JP4200891B2 - ファイバブラッググレーティング装置 - Google Patents
ファイバブラッググレーティング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4200891B2 JP4200891B2 JP2003413556A JP2003413556A JP4200891B2 JP 4200891 B2 JP4200891 B2 JP 4200891B2 JP 2003413556 A JP2003413556 A JP 2003413556A JP 2003413556 A JP2003413556 A JP 2003413556A JP 4200891 B2 JP4200891 B2 JP 4200891B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fbg
- fixed point
- fixed
- plate
- bragg grating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Description
図4(A)及び(B)を参照して、この発明の第1のFBG装置の構成を説明する。図4(A)は、第1のFBG装置を上面から見た概略的平面図であり、図4(B)は、第1のFBG装置の側面から見た概略的断面図である。
ここで、ΔTは温度変化量、Λは光ファイバの実効屈折率の周期構造の周期、dΛ/dTは光ファイバ132の熱膨張係数、neffは光ファイバの実効屈折率を示す。動作波長の変動量Δλは、温度が上昇するとプラスの値をとり、動作波長は長波長側に移動する。一方、温度が下降すればこの逆となる。
y=10.7x-266.7 (2)
となり、温度コントローラの設定温度1℃当りの動作波長の変動量Δλ(pm)は、10.7 pmであることが分かる。
y=0.61x-13.00 (3)
となり、周囲温度1℃当りの動作波長の変動量Δλ(pm)は、0.61 pmであることが分かる。
図7(A)及び(B)を参照して、この発明の第2のFBG装置の構成を説明する。図7(A)は、第2のFBG装置を上面から見た概略的平面図であり、図7(B)は、第2のFBG装置の側面から見た概略的断面図である。
ΔLが、環境温度の上昇又は下降量tに依存しない、すなわち、環境温度が上昇しても下降しても第1固定点224と第2固定点226との間隔が不変であるためには、
Lα-(l1β1 + l2β2)=0 (5)
であればよいことになり、結局、(l1β1+l2β2)=Lα、で与えられる関係に設定すればよいことが分かる。
y=10.7x-266.7 (6)
となり、温度コントローラの設定温度1℃当りの動作波長の変動量Δλ(pm)は、10.7 pmであることが分かる。
y=0.0419x+1.8199 (7)
となり、周囲温度1℃当りの動作波長の変動量Δλ(pm)は、0.0419 pmであることが分かる。
FBGとしてこのFBG装置を構成するSSFBGの構造を、図2を参照して詳しく説明する。SSFBGは、光ファイバ6にSSFBG形成部8が作りつけられた構造を有する。図2は、15ビットのM系列の符号列を用いて作製された符号器あるいは復号器を構成するためのSSFBGの構成を概略的に示した図である。
8:SSFBG形成部
10:送信部
12:光パルス列発生器
14:変調信号生成器
16:光変調器
18:第1の光サーキュレータ
22:第2の光サーキュレータ
62:復号器
26:光カプラ
28:光電変換器
30、146:波長モニタ
32、144:波長制御部
40:受信部
60:符号器
62:復号器
64:温度センサ
66、116、216:サーモモジュール
68、142:温度コントローラ
100:第1のFBG装置
110、210:実装プレート
112、212:ベースプレート
114、214:断熱部材
118、218:FBG装置筐体
120、220:FBG接触部
122:スルーホール
124、224:第1固定点
126、226:第2固定点
128:第1溝
130:第2溝
132:光ファイバ
134、234:温度センサを装填するための穴
148:温度制御部
150、250:温度制御板
152、252:FBG搭載台
200:第2のFBG装置
222: ガイドプレート
228:第1固定点支持体
230:第2固定点支持体
Claims (8)
- ファイバブラッググレーティング(FBG: Fiber Bragg Grating)と、
実装プレートとベースプレートと温度制御板とが順次積層されて構成されるFBG搭載台と、
前記実装プレート上面に設定されたFBG接触部と、
該実装プレートの両端に該FBG接触部を挟んで設定された第1固定点と第2固定点とを具え、
前記FBGが、前記FBG接触部に接触するように該第1固定点と該第2固定点とで固定されており、
前記温度制御板は、断熱部材とサーモモジュールとから構成されており、
前記実装プレートの下面は、前記ベースプレートの上面に、滑ることが可能な状態で接しており、
前記ベースプレートの下面は、前記温度制御板の上面に、接して固定されており、
前記実装プレートは、熱膨張率が最大でも1.2×10 -6 /Kである素材で構成されており、
前記ベースプレートは、熱伝導率が最小でも398 W/(m・K)である素材で構成されている
ことを特徴とするファイバブラッググレーティング装置。 - 請求項1に記載のファイバブラッググレーティング装置において、
前記実装プレートを構成する素材がインバー合金であることを特徴とするファイバブラッググレーティング装置。 - 請求項1に記載のファイバブラッググレーティング装置において、
前記ベースプレートを構成する素材が銅であることを特徴とするファイバブラッググレーティング装置。 - ファイバブラッググレーティング(FBG: Fiber Bragg Grating)と、
ガイドプレートと温度制御板とが積層されて構成されるFBG搭載台と、
前記ガイドプレート上面に設定されたFBG接触部と、
支持台の両端に、連結部を介して連結された、第1固定点支持体及び第2固定点支持体と
を具え、
第1固定点は前記第1固定点支持体の先端に設けられ、
第2固定点は前記第2固定点支持体の先端に設けられ、
該FBGが、該FBG接触部に接触するように該第1固定点と該第2固定点とで、固定されており、
前記温度制御板は、断熱部材とサーモモジュールとから構成されており、
前記ガイドプレートの下面は、前記温度制御板の上面に、接して固定されており、
前記温度制御板の下面が、前記支持台に固定されており、
前記第1固定点支持体は、該第1固定点支持体が熱膨張することで前記第1固定点が変位する方向と、前記支持台が熱膨張する方向とが、平行になる関係に前記連結部を介して前記支持台に固定されており、
前記第2固定点支持体は、該第2固定点支持体が熱膨張することで前記第2固定点が変位する方向と、前記支持台が熱膨張する方向とが、平行になる関係に前記連結部を介して前記支持台に固定されており、
前記第1固定点支持体が前記連結部に固定された一端から前記第1固定点までの距離l 1 と、
前記第2固定点支持体が前記連結部に固定された一端から前記第2固定点までの距離l 2 と、
前記支持台の長さLとが、
(l 1 β 1 +l 2 β 2 )=Lα
で与えられる関係に設定されている
ことを特徴とするファイバブラッググレーティング装置。
