JP4202779B2 - Amusement stand - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシン(パチスロ)に代表される遊技台に関し、特に不正防止機能を備えた遊技台に関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシン等の遊技台は、筐体本体を構成する矩形箱型のキャビネットの前面に前面扉が開閉可能に装着されている。キャビネット内には、遊技台の制御回路といった主たる構成要素が収納されており、また、前面扉は、メダル補給、メンテナンス等の目的で頻繁に開閉される。
【0003】
ところで、この種の遊技台にあってはキャビネットと前面扉との隙間から針金等の異物を挿入して遊技台を誤動作させる不正行為が問題とされている。このような不正行為を防止するため、従来では例えば特許文献1に記載の通り施錠装置の受け金具の縁部をキャビネットと前面扉との突き合わせ面よりも前方に突出させることとで壁を形成し、異物の挿入を防止する施錠装置の受け金具を設けることが提案されている(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−200687号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、不正行為は年々巧妙化しており上記従来例にあっても不正行為を100%防止できるとは限らない。上記従来例にあっては、万一異物が侵入すればその後何ら対策の余地がなく、また、不正行為自体の抑止を促進するには至らない。
【0006】
従って、本発明の目的は、異物の侵入による不正行為を防止し、また、不正行為自体の抑止に寄与し得る遊技台を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、筐体本体と、該筐体本体に開閉可能に取付けられた扉体と、を備えた遊技台であって、前記遊技台の内部に配置され、前記筐体本体と前記扉体との合わせ部を介して前記遊技台の外部から侵入する異物を検知する検知手段を備え、前記検知手段が、前記合わせ部を介して前記遊技台の外部から侵入する異物に当接するように、前記合わせ部に沿って配置され、当該異物の侵入に伴って移動する可動部材と、前記可動部材の移動を検出する検出手段と、を備えたことを特徴とする遊技台が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。本実施形態では、本発明をスロットマシンに適用した場合について説明する。尤も、本発明はスロットマシンに限られず、パチンコ等の他の遊技台にも適用可能である。例えば、パチンコ機のガラス枠や前面枠の合わせ部から挿入される異物の検出等に対しても適用することができる。
【0009】
<全体の構成>
本実施形態のスロットマシンは、概説すると、、複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、前記リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、各々の前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるための停止スイッチと、停止時の前記リールにより表示された前記絵柄の組合せが、予め定めた絵柄の組合せであるか否かに基づいて入賞を判定する判定手段と、を備えたスロットマシンである。以下、その構成について詳述する。
【0010】
図1は本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の外観を示す斜視図である。スロットマシン100は、筐体本体を構成するキャビネット201と、キャビネット201に開閉可能に取付けられた扉体を構成する前面扉101とを備え、これらにより筐体が構成されている。キャビネット201は、その正面が開放した方形箱型をなしており、その開口した正面に前面扉101が取付けられている。前面扉101は、その左側端部において図示しないヒンジ等を介してキャビネット201に取付けられており、その上下端部及び右側端部は自由端となる。キャビネット201の両側面には、取手部201cが設けられ、スロットマシン100の運搬の際に利用される。
【0011】
このスロットマシン100には、複数種類の絵柄が施された複数のリールが設けられている。具体的には、スロットマシン100の中央内部には、外周面に複数種類の絵柄(例えば、「7」、「Bar」、「ベル」、「リプレイ」等:図示省略)を配列した円筒状のリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、キャビネット201の内部で回転できるように構成されている。
【0012】
前面扉101には、リール表示窓113が設けられており、リール110乃至112を正面から眺めると、絵柄がリール表示窓113から縦方向に3つ見えるようになっている。つまり、全リール110乃至112が停止した場合、遊技者は、3×3の合計9個の絵柄を見ることができる。これらのリール110乃至112が回転し、停止することにより、様々な絵柄の組み合せが表示されることになる。なお、本実施形態では、3個のリールを備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
【0013】
各リール110乃至112の裏側には、リール表示窓113上に表示される個々の絵柄を照らし出すためのバックライト(図示せず)が配置されている。バックライトは、例えば、7色(赤、緑、青紫の三原色と、白色等をはじめとするこれらの混合色)の光を発することが可能であり、各原色に対応したLED等を含んで構成される。
【0014】
入賞ライン表示ランプ120は、遊技毎に有効となる入賞ライン114を示すランプである。有効となる入賞ライン114は、スロットマシン100に投入された遊技媒体(本実施形態ではメダルを想定する。)の枚数によって変化する。例えば、図1に示すように5本の入賞ライン114を有する場合、メダルを1枚投入したときは中段の水平入賞ライン、2枚投入したときは、上段の水平入賞ラインおよび下段の水平入賞ラインを加えた3つの入賞ライン、3枚投入したときは更に2本の斜めの入賞ラインを加えた5ラインが有効となり、有効な入賞ライン114上に揃った絵柄の組み合せにより入賞が判断されることとなる。勿論、入賞ラインの数は5本に限定されるものではない。
