JP4199816B2 - 論理合成方法 - Google Patents

論理合成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4199816B2
JP4199816B2 JP2007192296A JP2007192296A JP4199816B2 JP 4199816 B2 JP4199816 B2 JP 4199816B2 JP 2007192296 A JP2007192296 A JP 2007192296A JP 2007192296 A JP2007192296 A JP 2007192296A JP 4199816 B2 JP4199816 B2 JP 4199816B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
script
synthesis
rtl description
output
rtl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2007192296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007280429A (ja
Inventor
英孝 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007192296A priority Critical patent/JP4199816B2/ja
Publication of JP2007280429A publication Critical patent/JP2007280429A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4199816B2 publication Critical patent/JP4199816B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、LSI(Large Scale Integration、大規模集積回路)設計における論理合成方法に関するものである。
従来のLSIの機能・論理設計フェーズでは、ハードウエア記述言語(例えば、Verilog、VHDL等)で表現したRTL(Register Transfer Level)記述及び各種制御データを入力として、最適なゲート・レベル論理回路(ネットリスト)を自動生成することが中心作業である。この自動生成を行うEDA(Electronic Design Automation)ツールには今日多くの製品があり、SYNOPSYS社の「Design Compiler」はその1つである。
上記のネットリストを自動生成するツール、即ち論理合成ツールを用いて実際に論理合成を行う際には、以下のような手順が必要である。
<1>RTL記述を作成する。RTL記述は、LSIを構成する機能ユニットであるモジュール単位に作成され、複数のモジュールは、設計の効率化のため、階層構造を形成するのが通例である。従って、1つのネットリストに対し、RTL記述は複数であることが通常となる。
<2>クロックの制約などを記した制御ファイルを作成する。1つのネットリストに対し、当該制御ファイルは1つ必要である。
<3>制御ファイルの情報を用いて、1つのRTL記述毎にそれに対する1つの合成用スクリプトを作成する。仮にN個のRTL記述があればN個の合成用スクリプトが必要である。モジュールが階層構造を形成するLSI回路においては、機能・論理設計フェーズで用いるRTL記述、合成用スクリプトもそれに対して階層構造を形成する。
<4>(上記N個の)合成用スクリプトを与えて、(上記N個の)RTL記述を入力にして、論理合成を行い、1つのネットリストを作成する。
上記<1>から<4>の手順において、EDAツールである論理合成ツールが自動作業を行うのは、<4>の手順のみである。[但し、<1>の手順でのRTL記述作成を一部自動化してサポートするEDAツールは現在商業的に利用可能である(例えば、SYNOPSYS社「Behavior Compiler」)。]
RTL記述、及び合成用スクリプトが、それぞれ階層構造を形成するのならば、例えば、制御ファイル等に変更が発生した場合、関係するモジュールに係るRTL記述やスクリプトのみ修正し、上記階層構造にてそれらRTL記述やスクリプトを包含しかつそれらの上位に位置するRTL記述やスクリプトが、修正されたRTL記述やスクリプトを取り込み、再論理合成を行い、非修正モジュール分と繋げてネットリストを再形成すればよい。RTL記述や合成用スクリプトの階層構造は、このようにLSIの機能・論理設計フェーズでの論理合成の試行反復を、容易に行える効果も備える。
ところが、LSIの大規模化、高速化が進むにつれて、上記の階層構造はますます膨大なものになる。それとともに、RTL記述や制御ファイルに変更が生じる際に影響を受ける(階層構造上位の)RTL記述や合成用スクリプトの範囲の把握は、ますます困難なものとなる。その結果、再論理合成のRTL記述や合成用スクリプトの範囲の把握に、誤りが生じやすくなる。一方、RTL記述や制御ファイルに変更が少しでも生じれば、全てのRTL記述や合成用スクリプトをもとにしてネットリスト全体についていちいち再論理合成を行うという方針を採るとすると、大規模化複雑化されたLSIにおいては膨大な時間がかかり、機能・論理設計フェーズでの論理合成の試行反復が容易なものではなくなる。
