JP4191818B2

JP4191818B2 - Jaw movement device

Info

Publication number: JP4191818B2
Application number: JP20392698A
Authority: JP
Inventors: 正俊大西; 佳代子大月; 淳夫高西; 英明 ▲高▼信; 晃久沖野
Original assignee: Waseda University
Current assignee: Waseda University
Priority date: 1998-07-17
Filing date: 1998-07-17
Publication date: 2008-12-03
Anticipated expiration: 2018-07-17
Also published as: JP2000033104A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顎運動装置に係り、特に、上顎及び下顎について相対的に開閉運動及び前後運動をすることにより顎運動の訓練を行うための多自由度の顎運動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、開閉口障害症例に対して、機能訓練治療の一環として開口訓練が行われる。その際に、例えばある種の顎関節症に対する治療として、顎が十分に開かないところを外力により強制的に開くようにする開閉口訓練を行うための顎運動装置が用いられる。
【０００３】
図１０に、従来の顎運動装置の構成図を示す。
図１０に示される従来の顎運動装置においては、上レバー部１１０と下レバー部１２０が連結部１３０を支点として結合されている。この装置では、治療者側の上レバー部１１０及び下レバー部１２０を閉じる（又は開く）ことにより、患者側の顎が開く（又は閉じる）。なお、上レバー部１１０及び下レバー部１２０の間には、補助的に牽引ゴム１４０等を備える場合もある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、開閉運動のみ、即ち１自由度のみの顎運動の訓練を行う顎運動装置であるため、実際の顎運動は前後を含めて複雑な動きをするにもかかわらず、開閉以外の方向に顎を動かすことはできなかった。すなわち、実際には、顎は前後方向にも曲線等を描いて運動するが、このような運動方向には動かず、また、前後方向の訓練をすることが困難であった。
【０００５】
本発明は、以上の点に鑑み、開閉方向の他に前後方向に対しても運動訓練を行うことができる顎運動装置を提供することを目的とする。
本発明は、治療者又は患者自身が患者の顎の反力を感じながら適切な開閉動作及び前後動作の外力を加えるようにした顎運動装置を提供することを目的とする。また、本発明は、顎の寸法、運動範囲、運動力等を適宜調整し、また、適当な速さで徐々に運動外力を加えることができる顎運動装置を提供することを目的とする。
【０００６】
また、本発明は、前後及び開閉の顎運動を簡単な手動式の構成により安価に且つ安全に行い、大きな治療効果をあげることを目的とする。
さらに、本発明は、開閉のラッチ機構を備えることにより、一度閉じたレバーは治療者又は患者自身が手を放しても患者側で一定の開口距離（開口量、開口角等）を保つようにし、前後動作のみを安定して運動訓練することを目的とする。
【０００７】
また、本発明は、開口動作ストッパを備えることにより、治療者は一定の力以上でレバーを握っていれば開口部は一定の開口距離でその状態を保持して前後動作をするようにし、治療者は常に患者の顎の開閉力を感じつつ、前後動作により開閉口に過大な力が発生した場合には迅速に対応できるようにしたことを目的とする。
また、本発明は、脱着式マウスピースを採用することにより、衛生的・安全で、保守の容易な顎運動装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明の第１の解決手段によると、
一端を荷重側、他端を開口側とする第１のレバー部及び第２のレバー部と、
前記第１及び第２のレバー部の荷重側を閉じる又は開くことにより、開口側をそれぞれ開く又は閉じるための支点となり、且つ、前記第１及び第２のレバー部を前後反対方向に相互動作するための連結部
を備えた顎運動装置を提供する。
【０００９】
また、本発明の第２の解決手段によると、
一端を荷重側、他端を開口側とする第１のレバー部と、
一端を荷重側とする前記第２のレバー部と、
前記第１及び第２のレバー部の荷重側を開閉することにより開口側を開閉する支点となる連結部と、
前記第２のレバー部に一方が取り付けられ他方に開口側を有し、前後方向に移動可能としたリニアガイド部、及び、前記リニアガイド部の開口側を前後方向に移動させるための操作部を含む前後移動部
を備えた顎運動装置を提供する。
【００１０】
【発明の実施の形態】
図１に、本発明に係る顎運動装置の正面図を示す。図２に、本発明に係る顎運動装置の平面図及び背面図を示す。
顎運動装置は、上レバー部１、下レバー部２及び連結部３を備える。上レバー部１及び下レバー部２は、それぞれ一端を荷重側４、他端を開口側５とする。荷重側４には、治療者又は患者自身が力を加えて開閉動作を行う。一方、開口側５は、患者が顎運動の訓練を行えるように、口、歯、歯列又は顎等にあてる。開口側５には、マウスピース（トゥースピース）を、取り外し可能に又は固定的に適宜設けることができる。
【００１１】
連結部３は、上レバー部１及び下レバー部２の荷重側４を閉じる（又は開く）ことにより、開口側５を開く（又は閉じる）支点となり、且つ、上レバー部１及び下レバー部２を前後反対方向（患者の正面・背面方向）に相互に動作するための機構を有する。連結部３は、リニアガイド部３１、ラック部３２及びハンドルギア部３３を備える。リニアガイド部３１は、上レバー部１及び下レバー部２を、患者の前後方向に相互に反対にスライドするガイドとなる。ラック部３２は、上レバー部１に取り付けられ、これと連動する。治療者又は患者自身は、ハンドルギア部３３を回転することにより、上レバー部１を、リニアガイド部３１に添って下レバー部２と相互に前後動作する。すなわち、ハンドルギア部３３の回転方向により、上レバー部１を患者の前面に下レバー部２を患者の背面に動かすことによって、またこの逆に、上レバー部１を患者の背面に下レバー部２を患者の前面に動かすことによって、顎の前後動作の運動訓練を行うことができる。