【0015】
スタートランプ121は、リール110乃至112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、入賞役である再遊技に入賞したとき(例えば、リプレイ−リプレイ−リプレイの再遊技絵柄の組み合せが入賞ライン114上に揃ったとき)、遊技者へ次の遊技が再遊技であることを知らせるランプである。再遊技の場合、次遊技において遊技媒体であるメダルの投入が免除される。
【0016】
告知ランプ123は、特別な入賞役(例えば、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB))に内部当選した状態にあることを遊技者に報知するランプである。メダル投入ランプ124は、遊技開始にあたって遊技者にメダルの投入が必要であることを報知するランプである。メダル投入枚数表示ランプ125は、遊技者が投入したメダル枚数を表示するランプである。本実施形態では、1回の遊技に最大3枚までメダル投入できるので、縦に配置した3つのランプを用いてメダル投入枚数を表示している。無論、ランプで表示する他に7セグメント表示器等で直接メダル投入枚数を表示するようにしても良い。
【0017】
払出枚数表示器126は、遊技の結果、メダルの払い出しのある何らかの入賞役に入賞したとき、遊技者へ払い出されるメダルの枚数を表示する表示器である。遊技回数表示器127は、ビッグボーナスゲーム中の一般ゲームの回数等を表示する表示器である。貯留枚数表示器128は、電子的に貯留(クレジット)しているメダルの枚数を表示する表示器である。演出用ランプ129は、遊技の興趣を高めるための演出に使用されるランプである。
【0018】
メダル投入ボタン131、132は、貯留されたメダルをスロットマシン100へ電子的に投入するための投入ボタンであり、いわゆるベットボタンと呼ばれているものである。本実施形態では、最大メダル投入ボタン131(いわゆるマックスベットボタン)と、1回押下するごとに1枚のメダルを投入する1枚メダル投入ボタン132とを有し、これらのボタンのいずれかを押下することにより遊技に必要な1〜3枚のメダルがスロットマシン100へ電子的に投入される。2枚のメダルを投入する場合は、1枚メダル投入ボタン131を2回押下することとなる。投入されたメダル枚数分は、現在の貯留枚数から減算されて残枚数が貯留枚数表示器128に表示される。
【0019】
メダル投入口ブロック133は、遊技を開始するに当たって遊技者が直接メダルを投入するための開口を有する。メダルを直接投入した際に、メダル投入口直下にあるメダルセレクターユニット(図示せず)内にメダルが詰まってしまった場合は、メダルキャンセルスイッチ133aを操作することによってメダルの詰まりを解消させる。
【0020】
スタートレバー135は、遊技の開始操作として、リール110〜112の回転を開始させるレバー型のスイッチである。ストップボタンユニット136には、3つのストップボタンが設けられている。各ストップボタンは、押下することによって対応するリール110乃至112の回転を個別に停止させるボタン型のスイッチである。これらのスイッチは、レバー型やボタン型に限られず、他の形式のスイッチも使用可能である。
【0021】
各ストップボタンの内部にはランプ(図示せず)が設けられており、スタートレバー135が操作された後、リール110乃至112の停止操作が可能な状態になると全ランプが点灯し、遊技者に停止操作が可能になったことを報知する。各ストップボタンのランプは各ストップボタンが押下される毎に消灯する。無論、停止操作可能な状態とその他の状態とでランプの発光色を変化させるように構成することもできる。
【0022】
精算ボタン138は、遊技者が獲得したメダルを精算して排出する精算処理を行う場合に押下されるボタンである。なお、精算ボタン138は、遊技者がメダル投入口ブロック133から投入したメダルのうち所定枚数(例えば3枚)以上のメダルまたは入賞により獲得したメダルを最大50枚まで貯留するか否かを切換える場合にも使用され、例えば、一回精算ボタン押下されて精算処理が行われると、非貯留モードが設定され、もう一度精算ボタン押下されると、貯留モードが設定される。ここに、メダルの貯留とは、メダルを直接払い出さずに、電子的にその枚数を後述する制御部に一時記憶しておくことを意味する。
【0023】
鍵孔139は、扉開閉用のキーを差し込む孔で、キーを差し込んで時計方向に回すとロックが解除され、スロットマシン100の前面扉101を開けることができる。メダル排出口165は、メダルを排出するための開口であり、入賞時に払い出されるメダルはここから排出される。排出されたメダルは、スロットマシン100の下部に設けられた受け皿170に受けとめられて溜まるようになっている。
【0024】
ドットマトリクスLED表示装置180は、複数のLEDをマトリックス状に配置した表示装置であり、遊技に関する各種の情報、例えば、ゲームを盛り上げるためキャラクター等を登場させるゲーム画面、スロットマシン100の内部で異常が発生した場合にエラーの内容を表示するエラー画面など、を表示する。ドットマトリクスLED表示装置180に代えて、演出用のリールを装備してもよい。演出用のリールは、リール110〜112に対応させて3つ設けるようにしてもよい。
【0025】
上部発光表示部190、側部発光表示部(上側部発光表示部151、152及び下側部発光表示部155、156)、受け皿発光表示部160は、いずれも演出用の発光表示部を構成しており、本実施形態では、スロットマシン100の前面を縁取るようにして、全体として方形環状の表示部を構成している。更に、中部発光表示部153及び154、腰部発光表示部157及び158を備え、多彩な発光表示を可能としている。音孔173はスピーカからの各種音声を外部へ出力するものであり、パネル140にはスロットマシン100のキャラクタ等が描かれる。
【0026】
<施錠機構概略>
図2は、前面扉101の開放時におけるスロットマシン100の右側面図である。スロットマシン100の前面扉101とキャビネット201との施錠機構は、施錠装置500と、受け金具610と、で構成され、これらによって前面扉101が閉鎖するようにしている。
【0027】
施錠装置500は、概略的には、鍵穴139のシリンダー錠にキーを挿して回転させることにより揺動する一対のフック500aと、フック500aを所定の高さに案内するためのガイドローラー500bとを備えている。