なお、先行技術文献として特許文献1があげられる。特許文献1に記載の発明を用いても設計者の指定ミスの可能性が残る、という問題点がある。
特開平10−91653号公報
LSIの大規模化高速化が進み、ネットリストでの階層構造は膨大となっても、機能・論理設計フェーズでの変更修正において、最小限の変更修正時作業を行うことで再論理合成時間を短いものとし、かつ、変更修正時に行うべき作業を漏らさず行うことで、再論理合成作業での誤りの発生を防ぐことを、目的とする。
LSIの機能論理設計フェーズにおいて、制御ファイル、一つ又は複数のRTL記述、及び、夫々のRTL記述から生成されるRTL記述と同数の合成用スクリプトから、ネットリストをEDAツールにより自動生成する論理合成方法であって、
(1)RTL記述の内容からRTL記述の階層構造を解析するステップと、
(2)上記RTL記述の階層構造を基にして、一括して論理合成を行うコンピュータシステムコマンドを作成するステップであって、
RTL記述若しくは合成用スクリプトに変更若しくは追加が発生した場合、上記階層構造にてそれらRTL記述や合成用スクリプトを包含しかつそれらの上位に位置するRTL記述や合成用スクリプトが、変更若しくは追加されたRTL記述や合成用スクリプトを取り込み、再論理合成を行い、変更の無いRTL記述及び合成用モジュールと繋げてネットリストを再形成するコンピュータシステムコマンドを作成するステップと、
(3)上記制御ファイルと個々の上記RTL記述とから合成用スクリプトを自動生成するステップと、
(4)上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトが、既存の合成用スクリプトのうちに同名のものが存在しないものであれば、生成された合成用スクリプトを保持するステップと、
(5)上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトが、既存の合成用スクリプトのうちに同名のものが存在するものであれば、上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトを、既存の同名の合成用スクリプトとは別名にして出力ディレクトリに出力するステップと、
(6)上記()のステップにて別名にして出力ディレクトリに出力した上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトの内容が、既存の同名の合成用スクリプトの内容と一致すれば、上記()のステップにて別名にして出力ディレクトリに出力した上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトを消去し既存の同名の合成用スクリプトを残すステップと、
(7)上記()のステップにて別名にして出力ディレクトリに出力した上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトの内容が、既存の同名の合成用スクリプトの内容と一致しなければ、上記()のステップにて別名にして出力ディレクトリに出力した上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトを元の名に再び変更し既存の同名の合成用スクリプトに上書きして、生成された合成用スクリプトの内容を残すステップと、
(8)上記(4)のステップにて保持された合成用スクリプト、上記(6)のステップにて残された合成用スクリプト、及び、上記(7)のステップにて内容が残された合成用スクリプトと、上記RTL記述とを入力にして、上記(2)のコンピュータシステムコマンドを作成するステップにて作成されたコンピュータシステムコマンドによって、ネットリストを再形成するステップと
を含むことを特徴とする。これを用いて、上記課題の解決を目指す。
上記システム装置において、コンピュータシステムコマンドは、UNIX(登録商標)オペレーティングシステムにおけるmakeコマンド使用の際に用いるMakefileであってもよい。
本発明は、機能ごとに回路がモジュールに分割され、かつ複数の該モジュールが階層構造を形成する大規模半導体集積回路の機能論理設計の段階で、しかも、大規模半導体集積回路の機能論理設計に修正変更を加える際に、動作させるべき方法である。その階層構造にて変更対象モジュールを包含しかつそれらの上位に位置するモジュールが、変更後の変更対象モジュールを取り込み、再び論理合成され、さらに非修正モジュールとつなげられてゲート・レベル論理回路を再形成しうるよう、設計されたコンピュータシステムコマンドを、上記モジュール階層構造に係るRTL記述を用いて、自動生成するのが、本発明の方法である。この本発明の方法を用いることにより、最小限の変更修正時作業をのみを行うことになりよって再論理合成時間が短くなり、かつ、変更修正時に行うべき作業を漏らさず行うことになりよって再論理合成作業での誤りの発生が防がれる。