【００１２】
このように、本発明では、上レバー部１及び下レバー部２の右端を患者の上下の歯に当て、左端を治療者（術者）又は患者自身が手で握ることで、患者の顎を開かせることができるとともに、ハンドルギア部３３を回すことによって上レバー部１及び下レバー部２が図の左右方向に相対的に移動し、患者の顎を前後に動かすことができる。また、顎関節の複雑な動きに応じて、開閉動作の際に前後方向にも動き多自由度の動作ができるので、スムーズで有効な開閉訓練を実施することができる。さらに、本発明の顎運動装置によると、治療者又は患者自身が患者の顎の反力を感じながら、適切な開閉口及び前後動作の外力を加えることができる。
【００１３】
つぎに、図３に、本発明に係る顎運動装置の断面図を示す。この図は、図１におけるＡ−Ａ’断面図である。以下に、この断面図を参照して、特に連結部３について詳細に説明する。
上レバー部１については、上顎レバー１０が、軸支え１１にネジ１２で固定される。下レバー部２については、下顎レバー２０が、軸支え２１にネジ２２で固定される。
【００１４】
連結部３のリニアガイド部３１は、スライドレール３１１、スライドブロック３１２、スライドブロックベース３１３及び軸受け３１４を有する。スライドレール３１１は、下レバー部２の下顎レバー２０に固定される。また、軸受け３１４は、開閉軸３１５及び止め輪３１６により、上レバー部１の軸支え１１に回転するよう取り付けられる。連結部３のラック部３２は、スライドブロックベース３１３に固定され、上レバー部１の前後運動に連動する。また、連結部３のハンドルギア部３３は、前後操作ハンドル３３１及びピニオンギア３３２を備える。前後操作ハンドル３３１は、ピニオンギア３３２と連結され、これを回転させるものである。ハンドルギア部３３は、止め輪３３５及びハンドル軸３３６により、下レバー部２の軸支え２１に回転するよう取り付けられる。
【００１５】
なお、ラック部３２とピニオンギア３３１とは、この例では歯車で連動する構成であるが、この他にも、表面の摩擦による連動、プーリ・ベルトによる連動等の適宜の連動手段により構成することができる。また、ハンドルギア部３３は、前後操作ハンドル３３１を設けずに、単にピニオンギア３３２による構成とすることもできる。この場合、ジョグダイヤルのように回転することにより、上レバー部１及び下レバー部２を相互に反対方向に前後動作することができる。また、荷重側４又は開口側５に牽引ゴム・スプリング・弾性部品等を適宜設けるようにしても良い。
本装置では、このような構成・動作により、多自由度な顎運動訓練を行うことができる。
【００１６】
つぎに、図４に、開口距離を保持する保持部の構成図を示す。ここでは、一例として、上レバー部１及び下レバー部２の荷重側に、開閉ラッチ機構を設けた場合を説明する。
保持部４は、図示のように、ラチェット４３１、爪４３２、バネ４３３及び４３４、ストッパ４３５を備える。このような構成により、保持部４は、上レバー部１及び下レバー部２の荷重側を閉じるように荷重する際、一度閉じると荷重側はそれ以上開かないようになる。よって、開口側の開口距離（開口量、開口角等）を一度開いた開口距離以下にならないように保持することができる。このような機構により、一度閉じたレバーは、治療者又は患者自身が手を放しても開かないため、一定の開口距離で前後動作のみを安定して行うことができる。また、爪４３２のＡ部またはラチェット４３１のＢ部を押すことで、開口動作をする上レバー１及び下レバー２は、解放される。
【００１７】
なお、開口側に同様の機能を有する開閉ラッチ機構を設けることもできる。その際は、ラッチギアに関する構成が以上の説明と反対とすればよい。さらに、ラッチギアの保持方向を反対にすることもできる。また、保持部として、開閉軸３１５等の軸に一方の回転方向のみに回転するようにした構成（例えば、ワンウェイクラッチ）を採用することもできる。
【００１８】
図５に、ストッパの構成図を示す。図５（Ａ）には、一例として、上顎レバー１０及び下顎レバー２０の荷重側に設けられた開口動作ストッパの構成図を示す。ここでは、ネジ５１が上顎レバー１０に取り付けられている。ネジ５１を適宜調整することにより、下顎レバー部２０と接触し、一定以上に閉じないようになる。すなわち、治療者又は患者自身は、一定の力以上でレバーを握っていれば開口側はほぼ一定の開口距離でその状態を保持したまま、上顎・下顎の前後運動を行うことができる。この場合では、レバーを握り続けていなければならないが、治療者又は患者自身は、常に患者の顎の開閉力を感じていることができるため、前後動作により開閉口に過大な力が発生した場合には迅速に対応することができる。また、患者に過大な負荷をかけすぎないように一定以下に開口距離を抑えることができる。
【００１９】
また、図５（Ｂ）には、上顎レバー１０及び下顎レバー２０の荷重側に設けられた閉口動作ストッパの一例を示す。これは、先程とは逆に、ネジ５２を適宜調整することにより、一定量以下に開口側が閉じないように固定するものである。また、ネジ５２は、長穴５３内を移動することにより、開口側はほぼ一定の開口距離でその状態を保持したまま、上顎・下顎の前後運動を行うこともできる。
【００２０】
図６に、着脱式マウスピースの説明図を示す。図６（Ａ）及び（Ｂ）に、マウスピース脱着部の正面断面図及び右側面図を示す。この構成は、上顎レバー部１０及び下顎レバー２０の開口側に設けられるものである。また、図６（Ｃ）に、脱着されるマウスピースの構成図を示す。
【００２１】