【0028】
受け金具610は、施錠装置500のフック500aが係止されることで前面扉101とキャビネット201とを密着させるためのもので、各々のフック500aが係止される一対の係止片610bと、ガイドローラー500bを案内するためのガイド板612とを備えている。
【0029】
前面扉101を閉めたとき、施錠装置500のガイドローラー500bが受け金具610のガイド板612上に乗って転動し、フック500aを係止片610bの高さに案内する。そして、一対のフック500aが、それぞれ対応する受け金具610の係止片610bに係止され、前面扉101とキャビネット201とが密着された状態で施錠される。
【0030】
<異物の検知>
次に本発明の実施形態のスロットマシン100の異物検知機構について詳述する。スロットマシン100の前面扉101とキャビネット201との間には、製造時の部品寸法のバラツキ等にもよるが、機械的に完全に密着させることは困難であり、前面扉101とキャビネット201との合わせ部には、大なり小なりの隙間が生じる。また、不正行為を行う者によって前面扉101に力を加え針金やセル板等の異物を挿入できるように隙間が拡大させられる場合もある。
【0031】
そこで、本実施形態では、前面扉101とキャビネット201との合わせ部を介して外部から侵入する異物を検知する検知手段をスロットマシン100の内部に収容されるように設けている。このような検知手段を設けることで、従来のように単に不正行為を防止するのみならず、不正行為が行われていることを管理者が知ることができ、警報の報知や遊技停止といった方策をとることが可能となる。また、遊技者においてもそのような不正行為を知られるおそれがあることから、不正行為の実行に慎重になる。従って、本実施形態によれば、不正行為自体の抑止に寄与することもできる。
【0032】
このような検知手段としては、種々の態様のものを採用することが可能であり、例えば、前面扉101とキャビネット201との合わせ部に光センサを設け、異物の侵入により光が遮断されることを利用して異物を検知することが可能である。一方、前面扉101とキャビネット201との合わせ部は、スロットマシン100の上下面及び側面に渡り比較的広範である。最も異物が挿入され易い側面の合わせ部においても、スロットマシン100の高さ分はあり、それなりの長さである。このように広範な合わせ部の全域に渡って異物の侵入を検知せんとする場合、光センサ等を用いて直接異物を検出すれば部品点数やコスト等が増大する等の問題がある。
【0033】
本発明は種々の検知手段を用いることができるが、本実施形態では、とりわけ以下に述べる機構を採用することにより、比較的少量の部品や低コストで広範な合わせ部に渡って異物の侵入を検知するものである。なお、本実施形態では、最も異物が挿入され易い側面の合わせ部について検知機構を設けているが、無論、合わせ部全域に渡り異物検知機構を設けることもできる。逆に、必要な所定の領域部分に限定して異物検知機構を設けるようにしてもよい。
【0034】
<異物検知機構>
以下、図2及び図3を参照して本実施形態における異物検知機構について説明する。図3は、受け金具610近傍の側面図(図2における受け金具610近傍の構成の背面側を示す。)及び部分拡大図である。
【0035】
異物検知機構は、受け金具610の前縁部に設けられた可動板620と、受け金具610に装着され、可動板620の動きを検出する可動板スイッチ630とで構成されている。
【0036】
図2に示すように可動板620はキャビネット201から前面扉101へ向けて突出するように設けられており、前面扉101とキャビネット201との合わせ部を跨って配置され、また、スロットマシン100の側面の合わせ部に沿って略その全域に渡って配置された一枚の板状部材(本例の場合金属板)からなる。また、可動板620は、合わせ部を介して侵入する異物に当接するように、その表面がスロットマシン100の側面に向くように配置されている。
【0037】
図3に示すように可動板620はその一部を穿孔することで形成された軸部620bが、受け金具610の前縁に一体的に形成された円弧形状をなす保持部610aにより保持される。そして、この状態で前面扉101とキャビネット201とを閉じると、保持部610aとキャビネット201の壁面とで形成される環状の空間を軸部620bが挿通した状態となり、この軸部620b回りに可動板620が回動可能となる。
【0038】
可動板620には、可動板620の動きを可動板スイッチ630に伝達するためのL字型の押し板622が設けられている。可動板スイッチ630は可動板620の移動(本例の場合回動)を検出する検出手段として機能する。押し板622は、可動板620が図の手前側に回動すると、受け金具610側に設けられた可動板スイッチ630のプランジャーを押下することになる。プランジャーが押下されることで可動板スイッチ630がONとなり、可動板620の動きを検出することができるようになっている。
【0039】
本実施形態ではプランジャー式のスイッチである可動板スイッチ630を用いることで、プランジャーの復帰力によって可動板620をキャビネット201の壁面に常時付勢するようにしている。無論、プランジャーの復帰力を利用せずに、別にバネ等の弾性部材を設けて可動板620をキャビネット201の壁面に常時付勢するようにしてもよい。また、本実施形態では、受け金具610に可動板620を装着するように構成しているが、無論、受け金具610とは別個独立に設けるようにしてもよい。
【0040】
<異物検知機構の動作>
次に、上述した異物検知機構の動作について説明する。図4は、スロットマシン100の前面扉101とキャビネット201の側面の合わせ部近傍の断面図であり、(a)は、異物挿入前の通常状態を示し、(b)は、異物挿入時の状態を示す。
【0041】
上述した通り、スロットマシン100の前面扉101とキャビネット201とは、製造時の部品寸法のバラツキ等にもよるが、機械的に完全に密着させることは困難であり、図4(a)に示すように両者の間には大なり小なりの隙間Sが生じている。本実施形態では、この隙間Sの背後(スロットマシン100の内部側)に可動板620が配置された構成となる。
【0042】
