JP4196330B2 - 異周波測定機能を有する移動通信端末 - Google Patents

異周波測定機能を有する移動通信端末 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の周波数の無線信号を送受するW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)移動通信システムで使用される移動通信端末であって、基地局からの無線信号を受信する一つの受信機を搭載し、通信中の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質を測定する機能を有する移動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
W−CDMA移動通信システムにおいては、異なる周波数を使用している基地局間でハンドオーバーを行う必要が生じる場合がある。そのため、W−CDMA移動通信システムで動作する移動通信端末には、或る一つの周波数の無線信号で通信を行っている最中に、その通信中の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質を測定する機能を備える必要がある。
【0003】
この異周波数無線信号の品質測定機能を備えるためには、移動通信端末に二つの周波数の無線信号を受信する二つの受信機を搭載するか、或いは通信中の基地局との間で通信を一時的に中断する期間(ギャップ)を設け、その期間(ギャップ)に異周波数の無線信号の品質を測定するコンプレストモード処理に対応した機能を実装する必要がある。
【0004】
図12にコンプレストモードにおける通信一時中断期間(ギャップ)のパターンを示す。同図において、TGSNはギャップパターン最初のフレーム内でのギャップ開始スロット番号、TGL1は第1送信ギャップのギャップスロット数、TGL2は第2送信ギャップのギャップスロット数、TGDは第1送信ギャップ開始から第2送信ギャップ開始までのスロット数、TGPL1は送信ギャップパターン1のフレーム数、TGPL2は送信ギャップパターン2のフレーム数、TGPRCは送信ギャップパターンシーケンスにおける送信ギャップパターン数である。移動通信端末は通信中の基地局から通信一時中断期間(ギャップ)に関するこれらの情報を受け取り、その情報に従って通信一時中断期間(ギャップ)に異周波数の無線信号の品質測定を行う。
【0005】
本発明に関連する先行技術文献として下記の特許文献1が挙げられる。特許文献1には、確立されたチャンネル以外の無線チャンネルを或る周期に渡って交互に受信する受信器を備え、他のチャンネルの無線信号特性を測定するための処理手段を備えた無線電話装置が記載されている。
【特許文献1】
特表2002−516516号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
異周波数の無線信号の品質を測定するために、移動通信端末に二つの受信機を搭載する構成とした場合、異周波数の無線信号の品質測定を移動通信端末において任意のタイミングで行うことができるが、同時に二つの無線信号を受信するために受信機を二つ分搭載する必要があり、回路規模・重量・消費電力が増加するという欠点がある。
【0007】
異周波数の無線信号の品質測定をコンプレストモード処理により行う場合、個別チャネルの接続設定が行われた基地局から移動通信端末へ、一時的に通信を中断する期間(ギャップ)の情報を伝達する機能を基地局及び移動通信端末に備え、また、異周波数に切り替える前後で通信中とは異なる電力制御及び情報フォーマットによる伝送を行う必要があり、これらの機能実現のため回路規模・重量・消費電力・処理の複雑さが増大する。
【0008】
本発明は、無線信号を受信する一つの受信機を搭載した移動通信端末において、一つの基地局と或る周波数で通信中に、該周波数と異なる周波数の無線信号の品質を、コンプレストモード処理のように基地局の制御に依存することなく測定し、それによって移動通信端末及び基地局における処理の負担を軽減し、また、二つの受信機を搭載することなく異周波数の無線信号の品質測定を行い、移動通信端末の回路規模・重量・消費電力の増加を抑えることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動通信端末は、(1) 複数の周波数の無線信号を送受しうる移動通信システムで使用され、基地局から個別チャネルを介して無線信号を連続的に受信する一つの受信機を備えた移動通信端末において、個別チャネルの接続設定が行われた基地局から該個別チャネルを介して到来する無線信号の品質を測定する第1測定手段と、該個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質を測定する第2測定手段とを備え、前記第1測定手段で測定される品質が所定の閾値以下に劣化したことを検出したことを条件として、前記連続的受信を中断して第2測定手段による品質の測定を実施する異周波測定実施決定手段を備えたものである。
【0010】
また、(2)個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号のベアラサービスの内容を検出する手段と、該個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質を測定する手段とを備え、前記個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号のベアラサービスの内容に応じて、該個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質測定の実施を決定する異周波測定実施決定手段を備えたものである。