上記方法において、コンピュータシステムコマンドが、UNIX(登録商標)オペレーティングシステムにおけるmakeコマンド使用の際に用いるMakefileであれば、該コマンドそのものが、当業者に周知の技術であるから、上記効果に加えて、当業者が利用しやすいという効果も得られる。
以下、添付の図面を参照して本発明の方法の実施形態を説明する。
図1は、本発明を実現するシステム装置のハードウエア構成の一形態を示すものである。該装置は、LSI設計における論理合成ツールを備えるCADシステムを搭載した、例えばUNIX(登録商標)計算機2である。図1において、本発明を実現するシステムに係るソフトウエアは、磁気デイスク4に格納されており、システムユーザの要求に応じてメモリ6に搭載され、外部から入力される制御コマンド8やマウス装置10の動作指示に従い稼動し、所定の情報をデイスプレイ装置14に表示する。後で説明するRTL記述ファイル、制御ファイル、スクリプト・ファイル出力ライブラリなどの磁気信号化情報は、磁気デイスク4に保持されており、本発明を実現するシステムに係るソフトウエアの要求、又はユーザの要求に応じて、メモリ6に搭載され、若しくはメモリ6にて変更され、再び磁気デイスク4に保持される。
図4は、本発明に係る装置の処理のフローチャートを示す。作成済のRTL記述ファイル、制御ファイルを読み込む処理から、makeコマンドによるネットリスト論理合成を行う処理までを、含む。
処理22、処理24にて、RTL記述ファイルと、クロックの制約等の各種制御データを記した制御ファイルを、該装置が読み込む。RTL記述ファイル、制御ファイルは、CADシステムのライブラリに備わるものである。上述のように、RTL記述はVerilog等のハードウエア記述言語で表されており、また、1つのゲート・レベル論理回路(ネットリスト)に対し、制御ファイルは1つ、RTL記述は1つ又はそれ以上用意される。
処理26にて、読み込んだRTL記述ファイルの内容から、例えばVerilogに備わるPLI(プログラマブル・ランゲージ・インターフェイス)を用いて、RTL記述の階層構造を解析し、把握する(図6参照)。
処理28にて、上記RTL記述の階層構造をもとにして、後で説明するMakefile(メイクファイル)を自動生成する。RTL記述や論理合成用スクリプトに修正変更が発生した場合、上記階層構造にてそれらRTL記述や論理合成用スクリプトを包含しかつそれらの上位に位置するRTL記述や論理合成用スクリプトが、修正されたRTL記述や論理合成用スクリプトを取り込み、再論理合成を行い、非修正モジュール分と繋げてネットリストを再形成するように、Makefileの内容が生成される(図2、図3参照)。
以下の処理30から処理42までは、各RTL記述毎に行う。まず処理30にて、上記RTL記述ファイルの1つと、制御ファイルの内容とから、そのRTL記述に対応する論理合成用スクリプトをファイルとして1つ自動生成する。
ここで、既存の論理合成用スクリプト・ファイルを保持する出力ディレクトリに、処理30にて生成された論理合成用スクリプト・ファイルと同名のものがなければ(判断32)、その論理合成用スクリプトに対応するRTL記述、即ちモジュールが新たに作成されたということであるから、それを該出力ディレクトリに出力する(処理34)。
既存の論理合成用スクリプト・ファイルを保持する出力ディレクトリに、処理30にて生成された論理合成用スクリプト・ファイルと同名のものがあれば(判断32)、それを既存の同名の論理合成用スクリプト・ファイルとは別名にして該出力ディレクトリに出力する(処理36)。
判断38では、既存の同名の論理合成用スクリプト・ファイルと、別名にした論理合成用スクリプト・ファイルの、内容全体を比較する。RTL記述、又は制御ファイルにおいて変更が施された場合、論理合成用スクリプトも変更が生じることがあるため、それを確認することを目的とする。内容が一致すればその元の論理合成用スクリプト・ファイルには変更が生じていない。このとき、後のmakeコマンドによる論理合成に備えて、その元の論理合成用スクリプト・ファイルを残し、別名にした論理合成用スクリプト・ファイルを消去する(処理42)。
内容が異なればその元の論理合成用スクリプト・ファイルに変更が生じたということである。このとき、後のmakeコマンドによる論理合成に備えて、別名にした論理合成用スクリプト・ファイルをその元の論理合成用スクリプト・ファイル名に再び変更し、上書きする(処理40)。