図4(b)に示すように針金を隙間Sに挿入すると、挿入された針金は、隙間Sを通過して可動板620に当接する。そのまま針金を挿入すると、針金は可動板620を押し、可動板620を回動させる。可動板620が回動すると、押し板622が可動板スイッチ630のプランジャーの先端部を押下し、可動板スイッチ630から検出信号が出力される。可動板スイッチ630の検出信号は、後述の主制御部300に伝達される。主制御部300は、可動板スイッチ630の検出信号を受信した場合、異物が挿入されたものと判定し、警報を発する報知手段の作動若しくは遊技を不能な状態とする等の中断制御といった各種処理を行う。
【0043】
以上により、本実施形態によれば、異物侵入を即座に検知することができる。なお、本実施形態では異物の侵入に伴って可動板620を回動するように構成しているが、例えば、異物の侵入方向に直線的に移動するように構成し、これを検出するようにしてもよいことはいうまでもない。
【0044】
<制御ブロック>
図5を参照してスロットマシン100の制御部の構成について説明する。本実施形態における制御部は、全体を制御する主制御部300と、遊技を盛り上げるための演出に関する制御等を遂行する副制御部400と、ドットマトリクスLED表示装置180を制御するドットマトリクスLED表示制御部(図示省略)と、を備える。
【0045】
<主制御部300>
マイクロプロセッサ(以下、MainCPUと称す)310は、スロットマシン100における制御の中枢となるものであり、バス370を介して、周辺部との間で制御信号やデータの受渡しが行われる。ROM(リード・オンリー・メモリ)312は、各種制御を行うためのプログラムや、各種制御データ等を記憶する記憶手段の一つである。RAM(ランダム・アクセス・メモリ)313は、MainCPU310によって処理されるプログラムのワークエリアを有し、可変データ等を記憶する記憶手段の一つである。本実施形態では、ROM及びRAMを使用しているが、他の記憶手段を用いてもよく、この点は後述する他の制御部についても同様である。
【0046】
乱数発生器311は、入賞役の内部抽選等に用いられる乱数を発生するもので、例えば、複数のカウンタ、クロック発振器、分周器及びラッチ回路等で構成される。乱数発生器311が発生した乱数値は、バス370を介して、RAM313の乱数記憶領域に記憶され、必要に応じてMainCPU310により読み込まれる。
【0047】
MainCPU310には、入力インターフェース360およびバス370を介して、メダル投入ブロック134の投入口より投入されたメダルを検知するメダルセンサ320、スタートレバー135の操作を検知するスタートレバーセンサ321、ストップボタンのいずれかが押された場合、どのストップボタンが押されたかを検知するストップボタンセンサ322、及び、メダル投入ボタン131、132のいずれかが押下された場合、どのメダル投入ボタンが押されたかを検知するメダル投入ボタンセンサ323、精算ボタン138の押下に伴って動作する精算ボタンスイッチ324、及び、上述した可動板スイッチ630が接続されている。
【0048】
また、リール110乃至112の回転と停止を行うモータ(図示省略)を制御するモータ制御部330、及び、メダル払出装置(いわゆるホッパー:図示省略)を制御するホッパー制御部331が、入出力インターフェース332及びバス370を介してMainCPU310に接続されている。図5において、「表示用ランプ・表示器類」とは、図1で示した入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122等のランプ類や、払出枚数表示器125、遊技回数表示器126等の各種表示器等を総称して示したものであり、出力インターフェース342およびバス370を介してMainCPU310に接続されている。
【0049】
出力インターフェース350は、MainCPU310の指示に基づき、各種のコマンドを副制御部400の入力インターフェース440へ送信する。コマンドには、例えば、メダルが投入されたことを示すコマンド、スタートレバーが操作されたことを示すコマンド、押されたストップボタンを示すコマンド、各種演出の内容を規定したコマンド等がある。
【0050】
<副制御部400>
マイクロプロセッサ(以下、SubCPUと称す)410は、主制御部300から送信された各種コマンドを入力インターフェース440およびバス430を介して受信し、受信したコマンドの内容に応じて副制御部400全体を制御する。ROM411は、副制御部400全体を制御するためのプログラムやデータ等を記憶する記憶手段の一つである。RAM412は、SubCPU410で処理されるプログラムのワークエリアを有し、可変データ等を記憶する記憶手段の一つである。バックライト420は、リールの絵柄を背面から照らすライトで、SubCPU410の指示に従って点灯/点滅/消灯する。
【0051】
演出用発光表示部は、演出に用いられる発光表示部の総称して示したものであり、上部発光表示部190、側部発光表示部151、152、155、156、中部発光表示部153、154、腰部発光表示部157、158、受け皿発光表示部160が含まれ、SubCPU410の指示に従って各発光表示部が表示区分毎に点灯/点滅/消灯等するように、点灯制御される。
【0052】
楽音信号形成部460は、SubCPU410から受け渡された制御信号やデータに基づいて、楽音信号を形成して出力する。この楽音信号は、アンプ461で増幅された後、スピーカ(上部スピーカや背面スピーカ等)462から音として出力される。出力インターフェース450は、SubCPU410の指示に基づき、各種制御データをドットマトリクスLED表示制御部(図示省略)へ送信する。この制御データに基づいて、ドットマトリクスLED表示制御部は、ドットマトリクスLED表示装置170を制御する。
【0053】
係る構成からなる制御ブロックの異物検知時の処理について説明すると、可動板スイッチ630の検出出力は、入力インターフェース360及びバス370を介してMainCPU310へ入力される。MainCPU310では、可動板スイッチ630の検出出力に応じて、例えば、報知を行う。報知は、MainCPU310から副制御部400へと制御コマンドが送信され、副制御部400のSubCPU410は、例えば、制御コマンドに応じた報知態様のランプ制御データ及び楽音データをROM411から読み出し、RAM412のワークエリアに設定する。設定されたデータに基づいてSubCPU410が、演出用発光表示部、楽音信号形成部へ制御信号を出力し、ランプを発光させ、スピーカより音声等を出力して報知が行われる。
