JP4197307B2 - 電子透かし検出装置、その検出方法及びプログラム - Google Patents
電子透かし検出装置、その検出方法及びプログラム Download PDFInfo
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Description
電子透かし技術では、同じ情報(透かし情報)が1つの音声コンテンツの複数箇所に何度も繰り返して埋め込まれる。そして、透かし情報を検出する際には、各埋め込み箇所からの検出値がバッファに蓄積され、強め合わされてからエラー訂正などの処理が行われた後に、検出結果が出力される。
上述した、検出値の蓄積周期を可変とする従来技術は、弱く埋め込まれた透かし信号を透かし情報の検出に十分な強さになるまで蓄積して強め合わせることを目的としており、短い音声コンテンツや劣化した音声コンテンツからそれぞれ透かし情報を検出するための適切な蓄積周期を設定することは考慮されていない。
しかし、このような音声コンテンツがナレーションのBGMとして用いられる場合、音声コンテンツに重畳されるナレーションの音声はモノラルに近い信号であることが多く、各チャネルにおけるナレーションの音声データの相関が高い。したがって、各チャネルからの検出値を合成して相関の高いメッセージの成分を強めた場合、ナレーションの音声の成分も強めてしまうため、検出値におけるメッセージの成分とノイズ(ナレーションの音声)の成分とを識別しにくく、メッセージの復元が困難になってしまう。
上述した、コンテンツの特徴や時間経過に応じて異なる鍵を用いて透かし信号を生成して処理対象信号に埋め込む従来技術は、コンテンツの特徴や時間経過に応じて異なる透かし信号を埋め込むものの、複数チャネルの音声コンテンツにナレーション等のモノラルに近い音声が重畳される場合の劣化は考慮されていない。したがって、各チャネルの音声データに電子透かしを埋め込む場合には、やはり1つの鍵を用いた同一の透かし信号が各チャネルの音声データに埋め込まれるため、上記の課題を解決できない。
また本発明は、特に、時間的に短い音声コンテンツや劣化した音声コンテンツから電子透かしを適切に検出する方法及びシステムを提供することを他の目的とする。
さらにまた、本発明は、特に、音声コンテンツに他の音声が重畳されることによる劣化に対する耐性の強い電子透かしの埋め込み、検出の方法及びシステムを提供することをさらに他の目的とする。
また、比較選択部は、複数の検出値加算部による加算結果のうち、出力する加算結果として、次のものを選択する。
検出値の絶対値の和が最大であるもの。
検出値の2乗和が最大であるもの。
加算結果に対してエラー訂正を行い、エラーが起きているビットの数が最小のもの。
加算結果に対してエラー訂正を行い、個々のビットの正しい符号を求めてSNR(Signal-to-Noise ratio:信号対雑音比)を計算し、得られたSNRが最大のもの。
ここでは、音声コンテンツが様々な態様で提供されることを考慮して、その耐性を向上させるために、次の2つの実施形態について説明する。
(実施形態1)複数の蓄積周期を用いる電子透かしの検出。
(実施形態2)複数の疑似乱数パターンを用いた電子透かしの埋め込み及び検出。
複数の蓄積周期を用いて電子透かしの検出を行う実施形態について説明する。
音声コンテンツの使用態様について考察すると、BGMとして使用される等、他の音声と重畳されて劣化する音声コンテンツは、ある程度の時間的長さを有する音声コンテンツである。一方、2秒程度の時間的に非常に短い音声コンテンツは、番組のジングルや効果音として用いられ、他の音声と重畳されることはほとんどない。これは、言い換えれば、ある程度の時間的長さを有する音声コンテンツでは、劣化に対応するために長い蓄積周期で検出値を蓄積してメッセージ(透かし情報)を復元する必要があるのに対し、時間的に短い音声コンテンツでは、短い蓄積周期で蓄積された検出値からも比較的良好にメッセージを復元できると言える。
また、発明が解決しようとする課題で述べたように、検出値の蓄積周期を長くすると、時間的に短い音声コンテンツからメッセージを復元することが難しくなってしまう。
そこで本実施形態では、異なる複数の蓄積周期で透かし信号の検出値を蓄積していき、劣化しにくい時間的に短い音声コンテンツやある程度の時間的長さを有する劣化の可能性のある音声コンテンツに対して、適切な蓄積周期で対応し、メッセージを復元する。