上顎レバー部１０及び下顎レバー２０の開口側には、先端に穴６４５があけられる。そこにバネ６４１により、ピン６４１が穴６４５の内部に突出するように取り付けられる。マウスピース（トゥースピース）６４４は、患者の歯列に合わせて作られており、それがマウスピースレバー６４２に取付られている。マウスピースレバー６４２には、ピン６４０に合わせた穴６４３が設けられる。このような構成で、マウスピースレバー６４２を、ピン６４０を引いて穴６４５に挿入し、ピン６４０をバネ力で穴６４３に押し込むことで、マウスピースレバー６４２を固定することができる。また、マウスピースレバー６４２は、ピン６４０を引くことで簡単に取り外すことができる。
【００２２】
このように、患者の個々の歯列に合わせたマウスピースを用いることで、治療をより適切かつ効果的に行うことができる。また、消毒する部分をマウスピースに限定することができ、衛生上も顕著な効果がある。なお、この例では、取り付けのための機構として穴６４５を設けたが、この他にも、凹凸、段、平面、曲面等の適宜のレバー端部構成に、ネジ、ストッパ、はめ込み等の適宜の取り付け機構を用いて、取り付けることができる。
【００２３】
図７に、角度調整部を備えたマウスピースの構成図を示す。
図１のように上顎レバー部１０及び下顎レバー２０の先端を歯列の１点に押し当てて開口する場合は、その角度はそれほど問題にならないが、図６のようなマウスピースを歯列に当てる場合は、レバーと顎の開度により歯列とマウスピースとの角度が変化するため、それが適切に密着しなくなる。そこで、この例は、マウスピースの下顎側若しくは上顎側の角度、又は下顎側と上顎側の両方の角度を受動的に自在に変えられるようにしたものである。
【００２４】
上マウスピースレバー７４２には、固定マウスピース７４３が取り付けられ、一方、下マウスピースレバー７４４には、角度調整部７が設けられる。角度調整部７は、例えば、ヒンジピン７４５及び可動マウスピース７４６を含む。可動マウスピース７４６は、患者の顎や歯列の角度に応じて、下マウスピースレバー７４４に対して回転可能となる。
なお、各種マウスピースやマウスピースレバー等は、上顎レバー１０及び／又は下顎レバー２０に固定的に取り付けられてもよい。
【００２５】
図８に、本発明に係る顎運動装置の他の実施の形態の構成図を示す。
図８は、図１に示した機構を、前後移動部と開閉動作部（開閉する支点となる連結部）とに分けたものである。この例では、前後移動部は、リニアガイドにより前後に滑動するリニアガイド部９３、ラック部９４、ハンドルギア部９６、前後操作ハンドル９５、前後レバー９７を備え、これらが上レバー部９１に取り付けられている。これにより、開口側５の開閉動作は上レバー部９１及び下レバー部９２の開閉により実現でき、前後動は前後操作ハンドル９５の回転により行う。したがって、上レバー部９１と下レバー部９２が相対的に前後の平行運動を行うことはなくなり、開閉口と前後動の２方向の操作が独立となる。前後レバー９７を自由にすれば、開口側５での顎の前後動は、開閉口訓練時にも自由に行うことが可能となる。なお、本実施の形態においても、マウスピースを取り付けることで、治療・訓練を効果的且つ衛生的に行うことができる。
【００２６】
図９に、本発明に係る顎運動装置のさらに他の実施の形態の構成図を示す。
図９（Ａ）には、前後移動レバーによる前後移動部を示す。この例では、前後移動部は、リニアガイド部８１と前後移動レバー８２を備える。リニアガイド部８１は、一方が開口側５に連結する。開口側５には、上述のように、各種のマウスピース８３を取り付けることもできる。また、リニアガイド部８１の他方は、下顎レバー２０に固定される。前後移動レバー８２は、リニアガイド部８１の開口側５が連結されている部分に作用点が連結され、下顎レバー２０にその支点が連結される。この前後移動部では、前後移動レバー８２を操作することにより、下顎レバー部２０の開口側５をリニアガイド部８１に添って前後移動する。
【００２７】
図９（Ｂ）には、ネジ機構による前後移動部を示す。この例では、前後移動部は、リニアガイド部８５、ネジ機構８６、回転ハンドル８７、フレキシブルジョイント８９及び軸受け９０を備える。リニアガイド部８５は、一方が開口側５に連結され、他方が下顎レバー２０に固定される。開口側５には、上述のように、各種のマウスピース８８を取り付けることもできる。回転ハンドル８７を回転すると、ネジ機構８６により、リニアガイド部８５の開口側５が前後方向に移動する。また、ネジ部に大リードのボールネジを使用することで、前後移動の反力をハンドルのトルクとして治療者側に伝えることもできる。
このように、図８及び図９に示した構成によると、前後移動部と開閉動作部（開閉する支点となる連結部）とに分けたため、開口距離を一定に保ったままで前後移動を訓練することができる。
【００２８】
なお、以上説明した各実施の形態及び各例において、上レバー部１及び下レバー部２とそれに関連する連結部３の構成は、上下逆にするようにしても良い。また、ストッパ、マウスピース脱着部、角度調整部、前後移動部等の各構成は、それぞれ開口側・荷重側を上述の説明と反対に設けても良いし、また、上レバー部１・下レバー部２に関する構成を上述の説明と反対に設けるようにしても良い。また、これらの各構成を、開口側及び荷重側の両方、又は、上レバー部１及び下レバー部２の両方に設けるようにしても良い。さらに、ストッパ、マウスピース脱着部、角度調整部、前後移動部等の適宜の構成を、適宜組み合わせて設けるようにすることもできる。また、本発明の他の実施の形態に、ストッパ、マウスピース脱着部、角度調整部、前後移動部等の適宜の構成を、適宜組み合わせることもできる。
【００２９】
【発明の効果】
以上のように、本発明によると、開閉方向の他に前後方向に対しても運動訓練を行うことができる顎運動装置を提供することができる。