【0054】
また、MainCPU310は、併せて、可動板スイッチ630の検出信号が出力し続けている間は、メダルセンサ320、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、メダル投入ボタンセンサ323、清算ボタンスイッチ324の検出出力を受け付けなくして、遊技を不能な状態に制御する。
【0055】
<制御フロー>
次に、スロットマシン100の処理について説明する。図6(a)は、スロットマシン100における遊技の基本的制御を示すフローチャートである。遊技の基本的制御は、MainCPU310が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり、同図の処理を繰り返し実行する。
【0056】
ST101では、メダル投入処理を行う。メダルの投入は、ベットボタンによる投入かメダル投入口からの実際のメダルの投入のいずれかにより可能である。メダルが投入されると、メダルの投入数に応じた入賞ライン表示ランプの点灯等を行う。ST102では、遊技のスタート操作に関する処理を行う。スタートレバー135が遊技者により操作された場合、投入されたメダル枚数を確定して、有効な入賞ライン114を確定する。
【0057】
ST103では、乱数発生器311で発生させた乱数を取得し、ROM312に格納されている抽選データテーブルと、取得した乱数値を用いて、入賞役の内部当選の当否を定める内部抽選を行う。なお、抽選データテーブルには、あらかじめ、BB、RB、小役等の各入賞役の抽選確率に応じたデータが格納されており、これに基づき各入賞役の内部当選の当否が定められる。
【0058】
ST104では、演出抽選処理を行う。ここでは、バックライト、ドットマトリクス表示器、演出用発光表示部で実施される各種の発光演出内容を決定するための抽選処理が行われる。ST105では、ST103の内部抽選結果に基づいて、ROM312に格納された複数種類のリール停止制御テーブルからこれを選択し、リール110乃至112の回転を開始させる。ST106では、ストップボタンの受け付けを可能とし、ストップボタンの操作に応じてリール停止制御処理を行う。いずれかのストップボタンが押されると、押されたストップボタンに対応するリールを、ST105で選択したリール停止制御テーブルに基づいて停止させる。全てのリールが停止するとST107へ進む。
【0059】
ST107では、入賞の判定処理を行う。ここでは、有効化された入賞ライン114上に、各入賞役に対応する絵柄組み合せが表示された場合にその入賞役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン114上に、例えば「ベル−ベル−ベル」が揃っていたならばベル入賞と判定する。また、例えば「青7−青7−青7」が揃っていたならばBB入賞と判定する。
【0060】
ST108では、ST107の判定の結果、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役について定められた枚数のメダルを払い出す。ST109では、遊技状態を制御する。例えば、BB入賞時には、次の遊技からBBゲームが開始されるように準備をし、BB終了時には、次の遊技から通常の遊技が開始されるように準備させる。以上により1回の遊技の処理が終了し、以降上述した処理が繰り返される。
【0061】
次に、スロットマシン100の異物検知機構に基づく報知制御及び遊技中断制御について詳述する。
【0062】
図6(b)は、スロットマシン100の主制御部300の割り込み処理のフローチャートである。スロットマシン100は、一定の割り込み周期で実行される割り込み処理により各種センサ、スイッチの入力状態を監視し、スイッチの入力に応じて、メダル受付処理、メダル払出処理、リール制御処理、副制御部400へのコマンドの送信処理を実行する。その他にも表示ランプ・表示器類の表示制御等の各種処理を行っているが、ここではその説明は省略する。
【0063】
ST2002では、各種センサ・スイッチの信号状態が入力される入力ポートのデータを取得し、各センサ・スイッチの出力状態が取得される。ST2004では、初めに可動板スイッチ630の出力状態が判定され、可動板スイッチ630の出力がOFFである場合は、正常状態であるとしてST2006へ移行する。可動板スイッチ630の検出出力がONである場合は、不正行為が行われたとしてST2100へ移行するが、これについては後述する。
【0064】
ST2006では、スロットマシン100がメダル投入処理中であるかが判定される。これは、メダル投入及びスタートレバー操作受付待ちの状態を意味する。遊技を開始するにあたってメダルの投入が行われていない場合は、メダル投入待ちの状態になり、メダルセンサ320、メダル投入センサ323の入力待ち状態に設定される。
【0065】
ST2200は、メダル投入口133からのメダル投入によりメダルセンサ320がメダル検出信号を出力した場合、若しくはメダル投入ボタン131、132が操作され、メダル投入信号が出力された場合に検出出力に応じたメダル投入処理を実行する。出力が無い場合は、そのまま割り込み処理を終了し、次回の割り込み処理で再度出力の有無が判定される。また、メダルセンサ320、メダル投入センサ323以外のセンサ類・スイッチの検出信号は無視される。メダル投入が完了すると、スタートレバー135の操作待ちとなり、スタートレバー135が操作され、スタートレバーセンサ321の出力を検出すると、リール制御中に状態移行し、メダル投入処理を終了するようになっている。
【0066】
ST2008では、メダル払出処理状態であるかが判定される。メダル払出処理は、遊技の結果、払い出すべきメダルが0で無い場合にメダル払出処理中であると判定される。RAM313の所定のアドレスに書き込まれたメダル払出枚数カウンタの値に基づいて判定される。メダル払出枚数カウンタが0で無い場合、ST2300へ移行し、メダル払出処理が実行される。メダル払出処理は、ホッパー制御部331へ駆動信号を出力すると共に、ホッパーから払い出されたメダルを検出する毎にメダル払出枚数カウンタの値を減算する。メダル払出枚数カウンタの値が0になったときにホッパーの駆動信号を停止し、メダル払出処理を終了する。
【0067】