全てのRTL記述、全てのスクリプトについて、上記処理を終えた後、UNIX(登録商標)オペレーティングシステムのmakeコマンドを実行させ、Makefileの内容を処理する(処理44)。図2、図3及び図6では、同一のモジュール階層構造が示されるが、そのモジュール階層構造から本発明の装置を介して出力されるMakefileの例を、図7に示す。このMakefileにおいて、例えばルール<5>は、ファイル『MOD_D.v』のタイムスタンプ(ファイル生成日時)とファイル『MOD_D.db』のタイムスタンプの大小を比較し、さらにファイル『MOD_D.scr』のタイムスタンプとファイル『MOD_D.db』のタイムスタンプの大小を比較し、ファイル『MOD_D.v』とファイル『MOD_D.scr』のどちらかが、ファイル『MOD_D.db』よりも新しいものであるならば、コマンド『dc_shell −f MOD_D.scr』を実行する、ということを表す。図7において識別子『.v』はRTL記述ファイルであることを、識別子『.scr』は論理合成用スクリプト・ファイルであることを、識別子『.db』は媒介ファイルであることを、それぞれ示す。
Makefileを用いてmakeコマンドを実行し、論理合成を行うと、RTL記述や制御ファイルの変更によりその影響を受けないスクリプト・ファイルは内容が変化せずタイムスタンプが更新されないため、再合成の対象にならない。よって全体の合成時間が短縮できる。さらに、再合成の必要なモジュールに対する合成漏れが無くなる。
以下においては、図5に示される制御ファイルと、図6に示される階層構造を備えるRTL記述を、本発明に係る装置の1つの実施形態に入力した場合の、実施例を説明する。
図5の制御ファイルは、前述のSYNOPSYS社「Design Compiler」を使用するものとして、記述されている。ここでは、各モジュールに対するワイヤーロードモデルの指定、クロックの制約、コンパイル方式、等を記している。
図6のモジュールの階層構造は、VerilogのPLIによる、RTL記述解析の結果である(図4処理26参照)。この解析結果から本発明の装置を介してMakefileを作成すると、図7に示されるものになる(図7における『dc_shell −f』も、SYNOPSYS社「Design Compiler」に係るコマンドである。)。
この装置を用いて、当実施例の設計対象のLSIの論理合成において1回目の論理合成用スクリプト出力を行うと、全論理合成用スクリプトについて図4の処理34を行うことになる。従って、全論理合成用スクリプト・ファイル(TOP.scr、MOD_A.scr、MOD_B.scr、MOD_C.scr、MOD_D.scr、MOD_E.scr)が新たに作成された上で、出力ライブラリに出力される。
これら論理合成用スクリプト・ファイルが与えられた上で、1回目の図7のMakefileを実行すると、全てのモジュール(TOP、MOD_A、MOD_B、MOD_C、MOD_D、MOD_E)において論理合成が行われる。
次に、制御ファイルに修正が加えられ、図4フローチャートの2回目の実行を行うものとする。処理22から処理28までは1回目と全く同じように行われる。処理30においても1回目と同様に実行されるが、出力ディレクトリに同名のスクリプト・ファイルが既に存在するため、各スクリプト・ファイルは1回目に出力されたファイルと異なるファイル名で出力される(図4判断32処理36、参照)。例えば、モジュールMOD_Aのスクリプト・ファイルが1回目にMOD_A.scrというファイル名で出力されていたならば、.MOD_A.scrというファイル名で出力する、ということである。
それから、既存の同名の論理合成用スクリプト・ファイルと内容を比較する(図4判断38参照)。内容が全く同じであれば、そのスクリプトに係るモジュールには修正が加えられていないということであるから、新たに出力されたスクリプト・ファイルを消去する(図4処理42参照)。上記例でいえば、.MOD_A.scrが消去の対象となりうる。内容が異なっていれば、そのスクリプトに係るモジュールに修正が加えられたということであるから、そのスクリプトに係るモジュールの再論理合成が必要である。そこで、新たに出力されたスクリプト・ファイルの内容を既存の同名の論理合成用スクリプト・ファイルに上書きし、既存のファイル名とし、後続のmakeコマンドによる処理に繋げる。例えば、MOD_Dのスクリプト内容のみが変化しているとすると、モジュールMOD_Dの変更により影響を受ける上位階層のモジュールは、図2、図3及び図6より、TOP、MOD_B、MOD_Cである。そうすると、実行すべき論理合成処理は、図7におけるルール<1>、<3>、<4>、<5>の処理コマンドである。図7のMakefileを用いたmakeコマンドを実行すると、makeコマンド及びMakefileの機能によりボトムアップで確実に実行される。一方、ルール<2>、<6>は実行されない。
上記実施例では、制御ファイルを修正した場合を説明したが、RTL記述ファイルを修正した場合、またはRTL記述ファイルを追加した場合にも、再合成すべきモジュールを確実に再合成し、かつ再合成すべきモジュールのみ再合成する。したがってこれらの場合にも、再論理合成の時間を極力短くし得るし、再論理合成での作業もれを防ぐことができる。
