JP4207483B2 - 送信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、送信装置に関し、特に、画像を送信する送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
AV機器の用途は、画像または音声のデータを記録する、再生する、または編集することであり、従来のAV機器は、その用途において、通常、十分な機能を有している。
【0003】
しかしながら、実際には、画像および音声のデータを編集したとき、編集された画像および音声のデータとは別に、各クリップの内容や編集点の画像をまとめたスクリプトと呼ばれるドキュメントが平行して作成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなスクリプトを作成する際、画像のデータを取得する機能をAV機器が有していることはほとんどない。通常、例えば、ビデオプリンタなどを使用して画像をプリントアウトして、間に合わせているのが現状である。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、より簡単に、スクリプトを作成することができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の送信装置は、画像および音声のデータのファイルが記録されているビデオカセットが装着された場合、装着された前記ビデオカセットに貼り付けられているラベル内のメモリに記憶されている、前記ビデオカセットに記録されている画像および音声データの内容を示すファイルデータを前記ラベル内の通信部と通信を行うことによって読み取り、読み取った前記ファイルデータとともに、静止画像が格納されるバッファメモリのアドレスを示す値を含む、静止画像の仮想ファイルのデータをメモリに格納させる読み取り手段と、ネットワークを介して接続される機器から、装着された前記ビデオカセットに記録されている画像および音声のデータのファイルを送信することが要求された場合、前記読み取り手段により読み取られ、前記メモリに格納された前記ファイルデータに含まれるタイムコードにより示される、送信することが要求された画像および音声のデータの前記ファイルの前記ビデオカセットにおける開始位置から終了位置までにある画像および音声のデータを前記ビデオカセットから読み出して復号する復号手段と、前記復号手段により復号された画像および音声のデータのファイルを、ネットワークを介して前記機器に送信する第1の送信手段と、前記復号手段により復号された画像の解像度を変換することによって静止画像を順次生成し、古い静止画像に上書きして前記バッファメモリに記憶させる静止画像生成手段と、前記第1の送信手段によりファイルの送信が行われているのと並行して、送信された画像のモニタを行っている前記機器から、静止画像を送信することが要求された場合、前記メモリに格納されている静止画像の仮想ファイルのデータを基に、前記静止画像生成手段により前記バッファメモリに記憶されている最新の静止画像を読み出し、ネットワークを介して前記機器に送信する第2の送信手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
本発明の送信装置においては、画像および音声のデータのファイルが記録されているビデオカセットが装着された場合、装着された前記ビデオカセットに貼り付けられているラベル内のメモリに記憶されている、前記ビデオカセットに記録されている画像および音声データの内容を示すファイルデータが前記ラベル内の通信部と通信を行うことによって読み取られ、読み取られた前記ファイルデータとともに、静止画像が格納されるバッファメモリのアドレスを示す値を含む、静止画像の仮想ファイルのデータがメモリに格納される。ネットワークを介して接続される機器から、装着された前記ビデオカセットに記録されている画像および音声のデータのファイルを送信することが要求された場合、前記読み取り手段により読み取られ、前記メモリに格納された前記ファイルデータに含まれるタイムコードにより示される、送信することが要求された画像および音声のデータの前記ファイルの前記ビデオカセットにおける開始位置から終了位置までにある画像および音声のデータが前記ビデオカセットから読み出されて復号され、復号された画像および音声のデータのファイルが、ネットワークを介して前記機器に送信される。また、復号された画像の解像度を変換することによって静止画像が順次生成され、古い静止画像に上書きして前記バッファメモリに記憶され、ファイルの送信が行われているのと並行して、送信された画像のモニタを行っている前記機器から、静止画像を送信することが要求された場合、前記メモリに格納されている静止画像の仮想ファイルのデータを基に、前記バッファメモリに記憶されている最新の静止画像が読み出され、ネットワークを介して前記機器に送信される。
【0015】
ネットワークとは、少なくとも2つの装置が接続され、ある装置から、他の装置に対して、情報の伝達をできるようにした仕組みをいう。ネットワークを介して通信する装置は、独立した装置どうしであっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックどうしであってもよい。
【0016】
また、受信または送信は、無線による受信または送信および有線による受信または送信は勿論、無線と有線が混在した受信または送信、即ち、ある区間では無線による受信または送信が行われ、他の区間では有線による受信または送信が行われるものであっても良い。さらに、ある装置から他の装置への受信または送信が有線でおこなわれ、他の装置からある装置への受信または送信が無線通信で行われるようなものであってもよい。
【0017】
送信装置は、独立した装置であっても良いし、通信装置の送信処理を行うブロックであっても良い。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るファイル管理システムの一実施の形態を示す図である。
【0019】
ファイルデータ記憶ラベル1は、カセットラベルの外形を有し、ビデオカセット2に貼り付けられる。ファイルデータ記憶ラベル1は、ビデオカセット2に記録されている画像および音声のデータに対応するファイルデータを記憶する。
【0020】
この明細書において、特に明示的に示した場合を除き、画像には、動画像を含むものとする。
【0021】
ファイルデータ記憶ラベル1が貼付されたビデオカセット2が、VCR3に挿入されたとき、ファイルデータ記憶ラベル1は、VCR3と通信し、ファイルデータ記憶ラベル1に記憶されているファイルデータをVCR3に送信する。
【0022】
VCR3は、ファイル通信部11および記録再生制御部12を有する。
【0023】
ファイル通信部11には、通信部21、メモリ22、およびファイルシステム制御部23が設けられている。通信部21は、無線を介して、ファイルデータ記憶ラベル1と通信し、ファイルデータ記憶ラベル1から送信されたファイルデータを受信するか、メモリ22に記憶されているファイルデータをファイルデータ記憶ラベル1に送信する。通信部21は、送信しようとするファイルデータを符号化し、受信されたファイルデータを復号する。通信部21は、受信し、復号されたファイルデータをメモリ22に供給する。
【0024】
メモリ22は、通信部21から供給されたファイルデータ、またはシステム制御CPU(Central Processing Unit)31から供給されたファイルデータを記憶する。メモリ22は、記憶しているファイルデータを、通信部21またはシステム制御CPU31に供給する。