図1に示すコンピュータ装置は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)101と、M/B(マザーボード)チップセット102およびCPUバスを介してCPU101に接続されたメインメモリ103と、同じくM/Bチップセット102およびAGP(Accelerated Graphics Port)を介してCPU101に接続されたビデオカード104と、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスを介してM/Bチップセット102に接続された磁気ディスク装置(HDD)105、ネットワークインターフェイス106と、さらにこのPCIバスからブリッジ回路107およびISA(Industry Standard Architecture)バスなどの低速なバスを介してM/Bチップセット102に接続されたフレキシブルディスクドライブ108およびキーボード/マウス109とを備える。
図2を参照すると、本実施形態の電子透かし検出装置10は、音声コンテンツの各チャネルのデータから透かし信号を検出するチャネルごとに設けられた透かし信号検出部11と、各透かし信号検出部11により検出された透かし信号の検出値を加算する検出値加算部12と、得られた透かし信号を蓄積し蓄積された透かし信号からメッセージを復元する複数のメッセージ復元部13と、各メッセージ復元部13の復元結果を比較処理して最終的な検出結果として出力する検出結果出力部14とを備える。
図3は、音楽コンテンツに対する一般的な透かし信号の検出手順を示すフローチャートである。
図3に示すように、透かし信号検出部11は、まず音声コンテンツのPCM(Pulse Code Modulation)データを入力し(ステップ301)、入力データに対してフーリエ変換を行ってその周波数成分を抽出する(ステップ302)。そして、得られた周波数成分のデータを正規化して、音声データの部分ごとに平均振幅を取得する(ステップ303)。次に、透かし信号検出部11は、電子透かしの埋め込みの際に用いられた鍵と同じ鍵を用いて乱数発生装置により発生させた疑似乱数系列と、ステップ303で得られた周波数成分の平均振幅との相関を計算し(ステップ304)、計算結果(相関係数)を透かし信号の検出値として出力する(ステップ305)。
計算された検出値は、例えば図1のメインメモリ103やCPU101のキャッシュメモリ等の記憶装置に一時的に保持される。
また、メッセージ復元部13は、それぞれのメッセージの復元結果に基づいて音声コンテンツの境界検出を行う。メッセージの復元と音声コンテンツの境界検出を行うことにより、電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツが検出されることとなる。PCMデータ中の電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツと判断されなかった部分は、電子透かしの埋め込まれていない音声コンテンツと判断される。
各メッセージ復元部13により復元されたメッセージは、例えば図1のメインメモリ103やCPU101のキャッシュメモリ等の記憶装置に、それぞれ一時的に保持される。
規則1:いずれかのメッセージ復元部13により電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツが検出されたならば、電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツであると判断し、検出結果を出力する。すなわち、全てのメッセージ復元部13において電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツが検出されなかった場合にのみ、その部分を電子透かしの埋め込まれていない音声コンテンツと判断する。
規則2:複数のメッセージ復元部13により電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツが検出された場合は、蓄積周期の短いメッセージ復元部13による検出結果を優先させる。すなわち、複数のメッセージ復元部13により復元されたメッセージの内容が矛盾する場合は、蓄積周期の短いメッセージ復元部13により復元されたメッセージを検出結果に採用する。
