JP4191901B2 - 残響抑制方法及びその方法を利用するスタジオ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、残響抑制方法及びその方法を利用するスタジオに係り、特に低周波領域の残響を抑制する残響抑制方法及びその方法を利用するスタジオに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば放送局では、エントランスロビー,イベントホールなどを情報番組の公開スタジオとして活用することがある。このようなエントランスロビー,イベントホール等は、高い天井を有する大空間である場合、残響時間が長くなる。残響時間が長くなると、例えば拡声用スピーカからの再生音が残響付加されることにより音声の明瞭性が劣化し、収録されたインタビュー等の音声が聞き取り難くなる。また、残響によりハウリングマージン(Howling Margin)が狭くなる。したがって、エントランスロビー,イベントホールなどを情報番組の公開スタジオとして活用する場合、残響を抑制することが必要であった。
【0003】
従来の残響抑制方法としては、建築吸音材による方法と電気的処理による方法とがある。建築吸音材による方法は、多数の微細な孔をもつ多孔質材などの吸音材を建築施工時に壁面,天井面に取り付けるものであり、室内の設計段階からその効果を想定して内装を設計・検討する。また、電気的処理による方法は、例えば逆フィルタ処理などにより電気的に吸音するものであり、特定の受音エリアを対象としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の建築吸音材による残響抑制方法は、室内の設計段階からその効果を想定して内装を設計・検討する必要があり、既設建物の残響を抑制する為には改修工事を伴うという問題があった。特に、エントランスロビー,イベントホール等の高い天井を有する大空間で音声の明瞭性劣化の原因となる低周波領域(例えば、500Hz以下)の残響を抑制することは、内装改修工事程度では基本的に不可能であり、大規模な改修工事が必要であった。
【0005】
また、従来の電気的処理による残響抑制方法は、特定の受音エリアを対象とするものであり、エントランスロビー,イベントホール等の高い天井を有する大空間全体で残響を抑制することが困難であるという問題があった。したがって、例えば拡声用スピーカからの再生音の周波数特性や再生レベルを調整して残響を抑制する必要があった。
【0006】
このように、既存のエントランスロビー,イベントホール等の高い天井を有する大空間を公開スタジオやイベント会場として活用する場合に、簡便に低周波領域の残響を抑制する方法が求められていた。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、低周波領域の過度な残響を簡便に抑制することができ、空間の美観を損なうことなく残響を抑制することが可能な残響抑制方法及びその方法を利用するスタジオを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、所定空間の残響を抑制する残響抑制方法において、前記所定空間に気体が充填されたバルーンを1つ以上設置して前記バルーンの大きさに応じて前記所定空間の残響を抑制することを特徴とする。
【0009】
このような残響抑制方法では、気体が充填されたバルーンを設置するだけで所定空間の残響を抑制することができる為、大規模な改修工事などを行うことなく所定空間の残響を簡便に抑制することができる。したがって、エントランスロビー,イベントホール等の高い天井を有する空間で簡便に残響を抑制することが可能となる。
【0010】
また、様々な大きさ,色のバルーンを用いることで所定空間の美観を損なうことなく残響を抑制することができる為、収録,イベント,観客の心理に障害を与えること無く残響を抑制することが可能となる。以上により、既存のエントランスロビー,イベントホール等の高い天井を有する大空間を公開スタジオやイベント会場として活用することが極めて容易となる。
【0011】
また、本発明は、前記所定空間に設置される前記バルーンが、所望する残響抑制量に応じて前記バルーンの大きさを選択し、前記所望する残響抑制量に応じて前記バルーンに充填する気体の種類を選択することを特徴とする。
【0012】
このような残響抑制方法では、バルーンに充填する気体の種類及び大きさによって残響抑制量をきめ細かく調整することが可能である。
【0013】
また、本発明は、前記バルーンに充填する気体が、ヘリウムガスであることを特徴とする。
【0014】
このような残響抑制方法では、バルーンに充填する気体の種類をヘリウムガスとすることで、残響時間を効率良く低減することができる。つまり、バルーンに充填する気体の種類をヘリウムガスとすることで、効率良く吸音することが可能となる。
【0015】
また、上記課題を解決する為、本発明は、気体が充填されたバルーンが1つ以上設置されており、前記バルーンの大きさに応じて室内の残響を抑制することを特徴とする。
【0016】
このようなスタジオでは、バルーンの緩衝作用による音波の吸収により、気体が充填されたバルーンを設置するだけで残響を抑制することができる。つまり、大規模な改修工事などを行うことなくスタジオの残響を簡便に抑制することができる。したがって、エントランスロビー,イベントホール等の高い天井を有する空間で簡便に残響を抑制することが可能となる。
【0017】
