JP4204382B2 - エアフィルタ用ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハウジングの内部に筒形のフィルタエレメントを収容するためのエアフィルタ用ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、密閉したハウジングの内部に筒形のフィルタエレメントを収容し、エア供給口部を通してフィルタエレメントの外側にエアを供給するとともに、フィルタエレメントの内側からエア排出口部を通してエアを排出するようにしたエアフィルタは、例えば、特許文献1で知られている。
【0003】
同公報で開示されるエアフィルタは、エア排出口に取り付けられる側において、濾過部(フィルタエレメント)の端面を閉塞するエンドプレートを、エア排出口の外面に密着する軟質な内周壁部と、その外側の硬質合成樹脂部とが一体成形された複合構造とし、軟質な内周壁部によって、センターシールが確実に行われるとともに、その外側の硬質合成樹脂部によって、エアフィルタの剛性を向上させたものである。
【特許文献1】
特開2001−179027号(特願平11−373227号)公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のエアフィルタは、筒形のフィルタエレメントを用いるため、エア供給口の方向とエア排出口の方向は直角関係になるが、一般に、エアフィルタは、送気ライン(送気管)の中途に接続する場合も多いため、この場合には、エアフィルタ(エアフィルタ用ケース)のエア供給口とエア排出口を、送気ラインに対して同軸上に配する必要がある。
【0005】
しかし、このような接続環境で用いるエアフィルタ、特に、エアフィルタ用ケースでは、エア排出口とフィルタエレメントの内側間を接続する接続管を湾曲形成又は折曲形成して、出入口を直角関係に設定する必要があるなど、使用部品の形状が複雑になり、部品コストの上昇を招きやすい問題があった。また、この種のエアフィルタ用ケースでは、空気漏れを回避し、かつ組立性(組付性)を良好にするため、各使用部品間の高い位置決め精度が要求されるが、部品形状や送気構造の複雑化により、高い位置決め精度を確保しにくい問題があった。
【0006】
本発明は、このような従来の技術に存在する課題を解決したものであり、部品形状及び送気構造の単純化により、部品コストの削減及び位置決め精度に対する格段の向上を図ることができるエアフィルタ用ケースの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】
本発明は、密閉したハウジング2の内部に筒形のフィルタエレメント3を収容し、エア供給口部4を通してフィルタエレメント3の外側又は内側の一方にエアAを供給するとともに、フィルタエレメント3の外側又は内側の他方からエア排出口部5を通してエアAを排出するエアフィルタ用ケース1を構成するに際して、筒形のエア排出口部5と、第一開孔部6を有する筒形の直管部11と、この直管部11の一端部を閉塞する閉塞部8及び周部12fに切欠(開口を含む)による第二開孔部9を有する開孔体部12と、筒形のエア供給口部4とを、同軸上に順次配して構成した直管ユニットPを、ハウジング2の周面部2ufに形成した左右方向に貫通する挿通孔31p,31qに挿通させることにより、フィルタエレメント3の軸方向に対して直角に配設し、第一開孔部6を、接続管部7を介してフィルタエレメント3の内側に連通させるとともに、第二開孔部9を、フィルタエレメント3の外側に連通させることを特徴とする。
【0008】
この場合、好適な実施の形態により、直管部11における周部11fの上端には、上方に突出した管状の測定口部13を設けることができる。一方、接続管部7は、一端に第一開孔部6に接続するフランジ部14を有し、かつ他端に底部15dを有するとともに、少なくとも周部15fに一又は二以上の通気口15o…を形成した筒形の第一送気管部15と、通気口15o…をフィルタエレメント3の内側に連通接続する第二送気管部16により構成することができる。この際、第二送気管部16の一端には、フィルタエレメント3の一端部を保持する保持部16sを設けるとともに、第一送気管部15の底部15dには、フィルタエレメント3の他端部を保持する保持部材17の端部を取付ける取付部15cを設けることができる。他方、接続管部7の他の形態としては、一端に第一開孔部6に接続するフランジ部18を有し、かつ他端をフィルタエレメント3の内側に連通接続する送気管部20により構成することもできる。この際、送気管部20の他端には、フィルタエレメント3の一端部を保持する保持部20sを設けるとともに、送気管部20の内面に、フィルタエレメント3の他端部を保持する保持部材21の端部を取付ける取付部22を設けることができる。