【0025】
メモリ22に記憶されているファイルデータは、ファイルデータ記憶ラベル1が貼付されているビデオカセット2に記録されている画像および音声のデータの内容を示すデータである。ファイルシステムは、メモリ22に記憶されているファイルデータおよびビデオカセット2に記録されている画像および音声のデータから構成される。ファイルデータは、対応する画像および音声のデータを特定するか、対応する画像および音声のデータの特性を記述するデータである。
【0026】
ファイルシステム制御部23は、メモリ22に記憶されているファイルデータの読み取りなどの操作を、システム制御CPU31に指令する。
【0027】
記録再生制御部12は、システム制御CPU31およびVCRシステム部32を有する。
【0028】
システム制御CPU31は、例えば、RAM(Random-Access Memory)またはROM(Read-only Memory)などを内蔵するエンベデットコンピュータからなり、所定の制御プログラムを実行し、VCR3全体を制御する。システム制御CPU31は、メモリ22に記憶されているファイルデータを読み出し、読み出したファイルデータを基に、VCRシステム部32を制御するか、またはファイルデータの内容を更新し、削除し、または新規に追加するなどの処理を実行する。
【0029】
VCRシステム部32は、システム制御CPU31の制御の基に、VCR3に装着されているビデオカセット2のテープを走行させ、画像および音声のデータの記録または再生を実行する。
【0030】
図2は、ファイルデータ記憶ラベル1の構成を示す図である。IC(Integrated Circuit)メモリ51は、通信部52から供給されたファイルデータを記憶し、記憶しているファイルデータを通信部52に供給する。
【0031】
通信部52は、アンテナ53を介して、VCR3の通信部21と通信し、通信部21から送信されたファイルデータを受信し、ICメモリ51から供給されたファイルデータを通信部21に送信する。通信部52は、送信しようとするファイルデータを符号化し、受信されたファイルデータを復号する。通信部52は、受信したファイルデータをICメモリ51に供給する。
【0032】
図3は、メモリ22またはICメモリ51に記憶されているファイルデータの構成例を示す図である。
【0033】
ファイル名は、ビデオカセット2に記録されている画像および音声のデータ、すなわちファイルの内容を表す名称である。ファイル開始タイムコードは、ビデオカセット2において、例えば、ビデオカセット2の先頭の位置を基準とした経過時間により、ファイルの先頭の位置、すなわちファイル開始位置を示す情報である。
【0034】
ファイル終了タイムコードは、ビデオカセット2において、例えば、ビデオカセット2の先頭の位置を基準とした時間により、ファイルの最後の位置、すなわちファイル終了位置を示す情報である。
【0035】
ファイルサイズは、例えば、時間により、ファイルの長さを示す情報である。ファイルアクセス権限は、ファイルのアクセス権限を表す情報である。例えば、ファイルアクセス権限は、ファイルを読み出すことができる機器を特定する情報、またはファイルを変更することができる機器を特定する情報などからなる。また、例えば、ファイルアクセス権限は、ファイルを読み出すことができる使用者を特定する情報、またはファイルを変更することができる使用者を特定する情報などからなる。
【0036】
システム情報は、NTSC(National Television System Committee)またはPAL(Phase Alternation by Line)などのシステム(テレビジョン方式)を示す情報である。ストリーム情報は、MPEG50などのストリームの方式を表す情報である。
【0037】
ファイル作成日は、ファイルが作成された日を表す情報である。ファイル作成時刻は、ファイルが作成された時刻を表す情報である。ファイル更新日は、ファイルが更新された日付を示す情報である。ファイル更新時刻は、ファイルが更新された時刻を示す情報である。
【0038】
図4は、VCR3の構成を示すブロック図である。
【0039】
システム制御CPU31は、それぞれ、所定のバスを介して、ファイル通信部11およびVCRシステム部32と接続されている。
【0040】
VCRシステム部32は、装着されているビデオカセット2に記録されている画像および音声のデータを再生するとき、装着されているビデオカセット2に記録されている画像および音声のデータを読み出して、読み出した画像および音声のデータをデコーダ71に供給する。VCRシステム部32は、画像および音声のデータを装着されているビデオカセット2に記録するとき、エンコーダ72から供給された画像および音声のデータをビデオカセット2に記録する。
【0041】
デコーダ71は、システム制御CPU31の制御の基に、VCRシステム部32から供給された画像および音声のデータを復号し、復号された画像および音声のデータをメモリコントローラ73および低解像度エンコーダ78に供給する。例えば、デコーダ71は、システム制御CPU31の制御の基に、モーションJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式、またはMPEG(Motion Picture Experts Group)2方式で符号化されている画像および音声のデータを復号する。
【0042】
エンコーダ72は、システム制御CPU31の制御の基に、メモリコントローラ73から供給された画像および音声のデータを、所定の方式で符号化し、符号化された画像および音声のデータをVCRシステム部32に供給する。例えば、エンコーダ72は、システム制御CPU31の制御の基に、メモリコントローラ73から供給された画像および音声のデータを、モーションJPEG方式、またはMPEG2方式で符号化する。
【0043】
なお、画像および音声のデータの方式は、所望の方式を採用することができ、本発明を限定するものではない。
【0044】
メモリコントローラ73は、デコーダ71またはTCP/IP処理部76から供給された画像および音声のデータをバッファメモリ74に順に記憶させ、バッファメモリ74に記憶されている画像および音声のデータを、エンコーダ72またはTCP/IP処理部76に順に供給する。
【0045】
バッファメモリ74は、DRAM(Dynamic RAM)などからなる、所定の容量の半導体メモリであり、メモリコントローラ73の制御の基に、画像および音声のデータを記憶し、記憶されている画像および音声のデータを読み出す。バッファメモリ74は、例えば、リングバッファとして、メモリコントローラ73に制御される。
【0046】
メモリ監視器75は、メモリコントローラ73からバッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量を示すデータを取得し、取得したデータをシステム制御CPU31に供給する。
【0047】
TCP/IP処理部76は、システム制御CPU31の制御の基に、TCP(Transmission Control Protocol)の処理およびIP(Internet Protocol)の処理を実行し、メモリコントローラ73から供給された画像および音声のデータを所定のパケットに格納して、ネットワークインタフェース77に供給する。TCP/IP処理部76は、ネットワークインタフェース77からパケットを受信したとき、TCPの処理およびIPの処理を実行し、パケットに格納されているデータ抽出して、抽出したデータをメモリコントローラ73に供給するか、またはパケットに格納されているコマンドを抽出して、抽出したコマンドをコマンドインタプリタ79に供給する。