本発明によると、治療者又は患者自身が患者の顎の反力を感じながら適切な開閉動作及び前後動作の外力を加えるようにすることができ、また、顎の寸法、運動範囲、運動力等を適宜調整したり、適当な速さで徐々に運動外力を加えたりすることができる。
【００３０】
また、本発明によると、前後及び開閉の顎運動を簡単な手動式の構成により安価に且つ安全に行い、大きな治療効果をあげることができる。
さらに、本発明によると、開閉のラッチ機構を備えることにより、一度閉じたレバーは治療者又は患者自身が手を放しても患者側で一定の開口距離を保つため、前後動作のみを安定して訓練することができる。。
【００３１】
また、本発明によると、開口動作ストッパを備えることにより、治療者は一定の力以上でレバーを握っていれば開口部は一定の開口距離でその状態を保持して前後動作することができ、治療者は常に患者の顎の開閉力を感じつつ、前後動作により開閉口に過大な力が発生した場合には迅速に対応することができる。
また、本発明によると、脱着式マウスピースを採用することにより、衛生的・安全で、保守の容易な顎運動装置を提供することができる。
【００３２】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る顎運動装置の正面図。
【図２】本発明に係る顎運動装置の平面図及び背面図。
【図３】本発明に係る顎運動装置の断面図。
【図４】開口距離を保持する保持部の構成図。
【図５】ストッパの構成図。
【図６】着脱式マウスピースの説明図。
【図７】角度調整部を備えたマウスピースの構成図。
【図８】本発明に係る顎運動装置の他の実施の形態の構成図。
【図９】本発明に係る顎運動装置のさらに他の実施の形態の構成図。
【図１０】従来の顎運動装置の構成図。
【符号の説明】
１上レバー部
２下レバー部
３連結部
４荷重側
５開口側
３１リニアガイド部
３２ラック部
３３ハンドルギア部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a jaw movement device, and more particularly to a multi-degree-of-freedom jaw movement device for performing jaw movement training by performing an opening / closing movement and a back-and-forth movement relative to an upper jaw and a lower jaw.
[0002]
[Prior art]
In general, opening training is performed as a part of functional training treatment for cases of opening and closing mouth problems. At that time, for example, as a treatment for certain types of temporomandibular disorders, a jaw movement device for performing opening / closing training for forcibly opening a place where the jaw is not sufficiently opened by an external force is used.
[0003]
In FIG. 10, the block diagram of the conventional jaw movement apparatus is shown.
In the conventional jaw movement device shown in FIG. 10, the upper lever portion 110 and the lower lever portion 120 are coupled using the connecting portion 130 as a fulcrum. In this device, the patient's jaw is opened (or closed) by closing (or opening) the upper lever portion 110 and the lower lever portion 120 on the therapist side. In addition, between the upper lever part 110 and the lower lever part 120, the traction rubber | gum 140 etc. may be provided auxiliary.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Conventionally, it is a jaw movement device that trains jaw movements with only opening and closing movements, that is, only one degree of freedom. Therefore, the actual jaw movements are complicated, including front and rear, but in directions other than opening and closing. I couldn't move my chin. That is, in practice, the jaws move in a curve or the like in the front-rear direction, but do not move in such a movement direction, and it is difficult to train in the front-rear direction.