【0009】
【実施例】
次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
【0010】
まず、本発明の第一実施例に係るエアフィルタ用ケース1の構成について、図1〜図5を参照して説明する。
【0011】
図中、2はハウジングを示す。ハウジング2は、天面部2usを有する円筒形の上ハウジング2uと、底面部2dsを有する円筒形の下ハウジング2dからなり、上ハウジング2uと下ハウジング2dは、例えば、ステンレス材により形成することができる。上ハウジング2uは、周面部2ufに、左右方向に貫通する挿通孔31p,31qを有するとともに、周面部2ufの後側及び天面部2usの中央に、挿通孔31r及び31uを有する。また、下ハウジング2dは、底面部2dsの中央にドレイン口32を有する。一方、上ハウジング2uの下端には上フランジ部33を一体形成するとともに、下ハウジング2dの上端には下フランジ部34を一体形成し、上ハウジング2uと下ハウジング2dを組付ける場合には、突き合わせた上フランジ部33と下フランジ部34をリングバンド35により挟持する。したがって、ハウジング2は、エアAの給排系を除いて密閉状態となる。
【0012】
一方、Pは直管ユニットであり、この直管ユニットPは、一端にエア供給口部4を有し、かつ他端にエア排出口部5を有する。直管ユニットPは、図5に示すように、筒形のエア排出口部5と、筒形の直管部11と、この直管部11の一端部を閉塞する閉塞部8及び周部12fに切欠(開口を含む)による第二開孔部9を有する開孔体部12と、筒形のエア供給口部4とを有し、同軸上においてロー付等により順次結合する。これにより、直管ユニットPは一体化したユニットとして構成される。なお、エア供給口部4及びエア排出口部5の内周面には、接続用の雌ネジ部4n及び5nをそれぞれ形成する。さらに、直管部11における周部11fの上端には、取付孔36を形成するとともに、下端には第一開孔部6を形成する。
【0013】
また、13は管状の排出側測定口部であり、下端に、フランジ部13fを一体に有する。なお、図2に示す37は、上ハウジング2uの挿通孔31rに取付けた供給側測定口部あり、この供給側測定口部37と排出側測定口部13間に差圧計を接続することにより、フィルタエレメント3に対する上流側と下流側間におけるエアAの差圧を計測できる。
【0014】
他方、7は接続管部であり、この接続管部7は、一端(上端)に第一開孔部6に接続するフランジ部14を有し、かつ他端に底部15dを有するとともに、少なくとも周部15fに二つの通気口15o…を形成した筒形の第一送気管部15と、この第一送気管部15の上部に装着し、通気口15o…をフィルタエレメント3の内側に連通接続する第二送気管部16により構成する。この場合、第二送気管部16の一端(下端)には、フィルタエレメント3の一端部を保持するリング溝部16rを有する別体に形成した保持部16sを装着する。また、第一送気管部15の底部15dには、フィルタエレメント3の他端部を保持する保持部材17の端部を取付けるための取付部15cを設ける。
【0015】
この取付部15cは、保持ボルト17bが挿通するボルト挿通孔である。保持部材17には、この保持ボルト17bとナット部材38が含まれる。ナット部材38は、中央にネジ孔38nを有するとともに、フィルタエレメント3に対向する部位には、フィルタエレメント3の他端部を保持するリング溝部38rを有する。なお、39はナットカバーを示す。
【0016】
次に、本実施例に係るエアフィルタ用ケース1の組立方法について、図1〜図3を参照して説明する。
【0017】
まず、直管ユニットPを用意し、図1に示すように、上ハウジング2uの挿通孔31p,31qに挿通させることにより、直管ユニットPの中央を上ハウジング2uの中央に位置させる。次いで、排出側測定口部13の上端側を、直管ユニットPの底部に設けた第一開孔部6から入れ、取付孔36及び挿通孔31uに挿通させる。これにより、例えば、排出側測定口部13の上端を支持し、上ハウジング2u及び直管ユニットPを吊下げた状態にすれば、排出側測定口部13に対して上ハウジング2u及び直管ユニットPを位置決めできる。したがって、この状態で各部のロー付けを行うことができる。なお、直管ユニットPの採用により、エア供給口部4とエア排出口部5は、同軸上に位置決めされる。
