JP4198059B2 - 眼内レンズ - Google Patents

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Description

(発明の背景)
本発明は、損傷または疾患(例えば、白内障レンズ)に起因して天然のレンズが除去された無水晶体眼における移植のための眼内レンズ(IOL)に関する。本発明はより詳細には、IOLと後嚢バッグ(capsular bag)との間のレンズ上皮細胞(LEC)の望ましくない増殖(当業者には、後部水晶体嚢白濁化すなわち「PCO」として公知である)を防止するように設計された新規IOLに関する。
白内障眼を処置するための共通かつ所望される方法は、白内障摘出術として公知である外科手順において、曇った天然のレンズを除去し、それを人工IOLと入れ換えることである。嚢外摘出術において、天然のレンズは、嚢バッグから除去されるのに対して、嚢バッグの後部(および好ましくは、嚢バッグの前部の少なくとも一部)は、眼内の適切な場所に残される。この例において、嚢バッグは、小帯線維によって眼の毛様体につなぎとめられたままである。嚢内摘出術として公知の代替的手順において、レンズおよび嚢バッグの両方は、小帯線維を切断することによってそれらの全体が除去され、IOLに置き換えられ、このIOLは、嚢バッグの存在しない眼内につなぎとめられなければならない。嚢内摘出術法は、嚢外摘出法と比べて魅力がより低いと考えられる。なぜなら、嚢外摘出法において、嚢バッグは、眼の毛様体に結合されたままであり、従って、眼内のIOLのための天然のセンタリングおよび位置決め手段を提供するからである。嚢バッグは、眼の前部の眼房水と眼の後部の硝子体液との間の天然の障壁を提供するというその機能をまた持ち続ける。
嚢外摘出術に関する1つの既知の問題は、後部水晶体嚢白濁化(すなわち、後発性白内障)であり、これらにおいて、レンズ上皮細胞の増殖および移動が、IOL後部表面の後で後嚢に沿って生じ、このことが、視軸に沿って嚢を不透明化させる。これは、後嚢を開放し、それによって視軸をきれいにするために、続いての手術(例えば、Er:YAGレーザー嚢切開術)を必要とする。所望されない合併症は、嚢切開術後に生じ得る。例えば、後嚢は、後部の眼硝子体液と前部の眼房水との間の天然の障壁を提供するので、後嚢の除去は、硝子体液の眼房水への移動を可能にし、このことは、重篤な視覚に脅威である(sight−threatening)合併症を生じ得る。従って、まず第1に後嚢白濁化を防止することが非常に所望され、それによって、続いての後嚢切開術に対する必要性を省略する。
PCOを防止するか少なくとも最小化し、従って、PCOの結果として必要とされるEr:YAGレーザー嚢切開術の数を最小化するための種々の方法が、当該分野において提唱されている。これらのPCO防止法は、2つの主なカテゴリー:機械的手段および薬学的手段を含む。
PCO防止の機械的手段の範疇において、後嚢壁において鋭くかつ不連続な湾曲を作製することに労力が向けられ、これは、当業者によって、PCOを最小化するための有効な方法として広く認識される。例えば、Nishiによる、Posterior Capsule Opacification、Journal of Cataract&Refractive Surgery,第25巻、Jan.1999を参照のこと。後嚢における不連続な湾曲は、IOLの周辺壁と共に鋭い端部を形成する後端部を有するIOLを使用して作製され得る。
PCO防止の薬学的手段において、LEC−標的化薬剤を使用することによってLECを削減し、そして/またはLEC有糸分裂を阻害することが提唱されてきた。例えば、Brettonに対する、「Method For Destroying Residual Lens Epithelial Cells」と題される米国特許第5,620,013号を参照のこと。このアプローチが理論において論理的であるのに対して、このような方法を臨床的に実施することは、例えば、LEC阻害因子(例えば、サポリン)それ自身のいくらかの毒性から生じる合併症および嚢バッグ内の全LECの全殺傷を確実にすることの困難性に起因して困難である。任意の残存LECは、結果として増殖し、IOLを超えて移動し得、結果として、外科手術時のLEC除去時の努力にも関わらずPCOを生じる。