【0048】
ネットワークインタフェース77は、例えば、NIC(Network Interface Card)などからなり、TCP/IP処理部76から供給されたパケットをネットワーク91に送信し、ネットワーク91から受信したパケットをTCP/IP処理部76に供給する。
【0049】
ネットワーク91は、ローカルエリアネットワークまたはインターネットなどからなる。
【0050】
低解像度エンコーダ78は、システム制御CPU31の制御の基に、デコーダ71から供給された画像および音声のデータを、JPEG(Joint Photographic Experts Group)などの方式の低解像度の静止画像のデータに変換し、変換により得られた静止画像のデータをメモリコントローラ73に供給する。ここに言う低解像度とは、デコーダ71から供給された画像の1つのフレームの画素の数に比較して、より少ない数の画素からなることを言うか、または画素の数が同じであっても、1つの画素あたりのビット数がより少ないことを言う。
【0051】
低解像度エンコーダ78は、デコーダ71から供給された画像のデータを基に、順次、低解像度の静止画像のデータを生成し、生成された静止画像のデータを、順次、メモリコントローラ73に供給する。
【0052】
例えば、低解像度エンコーダ78は、動画像の1フレーム毎に静止画像を順次生成する。または、低解像度エンコーダ78は、動画像の所定の数のフレーム毎に、例えば、10フレーム毎に静止画像を順次生成する。
【0053】
または、低解像度エンコーダ78は、動画像に対応する静止画像を、所定の時間間隔で、例えば、1秒ごとに、順次生成する。ここでいう時間間隔は、動画像上の時間の間隔であってもよく、現実の時間の間隔でもよい。
【0054】
このように、低解像度エンコーダ78は、動画像に対応する静止画像を次々と生成する。
【0055】
なお、低解像度エンコーダ78は、デコーダ71から供給された画像および音声のデータを基に、TIFF(Tagged Image File Format),GIF(Graphics Interchange Format)、またはJPEG2000など所望の方式の静止画像のデータを生成するようにすることができる。
【0056】
また、低解像度エンコーダ78は、ビデオカセット2から読み出された画像および音声のデータに限らず、VCR3に入力されている画像の信号、または画像のデータに対応する静止画像を生成するようにしてもよい。
【0057】
低解像度エンコーダ78は、生成した静止画像のデータをメモリコントローラ73に供給する。メモリコントローラ73は、低解像度エンコーダ78から供給された静止画像のデータをバッファメモリ74に記憶させる。
【0058】
メモリコントローラ73は、次の静止画像のデータが低解像度エンコーダ78から供給されたとき、静止画像のデータを前の静止画像のデータに上書きするようにバッファメモリ74に記憶させる。
【0059】
コマンドインタプリタ79は、TCP/IP処理部76から供給された、パケットから抽出されたコマンドを解釈して、解釈された結果を示すデータをシステム制御CPU31に供給する。例えば、コマンドインタプリタ79は、パケットから抽出されたVCRテープ走行制御コマンドを解釈して、解釈された結果を示すデータをシステム制御CPU31に供給する。例えば、コマンドインタプリタ79は、パケットから抽出された静止画像送信要求コマンドを解釈して、静止画像の送信要求を示すデータをシステム制御CPU31に供給する。
【0060】
システム制御CPU31は、コマンドインタプリタ79から、コマンドが解釈された結果を示すデータが供給されたとき、コマンドに対応する制御を実行する。例えば、システム制御CPU31は、VCRテープ走行制御コマンドに対応するデータを基に、VCRシステム部32の速度制御を実行する。VCRシステム部32は、システム制御CPU31による速度制御の基に、装着されているビデオカセット2から画像および音声のデータを読み出し、読み出した画像および音声のデータをデコーダ71に供給する。
【0061】
また、例えば、システム制御CPU31は、静止画像の送信要求を示すデータがコマンドインタプリタ79から供給されたとき、メモリコントローラ73およびTCP/IP処理部76に、バッファメモリ74に記憶されている静止画像を、コマンドを送信した、ネットワーク91に接続されている図示せぬ他の機器に、ネットワーク91を介して、送信させる。
【0062】
ドライブ80は、装着されている磁気ディスク101、光ディスク102、光磁気ディスク103、または半導体メモリ104からプログラムまたはデータを読み出し、読み出したプログラムまたはデータをシステム制御CPU31に供給する。
【0063】
次に、VCRシステム部32に装着されたビデオカセット2に記録されている画像および音声を再生するときの、VCR3の動作を説明する。
【0064】
メモリ監視器75は、バッファメモリ74に格納される画像および音声のデータの量を常に監視する。メモリ監視器75は、予め記憶している閾値以上の画像および音声のデータがバッファメモリ74に格納されたとき、その旨をシステム制御CPU31に通知する。例えば、メモリ監視器75は、バッファメモリ74の容量の85%以上の量の画像および音声のデータがバッファメモリ74に格納されたとき、その旨をシステム制御CPU31に通知する。
【0065】
システム制御CPU31の通知に使用する閾値の値は、任意に設定することができる。
【0066】
なお、メモリ監視器75は、単に、バッファメモリ74に格納される画像および音声のデータの量をシステム制御CPU31に通知し、システム制御CPU31が、閾値以上の画像および音声のデータがバッファメモリ74に格納されたか否かを判定するようにしてもよい。
【0067】
システム制御CPU31は、一定以上の画像および音声のデータがバッファメモリ74に格納された旨の通知がメモリ監視器75から供給されたとき、VCRシステム部32に、ビデオカセット2のテープの走行を停止させ、次の再生に備え待機させる。
【0068】
メモリ監視器75は、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量が、予め記憶している閾値以下になったとき、その旨をシステム制御CPU31に通知する。例えば、メモリ監視器75は、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量が、バッファメモリ74の容量の15%以下になったとき、その旨をシステム制御CPU31に通知する。
【0069】
システム制御CPU31の通知に使用する閾値の値は、任意に設定することができる。
【0070】
なお、メモリ監視器75は、単に、バッファメモリ74に格納される画像および音声のデータの量をシステム制御CPU31に通知し、システム制御CPU31が、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量が、予め記憶している閾値以下になったか否かを判定するようにしてもよい。
【0071】
システム制御CPU31は、バッファメモリ74に格納されている、画像および音声のデータが一定以下になった旨の通知がメモリ監視器75から供給されたとき、VCRシステム部32に、ビデオカセット2のテープの走行を開始させる。VCRシステム部32は、ビデオカセット2から読み出した画像および音声のデータをデコーダ71に供給する。