【0018】
一方、接続管部7を用意する。この接続管部7は、第一送気管部15に第二送気管部16を装着するとともに、第二送気管部16に保持部16sを装着し、この状態で各部のロー付けを行うことにより、予めユニットとして構成する。そして、図3に示すように、直管ユニットPの第一開孔部6に接続管部7が連通するように、フランジ部14を直管ユニットPの底部に当て、この状態でロー付けを行う。なお、接続管部7における底部15dの取付部15c(ボルト挿通孔)には、保持ボルト17bを挿通させるが、この保持ボルト17bは、接続管部7を直管ユニットPに組付ける前に挿通させてもよいし、接続管部7を直管ユニットPに組付けた後に、排出側測定口部13から挿入してもよい。また、保持ボルト17bと取付部15cは、必要によりロー付け等で固定してもよい。
【0019】
これにより、エアフィルタ用ケース1の組立は終了し、この状態でフィルタエレメント3の装着を行うことができる。この場合、新規の装着であってもよいし交換時の装着であってもよい。まず、装着するフィルタエレメント3を用意し、一端部(上端部)を、図2に示すように、保持部16sのリング溝部16rに嵌合させる。これにより、保持ボルト17bはフィルタエレメント3の中を通り、先端のネジ部17nがフィルタエレメント3の下端から突出するため、このネジ部17nにナット部材38のネジ孔38nを螺着する。この際、フィルタエレメント3の他端部(下端部)は、ナット部材38のリング溝部38rに嵌合させるとともに、ナット部材38を適宜締め付けることにより、保持部16sとナット部材38間にフィルタエレメント3を保持する。そして、この後、上ハウジング2uの上フランジ部33に、下ハウジング2dの下フランジ部34を突き合わせ、リングバンド35を装着することにより、上ハウジング2uと下ハウジング2dの組付けを行う。これにより、図1及び図2に示すエアフィルタFを構成することができる。なお、フィルタエレメント3の交換を行う場合には、リングバンド35を取外し、さらに、ナット部材38を取外すことにより容易に行うことができる。
【0020】
次に、本実施例に係るエアフィルタ用ケース1を使用したエアフィルタFの作用(機能)について、図1〜図3を参照して説明する。
【0021】
まず、エアフィルタFを送気ライン(送気管)に接続する。この場合、送気ラインの上流側配管にエア供給口部4を接続するとともに、送気ラインの下流側配管にエア排出口部5を接続する。また、供給側測定口部37と排出側測定口部13間には、差圧計を接続するとともに、ドレイン口32にはキャップを装着して閉塞する。
【0022】
そして、図1に示すように、エア供給口部4に、点線矢印で示すエアAが供給されれば、エアAは、エア供給口部4から第二開孔部9を通り、フィルタエレメント3とハウジング2間の空間に流入する。この後、エアAは、外側からフィルタエレメント3を通過して内側に至り、フィルタリングされるとともに、フィルタリングされたフィルタエレメント3の内側のエアAは、接続管部7(通気口15o…)、さらには、第一開孔部6を通って直管部11の内部に至り、この後、エア排出口部5から排出される。
【0023】
次に、本発明の第二実施例に係るエアフィルタ用ケース1の構成について、図6及び図7を参照して説明する。
【0024】
第二実施例に係るエアフィルタ用ケース1は、第一実施例に係るエアフィルタ用ケース1に対して、接続管部7の形態を変更したものである。即ち、第二実施例に係るエアフィルタ用ケース1は、一端(上端)に第一開孔部6に接続するフランジ部18を有し、かつ他端(下端)をフィルタエレメント3の内側に連通接続する送気管部20により構成したものである。この場合、送気管部20の他端(下端)には、フィルタエレメント3の一端部を保持するリング溝部20rを有する別体に形成した保持部20sを装着する。
【0025】
また、送気管部20は、上管部20uと下管部20dを有し、この上管部20uと下管部20dは、外周面間に装着した連結リング41により接続する。さらに、送気管部20の内面には、フィルタエレメント3の他端部を保持する保持部材(保持ボルト)21の端部を取付けるための取付部22を設ける。この場合、取付部22は、一本のピン部材22pを用いる。このピン部材22pは、下管部20dの上端辺に形成した一対のU形切欠部42と43間に架設するとともに、このピン部材22pを保持部材(保持ボルト)21の上部に形成した横方向の貫通孔21sに通すことにより当該保持部材(保持ボルト)21を支持する。
【0026】