【0011】
また、(3)前記異周波測定実施決定手段は、個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号のベアラサービスの内容に応じて、該個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質測定を実施する周期又は期間を決定する手段を備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、移動通信端末において、基地局との間に個別チャネルの接続設定が行われ、現在通信中の無線チャネルの信号品質又はベアラサービスの内容を基に、異周波数の無線信号の品質測定を行う時期を自ら決定するようにしたものである。
【0013】
コンプレストモードのように、異周波数の無線信号の品質を測定する期間を基地局との間で取り決める処理を行うことなく異周波数の無線信号の品質を測定するため、該測定を実施した期間、本来送受信しなければならないトラフィックデータの欠落が発生するが、以下に説明するように測定実施期間を限定化することにより、設定された接続を維持し、かつ実際の通信に支障のない通信品質を確保する。
【0014】
本発明による異周波数の無線信号の品質測定は、通信中の無線チャネルの品質が劣化した場合に行い、又は、通信中のベアラサービスに通信制御情報が含まれているか否かに応じて異周波数の無線信号の品質測定を実施するか否かを制御する。更に、ベアラサービスに音声トラフィックデータが含まれている場合、異周波数測定期間はトラフィックデータの欠落により瞬間的なノイズとなるが、該ノイズが周期的に発生すると耳障りになるので、異周波数測定実施の周期を不定期としたものである。
【0015】
図1は本発明の第1の実施形態を示す。この実施形態は、通信中の無線チャネルの信号品質が劣化した場合に、異周波数無線信号の品質測定を行う実施形態である。同図において、1−1は移動通信端末、1−2は無線信号の送受信を行う無線部、1−3は受信した無線信号を復調する復調部、1−4は復調した信号の品質を測定する品質測定部、1−5は異周波数無線信号の品質測定を行うか否かを判定する実施判定部、1−6は無線部1−2の周波数と復調部1−3の出力を制御する無線制御部、1−7は送受信の周波数を調整するシンセサイザ、1−8は基地局1−11からの異周波数無線信号の品質測定を行う異周波数測定部、1−9は異周波数の無線信号の品質測定結果に応じて、異周波ハンドオーバー等の通信制御を行う通信制御部である。
【0016】
品質測定部1−4は、通信中の基地局1−10の下りリンク(基地局から移動通信端末への無線信号を伝送するリンク)の個別チャネル又は共通チャネルの通信品質測定を測定する。個別チャネルの通信品質は、例えば、個別チャネルの同期状態の判定結果等を基に測定することができる。個別チャネルの同期状態は、下り無線リンクの個別パイロット信号を用いて判定し、それを基に通信品質を測定することができる。
【0017】
図2に下りリンクの無線フレームのフォーマットを示す。下りリンクの1無線フレームは10msのフレーム長を有し、1無線フレームは15個のスロットを含んでいる。一つのスロットには第1のトラフィックデータ、送信電力情報(TPC:Transmitter Power Control )、レート情報等を含むトランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI:Transport Format Combination Indicator)、第2のトラフィックデータ、及び個別パイロット信号2−1を含んでいる。
【0018】
図1の実施形態において、通信中の無線チャネルの品質劣化時に異周波数測定を実施する処理フローの例を図3に示す。同図の(a)は個別パイロット信号2−1の品質を基に異周波数測定を実施するか否かを判定する処理を示している。移動通信端末1−1は、基地局1−10との間で個別チャネルの接続が確立されると、復調部1−3において個別パイロット信号2−1の復調を行う(ステップ3−1)。
【0019】
次に、品質測定部1−4により個別パイロット信号2−1の誤り率の測定を行う(ステップ3−2)。そして測定した個別パイロット信号の誤り率と劣化閾値とを実施判定部1−5で比較する(ステップ3−3)。品質劣化と判定された場合は異周波数測定を行う(ステップ3−4)。品質劣化と判定されない場合は異周波数測定を行わない。
【0020】
図3の(b)は、共通チャネルの信号品質劣化時に異周波数測定を実施する処理フローの例を示す。共通チャネルの信号品質の判定には、例えば、共通パイロットチャネル(CPICH:Common Pilot Channel)の1チップ当たりの信号電力Ecと雑音電力N0 との比CPICH−Ec/N0 を使用することができる。
【0021】
移動通信端末1−1は、基地局1−10との間で個別チャネルにより接続が確立されると、復調部1−3において共通パイロットチャネル(CPICH)の復調を行う(ステップ3−1’)。次に、品質測定部1−4において信号対雑音電力比CPICH−Ec/N0 を測定する(ステップ3−2’)。
【0022】
そして信号対雑音電力比(CPICH−Ec/N0 )と劣化閾値とを実施判定部1−5で比較する(ステップ3−3’)。品質劣化と判定された場合は異周波数測定を行う(ステップ3−4’)。品質劣化と判定されない場合は異周波数測定を行わない。