IOLの後部表面上のLEC形成を防止するためのもっとも見込みのある方法は、機械的(すなわち、IOLを、後部表面で特に鋭い周辺端部(後嚢壁に不連続な湾曲を作製するような周辺端接合部)を有するように設計することによる)手段である。後嚢壁の不連続な湾曲は、LEC細胞の増殖ならびにこの湾曲を通過する移動およびIOL表面に沿って通過する移動を防止することが臨床的に示された。平凸IOLのPCO−防止効果の初期の報告の1つは、Nishiら、Explanation of Endocapsule Posterior Chamber Lens After Spontaneous Posterior Dislocation、J Cataract & Refractive Surgery−第22巻,1996年3月、273頁に見出され得、ここで著者らは、外植(explanted)された平凸PMMA IOLを試験し、ここでIOLの後部表面は、平坦であり、IOLの周辺端部と一緒に正方形の端部を形成していた:
「外植されたIOLおよび嚢の肉学的観察は、嚢直径が9.5mmであることを示した。開放環状ループは、嚢赤道部に良好に適合する。捕捉系と接触しない嚢赤道部はまた、良好に維持される(図3)。不透明なレンズ塊(Soemmeringの輪状白内障)は、捕捉系と光学系との間に見られた。IOL光学系に面した後嚢は、透き通っていた。
外植された嚢の組織病理学的試験は、後嚢上のいくつかの上皮細胞(LEC)を明らかにした。ループと光学系との間で、光学系の端部に蓄積するレンズの塊が、見られた(図4)。この部位での後嚢に明らかな湾曲が存在した。」(強調を加えた)。
従って、この報告以後数年、産業は、鋭い後部端を有するIOLの作製に対するかなりの活動が見られ、後嚢壁での鋭くかつ不連続な湾曲を作製してきた。鋭い後端部を有するIOLが、後部表面−周辺末端接合部に湾曲した端部を有するIOLに比べてPCOを防止することが示されてきたのに対して、特に、嚢バッグとの平坦でない接触および嚢バッグとのIOL周辺の力が存在する場合、後嚢に沿ってかつIOL表面の後をLECが移動する可能性が残される。これは、例えば、外科手術の後、IOLが、嚢バッグ内に移動する場合に生じ得る。従って、単一の鋭い後部末端を有するIOLを有するにも関わらず、LEC移動の問題およびその後のPCO形成の問題を解決する改善されたIOLの設計の必要性が残されている。
本発明は、以下を有するIOLを提供することにより、IOLの第1の鋭い後端部を超えてのPCOの形成の問題を解決する:
後端部、およびIOLの光学軸に実質的に平行に延長する周辺壁によって規定される、少なくとも2つの半径方向に間隔を空けた鋭い端部を備える周辺部、ならびに光学軸に実質的に垂直に延長する、内側に入る周辺壁。IOL光学系の周辺部のこの形態は、単一の正方形端部の光学的設計に関する有意な改善であり、ここで、この設計は、LEC移動に対する改善された障壁を提供する。この光学的周辺部の設計はまた、他(LEC移動を防止するための先行技術において提唱されたより複雑なIOL周辺部設計)と比べて比較的製造が容易である。例えば、種々のIOL光学系周辺部設計を示す以下の特許および刊行物を参照のこと:
1992年12月15日にNishiに対して発行された米国特許第5,171,320号、
1997年12月2日にWoffindenらに対して発行された米国特許第5,693,093号、
2000年12月19日にDeaconらに対して発行された米国特許第 6,162,249号。
(詳細な説明)
ここで図面を参照して、虹彩30によって分断された前眼房12および後眼房14を有するヒト眼10の断面図を、図1に示す。後眼房14の中に、眼の天然の水晶体17を保持する嚢16が存在する。光は、角膜18を通って水晶体まで通過することによって眼に入り、これらは一緒に作用して眼の後部に位置する網膜20上に光を指向しそして集束させる。網膜は、網膜によって受容された画像を画像の解釈のために脳まで伝達する視神経22と連結する。
天然の水晶体が損傷した(例えば、白内障によって曇った)眼において、天然のレンズが入射光を網膜まで適切に集束し、そして指向する能力はもはやなく、画像はかすむ。この状況を矯正するための周知の外科技術は、損傷した水晶体を除去し、この水晶体が、眼内レンズ(すなわちIOL)として公知の人工レンズ(例えば、図2および3に見られる先行技術のIOL24)で置換され得ることを包含する。眼内のIOLの正確な配置に関して多くの異なるIOL設計および多くの異なる選択肢が存在するが、本発明はそれ自体、眼10の実質的に卵形の嚢16の内部に移植するためのIOLに関する。この移植技術は、当該分野において「嚢中(in−the−bag)」技術と一般に言及される。この外科技術において、嚢バッグの前部の一部は、切り離される(嚢破裂(capsularhexis)と呼ばれる)のに対して、後嚢16aは無傷のまま残り、毛様体26になお固定される。