規則3:所定のメッセージ復元部13により電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツが検出されたならば、そのメッセージ復元部13よりも蓄積周期の長い他のメッセージ復元部13による電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツの検出を待たずに検出結果を出力する。これは、規則2で蓄積周期の短いメッセージ復元部13による検出結果を優先させるため、蓄積周期のより長いメッセージ復元部13による検出結果は、検出結果出力部14による最終的な検出結果に影響を及ぼさないことによる。
図4は、メッセージ復元部13aとメッセージ復元部13bによる境界検出結果を統合する様子を示す図である。なお、メッセージ復元部13aおよびメッセージ復元部13bは、各々の蓄積周期ごとに蓄積された検出値に基づいて透かし情報の有無の判断及び復元を行う。また図示のように、メッセージ復元部13aおよびメッセージ復元部13bは、複数のバッファを用いて、わずかずつ時間をずらしながら、蓄積周期分の検出値の蓄積を行うものとする。これにより、各メッセージ復元部13の蓄積周期単位ではなく、各バッファの蓄積時間のずれを単位として、精度の高い境界検出を行うことができる。
この場合、図4を参照すると、メッセージ復元部13aは、2回出現する音声コンテンツ[3]のうち、先に出現した方の音声コンテンツ[3]を検出できなかったことがわかる。これは、この音声コンテンツ[3]がある程度の長さを有しており、劣化していたために短い蓄積周期で蓄積された検出値からは音声コンテンツ[3]のメッセージBを復元できなかったことを意味している。
しかしながら、この音声コンテンツ[3]のメッセージBは、より長い蓄積周期を持つメッセージ復元部13bによって検出されている。したがって、上述した規則1により、このメッセージ復元部13bによる検出結果に基づいて音声コンテンツの境界が決定される。
しかしながら、この音声コンテンツ[2]のメッセージAは、短い蓄積周期を持つメッセージ復元部13aによって検出されている。そのため、上述した規則2により、このメッセージの復元部13aによる検出結果に基づいて音声コンテンツの境界が決定される。
図5は、各メッセージ復元部13によるメッセージの復元の結果と検出結果出力部14により出力される最終的な検出結果との関係を説明する図である。
図5において、処理対象であるPCMデータ中には、図4の場合と同様に、電子透かしの埋め込まれていない音声コンテンツ[1]と、メッセージAが埋め込まれた音声コンテンツ[2]と、メッセージBが埋め込まれた音声コンテンツ[3]とが含まれている。また、図示の範囲のPCMデータは、境界検出の結果に基づいて、区間Iから区間VIIIまでの8つの区間に分けられている。各区間について検討する。
区間IIでは、メッセージ復元部13aによりメッセージAが復元されているため、上述した規則2、3により、区間IIの最終的な検出結果はメッセージAが埋め込まれた音声コンテンツ[2]となっている。また、区間IIの長さは、メッセージ復元部13aの境界検出結果に基づいて決定されている。
区間IVでは、メッセージ復元部13b、13cによりメッセージBが復元されているため、上述した規則1により、区間IVの最終的な検出結果はメッセージBが埋め込まれた音声コンテンツ[3]となっている。また、区間IVの長さは、メッセージ復元部13cの境界検出結果による音声コンテンツ[3]の区間(メッセージBが復元された区間)とメッセージ復元部13bの境界検出結果による音声コンテンツ[3]の区間とが重ね合わされて決定されている。
区間VIでは、メッセージ復元部13a、13bによりメッセージBが復元されているため、上述した規則1により、区間VIの最終的な検出結果はメッセージBが埋め込まれた音声コンテンツ[3]となっている。区間VIの長さについては、次の区間VIIと合わせて説明する。
ここで、区間VIおよび区間VIIの長さについて説明する。区間VIと区間VIIとを合わせた区間を想定すると、メッセージ復元部13bは、区間VIから区間VIIの一部にかけてメッセージBを復元しており、この区間を音声コンテンツ[3]の区間として境界検出を行う。一方、メッセージ復元部13aは、メッセージBとメッセージAとを復元しており、メッセージBが復元された区間を音声コンテンツ[3]の区間、メッセージAが復元された区間を音声コンテンツ[2]の区間として境界検出を行う。これらの境界検出結果に対して、規則2、3が適用され、メッセージ復元部13aの境界検出結果に基づいて区間VIおよび区間VIIの長さが決定される。