本発明を実現するシステム装置のハードウエア構成の一形態のブロック図である。 LSIの1つの具体例について、そのLSIとそれを機能分割して構成する複数モジュールとのブロック図である。 図2の具体例について、そのLSIとそれを機能分割して構成する複数モジュールとの階層関係構造を示すブロック図である。 本発明に係る装置の処理のフローチャートである。 論理合成にて入力する制御ファイルの例である。 図2の具体例について、そのLSIとそれを機能分割して構成する複数モジュールとの階層関係構造を示す概略図である。 図2の具体例について、本発明に係る装置用いて生成されたMakefileの例である。
符号の説明
2・・・計算機、4・・・磁気デイスク、6・・・メモリ、8・・・制御コマンド、10・・・マウス装置、14・・・デイスプレイ装置

Claims (2)

  1. LSIの機能論理設計フェーズにおいて、制御ファイル、一つ又は複数のRTL記述、及び、夫々のRTL記述から生成されるRTL記述と同数の合成用スクリプトから、ネットリストをEDAツールにより自動生成する論理合成方法であって、
    (1)RTL記述の内容からRTL記述の階層構造を解析するステップと、
    (2)上記RTL記述の階層構造を基にして、一括して論理合成を行うコンピュータシステムコマンドを作成するステップであって、
    RTL記述若しくは合成用スクリプトに変更若しくは追加が発生した場合、上記階層構造にてそれらRTL記述や合成用スクリプトを包含しかつそれらの上位に位置するRTL記述や合成用スクリプトが、変更若しくは追加されたRTL記述や合成用スクリプトを取り込み、再論理合成を行い、変更の無いRTL記述及び合成用モジュールと繋げてネットリストを再形成するコンピュータシステムコマンドを作成するステップと、
    (3)上記制御ファイルと個々の上記RTL記述とから合成用スクリプトを自動生成するステップと、
    (4)上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトが、既存の合成用スクリプトのうちに同名のものが存在しないものであれば、生成された合成用スクリプトを保持するステップと、
    (5)上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトが、既存の合成用スクリプトのうちに同名のものが存在するものであれば、上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトを、既存の同名の合成用スクリプトとは別名にして出力ディレクトリに出力するステップと、
    (6)上記()のステップにて別名にして出力ディレクトリに出力した上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトの内容が、既存の同名の合成用スクリプトの内容と一致すれば、上記()のステップにて別名にして出力ディレクトリに出力した上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトを消去し既存の同名の合成用スクリプトを残すステップと、
    (7)上記()のステップにて別名にして出力ディレクトリに出力した上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトの内容が、既存の同名の合成用スクリプトの内容と一致しなければ、上記()のステップにて別名にして出力ディレクトリに出力した上記(3)のステップにて自動生成された合成用スクリプトを元の名に再び変更し既存の同名の合成用スクリプトに上書きして、生成された合成用スクリプトの内容を残すステップと、
    (8)上記(4)のステップにて保持された合成用スクリプト、上記(6)のステップにて残された合成用スクリプト、及び、上記(7)のステップにて内容が残された合成用スクリプトと、上記RTL記述とを入力にして、上記(2)のコンピュータシステムコマンドを作成するステップにて作成されたコンピュータシステムコマンドによって、ネットリストを再形成するステップと
    を含むことを特徴とする論理合成方法。
  2. 上記コンピュータシステムコマンドが、UNIX(登録商標)オペレーティングシステムにおけるmakeコマンド使用の際に用いるMakefileであることを特徴とする請求項1に記載の論理合成方法。
JP2007192296A 2007-07-24 2007-07-24 論理合成方法 Expired - Lifetime JP4199816B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007192296A JP4199816B2 (ja) 2007-07-24 2007-07-24 論理合成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007192296A JP4199816B2 (ja) 2007-07-24 2007-07-24 論理合成方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35124398A Division JP4006120B2 (ja) 1998-12-10 1998-12-10 論理合成装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008144747A Division JP2008204489A (ja) 2008-06-02 2008-06-02 論理合成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007280429A JP2007280429A (ja) 2007-10-25