【0023】
なお、個別チャネルの信号品質の測定に、図3の(a)の個別パイロット信号の誤り率の代わりに、個別チャネルの信号対干渉電力比(DPCH−SIR)、個別チャネルの1チップ当たりの信号電力Ecと雑音電力N0 との比(DPCH−Ec/N0 )又は個別チャネルの受信信号コードパワー(DPCH−RSCP)を用いることができる。
【0024】
更に、共通チャネルの信号品質の測定に、図3の(b)の共通パイロットチャンネルの信号対雑音電力比(CPICH−Ec/N0 )の代わりに、共通パイロットチャネルの受信信号コードパワー(CPICH−RSCP)又は共通パイロットチャネルの減衰量(CPICH−Pathloss)を使用することができる。
【0025】
また、異周波数の無線信号品質測定に、共通パイロットチャネルの受信信号コードパワー(CPICH−RSCP)又はプライマリ共通制御物理チャネルの受信信号コードパワー (PCCPCH−RSCP)を使用することができる。プライマリ共通制御物理チャネル (PCCPCH)は、下りリンクの共通チャネルで各セルに一つ存在し、報知情報を送信するのに使用される。
【0026】
次に、通信中のベアラサービスの内容に応じて異周波数無線信号の品質測定を行うか否かを決定する第2の実施形態について説明する。ベアラサービスの内容の検出はレイヤ3情報を使用して行うことができる。図4に本発明の第2の実施形態の構成を、図5にその処理フロー示す。図4に示すように、復調部1−3で復調された受信信号は、コーデック部4−1において復号化され、該復号化された受信データは通信制御部1−9に入力される。
【0027】
移動通信端末1−1は、基地局1−10との間にレイヤ3情報を使用してベアラサービスを確立/解放するが、移動通信端末1−1では、ベアラサービスの確立/解放の度に、通信制御部1−9から実施判定部1−5にレイヤ3情報を通知する。
【0028】
実施判定部1−5はベアラサービス情報を受信し(ステップ5−1)、ベアラサービスの内容が個別制御チャネル(DCCH)のみかどうかを判定する(ステップ5−2)。ベアラサービスの内容が個別制御チャネル(DCCH)のみである場合、移動通信端末1−1と基地局1−10との間の接続を新たに設定中である等、接続状態が遷移中であり、このときの個別制御チャネル(DCCH)は接続設定に重要であるため、この間は異周波数測定を行わない。
【0029】
ベアラサービスの内容が個別制御チャネル(DCCH)のみでない場合、即ち、トラフィックデータのみ又はトラフィックデータ及び個別制御チャネル(DCCH)が送受されている場合、移動通信端末1−1と基地局1−10との間に個別チャネルが設定されている状態であり、このとき、ベアラサービスの通信品質に大きな影響を与えることなく、一時的にベアラサービスの通信を中断し、異周波数測定を行う(ステップ5−3)。
【0030】
図6は、ベアラサービスの内容をレイヤ3情報及びトランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)を使用して検出する実施例のフローチャートである。移動通信端末1−1は、基地局1−10との間にベアラサービスを確立/解放する度に、通信制御部1−9から実施判定部1−5にレイヤ3情報を通知する。
【0031】
また、最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)毎に、コーデック部4−1は実施判定部1−5にトランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)を通知する。実施判定部1−5はベアラサービス情報を受信し(ステップ6−1)、ベアラサービスの内容が個別制御チャネル(DCCH)のみかどうかの判定を行う(ステップ6−2)。
【0032】
なお、トランスミッションタイムインターバル(TTI)は、一つのトランスポートチャネルに対するトランスポートブロックの集合(セット)が、MACレイヤとレイヤ1との間で転送される時間間隔であり、チャネル符号化のインターリーブ長と等しく、10msec,20msec,40msec及び80msecの値をとる。
【0033】
ベアラサービスの内容が個別制御チャネル(DCCH)のみであると判定された場合は、トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)による判定(図6の(b)のフロー)を無効化する(ステップ6−3)。ベアラサービスの内容が個別制御チャネル(DCCH)のみでないと判定された場合は、トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)による判定を有効化する(ステップ6−4)。
【0034】
トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)による判定が有効化されると、実施判定部1−5はコーデック部4−1から通知されたトランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)を受信し(ステップ6−5)、トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)に個別制御チャネル(DCCH)を示す情報が有るかどうかの判定を行う(ステップ6−6)。
【0035】
トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)によって受信信号の中に個別制御チャネル(DCCH)が無いと判定された場合は、ベアラサービスの内容がトラフィックデータでのみであるということになり、この場合に異周波数測定を行う(ステップ6−7)。
【0036】
トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)によって受信信号の中に個別制御チャネル(DCCH)が有ると判定された場合は、個別制御チャネル(DCCH)を取り込むべく異周波数測定を行わない。また、ステップ6−3によりトランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)による判定が無効化された場合は、実施判定部1−5でトランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)が受信されず、異周波数測定は実施されない。図6に示した実施例では、ベアラサービスの内容がトラフィックデータでのみで、個別制御チャネル(DCCH)を含んでいないときにのみ異周波数測定を実施する。
【0037】
次に、通信中のベアラサービスの内容に応じて異周波数無線信号の品質測定の期間、周期又はその両者を決定する第3の実施形態について説明する。図7はこの実施形態の構成を示す。図8は異周波数無線信号の品質測定の期間を決定する処理フローを示す。ベアラサービスの内容の検出は、レイヤ3情報及びトランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)を用いて行う。
【0038】
図7において、移動通信端末1−1は基地局1−10との間にベアラサービスを確立/解放する度に、通信制御部1−9から期間周期判定部7−1にレイヤ3情報を通知する。また、最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)毎に、コーデック部4−1は期間周期判定部7−1にトランスポートフォーマット組合せ指標(TFCI)を通知する。期間周期判定部7−1はベアラサービス情報を受信し(ステップ8−1)、ベアラサービスの内容が個別制御チャネル(DCCH)のみかどうかの判定を行う(ステップ8−2)。
【0039】
ベアラサービスの内容が個別制御チャネル(DCCH)のみと判定された場合は、トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)による判定(図8の(b)のフロー)を無効化する(ステップ8−3)。ベアラサービスの内容が個別制御チャネル(DCCH)のみでないと判定された場合は、トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)による判定を有効化する(ステップ8−4)。
【0040】
トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)による判定が有効化されると、最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)が20ms以上であるかどうかの判定を行う(ステップ8−5)。最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)が20ms以上であると判定された場合は、期間周期判定部7−1はコーデック部4−1から通知されたトランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)を受信し(ステップ8−6)、トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)に個別制御チャネル(DCCH)を示す情報があるかどうかの判定を行う(ステップ8−7)。
【0041】
トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)によって受信信号の中に個別制御チャネル(DCCH)が無いと判定された場合は、該判定後の残りの無線フレームを異周波数測定が可能な期間とする(ステップ8−8)。最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)が20ms未満であると判定された場合又はトランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)によって受信信号の中に個別制御チャネル(DCCH)が有ると判定された場合は、異周波数測定期間無しと決定する(ステップ8−9)。
【0042】
図9を参照して具体的に説明すると、図のIに示す無線フレーム#1〜#6は、図のIIに示す復調後のトランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)で展開され、図のIII に示す個別制御チャネル(DCCH)及び図のIVに示す可変レート音声サービスデータ(トラフィックデータ)とに編成される。なお、同図のIIの復調後のTFCIの「A」、「B」、「C」は可変レート音声データ(トラフィックデータ)に関する情報であることを示し、 「a」は個別制御チャネル(DCCH)に関する情報であることを示している。
【0043】