従って、IOL外科手術の「嚢中」技術において、IOLは、眼の後眼房14内の虹彩30の後に位置する嚢16内に配置される。IOLは、網膜上に光を指向し集束することによって摘出された天然のレンズを模倣する中央光学系部分24aを備え、嚢バッグ内の適切な位置に光学系を固定するための手段をさらに備える。光学系を固定するための一般的なIOL構造体は、光学系の周辺部から半径方向外側に延長する弾性構造体であるハプティック部(haptic)と呼ばれる。特に一般的なIOL設計において、2つのハプティック部24b、24cは、光学系の対向する側面から延長し、嚢の内部に対して偏向力を提供するように湾曲し、光学系を嚢内の適切な位置に固定する(図2を参照のこと)。
本明細書中の発明の背景の節において示されるように、後嚢白濁化(すなわちPCO)として公知の所望されない外科後の状態が生じ得、これが、移植されたIOLを曇らせ、従ってもはや通過する光を適切に指向せず集束し得ない。この状態についての主な原因は、レンズ上皮細胞(LEC)の有糸分裂およびIOL光学系の後の嚢の後部表面を横断するレンズ上皮細胞の移動である。図2に示されるように、嚢16の後部表面16aは、IOL光学系24aの後部表面に接触する。損傷した天然のレンズが外科的に除去される場合、多くのLECが、嚢16内に(特に、胚性LECの本来の源である嚢の赤道部16bに)残り得る。外科医が、IOL移植手術の時に嚢バッグから全てのLECを除去するように努力し得るが、全ての単一のLECを除去することはほとんど不可能である。残存LECはいずれも、増殖し得、後部嚢壁16aに沿って移動し得る。これは、湾曲した端部を有するIOLに特に当てはまり、ここで、外科手術後3年の患者の約20%〜50%が、臨床的に有意なPCOを生じることが見出されている。PCOを防止する現在評判が良く有効である方法は、本明細書中の発明の背景の部において説明されたような後嚢壁16aに鋭い不連続な湾曲を作製することである。
ここで、図4a、図4bおよび図5を参照すると、本発明のIOL32の第1の実施形態が示される。IOL32は、それぞれ対向する前部表面34aおよび後部表面34bを有する中心光学部分34を備えるように示される。眼内に移植される場合、前部光学表面34aは、虹彩18に面し、後部光学表面34bは、網膜20に面する。ハプティック部36、38の対は、光学部分34の周辺部の対向する側面に取り付けられ、そしてその対向する側面から延長し、嚢16の内部に対して偏向力を提供し、嚢の中でIOL32を適切に位置決めするように形成される。より詳細には、ハプティック部36、38は、IOLを嚢バッグに移植する際に、ハプティック部が、嚢バッグの内部表面に係合するように構成される。ハプティック部と嚢との間の係合は、IOL光学系34が網膜20に向かって後壁方に湾曲する(vault)のを引き起こす偏向力を生じ、ここで、IOL光学系の後部表面34bは、嚢16の後部嚢壁16aの内部に対してしっかり押圧する。他の公知のIOL位置決め手段が可能であり、本発明の範囲内であることは留意のこと。さらに、IOL32は、任意の適切なIOL材料(例えば、PMMA、シリコーン、ヒドロゲルおよびこれらの複合物)から作製され得る。IOL32はまた、ワンピース設計または複数ピースの設計(例えば、ここで光学系が形成された後、ハプティック部が光学系に取り付けられる)であり得る。
なお、図4a、図4bおよび図5を参照すると、IOL光学系34は、後部表面34bおよび周辺壁P1の接合部に規定される第1の鋭い端部E1を含む周辺部を有することが理解される。上で説明される偏向力を提供するハプティック部36、38に関して、光学系後部表面34bは、後部嚢壁16aに対してしっかり押圧する。嚢16は、本来いくらか弾性であるので、嚢壁に対するIOL光学系の力は、IOLを後部嚢壁に対して湾入させる。従って、IOL光学系の第1の鋭い端部E1は、嚢壁に対して強く湾入し、それによって図5および図6において矢印B1で示されるように、この点で後部嚢壁に不連続な湾曲を生じる。上に説明されるように、後部嚢壁16aにおけるこの不連続な湾曲B1は、この点(すなわち、後部嚢壁16aとIOL後部表面34bとの間)を通過するLEC移動を防止するように作用し、PCOが防止される。