区間VIIIでは、各メッセージ復元部13a、13b、13cともメッセージが復元されていないので、最終的な検出結果においてもメッセージの埋め込まれていない音声コンテンツ[1]となっている。
次に、複数の疑似乱数パターンを用いた電子透かしの埋め込み及び検出を行う実施形態について説明する。
本実施形態による電子透かし埋め込み装置および電子透かし検出装置は、例えば実施形態1において示した、図1のようなコンピュータ装置にて実現される。
図6を参照すると、本実施形態の電子透かし埋め込み装置20は、音声コンテンツに埋め込む透かし信号を生成する透かし信号生成部21と、生成された透かし信号と元の音声コンテンツとを加算して電子透かし埋め込み済みの音声コンテンツを生成する加算部22とを備える。本実施形態では、複数チャネルからなる音声コンテンツにおける各チャネルの音声データに対して電子透かしを埋め込む。図6に示した構成は、1つのチャネルの音声データに対して電子透かしを埋め込むための構成である。また、各チャネルに対する電子透かしの埋め込み方法は、既存の電子透かし技術における埋め込み方法を用いることができる。
図7に示すように、まず透かし信号生成部21が、処理対象であるPCMデータを入力し(ステップ701)、入力データに対してフーリエ変換を行ってその周波数成分を抽出して聴覚モデルを得る(ステップ702)。そして、この聴覚モデルを用いて知覚不能な非可聴変更量を求める(ステップ703)。次に、透かし信号生成部21は、予め定められた鍵を用いて乱数発生装置により発生させた疑似乱数系列と、ステップ703で得られた非可聴変更量とに基づきステップ702で抽出されたPCMデータの周波数成分を変更して周波数領域における透かし信号を生成する(ステップ704)。そして、得られた周波数領域の透かし信号を逆フーリエ変換して、時間領域の透かし信号を生成する(ステップ705)。
透かし信号が生成されたならば、加算部22が、処理対象であるPCMデータと透かし信号生成部21により生成された時間領域の透かし信号とを加算して、電子透かし埋め込み済みのPCMデータを生成する(ステップ706)。
図8を参照すると、本実施形態の電子透かし検出装置30は、音声コンテンツの各チャネルのデータから透かし信号を検出する透かし信号検出部31と、透かし信号検出部31により検出された透かし信号の検出値を加算する検出値加算部32および比較選択部33と、得られた透かし信号を蓄積し蓄積された透かし信号からメッセージを復元する複数のメッセージ復元部34とを備える。
ここで、本実施形態では、2チャネル(L、R)のデータに各々異なる鍵(K1、K2)を用いて生成された透かし信号を検出する必要がある。2チャネルのどちらのデータにどの鍵を用いて電子透かしが埋め込まれているかは分からないので、各チャネルのデータに対して、鍵K1を用いて透かし信号の検出を行う透かし信号検出部31と、鍵K2を用いて透かし信号の検出を行う透かし信号検出部31とがそれぞれ用意される。図8には、各チャネルに対して2個の透かし信号検出部31が設けられるので、4個の透かし信号検出部31が記載されている。以下、これらの透かし信号検出部31を区別する場合は、チャネルと鍵の種別を添え字として付し、透かし信号検出部31LK1、透かし信号検出部31RK2などと表記するが、これらを区別する必要がない場合は、単に透かし信号検出部31と表記する。
また、どのチャネルのデータに対しどの鍵を用いて電子透かしの埋め込みを行ったかを示す情報を、電子透かし埋め込み装置20から電子透かし検出装置30に提供することにより、透かし信号検出部31の数を減らす構成も考えられる。しかし、音声コンテンツが配信される経路上の機器においてケーブルが差し替えられるだけで各チャネルのデータが入れ替わってしまうことを考慮すると、上記4個の透かし信号検出部31を用意することが好ましい。
ここで、2チャネル(L、R)のデータに各々異なる鍵(K1、K2)を用いて電子透かしが埋め込まれている場合、各チャネルのデータには異なる鍵が用いられたことが分かっているので、可能な組合せとしては、透かし信号検出部31LK1の検出値と透かし信号検出部31RK2の検出値の組合せ、および透かし信号検出部31LK2の検出値と透かし信号検出部31RK1の検出値の組合せの2通りである。したがって、図8に示すように、これら2通りの組合せで検出値の加算を行う2つの検出値加算部32が用意されることとなる。