【0072】
このように、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量に対応して、VCRシステム部32によるビデオカセット2からの画像および音声のデータの読み出しを停止する動作、および開始する動作が繰り返される。
【0073】
デコーダ71は、VCRシステム部32から供給された画像および音声のデータを復号し、復号された画像および音声のデータを、メモリコントローラ73または低解像度エンコーダ78に供給する。
【0074】
低解像度エンコーダ78は、デコーダ71から供給された画像および音声のデータを基に、より低解像度の静止画像のデータを生成する。
【0075】
低解像度エンコーダ78は、生成した低解像度の静止画像のデータをメモリコントローラ73に供給する。
【0076】
メモリコントローラ73は、デコーダ71または低解像度エンコーダ78から供給された画像および音声のデータ並びに静止画像のデータをバッファメモリ74に記憶させる。
【0077】
システム制御CPU31は、メモリ監視器75から供給された信号(メモリ格納情報)を基に、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量を認識する。システム制御CPU31は、所定の量の画像および音声のデータがバッファメモリ74に格納されているとき、ネットワーク91の帯域に合わせて、メモリコントローラ73に、バッファメモリ74に記憶されている、次に送信すべき画像および音声のデータを読み出させる。メモリコントローラ73は、読み出した画像および音声のデータを、TCP/IP処理部76に供給する。
【0078】
TCP/IP処理部76は、メモリコントローラ73から供給された、画像および音声のデータを所定のパケットに格納して、ネットワークインタフェース77に供給する。ネットワークインタフェース77は、TCP/IP処理部76から供給された、画像および音声のデータが格納されているパケットを、ネットワーク91を介して、パーソナルコンピュータなどの他の機器に送信する。
【0079】
このように、VCR3において、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量を基に、VCRシステム部32によるビデオカセット2のテープの走行が制御され、ネットワーク91への画像および音声のデータの送出も、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量を基に、制御される。すなわち、VCR3において、バッファメモリ74を境に、ビデオカセット2からの画像および音声のデータの読み出しの動作と、ネットワーク91への画像および音声のデータの送出の動作とは、完全に独立している(アシンクロナス)と言える。
【0080】
次に、ネットワーク91を介して受信した画像および音声のデータを、VCRシステム部32に装着されたビデオカセット2に記録するときの、VCR3の動作を説明する。
【0081】
ネットワークインタフェース77は、VCRシステム部32に装着されているビデオカセット2に記録可能なレート以下の任意のレートで、ネットワーク91を介して送信されて来た、画像および音声のデータが格納されているパケットを受信し、受信したパケットをTCP/IP処理部76に供給する。
【0082】
TCP/IP処理部76は、ネットワークインタフェース77から供給されたパケットから画像および音声のデータを抽出して、抽出した画像および音声のデータをメモリコントローラ73に供給する。
【0083】
メモリコントローラ73は、TCP/IP処理部76から供給された画像および音声のデータをバッファメモリ74に格納する。
【0084】
メモリ監視器75は、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量を常に監視し、予め記憶している閾値以上の画像および音声のデータがバッファメモリ74に格納されたとき、その旨をシステム制御CPU31に通知する。また、メモリ監視器75は、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量が、予め記憶している閾値以下になったとき、その旨をシステム制御CPU31に通知する。
【0085】
なお、閾値以上の画像および音声のデータがバッファメモリ74に格納されたか否かの判定の処理、およびバッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量が、閾値以下になったか否かの判定の処理は、システム制御CPU31により実行されるようにしてもよい。
【0086】
システム制御CPU31は、一定以上の画像および音声のデータがバッファメモリ74に格納された旨の通知がメモリ監視器75から供給されたとき、メモリコントローラ73に、画像および音声のデータをバッファメモリ74から読み出させる。メモリコントローラ73は、読み出した画像および音声のデータをエンコーダ72に供給する。
【0087】
エンコーダ72は、メモリコントローラ73から供給された画像および音声のデータを、所定の符号化方式で符号化し、符号化された画像および音声のデータをVCRシステム部32に供給する。
【0088】
システム制御CPU31は、一定以上の画像および音声のデータがバッファメモリ74に格納された旨の通知がメモリ監視器75から供給されたとき、VCRシステム部32に、装着されているビデオカセット2のテープの走行を開始させ、エンコーダ72から供給された、符号化された画像および音声のデータを、ビデオカセット2に記録させる。
【0089】
システム制御CPU31は、バッファメモリ74に格納されている、画像および音声のデータが一定以下になった旨の通知がメモリ監視器75から供給されたとき、VCRシステム部32に、ビデオカセット2のテープの走行を停止させ、次の記録に備え待機させる。このとき、システム制御CPU31は、メモリコントローラ73による、画像および音声のデータのバッファメモリ74からの読み出しを、停止させる。
【0090】
バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量に対応して、VCRシステム部32によるビデオカセット2への画像および音声のデータの記録を停止する動作、および記録を開始する動作が繰り返される。ビデオカセット2への画像および音声のデータの記録が停止した後、記録が開始されたとき、前回の記録において最後に記録された画像および音声のデータに続いて、画像および音声のデータが記録される。
【0091】
このように、VCR3において、ネットワーク91からの画像および音声のデータの受信とは独立に、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量を基に、VCRシステム部32によるビデオカセット2のテープの走行が制御される。すなわち、VCR3において、バッファメモリ74を境に、ビデオカセット2への画像および音声のデータの記録の動作と、ネットワーク91からの画像および音声のデータの受信の動作とは、完全に独立している(アシンクロナス)と言える。言い換えれば、ネットワーク91から送信される、画像および音声のデータのレートと無関係に、VCR3において、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量のみを基に、VCRシステム部32によるビデオカセット2への記録が独立して制御される。