[0005]
In view of the above points, an object of the present invention is to provide a jaw movement device that can perform exercise training not only in the opening and closing direction but also in the front-rear direction.
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a jaw movement device in which a therapist or a patient himself / herself feels a reaction force of a patient's jaw and applies an external force of appropriate opening / closing operation and front / rear operation. It is another object of the present invention to provide a jaw movement device that can adjust jaw dimensions, movement range, movement force, and the like, and can gradually apply an external movement force at an appropriate speed.
[0006]
It is another object of the present invention to perform a forward and backward and open / close jaw movement at a low cost and with a simple manual structure, and to achieve a great therapeutic effect.
Further, according to the present invention, by providing an open / close latch mechanism, the lever once closed maintains a constant opening distance (opening amount, opening angle, etc.) on the patient side even when the therapist or the patient himself releases his / her hand. The purpose is to exercise and exercise stably only in the back and forth motion.
[0007]
In addition, the present invention is provided with an opening operation stopper, so that if the therapist is holding the lever with a certain force or more, the opening is kept in a state with a certain opening distance to move back and forth. It is an object of the present invention to enable a person to feel the opening / closing force of the patient's jaw constantly and to respond quickly when an excessive force is generated at the opening / closing port due to the forward / backward movement.
Another object of the present invention is to provide a jaw movement device that is hygienic, safe and easy to maintain by employing a removable mouthpiece.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the first solution of the present invention,
A first lever portion and a second lever portion having one end as a load side and the other end as an opening side;
By closing or opening the load side of the first and second lever parts, it becomes a fulcrum for opening or closing the opening side, respectively, and the first and second lever parts interact with each other in the front-back direction. There is provided a jaw movement device having a connecting part for the purpose.
[0009]
According to the second solution of the present invention,
A first lever portion having one end as a load side and the other end as an opening side;
The second lever portion having one end as a load side;
A connecting portion serving as a fulcrum for opening and closing the opening side by opening and closing the load side of the first and second lever portions;
A linear guide part, one attached to the second lever part and having an opening side on the other, and movable in the front-rear direction; and an operation part for moving the opening side of the linear guide part in the front-rear direction Provided is a jaw movement device including a back-and-forth movement unit.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows a front view of a jaw movement device according to the present invention. FIG. 2 shows a plan view and a rear view of the jaw movement device according to the present invention.
The jaw movement device includes an upper lever portion 1, a lower lever portion 2, and a connecting portion 3. Each of the upper lever portion 1 and the lower lever portion 2 has a load side 4 at one end and an opening side 5 at the other end. On the load side 4, the therapist or the patient himself applies force to perform the opening / closing operation. On the other hand, the opening side 5 is applied to the mouth, teeth, dentition, jaw, etc. so that the patient can perform jaw movement training. A mouthpiece (tooth piece) can be appropriately provided on the opening side 5 so as to be removable or fixed.
[0011]
The connecting portion 3 serves as a fulcrum for opening (or closing) the opening side 5 by closing (or opening) the load side 4 of the upper lever portion 1 and the lower lever portion 2, and the upper lever portion 1 and the lower lever portion 2. Has a mechanism for mutually operating in the opposite direction (front and back direction of the patient). The connecting portion 3 includes a linear guide portion 31, a rack portion 32, and a handle gear portion 33. The linear guide part 31 becomes a guide which slides the upper lever part 1 and the lower lever part 2 mutually oppositely in a patient's front-back direction. The rack portion 32 is attached to the upper lever portion 1 and interlocked therewith. The therapist or the patient himself / herself moves the upper lever portion 1 back and forth with the lower lever portion 2 along the linear guide portion 31 by rotating the handle gear portion 33. That is, the upper lever 1 is moved to the front of the patient and the lower lever 2 is moved to the back of the patient according to the rotation direction of the handle gear 33, and vice versa. By moving 2 to the front of the patient, exercise training in the anteroposterior movement of the jaw can be performed.
[0012]
Thus, in the present invention, the right ends of the upper lever portion 1 and the lower lever portion 2 are applied to the upper and lower teeth of the patient, and the left end is gripped by the therapist (operator) or the patient himself, so that the patient's jaw is held. While being able to open, turning the handle gear part 33 moves the upper lever part 1 and the lower lever part 2 relatively in the left-right direction of the figure, and can move the patient's jaw back and forth. In addition, since the movement can be performed with multiple degrees of freedom in the front-rear direction in accordance with the complicated movement of the temporomandibular joint, a smooth and effective opening / closing training can be performed. Furthermore, according to the jaw movement device of the present invention, the therapeutic person or the patient himself / herself can apply an appropriate opening / closing port and an external force for forward / backward movement while feeling the reaction force of the patient's jaw.
[0013]
Next, FIG. 3 shows a cross-sectional view of the jaw movement device according to the present invention. This figure is a cross-sectional view taken along the line AA 'in FIG. Hereinafter, the connecting portion 3 will be described in detail with reference to this cross-sectional view.