一般には、同じチャネルまたは同じ鍵の組合せはあり得ないので、可能な組合せはn!であり、n!個の検出値加算部32を用意することが必要である。
図9は、モノラルコンテンツを対象として電子透かしを検出するための透かし信号検出部31と検出値加算部32との構成例を示す図である。
このモノラルコンテンツには、上記の場合と同様に鍵K1または鍵K2を用いて生成された透かし信号により電子透かしが埋め込まれているので、1チャネル(チャネルM)のデータに対して、鍵K1を用いて透かし信号の検出を行う透かし信号検出部31MK1と、鍵K2を用いて透かし信号の検出を行う透かし信号検出部31MK2の2個の透かし信号検出部31が用いられる。
最良の検出値を選択する手法としては、種々の方法が考えられるが、例えば次の方法を採用することができる。
・検出値の絶対値の和が最大であるものを最良の検出値とする。
・検出値の2乗和が最大であるものを最良の検出値とする。
・検出値に対してエラー訂正を行い、エラーが起きているビットの数が最小のものを最良の検出値とする。
・検出値に対してエラー訂正を行い、個々のビットの正しい符号を求めてSNR(Signal-to-Noise ratio:信号対雑音比)を計算し、得られたSNRが最大のものを最良の検出値とする。
図10は、メッセージを復元した後に最良の復元結果を選択して出力する場合の機能構成を示す図である。
図10において、透かし信号検出部31および検出値加算部32は、図8を参照して説明した透かし信号検出部31および検出値加算部32と同様であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
図11は、実施形態1の電子透かし検出装置10の構成と実施形態2における図8に示した電子透かし検出装置30の構成とを組み合わせた電子透かし検出装置の構成例を示す図である。
なお、透かし信号検出部31、検出値加算部32および比較選択部33は、実施形態2において説明した透かし信号検出部31、検出値加算部32および比較選択部33と同様であり、メッセージ復元部13および検出結果出力部14は、実施形態1において説明したメッセージ復元部13および検出結果出力部14と同様である。したがって、それぞれ同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
図12は、実施形態1の電子透かし検出装置10の構成と実施形態2における図8に示した電子透かし検出装置30の構成とを組み合わせ、かつメッセージを復元した後に最良の復元結果を選択して出力する場合の機能構成を示す図である。
図12において、透かし信号検出部31および検出値加算部32は、実施形態2において説明した透かし信号検出部31および検出値加算部32と同様であり、検出結果出力部14は、実施形態1において説明した検出結果出力部14と同様である。したがって、それぞれ同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
Claims (25)
- 鍵を用いて発生させた疑似乱数系列を用いて音声コンテンツの周波数成分を処理することにより当該音声コンテンツに埋め込まれた電子透かしを検出する電子透かし検出装置において、
音声コンテンツのチャネルごとのPCMデータに対し、当該PCMデータの周波数成分と電子透かしの埋め込みに用いられた複数の鍵により発生させた疑似乱数系列との相関係数である検出値をそれぞれ計算する複数の透かし信号検出部と、
前記複数の透かし信号検出部により計算された各チャネルおよび各鍵に対応する前記検出値を、各チャネルおよび各鍵の可能な組合せごとに加算する複数の検出値加算部と、
前記複数の検出値加算部による各加算結果を入力して比較し、1つの加算結果を選択して出力する比較選択部と、
前記比較選択部から出力された検出値の加算結果から電子透かしとして埋め込まれたメッセージを復元し、電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツの検出を行うメッセージ復元部と
を備えることを特徴とする電子透かし検出装置。 - 前記複数の検出値加算部には、1つの前記透かし信号検出部により計算された前記検出値を他の前記透かし信号検出部により計算された検出値と加算せずにそのまま出力する検出値加算部が含まれることを特徴とする請求項1に記載の電子透かし検出装置。
- 前記比較選択部は、入力した前記複数の検出値加算部による加算結果のうち、検出値の絶対値の和が最大であるものを選択して出力することを特徴とする請求項1に記載の電子透かし検出装置。
- 前記比較選択部は、入力した前記複数の検出値加算部による加算結果のうち、検出値の2乗和が最大であるものを選択して出力することを特徴とする請求項1に記載の電子透かし検出装置。
- 前記比較選択部は、入力した前記複数の検出値加算部による加算結果に対してエラー訂正を行い、エラーが起きているビットの数が最小のものを選択して出力することを特徴とする請求項1に記載の電子透かし検出装置。
- 前記比較選択部は、入力した前記複数の検出値加算部による加算結果に対してエラー訂正を行い、個々のビットの正しい符号を求めてSNR(Signal-to-Noise ratio:信号対雑音比)を計算し、得られたSNRが最大のものを選択して出力することを特徴とする請求項1に記載の電子透かし検出装置。
- 前記メッセージ復元部は、前記比較選択部から出力された前記検出値を相異なる蓄積周期で蓄積し、蓄積された各々の検出値から電子透かしとして埋め込まれたメッセージを復元し、電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツの検出を行う複数のメッセージ復元部であり、
前記複数のメッセージ復元部による各処理結果を入力し、各処理結果における電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツの検出結果を合成して出力する検出結果出力部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電子透かし検出装置。 - 鍵を用いて発生させた疑似乱数系列を用いて音声コンテンツの周波数成分を処理することにより当該音声コンテンツに埋め込まれた電子透かしを検出する電子透かし検出装置において、
音声コンテンツのチャネルごとのPCMデータに対し、当該PCMデータの周波数成分と電子透かしの埋め込みに用いられた複数の鍵により発生させた疑似乱数系列との相関係数である検出値をそれぞれ計算する複数の透かし信号検出部と、
前記複数の透かし信号検出部により計算された各チャネルおよび各鍵に対応する前記検出値を、各チャネルおよび各鍵の可能な組合せごとに加算する複数の検出値加算部と、
前記複数の検出値加算部による加算結果をそれぞれ入力し、電子透かしとして埋め込まれたメッセージを復元する複数のメッセージ復元部と、
前記複数のメッセージ復元部による前記メッセージの復元結果を入力して比較し、一連のメッセージを選択して出力する比較選択部と
を備えることを特徴とする電子透かし検出装置。 - 鍵を用いて発生させた疑似乱数系列を用いて音声コンテンツの周波数成分を処理することにより当該音声コンテンツに埋め込まれた電子透かしを検出する電子透かし検出装置において、
音声コンテンツのPCMデータの周波数成分と電子透かしの埋め込みに用いられた鍵により発生させた疑似乱数系列との相関係数である検出値を計算する透かし信号検出部と、
前記透かし信号検出部により計算された前記検出値を異なる蓄積周期で蓄積し蓄積された検出値から電子透かしとして埋め込まれたメッセージを復元し、電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツの検出を行う複数のメッセージ復元部と、
前記複数のメッセージ復元部による各処理結果を入力し、各処理結果における電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツの検出結果を合成して出力する検出結果出力部と
を備えることを特徴とする電子透かし検出装置。 - 前記検出結果出力部は、いずれかの前記メッセージ復元部により電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツが検出されたならば、電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツであると判断し、全ての前記メッセージ復元部においても電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツが検出されない部分を、電子透かしの埋め込まれていない音声コンテンツと判断することを特徴とする請求項9に記載の電子透かし検出装置。
- 前記検出結果出力部は、複数の前記メッセージ復元部により電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツが検出された場合は、蓄積周期の短い前記メッセージ復元部による検出結果を優先させることを特徴とする請求項9に記載の電子透かし検出装置。
