Bで、補間画素データDiに上部画素データDCをコピーして貼り付ける。すなわち補間画素データDiも動画とするため上部画素データDCを補間画素位置に拡張して配置する。
上記2つの場合以外ではステップST16とST17の判断がともに「NO」となり、つぎのステップST18Cで、下部画素データDBと上部画素データDCとの平均化によって補間画素データDiが生成される。
以上のフィールド内補間処理は、入力される画素データに対し順次繰り返される。
ところが、背景が動画であるとフィールド内補間処理され、その処理で一律に上下の画素のデータが平均化されると、図9(B−2)に示すように、補間により生成した画像のとくにテロップと背景オブジェクトとの境界が背景の濃淡の影響を受けてまだらとなり、輪郭がぼやっとしたテロップとなってしまう。
このような方法による画素データ補間は、背景が動いている場合であっても図10(C)のように境界1および境界2で動画置き換え処理がなされる結果、テロップの輪郭がぼやけることが有効に防止されている。
本実施の形態では、この混合により生成された出力画像Poは、輪郭がはっきりした画像同士の混合により生成された画像であることから、その静止画像(たとえばテロップ)の輪郭もはっきりしたものとなる。
また、フレーム差分を、図2の「B」で示す矢印の方向(走査方向)に隣接する画素でもとって、動画と静止画の判断の精度を高めることができる。また、履歴値もこの走査方向に隣接する画素でカウントするようにして、履歴値の精度を高めることもできる。
さらに、とくにフィールド内補間では、履歴値が大きい2画素のうち履歴値が小さい画素が境界の動画側隣接画素、履歴値が大きい画素が境界の静止画側隣接画素となる。この境界判別は、履歴値を用いているため、一方は動きがあり、他方は動きがない2画素であっても、そのような状態が続かない場合は、履歴値の差が大きくならないので境界と判断されない。したがって、境界の判定精度が高く、テロップなどの輪郭が正しく表示される。また、境界と判別された場合、動画側または静止画側の画素データを拡張して配置するためテロップの境界に不要な段差ができたり、ギザギザになったり、ぼやけたり、あるいは逆に、そこだけくっきりしたりしない。また、4:3の画面に16:9の画像に上下黒帯を付けて表示する場合に、黒帯と有効画像の境界で上記と同じ理由によりエッジがはっきりしたり、ぼやけたりすることがない。
しかも、本実施の形態では、動画と静止画の境界の判別精度を高めるために必要な情報が、大容量なフィールドメモリを用いることなく生成できる。つまり、静止画であるか動画であるかの情報として1ビットからなるデータを数桁ならべた履歴値を、画素ごとに生成させるだけでよい。このため、画像処理装置の規模およびコストも抑制されたものとなり、また、画像処理方法が複雑でなく、処理速度が実施化への制限要因となりにくい。
つまり、画素ごとに静止画との判断が連続して起こる回数(履歴値)がカウントされていることから、たとえば、所定周期の繰り返しパターンが当該周期に適合した速さで動く場合、そのパターンが繰り返し表示される画素位置では、ミクロ的には静止画と判断されるパターン部分も存在するが、その静止画の履歴値がパターンの幅に対応した周期で途切れ途切れになる。つまり、履歴値がある程度大きくなるとリセットされることから、履歴値の変化を大局的にみると完全な静止画とは判断されないし、完全な動画とも判断されない。このため、繰り返しパターンの周期や動く速さに適合した混合比となり、その混合比で、当該画素位置に新たな画素データが生成される。また、図9に示すように、最初は静止画寄りに判断されていても、あるパターンが動く時間が長いと動画寄りに判断される利点がある。
また、アルファベットなどのテロップが流れるように移動する場合、文字の間で履歴値が途切れ途切れとなることから、同様に、この文字の間隔や動く速さに適合した混合比で、テロップを表示する位置に画素データが生成される。
Claims (5)
- インターレース画像をノンインターレース画像に変換する画像処理装置であって、
インターレースの映像信号を入力し、当該映像信号の画素データの比較により動き検出を行う動き検出部と、
当該動き検出の結果に応じた補間方法によって、前記インターレースの映像信号のライン間に補間演算で新たなラインのデータを作成する画素データ補間部と、
前記動き検出部からの動き検出の結果で静止画と連続して判断された回数を示す履歴値を画素ごとに生成する履歴値生成部と、を有し、
前記画素データ補間部は、前記動き検出の結果にもとづいて同一フィールド内の複数の画素データを用いた補間により前記インターレース画像のライン間に新たなデータを作成する際、当該補間時にデータを用いる複数の画素の前記履歴値を参照し、前記同一フィールド内で履歴値の差が一定以上の隣接した2画素が検出されたときは、当該2画素の一方のデータを2画素間に拡張して配置する
画像処理装置。 - 前記画素データ補間部は、前記2画素の履歴値に加え、当該2画素が属するフィールドに隣接するフィールド内の画素であって、新たにデータを作成しようとする画素に対応した画素の前記履歴値を参照し、当該参照の結果に応じて、前記データを拡張して配置する画素を前記2画素から一意に決定する
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記画素データ補間部は、
フィールド内でインターレースの映像信号のデータが存在しないラインの画素データを当該フィールド内の画素データからの補間により生成するフィールド内補間部と、
前記ラインの画素データを複数のフィールド内のデータからの補間により生成するフィールド間補間部と、
前記フィールド内補間部からの補間データと、前記フィールド間補間部からの補間データとを所定の比率で混合する画素データ混合部と、
前記動き検出部の検出結果と前記履歴値を入力し、検出結果により決まる混合比を、前記履歴値が大きいほどフィールド間補間部からの補間データの比率が高まるように変化させる混合比設定部と、を有し、
前記フィールド内補間部は、前記履歴値生成部から前記履歴値を入力し、前記2画素が検出されたときに、当該2画素の一方のデータを2画素間に拡張して配置する処理を実行する
請求項1に記載の画像処理装置。 - インターレース画像をノンインターレース画像に変換する画像処理方法であって、
インターレースの映像信号を入力し、当該映像信号の画素データの比較により動き検出を行う動き検出ステップと、
当該動き検出の結果に応じた補間方法によって、前記インターレースの映像信号のライン間に補間演算で新たなラインのデータを作成する画素データの補間ステップと、
前記動き検出の結果で静止画と連続して判断された回数を示す履歴値を画素ごとに生成する履歴値生成ステップと、を有し、
前記画素データの補間ステップでは、前記動き検出の結果にもとづいて同一フィールド内の複数の画素データを用いた補間により前記インターレース画像のライン間に新たなデータを作成する際、当該補間時にデータを用いる複数の画素の前記履歴値を参照し、前記同一フィールド内で履歴値の差が一定以上の隣接した2画素が検出されたときは、当該2画素の一方のデータを2画素間に拡張して配置する
画像処理方法。 - 前記画素データの補間ステップでは、前記2画素の履歴値に加え、当該2画素が属するフィールドに隣接するフィールド内の画素であって、新たにデータを作成しようとする画素に対応した画素の前記履歴値を参照し、当該参照の結果に応じて、前記データを拡張して配置する画素を前記2画素から一意に決定する
請求項4に記載の画像処理方法。
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