さらに、第二実施例における直管ユニットPでは、直管部11の両端縁部を大径に形成し、エア排出口部5及び開孔体部12をそれぞれ嵌め込むことができる嵌込部11x,11yを設けるとともに、開孔体部12の一端縁部を大径に形成し、エア供給口部4を嵌め込むことができる嵌込部12xを設けた。これにより、組立性の向上と位置決め精度の更なる向上を実現できる。なお、他の構成及び全体の作用(機能)は第一実施例と同じである。このため、図6及び図7において、図3及び図4と同一部分には同一符号を付し、その構成を明確にするとともに、その詳細な説明は省略する。
【0027】
このような本実施例に係るエアフィルタ用ケース1によれば、一端にエア供給口部4を設け、かつ他端にエア排出口部5を設けた直管ユニットPを、フィルタエレメント3の軸方向に対して直角に配設し、直管ユニットPの中間部に設けた第一開孔部6を、接続管部7を介してフィルタエレメント3の内側に連通させるとともに、第一開孔部6とエア供給口部4間を閉塞部8により閉塞し、かつ閉塞部8とエア供給口部4間に設けた第二開孔部9を、フィルタエレメント3の外側に連通させるようにしたため、部品形状及び送気構造の単純化を実現でき、部品コストの削減、さらには位置決め精度に対する格段の向上を図ることができる。
【0028】
特に、直管ユニットPの採用により、エア供給口部4とエア排出口部5を同軸上に正確に位置決めできるとともに、直管部11における周部11fの上端に、上方に突出した排出側測定口部13を備えるため、この構造を利用して、排出側測定口部13,ハウジング2及び直管ユニットPの三者の位置決めを正確に行うことができる。
【0029】
また、接続管部7は、一端に第一開孔部6に接続するフランジ部14を有し、かつ他端に底部15dを有するとともに、少なくとも周部15fに通気口15o…を形成した筒形の第一送気管部15と、通気口15o…をフィルタエレメント3の内側に連通接続する第二送気管部16により構成し、さらに、第二送気管部16の一端に、フィルタエレメント3の一端部を保持する保持部16sを設けるとともに、第一送気管部15の底部15dに、フィルタエレメント3の他端部を保持する保持部材17の端部を取付ける取付部15cを設けて構成し、或いは一端に第一開孔部6に接続するフランジ部18を有し、かつ他端をフィルタエレメント3の内側に連通接続する送気管部20により構成するとともに、送気管部20の他端に、フィルタエレメント3の一端部を保持する保持部20sを設け、かつ送気管部20の内面に、フィルタエレメント3の他端部を保持する保持部材21の端部を取付ける取付部22を設けて構成したため、フィルタエレメント3の装着(交換)を極めて容易に行うことができる。
【0030】
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除することができる。例えば、実施例のエア供給口部4とエア排出口部5を入れ替えることにより、エア供給口部4をエア排出口部として使用し、エア排出口部5をエア供給口部として使用することもできる。また、直管ユニットPは、全体を一本のパイプ部材を利用して製作するなど、他の任意の構成を採用できるとともに、接続管部7も第一実施例及び第二実施例以外の構成に限定されるものではない。なお、本明細書で使用するエアAは、ガス、広くは各種気体を含む概念である。
【0031】
【発明の効果】
このように本発明に係るエアフィルタ用ケースは、筒形のエア排出口部と、第一開孔部を有する筒形の直管部と、この直管部の一端部を閉塞する閉塞部及び周部に切欠(開口を含む)による第二開孔部を有する開孔体部と、筒形のエア供給口部とを、同軸上に順次配して構成した直管ユニットを、ハウジングの周面部に形成した左右方向に貫通する挿通孔に挿通させることにより、フィルタエレメントの軸方向に対して直角に配設し、第一開孔部を、接続管部を介してフィルタエレメントの内側に連通させるとともに、第二開孔部を、フィルタエレメントの外側に連通させたため、次のような顕著な効果を奏する。
【0032】
(1) 部品形状及び送気構造の単純化を図ることができ、部品コストの削減、さらには位置決め精度に対する格段の向上を図ることができる。特に、直管ユニットの採用により、エア供給口部とエア排出口部を同軸上に正確に位置決めできる。
【0033】
(2) 好適な実施の形態により、直管ユニットを構成する直管部における周部の上端に、上方に突出した管状の測定口部を設ければ、この構造の利用により、排出側測定口部,ハウジング及び直管ユニットの三者の位置決めを正確に行うことができる。
【0034】