As for the upper lever portion 1, the upper jaw lever 10 is fixed to the shaft support 11 with a screw 12. Regarding the lower lever portion 2, the lower jaw lever 20 is fixed to the shaft support 21 with a screw 22.
[0014]
The linear guide portion 31 of the connecting portion 3 includes a slide rail 311, a slide block 312, a slide block base 313 and a bearing 314. The slide rail 311 is fixed to the lower jaw lever 20 of the lower lever portion 2. Further, the bearing 314 is attached to the shaft support 11 of the upper lever portion 1 so as to rotate by an opening / closing shaft 315 and a retaining ring 316. The rack portion 32 of the connecting portion 3 is fixed to the slide block base 313 and interlocks with the longitudinal movement of the upper lever portion 1. The handle gear portion 33 of the connecting portion 3 includes a front / rear operation handle 331 and a pinion gear 332. The front / rear operation handle 331 is connected to the pinion gear 332 and rotates it. The handle gear portion 33 is attached to the shaft support 21 of the lower lever portion 2 by a retaining ring 335 and a handle shaft 336 so as to rotate.
[0015]
In this example, the rack portion 32 and the pinion gear 331 are interlocked with a gear, but in addition to this, the rack portion 32 and the pinion gear 331 may be configured with appropriate interlocking means such as interlocking by surface friction and interlocking by a pulley / belt. Can do. Further, the handle gear portion 33 can be simply constituted by the pinion gear 332 without providing the front / rear operation handle 331. In this case, the upper lever portion 1 and the lower lever portion 2 can be moved back and forth in opposite directions by rotating like a jog dial. Moreover, you may make it provide a traction rubber | gum, a spring, an elastic component, etc. in the load side 4 or the opening side 5 suitably.
In this apparatus, a multi-degree-of-freedom jaw movement training can be performed by such a configuration and operation.
[0016]
Next, FIG. 4 shows a configuration diagram of a holding unit that holds the opening distance. Here, as an example, a case where an open / close latch mechanism is provided on the load side of the upper lever portion 1 and the lower lever portion 2 will be described.
The holding part 4 includes a ratchet 431, a claw 432, springs 433 and 434, and a stopper 435 as shown in the figure. With such a configuration, when the holding portion 4 is loaded so as to close the load side of the upper lever portion 1 and the lower lever portion 2, once the load portion is closed, the load side is not further opened. Therefore, the opening distance (opening amount, opening angle, etc.) on the opening side can be held so as not to be less than the opening distance once opened. With such a mechanism, the lever once closed does not open even when the therapist or the patient himself releases his hand, so that only the forward and backward movement can be stably performed at a constant opening distance. Further, by pushing the A portion of the claw 432 or the B portion of the ratchet 431, the upper lever 1 and the lower lever 2 that perform the opening operation are released.
[0017]
An open / close latch mechanism having a similar function can be provided on the opening side. In that case, what is necessary is just to make the structure regarding a latch gear contrary to the above description. Further, the holding direction of the latch gear can be reversed. Further, as the holding portion, a configuration (for example, a one-way clutch) in which the shaft such as the opening / closing shaft 315 is rotated only in one rotation direction can be employed.
[0018]
FIG. 5 shows a configuration diagram of the stopper. FIG. 5A shows a configuration diagram of an opening operation stopper provided on the load side of the upper jaw lever 10 and the lower jaw lever 20 as an example. Here, a screw 51 is attached to the upper jaw lever 10. By adjusting the screw 51 as appropriate, it comes into contact with the lower jaw lever portion 20 and does not close more than a certain amount. That is, if the therapist or the patient himself / herself holds the lever with a certain force or more, the opening side can move back and forth in the upper and lower jaws while maintaining the state at a substantially constant opening distance. In this case, the lever must be held, but the therapist or the patient himself can always feel the opening and closing force of the patient's jaw, so if excessive force is generated at the opening and closing due to the back and forth operation Can respond quickly. Further, the opening distance can be suppressed to a certain value or less so as not to apply an excessive load to the patient.
[0019]
FIG. 5B shows an example of a closing operation stopper provided on the load side of the upper jaw lever 10 and the lower jaw lever 20. Contrary to the previous step, the screw 52 is appropriately adjusted so that the opening side is not closed below a certain amount. Further, by moving the screw 52 through the elongated hole 53, the upper and lower jaws can be moved back and forth while maintaining the state of the opening side at a substantially constant opening distance.
[0020]
FIG. 6 is an explanatory diagram of the detachable mouthpiece. 6A and 6B are a front sectional view and a right side view of the mouthpiece attaching / detaching portion. This configuration is provided on the opening side of the upper jaw lever portion 10 and the lower jaw lever 20. FIG. 6C shows a configuration diagram of the mouthpiece to be detached.