【0092】
図5は、ビデオカセット2に記録されている画像および音声のデータをネットワーク91を介して送信するときの、制御プログラムを実行するシステム制御CPU31による、バッファメモリ制御の処理を説明するフローチャートである。
【0093】
ステップS11において、システム制御CPU31は、VCRシステム部32に、再生を開始させる。すなわち、システム制御CPU31は、VCRシステム部32に、装着されているビデオカセット2から画像および音声のデータを読み出させる動作を開始させ、読み出したデータをデコーダ71に供給させる。
【0094】
ステップS12において、システム制御CPU31は、例えば、予め記憶されている第1の閾値、およびメモリ監視器75から供給されたデータを基に、バッファメモリ74に格納されているデータの量が一定以上であるか否かを判定する。ステップS12において、バッファメモリ74に格納されているデータの量が一定以上であると判定された場合、ステップS13に進み、システム制御CPU31は、VCRシステム部32に、再生を停止させ、待機させる。
【0095】
ステップS14において、システム制御CPU31は、予め記憶されている第2の閾値、およびメモリ監視器75から供給されたデータを基に、バッファメモリ74に格納されているデータの量が一定以下であるか否かを判定する。ステップS12およびステップS14の処理において、判定の基準となるデータの量は、同じ値であっても良く、異なる値であっても良い。
【0096】
ステップS14において、バッファメモリ74に格納されているデータの量が一定以下でないと判定された場合、ステップS14に戻り、判定の処理を繰り返す。
【0097】
ステップS13の処理で、VCRシステム部32の再生が停止されて、ステップS14の処理で判定が繰り返されている間、バッファメモリ74に格納されているデータがネットワーク91を介して送信されるので、バッファメモリ74に格納されているデータの量は、減少する。
【0098】
ステップS14において、バッファメモリ74に格納されているデータの量が一定以下であると判定された場合、ステップS11に戻り、システム制御CPU31は、VCRシステム部32に、再生を開始させ、処理を繰り返す。
【0099】
ステップS12において、バッファメモリ74に格納されているデータの量が一定以上でないと判定された場合、ステップS15に進み、システム制御CPU31は、図示せぬ入力部からの信号などを基に、再生を終了するか否かを判定する。
【0100】
ステップS15において、再生を終了しないと判定された場合、ステップS12に戻り、バッファメモリ74に格納されているデータの量が一定以上であるか否かの判定の処理を繰り返す。
【0101】
ステップS15において、再生を終了すると判定された場合、処理は終了する。
【0102】
このように、データの送信において、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量によって、VCRシステム部32により、ビデオカセット2から画像および音声のデータが読み出されるか、または読み出しが停止される。このようにすることで、ネットワーク91を介したデータの送信の速度が、変化しても、バッファメモリ74がオーバーフローせず、送信される画像および音声の連続性が保証される。
【0103】
図6は、ネットワーク91を介して受信された画像および音声のデータをビデオカセット2に記録するときの、制御プログラムを実行するシステム制御CPU31による、バッファメモリ制御の処理を説明するフローチャートである。
【0104】
ステップS31において、システム制御CPU31は、予め記憶されている第1の閾値、およびメモリ監視器75から供給されたデータを基に、バッファメモリ74に格納されているデータの量が一定以上であるか否かを判定する。
【0105】
ステップS31において、バッファメモリ74に格納されているデータの量が一定以上でないと判定された場合、ステップS31に戻り、データの量が一定以上になるまで、判定の処理を繰り返す。
【0106】
ステップS31において、バッファメモリ74に格納されているデータが一定以上であると判定された場合、ステップS32に進み、システム制御CPU31は、VCRシステム部32に、記録を開始させる。すなわち、システム制御CPU31は、VCRシステム部32に、エンコーダ72から供給された画像および音声のデータを取得させ、装着されているビデオカセット2に画像および音声のデータに記録させる。
【0107】
ステップS33において、システム制御CPU31は、予め記憶されている第2の閾値、およびメモリ監視器75から供給されたデータを基に、バッファメモリ74に格納されているデータの量が一定以下であるか否かを判定する。ステップS12およびステップS14の処理において、判定の基準となるデータの量は、同じ値であっても良く、異なる値であっても良い。
【0108】
ステップS33において、バッファメモリ74に格納されているデータの量が一定以下であると判定された場合、ステップS34に進み、システム制御CPU31は、VCRシステム部32に、記録を停止させ、待機させ、ステップS31に戻り、バッファメモリ74に格納されているデータの量の判定の処理から、処理を繰り返す。
【0109】
ステップS33において、バッファメモリ74に格納されているデータが一定以下でないと判定された場合、ステップS35に進み、システム制御CPU31は、図示せぬ入力部からの信号などを基に、記録を終了するか否かを判定する。
【0110】
ステップS35において、記録を終了しないと判定された場合、ステップS33に戻り、バッファメモリ74に格納されているデータの量が一定以下であるか否かの判定の処理を繰り返す。
【0111】
ステップS35において、記録を終了すると判定された場合、処理は終了する。
【0112】
このように、データの受信において、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータの量によって、VCRシステム部32により、ビデオカセット2に画像および音声のデータが記録されるか、または記録が停止される。このようにすることで、データの受信の速度が、変化しても、ビデオカセット2に無記録部分が生じることなく、受信された画像および音声のデータが確実にビデオカセット2に記録される。
【0113】
本発明に係るVCR3において、画像および音声のデータは、ファイルとして取り扱われる。すなわち、ファイルとしての画像および音声のデータの送信または受信は、VCR3に記憶されているファイルデータのうちの所定のファイル名を指定して、送信または受信を要求することにより実行される。
【0114】
次に、ファイルデータの更新の処理、ファイルの送信の処理、静止画像の送信の処理、およびファイルの受信の処理について順に説明する。
【0115】
図7は、制御プログラムを実行するシステム制御CPU31によるファイルデータの更新の処理を説明するフローチャートである。
【0116】
ステップS51において、制御プログラムは、VCRシステム部32から供給される信号を基に、VCRシステム部32にビデオカセット2が装着されたか否かを判定し、ビデオカセット2が装着されていないと判定された場合、ステップS51に戻り、ビデオカセット2が装着されるまで、判定の処理を繰り返す。
【0117】