図5をなお参照すると、IOL光学系34の周辺部は、実質的に互いに直角であるように方向付けられた第1の周辺壁P1および第2の周辺壁の接合部で規定される内直角の角C1をさらに備える。第2の鋭い端部E2は、周辺壁P2とP3との接合部に規定され、これらはまた、互いに実質的に垂直にある。IOL光学系の周辺部において少なくとも2つの鋭い端部E1およびE2を設けることによって、LECの移動に対する複数の障壁を提供する。
IOLが後嚢に湾入する程度は、患者間で変動し得ることが留意される。いくらかの患者において、IOLは、第1の鋭い端部E1のみが後嚢に係合するように湾入し得、この場合において、単一の不連続な湾曲部B1は、LECの移動を阻害するように後嚢に設けられる。この状況において、第2の鋭い端部E2は、なお不連続な形態を提供し、この形態は、IOCに付着し得るLECが、IOL光学系の前部表面34aに向かって、そして前部表面34a上に移動するのを防止するように作用する。他の患者において、IOLは、後嚢にさらに湾入し得、この場合において、第1の鋭い端部E1および第2の鋭い端部E2の両方は、後嚢に係合し(図5)、それによってそれぞれ第1の湾曲部B1および第2の湾曲部B2をその中に作製する。従って、いずれの場合においても、LEC移動は、阻害される。
上記されるように、胚性LECの主な源は、嚢バッグの赤道部16bにあり、これは、光学系周辺部の半径方向外側に位置される(図2)。LECが増幅する間、これらのLECは、嚢バッグに沿って半径方向内側に移動し始める。光学系が図5に示されるように後嚢に湾入する患者において、一旦LECがIOL光学系34に到達すると、これらのLECは、IOLの鋭い端部E2によって形成される嚢において不連続な湾曲により形成される第2の鋭い端部B2に出くわす。この鋭い部B2は、移動するLECに対する第1の障壁を提供する。しかし、任意のLECが部B2を通過して内部に移動し続ける場合、これらのLECは、嚢内で第1の湾曲部B1に出くわす。嚢内に1つを超える鋭い部を設けることによって、移動するLECに対する1つを超える障壁を提供する。従って、本発明は、後嚢に沿ったLECの移動の機会を実質的に妨げる周辺端部構成を提供する。
本発明のIOLの複数の鋭い端部の構成が、先行技術の単一の鋭い端部のIOLの設計に比べ、嚢におけるより複雑な襞(frill)形成を提供する。この点については、本明細書中に引用されるNishiの論文(JCRS 1995年1月)を参照のこと。この論文は、LEC移動を防止すると考えられる嚢の湾曲部での、複雑な襞形成の方法を説明する。
IOL光学系34において複数の鋭い端部構成を形成する本発明の好ましい方法は、IOL光学系が固定具に取り付けられ、ミルが後部光学系の全周でその表面に切り込むために使用される、ミリング操作(milling operation)を包含する。後部表面34bの端部から表面壁P2まで測定された場合、ミル切断の深さは、好ましくは、約0.01〜1.5mmであり、より好ましくは約0.05〜1.0mmであり、そして最も好ましくは、約0.08mmである。壁P1〜壁P3まで測定された場合、ミル切断の幅は、好ましくは、少なくとも約0.03mmである。周辺端部形態を形成するために使用され得る他の方法としては、例えば、切削および成形が挙げられる。IOL32が、端部形態を形成する前に回転研磨を受け、端部E1、E2、E3などが、これらの鋭さを維持することを確実にすることもまた、好ましい。
図6は、本発明のIOLの代替的実施形態を示し、周辺壁表面P4およびP5の接合部に規定される第3の鋭い端部E3をさらに備える。図6は、嚢16に係合しない場合の第3の端部E3を示すが、いくらかの患者において、光学系表面が嚢壁内にさらにより深く湾入し、その上で、鋭い端部E3が嚢壁に係合することは、可能である。第3の鋭い端部E3が、嚢壁に実際に係合する場合、嚢壁内の第3の湾曲部(示さず)が、形成され、上記の鋭い端部E1およびE2に関して説明されるように、LEC移動に対するなお別の障壁を提供する。第3の鋭い端部E3が嚢に係合しない場合においても、これは、IOLに付着し得るLECがIOL光学系の後部表面34aに向かってそして後部表面34a上に移動するのを防止するよう作用する不連続な形態をなおも提供する。従って、本発明の特有の複数の鋭い端部形態が、光学系が後嚢にどれほど深く湾入するかに関わらず、光学系の後方へおよび前方への両方のLEC移動に対する複数の障壁を提供することが理解される。