- 前記検出結果出力部は、所定の前記メッセージ復元部により電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツが検出されたならば、当該メッセージ復元部よりも蓄積周期の長い他のメッセージ復元部による検出を待たずに、当該メッセージ復元部による検出結果を出力することを特徴とする請求項9に記載の電子透かし検出装置。
- 鍵を用いて発生させた疑似乱数系列を用いて音声コンテンツの周波数成分を処理することにより当該音声コンテンツに埋め込まれた電子透かしを、コンピュータが検出する電子透かし検出方法であって、
前記コンピュータが、音声コンテンツのチャネルごとのPCMデータに対し、当該PCMデータの周波数成分と電子透かしの埋め込みに用いられた複数の鍵により発生させた疑似乱数系列との相関係数である検出値をそれぞれ計算し、記憶手段に格納する第1のステップと、
前記コンピュータが、計算された各チャネルおよび各鍵に対応する前記検出値を、各チャネルおよび各鍵の可能な組合せごとに加算し、記憶手段に格納する第2のステップと、
前記コンピュータが、各チャネルおよび各鍵の組合せごとの各加算結果を入力して比較し、1つの加算結果を選択して出力する第3のステップと、
前記コンピュータが、選択して出力された前記検出値の加算結果から電子透かしとして埋め込まれたメッセージを復元し、電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツの検出を行う第4のステップと
を含むことを特徴とする電子透かし検出方法。 - 前記第3のステップでは、入力した前記各チャネルおよび各鍵の可能な組合せごとの加算結果のうち、検出値の絶対値の和が最大であるものを選択して出力することを特徴とする請求項13に記載の電子透かし検出方法。
- 前記第3のステップでは、入力した前記各チャネルおよび各鍵の可能な組合せごとの加算結果のうち、検出値の2乗和が最大であるものを選択して出力することを特徴とする請求項13に記載の電子透かし検出方法。
- 前記第3のステップでは、入力した前記各チャネルおよび各鍵の可能な組合せごとの加算結果に対してエラー訂正を行い、エラーが起きているビットの数が最小のものを選択して出力することを特徴とする請求項13に記載の電子透かし検出方法。
- 前記第3のステップでは、入力した前記各チャネルおよび各鍵の可能な組合せごとの加算結果に対してエラー訂正を行い、個々のビットの正しい符号を求めてSNR(Signal-to-Noise ratio:信号対雑音比)を計算し、得られたSNRが最大のものを選択して出力することを特徴とする請求項13に記載の電子透かし検出方法。
- 鍵を用いて発生させた疑似乱数系列を用いて音声コンテンツの周波数成分を処理することにより当該音声コンテンツに埋め込まれた電子透かしを、コンピュータが検出する電子透かし検出方法であって、
前記コンピュータが、音声コンテンツのチャネルごとのPCMデータに対し、当該PCMデータの周波数成分と電子透かしの埋め込みに用いられた複数の鍵により発生させた疑似乱数系列との相関係数である検出値をそれぞれ計算し、記憶手段に格納する第1のステップと、
前記コンピュータが、計算された各チャネルおよび各鍵に対応する前記検出値を、各チャネルおよび各鍵の可能な組合せごとに加算し、記憶手段に格納する第2のステップと、
前記コンピュータが、各チャネルおよび各鍵の組合せごとの各加算結果から、電子透かしとして埋め込まれたメッセージをそれぞれ復元し、記憶手段に格納する第3のステップと、
前記コンピュータが、前記各加算結果から復元された前記メッセージを入力して比較し、一連のメッセージを選択して出力する第4のステップと
を含むことを特徴とする電子透かし検出方法。 - 鍵を用いて発生させた疑似乱数系列を用いて音声コンテンツの周波数成分を処理することにより当該音声コンテンツに埋め込まれた電子透かしを、コンピュータが検出する電子透かし検出方法であって、
前記コンピュータが、音声コンテンツのPCMデータの周波数成分と電子透かしの埋め込みに用いられた鍵により発生させた疑似乱数系列との相関係数である検出値を計算し、記憶手段に格納する第1のステップと、