ステップS51において、ビデオカセット2が装着されたと判定された場合、ステップS52に進み、制御プログラムは、ファイル通信部11の通信部21に、ビデオカセット2に貼付されているファイルデータ記憶ラベル1の通信部52と通信させ、ICメモリ51に記憶されているファイルデータを通信部21に受信させる。通信部21は、受信したファイルデータをメモリ22に供給する。
【0118】
ステップS53において、制御プログラムは、メモリ22に、ステップS52の処理で受信されたファイルデータを格納させる。
【0119】
ステップS54において、制御プログラムは、例えば、ファイル名がimg.jpgである静止画像の仮想ファイルのファイルデータを生成し、メモリ22に記憶させ、ステップS51に戻り、処理を繰り返す。
【0120】
ステップS54の処理で生成され、メモリ22に記憶されるファイルデータは、低解像度エンコーダ78により生成され、バッファメモリ74に記憶される静止画像のデータに対応する。例えば、ファイル名がimg.jpgである静止画像の仮想ファイルのファイルデータにおける、ストリーム情報は、JPEGを表す情報とされ、ファイル開始タイムコードおよびファイル終了タイムコードは、予め定めた所定の値(例えば、通常のタイムコードには含まれない値であって、バッファメモリ74の静止画像が格納されるアドレスを示す値)とされる。
【0121】
このように、ビデオカセット2が装着されたとき、装着されたビデオカセット2に貼付されているファイルデータ記憶ラベル1に格納されているファイルデータが取得され、メモリ22に格納されるとともに、静止画像の仮想ファイルのファイルデータが生成され、メモリ22に格納される。
【0122】
図8は、制御プログラムを実行するシステム制御CPU31によるファイルの送信の処理を説明するフローチャートである。
【0123】
ステップS71において、制御プログラムは、ネットワークインターフェース77およびTCP/IP処理部76に、ネットワーク91を介して送信されてきたコマンドを受信させる。より詳細に説明すれば、ネットワークインターフェース77は、ネットワーク91を介して送信されたパケットを受信し、受信されたパケットをTCP/IP処理部76に供給する。TCP/IP処理部76は、ネットワークインターフェース77から供給されたパケットから、コマンドを抽出する。パケットにコマンドが格納されているとき、TCP/IP処理部76は、パケットから抽出されたコマンドをコマンドインタプリタ79に供給する。コマンドインタプリタ79は、コマンドに対応するデータをシステム制御CPU31に供給する。
【0124】
ステップS72において、制御プログラムは、受信されたコマンドが、ファイルの送信要求のコマンドであるか否かを判定し、ファイルの送信要求のコマンドでないと判定された場合、ファイルの送信要求のコマンドが受信されるまで、ステップS71に戻り、処理を繰り返す。
【0125】
ステップS72において、ファイルの送信要求のコマンドであると判定された場合、ステップS73に進み、制御プログラムは、ファイルの送信要求のコマンドに格納されているファイル名を、メモリ22に格納されているファイルデータから検索する。
【0126】
ステップS74において、制御プログラムは、検索の結果を基に、ファイル名に対応するファイル開始タイムコードおよびファイル終了タイムコードを取得する。
【0127】
ステップS75において、制御プログラムは、ファイル開始タイムコードを基に、VCRシステム部32を制御し、ビデオカセット2のテープの頭出しをさせる。すなわち、制御プログラムは、VCRシステム部32に、巻き戻しまたは早送りの動作を実行させ、ファイル開始タイムコードに示されるファイル開始位置の少し手前に、Cue Upさせる(ビデオカセット2のテープを移動させる)。
【0128】
ステップS76において、制御プログラムは、ファイルを再生する。すなわち、制御プログラムは、VCRシステム部32に、ビデオカセット2から画像および音声のデータを読み出させ、デコーダ71に、読み出した画像および音声のデータを復号させる。制御プログラムは、メモリコントローラ73に、復号された画像および音声のデータを、バッファメモリ74に格納させる。
【0129】
ステップS77において、制御プログラムは、低解像度エンコーダ78に静止画像を順次生成させる。すなわち、低解像度エンコーダ78は、デコーダ71により復号された画像のデータから、静止画像のデータを生成し、生成した静止画像のデータをメモリコントローラ73に供給する。メモリコントローラ73は、静止画像のデータをバッファメモリ74に記憶させる。
【0130】
メモリコントローラ73は、新たな静止画像のデータが供給されたとき、古い静止画像のデータに上書きするように新たな静止画像のデータをバッファメモリ74に記憶させる。
【0131】
従って、バッファメモリ74には、最新(最後)の静止画像のデータのみが格納される。
【0132】
ステップS78において、制御プログラムは、ファイルを送信させる。すなわち、制御プログラムは、メモリコントローラ73に、バッファメモリ74に格納されている画像および音声のデータを読み出させ、読み出した画像および音声のデータをTCP/IP処理部76に供給させる。制御プログラムは、TCP/IP処理部76に、画像および音声のデータを所定のパケットに格納させ、ネットワークインターフェース77に供給させる。ネットワークインターフェース77は、TCP/IP処理部76から供給されたパケットをネットワーク91に送信する。
【0133】
ステップS79において、制御プログラムは、VCRシステム部32から、再生しているファイルの時刻を示すタイムコードを取得する。
【0134】
ステップS80において、制御プログラムは、ファイル終了タイムコード、およびステップS79の処理により取得したタイムコードを基に、ファイル終了位置を過ぎたか否かを判定し、ファイル終了位置を過ぎていないと判定された場合、ステップS79に戻り、タイムコードの取得の処理および判定の処理を繰り返す。
【0135】
ステップS80において、ファイル終了位置を過ぎたと判定された場合、ステップS81に進み、制御プログラムは、ファイルの再生を停止させ、処理は終了する。より具体的には、制御プログラムは、VCRシステム部32に、画像および音声のデータの読み出しを停止させる。
【0136】
このように、VCR3は、ファイル名を指定した送信要求のコマンドを受信すると、ファイル名に対応して、メモリ22に格納されているファイル開始タイムコードおよびファイル終了タイムコードを基に、ファイル開始タイムコードで示される位置から、ファイル終了タイムコードで示される位置までに、ビデオカセット2に記録されている画像および音声のデータを読み出して、ネットワーク91に送信する。また、VCR3は、読み出した画像のデータに対応する静止画像を生成して、バッファメモリ74に記憶させる。
【0137】
図9は、制御プログラムを実行するシステム制御CPU31による静止画像の送信の処理を説明するフローチャートである。
【0138】
ステップS91において、制御プログラムは、ネットワークインターフェース77およびTCP/IP処理部76に、ネットワーク91を介して送信されてきたコマンドを受信させる。
【0139】
ステップS92において、制御プログラムは、受信されたコマンドが、静止画像のファイル名を指定した送信要求のコマンドであるか否かを判定し、静止画像のファイル名を指定した送信要求のコマンドでないと判定された場合、静止画像のファイル名を指定した送信要求のコマンドが受信されるまで、ステップS91に戻り、処理を繰り返す。