(3) 好適な実施の形態により、接続管部を、一端に第一開孔部に接続するフランジ部を有し、かつ他端に底部を有するとともに、少なくとも周部に通気口を形成した筒形の第一送気管部と、通気口をフィルタエレメントの内側に連通接続する第二送気管部により構成し、さらに、第二送気管部の一端に、フィルタエレメントの一端部を保持する保持部を設けるとともに、第一送気管部の底部に、フィルタエレメントの他端部を保持する保持部材の端部を取付ける取付部を設けて構成し、或いは一端に第一開孔部に接続するフランジ部を有し、かつ他端をフィルタエレメントの内側に連通接続する送気管部により構成するとともに、送気管部の他端に、フィルタエレメントの一端部を保持する保持部を設け、かつ送気管部の内面に、フィルタエレメントの他端部を保持する保持部材の端部を取付ける取付部を設けて構成すれば、フィルタエレメントの装着(交換)を極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例に係るエアフィルタ用ケースを使用して構成したエアフィルタの断面正面図、
【図2】 同エアフィルタの断面側面図、
【図3】 同エアフィルタ用ケースにおける直管ユニット及び接続管部の断面正面図、
【図4】 図3中X−X線断面図、
【図5】 同エアフィルタ用ケースにおける直管ユニット及び接続管部の分解断面図、
【図6】 本発明の第二実施例に係るエアフィルタ用ケースにおける直管ユニット及び接続管部の断面正面図、
【図7】 図6中Y−Y線断面図、
【符号の説明】
1:エアフィルタ用ケース,2:ハウジング,2uf:ハウジングの周面部,3:フィルタエレメント,4:エア供給口部,5:エア排出口部,6:第一開孔部,7:接続管部,8:閉塞部,9:第二開孔部,11:直管部,11f:周部,12:開孔体部,12f:周部,13:測定口部,14:フランジ部,15:第一送気管部,15d:底部,15f:周部,15o:通気口,15c:取付部,16:第二送気管部,16s:保持部,17:保持部材,18:フランジ部,20:送気管部,20s:保持部,21:保持部材,22:取付部,31p:挿通孔,31q:挿通孔,A:エア,P:直管ユニット

Claims (6)

  1. 密閉したハウジングの内部に筒形のフィルタエレメントを収容し、エア供給口部を通して前記フィルタエレメントの外側又は内側の一方にエアを供給するとともに、前記フィルタエレメントの外側又は内側の他方からエア排出口部を通してエアを排出するエアフィルタ用ケースにおいて、筒形のエア排出口部と、第一開孔部を有する筒形の直管部と、この直管部の一端部を閉塞する閉塞部及び周部に切欠(開口を含む)による第二開孔部を有する開孔体部と、筒形のエア供給口部とを、同軸上に順次配して構成した直管ユニットを、前記ハウジングの周面部に形成した左右方向に貫通する挿通孔に挿通させることにより、前記フィルタエレメントの軸方向に対して直角に配設し、前記第一開孔部を、接続管部を介して前記フィルタエレメントの内側に連通させるとともに、前記第二開孔部を、前記フィルタエレメントの外側に連通させることを特徴とするエアフィルタ用ケース。
  2. 前記直管部における周部の上端には、上方に突出した管状の測定口部を備えることを特徴とする請求項1記載のエアフィルタ用ケース。
  3. 前記接続管部は、一端に前記第一開孔部に接続するフランジ部を有し、かつ他端に底部を有するとともに、少なくとも周部に一又は二以上の通気口を形成した筒形の第一送気管部と、前記通気口を前記フィルタエレメントの内側に連通接続する第二送気管部により構成することを特徴とする請求項1記載のエアフィルタ用ケース。
  4. 前記第二送気管部の一端に、前記フィルタエレメントの一端部を保持する保持部を設けるとともに、前記第一送気管部の底部に、前記フィルタエレメントの他端部を保持する保持部材の端部を取付ける取付部を設けることを特徴とする請求項3記載のエアフィルタ用ケース。
  5. 前記接続管部は、一端に前記第一開孔部に接続するフランジ部を有し、かつ他端を前記フィルタエレメントの内側に連通接続する送気管部により構成することを特徴とする請求項1記載のエアフィルタ用ケース。
  6. 前記送気管部の他端に、前記フィルタエレメントの一端部を保持する保持部を設けるとともに、前記送気管部の内面に、前記フィルタエレメントの他端部を保持する保持部材の端部を取付ける取付部を設けることを特徴とする請求項5記載のエアフィルタ用ケース。
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