前記コンピュータが、計算された前記検出値を異なる蓄積周期で蓄積し蓄積された検出値から電子透かしとして埋め込まれたメッセージを復元し、電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツの検出を行い、検出結果を記憶手段に格納する第2のステップと、
前記コンピュータが、複数の蓄積周期に基づく前記検出結果を入力し、各処理結果における電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツの検出結果を合成して出力する第3のステップと
を含むことを特徴とする電子透かし検出方法。 - 前記第3のステップでは、いずれかの蓄積周期を用いた検出で電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツが検出されたならば、電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツであると判断し、いずれの蓄積周期を用いた検出でも電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツが検出されない部分を、電子透かしの埋め込まれていない音声コンテンツと判断することを特徴とする請求項19に記載の電子透かし検出方法。
- 前記第3のステップでは、相異なる複数の蓄積周期を用いた検出で電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツが検出された場合は、短い蓄積周期を用いた検出における検出結果を優先させることを特徴とする請求項19に記載の電子透かし検出方法。
- 前記第3のステップでは、所定の蓄積周期を用いた検出で電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツが検出されたならば、当該蓄積周期よりも長い他の蓄積周期を用いた検出の結果を待たずに、当該蓄積周期における検出結果を出力することを特徴とする請求項19に記載の電子透かし検出方法。
- コンピュータに、
音声コンテンツのチャネルごとのPCMデータに対し、当該PCMデータの周波数成分と電子透かしの埋め込みに用いられた複数の鍵により発生させた疑似乱数系列との相関係数である検出値をそれぞれ計算し、記憶手段に格納する第1の処理と、
計算された各チャネルおよび各鍵に対応する前記検出値を、各チャネルおよび各鍵の可能な組合せごとに加算し、記憶手段に格納する第2の処理と、
各チャネルおよび各鍵の組合せごとの各加算結果を入力して比較し、1つの加算結果を選択して出力する第3の処理と、
選択して出力された前記検出値の加算結果から電子透かしとして埋め込まれたメッセージを復元し、電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツの検出を行う第4の処理と
を実行させることを特徴とするプログラム。 - コンピュータに、
音声コンテンツのチャネルごとのPCMデータに対し、当該PCMデータの周波数成分と電子透かしの埋め込みに用いられた複数の鍵により発生させた疑似乱数系列との相関係数である検出値をそれぞれ計算し、記憶手段に格納する第1の処理と、
計算された各チャネルおよび各鍵に対応する前記検出値を、各チャネルおよび各鍵の可能な組合せごとに加算し、記憶手段に格納する第2の処理と、
各チャネルおよび各鍵の組合せごとの各加算結果から、電子透かしとして埋め込まれたメッセージをそれぞれ復元し、記憶手段に格納する第3の処理と、
前記各加算結果から復元された前記メッセージを入力して比較し、一連のメッセージを選択して出力する第4の処理と
を実行させることを特徴とするプログラム。 - コンピュータに、
音声コンテンツのPCMデータの周波数成分と電子透かしの埋め込みに用いられた鍵により発生させた疑似乱数系列との相関係数である検出値を計算し、記憶手段に格納する第1の処理と、
計算された前記検出値を異なる蓄積周期で蓄積し蓄積された検出値から電子透かしとして埋め込まれたメッセージを復元し、電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツの検出を行い、検出結果を記憶手段に格納する第2の処理と、
複数の蓄積周期に基づく前記検出結果を入力し、各処理結果における電子透かしの埋め込まれた音声コンテンツの検出結果を合成して出力する第3の処理と
を実行させることを特徴とするプログラム。
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