ここで、αは前記支持台を構成する素材の熱膨張率、β 1 及びβ 2 はそれぞれ前記第1及び第2固定点支持体を構成する素材の熱膨張率である。 - 請求項4に記載のファイバブラッググレーティング装置において、
前記ガイドプレートは、実装プレートとベースプレートとが積層されて構成されており、
前記実装プレートの下面は、前記ベースプレートの上面に、滑ることが可能な状態で接しおり、
前記ベースプレートの下面は、前記温度制御板の上面に接して固定されている
ことを特徴とするファイバブラッググレーティング装置。 - 請求項4に記載のファイバブラッググレーティング装置において、
前記実装プレートは、熱膨張率が最大でも1.2×10-6/Kである素材で構成されており、
前記ベースプレートは、熱伝導率が最小でも398 W/(m・K)である素材で構成されている
ことを特徴とするファイバブラッググレーティング装置。 - 請求項4に記載のファイバブラッググレーティング装置において、
前記実装プレートを構成する素材がインバー合金であることを特徴とするファイバブラッググレーティング装置。 - 請求項4に記載のファイバブラッググレーティング装置において、
前記ベースプレートを構成する素材が銅であることを特徴とするファイバブラッググレーティング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003413556A JP4200891B2 (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | ファイバブラッググレーティング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003413556A JP4200891B2 (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | ファイバブラッググレーティング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005173246A JP2005173246A (ja) | 2005-06-30 |
JP4200891B2 true JP4200891B2 (ja) | 2008-12-24 |
Family
ID=34733664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003413556A Expired - Fee Related JP4200891B2 (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | ファイバブラッググレーティング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4200891B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007108325A (ja) * | 2005-10-12 | 2007-04-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | 波長調整装置および波長調整方法 |
JP4201023B2 (ja) | 2006-06-06 | 2008-12-24 | 沖電気工業株式会社 | ファイバブラッググレーティング装置 |
JP2008145807A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | ファイバブラッググレーティング装置 |
JP4858208B2 (ja) * | 2007-02-13 | 2012-01-18 | 沖電気工業株式会社 | ファイバブラッググレーティング装置 |
JP5402202B2 (ja) * | 2009-04-20 | 2014-01-29 | 沖電気工業株式会社 | ファイバブラッググレーティング装置 |
CN107378637A (zh) * | 2017-08-16 | 2017-11-24 | 中国重型机械研究院股份公司 | 一种数控机床热误差控制结构和方法 |
CN112413616B (zh) * | 2020-10-14 | 2022-11-18 | 湖北工业大学 | 一种高温锅炉自动温度场测量吹灰系统 |
-
2003
- 2003-12-11 JP JP2003413556A patent/JP4200891B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005173246A (ja) | 2005-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7260294B2 (en) | Wavelength tuning device and wavelength tuning method | |
KR100867914B1 (ko) | 광 부호 분할 다중 전송 방법 및 광 부호 분할 다중 전송장치 | |
US7127140B2 (en) | Fiber bragg grating device | |
JP4201023B2 (ja) | ファイバブラッググレーティング装置 | |
JP4200891B2 (ja) | ファイバブラッググレーティング装置 | |
JP5056419B2 (ja) | 光符号分割多重モジュール及び光符号分割多重における符号化方法 | |
JP2006337955A (ja) | 波長調整器 | |
JP4858208B2 (ja) | ファイバブラッググレーティング装置 | |
US20220239054A1 (en) | Method and system for multi-wavelength laser system | |
JP2011065026A (ja) | ファイバブラッググレーティング装置 | |
JP5402202B2 (ja) | ファイバブラッググレーティング装置 | |
US20220236501A1 (en) | Method and system for stabilizing fiber grating optical parameters | |
JP2002258070A (ja) | 分散補償ファイバグレーティングモジュール | |
JP2008145807A (ja) | ファイバブラッググレーティング装置 | |
US6987909B1 (en) | Optical systems and athermalized optical component apparatuses and methods for use therein | |
Mahmoud | Real-time virtual fiber Bragg gratings | |
JP2003066248A (ja) | 分散補償ファイバグレーティングモジュール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080617 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080813 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080916 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080929 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |