JP4197669B2 - 浸漬型膜分離式汚水処理装置及びその運転方法 - Google Patents

浸漬型膜分離式汚水処理装置及びその運転方法 Download PDF

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Description

本発明は、浸漬型膜分離装置を用いた活性汚泥法により下水、産業廃水などの汚水を浄化処理する浸漬型膜分離式汚水処理装置及びその運転方法に関するものである。
図4は従来の浸漬型膜分離式汚水処理装置の一例を示す構成説明図である。図4において、1は被処理水供給管路2より下水、産業廃水などの有機性の被処理水が供給される曝気槽である。曝気槽1内には活性汚泥が収容されるとともに、外圧型の膜モジュールを有する浸漬型膜分離装置3が浸漬設置されている。浸漬型膜分離装置3の下方には、ブロワ5に接続された散気装置4が配置されている。散気装置4は、活性汚泥に曝気空気を供給するとともに、エアスクラビングにより浸漬型膜分離装置3の膜モジュールの分離膜の膜面洗浄をも行うためのものである。
浸漬型膜分離装置3は、上下方向に延びる多数本の例えば中空糸膜よりなる膜モジュールを複数備え、各膜モジュールの上端の透過水集水室に連通するヘッダーを有している。そして、この浸漬型膜分離装置3の前記ヘッダー、すなわち浸漬型膜分離装置3の分離膜の透過側に連通し、処理水槽6へ導かれる透過水導出管路7が設けられている。この透過水導出管路7の途中にはろ過・逆洗兼用のポンプ8と、開閉弁9とが介装されている。また、処理水槽6と透過水導出管路7におけるポンプ8の処理水槽6側とを連通し、管路の途中に開閉弁11が介装された逆洗用分岐管路10が設けられている。さらに、透過水導出管路7における浸漬型膜分離装置3とポンプ8との間の最頂部位置には、透過水導出管路7に連通する弁取り付け管12に仕切り弁13が接続されている。
このように構成される浸漬型膜分離式汚水処理装置における運転動作について説明する。まず、運転前のエア抜き作業を行う。この時は、自動操作により開閉弁9を閉じるとともに開閉弁11を開き、さらに運転員が現場で手動操作にて仕切り弁13を開いてから、ポンプ8を逆洗運転駆動して、処理水槽6内に貯留されている透過水を、逆洗用分岐管路10を経て透過水導出管路7によって圧送し、浸漬型膜分離装置3の膜モジュールの分離膜の内側に送り込む。これにより、透過水導出管路7内に溜まっている空気を仕切り弁13より外部へ排出する。運転員は、仕切り弁13から透過水が噴き出し始めて透過水導出管路7内が透過水で満たされることで透過水導出管路7内の空気が排出されたことを確認すると、直ちに手動操作にて仕切り弁13を閉じるようにしている。
このエア抜き作業の後、所定時間ろ過運転を行う。このろ過運転時には、自動操作により開閉弁11を閉じるとともに開閉弁9を開く。そして、ポンプ8をろ過運転駆動して、透過水導出管路7を通じてポンプ8による吸引負圧を浸漬型膜分離装置3の膜モジュールの分離膜内側に作用させ、分離膜によって曝気槽1内の活性汚泥混合液を固液分離し、分離膜を透過した透過水をポンプ8で吸引して透過水導出管路7により処理水槽6に送る。
つぎに、所定時間逆洗運転を行う。浸漬型膜分離装置3の逆洗を行う時には、自動操作により開閉弁9を閉じるとともに開閉弁11を開く。そして、ポンプ8を逆洗運転駆動して、処理水槽6内に貯留されている透過水を、長さの短い逆洗用分岐管路10を経て透過水導出管路7により圧送し、浸漬型膜分離装置3の膜モジュールの分離膜の内側に送り込むことにより、膜モジュールの分離膜の内外周面の付着物を除去する。
このように、運転前のエア抜き作業を行った後、浸漬型膜分離装置3に対してろ過と透過水による逆洗とを各所定時間交互に繰り返す運転が行われる。例えば、9分間のろ過と透過水による1分間の逆洗とを繰り返す運転が行われる。
ところが、ポンプ8を駆動して浸漬型膜分離装置3によるろ過を行うと、浸漬型膜分離装置3が活性汚泥混合液中に浸漬されていることで、ポンプ8による吸引により、透過水導出管路7内に透過水とともに空気も取り込まれる。このため、前記従来の浸漬型膜分離式汚水処理装置では、ろ過運転を繰り返し行うと透過水導出管路7内に空気が蓄積することにより、ポンプ8の空気のかみこみによる吐出量低下を引き起こし、これによって所定の透過水量が得られなくなる。そのため、前記従来装置では、定期的に、ろ過と逆洗とを繰り返す運転を停止して運転員の手作業による運転前の空気抜き作業を実施する必要があり、運転前の空気抜き作業を行う分だけ1日あたりのろ過時間が減少して、効率よくろ過を行うことができなかった。
特開平11−207332号公報(図1)
そこで、本発明の課題は、浸漬型膜分離装置に対して透過水導出管路を通してろ過と透過水による逆洗とを繰り返すに際し、逆洗時に逆洗とともに自動的に透過水導出管路の空気抜きを可能とし、透過水導出管路に介装されたポンプの空気のかみこみをなくしてろ過時に安定して所定の透過水量を得ることができ、運転前の空気抜き作業が不要なことでろ過と逆洗とを繰り返す運転を定期的に停止しなくてすみ、効率よくろ過を行うことができる浸漬型膜分離式汚水処理装置及びその運転方法を提供することにある。
前記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
請求項1の発明は、被処理水が流入する曝気槽と、この曝気槽内に浸漬設置した浸漬型膜分離装置と、この浸漬型膜分離装置の分離膜の透過側に連通するとともに曝気槽外の処理水槽へ導かれる透過水導出管路と、この透過水導出管路の途中に介装されたポンプとを備え、前記透過水導出管路を通じて前記ポンプによる吸引負圧を前記浸漬型膜分離装置の分離膜内側に作用させ、分離膜を透過した透過水を前記ポンプで吸引し、前記処理水槽に送る浸漬型膜分離式汚水処理装置において、前記透過水導出管路における前記浸漬型膜分離装置と前記ポンプとの間の位置に、前記浸漬型膜分離装置に対しての逆洗時には透過水導出管路内の空気を大気中へ排出するともに逆洗用の透過水の水漏れを阻止し、前記浸漬型膜分離装置によるろ過時には透過水の流入と大気空気の透過水導出管路内への侵入とを阻止する空気抜き弁装置を設けたことを特徴とする浸漬型膜分離式汚水処理装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の浸漬型膜分離式汚水処理装置において、前記空気抜き弁装置は、逆止弁とフロート式液体用空気抜き弁とを接続して構成されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の浸漬型膜分離式汚水処理装置を用いて、透過水の吸引と洗浄水による逆洗とを各所定時間交互に繰り返し行い、ろ過時の透過水の吸引によって透過水導出管路内に滞留した空気を逆洗時に空気抜き弁装置から排出することを特徴とする浸漬型膜分離式汚水処理装置の運転方法である。
本発明による浸漬型膜分離式汚水処理装置は、透過水導出管路における浸漬型膜分離装置とポンプとの間の位置に空気抜き弁装置を設け、この空気抜き弁装置により、浸漬型膜分離装置に対しての逆洗時には透過水導出管路内の空気を大気中へ排出するとともに逆洗用の透過水の水漏れを阻止し、浸漬型膜分離装置によるろ過時には透過水の流入と大気空気の透過水導出管路内への侵入とを阻止するようにしている。これにより、本発明の浸漬型膜分離式汚水処理装置又はこの装置の運転方法によると、浸漬型膜分離装置に対して透過水導出管路を通してろ過と透過水による逆洗とを繰り返すに際し、逆洗時に逆洗とともに自動的に透過水導出管路の空気抜きを可能とし、透過水導出管路に介装されたポンプの空気のかみこみをなくしてろ過時に安定して所定の透過水量を得ることができ、運転前の空気抜き作業が不要なことでろ過と逆洗とを繰り返す運転を定期的に停止しなくてすみ、効率よくろ過を行うことができる。また、空気抜き弁装置が逆止弁とフロート式液体用空気抜き弁とを接続して構成されているものでは、電気的駆動源や電気的制御装置などを用いることなく、簡便で確実に空気抜きを行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態による浸漬型膜分離式汚水処理装置の全体構成を示す構成説明図、図2は図1における空気抜き弁装置の構成を示す断面図である。ここで、図4における仕切り弁13に代えて空気抜き弁装置100を設けた点以外は、前記図4に示す浸漬型膜分離式汚水処理装置の構成と同一であるので、前記図4に示す浸漬型膜分離式汚水処理装置と同一部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる点について説明する。
図1に示すように、透過水導出管路7における浸漬型膜分離装置3とポンプ8との間の最頂部位置には、透過水導出管路7に連通する弁取り付け管12に空気抜き弁装置100が接続されている。
空気抜き弁装置100は、この実施形態では、図2に示すように、ボール式逆止弁110とフロート式液体用空気抜き弁120とを一体化接続して構成されている。
図2において、まず、ボール式逆止弁110について説明する。111はバルブケーシングであり、その下部には流入口112が開口され、その上部には流出口113が開口されている。111aは入口フランジ部で、この入口フランジ部111aは、透過水導出管路7に連通する弁取り付け管12のフランジ部に締結固定されている。また、111bは出口フランジ部で、この出口フランジ部111bは、後述するフロート式液体用空気抜き弁120のバルブケーシング121の入口フランジ122に締結固定されている。
バルブケーシング111内には、弁室114が流入口112と流出口113とを連通させるように形成されている。この弁室114の下部の周囲には流入口112側へ行くに従って縮径するすり鉢状(断面視テーパ円弧状)をなす弁座115が形成されている。また、弁室114内には、ボール形状のボール弁体116が弁座115に着座可能に収容されている。なお、117はバルブケーシング111に液密状に閉じられている点検蓋であり、ボール式逆止弁110の保守点検時にボール弁体116を取り出して点検するためのものである。
図2において、次に、フロート式液体用空気抜き弁120について説明する。121はバルブケーシングであり、その下部には流入口123が開口されている。また、バルブケーシング121の内側上部には、空気抜き孔124aを有する例えばゴム製の弁座124が固定されている。弁座124には、上方へ行くに従って縮径するすり鉢状部124bが形成されている。125は空気抜き孔124aと連通する排気口125aを有する蓋体である。また、バルブケーシング121内には、断面円形をなす弁室126が流入口123と空気抜き孔124aとを連通させるように形成されている。この弁室126内には、ボール形状のフロートボール127が水の力により上昇して弁座124(すり鉢状部124b)に密着可能に収容されている。
図3は図1における空気抜き弁装置の動作を説明するための図であって、その(a)は逆洗時における透過水導出管路内の空気抜き中の説明図、その(b)は逆洗時における透過水導出管路内の空気抜き完了後の説明図、その(c)はろ過時の説明図である。
このように構成される空気抜き弁装置100を備えた浸漬型膜分離式汚水処理装置の運転動作について、図1〜図3を参照して説明する。
まず、所定時間、例えば1分間の逆洗運転を行う。ここで、逆洗運転開始前は、ボール式逆止弁110のボール弁体116は弁座115に着座するとともに、フロート式液体用空気抜き弁12の弁室126内は低水位の状態となっている。浸漬型膜分離装置3の逆洗を行う時には、自動操作により開閉弁9を閉じるとともに開閉弁11を開く。そして、ポンプ8を逆洗運転駆動して、処理水槽6内に貯留されている透過水を、長さの短い逆洗用分岐管路10を経て透過水導出管路7内に圧送する。このポンプ8の逆洗運転駆動が開始されることで透過水導出管路7内の透過水が、ボール式逆止弁110の流入口112から上方へ流れて、ボール弁体116を弁座115から離れさせてボール式逆止弁110の通路が開く。そして、フロート式液体用空気抜き弁120の弁室126内の水位の上昇に伴って、フロート式液体用空気抜き弁120のフロートボール127は、弁室126内において最初に位置していた弁室下部位置から上方へ移動して行く。透過水導出管路7内に溜まっていた空気は、この弁室126内の水位の上昇に伴って空気抜き孔124a及び排気口125aを通って大気中に排出される(図3の(a)参照)。
そして、さらに弁室126内の水位が上昇してフロートボール127が弁座124に密着することにより、透過水導出管路7内の空気の大気中への排出が終了し、同時に、透過水の弁装置外部への水漏れが阻止される。すなわち、図3の(b)に示すように、ボール式逆止弁110が開弁し、フロート式液体用空気抜き弁120が閉弁した状態となる。
このように透過水導出管路7内の空気の大気中への排出が終了するとともに、透過水の外部への水漏れが阻止された状態で、浸漬型膜分離装置3の逆洗が所定時間行われて、浸漬型膜分離装置3の膜モジュールの分離膜外周面の付着物が除去される。
次に、所定時間、例えば9分間のろ過運転を行う。このろ過運転時には、自動操作により開閉弁11を閉じるとともに開閉弁9を開く。そして、ポンプ8をろ過運転駆動して、透過水導出管路7を通じてポンプ8による吸引負圧を浸漬型膜分離装置3の膜モジュールの分離膜内側に作用させる。このポンプ8のろ過運転駆動が開始されることで、弁室114,126内にも吸引負圧が作用し、着座弁室114,126内を満たしていた透過水の一部が透過水導出管路7に流出し、フロート式液体用空気抜き弁120の弁室126内の水位が弁室下部位置まで低下し、ボール式逆止弁110のボール弁体116が弁座115してボール式逆止弁110の通路が閉じられる。
すなわち、図3の(c)に示すように、ボール式逆止弁110が閉弁し、フロート式液体用空気抜き弁120が開弁した状態となり、透過水導出管路7からの透過水の流入と大気空気の透過水導出管路7内への侵入が阻止される。このような状態で、浸漬型膜分離装置3によるろ過運転が所定時間行われて、分離膜によって曝気槽1内の活性汚泥混合液が固液分離され、分離膜を透過した透過水がポンプ8で吸引されて透過水導出管路7により処理水槽6へ送られる。そして、このろ過運転の後、前述した逆洗運転が行われて、これにより、ろ過運転時に透過水導出管路7内に溜まった空気が逆洗運転時に大気中に排出されるようになっている。
このように、本実施形態の浸漬型膜分離式汚水処理装置は、透過水導出管路7における浸漬型膜分離装置3とポンプ8との間の最頂部位置に、ボール式逆止弁110とフロート式液体用空気抜き弁120とを一体化接続して構成した空気抜き弁装置100を設け、この空気抜き弁装置100により、浸漬型膜分離装置3に対しての逆洗時には透過水導出管路7内の空気を大気中へ排出するとともに逆洗用の透過水の水漏れを阻止し、浸漬型膜分離装置3によるろ過時には透過水の流入と大気空気の透過水導出管路7内への侵入とを阻止するようにしている。これにより、浸漬型膜分離装置3に対して透過水導出管路7を通してろ過と透過水による逆洗とを繰り返すに際し、逆洗時に逆洗とともに自動的に透過水導出管路7の空気抜きを可能とし、透過水導出管路7に介装されたポンプ8の空気のかみこみをなくしてろ過時に安定して所定の透過水量を得ることができ、従来とは違って運転前の空気抜き作業が不要なことでろ過と逆洗とを各所定時間交互に繰り返す運転を定期的に停止しなくてすみ、効率よくろ過を行うことができる。
なお、本実施形態では、空気抜き弁装置100を構成するフロート式液体用空気抜き弁120として、フロートボール127を有するものを採用したが、これに限定されず、水位の上昇に伴って空気抜き可能な開弁状態を維持してから閉弁し、水位の下降に伴って開弁する機構を備えたものであればよく、種々の構成のものが採用できる。
本発明の一実施形態による浸漬型膜分離式汚水処理装置の全体構成を示す構成説明図である。 図1における空気抜き弁装置の構成を示す断面図である。 図1における空気抜き弁装置の動作を説明するための図であって、その(a)は逆洗時における透過水導出管路内の空気抜き中の説明図、その(b)は逆洗時における透過水導出管路内の空気抜き完了後の説明図、その(c)はろ過時の説明図である。 従来の浸漬型膜分離式汚水処理装置の一例を示す構成説明図である。
符号の説明
1…曝気槽
2…被処理水供給管路
3…浸漬型膜分離装置
4…散気装置
5…ブロワ
6…処理水槽
7…透過水導出管路
8…ポンプ
9,11…開閉弁
10…逆洗用分岐管路
12…弁取り付け管
100…空気抜き弁装置
110…ボール式逆止弁
111…バルブケーシング
114…弁室
115…弁座
116…ボール弁体
120…フロート式液体用空気抜き弁
121…バルブケーシング
124…弁座
124a…空気抜き孔
124b…すり鉢状部
125…蓋体
126…弁室
127…フロートボール

Claims (3)

  1. 被処理水が流入する曝気槽と、この曝気槽内に浸漬設置した浸漬型膜分離装置と、この浸漬型膜分離装置の分離膜の透過側に連通するとともに曝気槽外の処理水槽へ導かれる透過水導出管路と、この透過水導出管路の途中に介装されたポンプとを備え、前記透過水導出管路を通じて前記ポンプによる吸引負圧を前記浸漬型膜分離装置の分離膜内側に作用させ、分離膜を透過した透過水を前記ポンプで吸引し、前記処理水槽に送る浸漬型膜分離式汚水処理装置において、
    前記透過水導出管路における前記浸漬型膜分離装置と前記ポンプとの間の位置に、前記浸漬型膜分離装置に対しての逆洗時には透過水導出管路内の空気を大気中へ排出するともに逆洗用の透過水の水漏れを阻止し、前記浸漬型膜分離装置によるろ過時には透過水の流入と大気空気の透過水導出管路内への侵入とを阻止する空気抜き弁装置を設けたことを特徴とする浸漬型膜分離式汚水処理装置。
  2. 前記空気抜き弁装置は、逆止弁とフロート式液体用空気抜き弁とを接続して構成されていることを特徴とする請求項1記載の浸漬型膜分離式汚水処理装置。
  3. 請求項1又は2記載の浸漬型膜分離式汚水処理装置を用いて、透過水の吸引と洗浄水による逆洗とを各所定時間交互に繰り返し行い、ろ過時の透過水の吸引によって透過水導出管路内に滞留した空気を逆洗時に空気抜き弁装置から排出することを特徴とする浸漬型膜分離式汚水処理装置の運転方法。
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