【0140】
ステップS92において、静止画像のファイル名を指定した送信要求のコマンドであると判定された場合、ステップS93に進み、制御プログラムは、指定されている静止画像のファイル名を基に、バッファメモリ74に記憶されている静止画像を送信して、処理は終了する。
【0141】
ここで、ステップS92の処理における、送信要求のコマンドで指定される静止画像のファイル名は、ステップS54の処理で生成されるファイルデータに含まれるファイル名に対応する。
【0142】
ステップS77の処理により、最新の静止画像のデータがバッファメモリ74に記憶されているので、ステップS92の処理において、最新の静止画像のデータが送信されることになる。
【0143】
ステップS93の処理をより詳細に説明すれば、制御プログラムは、例えば、送信要求のコマンドで指定される静止画像のファイル名がimg.jpgであるとき、ファイル名がimg.jpgである静止画像の仮想ファイルのファイルデータを基に、メモリコントローラ73に、バッファメモリ74から静止画像を読み出させ、TCP/IP処理部76に静止画像を供給させる。TCP/IP処理部76は、静止画像を所定のパケットに格納し、静止画像を格納したパケットをネットワークインターフェース77に供給する。ネットワークインタフェース77は、静止画像を格納したパケットをネットワーク91に送信する。
【0144】
このように、VCR3は、静止画像の要求に対応して、ネットワーク91を介して、静止画像を送信することができる。
【0145】
なお、図9のフローチャートを参照して説明した静止画像の送信の処理は、図8のフローチャートを参照して説明したファイルの送信の処理と並行して実行される。このようにすることで、ネットワーク91を介して、静止画像を要求する機器は、動画像をモニタしながら、所望の静止画像を取得することができる。
【0146】
このように、静止画像を送信するようにした場合には、受信側で、静止画像を取得することができる。
【0147】
また、動画像に対応する静止画像を順次生成し、静止画像に対応する、所定のファイル名を含むファイルデータを生成し、ファイル名を指定した送信要求が受信された場合、ネットワークを介した、順次生成された静止画像の内の最新の静止画像の送信を制御するようにした場合には、受信側で、より簡単に、スクリプトを作成することができるようになる。
【0148】
図10は、制御プログラムを実行するシステム制御CPU31によるファイルの受信の処理を説明するフローチャートである。
【0149】
ステップS121において、制御プログラムは、ネットワークインターフェース77およびTCP/IP処理部76にコマンドを受信させる。より詳細に説明すれば、ネットワークインターフェース77は、ネットワーク91を介して送信されたパケットを受信し、受信されたパケットをTCP/IP処理部76に供給する。TCP/IP処理部76は、ネットワークインターフェース77から供給されたパケットから、コマンドを抽出する。パケットにコマンドが格納されているとき、TCP/IP処理部76は、パケットから抽出されたコマンドをコマンドインタプリタ79に供給する。コマンドインタプリタ79は、コマンドに対応したデータをシステム制御CPU31に供給する。
【0150】
ステップS122において、制御プログラムは、受信されたコマンドが、ファイルの受信要求のコマンドであるか否かを判定し、ファイルの受信要求のコマンドでないと判定された場合、ファイルの受信要求のコマンドが受信されるまで、ステップS121に戻り、処理を繰り返す。
【0151】
ステップS122において、ファイルの受信要求のコマンドであると判定された場合、ステップS123に進み、制御プログラムは、ファイルの受信を開始する。すなわち、ネットワークインターフェース77は、ネットワーク91を介して送信されてきたパケットを受信し、受信したパケットをTCP/IP処理部76に供給する。制御プログラムは、TCP/IP処理部76に、パケットに格納されている画像および音声のデータを抽出させ、抽出された画像および音声のデータをメモリコントローラ73に供給させる。メモリコントローラ73は、TCP/IP処理部76から供給された画像および音声のデータをバッファメモリ74に格納させる。
【0152】
なお、ステップS121およびステップS122の処理で、編集のコマンドを受信したとき、ステップS123以下の処理を実行するようにしてもよい。
【0153】
ステップS124において、制御プログラムは、VCRシステム部32に、画像および音声のデータのビデオカセット2への記録を開始させる。より詳細には、制御プログラムは、メモリコントローラ73に、バッファメモリ74から次の画像および音声のデータを読み出させる。メモリコントローラ73は、読み出した画像および音声のデータをエンコーダ72に供給する。制御プログラムは、エンコーダ72に、画像および音声のデータを符号化させ、符号化された画像および音声のデータをVCRシステム部32に供給させる。制御プログラムは、VCRシステム部32に、エンコーダ72から供給された画像および音声のデータをビデオカセット2に記録させる。
【0154】
画像および音声のデータのビデオカセット2への記録をしているとき、制御プログラムは、VCRシステム部32から供給される信号を基に、記録されているファイルの長さを常に監視する。
【0155】
ステップS125において、制御プログラムは、VCRシステム部32から、画像および音声のデータが記録された、ビデオカセット2上の先頭の位置を示す先頭タイムコードを取得する。
【0156】
ステップS126において、制御プログラムは、TCP/IP処理部76からの信号を基に、データの受信が終了したか否かを判定する。TCP/IP処理部76は、受信したパケットに格納されているデータを基に、画像および音声のデータの最後を検出し、最後の画像および音声のデータが受信されたとき、データの受信が終了したことを示す信号をシステム制御CPU31に供給する。
【0157】
ステップS126において、データの受信が終了していないと判定された場合、ステップS126に戻り、判定の処理を繰り返す。
【0158】
ステップS126において、データの受信が終了したと判定された場合、ステップS127に進み、制御プログラムは、VCRシステム部32から、画像および音声のデータが記録された、ビデオカセット2上の最後の位置を示す終了タイムコードを取得する。
【0159】
ステップS128において、制御プログラムは、ファイルの記録を停止させる。より具体的には、制御プログラムは、VCRシステム部32に、画像および音声のデータの記録を停止させる。
【0160】
ステップS129において、制御プログラムは、メモリ22に記憶されているファイルデータを更新する。より具体的には、制御プログラムは、例えば、図示せぬ入力部からファイル名の入力を求め、入力されたファイル名を取得して、ステップS125の処理で取得した先頭タイムコード、ステップS127の処理で取得した終了タイムコード、記録されたファイルの長さ、およびその他の情報を基に、図3を参照して説明したファイルデータを新規に生成して、メモリ22に記憶させる。
【0161】
ステップS130において、制御プログラムは、ファイル通信部11に、ファイルデータ記憶ラベル1と通信させ、ICメモリ51に記憶されているファイルデータを更新させ、処理は終了する。
【0162】