図9の例において、無線フレーム#1、#3、#5で(最小TTI毎)、トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)に個別制御チャネル(DCCH)を示す情報が有るかどうかの判定を行った結果、無線フレーム#1及び#3で個別制御チャネル(DCCH)を示す「a」が有るので、無線フレーム#1〜#4の期間は異周波数測定期間無しと決定され、無線フレーム#5では個別制御チャネル(DCCH)を示す情報が無いので、最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)の残りの無線フレーム#6を異周波数の無線信号の品質測定期間と決定する。
【0044】
次に、ベアラサービスの内容に応じて異周波数測定の周期を決定する実施例について説明する。図10は該実施例の処理フローを示す。ベアラサービスの内容の検出はレイヤ3情報を使用して行う。図7に示す構成の移動通信端末1−1は、基地局1−10との間にベアラサービスを確立/解放する度に、通信制御部1−9から期間周期判定部7−1にレイヤ3情報を通知する。
【0045】
期間周期判定部7−1はベアラサービス情報を受信し(ステップ10−1)、ベアラサービスの内容が個別制御チャネル(DCCH)のみかどうかを判定する(ステップ10−2)。ベアラサービスの内容が個別制御チャネル(DCCH)のみでないと判定された場合は、音声サービスデータが有るか判定する(ステップ10−3)。
【0046】
音声サービスデータが有ると判定された場合は、異周波数の無線信号の品質測定の周期を不定期に設定するよう決定する(ステップ10−4)。これは、音声サービスの場合、異周波数の無線信号の品質測定によって音声サービスデータに欠落が生じて瞬間的にノイズが発生し、それが周期的に発生すると耳障りになるので、異周波数の無線信号の品質測定の間隔を、ノイズが耳障りとならない程度の不定期間隔とするためである。
【0047】
上記ステップ10−3において音声サービスデータが無いと判定された場合は、異周波数の無線信号の品質の測定を一定周期で行うように決定する(ステップ10−5)。また、上記ステップ10−2において、ベアラサービスの内容が個別制御チャネル(DCCH)のみであると判定された場合は、異周波数測定期間無しと決定する(ステップ10−6)。
【0048】
また、ベアラサービスの内容に応じて異周波数測定の期間を決定するもう一つの実施例について説明する。図11は該実施例の処理フローを示す。ベアラサービスの内容が個別制御チャネル(DCCH)のみでないと判定された場合は、トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)による判定(図11の(b)のフロー)を有効化する(ステップ11−4)。
【0049】
トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)による判定が有効化されると、最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)が10msであるかどうかの判定を行う(ステップ11−5)。最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)が10msecであると判定された場合には、期間周期判定部7−1はコーデック部4−1から通知されたトランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)を受信し(ステップ11−6)、トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)に音声サービスデータを示す情報が有るかどうかの判定を行う(ステップ11−7) 。
【0050】
トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)によって受信信号の中に音声サービスデータが有ると判定された場合は、最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)の期間全てを異周波数測定が可能な期間とする(ステップ11−8)。最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)が10msecでないと判定された場合又はトランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)によって受信信号の中に音声サービスデータが無いと判定された場合には、最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)の期間全てを異周波数測定が可能な期間とする(ステップ11−9)。
【0051】
これは、1トランスミッションタイムインターバル(TTI)の期間の全ての音声サービスデータが揃わないと、音声データを復元することができないため、異周波数無線信号の品質測定を行ったトランスミッションタイムインターバル(TTI)では、その期間の音声サービスデータが無効となるので、そのトランスミッションタイムインターバル(TTI)の全期間を異周波数無線信号の品質測定期間としたものである。
【0052】
(付記1) 複数の周波数の無線信号を送受しうる移動通信システムで使用され、基地局から個別チャネルを介して無線信号を連続的に受信する一つの受信機を備えた移動通信端末において、個別チャネルの接続設定が行われた基地局から該個別チャネルを介して到来する無線信号の品質を測定する第1測定手段と、該個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質を測定する第2測定手段とを備え、前記第1測定手段で測定される品質が所定の閾値以下に劣化したことを検出したことを条件として、前記連続的受信を中断して第2測定手段による品質の測定を実施する異周波測定実施決定手段を備えたことを特徴とする移動通信端末。