ST2010では、リール制御中であるかを判定する。リール制御処理であると判定された場合は、ST2400へ移行しリール制御処理が行われる。リール制御処理は、各リール110乃至112の加速、定速、停止を制御する。概略的には、ST2200のメダル受付処理でスタートレバーセンサ321の受付に基づき、加速処理が行われる。各リール110乃至112の駆動にステッピングモータを用いた場合、これに駆動パルスを供給し、各リール110乃至112の回転を開始させる。回転を開始した各リール110乃至112に供給する駆動パルスは、回転開始時は割り込み回数30回に1回程度の頻度から、徐々に増加させることで回転を加速させる。最終的に、割り込み周期と同じタイミングで駆動パルスを供給することで一定の速度で回転する定速状態に制御される。定速状態になると各リール110乃至112の停止操作を許可し、ストップボタンの受付待ち状態になる。いずれかのストップボタンが操作されると、抽選結果に応じた絵柄組み合せが得られるように各リール110乃至112を停止させる。全リールが停止されるまでリール制御処理が行われる。
【0068】
ST2012では、ST2100、ST2200、ST2300、ST2400の各々で設定されたコマンドを割り込み周期の都度、副制御部400へ送信する。
【0069】
このような割り込み処理において、前面扉101とキャビネット201との合わせ面から異物が挿入される不正行為が行われている場合についての制御を説明する。不正行為があった場合、ST2004において、可動板スイッチ630から検出信号が出力される。この場合は、ST2100へ移行し、エラーコマンドを設定して、ST2006乃至ST2010の処理を経由することなく、割り込み処理を終了するように構成している。
【0070】
設定されたエラーコマンドは、ST2912で副制御部へと送信される。副制御部は、送信されたエラーコマンドに基づきエラー報知処理を行う。こうして即座に異物挿入の不正行為があったことを報知することで、不正行為を止めさせることができる。また、同時にST2006乃至2010を経由しないため、各センサ・スイッチの入力があっても処理が行われることが無い。このため、メダル投入、スタートレバー操作等を行っても主制御部300は、これらの検出信号を無視することとなり遊技が中断される。こうして遊技操作を受け付けないように制御を行って遊技不能にすることで、不正行為自体を無意味なものとすることができ、不正行為を行うことを断念させることができる。
【0071】
上記実施形態では、不正行為に対してエラー報知と遊技不能制御とを同時に行う制御について説明したがいずれか一方のみを行うようにしてもよい。エラー報知のみを行う場合は、図6のST2004及びST2100をST2012の直前に設ければよい。逆に遊技不能制御のみを実行したい場合は、ST2100を削除すればよい。
【0072】
<第2実施形態>
次に、異物検知機構の他の実施形態について説明する。図7は、本発明の第2実施形態における受け金具610近傍の側面図及び部分拡大図であり、上記実施形態と本実施形態との相違を分かり易くするために、上述した図3に即して図示したものである。図7においては、上記実施形態と同一部分に関しては同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
【0073】
本実施形態では、可動板スイッチ633が、非接触式のフォトインタラプタで構成されている。可動板620には、受け金具610の保持部610aに回動可能に保持されるための長軸部620cと短軸部620dとが形成されている。長軸部620c側には、可動板620をキャビネット201の壁面に押し付けた状態にするための戻りバネ640が装着される。戻りバネ640は、長軸部620cと短軸部620dとの間に設けられた隙間から長軸部620cに嵌め込まれる。戻りバネ640を装着した後の長軸部620cの残部と短軸部620dとが受け金具610の保持部610aで保持される。無論、長軸部620cと短軸部620dとの配置は上下逆であっても良い。
【0074】
受け金具610側には、可動板スイッチ633のフォトインタラプタを固定するための座部610dが形成されている。可動板620には、可動板スイッチ633の検知部633aに検出される検知舌片620eが形成されている。可動板620が回動し、検知舌片620eが検知部633aを遮ることで可動板620の回動が検出される。検出信号は、接続部633bを介して主制御部300へと伝達される。
【0075】
本実施形態では、戻りバネ640を設けることで、可動板620をキャビネット201壁面側に付勢することができ、フォトインタラプタのような非接触式のセンサを可動板スイッチ633として使用することができる。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、異物の侵入による不正行為を防止し、また、不正行為自体の抑止に寄与し得る遊技台を提供することができる。また、比較的少量の部品や低コストで広範な合わせ部に渡って異物の侵入を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の外観を示す斜視図である。
【図2】前面扉101の開放時におけるスロットマシン100の右側面図である。
【図3】受け金具610近傍の側面図及び部分拡大図である。
【図4】スロットマシン100の前面扉101とキャビネット201の側面の合わせ部近傍の断面図であり、(a)は、異物挿入前の通常状態を示し、(b)は、異物挿入時の状態を示す。
【図5】本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の制御ブロック図である。
【図6】(a)はスロットマシン100における遊技の基本的制御を示すフローチャートであり、(b)はスロットマシン100の主制御部300の割り込み処理のフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態における受け金具610近傍の側面図及び部分拡大図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gaming machine typified by a slot machine (pachislot machine), and more particularly to a gaming machine having a fraud prevention function.