また、様々な大きさ,色のバルーンを用いることでスタジオの美観を損なうことなく残響を抑制することができる為、収録,イベント,観客の心理に障害を与えること無く残響を抑制することが可能となる。以上により、既存のエントランスロビー,イベントホール等の高い天井を有する空間をスタジオとして活用することが極めて容易となる。
【0018】
また、本発明は、前記バルーンが、大きさ及び充填した気体の種類に応じて室内の残響を抑制することを特徴とする。
【0019】
このようなスタジオでは、バルーンに充填する気体の種類及び大きさによって残響抑制量をきめ細かく調整することが可能である。
【0020】
また、本発明は、前記バルーンに充填した気体が、ヘリウムガスであることを特徴とする。
【0021】
このようなスタジオでは、バルーンに充填する気体の種類をヘリウムガスとすることで、残響時間を効率良く低減することができる。つまり、バルーンに充填する気体の種類をヘリウムガスとすることで、効率良く吸音することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。なお、本実施例では、本発明の残響抑制方法をエントランスロビーに適用する例について説明するが、他のイベントホール,スタジオなど残響を抑制する必要がある様々な空間に適用できる。
【0023】
図1は、本発明の残響抑制方法を利用するエントランスロビーの一実施例の断面図を示す。なお、図1(a)はエントランスロビーを上方向から見た上断面図である。また、図1(b)はエントランスロビーを横方向から見た縦断面図である。
【0024】
図1のエントランスロビーには、気体(例えば、ヘリウムガス)を充填した8個のバルーン1a〜1hが設置されている。バルーン1a〜1hは、例えば床から5.5mの高さに浮いた状態である。バルーン1a〜1hの色は、適宜選択することができるので、エントランスロビーの美観を損なうことがない。なお、バルーン1a〜1hは、充填する気体の種類及び大きさを選択して用いることができる。
【0025】
また、図1のエントランスロビーには、音源2,受音点3,ステージ4が含まれる。音源2は、例えば拡声用スピーカなどで構成され、インタビュー等の音声を再生する。また、受音点3は例えばマイクなどで構成され、音源2からの再生音を受音する。
【0026】
図1のように、バルーン1a〜1hを設置したエントランスロビーでは、バルーン1a〜1hにより吸音効果が得られる。これは、バルーンによる音波の緩衝作用により生じる効果である。したがって、バルーン1a〜1hを設置したエントランスロビーでは、音声の明瞭性劣化の原因となる低周波領域(例えば、1kHz以下)の残響を抑制することができる。
【0027】
以下、バルーンの大きさ及びバルーンの内部に充填する気体の種類に応じた残響抑制量の違いについて順次説明していく。なお、図2及び図3はピンクノイズ等により残響時間を測定することができる。図2は、バルーンの大きさによる残響抑制量の違いの一例について説明する図を示す。
【0028】
図2中、「○」は残響室内にバルーンを設置しない残響室空状態での残響時間を周波数毎に表している。「■」は、残響室内にヘリウムガスが充填された直径1.6mのバルーンを設置した状態での残響時間を周波数毎に表している。「△」は、残響室内にヘリウムガスが充填された直径2.5mのバルーンを設置した状態での残響時間を周波数毎に表している。
【0029】
図2に示されているように、残響室内にヘリウムガスが充填された直径1.6m又は2.5mのバルーンを設置した状態では、残響室にバルーンを設置しない残響室空状態に比べて低音域〜中音域(例えば、125Hz〜1kHz)の残響時間が低減していることが分かる。また、残響室内にヘリウムガスが充填された直径2.5mのバルーンを設置した状態では、残響室にヘリウムガスが充填された直径1.6mのバルーンを設置した状態に比べて低音域〜中音域の残響時間が低減していることが分かる。
【0030】
したがって、残響室内にヘリウムガスが充填された直径1.6m又は2.5mのバルーンを設置した状態では、残響室にバルーンを設置しない残響室空状態に比べて低音域〜中音域(例えば、125Hz〜1kHz)を多く吸音していることが分かる。また、残響室内にヘリウムガスが充填された直径2.5mのバルーンを設置した状態では、残響室にヘリウムガスが充填された直径1.6mのバルーンを設置した状態に比べて低音域〜中音域を多く吸音していることが分かる。
【0031】
図3は、バルーンに充填する気体による残響抑制量の違いの一例について説明する図を示す。図3中、「○」は残響室内にバルーンを設置しない残響室空状態での残響時間を周波数毎に表している。「■」は、残響室内にヘリウムガスが充填された直径1.6mのバルーンを設置した状態での残響時間を周波数毎に表している。「△」は、残響室内に空気が充填された直径1.6mのバルーンを設置した状態での残響時間を周波数毎に表している。
【0032】
図3に示されているように、残響室内にヘリウムガス又は空気が充填された直径1.6mのバルーンを設置した状態では、残響室にバルーンを設置しない残響室空状態に比べて低音域〜中音域(例えば、125Hz〜1kHz)の残響時間が低減していることが分かる。また、残響室内にヘリウムガスが充填された直径1.6mのバルーンを設置した状態では、残響室に空気が充填された直径1.6mのバルーンを設置した状態に比べて低音域〜中音域の残響時間が低減していることが分かる。つまり、空気が充填されたバルーンは、ヘリウムガスが充填されたバルーンほど低音域の残響時間を低減しないが、残響室空状態に比べて低音域〜中音域の残響時間を低減している。
【0033】