(付記2) 複数の周波数の無線信号を送受しうる移動通信システムで使用され、基地局から個別チャネルを介して無線信号を連続的に受信する一つの受信機を備えた移動通信端末において、個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号のベアラサービスの内容を検出する手段と、該個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質を測定する手段とを備え、前記個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号のベアラサービスの内容に応じて、該個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質測定の実施を決定する異周波測定実施決定手段を備えたことを特徴とする移動通信端末。
(付記3) 前記異周波測定実施決定手段は、個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号のベアラサービスの内容に応じて、該個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質測定を実施する周期又は期間を決定する手段を備えたことを特徴とする付記2に記載の移動通信端末。
(付記4) 複数の周波数の無線信号を送受しうる移動通信システムで使用され、基地局から個別チャネルを介して無線信号を連続的に受信する一つの受信機を備えた移動通信端末において、個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号のベアラサービスの内容を検出する手段と、該個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の周波数とは異なる周波数の無線信号の品トランスポートフォーマット組合せ情報(TFCI)質を測定する手段とを備え、前記個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号のベアラサービスの内容に応じて、該個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質測定を実施する周期又は期間を決定する異周波測定期間周期決定手段を備えたことを特徴とする移動通信端末。
(付記5) 前記個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の品質を測定する手段は、個別パイロット信号の誤り率、個別チャネルの信号対干渉電力比、個別チャネルの1チップ当たりの信号電力Ecと雑音電力N0 との比若しくは個別チャネルの受信信号コードパワー、又は共通パイロットチャンネルの信号対雑音電力比、共通パイロットチャネルの受信信号コードパワー若しくは共通パイロットチャネルの減衰量を基に該無線信号の品質を測定することを特徴とする付記1に記載の移動通信端末。
(付記6) 前記異周波測定実施決定手段は、ベアラサービスの内容が個別制御チャネル情報のみであると判定された場合は異周波数測定を実施せず、ベアラサービスの内容が個別制御チャネル情報のみでないと判定された場合に異周波数測定を実施する決定を行うことを特徴とする付記2又は3に記載の移動通信端末。
(付記7) 前記異周波測定実施決定手段は、ベアラサービスの内容が個別制御チャネル情報を含んでいると判定された場合は異周波数測定を実施せず、ベアラサービスの内容が個別制御チャネル情報を含んでいないと判定された場合に異周波数測定を実施する決定を行うことを特徴とする付記2又は3に記載の移動通信端末。
(付記8) 前記ベアラサービスの内容を判定・検出する手段は、レイヤ3情報又はトランスポートフォーマット組合せ情報により判定・検出することを特徴とする付記6又は7に記載の移動通信端末。
(付記9) 前記異周波測定実施決定手段は、更に、最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)が20msec未満の場合は異周波数測定を実施せず、最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)が20msec以上である場合に異周波数測定を実施する決定を行うことを特徴とする付記6乃至8の何れかに記載の移動通信端末。
(付記10) 前記異周波測定実施決定手段は、最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)が10msecで音声サービスデータを含んでいる場合、音声サービスのトランスミッションタイムインターバル(TTI)の期間全てを異周波数無線信号の品質測定期間とし、そうでない場合は最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)の期間全てを異周波数無線信号の品質測定期間と決定することを特徴とする付記6乃至8の何れかに記載の移動通信端末。
(付記11) 前記異周波測定実施決定手段は、ベアラサービスの内容が音声サービスデータを含んでいると判定された場合は異周波数無線信号の品質測定周期を不定期とし、ベアラサービスの内容が音声サービスデータを含んでいないと判定された場合は異周波数無線信号の品質測定周期を一定周期と決定することを特徴とする付記6乃至8の何れかに記載の移動通信端末。