[0002]
[Prior art]
A gaming machine such as a slot machine has a front door that can be opened and closed on the front surface of a rectangular box-shaped cabinet that constitutes a housing body. In the cabinet, main components such as a control circuit of a game table are housed, and the front door is frequently opened and closed for the purpose of medal replenishment, maintenance and the like.
[0003]
By the way, in this kind of game machine, the illegal act which inserts foreign materials, such as a wire, from the clearance gap between a cabinet and a front door, and makes a game machine malfunction is a problem. In order to prevent such an illegal act, conventionally, for example, as described in Patent Document 1, a wall is formed by projecting the edge of the catch of the locking device forward from the abutting surface of the cabinet and the front door. In addition, it has been proposed to provide a metal fitting for a locking device that prevents foreign matter from being inserted (Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-11-200687
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, fraudulent acts are becoming more sophisticated year by year, and even in the above-described conventional example, it is not always possible to prevent
[0006]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a gaming table that can prevent fraudulent activity due to the intrusion of foreign matter and contribute to the suppression of fraudulent behavior itself.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, there is provided a gaming machine comprising a housing body and a door body attached to the housing body so as to be openable and closable, the gaming machine being disposed inside the gaming machine, the housing body and the Detection means for detecting foreign matter entering from the outside of the game table through a mating portion with the door bodyA movable member that is disposed along the mating portion so as to come into contact with the foreign matter entering from the outside of the game table via the mating portion, and moves along with the intrusion of the foreign matter, Detecting means for detecting movement of the movable member;Is provided.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described. In the present embodiment, a case where the present invention is applied to a slot machine will be described. However, the present invention is not limited to the slot machine, but can be applied to other game machines such as pachinko machines. For example, the present invention can be applied to detection of foreign matter inserted from a glass frame of a pachinko machine or a front frame.
[0009]
<Overall configuration>
In summary, the slot machine of the present embodiment roughly corresponds to each of the reels, lottery means for determining whether or not internal winning of a plurality of types of winning combinations is won by lottery, a start switch for starting rotation of the reels, and A combination of a stop switch for individually stopping the rotation of the reels and the combination of the patterns displayed by the reels at the time of the stop is a predetermined combination of patterns. Determining means for determining the slot machine. Hereinafter, the configuration will be described in detail.
[0010]
FIG. 1 is a perspective view showing an appearance of a
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
On the back side of each of the
[0014]
The winning
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
The payout
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
Each stop button is provided with a lamp (not shown). After the
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
The dot matrix
[0025]
The upper light-emitting
[0026]
<Outline of locking mechanism>
FIG. 2 is a right side view of the
[0027]
In general, the
[0028]
The receiving metal fitting 610 is for bringing the
[0029]
When the
[0030]
<Detection of foreign matter>
Next, the foreign matter detection mechanism of the
[0031]
Therefore, in the present embodiment, a detection unit that detects a foreign substance entering from the outside through a joint portion between the
[0032]
As such a detecting means, it is possible to adopt a variety of modes. For example, a light sensor is provided at a joint portion between the
[0033]
Various detection means can be used in the present invention. In this embodiment, in particular, by adopting the mechanism described below, it is possible to intrude foreign substances over a relatively small amount of parts and a wide range of fitting parts at low cost. It is something to detect. In the present embodiment, the detection mechanism is provided for the side joining portion where foreign matter is most easily inserted, but of course, a foreign matter detection mechanism may be provided over the entire joining portion. Conversely, a foreign object detection mechanism may be provided limited to a necessary predetermined area portion.
[0034]
<Foreign matter detection mechanism>
Hereinafter, the foreign object detection mechanism in the present embodiment will be described with reference to FIGS. 2 and 3. FIG. 3 is a side view of the vicinity of the metal fitting 610 (showing the back side of the structure in the vicinity of the metal fitting 610 in FIG. 2) and a partially enlarged view.