したがって、残響室内に空気が充填された直径1.6mのバルーンを設置した状態では、残響室内にヘリウムガスが充填された直径1.6mのバルーンを設置した状態ほどではないが、残響室にバルーンを設置しない残響室空状態に比べて低音域〜中音域を多く吸音していることが分かる。
【0034】
図4は、バルーンの有無によるエントランスロビーの残響抑制量の違いの一例について説明する図を示す。なお、図4はバンドノイズ等により残響時間を測定することができる。
【0035】
図4中、「○」はエントランスロビーにバルーンを設置しない状態での残響時間を周波数毎に表している。「■」は、例えば図1に示すような約2000mのエントランスロビーにヘリウムガスが充填された直径2.5mのバルーン1a〜1hを床から5.5mの高さに浮かした状態での残響時間を周波数毎に表している。
【0036】
図4に示されているように、エントランスロビーにバルーン1a〜1hを設置した状態では、エントランスロビーにバルーンを設置しない状態に比べて低音域〜中音域の残響時間が低減していることが分かる。具体的に説明すると、エントランスロビーにバルーンを設置しない状態では残響時間が125Hz〜500Hzで約2.0〜2.2秒となっているのに対し、エントランスロビーにバルーン1a〜1hを設置した状態では残響時間が約0.4秒ほど低減している。
【0037】
したがって、エントランスロビーにヘリウムガスが充填された直径2.5mのバルーンを設置した状態では、エントランスロビーにバルーンを設置しない状態に比べて低音域〜中音域を多く吸音していることが分かる。この結果、エントランスロビーのハウリングマージンは6〜8dB程度増加する。
【0038】
また、エントランスロビー,イベントホール等の高い天井を有する大空間で音声の明瞭性劣化の原因となる低周波領域(例えば、500Hz以下)の残響を抑制することができるので、収録されたインタビュー等の音声が聞き取り難くなることがない。
【0039】
以上、本発明の残響抑制方法及びその方法を利用するスタジオとしてのエントランスロビーは、バルーンに気体を充填するだけで大規模な改修工事などの所作を必要とせず、低周波領域の残響を簡便に抑制することが可能である。また、本発明の残響抑制方法及びその方法を利用するスタジオとしてのエントランスホールは、バルーンに充填する気体の種類及び大きさによって残響抑制量を調整することが可能である。
【0040】
さらに、様々な大きさ,色のバルーンを用いることでエントランスロビーの美観を損なうことなく残響を抑制することができる。なお、エントランスロビーにバルーンを設置しておいたとしてもバルーンに残響抑制の為の所作があるということが視覚的にわかりづらく、収録,イベント,観客の心理に障害を与えることがない。
【0041】
本実施例では、バルーンのみを利用して残響を抑制しているが、更に布地による残響の抑制を加えることで更なる効果を上げることもできる。バルーンのみを利用して残響を抑制するか、バルーン及び布地を利用して残響を抑制するかは、適宜選択すればよい。
【0042】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、気体が充填されたバルーンを設置するだけで所定空間の残響を抑制することができる為、大規模な改修工事などを行うことなく所定空間の残響を簡便に抑制することができる。したがって、エントランスロビー,イベントホール等の高い天井を有する空間で簡便に残響を抑制することが可能となる。
【0043】
また、様々な大きさ,色のバルーンを用いることで所定空間の美観を損なうことなく残響を抑制することができる為、収録,イベント,観客の心理に障害を与えること無く残響を抑制することが可能となる。以上により、既存のエントランスロビー,イベントホール等の高い天井を有する大空間を公開スタジオやイベント会場として活用することが極めて容易となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の残響抑制方法を利用するエントランスロビーの一実施例の断面図である。
【図2】バルーンの大きさによる残響抑制量の違いの一例について説明する図である。
【図3】バルーンに充填する気体による残響抑制量の違いの一例について説明する図である。
【図4】バルーンの有無によるエントランスロビーの残響抑制量の違いの一例について説明する図である。
【符号の説明】
1a〜1h バルーン
2 音源
3 受音点
4 ステージ

Claims (6)

  1. 所定空間の残響を抑制する残響抑制方法において、
    前記所定空間に気体が充填されたバルーンを1つ以上設置して前記バルーンの大きさに応じて前記所定空間の残響を抑制することを特徴とする残響抑制方法。
  2. 前記所定空間に設置される前記バルーンは、所望する残響抑制量に応じて前記バルーンの大きさを選択し、
    前記所望する残響抑制量に応じて前記バルーンに充填する気体の種類を選択することを特徴とする請求項1記載の残響抑制方法。
  3. 前記バルーンに充填する気体は、ヘリウムガスであることを特徴とする請求項1又は2記載の残響抑制方法。
  4. 気体が充填されたバルーンが1つ以上設置されており、前記バルーンの大きさに応じて室内の残響を抑制することを特徴とするスタジオ。
  5. 前記バルーンは、大きさ及び充填した気体の種類に応じて室内の残響を抑制することを特徴とする請求項4記載のスタジオ。
  6. 前記バルーンに充填した気体は、ヘリウムガスであることを特徴とする請求項4又は5記載のスタジオ。
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