より詳しく説明すれば、制御プログラムは、ファイル通信部11の通信部21に、ビデオカセット2に貼付されているファイルデータ記憶ラベル1の通信部52と通信させ、メモリ22に記憶されているファイルデータをファイルデータ記憶ラベル1に送信させる。通信部52は、受信したファイルデータをICメモリ51に記憶させる。
【0163】
このように、受信した画像および音声のデータをビデオカセット2に記録したとき、記録された画像および音声のデータに対応するファイルデータが、ファイル通信部11のメモリ22、およびファイルデータ記憶ラベル1のICメモリ51に記憶される。
【0164】
VCR3は、ファイル通信部11のメモリ22、およびファイルデータ記憶ラベル1のICメモリ51に記憶されたファイルデータを基に、容易に、所望の画像および音声のデータを読み出し、読み出した画像および音声のデータを送信することができるようになる。
【0165】
なお、画像および音声のデータは、動画像記録媒体の一例であるビデオカセット2に記録されると説明したが、ビデオカセット2などのテープに限らず、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなど他の種類の動画像記録媒体に記録するようにしてもよい。同様に、VCR3は、送信装置の一例であって、VCRに限らず、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、MD(Mini-Disc)(商標)プレーヤ、またはサーバなど他の種類の装置とすることができる。
【0166】
また、VCR3から静止画像のデータを受信する機器は、ネットワーク91を介して、所定のコマンドを送信し、静止画像のデータを受信することができるものであればよく、例えば、テレビジョン装置、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機、またはプリンタなど任意の種類の装置とすることができる。
【0167】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【0168】
この記録媒体は、図4に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク101(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク102(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク103(MD(Mini-Disc)(商標)を含む)、若しくは半導体メモリ104などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているシステム制御CPU31の内部に設けられている図示せぬROMや、図示せぬハードディスクドライブなどで構成される。
【0169】
なお、上述した一連の処理を実行させるプログラムは、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースを介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を介してコンピュータにインストールされるようにしてもよい。
【0170】
また、本明細書において、記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0171】
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0172】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、受信側で、静止画像を取得することができる。
【0173】
また、本発明によれば、受信側で、より簡単に、スクリプトを作成することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファイル管理システムの一実施の形態を示す図である。
【図2】ファイルデータ記憶ラベル1の構成を示す図である。
【図3】メモリ22またはICメモリ51に記憶されているファイルデータの構成例を示す図である。
【図4】 VCR3の構成を示すブロック図である。
【図5】画像および音声のデータをネットワーク91を介して送信するときの、バッファメモリ制御の処理を説明するフローチャートである。
【図6】画像および音声のデータをビデオカセット2に記録するときの、バッファメモリ制御の処理を説明するフローチャートである。
【図7】ファイルデータの更新の処理を説明するフローチャートである。
【図8】ファイルの送信の処理を説明するフローチャートである。
【図9】静止画像の送信の処理を説明するフローチャートである。
【図10】ファイルの受信の処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファイルデータ記憶ラベル, 2 ビデオカセット2, 3 VCR, 11 ファイル通信部, 12 記録再生制御部, 21 通信部, 22 メモリ, 23 ファイルシステム制御部, 31 システム制御CPU, 32 VCRシステム部, 51 ICメモリ, 52 通信部, 53 アンテナ, 71 デコーダ, 72 エンコーダ, 73 メモリコントローラ, 74 バッファメモリ, 75 メモリ監視器, 76 TCP/IP処理部, 77 ネットワークインターフェース, 78 低解像度エンコーダ, 79 コマンドインタプリタ, 80 ドライブ, 101 磁気ディスク, 102 光ディスク, 103 光磁気ディスク, 104 半導体メモリ
Claims (1)
- 画像および音声のデータのファイルが記録されているビデオカセットが装着された場合、装着された前記ビデオカセットに貼り付けられているラベル内のメモリに記憶されている、前記ビデオカセットに記録されている画像および音声データの内容を示すファイルデータを前記ラベル内の通信部と通信を行うことによって読み取り、読み取った前記ファイルデータとともに、静止画像が格納されるバッファメモリのアドレスを示す値を含む、静止画像の仮想ファイルのデータをメモリに格納させる読み取り手段と、
ネットワークを介して接続される機器から、装着された前記ビデオカセットに記録されている画像および音声のデータのファイルを送信することが要求された場合、前記読み取り手段により読み取られ、前記メモリに格納された前記ファイルデータに含まれるタイムコードにより示される、送信することが要求された画像および音声のデータの前記ファイルの前記ビデオカセットにおける開始位置から終了位置までにある画像および音声のデータを前記ビデオカセットから読み出して復号する復号手段と、
前記復号手段により復号された画像および音声のデータのファイルを、ネットワークを介して前記機器に送信する第1の送信手段と、
前記復号手段により復号された画像の解像度を変換することによって静止画像を順次生成し、古い静止画像に上書きして前記バッファメモリに記憶させる静止画像生成手段と、
前記第1の送信手段によりファイルの送信が行われているのと並行して、送信された画像のモニタを行っている前記機器から、静止画像を送信することが要求された場合、前記メモリに格納されている静止画像の仮想ファイルのデータを基に、前記静止画像生成手段により前記バッファメモリに記憶されている最新の静止画像を読み出し、ネットワークを介して前記機器に送信する第2の送信手段と
を備えることを特徴とする送信装置。
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