[0035]
The foreign object detection mechanism includes a
[0036]
As shown in FIG. 2, the
[0037]
As shown in FIG. 3, the
[0038]
The
[0039]
In this embodiment, by using a
[0040]
<Operation of foreign object detection mechanism>
Next, the operation of the foreign matter detection mechanism described above will be described. 4A and 4B are cross-sectional views in the vicinity of the mating portion between the
[0041]
As described above, the
[0042]
When the wire is inserted into the gap S as shown in FIG. 4B, the inserted wire passes through the gap S and comes into contact with the
[0043]
As described above, according to the present embodiment, foreign object intrusion can be immediately detected. In the present embodiment, the
[0044]
<Control block>
The configuration of the control unit of the
[0045]
<
The microprocessor (hereinafter referred to as “Main CPU”) 310 serves as a center of control in the
[0046]
The
[0047]
The main CPU 310 includes a
[0048]
Further, an input /
[0049]
The
[0050]
<
The microprocessor (hereinafter referred to as SubCPU) 410 receives various commands transmitted from the
[0051]
The effect light-emitting display unit is a generic name of the light-emitting display units used for the effect, and includes an upper light-emitting
[0052]
The musical tone
[0053]
The processing at the time of foreign object detection of the control block having such a configuration will be described. The detection output of the
[0054]
In addition, the Main CPU 310 detects the
[0055]
<Control flow>
Next, processing of the
[0056]
In ST101, medal insertion processing is performed. The medal can be inserted by either bet button insertion or actual medal insertion from the medal slot. When a medal is inserted, the winning line display lamp is turned on according to the number of medals inserted. In ST102, processing relating to a game start operation is performed. When the
[0057]
In ST103, a random number generated by the
[0058]
In ST104, effect lottery processing is performed. Here, a lottery process for determining various types of light-emitting effects performed in the backlight, the dot matrix display, and the light-emitting display unit for effects is performed. In ST105, based on the internal lottery result in ST103, this is selected from a plurality of types of reel stop control tables stored in the
[0059]
In ST107, a winning determination process is performed. Here, when a combination of pictures corresponding to each winning combination is displayed on the activated winning
[0060]
In ST108, as a result of the determination in ST107, if a winning combination with a payout has been won, a predetermined number of medals are paid out. In ST109, the gaming state is controlled. For example, at the time of winning a BB, preparation is made so that a BB game is started from the next game, and at the end of BB, preparation is made so that a normal game is started from the next game. Thus, one game process is completed, and the above-described process is repeated thereafter.
[0061]
Next, notification control and game interruption control based on the foreign object detection mechanism of the
[0062]
FIG. 6B is a flowchart of the interrupt process of the
[0063]
In ST2002, data of input ports to which signal states of various sensors and switches are input are acquired, and output states of the sensors and switches are acquired. In ST2004, the output state of the
[0064]
In ST2006, it is determined whether the
[0065]
In ST2200, when the
[0066]
In ST2008, it is determined whether or not the medal payout processing state is set. In the medal payout process, it is determined that the medal payout process is in progress when the number of medals to be paid out is not 0 as a result of the game. The determination is made based on the value of the medal payout number counter written at a predetermined address in the RAM 313. If the medal payout number counter is not 0, the process proceeds to ST2300, and medal payout processing is executed. The medal payout process outputs a drive signal to the
[0067]
In ST2010, it is determined whether the reel is being controlled. If it is determined that it is a reel control process, the process proceeds to ST2400, and a reel control process is performed. The reel control process controls the acceleration, constant speed, and stop of each
[0068]
In ST2012, the command set in each of ST2100, ST2200, ST2300, and ST2400 is transmitted to
[0069]
In such an interruption process, a description will be given of a control in a case where an illegal act in which a foreign object is inserted from a mating surface between the
[0070]
The set error command is transmitted to the sub-control unit in ST2912. The sub-control unit performs error notification processing based on the transmitted error command. In this way, it is possible to stop the illegal act by immediately informing that there has been an illegal act of inserting a foreign object. In addition, since it does not go through ST2006 to 2010 at the same time, even if there is an input from each sensor / switch, no processing is performed. For this reason, even if a medal is inserted or a start lever is operated, the
[0071]
In the above embodiment, the control for simultaneously performing error notification and inoperable control for fraudulent behavior has been described, but only one of them may be performed. When only error notification is performed, ST2004 and ST2100 in FIG. 6 may be provided immediately before ST2012. Conversely, if it is desired to execute only non-game control, ST2100 may be deleted.
[0072]
Second Embodiment
Next, another embodiment of the foreign matter detection mechanism will be described. FIG. 7 is a side view and a partially enlarged view of the vicinity of the receiving metal fitting 610 according to the second embodiment of the present invention. In order to make the difference between the above embodiment and this embodiment easier to understand, it corresponds to FIG. 3 described above. It is shown in the figure. In FIG. 7, the same parts as those in the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0073]
In the present embodiment, the
[0074]
A seat 610d for fixing the photo interrupter of the
[0075]
In this embodiment, by providing the
[0076]
【The invention's effect】
As described above, it is possible to provide a gaming machine that can prevent an illegal act due to an intrusion of a foreign object and contribute to the suppression of the illegal act itself.Further, it is possible to detect the intrusion of foreign matter over a relatively small amount of parts and a wide range of mating parts at low cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an appearance of a
FIG. 2 is a right side view of the
FIG. 3 is a side view and a partially enlarged view of the vicinity of a receiving
4 is a cross-sectional view of the vicinity of the mating portion between the
FIG. 5 is a control block diagram of the
6A is a flowchart showing basic control of a game in the
FIGS. 7A and 7B are a side view and a partially enlarged view of the vicinity of a receiving metal fitting 610 in a second embodiment of the present invention. FIGS.
Claims (5)
前記遊技台の内部に配置され、前記筐体本体と前記扉体との合わせ部を介して前記遊技台の外部から侵入する異物を検知する検知手段を備え、
前記検知手段が、
前記合わせ部を介して前記遊技台の外部から侵入する異物に当接するように、前記合わせ部に沿って配置され、当該異物の侵入に伴って移動する可動部材と、
前記可動部材の移動を検出する検出手段と、
を備えたことを特徴とする遊技台。A gaming machine comprising a housing body and a door attached to the housing body so as to be openable and closable,
A detecting means disposed inside the gaming table, for detecting a foreign substance entering from outside the gaming table via a mating portion of the housing body and the door body ;
The detection means is
A movable member that is arranged along the mating portion so as to come into contact with the foreign matter that enters from the outside of the game table via the mating portion, and moves with the intrusion of the foreign matter;
Detecting means for detecting movement of the movable member;
Amusement machine, characterized in that it comprises a.
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