[0021]
On the opening side of the upper jaw lever portion 10 and the lower jaw lever 20, a hole 645 is formed at the tip. A pin 641 is attached by a spring 641 so as to protrude into the hole 645. The mouthpiece (tooth piece) 644 is made according to the patient's dentition, and is attached to the mouthpiece lever 642. The mouthpiece lever 642 is provided with a hole 643 aligned with the pin 640. With such a configuration, the mouthpiece lever 642 can be fixed by pulling the pin 640 and inserting it into the hole 645 and pushing the pin 640 into the hole 643 with a spring force. The mouthpiece lever 642 can be easily removed by pulling the pin 640.
[0022]
In this way, the treatment can be performed more appropriately and effectively by using the mouthpiece adapted to the individual dentition of the patient. Further, the portion to be sterilized can be limited to the mouthpiece, which has a significant effect on hygiene. In this example, the hole 645 is provided as a mounting mechanism, but in addition to this, an appropriate lever end configuration such as an unevenness, step, plane, curved surface, etc., with an appropriate screw, stopper, fitting, etc. It can be attached using an attachment mechanism.
[0023]
In FIG. 7, the block diagram of the mouthpiece provided with the angle adjustment part is shown.
In the case of opening the upper jaw lever portion 10 and the lower jaw lever 20 by pressing the tips of the upper jaw lever 10 and the lower jaw lever 20 at one point of the dentition as shown in FIG. 1, the angle does not matter so much, but the mouthpiece as shown in FIG. When hitting, the angle between the dentition and the mouthpiece changes depending on the opening of the lever and jaw, so that it does not adhere properly. Therefore, in this example, the angle of the lower jaw side or the upper jaw side of the mouthpiece or both the lower jaw side and the upper jaw side can be passively and freely changed.
[0024]
A fixed mouthpiece 743 is attached to the upper mouthpiece lever 742, while an angle adjusting unit 7 is provided in the lower mouthpiece lever 744. The angle adjustment unit 7 includes, for example, a hinge pin 745 and a movable mouthpiece 746. The movable mouthpiece 746 can rotate with respect to the lower mouthpiece lever 744 in accordance with the angle of the patient's jaw and dentition.
Various mouthpieces and mouthpiece levers may be fixedly attached to the upper jaw lever 10 and / or the lower jaw lever 20.
[0025]
FIG. 8 shows a configuration diagram of another embodiment of a jaw movement device according to the present invention.
FIG. 8 shows the mechanism shown in FIG. 1 divided into a forward / backward moving part and an opening / closing operation part (a connecting part serving as a fulcrum for opening / closing). In this example, the front / rear moving part includes a linear guide part 93 that slides back and forth by a linear guide, a rack part 94, a handle gear part 96, a front / rear operation handle 95, and a front / rear lever 97, which are attached to the upper lever part 91. ing. Thus, the opening / closing operation of the opening side 5 can be realized by opening / closing the upper lever portion 91 and the lower lever portion 92, and the forward / backward movement is performed by the rotation of the front / rear operation handle 95. Therefore, the upper lever portion 91 and the lower lever portion 92 do not relatively move back and forth in parallel, and the operation in the two directions of the opening / closing port and the back and forth movement becomes independent. If the front / rear lever 97 is liberated, the jaws can be moved back and forth on the opening side 5 even during opening / closing training. In the present embodiment, treatment and training can be performed effectively and hygienically by attaching a mouthpiece.
[0026]
In FIG. 9, the block diagram of further another embodiment of the jaw movement apparatus which concerns on this invention is shown.
FIG. 9A shows a forward / backward moving unit using a forward / backward movement lever. In this example, the front / rear moving unit includes a linear guide unit 81 and a front / rear moving lever 82. One of the linear guide portions 81 is connected to the opening side 5. Various mouthpieces 83 can be attached to the opening side 5 as described above. The other side of the linear guide portion 81 is fixed to the lower jaw lever 20. The forward / backward movement lever 82 is connected to the portion where the opening side 5 of the linear guide portion 81 is connected, and the fulcrum is connected to the lower jaw lever 20. In this front / rear moving part, the front / rear moving lever 82 is operated to move the opening side 5 of the lower jaw lever part 20 back and forth along the linear guide part 81.
[0027]
FIG. 9B shows a back-and-forth moving part using a screw mechanism. In this example, the front / rear moving unit includes a linear guide unit 85, a screw mechanism 86, a rotary handle 87, a flexible joint 89, and a bearing 90. One of the linear guide portions 85 is connected to the opening side 5, and the other is fixed to the lower jaw lever 20. Various mouthpieces 88 can be attached to the opening side 5 as described above. When the rotary handle 87 is rotated, the opening side 5 of the linear guide portion 85 is moved in the front-rear direction by the screw mechanism 86. In addition, by using a large lead ball screw for the threaded portion, the reaction force of the back-and-forth movement can be transmitted to the therapist as the handle torque.
As described above, according to the configuration shown in FIGS. 8 and 9, the forward / backward movement part and the opening / closing operation part (the connecting part serving as the fulcrum for opening / closing) are divided, so that the forward / backward movement is trained while keeping the opening distance constant. be able to.