JP4199816B2 true JP4199816B2 (ja) 2008-12-24

Family

ID=38681733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007192296A Expired - Lifetime JP4199816B2 (ja) 2007-07-24 2007-07-24 論理合成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4199816B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007280429A (ja) 2007-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9558308B2 (en) Compiler for closed-loop 1×N VLSI design
US8930863B2 (en) System and method for altering circuit design hierarchy to optimize routing and power distribution using initial RTL-level circuit description netlist
TWI788768B (zh) 針對具有嵌入式邏輯的多位元記憶體的系統與方法
US7966598B2 (en) Top level hierarchy wiring via 1×N compiler
US8136062B2 (en) Hierarchy reassembler for 1×N VLSI design
JP4492803B2 (ja) 動作合成装置及びプログラム
JP5910108B2 (ja) 高位合成装置,高位合成方法,高位合成プログラム,集積回路の設計方法
US7962872B2 (en) Timing analysis when integrating multiple circuit blocks while balancing resource requirements and accuracy
US8156458B2 (en) Uniquification and parent-child constructs for 1xN VLSI design
US10437946B1 (en) Using implemented core sources for simulation
JP2009518717A (ja) Edaツール設計ビューにおける情報を保護する方法およびプログラム・プロダクト
US20100107130A1 (en) 1xn block builder for 1xn vlsi design
WO2014106038A1 (en) Local clock skew optimization and incremental clock tree synthesis
JP2006048525A (ja) シミュレーション方法
US8132134B2 (en) Closed-loop 1×N VLSI design system
US20040210861A1 (en) System and method for optimizing exceptions
JP4006120B2 (ja) 論理合成装置
US20230110701A1 (en) Techniques for design verification of domain crossings
JP4199816B2 (ja) 論理合成方法
JPWO2006025412A1 (ja) 論理検証方法、論理モジュールデータ、デバイスデータおよび論理検証装置
JP2008204489A (ja) 論理合成方法
JP2006338090A (ja) 半導体集積回路の設計方法および設計装置
JP5262678B2 (ja) 動作合成システム、動作合成方法、及び動作合成用プログラム
JP2005301498A (ja) 論理データ作成方法及び論理シミュレータ
CN115455882A (zh) 数据处理方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20080401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080916

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081003

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term