(付記12) 前記異周波測定期間周期決定手段は、最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)が20msec未満の場合は異周波数無線信号の品質測定期間無しとし、最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)が20msec以上である場合に残りの無線フレームを異周波数無線信号の品質測定期間と決定することを特徴とする付記4に記載の移動通信端末。
(付記13) 前記異周波測定期間周期決定手段は、最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)が10msecで音声サービスデータを含んでいる場合、音声サービスの最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)の期間全てを異周波数無線信号の品質測定期間とし、そうでない場合は最小トランスミッションタイムインターバル(TTI)の期間全てを異周波数無線信号の品質測定期間と決定することを特徴とする付記4に記載の移動通信端末。
(付記14) 前記異周波測定期間周期決定手段は、ベアラサービスの内容が音声サービスデータを含んでいると判定された場合は異周波数無線信号の品質測定周期を不定期とし、ベアラサービスの内容が音声サービスデータを含んでいないと判定された場合は異周波数無線信号の品質測定周期を一定周期と決定することを特徴とする付記4に記載の移動通信端末。
(付記15) 前記個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質を測定する手段は、共通パイロットチャネルの受信信号コードパワー又はプライマリ共通制御物理チャネルの受信信号コードパワーを基に該無線信号の品質を測定することを特徴とする付記1乃至14の何れかに記載の移動通信端末。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、無線信号を受信する一つの受信機を搭載した移動通信端末において、現在通信している無線チャネルの信号品質又はベアラサービスの内容に応じて、異周波数の無線信号の品質測定を実施する時期を決定し、コンプレストモード等のように基地局の制御に依存することなく、移動通信端末内の処理のみで異周波数の無線信号の品質測定を実施することにより、移動通信端末に基地局との間で異周波数の無線信号の品質測定のための信号をやり取りする機能が不要となり、移動通信端末及び基地局の処理負担が軽減され、また、一つの受信機で異周波数の無線信号の品質測定を行うため、移動通信端末の回路規模・重量・消費電力及び処理負担の増加を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信中の信号品質に応じて異周波数測定を実施する移動通信端末の構成を示す図である。
【図2】W−CDMAシステムの下りリンクのDPCHフレーム構造を示す図である。
【図3】本発明による通信中の信号品質が劣化した場合に異周波数測定を行う実施例のフローチャートである。
【図4】本発明によるベアラサービスに応じて異周波数測定を実施する移動通信端末の構成を示す図である。
【図5】本発明によるベアラサービスに応じて異周波数測定を行う実施例のフローチャートである。
【図6】本発明によるTFCI情報を用いてベアラサービスに応じて異周波数測定を行う実施例のフローチャートである。
【図7】本発明によるベアラサービスに応じて異周波数測定の期間又は周期を決定する移動通信端末の構成を示す図である。
【図8】本発明によるTFCI情報を用いてベアラサービスに応じて異周波数測定の期間を決定する実施例のフローチャートである。
【図9】W−CDMAシステムのTFCI情報で受信データを展開する一例を示す図である。
【図10】本発明によるベアラサービスに応じて異周波数測定の周期を決定する実施例のフローチャートである。
【図11】本発明によるベアラサービスに応じて異周波数測定の期間を決定するもう一つの実施例のフローチャートである。
【図12】W−CDMAシステムのコンプレストモードで使用するパターンパラメータを示す図である。
【符号の説明】
1−1 移動通信端末
1−2 無線部
1−3 復調部
1−4 品質測定部
1−5 実施判定部
1−6 無線制御部
1−7 シンセサイザ
1−8 異周波数測定部
1−9 通信制御部
1−10 通信中の基地局
1−11 異周波数測定対象の基地局

Claims (1)

  1. 複数の周波数の無線信号を送受しうる移動通信システムで使用され、基地局から個別チャネルを介して無線信号を連続的に受信する一つの受信機を備えた移動通信端末において、
    個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号のベアラサービスの内容を検出する手段と、該個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質を測定する手段とを備え、
    前記個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号のベアラサービスの内容に応じて、該個別チャネルの接続設定が行われた基地局から到来する無線信号の周波数とは異なる周波数の無線信号の品質測定を実施する周期又は期間を決定する異周波測定実施決定手段を備えたことを特徴とする移動通信端末。
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