[0028]
In each embodiment and each example described above, the configurations of the upper lever portion 1 and the lower lever portion 2 and the connecting portion 3 related thereto may be reversed upside down. In addition, each configuration such as a stopper, a mouthpiece attaching / detaching portion, an angle adjusting portion, and a forward / backward moving portion may be provided with an opening side and a load side opposite to the above description, and an upper lever portion 1 and a lower lever You may make it provide the structure regarding the part 2 contrary to the above-mentioned description. Moreover, you may make it provide these each structure in both the opening side and a load side, or both the upper lever part 1 and the lower lever part 2. FIG. Furthermore, appropriate configurations such as a stopper, a mouthpiece attaching / detaching portion, an angle adjusting portion, and a forward / backward moving portion may be provided in appropriate combination. In addition, other embodiments of the present invention can be appropriately combined with appropriate configurations such as a stopper, a mouthpiece attaching / detaching portion, an angle adjusting portion, and a forward / backward moving portion.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a jaw movement device that can perform exercise training in the front-rear direction in addition to the opening and closing direction.
According to the present invention, it is possible for the therapist or the patient himself / herself to apply an external force of appropriate opening / closing operation and front / rear operation while feeling the reaction force of the jaw of the patient, and also the dimensions of the jaw, the range of motion, the exercise force, etc. Can be adjusted appropriately, or an external force can be gradually applied at an appropriate speed.
[0030]
In addition, according to the present invention, the forward / backward and open / close jaw movements can be performed inexpensively and safely with a simple manual structure, and a great therapeutic effect can be obtained.
Furthermore, according to the present invention, by providing an open / close latch mechanism, the lever once closed maintains a constant opening distance on the patient side even if the therapist or the patient releases his / her hand. Can train. .
[0031]
In addition, according to the present invention, by providing an opening operation stopper, if the therapist is holding the lever with a certain force or more, the opening can move back and forth while maintaining its state at a certain opening distance, The therapist always feels the opening / closing force of the patient's jaw, and can respond quickly when an excessive force is generated at the opening / closing port by the back-and-forth operation.
In addition, according to the present invention, by employing a removable mouthpiece, it is possible to provide a jaw movement device that is hygienic, safe and easy to maintain.
[0032]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a jaw movement device according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view and a rear view of a jaw movement device according to the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a jaw movement device according to the present invention.
FIG. 4 is a configuration diagram of a holding unit that holds an opening distance.
FIG. 5 is a configuration diagram of a stopper.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a detachable mouthpiece.
FIG. 7 is a configuration diagram of a mouthpiece including an angle adjustment unit.
FIG. 8 is a configuration diagram of another embodiment of a jaw movement device according to the present invention.
FIG. 9 is a configuration diagram of still another embodiment of a jaw movement device according to the present invention.
FIG. 10 is a configuration diagram of a conventional jaw movement device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Upper lever part 2 Lower lever part 3 Connecting part 4 Load side 5 Open side 31 Linear guide part 32 Rack part 33 Handle gear part

Claims

A first lever portion and a second lever portion having one end as a load side and the other end as an opening side;
By closing or opening the load side of the first and second lever parts, it becomes a fulcrum for opening or closing the opening side, respectively, and the first and second lever parts interact with each other in the front-back direction. a connecting portion for,
The connecting portion is
A linear guide portion serving as a guide for mutually operating the first and second lever portions in opposite directions;
A rack portion provided on the first lever portion;
A handle gear provided on the second lever and interlocking with the rack;
By rotating the handle gear portion, the first and second lever portions are moved in the opposite direction along the linear guide portion in the front-rear direction, so that the jaw movement is performed not only in the opening / closing direction but also in the front-rear direction. Multi-degree-of-freedom jaw movement device for performing training.

A first lever portion having one end as a load side and the other end as an opening side;
The second lever portion having one end as a load side;
A connecting portion serving as a fulcrum for opening and closing the opening side by opening and closing the load side of the first and second lever portions;
A linear guide part, one attached to the second lever part and having an opening side on the other, and movable in the front-rear direction; and an operation part for moving the opening side of the linear guide part in the front-rear direction includes a front and rear moving unit comprising,
The back-and-forth moving part is
A front / rear moving lever for moving the second lever part back and forth along the linear guide part by connecting an operating point with the linear guide part and connecting a fixed point to the second lever part; Or, it comprises either a rotary handle for moving the second lever part back and forth along the linear guide part by rotating,
A multi-degree- of -freedom jaw movement device for performing jaw movement training not only in the opening / closing direction but also in the front-rear direction by operating the moving lever or rotating the rotary handle .

3. The jaw according to claim 1, further comprising a holding portion that holds the opening distance more than an opening distance on the opening side that is once opened when the first and second lever portions are loaded so as to close the load side. Exercise equipment.

The jaw movement device according to any one of claims 1 to 3 , further comprising a stopper that prevents the opening distance on the opening side of the first and second lever portions from opening or closing beyond a certain level.

The jaw movement device according to any one of claims 1 to 4 , further comprising a mouthpiece attaching / detaching portion that allows the mouthpiece to be attached to and detached from the opening side of the first lever portion and / or the second lever portion.

The angle adjustment part which is provided in the opening side of the said 1st or 2nd lever part, and adjusts the angle of the said 1st or 2nd lever part and a mouthpiece is provided in any one of Claim 1 thru | or 5 The jaw movement device described.