従って、鋭い端部が、半径方向に空間を空けた構成において形成され、これは、IOL光学系周辺部に対して「階段状の」構成を提供することが理解される。任意の数の鋭い端部が、本明細書中に記載される階段状の端部の構成において提供され得ることが、理解される。さらに、周辺壁表面P1、P3、P5が、間隔を空けた平行な面に沿って延長し、この面は、IOL光学系の光学軸OAに対して実質的に平行に延長するが、間に入る周辺壁表面P2およびP4は、光学軸OAに対して実質的に垂直である面に沿って延長する。この特有の周辺部構成は、上記されるようにPCOを実質的に阻害するIOLを提供する。
従って、ヒトの眼内に移植するための眼内レンズ32が記載され、この眼内レンズは、レンズ光学系34を備え、このレンズ光学系は、対向する前部表面34aおよび後部表面34bを有し、これらの前部表面および後部表面は、光学系周辺部によって規定され、レンズ光学系は、このレンズ光学系34を通って延長する光学軸OAをさらに有し、この眼内レンズ32は、以下によって特徴付けられる:少なくとも2つの連続する鋭い端部E1、E2が、光学系周辺部に形成され、ここで、該光学軸OAに対して、第2の鋭い端部E2は、第1の鋭い端部E1の半径方向外側に位置し、第1の鋭い端部E1は、光学系後部表面34bおよび第1の周辺壁P1によって規定され、第1の周辺壁は、光学軸OAに実質的に平行にあり、ここで第2の鋭い端部E2は、第2および第3の周辺壁P2、P3によって規定され、第2の周辺壁P2は、光学軸OAに実質的に垂直にあり、第3の周辺壁P3は、光学軸OAに実質的に平行にある。
図1は、眼の嚢バッグ内の天然のレンズを示すヒト眼の断面図である。 図2は、天然のレンズが除去され、そして先行技術のIOLで置換されたことを示すヒト眼の断面図である。 図3は、先行技術のIOLの平面図である。 図4aは、本発明に従って作製されたIOLの平面図である。 図4bは、図4aの4b−4bにほぼ沿って取られた、本発明のIOLの断面図である。 図5は、本発明のIOLの周辺壁形態の詳細を示す拡大断片化断面図である。 図6は、本発明のIOLの周辺壁形態の代替的実施形態を示す図5の図である。

Claims (8)

  1. ヒトの眼内に移植するための眼内レンズであって、該眼内レンズは、
    (a)レンズ光学系であって、該レンズ光学系は、(1)光学系周辺部によって規定される、対向する前部表面および後部表面、ならびに(2)該前部表面から該後部表面へと延びる光学軸を有する、レンズ光学系;ならびに
    (b)少なくとも第1の端部および第2の端部であって、該光学系周辺部の領域に形成され、ここで、該光学軸に対して、該第2の端部は、該第1の端部の半径方向外側に位置し、該第1の端部は、鋭く、該光学系後部表面と第1の周辺壁との交差部によって規定され、該第1の端部は、該光学周辺部の周りを周る第1方向および該後部表面から該前部表面に向か第2方向に延び、ここで該第2の端部は鋭く、かつ第2の周辺壁と第3の周辺壁との交差部によって規定される、端部
    を備える、眼内レンズ。
  2. 前記第2の端部に隣接して取り付けられた位置決め手段をさらに包含し、該位置決め手段は、前記眼内レンズを前記ヒトの眼に適切な位置に位置決めおよび維持するように作動可能である、請求項1に記載の眼内レンズ。
  3. 前記位置決め手段は、1つ以上の捕捉部を備える、請求項2に記載の眼内レンズ。
  4. 前記レンズは、前記前部表面と前記後部表面との間で最大厚みを有する、請求項1に記載の眼内レンズ。
  5. 前記第1の周辺壁は、前記光学軸に実質的に平行にある、請求項1に記載の眼内レンズ。
  6. 第3の鋭い端部は、鋭い前記第2端部の半径方向に外側の前記光学系周辺部に形成される、請求項に記載の眼内レンズ。
  7. 前記第3の鋭い端部は、第4の周辺壁および第5の周辺壁によって規定され、該第4の周辺壁は、前記光学軸に実質的に垂直にあり、該第5の周辺壁は、該光学軸に実質的に平行にある、請求項に記載の眼内レンズ。
  8. 前記第2の周辺壁は、前記後部表面の少なくとも一部に実質的に平行にある、請求項1に記載の眼内レンズ。
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